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【SS】天邪鬼いつまた帰る【二次創作】
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『春の匂いのホワイトデー』6
※独自設定を含む内容です
先にサグメが口を開いた。
「……(お前は第一次月面戦争を知っているのか)」
「話は紫さぁから聞いているだ。もっともうちが山姥になるよりずっと前の戦だから参加はしとらんし、戦死者に知ったもんもおらんから恨みとかはねえだよ」
(“山姥になる”前…?)
正邪は女のその言葉が少し気になった。
確かに山姥という妖怪は人間が出自となっている場合もあるようだが。
「正直、紫さぁにしては馬鹿な事をしたもんだなぐらいにしか思っとらん。ただ…」
「……(何か?)」
「…おめえら月の民、最近地上に厄介なもんを降ろしたべ? 山を荒らす道具を」
サグメはあからさまに驚きの表情を見せた。
「〈デバステイター〉の事か!? しかしあの存在は地上の妖怪には知覚出来ないはず… 」
「紫さぁの話じゃそうらしいな。だが妖怪には見えなくても精霊たちの目は誤魔化せねえ」
「精霊たち?」と正邪。
「山の精霊、大地の精霊だぁ。二年ほど前、山の一部から草木の悲鳴みたいなもんが伝わって来てたが訳が分からんかった…そのうち精霊からお告げがあってな、“近いうちに災いをもたらす大きな虫がやって来るので罠を仕掛けておくように”と言われたんでその通りにしただ」
(続く)
>>94
ありがとうございます
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