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【棄てられた】ゴーストタウンで戦闘【街にて】
89
:
SAA
:2016/02/16(火) 01:03:28
ゼリー状の壁を見たウォルターは・・・・
「・・・・こいつは。」
――微妙だが少し妙な気配がする
「なんだろう、これ・・・・」
「恐らくこれを扱う能力を持ってる生物が居るんじゃないか?」
どっちにせよ、ルート変える為に来た道を戻らないといけないことは確定してるのだ。
「斬ったらあっちに気付かれるかもしれないから潰すなら強行突破はやめよう」
「そうですね」
そうして彼らは来た道を戻っていく。
90
:
あーに
:2016/02/16(火) 01:10:12
洞窟 地下湖前
3人が来た道を戻ろうとした時である。
「----!? わぁああ!?ウォルターさああああん・・・・・」
ミスティが壁となっていたゼリー状に捕まり、そのまま地下湖へと引きずり込まれていった。
地下湖
「やっぱりあった・・・
だけど嬉しくなる余裕がないですよ!?」
「・・・・」
目の前には、スライム状の巨大な塊。
半液体ゆえにもがいても解けることがなく、そのまま地下湖へと落とされていく。
「い、いくら防水と言ったって長時間の水没はキツいんですから・・・!」
91
:
そーりゅー
:2016/02/16(火) 01:12:02
アスタビニェ 北西部
枯れ木とわずかな雑草が生えているだけで、あとは青白い地面と、凍った池が見える。
空は灰色で細かな雪が降り、まるで古代で時が止まったままのような、静寂が支配する世界にいる。
「・・・寒い」
雪国には似つかわしくない浅黒い肌をした若い女性は、ツンと張り詰めた空気に慣れないでいる。
女性は厚手のコートを纏い、背中には大きなバックパックを背負っている。
まるで旅人だ。
92
:
SAA
:2016/02/16(火) 01:39:31
「しまった、壁そのものが生物かもしれないというのを忘れていた・・・・!」
「急ぎましょう!」
そう言い、二人は地下湖へと走る。・・・・そりゃもう風の如く。
「見た所・・・・スライムって奴だろうな。なら凍結させてしまおう」
「蒸発させたり通電させたりしてもよさそうですね。」
2、3分かそこら。数えてる暇あったら走れ!
「居たぞ!」
93
:
あーに
:2016/02/16(火) 01:44:05
「あぶぶぶぶぶ・・・・」
まだ浅いところだが、地下湖の底へと引きずられていくミスティ。
「た ち さ れ・・・」
スライムの一部が人間の形となり、カタコトで出て行くよう促してきた。
「し ず め」
94
:
SAA
:2016/02/16(火) 02:26:55
寝る
「・・・・」
フレアが無言のまま、一瞬だけ電撃を迸らせた片刃の剣で人型になったスライムを一閃。
「・・・まぁ俺も勝手に仕掛けてきて立ち去れだなんて喧嘩売ってきてるのかと思ったしな。」
背中の2本の刀を取り出して逆手持ちをする。
95
:
あーに
:2016/02/16(火) 03:55:18
同時刻 アスタビニェ南東部
「ひい・・・わかった、この件については無かったことに・・・」
「わが・・・がああ・・・・うわああああッ!!」
男の悲鳴が木霊するが、雪の降る音で誰にも届かない。
肉を切り裂き、引きちぎっていく音も聞こえない。
しかし、男の体には無数の切り傷と、それにより露出した内臓が飛び出す。
綺麗な死体になどなりえない殺し方を行っていく、影がひとつ。
だが、男を殺した人物の手に刃物などない。
「狩りの時間だ。行け。」
男の影から、突如オオカミが出現・・・アスタビニェへと放たれた。
96
:
あーに
:2016/02/16(火) 04:42:59
「・・・・た ち さ れ」
人型になっていたスライムの一部が切られ、スライム全体に電撃が走る。
しかし、コアらしき中枢部に届くほどではない。
「・・・・・・あっつー・・・」
「ごぼ・・・がはぁ!っぷふぇー。」
先ほどの電撃を防御するため、スライムがうっかりミスティを拘束から解放したため、水面まで上がってきた。
「フレアさん、あんまりですよ!?
私にスライムが絡み付いてるのにビリビリの剣でぶった切るなんて!」
多少感電したのか、装甲の一部に電撃が走っている。
割とプンスカしている。
「ともかく、私もたたか・・・・・えません。
相手が悪すぎて、能力が使えないです。
水分相手にどうやってエネルギーを吸えるわけないです」
「た ち さ れ」
ウォルターに流水のごとく襲い掛かる。
上からのしかかるように、包もうとする。
そして、回避したところで・・・
スライムが広く伸びるので、そのまま足元をすくわれてしまう。
97
:
SAA
:2016/02/16(火) 08:48:49
「死にはしないので大丈夫ですよ。結果的に脱出出来てますしね。」
特に悪びれず。
「・・・・今の所役に立ってないんじゃないですか?」
そしてこの発言である。
「はぁッ!」
斬れば瞬時に凍てつく刀で突っ込みながら上から下に斬る。
98
:
あーに
:2016/02/16(火) 15:08:47
「なっ!?じょ、情報とか・・・その・・・」
とか、からだんだん声が小さくなっていく。
自身ないじゃん。
「・・・・!」
斬られ、凍結した箇所を切り離し、そのままウォルターへと投げ返す
「・・・ッ」
そのまま細かい無数のゼリー状がフレアへと飛ばされていく
99
:
そーりゅー
:2016/02/16(火) 17:22:30
携帯端末に表示されたアスタビニェ全域の俯瞰図を頼りに進んで行く。が、かなり大雑把なため、いまいち役に立たない。
「・・・今どこにいるのか、もっと具合的な地図が欲しい」
100
:
あーに
:2016/02/16(火) 17:56:20
アスタビニェ南東
外はもう日没し、夜間へと入る。
この黒い男の狩りの時間が本格的に始まるのだ。
「・・・・・・そっちか」
北西の方向へと進んでいく・・・。
「しかもお目当てのあの女ときた 始末にかかる」
101
:
そーりゅー
:2016/02/16(火) 20:07:46
書き込むとこ間違えましたごめんなさい
日が暮れ始め、雲間からオレンジ色の夕日が漏れている。
「もうこんな時間か。さっき到着したばかりなのに」
こんな寒冷地を大きな荷物を背負って歩くと大変なことになりそうなので、ここで野宿することにした。
テントを張り、ランプに火を灯して明かりを作る。
102
:
あーに
:2016/02/16(火) 20:30:41
捕虜収容所 1階
「アオオオオオオッ!!!」
アズールMDらが収容所の改造をしているところ、オオカミが乱入してきた。
「エフゲニー君ちょっと失礼」
「ッ・・・!?」
アズールMDがエフゲニーの意識を乗っ取り、持っているコンクリート塊を放り投げて。
そこから、左腕のクジラの口からビームを吐き出し、オオカミを焼き殺した。
「・・・・・フン、オオカミごときがこのアズールMDに楯突くか!!
死後の世界で身の程を知るがいい、雑兵!!」
南東
「・・・・北東のがやられたか。
残りは南西、北西」
103
:
そーりゅー
:2016/02/16(火) 22:22:45
「・・・!」
外で音がした。小さな音が小刻みに聞こえてるので、何かが動く音だろう。
また人間の足音にしては音が小さいので、動物の足音だとわかる。
リリィは降ろしたリュックサックからブリーフケースを取り出すと、数字を入力して解錠し、中から拳銃を取り出す。
サプレッサーを取り付け準備を終えると、テントから手だけを出し、鈴を遠くに投げる。
オオカミが鈴の音に反応して投げつけた方向に近づくのを音で察知すると、テントから身を乗り出し、オオカミに向けて発砲した。
104
:
あーに
:2016/02/16(火) 22:59:50
「アキャインッ!」
発砲が命中したらしく、オオカミは多少の痙攣をしてから絶命し、消滅した。
「・・・・北西、あの女にはあの程度じゃあ手厚くない歓迎だったな」
この男、アクロはその北西へと進んできている。
105
:
そーりゅー
:2016/02/16(火) 23:29:35
「・・・ただのオオカミではない」
死体が消滅したのを確認すると、不吉さを感じた。
謎の敵に備え、テントをしまう。
106
:
あーに
:2016/02/17(水) 00:00:52
リリィから1km南東
「・・・・」
夜間の松ノ木の隙間から狙うアクロの狙撃・・・
「・・・・・・・・」
狙撃は待ち、絶好のチャンスで撃ちぬく。
「・・・・・・・・・・」
テントをしまって、周囲を見渡している「女」・・・
今だ。
SV-98の引き金を引き、すぐさまボルトアクションで次の弾を装填。
107
:
SAA
:2016/02/17(水) 00:52:57
洗濯物取り込み諸々家事やって疲れて寝てしまう・・・そろそろ改善せねば。
「その情報だって・・・・」
その先は言えなかった。ゼリーな弾が飛んできたからだ。
「っぶな・・・・」
「フレア!大丈夫か!?」
「うん、大丈夫。この通りだよ」
――問題ないか、良かった。
「・・・・さて、叩っ斬る理由が増えた。」
あっ・・・・
「ユクゾッ!」
先ほどよりも勢いが増して、逆手の二刀流で襲い掛かる。
原因となる行動からシスコンなこの男の暴走は始まる。後、拠点に帰ってからの制裁が確定した。
ただしすぐ倒せるとは言っていない。
108
:
あーに
:2016/02/17(水) 01:41:09
「・・・・」
ただの水分、いくら無闇にぶった切っても刃が水の中を通るだけ。
「・・・・・・・・・」
一部が左手の形となり、人差し指以外を曲げて、
クイックイッ・・・。
挑発のジェスチャーも行い始めた。
「・・・・・・ た ち さ れ」
109
:
SAA
:2016/02/17(水) 02:29:52
ね、寝ますよ・・・・
「・・・凍結してないのを見ると振り抜くのが早すぎたか。」
いかんいかん、熱くなってたかと自分を落ち着かせる。
「よそ見とかよくできますねぇ?」
いつの間にか接近していたフレアがコアらしきもののすぐ近くに深く突き刺す。
「切り離し続けようがそう何度も切り離し続けれないよな?」
絶対零度まではいかないが、凍る物体なら有効といっても・・・・・
その戦法じゃどのくらい掛かると思っているんだ・・・・・・やはり脳筋か・・・
110
:
あーに
:2016/02/17(水) 13:25:58
夜中に投げ込むつもりだったのに寝てしまう
「---・・・!!」
フレアから突き刺さった剣をそのまま水が掴み、地下湖へと引きずり込む・・・
「た ち さ れ・・・」
そのままフレアの身体をも水が包み始め、道連れをはじめようとしている・・・
「(・・・・このまま、この二人が溺れ死ぬのは上の意向でもある・・・
それでいいのだろうか・・・・)」
111
:
SAA
:2016/02/17(水) 14:30:15
やりすぎた、やりすぎたんだよ俺は!
「!?」
「! フレアっ・・・・!」
手を伸ばすが間に合わず引きずりこまれてしまうフレア。
「・・・!」
剣は何とか掴んではいるようだが、抜け出せるわけではない。
「(このままではフレアが・・・・死ぬ・・・!でも突っ込んだらフレアは助かっても俺が沈む・・・
そうなってもポンコツが引きずり出せばいいが、あくまでも協力関係だ。望みは薄い・・・!)」
ミスティをチラ見したが、すぐに水面に視線を戻す。
いくら一般人よりも遥かにスペックといっても人間、息を止めれる時間が限りがある。
それに鞘へしまおうとしてもしまえないのが今の状況なので、ウォルターにとっては強めの電流が流れている。
唯入る時点では問題ないのだが・・・・スライムに止めを刺す際に近づく事でウォルターの弱点を突いてしまう。
それなりの強さの電流なら即気絶してしまう。それが彼の大きな弱点だった。
・・・だが実験所から出て、冷気の刀や烈火の刀を手に入れるまではこの弱点はなかった。
理由は敢えて今は言わないでおこう。
そして引き摺りこまれてから6秒・・・
「えぇい!気絶が怖くて家族を、兄を名乗れるかぁ!」
二本とも納刀し、飛び込む!
「(こいつで終わりだ!)」
勢いが良かったのかすぐに距離が縮まる。零霞だけを引き抜き、死にぞこないのスライムのコアを狙い・・・・
寸分も狂わせずに貫いた。
直後に例え仕留めてなくともいいから、フレアを殆ど反応させずに水面の方に思いっきり放る。
・・・それに比例して少しずつ沈んでいく。何時もの彼ならこの程度は上がってこれる。
そう、放ると同時に電気が彼の体に達したのだ。
「(兄さん・・・!)」
空いている手を伸ばすが・・・もちろん届きはしない。そういっているうちに水面に達する。
「カハッ・・・ゴホッ、ガホッ!・・・兄さん!」
すぐさま息をスーッと吸って潜ろうとする。このぐらいならまだ届く・・・・が、それは十分息を吸えば、だ。
こんな中途半端ではギリギリ水面でリタイアしてしまうだろう。
それでもこの兄はフレアにとって一人しかいない肉親。それも精神年齢は見た目相応かそれ以下なのだ。
必死になるのも・・・仕方ない。
112
:
あーに
:2016/02/17(水) 14:35:06
「うが・・・おごげ・・・・おすし・・・・」
コアを刺され、絶命しながらもそのままスライムは水へと溶けていく。
フレアを包むスライムも水となり、解放していく・・・
「(・・・・・・お願いですので沈んでください。
私が解体されないための・・・犠牲ですので)」
113
:
SAA
:2016/02/17(水) 14:54:25
「(・・・・・・・)」
潜る際、視線で理解し、そして確信できた。・・・・アレは何かに恐れて自分たちを見捨てたのだと。
怒りが湧いてくるが、潰すのは上がった後でもない。拠点に戻った時に・・・
兄妹の腹パン各50発。そう決めたフレアの動きがよくなった。・・・・・腹パンするという気持ちだけでそうなるのか。
もうやだこの兄妹・・・・・!まともじゃない・・・・!
別段、呼吸を止めて・・・・最低限の動作で潜ればいい。ほら・・・すぐ離れてなかったとはいえ、すぐ辿り着いた。
「(いま、助けるよ・・・兄さん。)」
がっしりと掴み、水面の方まで上がっていく。・・・・そういえば銃持ってたけど、メンテしないと使い物にならなくなっちゃったね。
「(そして、覚えていてください。ビビッて助けるのを躊躇った貴方には・・・・・ご褒美があると。)」
・・・・あの発言から目覚め始めていたと感づいていたのか・・・・・もうやだこの妹・・・・
114
:
あーに
:2016/02/17(水) 15:15:05
「よかった、無事だったんですね・・・!」
白々しいその態度・・・ますます二人の逆鱗に触れる。
「さあ、水の確保もできたんです、拠点に戻ってエフゲニー君に報告をしましょう!」
満面の笑み、に見せかけたミスティの顔・・・
「バウッ!!ワウウウッ!!!」
遠くから聞こえる、獣の声。
「・・・・・なんでしょう?洞窟に・・・犬ですかね?」
115
:
SAA
:2016/02/17(水) 15:25:36
上がってみればこれである。フレア自体は材料が増えたと思うだけだが・・・兄が問題なのだ。
「・・・・・・・」
――兄がまだ気絶しててよかった・・・・でも気配かなんかですぐ理解しそう・・・
もし起きていたら・・・・50では済まないかもしれませんね。
こちらも平然と見せかけている。殆ど無表情だし、そもそも兄であるウォルター以外では何も読み取れない。
こういったことが上手なのだ。
「・・・・取り敢えず見てきてはどうでしょう。ポンコツとはいえそのぐらいはしてもいいのでは?」
「そうだぞ〜?今の所情報ばっかりで何の役に立ってないからなぁ?」
まだ気絶してるはずのウォルターの声。
「!?何時から起きて・・・・」
「今さっきの丁度だ。あぁ・・・少し眩暈がする・・・で、見に行ってきたらどうだ?」
116
:
あーに
:2016/02/17(水) 15:45:56
「は、はい・・・お二人とも満身創痍ですし」
遠吠えが聞こえる穴の方向へと歩いていって・・・・
「わああああああああああ!!!ワンコじゃなくて狼だあああああ!!!」
どうやら狼を引き連れて戻ってきたもよう。
「い、いぬも嫌いですけど、狼なんてもっとヤです!!
戦えません!!!」
「グアウウウウウ・・・・」
あ!アクロの オオカミが あらわれた!
117
:
SAA
:2016/02/17(水) 15:54:56
「チッ 役立たずが・・・・」
わお辛辣!もっと優しく包んでお兄さん!
「しかも臆病者・・・・・ポンコツな上にこれじゃあもう駄目ですね」
追い打ちかけないでいいから!
「違いない・・・・で、何か妙な感じだな・・・・ナマモノの狼じゃなくて作り物って感じだ。
いやまぁどこからどう見てもモノホンだがなんかな・・・・」
まぁ間違ってはいないんですがね・・・
「・・・・本調子ではないが、かなりの大分マシになった。」
焔塵を取り出す。
「さぁ・・・リハビリの時間だ!」
118
:
あーに
:2016/02/17(水) 16:02:27
「ひいい・・・オオカミも怖いけどこの二人も怖い・・・」
本音吐いちゃったよこいつ。
アクロの オオカミの かみくだく!
ウォルターにおそいかかる!
119
:
SAA
:2016/02/17(水) 16:19:32
「本音が出ましたね、20発追加。」
・・・・フレアの装備では接近戦限定でしかも人間でないと真価を発揮できない。
なのでこういう相手はウォルターに任せないとならないが、念の為剣を抜く。
「そぉら!」
いつの間にか左手に持ちかえていた零霞を振らず、
右手の焔塵で居合斬りを放っていた。その後に・・・・袈裟斬り。
居合はともかく、本当に殺す為の技を使用している。
120
:
あーに
:2016/02/17(水) 16:28:11
「アキャイーーンッ!」
アクロの オオカミは たおれた!
オオカミは しんでしまい すーっ ときえていった・・・
「・・・・え、20発追加ってどういう・・・
なにか元からする予定みたいな、えーと」
<<何をしているミスティ 止むを得んがこの二人の排除にあたれ。
聞こえているなら交戦せよ、ミスティ・ルティン!>>
二人にも聞こえる通信。
「え、あの聞こえてるんですけどまだ始末するのは早いっつーか・・・
その、私じゃ倒せないというか」
<<マカラ・ダカラ・ソウナンダも用意したのだぞ!
瀕死寸前ではないか、絶好のチャンスだろう!
君が解体されないためにも、いつ戦うか・・・わかっているはずだろう!>>
「ちょ、色々なことバラされちゃこま・・・」
<<通信アウト、始末せよ!>>
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あれ、これって最大のピンチ?
121
:
SAA
:2016/02/17(水) 16:38:56
「・・・・終わった・・・ん?」
「ん?」
――無線だろうか、・・・にしてはわざと聞こえる様にしているのか?
内容はというと・・・・
「ふ〜〜〜〜ん・・・・」
「へ〜〜〜〜・・・・・」
二人してジト目でミスティを見る。
「まぁ〜〜〜ぁ、そんな事だろうとは薄々思ってたけど本当だったとはねぇ〜〜?」
「全くですねぇ〜〜〜?まぁとりあえず・・・・・」
「「2人合わせて各人腹パン500回で!」」
逆に言うと普通なら始末するのだが、この二人の思考はおかしいので・・・・腹パンをすることで許すことにした。
力の込め具合?知らんがな・・・・・
取り敢えず、ギャグパートみたいなものなので死にはしないだろう。多分。
122
:
あーに
:2016/02/17(水) 16:48:47
「あの・・・手違いですよ、間違い電話・・・・」
ジト目で見られたミスティにはもう隠すことができない。
きっちり、このロボットの名前を怒鳴られている。
「ひえええええっ!!!」
(50*2)+20+(500*2)=1120発。
果たして無事でいられるのだろうか。
捕虜収容所 1階
「おかえり、お二人さん・・・とポンコツイレギュラー」
「・・・それより、なんでミスティが腕を握られてるの?」
123
:
SAA
:2016/02/17(水) 16:58:03
「あぁ、それはな・・・・」
ウォルターが洞窟に行って起こった事を説明する。
「まぁ依頼者からの唐突な電話を私たちに聞かれた結果がこれって事で。」
「仕方ない、仕事だからって罠にはめりゃ腹パン1000発以上は当然だからな。」
いやその理屈はおかしい。
「(にしてもあの狼は一体・・・・)」
124
:
あーに
:2016/02/17(水) 17:04:34
「あうう・・・本当の計画についてはあんまり乗り気じゃなかったんです」
「本当の計画、ねえ・・・言ってごらん。
言えば腹パンの回数も減らすように提言するが・・・」
「言えません・・・」
言いたくないし、腹パンの回数を減らされたくない、というのもあった。
「・・・・そういえば、この辺って生物はあんまり居ませんよね」
「ああ、ここにオオカミが突っ込んできたんだが、燃やしたんだ」
「洞窟のほうはどうだい、そっちは」
125
:
SAA
:2016/02/17(水) 17:27:12
「・・・・・・」
フレアの目が光ったように見えた。
既に何故言わないのかを少し理解したからである。
「そっちもか?やれやれ・・・・一体どうなっているんだここは。」
溜息。ここの所戦ってばかりである。鈍らないからいいのだが・・・・いい加減休みたい。
「なんかありそうですよね・・・」
126
:
あーに
:2016/02/17(水) 17:32:13
「・・・・とりあえず、その腹パンってやつをとっとと済ませるがいいさ。
いや、休憩してからでもいいが・・・」
「なんせ4桁超えてますし」
「それもあるが、だいぶ傷を負ったみたいだね」
<<・・・・・ミスティ。何をしている。
すぐにでも目の前の小僧を排除するのだ>>
「できませんって。左腕についてるバケモノに殺されちゃいます」
<<なんでもいい、とりあえずこのアスタビニェに居る連中を皆殺しにすればいい!
お前が使えない保険としてハンターも用意したんだからな!>>
「ちょ、そのハンターがよこしたオオカミにやられかけたんですから!
あの人は信用なりませんって!」
<<どっちも信用ならんわ、たわけ!>>
「・・・・・うー」
<<切るぞ、アウト!>>
「あ、まって・・・」
プッ ツーツーツー
「・・・・・・・・・」
127
:
SAA
:2016/02/17(水) 17:43:28
「んじゃちょっと休憩しようかね。」
ちなみに腹パンは確定事項である。回数はウォルターだけだが200回。
・・・戦闘しなくてもこれで鈍らずにすむかもしれない。
「二人揃って溺死しかけましたしね。」
そんな目に遭っても何故ああしたかは・・・・
「「((丁度いい玩具で発散できる・・・・))」」
腹パンの為である。・・・・これは酷い。
128
:
あーに
:2016/02/17(水) 17:48:41
「・・・・・・・溺死寸前か。
やはりイレギュラーだったか」
「いえ、違うんです・・・・」
「ウォルター君、フレア君。・・・悪いが、腹パンで気分を発散し終わったら。
このポンコツを上階の監獄に放り込むがいい。
本当に殺されても責任はとれないよ」
アズールMDの言葉がミスティに突き刺さる。
「あ・・・その・・・・」
「あと、兵器庫でこんなものを見つけた。
ああと、素材が・・・オリハル・・・コン・・・?ってやつ。
どういうことか地球上では生成しえない頑強な物質でできている、手錠だ。
このイレギュラーならどんなに暴れても壊れる事はないだろう」
「ひっ・・・そんなの前に来た時にはなかった・・・
兵器開発がそこまで進んでるだなんて・・・・」
「前に来た時・・・?」
「兵器開発・・・・・」
二人が呟いた。
「あ・・・・・・・」
129
:
SAA
:2016/02/17(水) 17:56:17
「まぁ・・・ブチ込んで、手錠かけて・・・・・毎回入る度に腹パンだな。」
こいついつも腹パンしようとしてるな。
「それ、いいかもしれませんね!」
「ほーう・・・・」「ふーーん・・・・・」
二人して同時にジト目でミスティを見る。
「「はい逮捕。」」
がちゃん。
「・・・黒線が足りないなぁ?」
「まぁブチ込んでから考えましょうって。」
130
:
あーに
:2016/02/17(水) 18:02:55
2階 労働者収容所
「・・・・・あう・・・・」
1階
「ふむ、とりあえず水についての問題は解除されたのだろう?
次は・・・・・アイツが言っていた、ハンターの排除をせねばなるまい」
「そうだもんね、オオカミに襲われてばかりじゃあ気がもたないよ」
その頃アクロ
アスタビニェ北西 南東ちょい
「南西もやられた・・・・まあ肩慣らしには過ぎたか」
「・・・・・・」
131
:
SAA
:2016/02/17(水) 18:15:36
「どうにか近づければ接近戦に持ち込めるんだがな・・・・」
相手が遠距離攻撃を有している可能性がデカい。
それにこちらの唯一の遠距離攻撃はフレアのリボルバーのみ・・・・それも水を拭き取らねばならない。
「まぁ今の所俺ら働き過ぎだし、そっちのお手並みを拝見させても構わないか?」
132
:
あーに
:2016/02/17(水) 18:18:08
「そうするとしよう。行こうかエフゲニーく・・・ん?」
「せっかく兵器庫があるんだ、何か使える武器が・・・・」
地下へと行こうとするが・・・
「このバカチンチンコォ!!」
左手が勝手に動き自分の頬を殴った。
「ほげぇ!?」
「私という最強の武器がありながら君は!!
浮気モノ!!たらし!!スケコマシ!!」
浮気、つまりアズールはメスということが判明しました。
・・・・正直、ビックリです。
133
:
そーりゅー
:2016/02/17(水) 23:08:59
「ッ!?」
反射的に体をくねらせ、地面に転ぶように伏せる。
弾は運良く左肩を掠めただけだ。反応するのが一瞬遅ければ頭か心臓に当たっていただろう。
134
:
あーに
:2016/02/17(水) 23:18:27
「・・・・カスめたか。じっくりでもいい。
傷を与えれば俺の力になる・・・」
このアクロ、股間がみなぎるのを感じる。
寒冷地に負けぬこの力・・・!
「・・・フフ、それでいい・・・・」
次の手駒は・・・
よし、鷹だ・・・・
空から狙う。
135
:
そーりゅー
:2016/02/17(水) 23:33:37
リュックを盾にして木々の間に身を隠す。
しかし枯れ木なので葉もなく、姿を隠すには不向きだ。
敵の位置も把握できていない以上、対抗手段はない。
136
:
あーに
:2016/02/17(水) 23:49:13
「ピィーッ!!」
上空から襲い掛かってくる鷹。
その急降下は時速100kmを超える。
「・・・見つけたか。上からじゃあがら空きだ」
137
:
そーりゅー
:2016/02/18(木) 00:09:46
パァァンッ!パァァンッ!
すぐさま拳銃で応戦する。サプレッサーは外した。発砲音で威嚇するためだ。
138
:
あーに
:2016/02/18(木) 00:23:05
その鷹、発砲音ごときでビビらず、銃弾2発は翼を掠めた。
そして・・・足のツメがリリィへとお見舞いをカケる!
「・・・・・終わりだ」
139
:
そーりゅー
:2016/02/18(木) 00:32:32
拳銃を持つ右腕を下げ、姿勢を低くし、鷹の強襲に備える。
そして鷹が急接近したところで、左手に隠し持ったデアナイフを振りかざし、鷹のツメが当たるより早く切り裂く。
このナイフには神経毒が注入されており、ナイフで致命傷を与えられずとも、神経毒が速やかに体に回り、麻痺する。
140
:
あーに
:2016/02/18(木) 00:36:00
「ピギェーッ!!」
足を切り裂かれた鷹はそのまま地面に落ち、神経毒で動けぬまま。
しかし、それと同時にリリィの左手が切り裂かれていく。
「・・・・・・・・いいぞ」
落ちた鷹に気を取られているスキに、次の狙撃で腹部へ狙いを定め、撃ち込む。
141
:
そーりゅー
:2016/02/18(木) 00:46:47
「くっ・・・!!」
左手に激痛が走る。だがそんなことに構っている暇はない。
右手の拳銃を盾に狙撃を防ぐも、拳銃は狙撃の衝撃に耐えられずグリップを残して砕け散る。
リュックを盾にして後ずさりする。
142
:
あーに
:2016/02/18(木) 00:48:51
「・・・・そうだ。狩りの本領は一気に追い込まずジリジリと、だ」
北西部南東から南西へと移動。
アスタビニェ北西部南西
「・・・・・・・ふむ、左手を負傷か。
いいぞ・・・ちぎれてくれるほどじゃないが・・・・」
143
:
SAA
:2016/02/18(木) 07:32:13
「これもうわかんねぇな・・・・フレア、お前のはカスタム品だから大体の部分を徹底的に拭けばいいが、
俺のはバラさないといけない訳だ・・・でもここはそこまでいい環境じゃないからな。」
こまめに最低限の処置をすればいいがこれでは性能に不安があるので一度持ち帰らなきゃならなくなった。
「でも、お前のは拭き終わってあれこれすれば使えるしな。・・・・念の為弾は換えよう。」
「兵器庫にあるのかな・・・・」
「あればいいんだ。なければ・・・・どうするかな。」
144
:
あーに
:2016/02/18(木) 13:51:15
「兵器庫でウォルターさん達の武器も手入れできるはずです。
問題は出入り口の扉が電子ロックかつパスワード方式でしたが・・・」
「あのイレギュラーならパスワードを吐いてくれるだろう。
早速2階に行って拷問なりなんなりで揺さぶるといい」
労働者収容所 2階
「うう・・・つらい・・・・」
ロボット工学三原則
第1条
いかなる理由があれ ロボットは人を傷つけてはならない
第2条
どういう条件化であれ ロボットは人から受けた命令を服従しなければならない。
ただし第1条に反する場合は無視していいけど
第3条
第1条、2条を破らぬ限り自らの身を守らなければならない。
どれを守ろうにも、ミスティには破ってしまう・・・
そういうわけで、アズールMDはイレギュラー、と揶揄したわけである。
「・・・・・・」
「やあ、随分ショゲているじゃないか イレギュラー」
マッコウクジラの頭をした、不明な生物と、その宿主である人間が面会に来た。
「・・・!」
「兵器庫のパスワードを言ってもらおう。
どちらに味方しても構わんが、ウソや吐かない場合は腹パンなど生ぬるい・・・
南東エリアの雪の中、あるいは凍ったため池に放り込んでもいいんだ」
「それは・・・やめてください・・・」
145
:
あーに
:2016/02/18(木) 13:59:25
(開いてないのにエフゲニー君が武器庫に行こうとしていたのは・・・
うん、アレだ。アズールMDに無理矢理こじ開けてもらうとかそういう・・・)
146
:
SAA
:2016/02/18(木) 18:54:25
「・・・ちゃんとした道具があればな。」
収容所二階
「まぁ嘘でなくても罠とか・・・かけられちゃったりしたからなぁ・・・・」
ウォルターが零霞を抜き、峰の方を向ける
「こいつは刀身全体がすんごーく冷たい。峰だろうと触れりゃ即凍傷。言っておくが・・・刺しも斬りもしない。
・・・・まぁ腹パンだけでもよかったんだが、そろそろご褒美になってしまうからな。」
「・・・・答えたほうがいいと思いますよ?」
147
:
あーに
:2016/02/18(木) 19:12:00
「パスワードなんてありませんよ」
「は?」
エフゲニーが呆れた顔をした、続いて
「ウォルター君、今すぐ凍った池に放り込もう」
と、ミスティを侮蔑した目で見る。
「いや待ってください!入力パネルはダミーでして!
そのパネルのフタを外して、赤いボタン押すだけで開くんです!」
「回りくどいなあ・・・」
「緊急時に不便じゃない、それ」
「本当ですって!!」
148
:
SAA
:2016/02/18(木) 19:43:07
「よし。冷たい水ぶっかけよう、そうしよう。」
「・・・思いっきり峰で叩けばいいんじゃないか?」
「今思いつきましたが、新たな属性を追加したらどうでしょうか?」
そう言い、フレアは雷纏を鞘から抜く。
「まぁ、拷問するかは今はおいておくとして。
・・・・仮に本当だとしても罠を張っている可能性は大いにある。」
149
:
あーに
:2016/02/18(木) 20:08:38
「まったくだ。それより・・・ウォルター君、イレギュラー。
何か忘れてないかね?」
腹パン200回。
「ひ・・・・やめ・・・」
言葉の割にはどこか嬉しげに見える。
「じゃあ、僕とフレアく・・・さんとで、武器庫を開けてきます」
「ごゆっくり、ウォルター君」
地下1階 武器庫前
<<パスワードを入力せよ、我らの同志>>
「・・・・こうか」
カバーを外し、赤いボタンが露出した。
「なになに。真実の赤、だと」
「ほう、なかなかイキな趣味してるじゃないか。ポチっとな」
赤のボタンを押すと、武器庫が開いた。
・・・・・・・それだけ。
いや、罠も何もなかった。
「・・・・逆に入ったら〜、かも」
「エフゲニー君、毒見感覚で私達だけでちょっと入ってみようか」
「うん」
入ってみても、何のギミックもない。
「・・・・・・・・」
「・・・一旦は信じよう、アズール」
「同感だよ」
150
:
SAA
:2016/02/18(木) 20:53:36
「あ、そうだな。今済ませよう。」
「じゃあ見てくるね、兄さん」
その後、地下に行くまでに殴る音が数回聞こえた。
「(真実・・・ねぇ・・・・)」
こんな所でこんな場所に兵器庫。真実とはよく言えたものだがよくある事だ。
「・・・・なんにもありませんね。」
特に何も起きないのを見て、フレアが続いて入ってくる。
流石に警戒しすぎだったろうか。・・・いや、警戒しておくには。ここで信じさせて・・・って事もあるかもしれない。
「とりあえず・・・これの弾薬を探さなきゃ」
BFRSW10のカスタムを取り出してみるフレア。・・・・意外とそこまで濡れてないので、ただ拭けばよさそうだ。
.500S&W・・・これがそのリボルバーに必要な弾である。
24発だけあれば大丈夫だったが・・・・今回は多めに持って行った方がいいかもしれない。
151
:
あーに
:2016/02/18(木) 21:01:20
「・・・エフゲニー君、なんだあれ」
武器庫の奥、へんちくりんな段ボール箱が1つ。
「銃お手入れセット 今なら1800円!・・・・
・・・・・フレアさん?」
うさんくさいグッズのわりには銃の手入れがきっちりできるキットであり、
これなら水没した銃もピカピカ新品同然だろう。
「・・・これ、どうです?」
2階
「おふぅっ!うぐ・・・・・いだ・・・い・・・・っ」
やめて欲しそうにはしていない。
「装甲越し・・・じゃダメ・・・・
せめてちょっと内部のボディを直接・・・お願い・・・・・」
装甲をパージ、あちこちがひび割れている。
完全に悦に入っている顔で、もっとやって欲しそうにクネクネと腰をくねらせ・・・
152
:
SAA
:2016/02/19(金) 04:58:09
「何で円なんだろう・・・・?」
胡散臭いというより何で円なのか・・・・
――そんな所にネタを仕込まなくても・・・
「(なん・・・だと・・・・)」
驚愕したのだ、ちゃんとしっかりしてるお手入れキットであった事に・・・・
「・・・・・使ってみる。」
「その癖に嬉しそうだな?」
ゴミを見るような目線。・・・・・うん、これ、完全にアレだ。スイッチ入ってる。
「ポンコツでマゾか・・・・救えないな、本当に。」
そう言い、6回腹パン。
153
:
あーに
:2016/02/19(金) 05:07:19
「・・・・これが1800円というと・・・」
「だいたい1200ルーブル」
「やす・・・」
「あひ・・・いぎ・・・
ポンコツでダメな探査ロボなんです・・・
戦うだなんて出来ない出来損ないパーツ欠損なんですー・・・」
ご満悦。
「はぐぅぅぅっ!!!」
6発、装甲の防御なしに腹部へと衝撃が来る。
「ぎ・・・ぎもぢいい・・・」
154
:
SAA
:2016/02/19(金) 07:19:36
「・・・・・・・・・・・」
――しかも安い・・・・!?
「どういう事なの・・・・」
取り合えず使えるようだから使ってみることにした。
「その通り、でー・・・本当の目的は何だったんだぁ?」
追加で7発。
「言わなくてもいいが・・・・残りはおあずけにしてやろうか?」
殴ろうとした手を止める。
155
:
あーに
:2016/02/19(金) 12:32:38
「カップラーメンといい・・・
ここの倉庫関連の主は日本が好きですねえ」
「ああ、わざわざタカダで売ってるようなモノまで買ってるんだ」
「タカダ?」
「甲高い声の男でね・・・」
「うぐぅぅぅっ・・・!!」
7発、また来る。
「はひ・・・それは・・・・
本当の目的は・・・
通信している人から追って伝えられるので・・・・
ただわかってるのは・・・・・
研究のため・・・とかどうとか・・・・」
156
:
SAA
:2016/02/19(金) 17:11:02
「・・・・聞いたことないですね・・・・・・・」
――それにしても本当に使い勝手のいいキット・・・・
「よし・・・粗方終わった・・・・かな?」
早いし・・・何故に疑問形なのだろうか。因みに唯一の遠距離武器なので手入れはしっかりとしている。
「よく言ったな、ご褒美に10発だ。」
そして宣言通り10発。
「・・・だが、こちらが欲しい情報をあちらが教えるとも限らない。
・・・・そこで、気付かれないように情報を聞き出してほしい。・・・研究という言葉がかなり怪しいからな。
で、まだ欲しいか?」
157
:
あーに
:2016/02/19(金) 17:16:01
「おおー、水浸しビッチョビチョだったのに・・・」
「傷を除けば本当にピカピカなんだね・・・すごいねコレ」
「さて、用は済んだしハンターを狩りに行ってきます〜」
1階へ戻り、そのまま”ハンター”を倒すべく外出。
「っふぅーーっ!!」
10発をお見舞いされ、痙攣。
「あひ・・・はひ・・・
やってみせましゅ・・・・・・
まだ、54発しかやってましぇん・・・・
あと156ちゅ・・・」
158
:
SAA
:2016/02/19(金) 17:55:40
「えぇ、ホントにそう思いますよ・・・・」
――戻ったら兄さんの知り合いに頼んで仕入れてもらおうかな。
当然払うのは兄。・・・・いやまぁ十分あるんだけど。
「頼みましたよ〜」
フレア自身は一回しか戦っていないけど、そろそろウォルターが過労死・・・・しはしないのは分かってるね。
でも休ませなきゃね。仮にも人間だし。
「よく言った!じゃあやり遂げることを信じて一気に行くぞ!
簡単にダウンするんじゃないぞ?」
その後は・・・想像し難くはない。
159
:
あーに
:2016/02/19(金) 18:09:21
いざ外に出てみたエフゲニーコンビだが、
「そのハンター、どこに居るんだろ・・・・・」
「まったくだ・・・」
この始末。
54+156=210だが、
何故10回増えているのかというと、ご褒美の10発は加算されたもの、と思っていい。
そうして、やっと筋肉ダルマに近い男に196発も身体中を殴られ続けたミスティだが。
「ひゃく・・・きゅうじゅう・・・ろく・・・・」
よくぞここまで殴られ続けた、ミスティ・ルティン。
ただし、残り924発である。
「うぐ・・・あとよんぱちゅ・・・・おねがいしまぁす・・・❤」
媚びる声で、渾身のコブシを求めていく。
もはや、性別がないこのロボットがメスのような振る舞いをしているのは滑稽としか言いようが無い。
160
:
SAA
:2016/02/19(金) 18:28:57
「弾丸・・・それなりにあった・・・・」
――・・・そういえば、ハンターの居場所聞いてなかったけど場所分かってるのかな?
「兄さんの所に行けば分かるかな?」
「いいだろう、ほらッ!」
お望み通りに4発。
「さて・・・言い忘れていたが。ハンターはどこら辺に居るんだ?」
その状態の奴に聞く質問か。
161
:
あーに
:2016/02/19(金) 18:37:51
「げほ・・・その・・・
ハンターはGPSとか持ってなくて・・・・」
<<もういい、ミスティ。お前には心底呆れた。
彼にはきっちりGPSも持たせたし、これ以上人を騙すのはよくないな。
お前は結局解体されるべき、と上層部も判断した。
さて・・・。このポンコツデバイスが失礼した、ムッシュ ウォルター。
君達がお目当てのハンター、アクロ・オベンチュラはアスタビニェ北西部に居る。
だが・・・まだ交戦中だな。しかし、彼はそれなりに強いさ。
アスタビニェ・リクグソクムシやマカラ・ダカラ・ソウナンダを始末した君でも手ごわいぞ>>
ミスティの通信機から声。
「げへ・・・うぐ・・・」
<<ムッシュ・ウォルター。このポンコツが寒冷に弱い事は承知だろう。
最初から欠陥機であったコイツなどアテにしてなかったが、裏切るとはな。
こんなブツなど知った事か。スキにするがいい>>
162
:
SAA
:2016/02/19(金) 18:55:07
「・・・やっぱり聞いていたか。・・・あぁ、状況提供感謝する。」
教えてくれるかどうかは賭けだったが・・・・どうやら運が良かったようだ。
まぁここんところ・・・酷い目に遭ってたしね?
「しかしこちらが有利になるような情報を少しでも伝えてもいいのか?
・・・本当に少し、だが。」
163
:
あーに
:2016/02/19(金) 19:02:44
<<我々は敵であろうが有能な者を歓迎する。
君は次の世代の人類の階段を登るに相応しい人材だ>>
「・・・・」
<<そのロボットは能力者であるにも関わらず、使わずじまいだ。
とある過去のトラウマからか・・・まったくお笑いだ。
君が能力者であるならば、能力を存分に使いたまえ。
君そのもののためでもあるし、我々ひいては人類のためだ
ではアクロと戦った後で会おう、ムッシュ>>
ブツッ ツーツーツー
「えっと・・・私、クビになっちゃいました・・・・えへ」
164
:
SAA
:2016/02/19(金) 19:50:07
「・・・切ったか。・・・・俺、能力は持っちゃいないんだがな。」
ミスティの方へ向き直る。
「・・・まだ通信機としての役割はある。」
「兄さん、まだ居ます?」
「フレア?あぁ、居るぞ。」
「今エフゲニーさん達がハンターの所へ向かったのですが・・・」
「それは聞いてある。・・・この町の北西部だとさ。」
「・・・・私も行きます。」
「分かった、早速行くぞ。」
165
:
あーに
:2016/02/19(金) 19:56:03
「あ、待ってくださいウォルターさん
・・・・・やっぱなんでもないです」
このポンコツがぁ。
アスタビニェ 北西部南西
「えーーと・・・どこだろ?」
「・・・・・さあ?」
その辺でうろうろしている二人。
そんでもって、近く
「・・・・・・・」
くそ、邪魔が入ったか。
おまけにオレのすぐ近くに居る・・・・
息を潜めろ・・・・
狩りは一時中断だ・・・・
「アズール?ハンターだからこんなところに居るわけないよ」
「というと?」
「ハンター、っていうと木々に隠れてたりするんだ。
こんな雪の中に居たらバカだよ。凍え死ぬよ」
悪かったな、バカで。
「・・・・・・・・・・確かに一理ある。
だが、今までの常識が通じないような相手ばかりだった・・・
その雪の中でほくそ笑んでいるだろう」
逆に苦しいわ。邪魔だわ。
166
:
SAA
:2016/02/19(金) 20:07:11
「・・・何でもないなら呼ばないでくれ。」
そして二人は北西部へと向かった。
「此処から警戒するぞ・・・・静かにしておこうな。」
「うん・・・」
数年ではあるが、戦場と書き加えられた遺伝子は彼らを戦士へと仕立て上げた。
その結果、気配を殺しながら周囲の気配を感知するまでに至った。
歪な愛が此処まで彼らを生き延びさせた訳だ。
「・・・・気配がまだないな、もう少し進もう。」
「・・・・」
頷く。
167
:
あーに
:2016/02/19(金) 20:20:12
数分後
「・・・・あ、ウォルターさん」
「それにフレア君もか」
「どうしたんです?」
「我々の心配かね?大丈夫さ・・・・」
「それよりも、ハンターは女みたいですよ」
エフゲニーが指差す方向には、リリィが。
「加えて、傷も負っている・・・
これは好機だと思わんかね?」
いや、お前らの足元に隠れてるのがハンターだよ。
168
:
SAA
:2016/02/19(金) 20:33:29
「・・・・その様子だと見つかってないようだな」
「でもおかしいですね・・・何か妙です。」
「あぁ・・・・気配が1つ多い。本当に微かだが・・・・直ぐ近くで様子を伺っているかもしれない。
確実なのは、ハンターがあの女ではなく・・・・・」
ハンター・・・・アクロが隠れている所を見る
「そこのお前だろ?・・・・アクロ・オベンチュラ。」
169
:
あーに
:2016/02/19(金) 20:43:58
「え?」
「おや・・・・?」
「チッ・・・!!」
エフゲニーが足元を見て驚き、
アズールMDがとっさに口を開いて、
アクロは逃れんと、とっさに雪から飛び出して木々へ飛び移る。
追い討ちといわんばかりにアズールが口からビームを連射するも、当たらない。
その動きはまるで・・・
「「ニンジャ・・・・!」」
「あの女を始末してから本格的に相手する予定が狂ったか・・・・」
「じゃ、じゃあ、あの女の人は!?」
「おそらくは、ハンター、アクロ何某が狙っていたターゲットか何かだね」
170
:
SAA
:2016/02/19(金) 20:57:27
「いい動きをするじゃないか・・・・久々に本気を出さざるを得ないな・・・・」
「兄さん・・・・・」
はぁ、とため息をつくフレア。
「えっ何で呆れてるの!?」
「もう常人アピールできないよ?」
「・・・あっ・・・うんでももう今更だし・・・・ここに来てからなんか慣れてきたよ。」
「まぁでも・・・まずはこいつをどうにかしてその女は・・・・今は後にするぞ。」
171
:
あーに
:2016/02/19(金) 21:06:41
「1対3・・・いや、4」
エフゲニー、ウォルター、フレア・・・そして、アズールMD。
その4人に対し、アクロ一人。
「面白い・・・」
木々から飛び降り、そのままエフゲニーへSV-98を発砲。
しかし、とっさにアズールの電磁シールドで防御。
そのままボルトアクションの装填をしてから、サバイバルナイフを構え肉薄。
「!?」
「少し借りるよ エフゲニー君」
「・・・わかった」
アズールMDからまばゆい光がエフゲニーに伝わり・・・・
「かかって来い、”ハンター”。1対3だろうが容赦しねえぞ」
アズールが意識を乗っ取り、口調も変わる。
そして、電磁シールドを一旦解除、アクロがサバイバルナイフを振ろうとするが中止。
「・・・ッ!」
罠と気づいたのか、一旦バックステップでアズールのビームを回避。
「腕についてるクジラごとき、とナメやがったな、オメー?」
「チッ・・・侮っていた」
アクロの左頬はビームで多少焦がされたが、かすり傷程度のもの。
「お二人さん。こっちの動きに合わせられるよね?
私らの玄関にオオカミけしかけた礼をたっぷりしてやるぞオラァアアア!!!」
172
:
SAA
:2016/02/19(金) 21:14:46
「・・・・」
一連の動作を見ていたが・・・・
「やっぱ、すげぇよな」
「うん、私たちも・・・負けられないね?」
「あぁ・・・」
二人は得物を抜く。ウォルターはいつものように・・・・フレアは、白い短刀「白連峰」を取り出す。
「任せろ!・・・・誤射はするなよ?」
「・・・・行きます!」
173
:
あーに
:2016/02/19(金) 21:23:14
「近接で要らんな・・・こいつは」
SV-98を投げ捨てたアクロ、両手がケモノ・・・いや、それに似せた機械の口となり、
右手でアズールの「頭」と取っ組み合い、左手でウォルターの得物を噛み砕かんと肉薄。
「ッ、こいつパワーが・・・!」
ビームを撃とうとしたアズール、しかしアクロの蹴りがアズール本体に炸裂する。
アズールそのものにダメージはないが、ビームがアズールの口内で暴発。
「くそがあああああっ!!!」
そのまま吹っ飛ぶが、暴発の勢いも構わず、ビームを照射。
「・・・頭に血が上ったか、素人め・・・」
本能的にわかったのか、アズールはメスと頭で理解し・・・
ダメージを与えた事に悦が来た。あのクジラそのものの破壊はあの少年の欠損だろう。
そう想像するだけで、自分の能力の勢いが増す。
ビームの軌道は単純で、アクロが難なくかわす。
そのままかわした動きのまま、右手のケモノの口を解除し、
左手がウォルターの相手をしつつ、フレアに接近、鷹を発射。
「ピギェーーッ!!」
時速100kmの勢いを近接で飛ばされた。
フレアは避けられるか・・・!
174
:
あーに
:2016/02/19(金) 21:27:55
お風呂はいるよー
「・・・・アクロ・オベンチュラか。
あの人、なんかまだ隠してるような・・・」
175
:
SAA
:2016/02/19(金) 21:34:51
「チッ・・・!舐めるなッ!」
思い切り振りぬく。「容赦も情けもない」、殺す為の斬撃。
そう、ウォルター・・・だけでなくフレアも相手が危険だと理解してるからからこその全力である。
振りぬいた後に逆袈裟斬り。・・・今の斬撃は零霞だ、マトモに当たれば拙いだろう。
「!」
直感で「何か」をしてくると感じ、その場で姿勢を低くし回避。そのついでに懐に入り脇腹に一閃。
「こいつ、今までの奴でもトップクラスだな・・・・!しかも強くなっていやがるッ・・・!」
176
:
あーに
:2016/02/19(金) 22:01:38
「甘い」
「・・・・!?」
吹っ飛ばされて反応が鈍ったアズールMDが見ていたのは、おかしいとしか思えない状況だった。
「所詮は非能力者か・・・。ナァ。
狩りにしては追い詰められた気分だが・・・」
ウォルターが振りぬいた斬撃も、逆袈裟も全てウォルターに返っており、
フレアもまた、脇腹に自ら一閃していた。
「・・・・説明しておこう・・・
お前らが自分を斬った理由をな。
俺の能力だ」
そう・・・
「思い描いたダメージを与える方法。
つまり、”お前らが自らを斬る”とオレが思い描けば・・・
自刃する。
ああ、想像すれば必ず成功する類やオーバーキルの想像は無効化だ」
「自刃も・・・必ず成功するんじゃないのか?」
アズールMDが我慢できず、質問した。
「ああ、成功するだろうな。こいつらが斬ろうとするのをやめない限り」
「・・・・・・・・」
そんな屁理屈な。しかし、今起きていることは、ウォルターとフレアが自らを斬っていた。
「狩りの時間も終わりを告げるとしようか・・・」
気がつけば、放り投げたSV-98の近くに居た。
「・・・・終わりだ」
ウォルターの眉間からわずか3cm、SV-98の銃口が突きつけられ。
引き金を引いた音が響いた。
177
:
あーに
:2016/02/19(金) 22:31:53
「ッ、ぐ・・・・!」
「させるかよ、ハンターッ!!」
とっさにフレアからBFRSW10をぶんどり、アクロへと撃ち込んだアズールMD。
しかし、とっさだった故に狙いが悪く、SV-98が弾けとんだ程度。
それでも、充分に働いた。
そのまま2発目、3発目、とアクロへ追撃をカマし、アクロの右肩に当てる。
「ぐあ・・・くそ、狩りは中断だ・・・!」
SV-98を拾いながら、人並み外れた跳躍力で南東部へと撤退。
「・・・・チッ、逃したか・・・っぐ!」
アズール本体へのダメージが大きく、意識を乗っ取ることも難しくなってきた。
そのままエフゲニーへと意識を返してやる。
労働者収容所までの道中
「・・・ウォルターさん!フレアさん・・・!」
「あの能力者・・・ただの能力者とは違うね・・・・エフゲニー君」
エフゲニーの右手はフレアを雪上で引きずり、
アズールMDの口は噛むというより持つ感覚でウォルターを引っ張っていく。
「・・・・・出血がマズい。
地下に医療器具の倉庫があったはず・・・」
「・・・・だが手当てする私たちが素人じゃあ助かりっこは」
「あるかもしれないだけ、マシだと思う!」
178
:
SAA
:2016/02/19(金) 22:45:30
「・・・・!?」
――おかしい、何故・・・・ともかく、完全に切れてはいないがそれ以上にまずい。
そう、バッサリときれーいに服が斬れているのだ、服の一部が凍っているのを見ると本当に危なかった。
・・・・この極寒の地では、この状態はまずい。だがウォルターは気付いてなかった、いや斬れてないと誤認していた。
速過ぎたおかげで凍ってはいないが・・・普通に斬れていたのだ
「・・・・えっ!?」
低いが驚愕の声、何が起こったのか分からない。だが脇腹を少し斬ってしまう。
――こいつの能力・・・?だとしたらおかしい。
そう考えているうちに・・・・銃口がすぐ近くに。
「・・・もう、終わりか。」
ゆっくり目を閉じた。
だが・・・・
「っ!?」
銃をとられたフレアは驚愕し、固まる。
直後にアクロに発砲されたのを見て、何が何だか。
そして道中。
「・・・・奴の能力は操るのではなく・・・・・
確実に死ぬ方法以外の事象を起こす・・・・しかも興奮するほど能力の強さは増す・・・・
クソ、最悪の相手だっ・・・!」
噛みしめるウォルター。
「・・・・っ」
フレアは痛みを堪えている。
「俺は輸血かなんかでいい・・・・傷口は焼いて塞げばいい・・・・半年で痕もなく完治だ。
先にフレアだ・・・・」
179
:
あーに
:2016/02/19(金) 22:52:03
「・・・・バカなこと言ってないで!
お二人とも等しく・・・」
「バカなのは君含めてこいつらだよ、エフゲニー君」
「え?」
「私とエフゲニー君で一人だ。それに言ったろ。
・・・・・・・こいつらを、いつから仲間と言った」
ウソだ。
アズール、このタイミングで僕までも裏切るだなんて。
”1対3”、って。味方ってこと、認めてたじゃないか。
この人たちと一緒に戦うつもりだって、思ってたのに。
何を言ってるんだ。
「・・・・・こちらは地下湖の水があればそれでいい。
ここまで来れば自力で収容所までたどり着けるだろう。
・・・・・・・あと、これは返すよ」
BFRSW10をフレアへと投げつけるアズール。
「・・・・・・ッ、アズールッ!!」
激昂するのも当然だった。これが、”ヒト”のやることか!
「・・・いいか。私がご主人だ。
この極寒でのサバイバル、ヒトは人でなしになる必要がある。
利用しくさってこそ、サバイバルと思うよ」
「・・・・・・・・!!」
180
:
SAA
:2016/02/19(金) 23:08:51
「・・・・・・・・まぁそうだな」
――そもそもこちらも心の底では味方とは思っていない。
にしても意外と深い・・・が、よく考えたら筋肉式止血でどうにでもなるしな・・・・
「・・・・。」
投げられるが難なくキャッチ。
――ちょっと響いたかな。
「もう遭うこともない事を願いたいね。
・・・・漁夫の利なんかで一緒に消されちゃかなわんしな。」
そう言い、収容所へと歩いてゆく。
「(碌な死に方しないぞ?まぁ・・・・俺には関係ないが・・・・)」
――・・・・これからは他の出会う奴には冷徹にしなきゃならない。
俺の中の・・・複数の遺伝子にからなる偽物、それでも強烈な殺意をぶつけてな・・・・
・・・戻ったら、治療次第・・・・・あのポンコツに腹パンしよう。
181
:
あーに
:2016/02/19(金) 23:12:05
「ウォルターさんっ・・・!
ごめんなさい・・・!」
こうするしかなかった。
アズールへの怒りを抑え込み、何もかもを忘れて南西の洞窟へと走った。
もう収容所には戻れない。
労働者収容所 2階
「・・・・・ふぁー、さむいなあ〜・・・・」
二人が今どういう状況であって、アズール”達”が裏切ったことを知らないミスティ。
「・・・・ウォルターさん、ちゃんと戻ってこれるかな」
182
:
SAA
:2016/02/19(金) 23:26:50
「何故だろうな・・・」
「・・・・人はみんなこうではないけど、なんかね・・・」
「まぁ過ぎた物は仕方ない。所で・・・傷は?」
「・・・・動くと開きそうだけど歩く分なら大丈夫かな?
兄さんは・・・・・あ、そうか、アレがあったね。」
「そうだ、でも治療しておくに越したことないからな。」
そうやって話しながらで大体7分後辺りで収容所についた。
183
:
あーに
:2016/02/19(金) 23:31:51
しばらくして、地下湖にたどり着いた。
アズールがビームの光で無理矢理洞窟を照らしたのと、
アズール自体のカンで迷わず到着できた。
「・・・・アズール。なんでさ」
「じゃああんな連中と仲良くなるかね?
特に女のほう、フレアとイチャついて結婚でもするかい?」
「そういう極端なことでもないよ。
助け合いとか、そういうのは」
「ないね」
「・・・・・・・そうか」
「今、無理矢理私を外そうとしているな?
ダメだね。エフゲニー君は私のモノだし、所有物が持ち主を裏切るなどできない」
184
:
SAA
:2016/02/20(土) 16:05:11
「・・・・やっと着いたか。」
色々な止血法を利用し、最大限に出血を抑えながらも収容所に辿り着く。
「まずは・・・治療室へ・・・行かないと」
「だが、あいつに一度起こった事を言った方が良いな。」
――・・・・・・あ、ずっと忘れてた。
「通信機の代わりになる物・・・リュックの中だったな・・・・」
「でもあれってここらじゃ・・・」
「電波届かないだろうしな・・・文明の利器といえど都合良くいくわけでもないか。」
2階へ上っていく。
185
:
あーに
:2016/02/20(土) 17:43:58
「ウォルターさ・・・・
どうしたんですか、その傷」
驚くしかない。
「・・・・ともかく、私に構わず地下で治療をしてください」
186
:
SAA
:2016/02/20(土) 18:17:10
「・・・・・アクロと交戦後、あいつらから手を切ってきた。・・・それだけを伝えに来ただけだ。」
本当にそれだけを伝えるために来ただけだ。
直ぐに治療しに向かった。
十数分かそこら経った
「・・・・・・出来るだけの処置を施したし、常人以上の回復力を持ってりゃ一週間で完治だろ」
「でも傷が開きそう・・・・」
「そんな心配は必要ないだろ、何しろ俺らは・・・な?」
「それもそうですね・・・」
急場凌ぎの応急処置ならともかく、こういったしっかりしてる場所ならば傷が治る速度も早くなる。
「(・・・・親父、やっぱり能力のない唯の人間が能力を持つ奴に敵う訳ないんだよ。)
・・・よし、上に戻ろう。」
「・・・うん。」
187
:
あーに
:2016/02/20(土) 18:23:47
「・・・・そう、ですか」
ミスティに腹パンをするほどの力もない、と悟った。
「あの、償いとしてせめて傷を癒している最中は。
私に・・・・・」
言いかける前に、二人は去って行った。
「・・・・・・・」
188
:
SAA
:2016/02/20(土) 20:13:43
腹パンをしなかったのはフレアに止められて若干しょげていたのだ。
疲れているように(実際疲れているのだが)見えなくもない。
・・・結局、腹パンする力・・・というより気力がなかったわけだが。
一階。
「・・・・・安静にした方が良いんだが、こうも本当に何もしてないと、な・・・・・」
「仕方ないですよ・・・・・それにしても傷らしい傷を負ったのは8ヵ月ぶりですね・・・」
そう言いつつも座って体を休ませる二人。
「まぁ・・・十分休んだには休んだと思うんだ」
「まだ1日も経ってないんですけど・・・」
はぁ、と呆れながらため息をつく。
「いいだろ?別に傷が開いたりするようなヤワな体じゃないし・・・・
・・・流石に腹パンしようとすると開くけど。」
「そういう問題じゃないですよ、というより結局それですか。
それは無駄に丈夫だからって限度がありますよ・・・・」
「・・・なら仕方ない、今日は出来る限り休もう。」
「(絶対体動かす気だ・・・・・)」
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