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【SS】天邪鬼いつまた帰る【二次創作】
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『帰らざる河』4
※独自設定を含む内容です
ゆっくりと瞼を開く正邪。見知らぬ天井が目の前に広がる。
いや、天井というより屋根裏といった方が正しいかも知れない。何枚か渡した板の隙間から葺いてある茅がのぞいている。
(どこだここは…)
わずかに頭を持ち上げた正邪の正面にあの白髪の女が立っていた。
「目ェ覚めただな? 腹減ったべ?」
女はきびすを返して土間らしき場所に降り、ややあって年季の入った椀とさじを正邪の枕元に持ってきた。
「ほれ粥だ。食って力つけれ」
「いらねぇ…」
「そうか? ここに置いとくな」
それだけ言って女は再び土間に向かった。
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