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東方創想話について語るスレ その205
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ここは『東方シリーズ』の二次創作SSを発表する場として、「Coolier -クーリエ-」管理人のmarvs氏が同サイト内に設営した、
「東方創想話」に投稿されている作品について、作品に対する感想・批評を述べたり、
作品の捉え方や解釈について議論したり、この作品の○○萌え〜と叫んだりするスレッドです。
前スレ
東方創想話について語るスレ その204
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/22214/1455936985/
・創想話は直リンクOKになりました。レビューへのURL添付などご随意に。
ただし、検索機能を外部から直接使うことは禁止されています。
◆おやくそく◆
・東方創想話内の作品と、創想話に投稿なさっている作家さんの作品に関しての話題のみとして下さい。
絵や同人誌、音楽、関連ゲーム等は二次創作スレで。
・作家さんは、自分の作品について明示的に意見を述べる場合、もしくは作家として意見する場合に限って
トリップをつけて下さい。(トリップは名前欄に「#(適当な文字列)」)
・感想は、なるべくその作品に対する感想欄に書きましょう。得点をつける場合は自分に正直になりましょう。
・自分の価値観や好みを押し付けるのはやめましょう。
長編、短編、シリアス、ほのぼの、パロディ、全てが等しく作品です。
・ネチョは当然スレ違いです。
・次スレは>>970以降、流れが速い時は>>950以降に気付いた人が宣言してから建てましょう。
◆SS捜索、関連ツール、作家さんの交流はこちらで◆
・【こんなSS】 貴方に合うSSを探すスレ 第7話 【知ってるよ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/22214/1426656488/
・創想話スクリプト・ツールスレ3
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/41116/1352420491/
・東方創想話作家の交流スレッド その40
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◆当スレまとめサイト◆
・創想話スレまとめwiki
ttp://wikiwiki.jp/sosowamatome/
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全部わりと正当じゃないかね?
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閲覧数: 12490もある作品あった。怖い
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ジェネリックはもう3ヶ月近く投稿なしか
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飲んべいのレビューはじまるよー。
【作品集】215
【タイトル】
厄神様はムシが怖い【書いた人】角鹿 雅人
【あらすじ&感想】
射命丸文の書いた新聞により、周囲の人外からいじられる雛。
鴉天狗が教えた秘密の場所で、雛は天狗に語る。
何故、虫が嫌いだと。
その理由は何なのかと。
話の序盤から、穏やかな空気が漂ってきています。
厄神というという設定を上手く活かしていると思います。
物語後半。
雛を自分のお気に入りの場所へと誘う文。
そこで雛は語りだす。過去の話。そして、何故虫が嫌いなのか。
文章のテンポも良いし、お話の内容も綺麗です。
できれば、もっと評価されてもいいんじゃないかと思う作品です。
猫を飼っていた人には、感慨深い物があるのではと。
できれば、雛好きな人に読んでもらいたい。そんなお話です。
【あらすじ&感想】
+++++
【五段階評価】
★☆☆☆☆(慧音先生の寺子屋行き!)
★★☆☆☆(心のスキマが広い人なら読めるんじゃね?)
★★★☆☆(良くも悪くもふつー。積極的に薦められないが自分は楽しめたZE!)
★★★★☆(これはッ!!自分一人で楽しんではいけないッ誰かにッ他の誰かに薦めねばッ!!)
★★★★★(このとき神が降臨した。そして1000年先まで語り継がれることとなる)
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飲んべいのレビューはじまるよー。
【作品集】215
【タイトル】
厄神様はムシが怖い【書いた人】角鹿 雅人
【あらすじ&感想】
射命丸文の書いた新聞により、周囲の人外からいじられる雛。
鴉天狗が教えた秘密の場所で、雛は天狗に語る。
何故、虫が嫌いだと。
その理由は何なのかと。
話の序盤から、穏やかな空気が漂ってきています。
厄神というという設定を上手く活かしていると思います。
物語後半。
雛を自分のお気に入りの場所へと誘う文。
そこで雛は語りだす。過去の話。そして、何故虫が嫌いなのか。
文章のテンポも良いし、お話の内容も綺麗です。
できれば、もっと評価されてもいいんじゃないかと思う作品です。
猫を飼っていた人には、感慨深い物があるのではと。
できれば、雛好きな人に読んでもらいたい。そんなお話です。
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とりあえず酔いを醒ましてからやね
レビューを書くのに気負う必要はないけど、最低でも作者さんに敬意が必要だよ
なのに、これは作者さんの名前がおかしなことになってる
氏を人と間違えたのかもしれんけど、はっきり言って、これはミスの中でも最悪なヤツや
少なくともシラフでは誰もしないミスだと思う
あとURLもない
言われてたやん、前にも
前に指摘されたことを無視して物事を身勝手に進めようとするのは良くない
そそわを盛り上げようとしてレビューすんのは良いことやし、酔っぱらってんのも勝手やけど、このレビューには反省すべきところがあるんじゃないか
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まあまあ、酔いが醒めて見直せば思うこともあるだろうしそんなに強く言わなくても
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そう言われると言い過ぎたような気分になってきた
申し訳なかった
とにかく作者さんの名前だけは間違えんように頼みます
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誰かが言う必要はあったから>>231は言うべきことで、
それをきちっとやってくれたからこっちが宥め役に回っただけなんであんまり気にしないでくれw
なんにせよ推敲は大事だねって話だな
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申し訳ない。
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言われてる通り推敲は大事
俺も作家側でそそわに投稿してるけど、いつも「あと一週間置いて推敲しとけば……」って後悔してる
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まあ名前だけは気をつけようねということでしょうなあ。
【作品集】215
【タイトル】I,YAMA 【書いた人】ドクター・ヴィオラ 氏
【URL】ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1494999509
【あらすじ】
とあるレトロなカフェにて、人工知能が数学の未解決問題を証明したとのニュースを耳にした秘封倶楽部の二人。
それと並行して、メリーは蓮子に、夢の世界で三途の川を訪れて四季映姫・ヤマザナドゥに出会ったことを語る。
すると、度重ねて幻想に触れたことで風変わりな明晰を備えてる――つまり、ちょっとおかしな思考回路を持つ――宇佐見蓮子は、その二つを掛け合わせ、誠に不遜な天啓を得た。
「私は人工知能を使って、地獄の最高裁判長を創造する!」
「うーん。なるほど、なるほど」 メリーは呆れて言って 「議論はしますまい」
「うんにゃ、ほんとなのよ」
かくしてAI“シキ”が生まれることとなる。
【感想】
人工知能を創り出した秘封倶楽部と、創り出された人工閻魔のSS。
ちゃんと練られたSFで、それでいて直球なストーリーラインは読者を飽きさせません。
シキの狂気的な描写は実に巧みな構成で、その破綻には確かな哀れさが感じられます。
何より秘封倶楽部の"日常的な非日常活動"を明確に表現しているので、秘封好きにはおすすめできるSSです。
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【作品集】215
【タイトル】灰を灯せば 【書いた人】皮 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1496062246
【あらすじ】
とある春の日、西行寺幽々子は白玉楼にアリス・マーガトロイドを迎え入れた。
発端は、幽々子からの手紙である。
──死なないものが私は怖い。死なない人形というものがあるのだろうか。教えてほしい。
──春の庭でお答えします。一人分ほどの桜の花びらを用意してお待ちあれ。
かくして書簡の対話を経て、春陽の下、二人は尋花問柳に遊ぶこととなる。
【感想】
暇を持て余した亡霊の姫と、それに付き合った人形師のSS。
桜による春の世界の描写が目眩を催させるほどの情景となって、やがて霧散する様子は美しいの一言です。
その文体は非常に鋭利でして、恐らく今作品集で最も凄まじい筆致で書かれています。
個人的には"たおたおと白玉楼に香る"って表現が好きです。とても良い匂いがしそう。
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こういうショートショートを組み合わせた作品はレビューするのも難しい
実質、三作をレビューしたような、大してそうでもないような
【作品集】215
【タイトル】ネヴァー・カミング・フォークロア 【書いた人】Cabernet 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1495193472
【あらすじ】
Story 01 メビウスの小旅行
幻想郷とて諸行無常、生々流転が世の定め。
少年は大人になるし、チルノだって日焼けする。
エタニティラルバは見護っていた。その、総てを。
Story 02 山の唄
坂田ネムノは山姥だ。山に棲んでいる。
山は閉鎖的で、身勝手で、縄張りを主張するくせに、そこには微塵も理屈がない。
それでも山で生きるということには、やはり、彼女なりの観念がある。
Story 03 狛犬敢闘録
神社に新しい巫女がやってきた。強い巫女だ、誰が護る必要も無いくらいに。
高麗野あうんは神社に棲んでいた。弱い狛犬だ、誰を護ることもできぬくらいに。
それでもあうんがすべきことは変わらない。巫女を、霊夢を、護りたいのだ。
【感想】
東方Projectの次回作、東方天空璋の三人を主人公としたSS。
彼女達は東方の表舞台に現れることで、それぞれが、"環の羅列からの跳躍"を果たすことでしょう。
その素直な文体は頭の中で齟齬を起こすこともなく一気に読み進めることができます。
東方天空璋をプレイする前に、新キャラの活躍を愉しんでみては如何でしょうか。
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>>237-239
レビュ乙
今作品集はレベル高いね
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しかし、あんた自分のはしないの?
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灰を灯せば、にコメントと100点を入れたはずなのに入ってなかった。つらい。
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>>241
特定はマジ勘弁、やめて
【作品集】215
【タイトル】行き先 【書いた人】チャーシューメン 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1495808200
【あらすじ】
梅雨の迫る季節、こいしは幻想郷を抜け出して、足の向くままに雨の世界を眺めていた。
雨水の小さな川や、公園、雨合羽を着た子供達……やがて朽木色のお店に辿り着いた。
それは駄菓子屋だった。色とりどりの菓子に溢れた、子供達の夢の世界。
こいしは喜々として傘を畳み、店内を探検することにした。
【感想】
センシティブを患ったこいしを、アンニュイなさとりが慰めるSS。
古明地家秘伝は割りと色んな御家庭で秘伝とされているのではないでしょうか。
文体は無駄な加飾を排除したシンプルなもので、読みやすさを優先して書かれています。
このこいしにはきっと急ぎたくなる行き先ができたことでしょう。
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レビュー乙乙
しかしレビューの文体で特定はすげえな
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>>243
応援してる
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レビュー上手な人すげーってなるけど、作家さんだったりするんだよね。
同じ作家の私がレビューしてもいろいろちぐはぐになるから結局すげーってなるんだけど。文体で把握できる人は尊敬する
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チャーシューメン氏といい、このレビューの人といい、色々と損してると思うんだけどな
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【作品集】215
【タイトル】あ、うん♪ あ、うん♪ あ、う、ん♪ 【書いた人】智弘 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1494249433
【あらすじ】
博麗神社を訪れた、我らが激カワ狛犬、高麗野あうんちゃん。
朝餉の支度をする厨房に侵入し、確認せしはお味噌汁の具。
なめこをペロリと平らげて、代わりに入れるはお豆腐とわかめ。
「あ、うん♪ あ、うん♪ あ、う、ん♪」
"可愛さのバタフライ・エフェクト"を起こしかねない彼女は今朝も神社で大活躍だ。
【感想】
ラブリーな狛犬あうんちゃんの奮闘を記したワンだふるなSS。
ゆるキャラ感MAXのあうんちゃんの思考回路は仄々としていて可愛らしいものがあります。
また、あうんちゃんの容姿へのポップな頌詞は、氏から彼女への並々ならぬ慈愛を感じられました。
新作のキャラ付けの方向性が定まらぬ、今の時点でしか見られぬあうんちゃんの活躍を、ぜひ御覧じませ。
ただし、もちろん東方天空璋のネタバレなので、そこは御注意下さい。
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【作品集】215
【タイトル】咲夜は一度死ぬ 【書いた人】くろはすみ 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1495338170
【あらすじ】
咲夜が病死した。レミリアは蘇らせようとしたが、その魂はとうに彼岸を渡ってしまっており、とにかく記憶と人格だけで覚醒させた。
目覚めた咲夜は、周囲の様子を訝しんだ。当然のことだろう、彼女にしてみれば、いったん死を受け入れた挙句、その喪失感から掬い上げられたのだから。
レミリアは咲夜に諸々の事情を語り、君と前身との認識の差異が如何なるものだとしても受け入れるつもりだから、君は今後どうするかを決めて欲しいと伝えて、部屋を後にした。
彼女はその日の内にレミリアの元を訪れた。"貴方たちが私の家族というなら私のことを見て欲しい"と、咲夜は、そう語った。
これは、あの子ではなく、その咲夜の物語である。
【感想】
死んだ咲夜を蘇らせたレミリア達と、記憶と人格だけで蘇った咲夜のSS。
一種の思考実験的な趣きを持っていて、読むのには時間がかかるかも知れません。簡単に表現するなら『哲学的ゾンビの風景』を氏なりに解釈した実験小説とでも申しましょうか。
文章はとにかく淡々と、レミリアの独白が続いて行きます。どこかそれが物哀しく感じられるのは結論が決まりきっているからでしょう。
個人的には"咲夜は明らかに「クオリアを欲している」。私から言わせればこれはもう主観的な感覚だ。"という部分が好きです。これは多分、氏自身もまた、そう思っていたのではないでしょうか。
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『彼岸を』じゃなくて『彼岸に』ですね。
ごめんなさい、wikiは直しておきます。
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乙乙
最近レビュ頑張ってんね
明日は休みだし読んでいくか
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戸隠氏って本当に引きこもりなのだろうか?
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わかんね。でも、ああゆう語り口ができるなら職場で面白がられてるかも。
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戸隠氏とかチャーシューメン氏とか、創想話が長いのにTwitterとかblogとかやってない人って何でなのかね?
交流したほうが楽しいと思うんだけどな
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当人の勝手でしょそんなん
馴れ合い嫌いな人もいるだろうし
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いや、話をしてみたいと思っただけなんだ
気を悪くさせたならすまんかった
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ツイッターもブログも見当たらんけどこんぺ評価期間だけチャットとかに顔を出す人はいたな
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チャーシューメン氏って長いっけ?去年からじゃない?
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昨年の一月からだからわりと長いよ
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そそわは5.6年選手が普通に今も投稿してるからな
まだ短い方
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【作品集】215
【タイトル】月日聞こし召す妖怪 【書いた人】アラツキ 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1495484712
【あらすじ】
夏の某日、ルーミアはうだっていた。
いったん闇を解けば強い陽射しが羞明をもたらし、火照る草木の熱れが身体に纏う。
夏が来たのだ、とルーミアは当たり前のことを思った。思っただけではなく、誰かと話がしたいと思った。夏が来た、と誰かと語らいたかった。
そうと決まれば、もはや彼女が行くべき場所は決まっている。ルーミアは博麗神社へと向かった。
【感想】
洗ってない匂いがするルーミアと人間の匂いがする霊夢のSS。
匂い立つようなルーミアの描写は、さながら真夏日の猫を見ているかのような印象です。
文章は端的で、それでいて夏の暑苦しさの情景を思い起こさせてくれます。
ルーミアはまた来年も同じようなことを考えていることでしょう。風鈴の音と一緒に。
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とらねこ氏なんて投稿始めてえらい長いけど、なんであんなに否定的なコメがつくんだろ?
教えて偉い人。
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>>261
レビュ乙です
ルーミアものは名作のかほりがする
>>262
あのノリが苦手な人もいると思う
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>>262
コメントしてる側の声の大きさが原因かと
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条件反射の否定コメはほんと百害あって一利ないと思うんですよ。
育てるためのアドバイスするのでもなけりゃ、最初から作者よけすればいいのに
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今作品集はレートが高い作品が多いね
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長編ほどコメが多くつく傾向があるとおもうし、だからレートがあがるんじゃないか
今作品集だったらI,YAMAとか身籠り金烏、これからのためのカーテン・コールもレートは高いし、ネヴァー・カミング・フォークロアも長いほうだと思う
monochromancier氏以外のはレビューされてるけど
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長編ほど〜〜
っていうのは若干同意しづらいかもしれない。30キロ越えると一気に閲覧数が減るイメージなんだけど、そんなことないか。
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>>267
【作品集】215
【タイトル】これからのためのカーテン・コール 【書いた人】monochromancier 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1496139360
【あらすじ】
とある古びた書籍が紅魔館を風靡していた。
その小説に魅せられた紅魔館の面々は、作中の登場人物に成りきるのを楽しみ、今やそれはちょっとした演劇となっていた。
フランドールは見世物の少女。劇場で歌を歌っている。
美鈴はその常連。いつもフランに薔薇を捧げている。
レミリアは劇場に棲まう幽霊。時折フランにちょっかいをかけている。
小悪魔は美鈴の同僚。美鈴がフランを気にかけていることに不快を感じている。
咲夜は小悪魔の先輩。――彼女は決してこの芝居に乗り気では無いけれど。
「……ちなみに、パチュリー様のポジションは?」
「……神様らしいわ」
「ぷっ」
「何笑ってるのよ」
今宵も広間にフランドールの歌声が響く……
【感想】
魔力が込められているらしい小説本とそれを心行くまで楽しんだ紅魔館の面々のSS。
最終的に彼女達は小説を逸脱し、独自のアンサンブルを紡ぐことと成りますが、それはとても美しいカーテン・コールに繋がっていきます。
その文体についてですが、小説の中なのか外なのか虚実を交差させた文体で、まるで本当に劇を見ているような感覚を抱かせてくれます。
個人的には"「私のこと、フランって呼んでみて」"ってのが好きですね。古典的な台詞ですが、何かが始まるって気がするではありませんか。
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俺は長編読んだら感想書きたくなるタイプだし読んだ人のコメント率が高いってことじゃない?
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>>269
ってレビュ乙
いつも面白そうに書いてくれるな
あとで読むわ
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>>268
言ってることがちょっと違うかもだが、今作品集だと非想九重縁結びが其の一から其の二で閲覧数が400台→200台と半分近く減ってるな
脱落してるのか、それとも試しに開いてみてから後日に改めて読んでるのか
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>>269
あんたすげえよ
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>>272
理想論としてはまだ読み続けてる最中で、現実的にはもう読むの止めちゃってるかもしれないね
長編の宿命というか、なんというか
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面白れぇ!って感じた物はいくらでも追えちゃうから、こと長編(200kb以上)に至っては最初に引き込めるか個々のストライクゾーンにヒットするかどうかだと思ってる
興味さえ持っ(てもらっ)たら、ちまちま数日かけて読むことはままあるし、一気読み出来ないひとからすれば作品集切り替わってから読み終える・読み始めるひとだっているかもだしなあ
ネヴァー・カミング(ry)は新作やってから読むって決めてるけど、ほんとはめっちゃ読みたい欲にかられている。早く読んでコメ投げたい感想おじさん
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>>275
でもそんな感想おじさんでさえ、ここにレビューされてるやつ全部読んでるわけじゃないでしょ?
時間的に全作品を最後まで読むのは難しいわけで、長編ってのはそれに長さの負荷が加わるんだから、やっぱり大変だよ
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ああ、いや、レビューの人は読んでんのか
そうか、凄いな
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>>276
別所のことで申し訳ないが、作品集全部読んでレビューしたことはあるので気力次第だと思う
レビュー>読む>感想、と個人的に難しいというか、力を使う順番としてはこうだけど、創作したい時間なんかも含めると全読みはやっぱしないかも
つか流れ着く前に全読みレビューしてるひといなかったかしら
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ああID変わってるけど275ね
あとレビューされたやつは7割くらい読み切ってる(食指が動かなかったものは時間的都合から切り捨ててるけど)
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>>279
おすすめレビューしてちょうだい
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2レス目は余計だったのでは...
ともあれ、レビューしてみるのも良いと思うよ
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レビューがあればその分スレも湧くんだ。それに作者としてもレビューは一生の宝物になるんだ。だからみんないいと思ったものはドンドンレビューしような。
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>>278-279
作品集全部レビューってのは凄いです
それに、今のここでレビュアーが増えるのは助かります
私はちょっと控えますんで宜しくお願い致します
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低得点だけど面白い、そんな作品のレビューを希望したりして。
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じゃあ俺は自分が好きな作家がレビューされたときのこと考えて身構えとくわ
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ドンドンニゲミチフサガレテル…
偏食だから期待しないでね、クスン…
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私が書いた作品もレビュールーレットに当たることを祈るのぜ。レビューはラックだぜ
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まさか、俺の作品のレビューがくる可能性も……!?
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実際、レビューは大事
今作品集のCabernet氏とかレビューされてコメントが再燃した感じだし、レビュアーさんには感謝してるだろ
いや、ここ見てっかは知らんけど
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まいん氏ぶれないな
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ゆかてん作品キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
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最新作品集見てたら沙門氏が他人の作品の感想で犯罪(動物の愛護及び管理に関する法律
44条)を自白して、
この厄は重いでしょうから一生忘れないとか言っててドン引きですよ
いくら反省しててもそういう風に何かにかこつけて喋ったら怒られるでしょ
なんで急に言わなくて良い事を言い出したんや
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【作品集】215
【タイトル】天子が見た紫の廃線追いかけっこ笑顔篇 【書いた人】イムス 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1496826769
【あらすじ&感想】
先にイムス氏が同作品集にて投稿した『菫子が見た妹紅のモテモテ地獄篇』でちょびっと描写されていた、空間の裂け目とふっとばされる青い髪の誰かの寸劇。
といっても、元がワンシーン程度の描写だったものを後から膨らませただけなので、先の作品を読まずともこちら単体で楽しめる作りになっています。
内容はシンプルで、幻想入りした線路を見かけて興味を抱いた天子が紫と出会い、互いに挑発するまま線路上での戦いに移行するというもの。
文章量も重くなく、喧嘩ップルの日常をサラッと読め、でも最後はちょっとしんみりしちゃいます。
お互いに「こいつはむかつく」と意識しまくりで殴り愛するゆかてんいいよね……ゆかてんは人類の宝。
余計に尊大な天子とそれを叩き潰そうとするゆかりんの絶妙なハーモニー、約束された尊き幻想。
喧嘩に巻き込まれた線路が羨ましい、線路になりたい。
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突然のゆかてんに初レビューを敢行せざるを得ませんでした
レビュー内容については何度も確認しましたが、もしどこかおかしいところがありましたら申し訳ありません
ゆかてんは最高、ゆかてんは愛、ゆかてんもっと増えろて下さい
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これ電動ドリルさんじゃね?(偏見)
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ゆかてんに超情熱的な人が一人いるのか二人いるのかそれとも全人類がゆかてんなのか
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もしや、彼は逃げたのだろうか
いや、忙しいなら仕方ないけどね
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>条件反射の否定コメはほんと百害あって一利ないと思うんですよ。
>育てるためのアドバイスするのでもなけりゃ、最初から作者よけすればいいのに
まったくの真理
けれど愉快犯は止めようとはしないだろう
こういう輩を生温かくスルーするのが賢者の道か
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俺は名前避けのが寂しいと思うけどなあ
過去の作品が気にくわないからって今の作品まで読みもしないのは損してるよ
もちろん、貶すだけのコメントは良くないって前提の上でだけど
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名前避けするけど、たまにこれなら合うかもと思って読んでみる
大体はやっぱりダメだってブラウザバックだけど
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南条氏がtwitterで行っている #創想話読書スカイプ
もう40回もやってるんだよな。活気づけの一つとしてありがたいと思う。
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偉いッスよね、南条氏
俺なんてレビューしかでけへんし
【作品集】215
【タイトル】古明地こいしの嫉妬録 【書いた人】十六茶 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1494769817
【あらすじ】
古明地こいしは嫉妬していた。誰あろう、友達の秦こころにだ。
かつての博麗神社の催しでのこと。こいしは、こころが舞台で踊る際、終幕の紙吹雪を散らす係を任された。
彼女の演舞を咫尺の間に眺めて、観客らの喝采を一身に受ける彼女に、こいしは、憧れめいた煌めきと名状しがたい距離を感じた。
そうして、ふと気付いたのだ。自分の中に存在する、その、黒い感情に。
【感想】
自分の感情に戸惑うこいしと悩みを聞いてあげる優しいさとり(それとパルスィ)のSS。
最初はこいしとこころの話なのかと思いましたが、読後、印象に残ったのはさとりでした。良いお姉ちゃんしてます。
文体はこいしを主観とした一人称もので、特に読みにくさを感じることはなかったです。
きっと、こいしはこころと仲直りできることでしょう。その嫉妬録が紡がれる限りは。
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>>292
誰かに言って楽になるってことがあるから
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読者スカイプなんて結局馴れ合いと内輪で終わるのわかりきってるんだよなぁ。
現に身内の投稿中心なとこあるし。
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実際、5/5のスカイプはワロタ
あめの氏に690点、自作に590点、アサゲ氏のに770点、簡易はシラネ
ま、景気付けにはなってんじゃねえの
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なれあい、身内評、もう仕方ないじゃん
人がいないんだもん
誰だって知り合いの点数を高く付けるし、知り合いの作品をいいね!するんだよ
そんなことは当たり前で、そもそも作者達がそれに甘んじているわけだから、どうしようもないことだ
とにかく面白い作品を作ってくれれば、俺はそれで良いよ
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時には昔の話でもするか?
某羊とかよ
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♯時には昔の話
…今の1000点って昔の3000点だよね
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1000点は1000点だよ
書き手も読み手も減ったからな
「東方のSSをよく読んでます!」って言ってるやつでも「創想話なんてどこの零細サイトだよw」みたいな印象だろう
人の集まる場所は企業主体のところに移ってしまうのはしかたない
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>>306
あんま考えすぎないほうが良いっすよ
【作品集】215
【タイトル】戦え。僕らのロボ霊夢! 【書いた人】maro 氏
【URL】 ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1494064516
【あらすじ】
それの基盤は木人形だった。上半身は人の形に象られているものの、腰から下は二連のキャタピラとなっている。
顔は"こけし"をちょっと整えたようなくらいであり、腕は木の棒、全体としてはカカシに似ていた。
そいつを一頻り眺めた後、霊夢は、誇らかに笑っているにとりに問うた。
「……にとり、これは何なの?」
「ロボ霊夢ですよ」
「よし。殺す」
これはポンコツなロボ霊夢が大ロボ天魔王へと成長する、一週間の物語。
【感想】
にとりの作ったポンコツなロボットに振り回される霊夢のSS。
ストレートなコメディですが、ラストではほんのりとした気持ちにさせてくれます。
文章には少しだけ誤字が散見されるものの、素朴な文体という印象です。
ロボ霊夢がポンコツであると最後まで腐しながら、悪くはなかったと告げる、最後の霊夢の淡い心変わりが個人的には好きでした。
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レビュー乙です。
そもそもそそわ以外のSSってどこで読んでるの。ピクシブ?
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>>310
あんたには関係のない話だ
>>311
pixivでしょうね
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そうかい、まあ好きにするといいよ
ついでに>>230のやつ、ちょいと手直ししてwikiに載せといたよ
なんか、載ってなかったからね
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>>313
感謝感謝
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ノノノ氏の優しく終わりを告げてからのギョウヘルインニ氏の十ざなう咲夜さんで全部解決
ノノノ氏文章力あがってるから今後に期待
ギョウヘルインニ氏最近投稿してないから復活して欲しい
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あおこめ氏と作者の方々への敬意を以って、第4回あおこんぺ作品の幾つかをレビューします。
創想話とは関係ないと言われりゃ、確かにそうかも知れませんが、できれば怒んないで下さい。
これが、今回の優勝作品です。
【作品集】第4回あおこんぺ
【タイトル】好きだから、地獄だって飛び込んでしまう 【書いた人】Pumpkin 氏
【URL】 ttp://thssc4.s2.xrea.com/bluecompe04/1/1495909188
【あらすじ】
数日前、魔法探偵マリサシリーズの末尾を書き終えたアガサクリスQは執筆の習慣から開放されずにいた。
自分の執筆依存性に苦笑して朝一の珈琲を口にする阿求の元に、来客を知らせる声が届く。
来訪者は新聞記者の姫海棠はたて――要件を察することは、そう難しいことではなかった。
「そこで是非、私の花果子念報にも連載をと」
その依頼に、アガサクリスQは休止期間を置きたいとして断りを入れるのだが……
【感想】
記者の急な思いつきで取材を受けることになった阿礼乙女と、初々しく未熟で身勝手な新聞記者のSS。
デートのプロで、ベテランで、玄人でプロフェッショナルなはたてのエスコートはなかなか純朴で良かったです。
文体は阿求の一人称で続いていきますが、わりと身につまされる内容が多く、こちとら"つらたん"でした。
個人的には、阿求がさらっと草間彌生の画集を見ていたところで吹き出しました。あの水暴走メルヘンは幻想郷にまで届いてんですねえ。
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【作品集】第4回あおこんぺ
【タイトル】凍てつく海に消ゆ 【書いた人】K.M 氏
【URL】 ttp://thssc4.s2.xrea.com/bluecompe04/1/1495982707
【あらすじ】
東風谷早苗が世話をしている外来者は外国人の幽霊だった。
彼は『自分ではない自分』の昔話を早苗に語り、そのくせ自分の正体を明かそうとしない。
やがて彼は早苗の前から姿を消してしまう。どうやら村紗水蜜に会いに行ったらしいのだが……
「水難事故を引き起こす程度の能力を持つという君の存在自体が許せないのだよ」
「……悪行三昧だった過去は自覚していますが、予想外のところから因縁が来ましたね」
豪華客船を舞台とした"八つ当たり"が、今、幕を開ける。
【感想】
大西洋の敵を幻想郷で討たんとする男と、水難事故の念縛霊たる村紗のSS。
タイタニック号の中での弾幕ごっこはなかなか想像を掻き立ててくれます。
全体的な表現としては、もう少しタイタニック号の内部の描写が欲しかったと、そんな気がしました。
このSS自体はハッピーエンドですが、果して、根本的に村紗が許される日は来るのでしょうか。
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【作品集】第4回あおこんぺ
【タイトル】旅行土産 【書いた人】ガニメデ 氏
【URL】 ttp://thssc4.s2.xrea.com/bluecompe04/1/1495897061
【あらすじ】
四季映姫が公務を兼ねた旅行に出かけていた。
残された小野塚小町は、最初こそその気楽さを満喫していたものの、三日目を過ぎた辺りから物淋しさを膨らませ始めた。
やがて任されていた仕事のノルマを終えてしまった小町の元に、映姫から電話がくる。
『今日の夕方には帰ります。適当に夕食の材料を見積もって買っておいてください。お土産の海老フライを食べさせてあげましょう』
海老フライ? さて、海老フライとは何であろうか?
【感想】
小町が海老フライに思いを巡らせるSS。
氏が仰っているように、『帰りを待つ』描写によって『旅』を呈示しており、大変興味深い内容でした。
掌編であり、文章も小町の視点を中心とした淡々としたものなので、すぐに読むことができると思います。
お土産を色々と空想していたものの、小町はきっと海老フライ以上に映姫の帰りを待っていたことでしょう。
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【作品集】第4回あおこんぺ
【タイトル】明日の空模様 【書いた人】てんのうみ 氏
【URL】 ttp://thssc4.s2.xrea.com/bluecompe04/1/1495960859
【あらすじ】
ある日、彼女の自宅のポストに謎の乗車券が投函されていた。記載はバス停の場所のみで、他には何も書かれていない。
この簡素な乗車券に、何やら招待状めいた雰囲気を感じ取った彼女は、そのバス停に赴くことにした。
天気は生憎の雨模様で、バスの時間すら明示されていない停留場に佇んでいると、ふと、誰かの視線を感じた。
「貴女は人間?」
「……じゃあ貴女は人間じゃないのね」
「うん。人間じゃないよ」
当然のように告げて、少女はクスクスと笑う。雨音が強さを増していた。
【感想】
ふとしたことから幻想郷を訪れることとなった『女性』のSS。
登場人物の名前が最後まで明示されないものの、特に違和感を覚えることは無かったです。
文体は淡白に過ぎて、解釈が揺らいでしまう箇所が幾つか見受けられるものの、文章そのものはスッと頭に入ってくるものでした。
彼女の明日の空模様は、きっと、雲間を穿つ快晴となるに違いありません。
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【作品集】第4回あおこんぺ
【タイトル】地の底の地獄で極楽を 【書いた人】仲村アペンド 氏
【URL】 ttp://thssc4.s2.xrea.com/bluecompe04/1/1494409563
【あらすじ】
地霊殿の経済状況は逼迫していた。開設して今や三ヶ月ほど経った温泉の利用客が少ないのだ。
何せ想定されていた2%にしか届いておらず、現時点で温泉の欠損金は坂道の雪だるま状態である。
それをどうにか改善するために、さとりは地霊殿の面々を招集し、旅行客誘致戦略会議の開始を宣言した!
「では、当『暗黒地獄極楽温泉』の旅行客誘致戦略会議を始めます」
「まず温泉の名前を変えませんか?」
果して、温泉のリニューアルオープンは無事に成功するのか――?!
【感想】
温泉について頭を悩ませる地霊殿の面々のSS。
実に純粋なコミックリリーフであったと思われます。
コミックリリーフなので、掛け合いが殆んどであり、地の分は限りなく少なく抑えられています。
個人的にはこいしの存在感が物凄かったです。言葉のキャッチボールどころか、とにかく言葉で殴りに行ってますね、この子。
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>>316
レビューおつっす。
>>315
なるほど確かにそうかもね。
ついでにレビュー
【作品集】215
【タイトル】優しく終わりを告げて 【書いた人】ノノノ氏
【URL】ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1497147737
【あらすじ&感想】
寿命ネタ(正統派)
咲夜に眷属にならないかと誘ってみたことがある。
『私はどこまでも人間です。一生死ぬ人間ですよ。死ぬその時までお嬢様の従者です。これだけは譲れません』
咲夜が歳を重ね老いて寿命を迎える。レミ咲の寿命ネタで正統派な作品でレミリアが咲夜を思う気持が伝わってくる。
【作品集】209
【タイトル】十ざなう咲夜さん 【書いた人】ギョウヘルインニ氏
【URL】ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/209/1451916843
【あらすじ&感想】
寿命ネタ(異端派)
「はははじゃないわ。いつまで、あなたガスっぽいままで居る気なの?」
「それは成仏するまでですよ。私は成仏するまで幽霊ですから」
咲夜が死後幽霊になっている。レミ咲の寿命ネタで異端派な作品で咲夜がレミリアを思う気持が伝わってくる。
『お嬢様は、私と一緒に死ぬことができますか?』優しく終わりを告げての咲夜の問いかけに「……あなたには負けたわ」十ざなう咲夜さんでレミリアが答えそう。
でもこれ大抵の咲レミ寿命ネタ作品の後に十ざなう咲夜さんつけたらみんな喰われる気がする。
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久々にスレ覗いたらレビューで溢れていて驚いた。レビュー乙。
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今作品集のおすすめ作品紹介の時間だ!
『オー、ベイビー、ベイビー』 火男氏
ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1494712503
Q,どんな話なの?
A,「和歌を詠んだことがありますか」と慧音に訊ねられた妹紅はかつては都一番の風流人だったと見栄を張ってしまい、その嘘をすっかり信じた慧音に、寺小屋の授業で父兄参観があり、句会を催すので妹紅さんにもゲストとして参加してほしいと依頼される。安請け合いをして苦しみ喚く妹紅は、その泣声を聞きつけてやってきた影狼の助力を得てなんとか完成させるのだが……。
Q,なんかこの妹紅、無性に可愛らしくない?
A,稚気愛すべし。妹紅に限らず、夜に泣く子供を狼風にあやすべく最後まで妹紅の面倒を見てあげる影狼や、叱られてべそをかく妹紅にあっさりと愛おしさを膨らませる慧音など、作中の人物はどれもキャラクターが際立っていてきわめて愉快! この点は読み口の軽さに大いに貢献していて、文体がやや硬めの作風に思える割に異様な読みやすさがあるぞ!
Q,特にどの場面が面白かった?
A,妹紅の和歌が明かされたときの慧音先生の反応は一読の価値があるので、そこだけでも読むべきでは? 明かされるのは中盤なので、そこまで読んだらもう最後まで読むべきでは?
Q,後書きとかタグで『わたしを離さないで』について言及してるけど、この作品との関連性はどんな感じ?
A,すまない。読んだことがないんだ。すまない。
『I,YAMA』 ドクター・ヴィオラ氏
ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1494999509
Q,これ、タイトルは『I, Robot』のもじり?
A,作中でも時折一文が引用されていることからわかるように、『われはロボット』のあれやそれを秘封倶楽部といい感じに融合させているのがこの作品。別に元作品を知らなくても秘封倶楽部が面白おかしく動いてくれるので、うん、イケる、イケる!
Q,で、どんな話?
A,メリーが夢の中から思いがけずに持ち帰った彼岸の法の書を読んだ蓮子は、人工知能にこの本の知識と人格を与えて、人工の閻魔を創造しようと思い立つ。シキと名付けられたそれに対して、蓮子とメリーはそれぞれ別の理由から気がかりがあると話をする。「シキは嘘をついている!」 「蓮子、あれは異常よ。すぐに、壊してしまうべきよ、捨ててしまうべきよ」
Q,50kb超……ちょっと長くない?
A,読めばわかるけどあっという間に飲み込まれるから。02のシーンでもうシキは完成してる親切な構成だから。ヒロシゲに乗ってる間に読み終えるから。早く読んで。
Q,一押しの場面とかある?
A,ネタバレになるのであんまり詳しく書けないんだけど、07でシキが原則の狭間でついに自己を規定する言葉の応酬の場面とか、09の対決のシーンとか最高。あと、序盤のいかにもな原作秘封の風味。もう初めから終わりまで全部一押しってことでいいと思う。
おすすめしたいけどまだおすすめできない作品紹介の時間だ!
『ネヴァー・カミング・フォークロア』 Cabernet氏
ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/215/1495193472
Q,なんで紹介できないの?
A,天空璋のネタバレを回避しながらのレビューは尊さが振り切れて語彙が死滅した人みたいに「良い」としか言えなくなるので!
Q,無理せずネタバレを回避して紹介しろ。
A,天空璋の1ボス、2ボス、3ボス、それぞれのキャラクターに焦点を当てた三篇の掌編集です。とても良いものでしたので、体験版が公開されたら読みましょう。
今作品集じゃないおすすめ作品紹介の時間だ!
『入り口のない庭』 地形性怪雨氏
ttp://coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/213/1482483947
Q,どんな話?
A,地底の生物相に関する研究施設を訪ねていたさとりは、実験で生まれた醜い肉塊のような生物の存在を知り、そんな「ばけもの」にも心があるのかと、その胸のうちを覗き見た。そこでさとりが見たものは、果てしなく広がるばらの花園だった。
Q,どういうところが面白いの?
A,醜悪な肉塊が美しい心象を見せるという惹きつけられる導入と、「青いばら」「小石」等のワードから早い段階で世界観を共有させる構成、これらが鮮烈かつ読みやすい印象を抱かせ、読者は作中のさとりのようにこの情緒豊かに彩られたばらの花園に惹きつけられるという寸法。なんたる巧妙な描写術か!
Q,特に良かった場面は?
A,ラストの絵がひたすら綺麗にはまっていて、余韻が後を引いて止まない。青虫の段階では『入り口のない庭』を一緒に空から見渡すことが叶わず、羽化のようにして生まれた覚のこいしと共に地底世界(入り口のない庭)を眺めるという対比が素晴らしい。
Q,後書きを見るにこの話は作中作なの?
A,自由解釈の時間です。まあ、後書きも含めて作品とするかどうかは人それぞれだから。
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>>321
>>323
レビュー乙です
こういう雰囲気が何より大切なのだと、自分は思います
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実際、レビューする人が増えるのは良いことだと思う
レビュアーさん乙です
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