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東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ その11
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魔理沙は紫が戦いを挑んでいる相手が何なのか、それが判ったような気がした。
「紫が幻想郷へ帰ってきた時…いやその遥か以前から戦争は始まっていたんだ」
椅子を引き、魔理沙は席を立って敬礼した。
これ以上この幽霊のような少女たちにつきあっていても仕方がなかった。
「突然だが、お前らには愛想が尽き果てた。私も霊夢と行動を共にするぜ」
レミリアは少し驚いたような顔を見せ、そして失望したように言った。
「……魔理沙。貴方はもう少し利口だと思っていたのにね」
レミリアは魔理沙を自分と同じ種類の存在とみて、一目置いていたのかも知れなかった。
他人を動かす事に巧みであるという点でいえば確かに似てはいたが、その目的があまりにも違っていた。
そしてその違いが、いまレミリアをとてつもなく無能な存在にしていた。
「懲罰委員会に送致して二人とも自警団に残れないようにしてあげます。覚悟は、しておきなさい」
咲夜は淡々とした口調で宣言したとき、音をたてて扉が開かれ、門番隊のメイド妖精が血相を変えて室内に飛び込んできた。
「どうしたの!」
咲夜の咎めるような声に、息を切らせながら報告する。
「白狼天狗隊の爆撃により、人間の里の交通機関が……!」
魔理沙と霊夢を除く全員が驚愕の声を上げ、会議室はたちまち混乱に陥った。
「だから! 遅すぎたと言ってるんだッ!!」
別人のような形相で魔理沙が怒声を発した。
目が吊り上がり、眉間から鼻にかけて皺が寄っている。
唸り声をあげる犬の顔だった。
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