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人生、毎日が反省と学習の日々だと思います

227名無しさん:2020/02/25(火) 19:27:36
人類普遍のテーマを担当してきた宗教

こうした死生観・死後観・霊魂観といった人類共通の根源的な問題の答えを、人間はこれまで宗教に求めてきました。死への恐れを、宗教にすがって乗り越えようとしてきました。死後の世界に対する疑問を、宗教によって解決しようとしてきました。

したがって地球上の宗教の中で、死の問題を取り上げていないものはありません。死の問題を語らない宗教は存在しません。もし宗教から死の問題を取り上げたなら、後に残るのは単なる倫理・道徳の類だけになってしまいます。人間は宗教に、倫理道徳といった生ぬるいものを期待してきたのではありません。決して避けることができない“死”という宿命、どうしても乗り越えることができない死の壁への対処法を求めてきたのです。宗教とは“死”という人間の最大のテーマに立ち向かうための手段であり、最高の拠りどころだったのです。したがって原始宗教から伝統的な教理宗教、そして現代の新宗教・新新宗教に至るまで、そのいずれもが死を教義の中心テーマとしています。

キリスト教では、終末における再臨のイエスによって永遠の生命が与えられるという形で死の問題に対処してきました。仏教では輪廻再生と解脱(げだつ)という形で、他の多くの宗教では霊魂の不滅という形で死の問題に対処してきました。明確な死生観のない神道では、一部の神道家によって、生命の連続といった形で死の問題が論じられています。自分が死んだ後も血縁のつながりを通して生命は子孫に伝えられていくが、そうした生命の連続は、ちょうど遺伝子が子孫に受け継がれるように子孫の生命の中に、自分の生きていた証(生命)が伝えられ生き続けていくと言うのです。神道では、こうしたある種の観念論によって死の問題に対処しようとしています。


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