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【豊姫】綿月姉妹 レイセン 先輩兎達 幾望の14日月【依姫】
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姉妹は浦島に対して頭弱いとか凡庸とか辛辣な表現が多いけど
あれはそのままの意味じゃなくて
わざと過剰に辛辣に語ってるのかなって思う
代案なく師匠の教えにすがった自分達の過去を突き放して捉えると
その時ただの人間にすぎなかった浦島までも突き放してしまう…みたいな
ではなぜ姉妹が罪悪感や自責の念を抱いていると言えるのか？
言葉では浦島も神になれて名も残って幸せでしょうと豊姫は言うけれど
じゃあどうして今度は送り返すことに専念するの？もっかい浦島方式じゃだめなの？
という疑問が出てくる。それに答えるのは
依姫「師匠のような深いお考え（浦島を悲嘆と無理解のうちに死なせて神にする一種非情な考え）は、自分達は持てない（＝非情になれない）
そんな自分達がかつて浦島にしたように地上人と関わることは
人間・月の民双方を不幸にする」の部分
→姉妹は浦島の一件を（人を神にするという意図を知りそれが叶った現在でも！）
浦島にとっても自分達にとっても『不幸』なことだった、と認識してる訳。これって凄くね？
浦島がカワイソー、だけじゃなくて、自分達にとっても不幸だった、っすよ
この『不幸』についても色々語りたいけどひとまず言えるのは
どんだけ浦島とその体験が姉妹にとってデカい存在だったんだよってことですよ
ここから窺えるのは
「浦島が神になったのは一般的には人→神で栄転と映るかもしれないが実際幸福かというと……」
というえーりんの弟子にあるまじき姉妹の常識的な思考
そして以後の交流を断念させるほどの、かつてあった浦島との交流の深さだ
とすると、浦島を辛辣に語っている部分を鵜呑みにしていいのか？ってなる
「浦島？あいつアホやったしな」って当事者である豊姫・依姫が笑うのは、
「自分ら？アホやったなあ。でも学んだ。あんなことは二度と繰り返さんし…」
っていう深い自嘲と反省から来てんじゃないの？ってことが、私は言いたいのです。あー長すぎてキモいっ
つーか
月と地上お互いに不幸を招くから二度と浦島みたいに交流を持たないよ！って姉妹に決意させるぐらいだから
浦島もただのアホではなかったと思うんだよ
ギャルゲー主人公的アホではあったかもしれんけど
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