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【百合色の】東方の百合カップリング談義55【幻想郷】

1名無し妖精:2018/02/15(木) 08:23:43 ID:8d.qHmO60
ここは東方キャラの百合カップリングについて話し合うスレです
百合が苦手な人や『カップリングとかマジ勘弁』な人は此処から避難する事をオススメします

=======<話し合う時の注意点>=======

・カップリングは百合であること、それ以外は厳禁

・幻想郷はどんなカップリングも受け入れます(たとえメジャー・マイナーであろうと)

・此処は未成年も見ている全年齢向のスレです。ネチョは× 微ネチョまでよ!
> 尚、ぱっちゅさん度の指針としては、
> ●ディープキス→もっとやれ!
> ●胸タッチ、尻タッチ→もっとやれ!
>  ○そこからネチョ→そこまでよ!
> ●互いの局部に触れてネチョネチョ→そこまでよ!
> ●衣類のにおいかいだり、嘗めたり→ちょっとだけよ!
>  ○余った手を自分のry→ギリギリそこまでよ!
> ●わぁい→そこまでよ!
> ●相手の持ち物を局部に当てる→そこまでよ!
> ●グロ、切断、食べちゃう、殺し→もう私には、かまわなウベロベロベロベロ…
> という感じでお願いいたします。

・話し合いで弾幕を撃ち合うような喧嘩をしない、粘着や過度な言い争いも不可です。ダメ、ゼッタイ

・特定のカップリング・シチュエーション・キャラへのアンチ行為
(叩きレス・排除など)はスレ違いです ←―重要!

・上記のアンチレス、それに準ずるレスには反応せずスルーでよろしくお願いします

・以上の事を守れない人は(9)以下とみなされます。嫌ならそういう態度は避けましょう

好きなカプが話題に出ない時は自分から提供しましょう。
百合の楽しみ方は、
泣かない
噛み付かない
よく分かりあって
至高を目指せ!
の『なかよし』で語りましょう。

次スレは>>980が立ててください

▼前スレ
【百合色の】東方の百合カップリング談義54【幻想郷】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/22214/1481451536/

342名無し妖精:2018/07/18(水) 18:07:19 ID:uYcD3y7c0
寺への請求で結果的に搾られた響子が呆れたミスティアに慰められる事になるのかな

343名無し妖精:2018/07/19(木) 18:55:57 ID:SJnzxzcM0
茨歌仙のアニメイト特典がてんしおん
ttps://www.animate-onlineshop.jp/resize_image.php?image=07191827_5b50598770356.jpg

344名無し妖精:2018/07/19(木) 20:18:56 ID:gRCd5qyM0
背中合わせの構図が相方らしくて好きだ

345名無し妖精:2018/07/20(金) 23:35:40 ID:vk6L0d/60
▼茨歌仙第29話
霊夢「今日こそ猛暑日なんじゃないの?」
菫子「いやー、やっぱりこっちは涼しいわねぇ」
(中略)
霊夢「ねぇ、今日は昨日より暑いでしょ? これなら猛暑日なんじゃない?」
菫子「いやいや、昨日と同じ気温(※27〜28℃くらい)ね。これなら真夏日ですら無いわ」

▼萃夢想
霊夢「あんたは暑くないの?」
アリス「この程度、何てこと無いわ。
     人間と違って、この程度の気温の違いなんて言われなきゃ気が付かない位よ」
霊夢「これだから、変温動物は困るわ」
アリス「温度は変わらない」

紅魔郷のEDで咲夜は暑がってたから例外もあるみたいだけど
幻想郷外で生まれ育った者にとっては格別暑い処でもないのね
守矢一家、ぬえ、マミゾウ、地獄勢あたりも平気そうかな

346名無し妖精:2018/07/20(金) 23:41:09 ID:vk6L0d/60
h ttps://pbs.twimg.com/media/DijT5ufVQAAwhMh.png:orig

公式が最大手と言われるだけあってレイマリ推しな特典ね

347名無し妖精:2018/07/25(水) 21:13:16 ID:25BMTJ4Q0
いやいやレイサナも負けてないかも
てんしおん旋風吹き荒れる茨新刊だけど、早苗さんからのライバル宣言を否定することなく受け入れる場面や屋台出店に誘うあたりなど見どころも多い

348名無し妖精:2018/07/25(水) 22:15:45 ID:WNHp5F7Q0
茨は割とカップリングがはっきりしてるように思う
今回の店舗特典だったらてんしおんとかレイサナとか
しかし霊夢さん、早苗さんに対して敵意むき出しじゃないですかね…

349名無し妖精:2018/07/26(木) 23:59:32 ID:UsgiI2kU0
霊夢のキレ顔は43話の件なんだろうね

350名無し妖精:2018/07/27(金) 01:44:11 ID:ZoAnZavo0
華扇ちゃんは霊夢のケツを叩くのを諦めたけど早苗さんは諦めてなかったからなぁ
霊夢と張り合って遊びたいのが露骨すぎて読んでるときはニヤニヤが止まらなかった

351名無し妖精:2018/07/27(金) 21:01:21 ID:2o/29d7c0
女苑「あっつー。何処かで休まないとぶっ倒れるわー。
    あ、丁度良いわね。そこの甘味処で涼もうかしら。へー、限定メニューなんてあるんだ」

桃氷蜜 若桃の甘露煮添え 二〇〇文 ※一〇食までの御提供となり〼

女苑「……美味しそうなんだけど、あいつ(天子)を思い出して嫌になるわね」
紫苑「あれ、女苑じゃない。誰かと待ち合わせでもしてるの?」
女苑「私は独りだけど……。姉さんこそ何でいるのよ?」
紫苑「天人様に用があるって言われたから、適当にその辺をブラついてるのよ」
女苑「ふーん。じゃあさ、一緒にかき氷を楽しまない?奢ってあげるから」
紫苑「好きに選ばせてくれるなら良いんだけどねぇ」
女苑「いくらまでだなんてケチ臭い事する訳ないじゃん。足りなきゃ、他の物も頼んだっていいわ」
紫苑「じゃあ、まずは張り紙に載ってる桃氷蜜を食べてみたいなあ」
女苑「…………」
紫苑「じょ、女苑!?黙り込んでどうしちゃったの?」
女苑「あー、いや、何でもない。まだあると良いわねぇ……」
紫苑「もしかして女苑もそれにしたかったの?もし一人分しか残ってなかったらシェアすればいいと思うよ」
女苑「そ、そうねぇ。店前でずっと突っ立ってると邪魔だし、入るわよ」
紫苑「御馳走になりますぅ」


かき氷をシェアする姉妹が浮かんだので小ネタに

352名無し妖精:2018/07/28(土) 06:49:19 ID:JeWOiCRg0
たまには女苑ちゃんも幸せになってください…

353名無し妖精β:2018/08/03(金) 22:40:56 ID:???0
三月精最新話・茨最新刊ネタを含んだルナ霊

酷暑の日が続く中、巫女と騷霊は山で話題になってるキャニオニングを体験してみようと二人で行く事に

霊夢「あっづ〜い……。何なのよこの暑さは!異変よ異変!」
ルナサ「連日も続いているからね、この酷暑は……。…あっ、見えてきたわ。他のお客さんもいるわね」
霊夢「あぁ、アレね?魔理沙と妖精トリオとクラウンピースが言ってたのは」
ルナサ「何でもスリルと爽快感が同時に楽しめるアクティビティらしいけど…どんなのかしらね」

受付で料金を払い、ウェットスーツ水着に着替えて準備完了の二人…

ルナサ「この水着……初めて着たけどいいわね」
霊夢「私もよ。きっと良い素材とか使ってるに違いないわ」
にとり「さーて、準備は出来たかい?ではスリル溢れる急流下りにいってらしゃーい!素敵なカップルさん!」


ザパアァァァア!!

ルナサ「わっ、わあぁぁ!凄い、流れ速すぎ…!」(霊夢に抱き付きながら)
霊夢「なんてスピードなの!魔理沙たちはこんなの体験してきたというの!?」(ルナサを抱き寄せながら)
(ゴオォォォオ)
霊夢「わぁ〜!!?と、飛んだわ…!ルナサ、しっかり掴まっててよ!」
ルナサ「う、うん…!」ギュッ…

ザッパアァァァン!!

霊夢「ふぅ〜……。ゴールに着いたわね」
ルナサ「ええ……。とても疲れたわ…」
霊夢「そうね。でも楽しかったでしょ?もう暑さやストレスも全て吹っ飛んだわ!」
ルナサ「えぇ。仕事の事とかも忘れてエンジョイ出来たわ。…もう一回流されに行かない?」
霊夢「いいわね。じゃあスタート地点まで…(グゥゥゥ〜)…あっ。お腹空いちゃった」
ルナサ「私も同じく。泳ぐと無性にお腹減るよね。とはいっても流されてばかりでほとんど泳いでないけど」
にとり「お腹空いたって?なら私の特製うな重をどうぞ!今なら胡瓜の漬物も付くよ!」
ルナサ「あら、いつの間に…。それに河童がミスティアさんと同じく鰻を捌けるなんて」
霊夢「前にウチの納涼祭で出店した事があってね。けっこう好評だったわ」
ルナサ「へぇ…。それなら頂いてみるわ」


ルナサ「美味しい…!ミスティアさんにも負けないくらいの味ね」
霊夢「私も初めて食べたけど、これは悪くないわね。何杯でもイケるわ」
にとり(しかしこの二人……ホントに仲いいなぁ)

354名無し妖精:2018/08/04(土) 14:34:35 ID:VuZYn25g0
お土産の鰻も買って博麗神社で晩酌する姿もありそうかな

355名無し妖精:2018/08/06(月) 19:06:10 ID:rwShtkv60
ttp://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/254139

あうしず絡みで祠でも木彫狛犬なら置けるのかなと思ってしまった

356名無し妖精:2018/08/13(月) 00:27:07 ID:YECF6OgM0
新作はカップリング祭りね
今まで見なかった組み合わせも出てきたみたい

357名無し妖精:2018/08/13(月) 13:43:43 ID:ks7yd2260
新作の敵って夢の住人だから新しいカップリングと言えるのかな

358名無し妖精:2018/08/14(火) 08:55:28 ID:bHFAmKCg0
お盆の時って幽々子と妖夢は何してるのかな

359名無し妖精:2018/08/14(火) 17:57:15 ID:5DcINISA0
文々。新聞(書籍版文花帖)で
お盆の迎え火にひかれて幻想郷へ出てしまった幽霊の大群を連れ戻す作業に勤しむ妖夢
が載ってた気がする

360名無し妖精:2018/08/15(水) 10:38:13 ID:S71FNavk0
幽霊の管理も妖夢がやってるんだね

361名無し妖精:2018/08/16(木) 20:49:33 ID:AYxa1mmY0
牛方山姥や山姥の糸車で登場する山姥が退治後に獣畜の亡骸と化す例もある
人間の男へ押し掛けて山女郎となる娘を身籠った山女の正体は野猿だった
といった山姥や山女が動物の化生としている昔話を見て

ネムノの若かりし頃は華扇が使役していた動物で
大鷲(久米⇒竿打)のように代替わりして仙界から去り
山姥の姿を借りて隠棲した経緯がある

などという荒唐無稽な妄想を抱く
華扇が当時の名前で呼びつつ様子を尋ねる場面も想像したけれど
ネムノなら心配性過ぎんべと笑い飛ばしそうかなと

362名無し妖精:2018/08/18(土) 09:18:42 ID:lMT5JBkA0
ネムノカセンにそんな繋がりの可能性があるとは
ネムノは何の動物だったのかな?

363名無し妖精:2018/08/18(土) 10:51:56 ID:iKPMKmaY0
フランちゃん目線では、神子たち豪族って、
お姉ちゃんと同じ仕事をしている、立派な人たちなんだよね

364名無し妖精:2018/08/18(土) 21:04:38 ID:gU.9HHS60
>>362
自分の知っている範囲内だから抜けがあると思うけど、
昔話で見られる山姥に化けた動物は、貉、狸、猫、犬、蜥蜴、梟、狒々、猿、蛙、蜘蛛etc
華扇が使役したり飼っていた動物は、猿、蛇、虎、鷲、雷獣、龍、蜥蜴(※殺処分済み)、鼠、犬、兎、海豹(※万歳楽)etc
上記で被っているのは、犬、猿、蜥蜴、の三種で有り得るとしたらこのいずれかかな?

365名無し妖精:2018/08/21(火) 18:32:06 ID:Fzw7JMcc0
大酒神社の牛祭で摩多羅神の従者として登場する四天王は赤鬼と青鬼で阿吽の形を成す
儚月抄で紫も式神として使役した前鬼と後鬼は赤鬼と青鬼の組み合わせで阿吽の関係である

ゆかおき的には嬉しい共通点になるのかな

366名無し妖精:2018/08/23(木) 23:29:18 ID:N50.SrTQ0
>>355
今更で恐縮ですが……

 = = = = =

「んッ!」
 晩夏の昼下がり。暑さに茹だり、床の上で仰向いていた静葉の眼に、あうんの明るい笑みが映る。
 一瞬遅れて、その手に持たれた木彫りの小像に焦点が合った。
「……可愛い猩々ね」
「猩々じゃないですよ!? 狛犬です! お座りしてるの!」
 慌て気味に正されると、静葉は少しだけ目を細め、怠惰に腕を持ち上げた。
 あうんはその手に木彫りの狛犬を渡しつつ、――像の姿は真似ずに――足を横に折って座った。
「古い物ね」
「ん。外から無縁塚に流れ着いたみたいで、お寺のお目付け役のひとが拾って来たんです。でも、うちにはもう狛犬があるからって」
「貰ったの?」
「はい! 良かったら、どうですか!」
「そうね……」
 胡乱に応える静葉の手中で、小像がゆっくりと回る。
 相変わらず起き上がる気配を見せない彼女は、それを眺める目付きさえ、とろんとしていた。
「……穣子の畑に置いてもらうと良いかしら」
 ぼんやりとした呟きが洩れ、それから少しの間、静かな時が流れる。
 幾許かの違和感を覚えた静葉は像を持つ手を下げ、ちらとあうんの方を見遣った。
 あうんは柔らかく微笑む傍ら、両手の指を物言いたげに絡ませている。
 静葉はやがて「あ」と小さく声を上げ、何処と無く決まりの悪そうな笑みを浮かべた。
「私の所に、ってことね」
「うん、そう」
 妹想いは好いけれど。そんな言葉を胸に抱き、あうんもまた、彼女と同じく苦笑した。
 ようやく、静葉がゆっくりと体を起こした。
「……これが有ったら、いつでもすぐに来られたりする?」
「それはちょっと」
 判り切った答えではあったが、それでも彼女は残念そうに、「そう」と、か細い言葉を返す。
「でも、何かあった時には分かると思います。ちゃんと狛犬として置いてもらえれば、たぶん……」
 確たることが言えず、あうんの声もまた、次第に小さくなっていく。
 しかし、静葉は全く裏腹に、わっと明るく笑顔に染まった。
「ありがと。日が傾いたら置きに行くわ」
「……あくまで昼間出掛けるのは嫌なんですね」
「だって暑いじゃない」
 彼女は飽くまで朗らかで、微塵も影を落とさない。
 先程までの、熱に溶かされていた姿とはまるで別ものの様である。
「穣子さんはしっかりお仕事されてますよ」
「神様にはね、皆それぞれの役割が有るの」
「凄い。真っ当な言い分に聞こえる」
「でしょ。冷たいお茶飲む?」
「あ、はい……」
 貰い物の狛犬一つで、こうも機嫌を好くされては、もはやこれ以上揶揄しようという気も起きない。
 あうんは少々呆れながらも、満更でもなく、揺れる黄葉の髪を見送っていた。

367名無し妖精:2018/08/25(土) 15:58:39 ID:gAzOvuys0
近所の公園でギンナンを目撃したので妄想

・なるマリ
成美「お願い。魔理沙、何とかしてよー」
魔理沙「急にどうしたんだ?」
成美「人里へ抜ける道にイチョウの林があったよね」
魔理沙「そうだが、何かあったのか?」
成美「ギンナンだらけで凄い事になってるのよ。鼻を抑えても全然駄目で、堪らないわ」
魔理沙「んー、もう生ってたのか。まだまだ暑いのになぁ」
成美「それで、魔理沙の魔法で全部吹き飛ばして欲しいの」
魔理沙「おいおい、違う道を通ればいい話だろ」
成美「でも、使い慣れてない道だと迷っちゃうかも知れないわ」
魔理沙「しょうがないな。私が付いて行ってやるよ」

・さとまい
舞「ただいまー」
里乃「遅かったじゃない」
舞「ギンナンを見かけたから埋めてきたのさ。半月後が楽しみだなぁ」
里乃「へー、秋も間近なのねぇ」
舞「結構あるんだけど、どうしたら良いかな?」
里乃「炊き込みご飯や茶碗蒸しにすれば、お師匠様もきっと喜ぶわ」
舞「そっちじゃなくて、僕達の分はどうするかだよ」
里乃「揚げるのはどうかなぁ」
舞「手軽に食べられるから良いかもねぇ。
  そういえば、以前にお師匠様から食べ過ぎないよう注意されたのは何でだろ?
  熱量が高そうだし、太るってこと?」
里乃「もー、舞ったら忘れちゃったの?中毒で苦しむ羽目になるからよ」
舞「そうだったのかー。気を付けなきゃな」
里乃「ところで、どれくらい拾ったの?」
舞「笊で三枚くらいあると思うよ」
里乃「そんなにあるなら、お菓子でも作ってみない?」
舞「あれ?ギンナンってほろ苦さが身上なのに合うの?」
里乃「豆大福のようにお餅と合わせたり、最中に入れても美味しいみたいね。
    以前に里の和菓子屋で売ってるのを見た覚えがあるから」
舞「じゃあ、僕も手伝おうかな。手順は全く知らないから不安だけど」
里乃「読本屋で図解付きの料理書を借りるから大丈夫よ」

368名無し妖精:2018/08/25(土) 17:04:06 ID:LF0RdHwU0
>>366
半ば口実でも幻想郷中の落葉樹を染色するのは大変そうだし英気を養う必要は本当にあるのかも
本格的に秋を迎えたら寛げる機会も減りそうだし二人は今の内に親密を深めて欲しいね

369名無し妖精:2018/09/07(金) 12:13:44 ID:O60pYPbM0
日中はまだまだ暑いけれど、だいぶ涼しくなったね
忙しくなる静葉をこっそりあうんが支えてあげてくれるかな

370名無し妖精:2018/09/08(土) 23:23:35 ID:vli5sAO.0
> うばがたに【姥ヶ谷】
> 山姥の潜む谷。
> もともと谷の奥は山の神の占め給う霊所で、しばしば祭場や行場が設けられた。
> 山の神に仕える巫女は山の神そのものとも考えられた。
> 巫女が山の神の子を生めば山姥である。
> 子供を守る神でもあった。

ネムノと博麗の巫女に何らかの関係があれば面白いのだけれど
原作における下記の遣り取りを見る限り望み薄かしら

> ネムノ「あんた強いな 何者なんだ?」
> 霊夢「え、えーっと、博麗神社で巫女をやっています」
> ネムノ「巫女? ふーん、知らんな」

371名無し妖精:2018/09/10(月) 13:01:54 ID:3A.wganc0
> 山の神に仕える巫女は山の神そのものとも考えられた。

これはむしろ山の神=神奈子様に仕える巫女、早苗さんの方が話に合ってるのではなかろうか
実際巫女にして現人神であるのだし

> 巫女が山の神の子を生めば山姥である。

つまりかなさな

372名無し妖精:2018/09/11(火) 00:14:29 ID:gS4qvwPE0
かなさなは何故か諏訪子がいい顔をしない印象を受ける
私じゃなくて子孫の方と遊ぶなんてみたいな感じで

373名無し妖精:2018/09/13(木) 16:18:13 ID:qlSHOodU0
早苗さんは小さい頃きっと「おおきくなったらかなこさまのおよめさんになる」とか言ってたと思う
そしてそれを陰から見ていてどちらにか分からないけどぱるぱるしい感情が湧き出るケロちゃん

374幽チル(1/2):2018/09/16(日) 07:54:39 ID:h/4e2vT20
ある曇り空の日、お花の妖怪はいつものように庭へ出かけました。もちろん、自慢のお花の世話をするためです。
ふと目をやると、花畑からプリズム状の何かがひょこひょこ動くのが見えました。
お花の妖怪にはそれに見覚えがありました。よく蛙を凍らせて遊んでいる妖精のものです。
お花の妖怪は溜息をひとつ吐くと、ゆっくりとした足取りでそれに近づいて行きました。
気配に気付いたのか、プリズム状のそれはぴくんと動き、がさりと音を立て、飛び立とうとします。
お花の妖怪は彼女をがしりと掴み、言いました。こら、お花を乱暴に扱うんじゃありません!
氷の妖精は言いました。離せ、離せ! あいつらを見返してやるんだい!
なんでも、妖精たちから、お花の一つも育てられないなんてばかみたいだとからかわれたというのです。
お花の妖怪は何も言えませんでした。他人が育てたお花を持って行っても、さらにばかにされるのは目に見えています。お花の妖怪はたしなめました。
でも、でも、あたいには、お花は育てられないよ。氷の妖精は顔をくしゃりと歪めました。
顎に手をやり、お花の妖怪は考えます。お花が風で揺れました。
では、これならどうかしら? 氷の妖精の手のひらに、数粒の種を握らせました。
私の特製よ。あなたの冷気にも耐え得る種。これを持って、そいつらを見返してやりなさい。
氷の妖精の表情が、ぱっと明るくなりました。ありがとー! と元気にお礼を言いながら、氷の妖精は飛び立って行きました。
それを見送ったお花の妖怪は、自慢のお花の世話に取りかかりました。曇り空は晴れる様子を見せません。

ある土砂降りの日、お花の妖怪はいつものように本を読んでいました。お花の世話ができない日は、こうしてゆっくり過ごすのです。
不意に扉が叩かれました。こんな日に誰だろうと訝しみながら、扉を開けました。
お花の妖怪は彼女に見覚えがありました。いつも無邪気に遊んでいる氷の妖精です。
お花の妖怪はひどく驚き、慌てて彼女を招き入れました。身体を拭き、着替えさせても氷の妖精は何も言いません。
冷たくて甘い飲み物を入れてあげ、彼女に尋ねました。こんな日にどうしたの、よかったら聞かせてちょうだいな。
氷の妖精は俯いたまま、唇を震わせました。くやしいよ、くやしいよ。あいつらに言い返せなかったよ。
なんでも、妖精たちから、そんなものを使えば誰にだって育てられるとばかにされたというのです。
お花の妖怪は何も言えませんでした。自分の能力で作った種を見せびらかせば、さらにばかにされることは目に見えていたはずでした。お花の妖怪は謝りました。
ねえ、ねえ、あたいには、お花は育てられないの? 氷の妖精は涙を流しながら言いました。
目を閉じ、お花の妖怪は考えます。
雨音が聞こえます。時計の動く音が聞こえます。
ぱきりと音が鳴りました。飲み物が入っているグラスの氷からでした。からんと軽やかな音が立ちました。
では、これならどうかしら? 氷の妖精の手のひらを優しく包みます。
あなたにしかできないことがある。長い間、お花を綺麗に保つこと。お花を育てるということからは外れてしまうけれど……それでもいい?
氷の妖精はしゃくり上げながら、それでも強くうなづきました。幼い瞳には強い決意がありました。
お花の妖怪は、氷の妖精の前にお花を数輪並べます。雨雲は少しだけ遠くに行きました。

375幽チル(2/2):2018/09/16(日) 07:59:20 ID:h/4e2vT20
ある晴れた日、お花の妖怪はいつものように庭へ出かけてはいませんでした。自慢のお花の世話もせず、何杯目かもわからないお茶に口をつけます。
窓の外に視線を向けたままでいると、青い何かが近づいてきているのが目に飛び込んできました。
お花の妖怪は彼女に覚えがありました。自分のせいで泣かせてしまった氷の妖精です。
急いで外に出ると、氷の妖精は勢いよく胸の中に飛び込みます。勢い余って二人はくるりとターンを決めました。
お花の妖怪は彼女を抱きかかえたまま聞きました。どうだった、どうだった? あいつらを見返せた?
氷の妖精は顔を上げ、笑顔でそれに答えます。すごく綺麗だって言ってくれた! ものすごく嬉しかったよ!!
なんでも、妖精たちから、こんなに綺麗にお花を保たせられるなんてと驚かれたとのことです。
お花の妖怪は何も言えませんでした。氷の妖精が息を吐く間も無く、その喜びを口にするからです。お花の妖怪は、しばらくしてようやく褒めてあげることができました。
えへへ、えへへ、あたいにも、お花にしてあげられることがあるんだね! 氷の妖精は満面に喜色を溢れさせました。
目を閉じ、お花の妖怪は考えます。
お花を長く楽しむためには、いくつか方法がありました。その一つには、お花を冷凍する方法がありました。
単純にお花を凍らせるわけではありませんが、過程に冷気が必要でした。
お花を育てられない妖精には、お花を綺麗に保つ力があったのです。
よかったわね、おめでとう。氷の妖精のほっぺたに、優しく口付けます。
家に上がりましょう。うまくいったことをお祝いしなくちゃね。
氷の妖精の表情が、お花を咲かせたように明るくなりました。やったー! と無邪気にはしゃぎます。
氷の妖精の声を聞きながら、お花の妖怪は家へ歩を進めます。青い空はどこまでも澄んでいました。

季節が変わろうとしているある日、お花の妖怪はいつものように庭へ出かけました。もちろん、自慢のお花の世話をするためです。
ふと目をやると、花畑の向こうから青い何かが歩いてくるのがわかりました。
お花の妖怪は彼女を覚えていました。お花のことで、ものすごく嬉しそうにしていた氷の妖精です。
お花の妖怪はひとつ息を吐くと、ゆっくりと手を振り彼女に近づいて行きました。
姿が見えたのか、青い彼女はぴょんと飛び跳ね、早足で向かってきます。
お花の妖怪は膝を曲げ、目線を彼女に合わせて言いました。御機嫌よう、今日はいったいどうしたの?
氷の妖精は言いました。あのね、えっとね! 今日は渡したいものがあるの!
そう言って氷の妖精は、かごいっぱいのお花を差し出しました。
お花の妖怪は何も言えませんでした。差し出されたお花は、氷の妖精の冷気に耐えうる種から咲くお花でした。
お花は形が不揃いで、不恰好でした。それでも一生懸命育てられたことがわかります。
お花は種類が被り、彩りも偏っていました。それでも頑張って見栄え良くしようとしたのが伝わります。
えっへん、すごいでしょ、あたいにも、お花は育てられるのよ! 氷の妖精は胸を張りました。
口に手をあて、お花の妖怪は目を閉じます。風が二人を包みます。
お花の妖怪は、今までに数えきれないほどお花を贈ってきました。
お花の妖怪は、今までに一度もお花を贈られたことがありませんでした。
ありがとう、チルノ。ありがとう。小さな氷の妖精を、強く優しく抱きしめます。
よかったら、お茶でもどうかしら。美味しいパンを焼いてあげるわよ。
氷の妖精は全身で喜びを表します。ホントーに!? ゆーかのパン、あたいすっごく好きなんだ!!
二人は仲良く手を繋ぎ、おしゃべりをしながら家に向かいます。お花の妖怪の食卓には、不恰好で美しいお花が飾られることでしょう。


子供には優しいゆうかりんください!!

376名無し妖精:2018/09/16(日) 08:13:44 ID:Gm.nutwM0
絵本のようで心が洗われますね

377名無し妖精:2018/09/16(日) 10:18:07 ID:JkOt/PPg0
こういうのやめろよ……年寄りは涙腺が緩いんだから……

378名無し妖精:2018/09/19(水) 23:43:13 ID:aGtfeqjE0
九十九姉妹が九十九婦妻になるのは何年後か

379名無し妖精:2018/09/20(木) 22:57:32 ID:iZ/XyHzs0
霊夢「涼しい日も増えてきて秋らしくなったわね」
早苗「そうですね。赤とんぼを見かけるようになりましたし、木々の葉も色づき始めてます」
霊夢「風情も良いけど、やっぱり秋といえば食べ物よね。美味しい物揃いでどれにするか迷っちゃうわ」
早苗「‥‥‥‥」
霊夢「あら、何で浮かない表情をしてるのよ」
早苗「お腹周りが気になる季節でもあるので‥‥。霊夢さんはどう対策してるんですか?」
霊夢「何にもしてないけど。まあ、陰陽玉のお陰もあるのかも。甘い物を食べても太らなくなるみたいだし」
早苗「女の子の夢じゃないですか!本当に羨ましいです」
霊夢「役得様々ね。話してたら何だか甘い物が欲しくなってきたわ。薩摩芋が丁度2本余ってたし、焼き芋にしようかしら」
早苗「今からだと夕方まで掛かりますよ。私が大学芋でも作りましょうか。三十分もあれば出来ますが」
霊夢「じゃあ、任せるわよ。あ、タレはたっぷりお願いね」
早苗(今日の晩御飯はご飯抜き決定ですね)「はい、胡麻もたくさん振っておきます」
霊夢「大学芋の出来立てなんて滅多に食べられないから楽しみねぇ」


三月精で甘いタレがたっぷり付いた焼き鳥を欲しがってた霊夢は大学芋も好みそうだと思った
爪楊枝に刺した大学芋をあーんと食べさせ合う姿が個人的には見てみたい

380名無し妖精:2018/09/21(金) 18:26:07 ID:KXaikTpY0
レイサナであーんするとなると、霊夢は恥ずかしがりながらもやってくれそう

381名無し妖精:2018/09/22(土) 10:58:37 ID:XjzWFQgE0
食べさせ合いっこで二人の間を楊枝が行ったり来たりするうちにたっぷりとかけられた大学芋のタレが二人の唇の間を繋ぐ形で絡まるんだ
それに気付いて同時に動きを止める二人、けれどややあって繋がったタレに引かれるようにして近づいていき、やがてタレの長さはゼロに・・・

382名無し妖精:2018/09/22(土) 23:26:46 ID:ydmHaE6g0
秋姉妹って力及ばず紅葉に失敗したり不作になったりしたことってあるのかね

383名無し妖精:2018/09/23(日) 08:18:23 ID:p8uBOwoI0
> 彼女は毎年、里で行われる収穫祭に特別ゲストとしてお呼ばれされている。
> 収穫前に呼ばれないと、豊作は約束できないのだが、
> まぁそんな事はどうでも良いかと、彼女も指摘しない。
>
> 彼女の力は秋に実る物にしか作用しない。
> その上、一つ一つ頑張って育て上げるので、適応範囲には限りがある
> (彼女を信仰している人数分が働いて育てる程度)。
> 神様だが余り威厳が無いので、神社を建ててまで信仰されるような事は無い。
> 殆どが個人的な信仰ばかりだが、彼女は仕事量が少なく済むと喜んでいるようだ。

穣子は収穫祭に呼ばれている間は大丈夫そう

> 彼女には神様の妹が居る。
> 妹は秋の中でも豊穣を司る神様だ。
> そちらの方が人間に人気が高い事に若干嫉妬している。

静葉は人間からの信仰が篤くないのに
妖怪の山や魔法の森に生えてる落葉広葉樹林を染め上げないといけないから
こちらの方が失敗する可能性はあるのかな
ただし

> 別に、神様を信仰する者は誰でも構わないのです。
> 神様は人間、妖怪にかかわらず、御利益を与えるでしょう。
> 実は妖怪は人間より、ずっと信心深いのですよ。
> 妖怪は現実にある物よりも、その物がなす意味の方を重視してますからね。

とかつて早苗が話していたように
もし妖怪から信仰を得られているのなら杞憂で済むのかも

384名無し妖精β:2018/09/24(月) 21:22:02 ID:???0
中秋の名月のルナ霊

霊夢「んー、やっぱあの兎たちの作った団子は美味しいわね」
ルナサ「モチモチした食感が堪らないわね」
霊夢「これで月がはっきり見えてたら文句ないんだけどね」
ルナサ「そうよね。日中は晴れていたから期待してたけど」

巫女と騷霊は団子を頬張りながら会話していた。
今日は中秋の名月……なのだが、生憎な事に曇りだったので隠れてしまっているのだ

霊夢「…天気っていうのは、なかなか思うようにならないわ」
ルナサ「ええ。少し残念だわ」
霊夢「……あっ、待って。綺麗な月があるわ」
ルナサ「えっ?どこに?」

霊夢「…私の目の前よ」
ルナサ「えっ…///」

霊夢「あんたの名前は月の英語っぽい名前だし、それに帽子の飾り……。三日月だけど、あんたの事が美しく輝いて見えるわ」
ルナサ「そう?霊夢がそこまで言うなら……」
霊夢「きゃっ。もう、急に膝の上に…」
ルナサ「…もっと近くで見てみる?」
霊夢「…素晴らしい眺めじゃない。んうぅ…」(キス)
ルナサ「んう…」(キス)

ルナサ「もう、霊夢ったら強引なんだから…///」
霊夢「ごめん、近くに寄られたら我慢出来なくて。でも満更でもなかったでしょ?」
ルナサ「うん…♪霊夢とキスするの好きよ」
霊夢「素直でよろしいじゃない///…さ、次はお酒でも飲みながら引き続き楽しみましょうか。あっ…明日は満月だけど、泊まっていく?」
ルナサ「えぇ。明日も霊夢ともう一度、お月見を楽しみたいわ」

385名無し妖精:2018/09/24(月) 21:26:06 ID:oocZxHvg0
>>384
ヒューヒュー

386名無し妖精:2018/09/26(水) 19:24:38 ID:B96bsuvQ0
清蘭「何で今日も売れないのよー」
鈴瑚「一昨日のお月見で団子は当分要らないって人が多いんでしょ」
清蘭「そっちはいくつ売れたの?」
鈴瑚「21本。普段の半分も出てないわ。まあ見越して本数を抑えたから売り抜けそうだけどね」
清蘭「私は9本。ぐうう、200本用意したのに」
鈴瑚「その調子だと半分以上残りそうですなぁ」
清蘭「やだー、連日三食お団子なんてこっちが食べ飽きるわよ」
鈴瑚「嫌なら氷精に頼んで冷凍するしかないじゃん」
清蘭「どうせ残るなら午後の営業は諦めて店じまいしようかな。探し出さないといけないしね」
鈴瑚「店の方は私が請け負ってもいいわよ。その代わり売上は折半だけど」
清蘭「お願い。夕方までにちゃんと戻るから」

数時間後

鈴瑚「その様子だと見つからなかったみたいね」
清蘭「どうしよう……」
鈴瑚「ああ、心配する必要ないって。しめて382文、受け取って」
清蘭「もしかして全部売れたの?」
鈴瑚「そうそう、半額にしたら皆買ってくれた」
清蘭「あれ、鈴瑚の取り分は?」
鈴瑚「勝手な判断で値下げしたんだ。その分は自分で責任持つさ」
清蘭「ええ、191文は返すわよ」
鈴瑚「いいのいいの。そんな事よりこれから呑みに行かない?今日は涼しかったし熱燗で一杯遣りたいわぁ」

----
お月見と言えば団子
団子と言えばあおりんご

387名無し妖精:2018/10/02(火) 18:55:52 ID:X0V9/hi20
東方Project新作弾幕本プレビューブック
> 大輪「ハロウフォゴットンワールド」
>
> 使用者:多々良小傘
>
> 小傘「カラフルで、高密度で、変化して……、花火ってこういう奴でしょ?
>    色んなタイプの花火があるけど、やっぱり一番なのは大きな球形の花火よね。
>    こんなもん最初に驚かしたもん勝ちじゃん。優勝間違いなし!」
>
> 早苗「虹色の花火という発想が素晴らしいと思います。
>    ちなみに月の灯りで虹が見えることもあるんですよ」
>
> 8点(評価)

弾幕の方は評価してもらえてやったね小傘ちゃん
こがさなの共同スペカを鑑賞できる機会は訪れないかな

388名無し妖精:2018/10/02(火) 20:18:37 ID:pH2WMU9.0
虹色(意味深)

389名無し妖精:2018/10/07(日) 20:49:26 ID:Ann40i6E0
アリス(呼ばれたかしら?)

390名無し妖精:2018/10/07(日) 22:27:51 ID:xDzwadLU0
ラルバの弾幕鑑賞でアレルギー反応が生じた妖夢を見て鈴仙の耳毛とかにも反応するようになったら嫌だなあと思ってしまった

391名無し妖精:2018/10/12(金) 23:56:37 ID:mcf0bboM0
急に寒くなってきたけど秋は何処へ…
秋姉妹とレティさんが同居でもしているんですか

392名無し妖精:2018/10/14(日) 00:01:04 ID:phoULrhs0
もともと10月はこんな感じじゃねえかな…夏と落差が凄すぎるけど

393名無し妖精β:2018/10/19(金) 22:15:41 ID:???0
ルナサ「霊夢が……倒れた……?」


騒霊の長女がその事を聞いたのは白玉楼での演奏中、神社に見舞いに行った庭師からの言葉だった。
これに対して長女はしばらくのまま呆然と立ち尽くし、妹二人とリーダーの付喪神も驚きの表情を隠せない様子だ。
庭師とその主人の亡霊に言われて、神社へと急行した。


ルナサ「霊夢…!」ガタッ

魔理沙「あっ…お前らも来たのか。安心しろ。霊夢はご覧の通り、お休み中だぜ」
アリス「なにそんな悠長な事言ってるのよ。今大変なんだから」

ルナサ「それで……霊夢はいつから……いつからこういう状態なの…?」
あうん「丸2日以上、眠ったままでして…」
霊夢「…………」
ルナサ「…医者には見てもらったのかしら…?」
マミゾウ「一応、竹林の薬師が診察及び、処方箋を渡しに来たわい。もっとも、すぐに帰ってしまったがの」
にとり「とは言っても、どうやって薬を飲ませるのか分からないけどね」
ルナサ「そ…そんな……」
霊夢「…………」

メルラン「ところで早苗。あの枕元の怪しげなモノは何かしら〜」
早苗「はい。あれは霊夢さんを目覚めさせようとして、私が色々な術を使いまして…」
咲夜「どう見ても貴女が霊夢を怪しげな術で、封じ込めようとしてるようにしか見えないけどね」
リリカ「あー分かる。何かカルト教団染みてるよね」
雷鼓「それで、何か解決策とかは立ててあるのかしら?」
文「聞いた所によりますと、天子さんが霊夢さんから血生臭い匂いがしてるのに気付き、今は地獄にいるらしいと言うんです。その為地獄の知り合いをあたってみるとかなんとか…」

お燐「こうして見るとさぁ、何だかお持ち帰りしたくなっちゃうよね〜」
ルナサ「………」ジトッ
お燐「あっ…ご、ごめんごめん!冗談だよ〜!だからそういう目で見ないでおくれよ〜」
霊夢「………」

寝ている霊夢の周りで色々対策とか話し合う人妖たち。
すると長女はおもむろに霊夢の側へいって…

霊夢「…………」

ルナサ「………」

ギュッ(手を握る)

魔理沙「お、おい。あまり身体に触れたら…」
マミゾウ「まあ固い事を申すな」
雷鼓「しばらく見守ってあげましょう」


ルナサ「……霊夢。私…霊夢と一緒に過ごした日々は……とても楽しかったわ…。宴会もそうだし、一緒にお出かけしたり、お泊まりしたり…。それに、あの時の完全憑依異変…舞台から見てたけど、あの時の霊夢の勇姿……とても、素敵だったわ…。だから……必ず、必ず私と…みんなの所に帰って来て……。また神社での宴会で…貴女のために、素敵な演奏を…聴かせてあげるから……お願い……!」

騒霊の長女……ルナサは霊夢の片手を握りながら、これまでの思い出を語った。
その横顔には、一筋の涙が頬を伝って流れていた。

一同『……………』

早苗「ルナサさん……そこまで霊夢さんの事を…」
メルラン「そうなのよね〜。とはいえ姉さん、まだ死んだと決まった訳じゃないから、気長に待ちましょう」
ルナサ「うん……。そう、ね…」
霊夢「…………」
あうん「それじゃあルナサさん、またお泊まりになられますか?」
ルナサ「そうしたいのは山々だけど……今の霊夢の状態を見てると、何だか邪魔しちゃ悪いかなぁと思って…。……また明日も様子を見に来てもいいかしら」
あうん「もちろんですよ!表に出てる看板の通り、博麗神社は来る者拒まずですからね♪」

今回のルナ霊はちょっぴりシリアスにしました。ルナサならこういう風に心配しそうなイメージがあると思う。
今月の茨歌仙を見たけど霊夢ちゃん、どうなっちゃうのかしら?

394名無し妖精:2018/10/19(金) 22:37:26 ID:vum.ttfQ0
今回の茨
「お薬ったって寝てるやつにどうやって飲ませるんだ」って
お前の口はなんのためにあるんだよ魔理沙!

395名無し妖精:2018/10/20(土) 19:33:51 ID:j6U4HM1E0
見舞客にアリスが居たのは意外だと思った
人間組が揃った宴会で顔を見せない時も多いのに

>>393
乙です

396名無し妖精:2018/10/24(水) 18:09:51 ID:jZMlQxDs0
・紅魔館
魔理沙「お前もたまにはおやつを食べに来たらどうだ?」
咲夜「そうねぇ。神社に行けばいいのかしら」
魔理沙「いや、何でそうなる……」
咲夜「だって、いつも入り浸ってるじゃない」
魔理沙「何で他所ん家で持て成さなきゃいけないんだよ」
咲夜「私は住み込みで、館の主はお嬢様ですが」
魔理沙「あー、そうだな。まあなんだ、明日でもいいから来いって。歓迎するぜ」
咲夜「では、お泊りセット持参でお邪魔します」
魔理沙「それでも構わんが、急に決めてもいいのか?」
咲夜「年に何日かは前日までに申請すれば、自由に休暇を取れますから」
魔理沙「結構マトモなんだな」
咲夜「お嬢様だって目を掛けてくれることはあるんですよ。
   それはさておき、明日は楽しみにしてます」

・魔理沙宅
魔理沙「青いキクラゲなんて見たことも聞いたこともないだろ」
咲夜「ええ、森にはそんな物も生えてるのねぇ。意外と綺麗だわ」
魔理沙「図書館から“借りた”図鑑にも載ってないし、きっと新種だぞ」
咲夜「ところで、それはどうするの?」
魔理沙「無難にシロップ煮だ。奇をてらって不味いもんを出す訳にはいかないだろうし」
咲夜「そう、もうひとつ聞いてもいい?」
魔理沙「なんだ」
咲夜「それって、毒茸じゃなくて食べられる茸なのよね?」
魔理沙「さあな。何せ初めて調理するからな」
咲夜「責任は取ってくれるんでしょうね」
魔理沙「何かあったら狼煙を上げられるから成美かアリスが気付いてくれるさ」
咲夜「もう、貴方と枕を並べる最後の機会にならなきゃ良いけど」

397名無し妖精:2018/10/27(土) 22:00:40 ID:8/ntZaSs0
咲マリは姉妹

398名無し妖精:2018/10/27(土) 22:31:51 ID:YMPhMnns0
ttp://touhou.vote/v7/?m=cp&type=simple

1位  レイマリ
2位  蓮メリ
3位  てるもこ
4位  ゆかゆゆ
5位  マリアリ
6位  けねもこ
7位  こいここ
8位  こいさと
9位  レミ咲
10位 ゆかれいむ
11位 めーさく
12位 レミフラ
13位 せいしん
14位 大チル
16位 ゆゆみょん
17位 ドレサグ
18位 パチュアリ
19位 ひじみこ
20位 うどみょん
21位 あきゅすず
22位 勇パル
23位 ヘカ純
26位 レイサナ
27位 こまえーき
28位 おりんくう
28位 えーてる
30位 いくてん
31位 紫女苑
32位 さとえーき
33位 あやもみ
34位 こいフラ
35位 すわかな
36位 てんしおん
37位 レミさと
39位 おきゆか

票数100以上を挙げてみたけどさとえーきが意外に高くて驚く

399名無し妖精:2018/10/27(土) 22:49:50 ID:joQ6Y7rQ0
日本での映姫のベストパートナーはさとりが二番目に来るくらい人気なのね
この組み合わせは知らなかった

400名無し妖精:2018/10/28(日) 22:16:50 ID:07M4I8Zo0
てるもこが3位というのが面白い
妹紅も輝夜は韓国の即売会でも本が多かった
アジアで人気なのかな?

401名無し妖精:2018/10/28(日) 22:31:16 ID:e9C/z/ko0
ゆかゆゆも人気な傾向ある気がする

しかし他作品の百合にも触れてみて改めて思うけど、千年続けた殺し愛の関係とか、自殺してしまった親友の亡霊と千年以上ツーカーの関係を続けるとか、めちゃくちゃ強い百合がさらっと東方には出てくるんだよな

402名無し妖精:2018/10/28(日) 23:16:31 ID:ZvxOWYto0
人間と人外の寿命ネタはよくあるけど、人外と不老不死の寿命ネタってのも中々に高レベルだと思う

403名無し妖精:2018/10/31(水) 19:21:38 ID:2vopC0a20
ゆかりんはカップリングが充実している方だけど、紫のこと好きな子は全員、紫の本当のいいところを知っているのは自分だけ、って思ってそう

404ハロウィンの小傘とぬえ:2018/10/31(水) 20:52:15 ID:e/UCXZ5c0
ぬえ「かぼちゃ持ったか?」
小傘「うん!見て見て!うーらーめーしーやー」
ぬえ「うーらーめーしーやーじゃないわよ。やっぱりお前は妖怪としてのセンスゼロね」
小傘「何よ何よ!さっきは褒めてくれたくせにー!」
ぬえ「お前の驚かしを褒めた事は一度もないわよ。私はジャック・オー・ランタンの出来栄えを褒めただけよ」
小傘「んもー!ぬえちゃんってそういうところ、意地悪だよねっ…」
ぬえ「何でもいいけど今日は妖怪の祭典、ハロウィン。お寺の前にジャック・オー・ランタンのひとつもないと、寂しいってもんでしょ」
小傘「ここでいい?」
ぬえ「うん、そんな感じ」
小傘「よいしょ!よし!妖怪寺もかぼちゃのお化けでハロインを盛り上げないとね!」
ぬえ「…やっぱり小傘は年寄臭い」
小傘「えぇ!?ぬえちゃんの方が年寄でしょうよ」
ぬえ「私より若くて「よいしょ!」だなんて、そんなんでどうするって話よ」
小傘「むむむ…でもぬえちゃんってば、よくそんな薄着でいられるよねぇ〜…最近すっごく寒いじゃん」
ぬえ「私はいつも部屋の中にいるからね、外に出たりはあまりしないのよ…お前と違って風邪もひかないしな」
小傘「あっ!じゃあさ、これぇ!」
ぬえ「何よ、わっ、えっ?」
小傘「マフラーあげる!私が作ったんだよ!」
ぬえ「そ、そう…ありがとう…」
小傘「うんうん!やっぱり似合ってるよ〜!可愛い!それで今日お祭りあるから一緒に行こうよ!」
ぬえ「うっ…しょ、しょうがないなぁ、つ、付き合ってあげるわよ」

小傘「いっぱい遊んじゃったねぇ〜」
ぬえ「この金魚どうするのよ、こんなにいっぱい捕っちゃってさ」
小傘「ふっふっふ、どうやら私の本気を見せてしまったかな!」
ぬえ「何のキャラよ、それ」
小傘「でもぬえちゃんは射的は上手だよねぇ〜、射的だけは私の負けだよー」
ぬえ「ちょっと妖力を込めて…ってそうじゃない!
   金魚!どう見ても捕りすぎでしょ!金魚屋さんに返してきなよ…こんなにたくさん飼えないっつーの」
小傘「えーー…ぬえちゃんは金魚の世話、嫌?」
ぬえ「私は忙しいの」
小傘「うーん…じゃあ赤いのは返してくるね。でも私はこの黒色の金魚は飼うよ!」
ぬえ「…好きにすれば」

405ハロウィンの小傘とぬえ2:2018/10/31(水) 20:55:14 ID:e/UCXZ5c0
小傘「ハァハァ、ぬえちゃん、待っててくれるかなぁ…」
人間の男「おい、そこの傘の妖怪」
小傘「え?!私ですか?」
人間の男2「こいつですよね?水色で紫の変な傘を持ってるって」
人間の男「間違いない。妖怪なのにめちゃめちゃ弱いって」
人間の男2「よしちょっと来い、大人しくしていれば痛い思いはしなくて済むぞ」
小傘「ご、ごめんなさい、私、友達を待たせてて…」
『コツ、コツ、コツ』
人間の男「!?チッ、誰か来たな、おい早く連れていけ!」
人間の男2「うわああああああああああああ!!!!!!!」
人間の男「!?なんだこいつ!?!?」
『コツ、コツ、コツ』
人間の男「知らねぇ、俺は何も知らねぇ!だ、だれかああああああ!!!」
小傘「ッ!ひ、ひぃーー!」
『何してんのよ、お前』

・ ・ ・

ぬえ「あっはっはっは!!見た?小傘、今のあいつらの顔!」
小傘「……」
ぬえ「やっぱり夜は怖がらせるに最適よね、ってこれお前のセリフだっけ」
小傘「か、かなわないなぁ…」
ぬえ「何がよ」
小傘「さっきのぬえちゃん、本当に怖かったよ…。赤い靴だけがゆっくりゆっくり近づいてくるんだもん。他は全部まっくろで…」
ぬえ「そうか、やっぱり私をよく知ってると靴は変化せずに姿は真っ黒に見えるのね…というか、お前私に敵うと本気で思ってたのかよ」
小傘「…」
ぬえ「全く…」
小傘「でも、かっこよかった」
ぬえ「ま、まぁ、お前の姉貴分だしな、お前は私の事「妹分のぬえちゃん」とか言うけどさ」
小傘「今のぬえちゃんは、可愛い」
ぬえ「こいつ、また私の事バカにしてるな…って」
小傘「…///」
ぬえ「…何赤くなってんのよ…風邪でもひいたかー…ほら、マフラー巻いてやるよ…私は風邪なんかひかないからな」
小傘「月、綺麗だね」
ぬえ「…そうね」
小傘「…私、ぬえちゃんの事が好きだ」
ぬえ「え…?」
小傘「すごく…好き」
ぬえ「な、何言ってんのよ…」
小傘「…」
ぬえ「ま、ままま、またあれか、ビックリした?とかそういうオチでしょ!あはは、ほら、マフラーもっと巻いてやるよ、ぐるぐる傘〜」
小傘「ぬえちゃん…っ」
ぬえ「…!」ドサッ
小傘「どうして…気づいてくれないの…ずっと近くにいるのに…」
ぬえ「…わ…わ…わわ、私、あ、いや、ほ…本気なの…?」
小傘「どうしたら…信じてくれるの…?」
ぬえ「ぬ…脱ぎなさいよ…」
小傘「うん…」しゅる
ぬえ「ちょっ!!!!!!!ほ、本気で脱ぐ奴がいるか!!じょ、冗談だってば!」
小傘「え…」
ぬえ「…ご、ごめん…ごまかしたりして…」
小傘「…」
ぬえ「わ…私も…ずっと前から…お前の事が…その…す…好きになってた…ずっと、目で追ってた…」
小傘「ほ…ほんと?」
ぬえ「ずっと…ごまかしてた…釣り合わないって…思ってた…でも、お前だけが…一緒にいてくれた…だから…」
小傘「う…ぐすっ…ぐすっ…」
ぬえ「な…泣くな!!ちょっと…なくのやめてよ!おま…な、何で泣くのよ…!」
小傘「ぬえちゃんも…私と同じこと考えてたんだって…思ったら…」
ぬえ「ほ、本当は…私の方から言おうと…でも言えなくて…わ、私の負けね…さすがは私の妹分だわ!」
小傘「違うよ…私がお姉ちゃんでしょ…」
ぬえ「今日はそういう事にしておいてやるわ!今日だけだからな…!」
小傘「じゃあ…ぬえちゃんの方からしてよ…」
ぬえ「え…」
小傘「き、キス…するんでしょ…?」
ぬえ「あ、いや、ま、まだ早くない?その…で、デートとか…」
小傘「してるじゃん…」
ぬえ「あーこ、これ?あ、あはは、そう言えば…結構し、してるわね…」
小傘「ずっと、待ってたんだけど…」
ぬえ「…わ、分かったわよ…小傘…目を閉じなさい」
小傘「…片目だけ開けていい?」
ぬえ「ダメ…ダメでしょ…」
小傘「えへへ…」

ハロウィンになるとこの二人が思い浮かびます
イチャラブさせたかった

406名無し妖精:2018/10/31(水) 21:28:52 ID:TP6iuRBM0
こがぬえがいい夫婦になるのはいつだろうか

407名無し妖精:2018/11/01(木) 16:27:19 ID:cj02Ns.20
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/22214/1431594311/830
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/22214/1449653718/893
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/22214/1481451536/688
の続き的なあれ。今年のハロウィンも小傘が幻想郷を恐怖に陥れるよ!



小傘「ヒュゥゥ〜〜〜ドロドロドロドロドロドロ〜〜〜………」


小傘「おぉーー!!」


わかさぎ姫「あら、小傘ちゃん」
小傘「どんどこどーん」
わかさぎ姫「雷鼓さんの真似?」
小傘「もー、これからが良いところだったのに。まだ話しかけちゃダメだよ、わかちゃん」
わかさぎ姫「ご、ごめんなさい」
わかさぎ姫「ところで、そのかぼちゃの被り物に白いテーブルクロス。もしかしてハローウィン?」
小傘「え? わかちゃん知ってるの?」
わかさぎ姫「うん。オバケの格好をして『トリック オア トリート』って言って回るのよね?
      赤い館の人たちが大きなパーティーを開いていたことがあったから、近くにいた妖精さんに聞いたことがあるの。
      小傘ちゃんの噂も聞いたよ?」
小傘「なっ、なんと!? わちきの恐怖伝説はあの赤い館にまで広まっているの!?
   ふっふっふ〜ん。今頃あの吸血鬼も恐怖に震えているに違いないわ!」
わかさぎ姫「妖精さんから聞く分には、人里で子どもと一緒にすごく嬉しそうにお菓子をもらいに回ってたって感じだったけれど」
小傘「そんなわけないじゃない! まったくもう、かげろーといいわかちゃんといい、わちきを侮るにも程があるよ!」
わかさぎ姫「ご、ごめんなさい」
わかさぎ姫「それにしても、楽しそうなお祭りに参加できて羨ましいなぁ」
小傘「わかちゃんはここから動けないもんね。仕方ないなぁ、特別に私がもらったお菓子、少し分けてあげるよ」
わかさぎ姫「本当に? ありがとう!」
小傘「ねぇ、わかちゃん。参加したいんだったら、湖の近くを通った人間や妖怪にイタズラしてみたらどうかな?
   わちきみたいに恐怖のズンドコに陥れられるかどうかは別としてね」
わかさぎ姫「そっか、悪戯でもいいんだっけ?」
わかさぎ姫「悪戯かぁ……」
わかさぎ姫「……………」
わかさぎ姫「小傘ちゃん、お菓子ありがとう。お礼に歌を一つプレゼントするね」
小傘「わかちゃんの歌? 聴きたい、聴きたい!」
わかさぎ姫「ふふ。いくよ?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

小傘「わぁ……すごく綺麗」
わかさぎ姫「えへへ、ありがとう」
小傘「わかちゃん、歌、とっても上手なんだね。知らなかったよ」
わかさぎ姫「……………」
小傘「わかちゃん?」
わかさぎ姫「ねぇ、小傘ちゃん。”セイレーン“って知ってる?」
小傘「せいれーん?」
わかさぎ姫「私と同じで人魚の一種なんだけどね。歌で人々を惹きつけ、誘われた人を食べてしまうの」
小傘「なっ……。そ、その手には乗らないよ! 『歌を聞いたお前を食べてやるー!』って驚かす気なんでしょ!?」
わかさぎ姫「……小傘ちゃんは、歌声に誘われた人が生き延びた場合、どうなるか知ってる?」
小傘「う、ううん」
わかさぎ姫「そうなった場合、セイレーンはね」
わかさぎ姫「…………自ら命を絶たなければならないの」
小傘「えっ……?」
わかさぎ姫「私は小傘ちゃんを食べたくない。お友達に死んで欲しくないの。だから……」


わかさぎ姫『ごめんね』
わかさぎ姫『ありがとう』
わかさぎ姫『元気でね』


小傘「だっ」
小傘「だめえええぇぇっっぇええっっっ!!!!!」
わかさぎ姫「うわわわわっっ!! 小傘ちゃん! 冗談! 冗談だってばぁ!!」
小傘「だめっだめっわかちゃん! 死んじゃヤダぁぁ!!」
わかさぎ姫「ごめん! ごめん!! ごめんなさい!!! そこまで本気にするだなんて思わなかったのっ!!」
小傘「うぐっ……ひぐっ……。わがぢゃん……。死んじゃわないよね? これからも一緒にいられるよね……?」
わかさぎ姫「うん。うん。これからも一緒にいられるよ」
小傘「うう…………よがっだ…………」
わかさぎ姫「本当にごめんね……。でも、小傘ちゃんがそこまで心配してくれるだなんて、びっくりしちゃった」
小傘「……あっ!? 今、驚いた? 驚いたよねぇわかちゃん!!」
わかさぎ姫「小傘ちゃん、驚きってこういうものでもいいの?」


今年の小傘ちゃんのハロウィンの成果:一人



1日遅れたけど気にしない

408名無し妖精:2018/11/01(木) 19:23:51 ID:rjtaHTkw0
和んだ

409名無し妖精:2018/11/03(土) 01:06:03 ID:IHMGNVhM0
てんしおんはよく聞くようになったけど女苑と白蓮の絡みはあまり聞かないんだけどどうなの

410名無し妖精:2018/11/03(土) 01:40:47 ID:QDZ7bhr.0
依神姉妹をよく書く桐谷さんは、たまに聖と女苑の話も書いてくれているな

411名無し妖精:2018/11/08(木) 21:19:20 ID:LZErL9jE0
女「姉さん、柿を買ったから早速剥いてよー」
紫「良いけどさー。何でいつも私にやらせるの?」
女「『柿の皮は乞食に剥かせよ』なんて言うじゃない」
紫「女苑ー、その言い草酷いわー。少しでも空腹感を抑えたいからやってるのにー」
女「私と一緒の時は食べさせてるでしょ。それに姉さんの方が手先は器用じゃないの」
紫「まあそうね。よし、剥けた。半分はもちろん私の分だよね?」
女「姉さんの手で口まで運んでくれたら、一切れ除いて全部あげる」
紫「普段はそばに寄ると貧乏が感染るって五月蝿いのに、こういう時だけは甘えん坊よねぇ」
女「こんなこと、姉さんといる時じゃないと出来ないし」
紫「旦那さんなら応じてくれるかも」
女「私が見つける相手はターゲットだけ。結婚なんか冗談じゃないわ」
紫「私はいつも満腹にしてくれる人と添い遂げたいな。って女苑、どうして膨れてるのよ?」
女「姉さんの馬鹿!柿なんてもう要らない」
紫「じょ、女苑!?……行っちゃったわ」

412名無し妖精:2018/11/10(土) 20:01:47 ID:O9GvDZEI0
紫苑は鈍感っぽそうよね

413名無し妖精:2018/11/11(日) 09:54:32 ID:LI4rlBsA0
紅葉が綺麗だから椛も綺麗だよねと口走るシチュエーションが思い浮かんだけど、それを言った相手が誰なのか思いつかなかった

414名無し妖精:2018/11/11(日) 20:37:42 ID:Wc.efbKU0
酔った弾みで呟いた一言が聴かれてしまったみたいな感じだといい
発言主が文でもにとりでも2828してしまう
素面なら何となく雛が言いそうかな

415名無し妖精:2018/11/19(月) 21:21:25 ID:LsBJjFRk0
いい夫婦の日が近いけど中にはいつまでも恋人気分でいたいという組み合わせもあったりするのかな

416名無し妖精:2018/12/01(土) 20:47:30 ID:G8vvP5uk0
いい夫婦の日はこがぬえがとうかされるとちょっぴり期待してました

今日から12月
レティさんが帰って来ますね

417名無し妖精:2018/12/02(日) 11:24:00 ID:boj2Jqm20
幻想郷に遠距離恋愛ってあるのかな

418名無し妖精:2018/12/03(月) 23:28:05 ID:WzR.UJ3I0
幻想郷内だと狭いから越境カプ限定だろうか
妹紅×菫子とか以前は魔界に居た者同士だった夢子×アリスや神綺×白蓮なんかが当てはまりそうかな

419名無し妖精:2018/12/08(土) 14:05:45 ID:5g8vEWq20
寒くなったしあちこちで鍋をつつく光景が見られるようになるね

420名無し妖精:2018/12/08(土) 17:47:37 ID:QVvnqgjA0
今日は事八日(年神様にとっては事始め)だけどでも秋姉妹にとっては事納めになるのかな
農家がお事汁やおはぎを作って労をねぎらい無病息災を願う姿を見て本格的に冬到来と溜息を吐きそうか

421名無し妖精:2018/12/21(金) 23:40:22 ID:ZjT6jX120
冬至に実施される星供養は道教由来
みこびゃく的に美味しいネタになり得るか?

422名無し妖精:2018/12/23(日) 17:01:35 ID:JXlPF8OY0
年末年始は忙しくなってなかなか会えなくなるので、今のうちにいちゃついてるレイサナ はありませんか?

423名無し妖精:2018/12/23(日) 22:11:35 ID:EVC1o.LE0
初詣ではまたライバルとして燃え上がるのかな
最近の茨歌仙の展開を見るとそれどころじゃない気もするけど

424名無し妖精:2018/12/23(日) 23:16:23 ID:bWPYlG/20
>>423 
紫様が動くべき重大案件なのによりによって解決を天子ちゃんに仕切らせるという謎展開
実は認めていた?

425名無し妖精:2018/12/24(月) 08:33:06 ID:u77Gqkzw0
天子は最近本当に主人公してるのね
自機になる日も近い?

426名無し妖精:2018/12/24(月) 20:08:05 ID:3IEGeZWI0
てんしおん回また来ないかな

427名無し妖精:2018/12/25(火) 21:16:48 ID:uD210hBs0
二人で強力しておせち作りや餅つきに励む姿が見られる時期がそろそろ到来か

428名無し妖精:2018/12/26(水) 19:34:53 ID:JQle9gXI0
成美「私はずっと一人だけど……。森にずっと一人……。う……」
霊夢「あ、いやその。ごめん」


笠地蔵に登場するお地蔵さんは数に差はあれど大抵は複数だし
魔理沙も「お地蔵さんに傘かぶせて廻ったのも」と言ってたのに独りぼっちってことは
元ネタのように傘が足りなくて自身の物を被せてあげた最後のお地蔵さんだけ魔法使いになったということなのかな?

誰が被せたのは結局ボカされてるけれど
もし魔理沙だったら大晦日くらいは神社じゃなくて成美のそばに居て欲しいなと思った
「私が一人きりになったのは魔理沙のせいなんだから責任取ってよ」と言ってすり寄る成美も何故か幻視したけど

429名無し妖精:2018/12/27(木) 15:44:36 ID:idcJC0Bk0
明日あたりに同じ山に居る誰かの家へ餅搗きを手伝いに行くネムノが見られたらいいなあ
山姥が手伝った正月餅は際限なく増えたり福をもたらしてくれるという昔話があるみたいだし

430名無し妖精:2018/12/29(土) 10:07:45 ID:GOw9D.s20
お供え物もなくかわいそうだべと成美ちゃんの前にたくさんの食べ物を供えるネムノさん
後日、笠地蔵よろしく成美ちゃんはお礼に行くのだけど、まあ食ってけと逆にとてももてなされる成美ちゃん

431名無し妖精:2018/12/29(土) 23:47:43 ID:CfGMAub20
正邪は年越し蕎麦というか蕎麦そのものを嫌いそうな気がした
蕎麦の茎が赤いのは天邪鬼の血で染まったからだという話があるから
針妙丸と組んでた頃に蕎麦を食べようと言われて仏頂面になる姿が想像できる

432名無し妖精:2018/12/31(月) 21:51:18 ID:oCuVTFp.0
響子? わたしだよー。
――あっ、みすちー! お店はもういいの?
さっき最後のおきゃくさんが帰ったところ。そっちは?
――全然まだまだだよー。去年よりずっと多くなってる。
あいかわらず命蓮寺はすごいわねぇ。わたしのところにもそれくらい来てくれればいいのに。
――そんなに繁盛しちゃったらみすちーと遊べなくなっちゃうよぅ。
あはは、それに本当にきちゃったらさばききる自信がないや。
年末年始はほんといそがしいよね。響子といっしょに過ごせたことなんてかぞえるくらいしかないんじゃない?
――でも今年は一緒にいられてるよ! 声だけだけど!
そうねぇ。ほんと、そとの世界ってどうなってるのかしら。こんなちいさなもので会話ができるなんて。
――ほんとにねー。私もつけてもらう時、勘違いされたもん。オシャレしてどこ行くのって。
わたしのところはきづいてくれたの妹紅さんくらいだったなー。女将さん、ピアスするようになったの? って。
――会話ができる道具だなんて誰も思わないよね。
わかるわかる。はたからみれば一人でしゃべってるだけだもんね。さすがにおきゃくさんのまえじゃこれは使えなかったわ。
――今度会ったらお礼言わなきゃね。スミレコさんだっけ?
そ。妹紅さんのしりあい。おさけがのめないからひたすら食べてるメガネの子。
――あっちではお酒飲むのに年を取らないといけないらしいねー。
郷に入っては郷に従えっていうんだから、こっちにいるあいだくらいのめばいいのに。ここではおさけは必須なんだから。
――そんなことしたら大変らしーよー? 噂があっという間に広まってそこにはいられなくなるんだって!
おさけのんだだけでっ!? なんだか窮屈ねぇ。
――それにお酒を強要するのって、あっちでは“あるはら”って言うそうだよ?
あー、なんかきいたことあるかも。たしかに無理やりのまされるおさけっておいしくないもんねぇ。
わたしも仕事柄すすめられるからのまないといけないんだけど、なかにはのませるのを楽しむおきゃくさんもいるからちょっとわかるぅ。
――……みすちー、もしかして酔ってる?
あったりまえじゃない。いったい今日がなんの日だとおもってるのよ。そりゃぁのまされてるわよ……
来るひと来るひとみーんなすすめてくるし、こんな日にことわるやつがあるもんかとかいわれるし。
あー。窮屈だなんていったけど、この日だけはそとのせかいのが進んでるとおもえるわ。
――……………。
きょうことすごしたときはたのしかったなー。おいしい料理にたのしいおさけ。料理は手前みそだけど。なーんの気兼ねもなくすごせたし。
おそば食べてさ、のんで酔っぱらってさ。うたっておどって、ばかみたいに笑ってさ。
年を越すしゅんかんなんてジャンプとかしちゃったり? うるさーいって追いかけまわされたりもしたけどたのしかったなー。
さいごに年末いっしょにすごしたのっていつだっけ? もうおもいだせないくらいまえかぁ。さびしいなー。
――……………。
ねぇ、除夜のかねは煩悩をはらうんだよね?
――え? うん…そうだけど。
ついでにさ、このさびしさもはらってくれないかなあ。こんなきもちで新年むかえたくないよぉ。
まだ鳴らしてないんでしょ? きかせてよ。
――…? さっきからず…と撞かれてるよ…
うそだぁ、きこえないよ。
――ほん……よ。信徒さ……途切れ…………撞かれっぱ……だし。
なんかきこえづらいなー。ごめん、もう一回いってくれない?
――…れ、みすち……なん…聞……づら………
あれ? きょーこー?
――
きょーちゃーん?

おーい。

きこえなくなっちゃった。魔力ぎれかなー。そとの世界の技術と幻想郷のちからはまだうまくあわさらないのかなー。ちぇー。
はーーあ。結局ことしもひとりかー。さびしーなー。さびしーよー。
……………。
……………。
……………。
は。ははは。はは。
ほんとうに…………はらえたら…………いい……の、にな…………
……………。
………。
…。
さて、と。片付けしなきゃ。今から暮れの大掃除だなんて笑えるわ。
うぅっっ、キモチワルっ……。お酒は新年に持ち越しかしら……

ごおおぉん

……?

ごおおおぉぉんっ!

これは……

ごおおおおおぉぉぉぉんっっ!!

……バカ。そんなに大きな声を出したら聖さんにげんこつされちゃうよ。

ごおおおおおお!?

……………。

でも、ありがとね。


ミスティア「あ、響…………うわっ」
ミスティア「またひどく叱られたわね……。五段重ね?」
響子「……ふ、ふっふっふ。ふふふのふ。みすちーのためならば、こんなのへっちゃら屁の河童……」
ミスティア「はいはい。なでなでしたげるからこっちおいで。っとに馬鹿なんだから。」
響子「……ぶえええぇぇぇ。いだいよみずぢいいぃぃぃ」

433名無し妖精:2018/12/31(月) 22:28:24 ID:dDs2nx9c0
良い鳥獣伎楽でした

434名無し妖精:2019/01/04(金) 01:00:28 ID:Egu1a3a20
紫苑と女苑って二人で年越したのかな
それとも二人とも新たな居場所で過ごしたのかな

435名無し妖精:2019/01/04(金) 08:50:00 ID:CUcQPh4A0
外の世界の神社に訪れる初詣客をカモにすべく新年早々一働きする女苑
女苑からお年玉を貰いつつも一人でお節を食べながらお留守番する紫苑

なんて光景が浮かんだ
でも天子と組んだ状況が続いてるなら年末年始は彼女と居たのかな

436名無し妖精:2019/01/06(日) 16:41:51 ID:5A194Dh20
天狗が人間を若くする目的で、一年に一度は脇の下から生き血を吸う

山形県新庄市鉄砲町の民話で、天狗の神隠しに遭って嫁となった人間が語っていた内容だけど
あやれいむ、文マリ、あやさな本あたりでネタにされた事はあるのかちょっと気になった

437名無し妖精:2019/01/11(金) 20:38:22 ID:IW3f7WRM0
>>436
霊夢や魔理沙、早苗ってやっぱり若いままでいたいのかな
そうだとすると自分から吸ってとせがんだりするのかね
文は人間の生贄?には困らなさそう

438名無し妖精:2019/01/12(土) 09:10:38 ID:GJ9TEOC20
延命効果もあるなら霊夢は拒否(紅EDで20年分位ならいいかとも言ってたけど)
丹の生成に手を出してた魔理沙はやってもらうかも
早苗は予想できない

439名無し妖精:2019/01/13(日) 21:13:38 ID:BF03wv7M0
今日はタバコのピースの発売日らしい
ぐれたクラウンピースがタバコを吸うのを見て、すごい勢いでへカーティアと純狐が止める様子を想像した
この二人なら、見つけた時本気で叱りそう

ところで幻想郷は酒はかなり普及してるけど、タバコの方はどうなんかな?

440名無し妖精:2019/01/13(日) 22:55:52 ID:GAD1qIZU0
文花帖で香霖堂で入荷された水煙草について扱った新聞で
文が第115季(紅霧異変の3年前)の時点で「煙管以外の煙草は見たことが無かった」と記していた
あと妹紅が輝夜と遣り合ってボヤ騒ぎを起こした時に
「た、煙草のポイ捨てかしら?最近の若いもんは非常識なもんでねぇ」
と言って誤魔化そうしてたから言い訳に使える位に喫煙者は要るのだろう

また香霖堂(外來韋編掲載の新第5話)では
『幻想郷にある煙草はキセルであって、かろうじて香霖堂には水煙草の道具がある程度である。
紙巻き煙草と呼ばれる、シガレットというものが流れ着くことは殆ど無い』
と記載されている

霖之助マミゾウ女苑以外にも嗜む人妖はいそうだけど幻想郷内でシガーキスの展開に持っていくのは難しそうだ
香霖堂で高額な代金を払うか外の世界へ行って手に入れるしかないから

441名無し妖精:2019/01/14(月) 12:48:51 ID:ADdznGD20
>>440
一本の煙管を二人で吸うのを相合煙管と言うらしいから、一応は可能?
タバコを嗜むキャラってのがやっぱりあまり思い浮かばないけど




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