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The Sealed Swordman "K"
176
:
ザマコスキー(仮)
:2019/07/04(木) 23:59:41 ID:0Ce2VdZU0
次の瞬間、カナチは機械に端子を入れるように、けんまを"接続"した。二人は声にならない声を上げる。双方共に"本番"は初めてだった。
カナチはゆっくりと腰を動かしだす。予想以上の快楽に、カナチが動く度に周囲が見えなくなっていくけんま。カナチもけんまの上で徐々に"女"になっていく。
普段の男勝りな性格はどこへ行ったのやら、今では喘ぎ声を上げ、本能が赴くがままに腰を振り、快楽に呑まれていく。
快楽の渦の中、二人は一体となっていくような感覚を覚える。もはや周りの事はどうでもよく、今はこの快楽を楽しむだけだ。
やがてけんまは限界に近づいている事を悟る。カナチも自分の感覚からけんまの限界が近い事を薄々と感じていた。
そして仕上げと言わんばかりにペースを上げるカナチ。けんまの身体から何か熱い物がこみ上げてくる。
「カナチ…!もう出るンマ!」「オレも…もう限界!」そして二人が息を合わせたかのように絶頂する。
双方言葉には出来ないような声を上げ、その余韻を味わう。
しばらく双方は何も発しなかったが、やがて静寂を破るようにけんまがカナチに話しかける。
「カナチ…大丈夫ンマ?」「…何ら問題は無い。」「こんな事言うのもアレなんだけど、僕で良かったンマ?」
「…お前じゃなきゃ今頃再起不能になってたぞ?」「怖い事言うのはやめてほしいンマ…」
「でもお前には色々助けてもらったからな。流石にアレはちょっと引いたけど、お前だから許したんだぞ。」
そんな事を話していた二人だったが、この後妊娠が発覚して大騒動になる事は、この時誰も知る事はなかった。
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