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【嫁と過ごす】東方キャラとイチャつくスレ36【この時間】

574名無し妖精:2016/05/23(月) 18:30:22 ID:O3RSA.DA0
イチャイチャって動作動詞としてみるとどういう行為なんだろう
改めて考えるとイチャイチャの代表行為って思い浮かばない

「小傘……」
「なに? っ、ぁ……」
ぎゅぅって○○に抱きしめられる――否、むしろ私に抱きつくような不安交じりの抱擁
それでも私より一回りも二回り大きな○○に抱擁されるのは何だか温かくて優しい気持ち
でも珍しい、いつもは私がこうして驚かしているから、その仕返しなのかしら
「ん、急にどうしたの?」
「その、嫌か?」
「ううん、嫌じゃないよ……ちょっとびっくりしちゃった」
ガタイの良い体にしてはおずおずと控えめな抱擁
ううん、きっと人間の彼にとっては精一杯のぎゅぅぅもこの妖怪の体には響かないのね
だから彼の、○○の温もりとか優しさとかが粋に伝わってくるよ
「その、さ……小傘はいつも、僕の為にって……僕の役に立ちたいって色々してくれる、よね」
「んぅ、どうかしらね」
はぐらかしたのは私の照れ隠し、はいそうです! なんて言えないものね
でもちゃんと伝わるもんだね、○○を想えば想うほど空回りして失敗しちゃうことも多いのにね
誰かの役にたてるのは嬉しい、それが○○ならもっと嬉しいよ
それは私が道具の怪である以上に○○のことが好きだからだよね
「だから、僕も小傘のために……小傘の役にたてること、したかったんだ」
「ん、そうだったんだ」
そっと○○の体を抱きしめたのは半ば無意識
○○が微笑ましい愛しいと想い続けたら、体が勝手に動いちゃった
「でも……判らなくって、小傘が喜んでくれること……役に立てること、判らなくって」
「ん……」
「咄嗟に思いついたのがこれで……ごめん、なさい……これ、小傘の役に立つことじゃなくて、ただ僕がしたかったことだよね」
しがみつく○○の体……項垂れる○○の頭は少し重くて、○○の……ニンゲンの全身はとても軽い
ニンゲンの役に立つ為生まれ出て幾千月、何の因果か怪生として生まれ変わったこの体
おかげで○○に必要とされた道具としての喜びを、やがては恋仲として睦みあう喜びを得たけれど
この妖怪の体に○○の体は軽すぎて……だから体の重みに隠れがちな彼の優しさも温かさも、心に秘めた想いも直に伝わるんだね
「いいんだよ」
「ぁ……」
「○○のしたかったコトなら、私のして欲しいコトだから」
誰かの役に立つのってタイヘン
知ってるよ……○○は私のことが好きで、だからなにか役に立ちたくて……でもその方法はなかなか見つからなくて
探して……探して……やっと見つけた答えが、これだったんだね
「大好き」
「……うん、僕も大好きだよ」
照れてるのか○○は少し顔を伏せて、でも私を抱き締めるその腕は一層力強くなったね
「判らないなら訊いてもいいと思うの」
「小傘みたいに……自力で探り当てたかったんだ」
「そして私みたいに空回りしてるのね」
「っ!? そんなんじゃ……小傘はそんなんじゃ」
道具は持ち主に似ると曰うけれど、持ち主も道具に馴染むのかしら
ああ……○○は私が貴方のモノであるように、貴方も私のモノになりたい酔狂さんだったわね
だからきっと……私に似ちゃったのかな
「それで小傘がして欲しいことは何かな? どうしたら僕は小傘の役にたてる?」
「んぅ? ふふ」
でも任せて、私は○○を誰よりも大切にしてあげられるよ
○○の成功も失敗も空回りも一緒に笑い慰めてあげられる、貴方がそうしてくれたからね
「じゃあ目を瞑って……そう、ちょっと唇をつきだしてね〜〜」




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