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戦闘スレ
375
:
夜須
:2015/09/06(日) 01:33:39
???「ぐぅううううう」
あしもとがお留守。そういっているような唸り声と共に、
ヴァレンティンが溶岩のバケモノに飲み込まれた
376
:
あーに
:2015/09/06(日) 01:50:19
ヴァレンティン「---ッ!!潜りやがっただけか、畜生!!
ダメだ、完全に溶岩に包囲された・・・・!」
あいにく兵器にしか変形できず、溶岩に強いものというのは無理なもの。
ヴァレンティン「ーーーと言うとでも!?」
全身を熱に強いセラミックへと形成し、弾丸のように自らぶっ飛ぶ。
溶岩を脱出、そして変形を解除するも全身の火傷を負った。
ヴァレンティン「チッ、地に足つけちゃあ・・・・ぐっ!!」
服のところどころが焼け落ち、全身が炎に纏わりつかれる。
ユニア「よせ!!この島を消す気か!?」
その時聞こえた声。
ヴァレンティン「ユニアか・・・・!浄化を・・・頼む!!」
ユニア「・・・・悪いな、お前はやりすぎた。
やりすぎたんだ。私でも手に負えん狂犬に過ぎん。
せめて・・・その溶岩の中に抱かれて・・・!!」
ヴァレンティン「・・・・・。
俺をこの島に連れてきたのは貴様だ!!
存分に暴れられるディストピアと豪語した貴様が言うことかよォ!!」
激昂した。
痛みも忘れるほどの怒りが沸いた。
ユニア「そのディストピアにも守るべきものはある!!
何もかもを吹っ飛ばして、人間にされた仕打ちに報復なんて子供じみている!!」
ヴァレンティン「それしか・・・・することがないんだぞ!!
そういうことだけを奴らから植え込まれた、そうだろう!!」
ユニア「なら・・・・せめて、自分を変えるよう模索できただろう・・・」
ヴァレンティン「俺をこの島に連れてきた貴様が言えたことかよ!!」
ユニア「・・・・そうか。
お前は・・・最初から最後まで、兵器の試作だものな・・・
人間じゃあないからな。そりゃそうさ・・・・!!
そこの溶岩の怪物、もしやカリラか!!
もう奴は瀕死だ!!まともに戦えない!!」
それもそのはず。
ヴァレンティンならこんなことをせずとも、能力でユニアの眉間に風穴を開けられるはずだ。
だが、してこない。いや、できない。
もう限界を超えているのだ。
ヴァレンティン「ぐ・・・!!」
その限界のツケは・・・
377
:
夜須
:2015/09/06(日) 01:53:05
???「ぐるるるるるる」
溶岩のバケモノがうなり、ユニアごとヴァレンティンを消化していく
378
:
SAA
:2015/09/06(日) 01:53:07
「・・・・。」
何も言わずにランディングポイントへ向かう。
379
:
あーに
:2015/09/06(日) 02:15:11
ユニア「チッ!」
とっさに溶岩の何かの避ける。
相手は溶岩。ひどくのろく、ユニアの機動力ならものの問題ではなかった。
しかしそれはヴァレンティンを担いでいない場合のことだ。
ヴァレンティンの無数の傷を浄化しつつ、それでいて溶岩を避けていく。
余裕がなく、もはや逃げることしかすることがなかった。
ヴァレンティン「・・・・手に負えないんじゃなかったのか」
ユニア「面倒を見切れないとは言ってないさ・・・・
あれはもうカリラじゃあない。どうする」
ヴァレンティン「火口に叩き落とすのはダメなんだろうが・・・?」
ユニア「海にまで追ってくると思うか?逃げるが勝ちさ」
380
:
夜須
:2015/09/06(日) 15:20:44
???「ぐぅ・・・・・・」
また沈んでいく
381
:
あーに
:2015/09/07(月) 01:28:47
<<こちらシャルグリム1 ランディングポイントに到着。
さあ、乗って乗って!>>
すぐそこ、残り23m。
382
:
SAA
:2015/09/07(月) 20:45:39
辿り着き、飛び乗る。
「此処からどれくらい掛かる?」
383
:
あーに
:2015/09/07(月) 20:58:28
<<近隣の島までは無理です。
揚陸艦に着艦しますので・・・レーダーに感あり、これは・・・・?
多数の航空機に爆撃機、一体どこの・・・・?急いで乗ってください!>>
残り5m。
384
:
SAA
:2015/09/07(月) 21:46:54
「国連辺りか・・・!?それとも・・・・」
恐らく例のアレを始末するものだろうか。
「なんにしても巻き添えはゴメンだ!」
385
:
あーに
:2015/09/08(火) 00:57:32
<<速力750マイル、方角は・・・北西から!>>
ヘリ内の兵士がドアを開け、カーラとユウトを引き上げてすぐ閉める。
<<島内から離脱!退避します!
CP CP! こちらシャルグリム1!メインの赤ずきんともう一人男性を確保!
東洋人です! これより揚陸艦カナロアへ急行します どうぞ!>>
<<CP了解 所属不明航空機がセントジョシュワに接近している
ただちに離脱せよ アウト>>
島を抜け出し、南西の方角へ。
「カーラお嬢・・・!カーラお嬢!」
カーラの意識はどこか遠く。
「外傷はなし、おそらく心的ストレスなのだろう。
おそらくはアイツが・・・」
「待て。あまりこの話をするな・・・」
片方の兵士が会話を打ち切り、沈黙の機内と化した。
セントジョシュワ諸島 レッドマウンテン中腹
ユニア「・・・・ヘリの離脱、逃げ遂せたか。」
上空に舞うブラックホークの離脱を確認したユニアはヴァレンティンを降ろす。
ヴァレンティン「チィッ・・・ざまぁないぜ、ったく。
あの小娘の中身があれとはな・・・・
化け物ハンターの名を自分から・・・へし折りやがった」
ユニア「まったくだ・・・あんまり喋るな。」
ヴァレンティン「奴はどうやっても俺を殺したいらしいなァ・・・。
おめぇは奴と関係ねえ、一人で脱出しな・・・巻き添えはゴメンだぜ」
ユニア「かっこつける暇があるか・・・
ああだこうだお前を裏切って悪かった。
せっかくあんな大物潰せるチャンスが来たんだから、やろうじゃないか」
その目には輝きがあった。
気高き白銀のユニコーンの瞳。
その瞳から来る説得力は、ヴァレンティンを立ち上がらせた。
ヴァレンティン「・・・奴は岩肌だの自然のモノに溶けるんだよな。
だったら・・・」
ユニア「ああ、先ほどは反対していたが、島を吹っ飛ばして・・・・」
二人「「あの化け物を海に沈めてやる!」」
とてつもなくトーンとタイミングが揃った二人の声が火山に響いた。
386
:
夜須
:2015/09/08(火) 02:44:28
???「ぐるぅうう!!」
先ほどよりも大きな溶岩の怪物が口をあけ、襲い掛かる。
さながら大地を泳ぐ鮫のように
387
:
あーに
:2015/09/08(火) 03:27:58
ヴァレンティン「染み込めッ!!」
巨大な鉄の塊を火山の岩肌を殴りそこから変形、溶岩のデカブツを殴りつける。
ユニア「ソォラァ!!」
一方、ユニアは岩をもぎとり、そのままヴァレンティンへ投げつけて・・・
ヴァレンティン「ジャッキィィイロビンソオオォォォン!!!!」
岩肌をボール、鉄の塊をバットと見立てて打ち、溶岩のデカブツへ追撃。
388
:
リョク
:2015/09/09(水) 11:02:02
<風がもうこの島は危険だと言ってる>
「しかし、逃げるったって現実には行けないみたいだがどうする?」
<つながればいいのだけど>
スマートフォンをとりだし、どこかへ連絡を試みる。
「こちら、フランス陸軍。姓名とご用件、あれば階級も伺います」
<ニーナ・フェリエ。フランス陸軍所属、階級は少尉。用件は出先からの救難要請です>
「フェリエ少尉、確認が終了しました。ただちにそちらへヘリを向かわせます」
<私のほかに2名いるのですが可能ですか>
「可能です。SA 351(実際にはない)が向かうでしょう」
<感謝します>
<よかった。つながって>
『陸軍少尉?』
<そうです。私は戦争の話を聞いたときから軍に入ることに決めていました>
<成果が出て今は少尉になっています>
ヴァレンティンらがドンパチし始めた頃―
<来た>
パイロット「救助者はフェリエ少尉以下3名と聞いております。お乗りください」
SA 351の扉が閉められ、機体は空へと飛び立った。
残された馬たちは静かにその場から去って行った。
「乗せてやりたいのはやまやまだが、やむを得ん」
『つり下げるしかないからね』
ダリオらも船で脱出を試みていた。
「エンジンがないから手動だが」
人間の姿で漕ぎながら言う。
「危うく脱出できなくなるところだったし、まだ幸運だったよ」
ジェラも漕ぐのを手伝いながら言った。
ヘリと小舟はゆっくりとしかし確実に島から離れていった。
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