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( ・∀・)「毎日好きと言うようです」

1 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:25:54 ID:zoafWSng0
【4月、月曜日】
〜登校中、校門前にて〜

(*・∀・)「おはようございます好きです先輩!」ダダッ

ζ(゚ー゚*ζ「はいはい、おはようねー」

出会ってからの半年間、見かけるたびに好きだと言い続けていた。


〜昼休み、購買にて〜

(*・∀・)「おつかれです、結婚してください!」

ζ(゚ー゚*ζ「だめです、おつかれー」ヒラヒラッ

顔を見るだけで嬉しくて、止まらなくなった。

2 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:27:53 ID:zoafWSng0
〜放課後、校門にて〜

西陽に照らされた帰り道に、桜が散っていて。

思い出みたいに綺麗な景色の中、先輩の背中が輝いていた。


ζ(゚ー゚*ζ


それを見て気付いたんだ。

先輩の学生生活は、あと一年しかないって。


( ・∀・)

3 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:28:51 ID:zoafWSng0
たった一年しかないのに、俺なんかが無意味に時間を使わせていいのか?

先輩に尋ねれば、「好きにしたらいいんじゃないの」と、ちょっと呆れたように、優しく笑ってくれるだろう。

優しい人だから。

あんなに優しい人なのに、俺は何かを返せたか?


( ・∀・)「⋯⋯⋯⋯」


考えるまでもない。

貰ってばかりの半年間だった。

一度そんなことを考えると、声をかける勇気もなくなって。

先輩に出会ってはじめて、先輩にバレないように帰る努力をした。


ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯⋯⋯?」

4 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:29:22 ID:zoafWSng0



( ・∀・)「毎日好きと言うようです」

5 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:31:54 ID:zoafWSng0
【4月、火曜日】
〜3-1教室、昼休み〜

('、`*川「今日はモラ助来ないね」

ミセ*゚ー゚)リ「ねー。ちょいちょい来てたのに」

ζ(゚ー゚*ζ「あの子も毎日来てたわけじゃないでしょ」

(゚、゚トソン「そうですけどね。……あ、窓の外にいますよ」

---

  ( ;・∀・)ササッ

---

('、`*川「あ、隠れた」

ミセ*゚ー゚)リ「珍しいね、いつもだったらでっかく手を振ってくるところだよ」

6 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:32:36 ID:zoafWSng0
(゚、゚トソン「いじめすぎました?」

ζ(゚ー゚*ζ「いや、いつも通りだけど」

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあそのいつもが嫌になったんじゃない?」

ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯⋯⋯」

('、`*川「いや、そんな深刻にならんでも」

(゚、゚トソン「まあ、男の子だし、友達と一緒がいい時もありますよ」

ミセ*゚ー゚)リ「うちの弟とかもねぇ、〜〜〜」

7 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:33:04 ID:zoafWSng0
【4月、水曜日】
〜2-2教室、昼休み〜

( ゚∀゚)o彡゜「モララー、あの人に会ったぜ、あの人」

( ・∀・)「へー⋯⋯すげぇじゃん」

( ´_ゝ`)「心ここにあらずって感じ。で、誰よあの人」

( ゚∀゚)o彡゜「世界一の美女」

( ´_ゝ`)「あー⋯⋯モララーの心の恋人」

( ・∀・)「⋯⋯あんま迷惑かけんなよ」

( ´_ゝ`)「毎日のように教室まで押しかけてたやつが何を今更」

8 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:33:36 ID:zoafWSng0
( ゚∀゚)o彡゜「つーか最近話しかけに行ってなくね? 心配してたよ」

( ・∀・)「⋯⋯ホントに?」

( ゚∀゚)o彡゜「ホントよホント。まあ、『あの子元気なの』ってくらいだけど。モララーといない時に初めて話したかもしれん」

( ´_ゝ`)「そういえば、最近会いに行ってないね」

( ゚∀゚)o彡゜「『今日のお昼はデレ先輩と食べられるかもしれないから、失礼するぜ!』とか、ちょいちょい購買に顔出してたじゃん」

(;・∀・)「き、金欠でさ」

( ´_ゝ`)「あー……じゃあ、しゃあないわな」

( ゚∀゚)o彡゜「気にして貰ってるうちが花よ?」

9 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:34:34 ID:zoafWSng0
【4月、金曜日】
〜放課後、下駄箱〜

('、`*川「お、モラ助」

ミセ*゚ー゚)リ「ホントだ、おひさー」

( ・∀・)「お久しぶりです!」

(゚、゚トソン「相変わらず声でっか⋯⋯」


( ゚∀゚)o彡゜「ほらなー、兄者は考えすぎなんだよ。モララーはちゃんと元気じゃん」

( ´_ゝ`)「そうかもな。ちょっと安心した」


ζ(゚ー゚*ζ「おつかれー」

(*・∀・)「おつかれでーす、お先失礼しまーす」ソソクサッ


( ゚∀゚)o彡゜( ´_ゝ`)「「「「「!?」」」」」ミセ*゚ー゚)リ(゚、゚トソン('、`*川

10 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:35:03 ID:zoafWSng0
( ゚∀゚)o彡゜(ゼッテーおかしいぞアイツ!いつもなら『美しいデレさんに会えて光栄です』とか始まるだろ!)

( ´_ゝ`)(だからなんかおかしいっつったじゃん!)

ミセ*゚ー゚)リ(『途中までご一緒させてください』っていつもなら言うのに!)

(゚、゚トソン(『会えただけでも光栄です』って、でっかく手を振ってくるのに!)

('、`*川(な、なに、何があった!?)

11 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:36:04 ID:zoafWSng0
ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯⋯⋯おつかれー」サッ

(*・∀・)「? おつかれです。そこ、塞がれると帰れないんですけど」

ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯」

( ・∀・)「⋯⋯」

ζ(゚ー゚*ζ「私の名前を言ってみな!」

(*・∀・)「せん、ぱい⋯⋯? ヤンキーごっこですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯かわいいでしょ?」

(*・∀・)「⋯⋯⋯⋯そっすね。おい野郎ども、先輩に迷惑かけないうちに帰んぞ!」

12 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:37:42 ID:zoafWSng0
(;´_ゝ`)「え? あ、え? うん、お疲れです⋯⋯え、マジ?」

(; ゚∀゚)o彡゜「おい、待て、待てよ! おつかれす先輩方!」

('、`*川「⋯⋯またねー」

(゚、゚トソン「はい、また⋯⋯」

ミセ*゚ー゚)リ「またねー⋯⋯え、ホントに帰っちゃうの?」

ζ(゚ー゚*ζ「ばいばーい⋯⋯?」

13 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:38:13 ID:zoafWSng0
【4月、月曜日】
〜放課後、2-2教室〜
( ・∀・)「帰りゲーセン寄らない?」

(;´_ゝ`)「お、おう、いいけどもさ」

(; ゚∀゚)o彡゜「最近はさ、ほら、なんか忘れてない? 何とは言わないけども」

( ・∀・)「別に。なんか最近時間余ってんだよねー。代わりに勉強と習い事に力入れてたから疲れたわ」

( ゚∀゚)o彡゜(『なんか』じゃねーのよ、『なんか』じゃ)

( ´_ゝ`)(暇さえあればあの先輩に会いに行ってだもんな)

( ゚∀゚)o彡゜(これ聞いていいやつ? ねえ、聞いていいやつ?)

( ´_ゝ`)「⋯⋯⋯⋯あのさぁ」

( ´_ゝ`)「あの⋯⋯美人さんとなんかあった?」

( ゚∀゚)o彡゜「! 聞いちゃうんだ!?」

14 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:38:39 ID:zoafWSng0
( ・∀・)「⋯⋯いや、何もないよ」

( ゚∀゚)o彡゜「何も無くはないでしょ、兄者すげー心配してんのよ」

( ´_ゝ`)「いや、俺だけみたいに言うけど、ジョルジュも結構心配してたよ」

( ゚∀゚)o彡゜「言うなよそういうのは!」

( ゚∀゚)o彡゜「⋯⋯ばれたから聞くけども、何があったん? 言いづらいならいいけどさ」

( ゚∀゚)o彡゜「詰め込むみたいに勉強してるっぽいし、正直心配は心配ですよ」

( ・∀・)「ホントに何もないよ」

( ・∀・)「なんて言ったらいいのかわからないけど⋯⋯」

( ・∀・)「今のままだとダメかなと思って、普段の行動を見直してたんだ」

15 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:39:04 ID:zoafWSng0
( ´_ゝ`)「それさぁ、あの先輩さんには言ったの?」

( ・∀・)「言ってないけど⋯⋯」

( ゚∀゚)o彡゜「毎日来たのが急に来なくなったら心配するでしょ。あ、丁度窓の外にいんじゃん」

-----

  ζ(゚ー゚*ζ 「〜〜〜」

  ミセ*゚ー゚)リ「〜〜〜」

-----

(*・∀・)「⋯⋯⋯⋯綺麗な人だよなぁ」

( ゚∀゚)o彡゜「うん? そーね。ほれ、窓開けていつも通り『デレせんぱーい』ってさぁ」

( ・∀・)「話しかけると、しょうがないなーって笑って、いつも相手してくれるんだ」

( ・∀・)「それが嬉しかったんだけど」

16 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:39:24 ID:zoafWSng0
( ´_ゝ`)「⋯⋯」

( ・∀・)「俺が嬉しいからって、迷惑かけていい理由になんないよな」

( ´_ゝ`)「お前、いっつも考えすぎじゃないの?」

( ・∀・)「そうかなぁ」

( ゚∀゚)o彡゜「⋯⋯たまに迷走するよね、お前。そもそもなんでそんなに好きなの?」

( ・∀・)「転んで泣いてたら慰めてくれたんだ」

( ゚∀゚)o彡゜「本音か冗談かわかんねー!」

( ・∀・)「ほら、帰ろうぜ。今更、急ぎで報告に行く必要もないんだし」

(;´_ゝ`)「今更、ってくらい話してないのが心配の理由なんだが⋯⋯」

17 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:39:53 ID:zoafWSng0
【半年ほど前】
〜体育祭、校舎内のどこか〜

( ;∀;)

人生どうしようもないな、って思ってた。

夏休み終わってすぐ転校とか、習い事で試験に落ちたりとか、友達できなくて一人で迷子になったとか、転んで怪我するとか。

別に対して痛くもないのに、ちょっと我慢すれば済むようなことの積み重ねが、転んだせいで吹き出した。

ζ(゚ー゚*ζ「大丈夫?」

窓から腹が立つほど気持ちいい青空が覗いていた。その青空を背に、無神経に話しかけてきやがった。

( ;∀;)「ほっといて⋯⋯」

ζ(゚ー゚*ζ「はいはい」スタスタ⋯

18 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:40:25 ID:zoafWSng0
ほらみろ、親切ヅラしたあの女、さっさと何処かへ行ってしまった。

自分で振り払った相手が、去っていくからと恨んでいる。そんな自分がまた惨めで。

( ;∀;)

ずっと蹲(うずくま)って泣いているわけにもいかず、よろよろと立ち上がった。

ガラガラガラ⋯⋯

「あ、起きてる」

その声に振り返ると、台車を引いたあの女(ひと)が立っていた。

19 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:41:06 ID:zoafWSng0
ζ(゚ー゚*ζ「歩けないと思って持ってきたのに」

少し息を切らせて、彼女は首を振った。

荷運び用の台車に俺を乗せて運ぶつもりだったのだろうか。

ζ(゚ー゚*ζ「ちょっと血が出てるねぇ。消毒しに行こうか」ガラガラ

( ;∀;)「いや、いいっす、大丈夫っす」

ζ(゚ー゚*ζ「うるさい。先輩に逆らう気?」

小さい身体をエヘンと反らせて、先輩風を吹かせるその人に逆らえなくて。

( ;∀;)「じゃあ、お願いします⋯⋯」

ζ(゚ー゚*ζ「うむ、任された」ガラガラガラ

小さな背中の後ろについて、二人で保健室に向かった。

俺の啜り泣く声と、荷運び用の台車のガラガラいう音だけが響いていた。

20 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:41:40 ID:zoafWSng0
〜保健室〜

先生はいなかった。

先輩は勝手に棚を漁って消毒液と絆創膏を持ち出してきた。

ζ(゚ー゚*ζ「なにかあったの?」

( ・∀・)「何もないっす⋯⋯」

ζ(゚ー゚*ζ「なにもなくは、ないでしょー」

俺を消毒しながら、先輩は質問してくる。

( ・∀・)「ホント、話すほどのことじゃないんで」

されるがままに、絆創膏を貼られる。

ζ(゚ー゚*ζ「そんなに些細な話なら、いくらでも聞いてあげるから」

俺は意識して、目を合わせないようにしていた。

( ・∀・)「⋯⋯でも、長くなるし」

21 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:42:05 ID:zoafWSng0
バカにされたら、立ち直れない。

ζ(゚ー゚*ζ「しょうがない子だなぁ」

やれやれ、と一息ついて、俺の顔を両手で挟み、無理矢理目を合わせて。

ζ(゚ー゚*ζ「大丈夫だから。なんでも話してみなさい」

困ったようにはにかんで、優しい声でそんなことを言うから。

( ;∀;)

些細でよくある、だけど潰れそうなくらい辛いことを全部吐き出してしまった。

ζ(゚ー゚*ζ

先輩は、最後までうんうんと聞いてくれた。

22 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:42:25 ID:zoafWSng0
〜話終わって、保健室〜
( ・∀・)「⋯⋯⋯⋯長々と、お耳汚しをば」

ζ(゚ー゚*ζ「いいえ。もう大丈夫?」

( ・∀・)「はい、おかげさまで」

ζ(゚ー゚*ζ「そう」

ぽんぽん、と俺の頭に優しく触れて。

ζ(゚ー゚*ζ「また、なにかあったら来なさい」

ζ(゚ー゚*ζ「先輩だからね」

ふふん、と胸を張るその姿があまりにも綺麗で。

( ・∀・)「結婚してください」

ζ(゚ー゚*ζ「へぁ?」

その日から、無謀な恋が始まったのだ。

23 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:42:46 ID:zoafWSng0
【体育祭から、次の4月まで】
〜とある日、教室〜

(*・∀・)「せんぱーい! 友達できました!」

ζ(゚ー゚*ζ「ふぅん、よかったねぇ」

(*・∀・)「先輩のおかげです!」

ζ(゚ー゚*ζ「いや、なにもしてないけどね、私」

(*・∀・)「でも、俺は嬉しかった!」

ζ(゚ー゚*ζ「ふふふ、よかったねぇ」

24 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:43:06 ID:zoafWSng0
〜とある日、廊下〜

ζ(゚ー゚*ζ「さっきさぁ、話しかけようとしてやめなかった?」

(;・∀・)「いや、お友達と一緒だったので⋯⋯」

ζ(゚ー゚*ζ「挨拶くらいしなさいね。あんなしょんぼりされると気になるから」

(*・∀・)「いいんですか!?」

ζ(゚ー゚*ζ「そうグイグイ来られると困るから挨拶だけね」

25 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:43:28 ID:zoafWSng0
〜とある日、校庭〜

(*・∀・)「あっちの遠くのベンチから、デレさんがお昼食べるとこ見ててもいいですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「ダメって言ったら?」

(*・∀・)「帰って一人でお昼食べますけど」

ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯一緒に食べようか」

(*・∀・)「いいんですか!?」

ζ(゚ー゚*ζ「そんな喜ぶことかなぁ」

26 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:43:53 ID:zoafWSng0
〜とある日、図書館〜

(*・∀・)「デレ先輩おつかれです!」

ζ(゚ー゚*ζ「図書室では静かに」

(*・∀・)(デレ先輩おつかれです!)

ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、小さすぎ。で、どうしたの?」

(*・∀・)(試験前に追い込みかけてるって聞いたんで、差し入れです!)

ζ(゚ー゚*ζ「お、缶コーヒー。ありがと、帰りにいただくね」

27 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:44:15 ID:zoafWSng0
ζ(゚ー゚*ζ「ていうか、君も試験でしょー。わからないとこ教えてあげようか?」

(*・∀・)(マジですか!)

(*・∀・)(いや、邪魔すると悪いんで、失礼します!)

ζ(゚ー゚*ζ「そう? 君も頑張ってね」

(*・∀・)「! はいっ!!」

ζ(゚ー゚*ζ「だからね、声、注意しよっか」

28 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:44:38 ID:zoafWSng0
〜とある日、自販機前で〜

ζ(゚ー゚*ζ「おやおや後輩くん、ちょうどいいところに」

(*・∀・)「先輩! 休憩ですか?」

ζ(゚ー゚*ζ「まあねー。こないだのお礼に、奢ってあげよう。どれがいい?」

(*・∀・)「あ、じゃあブラックコーヒーで!」

ζ(゚ー゚*ζ「飲めるの?」

(*・∀・)「もちろんですよ!」

ピッ ガコン

ζ(゚ー゚*ζ「ほら、熱いからね」

(*・∀・)「ありがとうございます!」

29 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:45:45 ID:zoafWSng0
(*・∀・)「(⋯⋯⋯⋯にがっ)お、おいしいです!」

ζ(゚ー゚*ζ

ピッ ガコン

ζ(゚ー゚*ζ「⋯⋯⋯⋯あ、間違えてカフェオレ買っちゃった」

ζ(゚ー゚*ζ「甘いのダメなんだよねぇ、替えてくれない?」

(*・∀・)「ああ、いつもブラックですもんね。でも、口つけちゃったし」

ζ(゚ー゚*ζ「ふふ、いいから」

(*・∀・)「じゃあ、どうぞ」

ζ(゚ー゚*ζ「ありがと」

30 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:46:44 ID:zoafWSng0

   オーイ、デレー!


ζ(゚ー゚*ζ「呼ばれてるみたい。またね」

(*・∀・)「はい、また!」







(゚、゚トソン「あなたブラックコーヒー飲めないって言ってませんでした?」

ζ(゚ー゚*ζ「……最近飲めるようになったので」

('、`*川「ほーん」

31 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:47:15 ID:zoafWSng0
〜とある日、購買〜

(*・∀・)「悪いな、今日はデレ先輩とご一緒するから、お前らとお昼できないわ」

ζ(゚ー゚*ζ「いや、お友達と食べな?」

( ゚∀゚)o彡゜「いっすいっす、持ってってください」

( ´_ゝ`)「むしろ邪魔じゃないんスか、そいつ」

ζ(゚ー゚*ζ「たまたま購買で会えたときだけだから、いうて週に1,2回だし。一緒にくる?」

( ´_ゝ`)「あー⋯⋯それじゃ、たまにはご一緒します。じゃあなジョルジュ」

( ・∀・)「じゃあなジョルジュ!」

( ゚∀゚)o彡゜「え、いや、俺も混ぜてよ!」

32 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:47:37 ID:zoafWSng0
〜とある日、下駄箱〜

('、`*川「おうモラ助じゃん、帰り?」

( ・∀・)「おつかれです、ペニサス先輩」

(゚、゚トソン「少し待てばデレが来ますよ」

( ・∀・)「え、いや、友達同士で帰るのに悪いし⋯⋯」

ミセ*゚ー゚)リ「邪魔になったら追い出すから、それまでいたらいいよ」

(゚、゚トソン「それはそれでどうなんですか?」

( ・∀・)「その方がありがたいです!」

('、`*川「ありがたいのか」

(゚、゚トソン「なにが彼をそこまでさせるのか⋯⋯」

33 ◆NGYeHpCrH2:2024/04/24(水) 16:48:04 ID:zoafWSng0
〜とある日、2-2教室〜

( ・∀・)「好きな人に好いてもらうにはどうしたらいいでしょうか」

ミセ*゚ー゚)リ「恋バナだ!」

(゚、゚トソン「一般に、自分のことを好きな人を好きになる、と言いますけどね」

('、`*川「そんな単純かねぇ」

ζ(゚ー゚*ζ「なになに、なんのはなしー?」

(*・∀・)「デレ先輩、好きです!」

ζ(゚ー゚*ζ「あは、ははははは! なに、急に?」

('、`*川「もっとさりげなくやんなよ」

(*・∀・)「いや、笑ってくれるなら、何度でもやります!」

ミセ*゚ー゚)リ「トソンがやらかしましたねぇ、これは」

(゚、゚トソン「え、私のせいですか、これ」

ζ(゚ー゚*ζ「ははははは!」


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