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八月の海に解けるようです

38名無しさん:2025/08/08(金) 22:54:20 ID:r4XkT5/w0

何を
先程から金城が何を言っているかわからなかった。何の話をしているのかもわからなくて、でもこれは金城のほんとうだということは察して、僕は訳もわからず自分の両方の手のひらをぎゅっと握りしめた。

ヰ゚∀゚)「僕な、僕んちそんなやって、でもどこんちだって色んなもん抱えとるやん?僕、人んちの話聞くん好きなん」

ヰ゚∀゚)「だってどこもどっかおかしいとこ、あるやんな。そんなもんよって、うちだけが、親父だけがおかしいわけやないから大丈夫やって思ってたんよ」

ヰ゚∀゚)「玉木んちの話、好きなんよ。悪口あんま言わんやろ玉木って。友達もやけど家族の悪口言わんやん。みんなの話聞くの好きやけど、僕の勝手やけど、全然良い家やのに悪口言うとるの聞くとな、じゃあ僕んちどないなんのって苦しくなるんよな。やけん好きなんよ玉木の話」

ヰ゚∀゚)「好きやけど、好きなのに、そんなん絶対嘘やって、夢物語じゃろて、じゃないと、そんな幸せみたいなのがほんとうなら、それが普通やってんなら僕の、僕のきったない人生はさ、何も価値なくて、ゴミ以下で、最低で、そんなことって酷すぎやろって可笑しなって、笑う気にもなれんかったわ」

金城がぽつりぽつりと雨の降りはじめみたいな弱さで言葉をこぼすから、僕はただただそれを拾って、手の中に押し込めるだけでいっぱいだった。


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