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【横浜の呪縛】内川コピペが幻想入り【終焉】
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紺珠伝、案の定出番のなかったチルノ
花映塚から無知扱いは大加速
同族の三妖精からも踏み台扱いされ散々だった
各所に響く⑨の是非を問うレスバトル、どこからか聞こえる「今度も１面中ボスだな」の声
最強ランキングを塗り替える新キャラの一方で、万年雑魚扱いのチルノは独り霧の湖で泣いていた
天測で見せた知性、勇気、戦闘センス、そして妖々夢まであったはずの妖怪設定・・
それを今の東方で評価されることは殆ど不可能と言ってよかった
「あたい、どうしたらいいかわからないよ・・・」チルノは悔し涙を流しては頬に凍らせた
どれくらい経ったろうか、チルノははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい頬の感覚が現実に引き戻した
「また、蛙でも捕まえようかな」チルノは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、チルノはふと気付いた
「あれ・・・？新作が始まっている・・・？」
湖から飛び出したチルノが目にしたのは、サーバーを落とさんばかりのチルノファンによる書き込みだった
溢れそうなほどに日焼けチルノ画像が貼られ、雪崩のようにチルノスレの勢いが上がっていた
どういうことか分からずに呆然とするチルノの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「チルノ、異変解決だ、早く行くぞ」声の方に振り返ったチルノは目を疑った
「ま・・・魔理沙？」 「なんですか妖精さん、居眠りでもしてたんですか？」
「ま・・・マスゴミ天狗？」 「なに言ってるのよ、同じ自機なのに失礼じゃない？」
「紅白の巫女・・・」 チルノは半分パニックになりながら新作出演者を見上げた
１面：ラルバ ２面：ネムノ ３面：あうん ４面：成美 ５面：里乃&舞 ６面、EX：隠岐奈 自機：霊夢、魔理沙、日焼けしたチルノ、文
暫時、唖然としていたチルノだったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「活躍出来る・・・出来るんだ！」
リリーから1upを受け取り、クリアへ全力疾走するチルノ、その目に光る涙は悔しさとは無縁の暖かいものだった・・・
翌日、相も変わらず三月精で馬鹿にされるチルノが発見され、緒方孝市はポストシーズンで静かに息を引き取った
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