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雪女・アンド・ザ・シティのようです

1 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/21(日) 00:12:50 ID:SHqtY6cA0
【0.プロローグ】

弾丸の様に叩きつける雪と風。
山男達はどれだけ山に慣れていても、猛吹雪の山には近づかない。

危険すぎるからだ。

その親子は、父親の趣味である登山をしていたのが、突如として吹雪いてきたので、山を降りられず、中腹にあった洞窟に避難していた。

それが間違いの元だった。

89 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:11:18 ID:U6W2PYpY0
モーターの駆動音がはっきり聞こえるときには、その正体もはっきりした。

スノーモービルだ。

一台のスノーモービルがドクオ達の前に止まった。そこから降りてきたのは、

( ・`ー・´)+「やあ、まさしだよッ!!」

(*'A`)「まさし君!!」

( ・`ー・´)「クール君を探しに行くんだろ?なら、僕が運転するからモービルに乗りなよ!!目的地まで早く着くぞ!」

90 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:13:43 ID:U6W2PYpY0
( ・`ワ・´)+「なぜ、中学生の僕がモービルを運転できるかって?HAHAHA!!まさしだからさ!!」

ξ゚⊿゚)ξ「これから向かうところは人間には危険なのよ」

( ・`ー・´)b「Don't ウオーリー!!友達のために一肌脱ぐよ!!」

ドクオ達はまさしが乗ってきたスノーモービルに乗り込み、雪山の奥に進む。

ξ゚⊿゚)ξ「ヨシッ!!良いぞ!!これなら入り口に早く到着するだろう!!」

91 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:14:26 ID:U6W2PYpY0
…………ドド………

(;'A`)?

ξ゚⊿゚)ξ「どうした?ドクオ」

(;'A`)「何か聞こえる………」

ξ;゚⊿゚)ξ

(; ・`ー・´)「……地響きみたいな?あれ?だんだん近づいてくる!?」


┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙以`゚益゚以┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
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彼らの後方から【トナカイに乗った数人の雪女達】がまるで追い立てるように現れた。

92 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:15:38 ID:U6W2PYpY0



以`゚益゚以「ファーーーーーーック!!!!!!!!!」



ξ;゚⊿゚)ξ「クソ!!ドクオ!まさし!聞いて!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「アイツらは狩猟隊だ!!私達を始末するつもりだ」

ξ*;゚⊿゚)ξ「だが、チャンスだッ!!アイツらの縄張りに入ったってことは【入り口】はもう目の前だぞ!!」

( ・`ー・´)「なるほど!!じゃあ!!レディ達を撒く方法を考えよう!!まさしシンキングターーーーイム!!!」

( ・`3・´)ピヨピヨピヨピヨ

93 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:16:38 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以「神妙にせよッ!!!貴様らの運命はここまでだッ!!」

ξ#゚⊿゚)ξ「勝手なことを言ってんじゃあねぇぞ!!」

ピコーン(* ・`ー・´)「まさし!!整いました!」

ξ#゚⊿゚)ξ「あぁ!?」

( ・`ー・´)「ツンちゃん。僕の話を聞いてくれ」

94 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:17:09 ID:U6W2PYpY0
狩猟隊員A「隊長!!人間2人はどうしますかッ!!そのまま殺しますか!?」

狩猟隊員B「隊長!!人間2人の魂を食いたいです!!」

以`゚益゚以「聞こえないなあ?」

狩猟隊員A・B「「人間の魂を食いたいです!!」

以`゚益゚以「聞こえな〜い」

狩猟隊員A・B「「魂を食いたいです!!」

以^益^以「OK!Girl!!!」

狩猟隊員A・B「「 HA HA HA HA HA!!」」

95 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:20:05 ID:U6W2PYpY0
その時、狩猟隊の眼前に雪煙が広がった。

狩猟隊員A「うわっ!!」

以`゚益゚以「落ち着け!ただの目眩しだ。モービルの駆動音を辿れば問題無いッ!!」



世界中のレディ達からチヤホヤされたい。
ハーレムを作って、僕のカッコ良さをずっと褒めてて欲しい。

イケメンムーブがとどまることを知らない!!爆速に更新中だっ!!

僕は、最高にカッコいい!!




以`゚益゚以「追い詰めたぞッ!!」

気づけば、目の前が崖っぷちなっている場所にまさし達はたどり着いた。

96 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:22:16 ID:U6W2PYpY0
('A`)( ・`ー・´)ξ゚⊿゚)ξ

。:::・゚::( ・`ー・´)::・゚::・。 バシャ!!

以`゚益゚以!!

( ・`ー・´)「ツンちゃんは凄いね!!2人分の囮を液体窒素で作っちゃうもんね!!」

( ・`ワ・´)「おかげで君達から2人を引き剥がすことができた!!」

狩猟隊員A「あの雪煙!!」

狩猟隊員B「ナメやがって!!ぶっ殺してやるッ!!」

以`゚益゚以

97 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:24:04 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以「何故だ?闘う術なんて無いだろ?お前に待ち受ける未来ぐらい想像がつくだろ?」

以`゚益゚以「どうして、こんな得にならないことをする」

( ・`ー・´)「僕は、常にカッコよくあり続けたいッ!そして、男として1番最高にカッコいいのはッ!!」



( ・`д・´)「大切な誰かのために必死で頑張る人の道を切り開くことだッ!!!」


.

98 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:25:12 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以

以`゚益゚以「名前を教えてくれ」

以`゚益゚以「殺す前に君の名前をしっかりと魂に刻みたいんだ」

( ・`ー・´)「僕はまさしッ!!」

( ・`ー・´)+「トラブルと遊ぶヤンチャボーイッ!!ナイスガイな男の子さ!!」

99 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:26:24 ID:U6W2PYpY0

(;'A`)「まさし君大丈夫かな?」

ξ゚⊿゚)ξ「他人の心配している場合か?到着したぞ」

ξ゚⊿゚)ξ「ここが【雪女の里】だ」

>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

100 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/26(金) 01:27:56 ID:U6W2PYpY0
本作品は次話で完結予定です。

何とか…祭り期間中に完結させたいです!!!

101名無しさん:2024/04/26(金) 14:23:30 ID:5u7w9g9I0
乙!
まさし……!!お前最高にカッコいいよ……

102名無しさん:2024/04/26(金) 15:08:43 ID:qfOxA4ps0

まさしみたいに自分に自信が満ち溢れてる人って格好いいよね〜

103名無しさん:2024/04/26(金) 18:36:48 ID:wPkh.2XA0
おつ

104 ◆48WTRPZhs.:2024/04/26(金) 19:26:19 ID:BARMNgbM0
ドクオの歌って元ネタあるのかな?

105名無しさん:2024/04/26(金) 19:27:00 ID:BARMNgbM0
すみません外し忘れ

106名無しさん:2024/04/28(日) 00:04:57 ID:t6xdP0V.0
おつ

107 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:33:00 ID:7b2UGJZA0
>>101様 ( ・`ー・´)+「ありがとう!!僕に惚れてもいいんだぜ」

>>102様 ( ・`ー・´)「HAHAHA!!僕はかっこいいからね!!365日100%自信満々さ!」

>>103様 ありがとうございます!

>>104>>105様 ありがとうございます!
ドクオの気持ちに沿って、パッと思いついた言葉を羅列したので、オリジナルと言えばオリジナルです。意識していないだけで似たような歌詞があるかもなので、その辺は勘弁してほしいでーす。

>>106様 ありがとうございます!

108 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:37:06 ID:7b2UGJZA0
【5】

ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ

        ざわざわざわざわ

雪女(ポニーテール)「静粛に!!静粛に!!!」

雪女(ポニーテール)「定刻となったので、これより『裁判』を開廷する!!被告人、前に出ろ!!」

川 ゚ -゚)スッ

雪女(ポニーテール)に促され、クールは中央に出てきた。彼女の両手には氷でできた手枷がはめられていた。

109 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:37:53 ID:7b2UGJZA0
雪女(ポニーテール)「それでは里長様お願いします」

J( 'ー`)し「皆んな今日は集まってくれてありがとう!!さて、集まってもらったのはほかでもないわ」

J( 'ー`)し「クール、貴女は罪を犯したのかどうかを、この裁判で審議します。」

J( 'ー`)し「皆んな!!雪女が犯してはならない最大の罪ってなぁーーにぃ?」



 「「「人間に恋することです!!」」」



J( ^ー`)し「正っ解☆」

110 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:39:02 ID:7b2UGJZA0
川 ゚ -゚)

J( 'ー`)し「………貴女のただの気まぐれで生かしたあの坊や。雪女の過去からの契約の下、彼の監視をするように命じた。雪女の魂の捕食。そのことについて誰にも話さないように監視することを」

J( 'ー`)し「でも、貴女は監視任務の間、ドクオと長く過ごしすぎた。彼に情が移り、愛してしまうくらいには。」

J( ^ー^)し「なぁーんて言ってるけど、クールちゃん!!貴女はそんな馬鹿な子じゃあないでしょ?よく考えて答えて?」

J( ^ー^)し「貴女は、ドクオのことを愛してなんかいなかった。そう言ってくれたら、人間の世界への永久渡航禁止の罰で済ませるわ。」

J( ^ー^)し「ドクオにも私達からは接触しません。どうせ子供の言うことなんか誰も信じないしね」

111 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:39:50 ID:7b2UGJZA0
J( ^ー^)し「でも、貴女がドクオのことを愛しているなら」

J( 'ー`)し「お前は、処刑される。そして、ドクオも殺す」

J( ^ー^)し「どうするーー?」

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)「私は………」

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)(なぜ、私は、こんなことになっているんだっけ?)

112 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:40:23 ID:7b2UGJZA0
ーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー

あの夜、遭難した一組の親子をたまたま見つけた。父親は低体温症ですでに事切れていた。

それも当然の結果だった。

自分の防寒着を全て子供に着せていたのだから。

私達、雪女の世界では、そんなことは起こらない。全て自己責任の世界だ。

私は死にたての父親から消え入りそうな魂を取り出し、喰った。

113 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:41:19 ID:7b2UGJZA0
そして、子供を見て、新鮮な魂を喰らおうと思った。

だが、あまりにも泣き喚くから、一先ず助けて、後で魂を喰らおうと思ったんだ。

だから、ドクオと秘密裏に契約を結んだ。

ドクオを助けるかわりに、遭難した夜のことを話せば、私はドクオを殺して、魂を喰らう。

だから、受肉体に私の魂を入れて、彼を監視することにしたんだ。

捕食者と獲物。

私とドクオの関係はそれだけだ。【それだけのはずだった】。

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

114 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:41:47 ID:7b2UGJZA0
川; - )「わ、私は、」

J( ^ー^)し「貴女は、ドクオのことを愛してなんかいなかった。そうでしょ?」

「僕はクーにゃんを愛しています!!!」

J( ^ー^)し「は?」

川; ゚ -゚)!!?

(#'A`)=3フンス

115 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:42:38 ID:7b2UGJZA0
(#'A`)「クーにゃん!!僕は怒っているんだ!!クーにゃん隠し事が多すぎるんだ!!」

(#'A`)「でも、それだけだ!!クーにゃんは嘘つきじゃあない!!僕のことを好きって言ってくれたのも!!ずっと一緒にいるって言ったのも全部本当の気持ちだって分かっているもん!!」

J( ^ー^)し「1人よがりなことを喋ってんじゃあねえぞ?気色悪いなぁお前」

(#'A`)「おばさんに喋ってないんだけど!!僕は、クーにゃんに話しているんだ!!」

川; - )

116 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:44:11 ID:7b2UGJZA0
5年。人知れずドクオを見続けてきた。

彼が10歳になった時、私は恋人として側にいた。

その優しい眼差しも、愛情を言葉にした時の照れた顔も、小柄なのに力が強いところも、鈍感そうに見えて意外と気が利くところも全て。

川 - )ガン!ガン!ガン!!

クールは、雪女の妖術で氷の手枷を破壊した。

川*゚д゚)「私はドクオを愛してるッ!!その想いに嘘偽りなんかないッ!!」

(*'A`)「クーにゃん!!!」

J( - )し

117 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:45:23 ID:7b2UGJZA0
J( - )し「じゃあ2人共死ぬってことでいい?」

川 ゚ -゚)「いいや?」

川 ゚ -゚)「里長様!私は、貴女に【円】を申込む!!」

……円じゃと?

       円ならばまあ、のぅ……

……円じゃ……皆の者、里長様とクールを囲むのじゃ……円じゃ………

(;'A`)「円?」

ξ゚⊿゚)ξ「雪女の決闘法よ。直径6mの円の中で勝敗を決する迄、円の中で戦うの。円の外に出てしまった場合、自動的に敗北が決定する」

118 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:46:40 ID:7b2UGJZA0
J( - )し=3

J( 'ー`)し「ねえ?知っている?雷は夏の風物詩みたいだけど、北陸だと冬なの」

J( 'ー`)し「冬の雷って普通の雷よりも高度が低く威力も強いの」

J(# 'ー`)し【カンナカムイ!!!】

里長の手から放たれる雷がクールの体に直撃する。だが、しかしである。

川# ゚ -゚)「オラァ!!」

受肉体の拳が黒く焼けこげても尚、雷撃を物ともせず、里長に突っ込んでいく。

119 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:47:39 ID:7b2UGJZA0
里長の【カンナカムイ】の攻撃はある程度、距離が離れていることが望ましい。小さな円の中では、思うように攻撃できない。

だから、里長は、クールの攻撃を捌き、近距離で小さな雷撃を当てることにシフトした。

たった1、2分だ。

川;゚дメ)ゼハァ……ゼハァ……

J( 'ー`)し「ボロボロの受肉体でここ迄動けるのは評価できるわ。でも、もうダメね」

J( 'ー`)し「上を見て」

皆が見上げると雷でできた球体が宙を漂っていた。

J( 'ー`)し【カンナカムイ】

120 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:54:29 ID:7b2UGJZA0
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      ,√   |     ノ::.           .::/ |        ,√
       !      i! ' /:: :.         . .:::<   |  /     /
   _ ノし,√\ノし/:::.              . .:::\ し'√ソし'//し√\∧ノし√\

121 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:55:11 ID:7b2UGJZA0
雷球は弾けて、一本の巨大な落雷となり、クールの上に落ちた。

川; - )ボソ

彼女の受肉体は黒焦げになり、ゆっくりと倒れる。

(;'A`)「クーにゃん!!」

ξ゚⊿゚)ξ「まだよ!!まだ勝負は終わっていない」

ボロボロの受肉体から銀色の光が浮かび上がった。銀色の長い髪を靡かせ、クールは里長の前に立つ。

122 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:55:37 ID:7b2UGJZA0
J( 'ー`)し「雪女本来の力を取り戻したみたいだけど、分かっている?これ以上、攻撃を受けると貴女の魂も無事では済まないわよ」

川 ゚ -゚)

川 ゚ -゚)「倒れる前に私がなんて言ったか聞き取れました?」

J( 'ー`)し「は?」

川 ゚ -゚)「【29】って言ったんです」

J(; 'ー`)し!!?

123 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 01:59:25 ID:7b2UGJZA0
【30】【31】【32】【33】【34】
                \  ゚  o 。| 。   /  。  /
                  ○  。 ゚  |゜ O / o  / 。゜
              ゜   。 \   o ゚ O ゚ 。 /゚  。   O
                ゚  。  \     |   ゚ o /  ゚  。 ゜
               。 ゜  。   。 。 ゚      。o   ゜
            __。___ 川 ゚ -゚)つメ) ー )―O――――
              ゜ o 。    o   ゚   。  ゚  。 ゚
              ゚ 。 O  /  。 |゜ 。゚ \゜  O  ゜
             ゜  。   / 。 /  ○゚   O \ 。 ゜
                 O ゜。 / ゚ | 。゜  ゚ 。 o
                /   o  。゜ |   o ゜    \

            【35】【36】【37】【38】!!

124 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:00:06 ID:7b2UGJZA0
川 ゚д゚)「【39】!!!」

クールの【三千世界の魔女狩り人】が炸裂した。殴られた衝撃で里長の身体は吹き飛ばされ、円から出てしまった。

雪女(ポニーテール)「決着はついた!!勝者はクールだ。」

川 ゚ -゚。:::・゚::::・゚::・。 サラサラ

(;'A`)「クーにゃん!!」

。:::・゚::::・゚::・。 ゚ -゚。:::・゚::::・゚::・。
「能力を使い過ぎたみたいだ……」

。:::・゚::::・゚::・。 ゚ ー。:::・゚::::・゚::・。
「大丈夫だ。すぐに戻ってくるさ……」

125 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:01:21 ID:7b2UGJZA0
;'A`)「クーにゃん!!!」


(;A;)「クーにゃん!!約束だよ!!僕待っているからね!!」


。:::・゚::::・゚::・。。:::・゚::::・゚::・。
「………約束は守るよ………」


そして、3年の月日が流れ、宇津神ドクオは18歳になった。


.

126 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:04:17 ID:7b2UGJZA0
('A`)「………ねえ?知ってる?」

('A`)「今日ってさあ、オレンジデーって言うんだって。バレンタインに告白して、ホワイトデーで返事をして結ばれた2人が愛を深める日なんだってさ。」

('A`)「僕、18歳になったよ。もう結婚できるようになったんだ」

('A`)「クーにゃん。僕、このままだとお爺ちゃんになっちゃうよ」

127 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:05:12 ID:7b2UGJZA0



「私は、ジジイになったドクにゃんも素敵だと思うにゃん」


.

128 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:06:30 ID:7b2UGJZA0
('A`)!!!

('A`)

('A;)。ポロッ

ドクオと彼女は、そのまま抱きしめあったまま、一歩も動かなかった。ただ静かに春の光よりもずっと暖かな感動と喜びに心身をうちふるわせていたのだから。

129 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:06:56 ID:7b2UGJZA0




  雪女・アンド・ザ・シティのようです

        【完結】


.

130 ◆CxXUFEmXFw:2024/04/29(月) 02:11:08 ID:7b2UGJZA0
<おまけぇえ>

狩猟隊員B「ボスぅ♡エゾシカを狩ってきました♡脳味噌に塩かけて食べましょ♡」

狩猟隊員A「馬っ鹿!ボスはもっと上品なんだ!!ボス♡ラッコ鍋食べましょ♡2人っきりで♡」

狩猟隊員B「アピール露骨なんですけどぉ」

以^益^以「モテモテだなあ?え?おい」

以`゚益゚以「あの時、お前を殺さなくて良かったよ。で、今日はどんな面白いことをするんだ?」

(* ・`ー・´)「HA HA HA HAそだね!!」

(* ・`ー・´)「僕が、僕のカッコいいところを100個あげていくのを聞いてもらおうか!!」



今度こそ本当に完結!!


.

131名無しさん:2024/04/29(月) 19:47:46 ID:UbWN1YX60
ブラボー!最高にゃん!

132名無しさん:2024/04/29(月) 21:40:54 ID:TUhKJi3U0
おつです

133名無しさん:2024/04/29(月) 23:33:23 ID:/jqm76bg0
乙乙!
痛快でとても良かった
みんなそれぞれに格好良かった!

134名無しさん:2024/05/01(水) 21:14:34 ID:YHLH4lRY0
>>1
ドックンのお歌できたよー^^

【フリモメン】マイ・スゥイート・ハニー・クール
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43733471

135名無しさん:2024/05/02(木) 21:06:05 ID:1nVWkzPo0
>>134
横からごめんBPMがリアルで笑った

136 ◆CxXUFEmXFw:2024/05/04(土) 01:17:47 ID:WIevk16M0
>>131様 ありがとうございますにゃん!

>>132様 ありがとうございます。

>>133様 ありがとうございます!!
今回、どのキャラもスポットを当てることができてよかったです!

137 ◆CxXUFEmXFw:2024/05/04(土) 01:21:09 ID:WIevk16M0
>>134
まさか曲を作って頂けると思っておらず
レスを見たときシンプルに驚きました。
聞いてみて、すごく素敵な曲で感動しました。
本当に嬉しいですッ!
日に何度も再生しヘビロテで聞いています!!

以下、好きなポイント
・しっとりとしたギターの音色。
・歌詞に沿って展開されるAAのやりとり。
・「僕の壁をぶっ壊して!」で挿入される
  【三千世界の魔女狩り人】の演出!
・サビの盛り上がり!!
・要所で挟まれるドクオとクールの台詞!!!
・フリモメン先輩の声!!!

これは『川* ゚ -゚)「……素敵♡」』ってなるのも納得の名曲です!!!

>>135
BPMが何か分かっていませんが、この曲めっちゃいいですよね!?

138名無しさん:2024/05/04(土) 01:33:35 ID:Cp6NuH.Y0
>>137
本来、引っ込み思案のドクにゃんが歌なんて歌うわけがないのです
それが、一撃で勝敗を分けるほどの名曲でなければ……ッ!

ジッサイうまいこと名曲ができなければ捨てるつもりでしたが、
歌詞が歌にすると意外なほど映えるのと、フリモメン先輩のお歌がうますぎた


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