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【棄てられた】ゴーストタウンで戦闘【街にて】
277
:
SAA
:2016/02/23(火) 20:06:14
「元の世界で使命と役目を"横取り"され、理不尽な理由で人類の敵にされ・・・・
それから何度も狙われ、この世界に来てしまった・・・・そして、今度は・・・・・てめえらだ。
・・・・てめえらが"理不尽な理由で"命を狙うのが・・・俺は凄く気に食わねぇ!」
殺気はまだ出してない。・・・まだ、出す時ではない。
「それに襲ってくると断言するのは身勝手にもほどがありますねぇ・・・・」
「(能力が危険ならば、何があっても能力を使わないように言いつければいいしな。聞いてくれればだが。)」
――親父が望むか分からないが、一時的に乗っ取らせてそういう装置を作らせるのも一つの手か。
278
:
あーに
:2016/02/23(火) 20:23:25
「人類の敵・・・元の世界・・・・ねえ。
その元の世界とやらの人類は割かし正しかったってことだよ。
たった 一匹 のソイツより多くの人々の命を選んだ」
アズールはあざ笑うかのようにサーナの傷を見続けた。
「ふざけないでください!そうやってまた傷ついて悲しむこの子の気持ちが・・・!」
ミスティも反論したが。
「気持ちだとさ!あたかも兵器かのように生み出された存在に気持ちか!
滑稽だな、イレギュラー!」
「またイレギュラーって・・・!」
「・・・・アズールと言ったか。イレギュラーというのは間違いないぞ」
アクロの重々しい言葉がミスティを突き刺す。
「・・・・・・!」
「まだコイツらに教えてないのも無理はない。
数十ヶ月前に探査ロボとして現地組み立てされたコイツは・・・
極圏用の機体温度調節モジュールを組み込み忘れられ、そのまま南極に放り出された。
そして、零下の白銀の地でスクラップになるはずだったミスティは何故か生き延びた。
そこまではお前も承知しているだろう」
「・・・・・・」
ミスティの答えは沈黙だった。
「そして、命・・・いや、エンジンからがら生き延びたミスティは・・・
極圏の環境で芽生えた能力で南極基地の人間の生命力を能力で吸い尽くし殺した」
その話を聞いて、アズールは笑いを我慢できず哄笑した。
「やっぱりか!!電子頭脳の故障のせいだものね!!」
「そんなはずは・・・!」
「その罰としてこの地にロマンチックながらも放り出された」
「違う・・・!」
「お前がそのあたりのデータストレージを改竄した」
「違う!!」
「いつ破壊されてもいいように」
「黙れエエエエエッ!!!」
ミスティが激昂した。
「ロボット工学三原則第1条・・・」
「・・・・・・貴方のような人間を傷つけないための三原則ではありません!
私が信じる正義のためなら・・・」
「イレギュラーになる・・・か?
もういい 言葉は不要だ。
充分に敵同士であることも、人間並みの思考を持った兵器が危険であることも。
全て判明したしな」
279
:
あーに
:2016/02/23(火) 20:24:51
×極圏の環境で芽生えた能力で南極基地の〜・・・
○極圏の環境にて能力が芽生えた。そして、南極基地の〜・・・
ガバガバやないけ
280
:
SAA
:2016/02/23(火) 20:48:42
偶に変な文になるのはよくある事やな・・・・
「本当に危険なのは・・・・てめえらみてえな奴の存在だァッ!」
最後の強い怒気と共に、溜めに溜めた怒りを殺気としてぶつける。
と言っても、エフゲニー、アズール、アクロの方向のみで、フレアやミスティたちは浴びてない。
だが、尋常じゃないほど怒っているのは見ても分かる。証拠にフレアは固まっている。
殺気をぶつける、ただそれだけだが・・・彼は10数年だが、短期間に数々の死線を潜り抜けたり、
数百人レベルを遺伝子組み換え(と書いて)に使った猛者の殺気も含まれている。
少なくとも、殺気がビームになるくらいじゃないか?レベルには凝縮されてる。
お前みたいな野菜が居るか!
そして彼は決意した。殺す為の刃になり、『弱き者』を助ける刃にもならなければ、と。
――幼い頃、英雄に憧れた。でも、その背景がこんな酷い光景が隠されているのなら・・・・
悪魔にでもなってやろう。
「・・・・・お前らは一体何だろうな?人類の英雄様がたか?」
281
:
あーに
:2016/02/23(火) 20:55:12
「言葉は不要と言った」
そして、SV-98で迷いなくサーナを撃ったが。
「させません・・・」
腹部装甲でその銃弾を受け止めた。
毎度毎度の腹パンで鍛えられた耐久力である。
「・・・・・(ミスティから殺気を感じない。
最初から守る気でいるな・・・)」
「・・・・・・下がって、アクロく・・・・」
「させないって・・・言っているんですよ!」
アズールがビームを撃とうとしたが、エフゲニーにミスティの飛び蹴りが叩き込まれた。
その勢いでアクロもろとも吹き飛び、医務室の外へと出た。
「・・・・私はサーナちゃんを守ります。
ウォルターさん、フレアさん・・・その二人をお願いします」
282
:
SAA
:2016/02/23(火) 21:06:00
「(ミスティが・・・・守る為の盾なら・・・・・俺は・・・・)」
――壊す為の矛、いや・・・剣だ。
「・・・まかせろ。フレア、エフゲニーの方を頼む。『奴本人』を迷わず斬れ。」
「了解しました。」
「じゃあ俺はあのドグサレ変態野郎だな・・・・
ちゃんと守れよ?じゃないと腹パンよりドギツいのやるからな。」
283
:
あーに
:2016/02/23(火) 21:10:05
「当然です!ぶっ壊れても守ってみせますよ・・・」
「・・・・エフゲニー君!うおーい!
もう気絶しちゃったのか!起きろー!くそー!」
ベチンベチンベチンベチンッ
左腕のみ異様に動いてるのが最高にグロテスクである。
「んーぐ・・・ふげ・・・」
「少し意識を借りるよ」
「わかった・・・」
まばゆい青の光に包まれ・・・
「さあー、かかって来いよ!!」
アズールMDとして立ち上がる。
「・・・・・・あのロボ、馬力だけは・・・!」
スッと立ち上がるが、もう目の前にウォルターが肉薄していた。
エフゲニーという子供が吹っ飛んだ衝撃をぶつけられ、そのまま床に頭をぶつけてしまった。
それにより反応が大きく遅れ、能力のカウンターも間に合わない・・・!
284
:
SAA
:2016/02/23(火) 21:25:01
「(任せたぞ・・・・!)」
「そういや"お礼"がまだだったな」
隙が出来ているのを見逃さずに腹目掛けて本気で殺す程の威力を伴っているであろう拳を振るう。
当たれば生きていても衝撃が体中を駆け巡るだろう。最も、簡単に死なせるつもりはないが。
とは言え、もう触れているのだが。
「その体ごと・・・容赦なく斬り捨ててやりますよ・・・!」
雷纏を抜いて構える。
285
:
あーに
:2016/02/23(火) 21:29:11
「っぐ・・・・・アガア・・・・・!!
俺の・・・体が・・・・・!!」
腹部から全身へと衝撃がわたり、痛覚が悲鳴を上げる。
「・・・・・・・・!!」
そのショックで意識をコテンと失う・・・・
「!? アクロ君が出オチィ!?」
いきなりのダウンに驚く。
「・・・チィッ!」
そのスキに雷塵の一撃がアズールに向かうが、クジラの口で白刃取り。
286
:
SAA
:2016/02/23(火) 21:41:36
「おいおい・・・・・簡単に・・・気絶するなよ。
・・・・まだ終わってないだろ?」
焔塵を鞘から抜き、アクロの右足に突き刺す。
・・・・悪魔になると言っても悪堕ちしすぎじゃあないですかね。
お礼が一方的すぎィ!
「甘いですよッ!」
無理やり引っ張り、その勢いを利用して腹にヤクザキック。
「痛いですか?痛いですよね?・・・でもあの子は身勝手でつまらない理由で命を狙われたんですよ。
その痛み以上の痛みを受け続けながら。」
BFRSW10で追い撃ち。
287
:
あーに
:2016/02/23(火) 22:17:32
「---!!」
右足から燃えるような痛みが刺さり、息が乱れる。
「・・・・・ぐ・・・!」
意識を無理矢理戻され、痛みを直に味わっていく。
何故だ。アイツは能力者ですらない・・・
狩りの時間どころか、狩られているのはこっちだ。
冗談じゃない・・・・
「くそ・・・意識を共有させたアダか・・・・!」
腹への蹴りを喰らうも、追撃の銃弾は電磁シールドで防御。
「・・・フン!その豆鉄砲だけのようだな!」
フレアとウォルターから一定の距離をとりつつ、ビームを乱射。
288
:
SAA
:2016/02/23(火) 22:47:12
「まず・・・こいつは、フレアの分だ。」
死にも気絶もしない、唯痛いだけの蹴りを左のこめかみに直撃させる。
「そしてこれは俺の分だ。」
すぐさま反動を利用して今度は右腕を狙って蹴る。
「・・・・やっと希望を見出せばそれを摘み取る奴が現れる。
そいつが正しいと世界が言うのならこの世界の敵になってやる。」
「・・・・・・・。
(・・・・・俺は、決めたんだ。)」
ウォルターはその場からサッと離れる。直後にビームが通過した。
「・・・・手を掛けなくともいずれお前に飛んできて死ぬだろうな。」
刺さったままの焔塵を放置してフレアの加勢に向かおうとするが。
ビームが飛んできて向かえない。
「チッ・・・・」
「おや、こいつが見えないようですね?・・・・短いですけど。」
こちらに来るであろうと白い短刀(白連峰)を抜き放つ。
「(・・・・リーチの関係上かなり不利ですね・・・懐に入って斬れば・・・・なんとか・・・・)」
だが、距離を取られて乱射してきてるので・・・・思う様に進めない。
289
:
あーに
:2016/02/23(火) 22:50:27
「・・・・・・・・・」
俺の・・・狩りが・・・・!!
そうして、意識がまた飛び、右足の痛みだけが響く。
「・・・この施設もろとも・・・!」
地下の柱にビームを連射し、その連鎖反応でウォルターやフレア周辺の天井が崩れ落ちる。
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