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春と邂逅の久新市のようです
600
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以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2024/06/02(日) 16:15:52 ID:UyjD4G9M
(/|O+O)
ハローの眼前に二つに分かれた壁が出現した。
片方は植物、片方が鱗である。
モナーが大雑把に薙ぎ払うと、銃を胸に抱えて睨みつけるペニサスと、破片に隠れた人影が二つ。
モナーは薙ぎ払った腕を振り上げて一つの破片を叩き落す。
しかし残った破片から光弾がいくつか発射され、モナーは唸りながらそちらも叩き落す。
彡 ゚三▼ミ゚) モニャ!?
二つの破片に隠れていたのは、両方とも砲口を腹に持った人形だけだった。
天井からモナーの背中に乗りあげて、腕だけ変身しているハローは砲撃を撃ちこむ。
ハハ ロ -ロ)ハ
彡 ゚三▼ミ゚) も"
モナーが飛び上がって背中でハローを押しつぶす。
崩れてくる天井の小さな瓦礫の間に、地に濡れたハローが見える。
ペニサスが銃を構える。
モナーが着地の瞬間にまた足を踏みしめた。
ペニサスは銃を撃たない。
次の跳躍はハローを押しつぶさなかった。
背と天井との間から光が見える。皮膚が焼けこげる匂いと音がモナーをひるませる。
ハハ ロ -ロ)ハ つっかえボー っていうんデスよ
もんどりうって着地した直後、サソリのそれを模した尻尾がよろめきながらハローに向かう。
その途中で鉛玉にぶつかった。
ハローはそれを横目で見てから、モナーに特大の光弾をたたき込んだ。
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