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東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ その11
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大雄宝殿の中央に星が立っていた。
手に宝塔を持っている。めらめらと橙色の明かりが美僧の頬を艶めかしく染めている。ゆらゆらと陽炎のように整った顔が揺れた。
「寅丸さん。あなたーー」
「黙れ外道! おのれ、寄って集って私の邪魔ばかりしおって! この寺は妖怪のものぞ! この寺は聖のものぞ! 千年前よりの悲願なり!」
「魔に魅入られたの! 正法を伝えし毘沙門天の振る舞いではないわ! あなたは聖から学んでいない。修行などしていない。聖の言葉を学び聖の戒律を修しただけ。伝えられた心がないのよ!誰からも心は伝えられなかった!」
「無駄よ霊夢! こいつには何も通じないわ」
アリスが叫んだ。
「如何にも! 私は中身なき偶像。ならば私は結界なり!結界破るるならば消えてなくなれ。外道如きに落とせるか! 諸共死ねっ!」
寅丸星は宝塔を降り翳した。カン、と光の大気を裂く音がした。たちまちそれは祭壇の幕に燃え移った。火焔地獄の業火が祭壇をあっと云う間に包んだ。
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