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「声とかでないし、逃げられないと思った」男性痴漢被害者の声を聞く
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:
名無しさん
:2015/11/11(水) 21:35:14
女性被害者でも同じだが、人によって被害体験やそれにどう対応するかは異なっている。一方で、【CASE1】や【CASE3】のように、被害を周囲に話した際に「笑われた」というケースは、やはり男性に多いのではないだろうか。「男性は性被害に遭わない」という思い込みからくる笑いなのだろうし、本人たちも「ネタ」として話しているからこそ周囲が笑ったのかもしれないが、痴漢が「他人から不当に侵害される犯罪」という認識があれば、被害者を笑うことはないはずだ。
また、「声とかでないし、逃げられないもんだなあ」【CASE1】「痴漢こわっっっっ」【CASE2】「何が起こっているのかまるでわからず、数秒なされるがまま」「とにかく怖かった」【CASE3】などの証言からは、男性であっても、突然の性的な加害行為に恐怖を覚えることがわかる。女性が痴漢被害に遭ったとき、「なぜ声を上げないのか」「反撃しないのか」という疑問が上がることがあるが、男性であっても恐怖から声を上げられないケースがある。また、【CASE3】や【CASE6】のように、体格的に明らかに不利であることも関係なく同性間で性的な加害行為に及ぼうとするケースを実際に聞いたのは初めてだった。
最もこれから考えていかなくてはならないと感じるのは、【CASE6】のように、被害を訴えても「味方」がいないケース。電車内で男性が「痴漢だ!」と叫んでも、「被害者はどこだろう?」と思う人の方が多いだろう。私でもそうだと思う。男性被害者が実際にいるということが広く認知されなければ、彼らが声を上げづらい今の状況は続く。(ちなみに女性でも、「痴漢被害に遭っても警察に通報・相談していない」と答えた人は304人中、271人(89.1%)/「電車内の痴漢撲滅に向けた取組みに関する報告書」(2011年/警察庁))。
冒頭に上げた「青少年の性行動全国調査報告」のうち、性被害についての統計をまとめたものが下記の表だ。これは性被害調査のほんの一例だが、性被害に遭うことは決して稀ではないという状況が分かるのではないか。性別に関係なく、他人の身体を侵害すること、性的な嫌がらせをすることはあってはならない。それは多くの人が同意するはずだ(と思いたい)。しかし、被害実態は知られているようで知られていない。実態が知られることが、性犯罪被害者への誤解や偏見を解く一助になると考えたい。
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