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ハイブリッドオブジェクトとしてのポストデジタル理論

1増田:2022/09/12(月) 22:13:23 ID:eQ2CFhu2
デジタルパラダイムは、メディアを再帰的なアルゴリズムからメッセージを
再構築する複合的マトリクスへと進化させた。以後、メディアは自ら存在者
とヒト、オブジェクトとモノの関係を制御し、ハイパーテキストの原理から
なるメッセージがインタラクションによって変化しつづけるプロテウス的な
プラットフォームへと姿を変えた。

デジタル以降の様々な内観的イントロスペクティブな現象学の概念、
バイオ・コンピュテーション、インタラクティブ・ネットワーク、生命体の
形成過程における複雑系を融合することにより生成の偶発性と根源的再考性
を原点とするハイブリッドオブジェクトが社会の包括的地平として構築
される。

バイオデジタル論とはスペキュレイティブ・リアリズムと
ニューロ・キャピタリズムの理論を思想的基盤に様々に細分化さ
れた非物質的本性としてのモナドの生成と相互主観性論の内在性を
考察する社会学者、建築家の松本良多が主唱するデジタル以降の
社会における概念である。

人間中心的思想、相対主義を起点とする旧来の美術を越えハイブリッド
 オブジェクトの相互作用による代替の感覚性を重点とするビジュアル
カルチャーを松本良多は非存在的転回として提示する。

松本良多はバイオテクノロジー、トランスヒューマン、分子生物学、
生命体のみならず総合的なアクタントの有機合成の過程との
類似性を視野に生命と流動性とその潜在的対象からポストデジタル
実在論を生命の受動的自我のメタ科学として解釈している。


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