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【横浜の呪縛】内川コピペが幻想入り【終焉】

20名無し妖精:2017/11/09(木) 16:59:11 ID:rHSVA1V.0
オカルト関連、今回の四季異変にも出られなかった自機
掲示板に響くファンのため息、どこからか聞こえる「次の異変にも出られないな」の声
祀られる風の人間、東風谷早苗は独り守矢神社の自室で泣いていた
星蓮船からの連続出演、少しばかりの低迷期を乗り越え紺珠伝での復活、そして何より自機になれない自分を励まして下さった神様達…
それを今の早苗が再び活躍することは殆ど不可能だった
「どうすりゃいいの…」
早苗は悔し涙を流し続けた
どれくらい経っただろうか、早苗ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、寒い室内の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、戻っておゆはんの支度をしないと」
早苗は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、ふと気付いた「あれ…私のファンがいる…?」
控え室から飛び出した咲夜が目にしたのは大勢の守屋信者等早苗のファン達だった
千切れそうな程に振られていた旗には「頑張れ早苗さん」とあり、地鳴りのように信仰は儚き人間の為にが響いていた
どういうことか分からずに呆然とする早苗の背中に、聞き覚えのある声が聞こえた
「早苗、異変解決よ、行くわ」声の方を振り返った咲夜は目を疑った
「れ…霊夢さん…?」「なんだ早苗、居眠りでもしてたのか?」
「ま…魔理沙さん…?妖怪になったはずでは?」「なんですか早苗さん、かってに魔理紗さんを妖怪にして」
「妖夢さん・・・」早苗は半分パニックになりながら新作の自機発表ボードを見た
1番:霊夢 2番:魔理沙 3番:妖夢 4番:早苗 5番:優曇華 6番:咲夜 7番:正邪 8番:文 9番:チルノ
しばらく、唖然としていた早苗だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつなかった
「出られる…出られるんだ!」
神奈子から「ミラクルフルーツ」を受け取り、諏訪子の元へ疾走する早苗、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった

翌日、妖怪の山の中腹で冷たくなっている早苗が犬走椛に発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った




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