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友情小説 林芽亜里バージョン

6めりの:2017/12/16(土) 19:14:31 ID:HwPeOYS.
芽(親に期待されて、なんて言えないし…)
芽「先輩プチモの、キラキラした姿に憧れたから、です…」
審査員「じゃあ、プチモになって頑張りたいことは?」
芽「え、えと…お洋服を、幸せにしてあげたいですっ」
審査員「ははっ、おもしろい答えだねぇ〜」
芽「あ、ありがとうございます…」
審査員「はい、芽亜里さんいいよ。次は寧々さん…」
寧「はい」
審査員「……」
審査員も、思わず息をのんだ。
わたしの次の人…は、超お金持ちで有名な、山内グループの一人むすめ、寧々さんだった…
審査員「プ、プチモになりたいと思ったきっかけ…」
寧「そんなの、親族たちに無理やりやらされたに決まってるじゃないですか」
芽(しょ、正直なコだなぁ…)
審査員「そ、そうだね。寧々さん終わりっ」
審査員さえも、その圧倒的な存在感に審査を打ち切った。

そして審査が終わり、わたしは真っ先にお母さんのところへ向かった。
母「芽亜里、どうだった?」
芽「た、多分ダイジョブ!」
母「そう…必ず合格するのよ」
芽「…はい、お母さん」
そのときだった。
凛「芽ー亜里っ!」
芽「あ、あのときの…」
いきなり、高田凛とやらが飛び出してきた。
芽(ライバルだって意識がないのかな…)
母「芽亜里、どういうこと?友達付き合いはいらないわ」
凛「すみませんっ、少し話をさせてもらえませんか?」
芽「い、行こうっ」
わたしはいつのまにか、凛…を引っ張ってベンチまで行った。
凛「どうしたの…」
芽「さっきは、ごめんね。うちのお母さん、厳しくて」
凛「見た感じもね…」
芽「ありがとう」
凛「やだぁ、なんにもしてないよー」
芽「ふふっ、変なの」
その日わたしは、初めて人とわかりあえた気がした。


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