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ξ゚⊿゚)ξ ブーン系小説&イラスト練習総合案内
675
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:31:28 ID:H/PCvB2.0
ミセ*;ー;)リ「………え……?」
(゚、゚トソン「圏外なんです。この森の中、入ってからずっと」
(゚、゚トソン「私に渡されたスマホ、どこまで進んでもアンテナが立たなくて。それなのに、スマホが繋がらないのに貴女はずっと『電話すればいい』って……」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ……だ、だって、わた、わたしの スマホは――」
『………』
ミセ;゚ー゚)リ「あ、あれ? そういえばスマホ、どこに……?」
⊂(゚、゚;トソン「一応、あっちに転がってますけど……」
ロ
『………』
ミセ;゚ー゚)リ「な、なんにも聞こえてこない……通話、切れたのかな?」
(゚、゚;トソン「……いえ」
(゚、゚;トソン「通話って切れたら、『プー』って音、鳴りませんでしたっけ」
ミセ;゚ー゚)リ「………あ」
『』
『』
『はいれよ』
.
676
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:32:13 ID:H/PCvB2.0
『はいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよすめるっていったよねえいったよねぇすめるんだよねぇすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよすもうよずるいよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいてよいいところだよいいいいいいいいいところだよだよだよあけてあけてあけてひらけひらけひらけひらけひらけひらけひらけひらけおなじひらけなってなってこっちこっちこっちこっちこっちこっちこっちこっちはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよはいれよぉぉぉおおオオぉォおおォおぉォおオオお!!!!!!!!!!!!!!!』
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
( 、 ;トソン「ひッ……!!」
ミセ; Д )リ「いやぁっっ!!!!!」
ダダッ
677
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:32:58 ID:H/PCvB2.0
――私たちは、逃げるように慌てて屋敷を出た
ずっと何かを発し続けるスマホと、突如鳴り出した奥のドアを叩く音が、ずっと耳にこびりついていた
どれくらい走ったか分からない
とにかく二人で森を走った 一度も振り返らなかった
気が付いたら森を抜けていた
いつも通りの呑気な顔をして待っていたミルナさんを見たら、なんだか気が抜けちゃって
( ゚д゚ ;)「お、おい……二人とも、どうしたんだ?」
ミセ*;ー;)リ
(;、;トソン
二人で、わんわん声をあげて泣いた
ミルナさんのワイシャツがクシャクシャのビチョビチョになるまで、ずっと泣き喚いた
678
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:33:42 ID:H/PCvB2.0
結局、あのロケの仕事はお蔵入りになった
元々あの屋敷は、テレビ局のお偉いさんの親戚が所有していたものらしい
その人がいつの間にか失踪していて、あの綺麗な屋敷だけが残ったそうだ
そして、屋敷の所有権を買ったお偉いさんが、投げやりに今回の企画に使うことを思いついた
心霊現象なんて本当は期待していなかったらしく、ただ、人気が出てきた旬のアイドルである私たちを使いたかっただけとのこと
私があの屋敷で使っていたスマホは、後日スタッフによって回収された
そこに、通話の記録は全くなかったとのことだ
もちろん、私が撮影していた筈の動画や音声も、何一つ残っていなかった
この話を聞いた番組プロデューサーは「アイドルが心霊現象に見舞われたなんて、数字が取れる」と息巻いて、うちの事務所に連絡してきたそうだが
( д )「……申し訳ありませんが」
( ゚д゚ #)「うちの大切なアイドルたちの身が最優先ですので」
ミルナさんがきっぱり断ってくれて、話は結局完全に白紙になったらしい
また、これは完全に余計な情報だろうが
あの屋敷に心霊現象などの類の噂は、今まで何一つなかったそうだ
.
679
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:35:23 ID:H/PCvB2.0
数日後
( -д- )「……すまなかった二人とも。まさかあんなコトになるとは」
(゚、゚トソン「……いえ、もう過ぎたことですから」
ミセ*゚ー゚)リ「まぁ、ビックリはしたけどねー……!」
( ゚д゚ )「強がらなくていい、怖かっただろう」
( 、 トソン「……」
ミセ* ー )リ「……」
( ゚д゚ )「……最近は輪をかけて忙しかったしな。急だが、二人ともまとまった休みを取ろう。リスケは俺が何とかしておくから」
(゚、゚トソン「……そう、ですね。なら、お言葉に甘えて……」
ミセ*゚ー゚)リ「――ううん、私は大丈夫だよ」
( ゚д゚ ;)「えっ?」
(゚、゚;トソン「えっ?」
680
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:36:08 ID:H/PCvB2.0
ミセ;゚ー゚)リ「そりゃあ、あの時は正直怖かったけど……でも、あんなのを理由に止まってられないよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「私が…ううん、私たちが目指してるのは、トップアイドルなんだから!」
(゚、゚*トソン「ミセリ……」
( ゚д゚ *)「……そうか、そうだったな。お前はそういうヤツだった」
(゚ー゚*トソン「まったく……こういうトコ、ミセリには本当に敵いませんね」
ミセ*^ー^)リ「えへへ……立ち直りの早さならトソンにも絶対負けないからね!」
( ゚д゚ )「でも、無理はよくないからな。比較的しんどくない仕事から、また身体を慣らしていこう。
それじゃ、早速なんだけど――」
ミセ*゚ワ゚)リ「うん! なになに〜?」
681
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:37:36 ID:H/PCvB2.0
ロ⊂( ゚д゚ )「『チャリ漕いで北海道一周してみたようです』って企画のオファーがミセリに来てて」
ミセ*゚ー゚)リ「やっぱり休み貰っていい?」
『ミセ*゚ー゚)リ廃墟レビューデビューのようです(゚、゚トソン』 おわり
682
:
名無しさん
:2025/08/27(水) 23:43:51 ID:H.nMv.wY0
これこれ
こういうのだよ
683
:
名無しさん
:2025/08/28(木) 02:12:23 ID:mvA6/cDU0
おつおつお
684
:
名無しさん
:2025/08/28(木) 07:32:24 ID:52xOU10U0
おつ!
685
:
名無しさん
:2025/08/28(木) 16:53:46 ID:HiiFwIXM0
おつ
1レス先は闇でお茶ふいた
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