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o川*゚ー゚)oブーン系小説練習+読み物&イラスト総合案内所
55
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:20:28 ID:ZWmA6dwU
無人の廊下を進む。
_
( ゚∀゚)(*゚-゚)ξ*゚⊿゚)ξ
道中、様々な扉があった。
重そうな金属性の扉に、角の無い丸い扉。赤くない赤い扉に、何やら立ち入り禁止の札の下がったスライドドア。
ここは本当に警察施設なのだろうか?
そんなことを考えているうちにトイレに到着した。男のトイレを待つ。もれ聞こえてくる水音から意識を逸らすためにわざと大きな声で話しかけた。
(*゚ー゚)「美味しい?」
ξ*゚⊿゚)ξ「デリシャスだお」
(*゚ー゚)「そう、良かった。」
だお?少し変わった人だな。
その時、
「うわあああああああああああああ!?」
トイレの中から男の絶叫が聞こえた。
(*;゚-゚)「今の悲鳴!」
ξ;゚⊿゚)ξ「げ、忘れてたお」
女性が慌ててトイレに駆け込もうとする。
そして、ちょうどタイミングよく、トイレから駆け出てきた男と正面衝突した。
三ξ;>⊿)(∀゚ )三バチーン
56
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:21:06 ID:ZWmA6dwU
(*;゚-゚)「……気絶しちゃった」
(*;゚-゚)「なんだったんだろう……」
(*゚-゚)「とりあえず誰か呼ばなきゃ……!」
私はあたりを見渡した。誰かを呼びたくとも、女性がしっかりと腰ひもを握りしめたまま気絶しているので身動きが取れない。
届くのはせいぜいトイレの両隣の扉ぐらいのもので。
片方には『危険 立ち入り禁止』の文字。
もう片方はシンプルな扉。霊安室、と書かれている。
人が居る可能性は限りなく低いが、何もしないよりはマシだと、霊安室の扉を開けた。
室内を蛍光灯の光が照らしている。中央に置かれた台に4体の死体が並んでいた。
傍には蛍光色の液体の入った円柱形の水槽が置かれている。
死体の状態はどれも酷い状態で、酷いやけどを負ったものや、下半身が丸ごと亡くなっているもの、巨大な噛み痕だらけで青色に変色したもの。私は誰か居ないかと目を凝らした。
(%ωO) (Aメ) (´;;ω:;:`) (#メ;;-;)
見えた死体の顔は見覚えがありすぎるもので。
(*; -)「!?」
下半身が溶けた死体。
その顔は
紛れもない私自身の顔だったのだ。
じゃあ
(*゚ー゚)
私は誰なのだろう?
57
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:21:45 ID:ZWmA6dwU
・
(; ;;-゚)『はぁっ……はぁっ……』
('A`;)『ま、撒いたか……?』
(; ;;-゚)『なんなの、あの化け物は……?それに、この駅、すごく変』
('A`;)『わ、わかんねーよ!俺だって、普通に家帰ってただけだってのに……!』
(; ;;-゚)『……!?おにいさん、後ろ!』
('A`#)『え?』
・
58
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:22:15 ID:ZWmA6dwU
・
ズチャッ……グチャッ……
(; ;;- )『なんで……なんで私ばっかりこんな目に……』
ズル……グチャッ……ズル……
(; ;;- )『いや……いや……だれか、たすけ……』
(; ;;-;;)『あ”』
・
59
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:22:45 ID:ZWmA6dwU
・
遠くからサイレンの音が聞こえてくる。黒いコートに身を包んだしょぼんは燃え盛る塔を見詰めながら携帯電話に指を走らせた。
(´・ω・`)「対象射殺済み、駆除に当たって無関係の一般人が二人巻き込まれた。」
(´・ω・`)「んん……そこは大丈夫。警察と連携して放火事件としてこの件は処理してもらうことにしてもらったから」
(´・ω・`)「ああ、勿論。彼等には後で件の危険生物について話を聞かなくっちゃあならないからね。いつも通り、頼むよ。」
火の粉が舞い上がる。
しょぼんは規制線の向こうで泣き崩れる被害者遺族を見遣った。
運び出された黒焦げの遺体に縋りついて泣き叫んでいる。
遺体の顔はグズグズに焼けただれており、もう誰だか分からない。
(´・ω・`)「……大丈夫、僕らは正義を遂行しているだけだから。」
・
60
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:23:25 ID:ZWmA6dwU
・
遠くからサイレンの音が聞こえてくる。黒いコートに身を包んだしょぼんは燃え盛る塔を見詰めながら携帯電話に指を走らせた。
(´・ω・`)「対象射殺済み、駆除に当たって無関係の一般人が二人巻き込まれた。」
(´・ω・`)「んん……そこは大丈夫。警察と連携して放火事件としてこの件は処理してもらうことにしてもらったから」
(´・ω・`)「ああ、勿論。彼等には後で件の危険生物について話を聞かなくっちゃあならないからね。いつも通り、頼むよ。」
火の粉が舞い上がる。
しょぼんは規制線の向こうで泣き崩れる被害者遺族を見遣った。
運び出された黒焦げの遺体に縋りついて泣き叫んでいる。
遺体の顔はグズグズに焼けただれており、もう誰だか分からない。
(´・ω・`)「……大丈夫、僕らは正義を遂行しているだけだから。」
・
61
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:27:17 ID:ZWmA6dwU
・
ジジジジ……
(*;゚ー゚)「くっそ、どうなってるのよ、コレぇ!?ここにはこんな化け物しかいないわけ!?」
(´<_`#)「ええい、余計なこと言ってる暇があればとっとと逃げるぞ死刑囚D00号!」
( <_ ;)「ぐっ、がぁっ!?」
_
(;;゚∀゚)「弟者が食われた!?」
(;´_ゝ`)「想定内だ!走れ!」
(*;゚ー゚)「想定内って……仮にもアンタの弟でしょ!?」
(#´_ゝ`)「アンタらを助けると決めた時に死ぬ覚悟なんざとっくに決めてるんだ!
悪いと思うなら全力で逃げろ!」
(*;゚ー゚)「わ、分かったわよっ……きゃああああああああっ!?」
(;´_ゝ`)「危ない!!……ぐああああああ!?」
(;;゚∀゚)「兄者!?アンタ、しぃの身代わりに!?」
(;´_ゝ`)「は……おい、ウソだろ……だって……コイツは……上は何を考えてる!?」
ブゥウン……
・
62
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:27:47 ID:ZWmA6dwU
・
(´・ω・`)「あとで君らにも話を聞かせてもらうよ、兄者博士に、弟者研究員。どうしてこうなったのかと、『ソレ』に食われた感想を、ね?」
_
(#;゚∀゚)「なるほど、そ-ゆーことかよ。」
(;´・ω・`)「!?いつの間に……?」
_
(#;゚∀゚)「俺はこう見えて元電気工事の仕事をしててナァ……、てめーが見てた映像と現実の事件との間にラグを作らせてもらったぜ」
(;´・ω・`)「ぐっ……ま、さか……それじゃあ奴はもう……!?」
グルルルル
_
(#;゚∀゚)「ハッ……死ぬときは一緒だぜ、『悪の科学者』サンよぉ!!!」
(;´・ω・`)「うわああああああああ!?」
・
63
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:28:17 ID:ZWmA6dwU
・
ギャアアア……
(%ω^)「……ふぅ。」
(%ω^)「……さて、と。これでひとまず二人は無事だお?」
_
( -∀-) (*-、-)
(%ω~)「しょぼん博士は守れなかったけど……」
(%ωU)「これで僕らはまた一歩、『』から世界を救うんだお。」
(%ωO)「これで、いいんだお……ツン。」
パン。
・
64
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:28:50 ID:ZWmA6dwU
从'ー'从「でぃ研究員、こっちの実験、資料提出してくれたかい?」
(*゚ー゚)「あ……ごめん、あとすこしなんだけど」
从'ー'从「そう。また『 』が暴れてるみたいだから、早めに調査結果が欲しいんだって。ドクオ君が言ってたよ」
(*゚ー゚)「そっか。じゃあ、頑張らなくっちゃ。」
从'ー'从「うんうん。僕らの正義の為に、がんばろう!」
(*゚ー゚)「うん!」
65
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/11(月) 22:29:26 ID:ZWmA6dwU
びぇええ投下ミス過多以上です
66
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/15(金) 22:30:26 ID:bHcpEI0M
乙だよおおおおおぉぉぉぉ………………
67
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/04/16(土) 18:56:28 ID:TA0FcWuU
起きた!
68
:
以下、名無しに変わりまして素直キュートがお送りします
:2022/05/05(木) 01:06:57 ID:zZsMYsTs
また寝るね
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