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【ムツケー四周年】六実っ子ちゃん綜合★14【清純/ビッチ】
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ひんやりとした手の感触が頬に触れる。
久しく嗅ぐ事の無かった花のような仄かに甘く、どこか優しい香りが鼻孔をくすぐる。それは…
(ああ…女の子の匂いでつど…)
幼い頃母の腕に抱かれた時と同じ、本能の知るこの上ない安堵感。
松戸さんはゆっくりと瞼を開く。
こちらを覗き込む10代半ば程の少女の顔。
少し緩めにウェーブしたショートボブにプラチナブロンドの髪。
ルネサンス期の絵画のように端正でありながら包み込むような優しさが溢れ出す柔和な顔立ち。
そして染み一つ無い白く透き通るような肌。
今まで会ったどの女性よりも美しい。松戸さんはそう思った。
(あぁ…わたくしはあの時、あの若者に殺されて、この人はきっと天使様なんでつど…)
「気がつかれましたか…?」
少女はにっこりと微笑む。
その瞬間、松戸さんはハッとして身を起こす。
ズキリ、と突き刺すような痛みが腹部に走り再びへなへなと身を横たえた。
そして今自らの置かれた状況を理解する。
頭に当たるこの柔らかな感触はこの少女の太腿。
今、松戸さんは公園のベンチに座った少女の膝を枕に介抱されているのだ。
そして下半身に感じるズボンの冷たさは恐らく失禁か脱糞、あるいはその両方を意味している。
それでも少女は嘔吐物で汚れた自分の顔を自らのハンカチを使って優しく拭ってくれていたのだ。
「お加減はいかがですか?
まだ具合が悪いようなら救急車をお呼びしましょうか?」
嘔吐物にまみれた松戸さんの体を優しく抱きおこし少女は尋ねる。
本当にこんな自分の事を案じてくれている。
これまで生きてきて拒絶される事はあっても誰かにこのような親切を受けた事は一度もなかった。
松戸さんの眼から涙がポロポロと零れ出した。
止めようと思っても止める事は出来なかった。
自分がただただ惨めで少女の優しさがただただ嬉しかった。
そして親子程に年の離れた少女の膝の上で、人目を憚る事なく幼い子供のようにわんわんと泣いた。
松戸さんの涙が、嘔吐物が、糞尿が、少女のピンクのベストを汚す。
少女は嫌な顔一つする事なく松戸さんはの体をさすり涙を拭いてくれた。
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