[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
雪女・アンド・ザ・シティのようです
39
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:08:11 ID:aVepCKMM0
ーーーー修学旅行ーーーーー
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: °.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
: .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .:
. .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .:
. . . . . . . . . . . . . . . . . ._. . . . . _ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
. . . . . . . ,、-─‐‐''′`¨¨¨¨¨¨/ /`ヽ、 . . . . . . . . __ . . . /`>、、 . . .
_、‐''゛ _ / _/: : : : : :`'<`丶、__ ,、_,、─--─‐/ く__`^^'ー-、、 / __/ : : \_
/\__、‐''゛: :/_/ /`¨¨ヽ─-/_:_:/ : : \: : : : : : ̄\/``'<_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__/ / \.:.:.:.:._>''~ ̄`'<: : : : : : :\ ̄`ー
_、‐''゛>''~_:_: : : : / ./ \: : : :>''~ |: : \_:_: :.\: : : \: : :`丶、.:.:.:.`^^ ̄/: : : : : :/:::/:::/:: : >'\/ / \: : : : : : ``丶、
,>''~: : /:_、‐''゛ \ーく / _>'′ ノ\: : :\ ~"''\: : ::|\/: :\~"'ー-<: : : : ,、< ̄_二-ァ'´ _/: : :/ / / \_: : : : : : :
: : _:_:_、‐''゛ / . . \ xへ、__,,、丶\ ``'ー-ミ: : : :\ノ_: : \_\_: : __/`¨¨´: : >''~: :/: : :〃 /:.:/.::\/ ./ /:/ `丶、__\
/ / / \ \/::::::::::\:..: : :\_\_:_:\_:_:\`丶 /\ ̄ヽ∧:::: √{::/\─<_:_:_:_/: : :// //::::/ \/. :/:/: :/ i |/ ``
/\ \ \\:::::\__ > ''"~ }: : : : : : : :``丶、\:::\_/::::::∨:::j/::::{::::\:::\/::::/`'<_/_////く: : . . .ノ\_/: :/: : j/: _、‐''゛
/ /\\\ \ __> "~ /: : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'<  ̄~"''ー- ⊥_\\/:::/{:::::ノ::/::::``く;:;:;:;: >-─………ァ''"´
´ __/(\ヽ\ _ > "~ /: : : : : : .:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::`丶 、. . . . . . . . .  ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ __ -‐ ''" _ ‐ ´
ァァ'^_\__ >- "~ /: : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::``〜、、 . . . . . . . . . . . __,. -‐ "~ , . : ' ´
 ̄ _ _ _、‐''゛: : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_二ニ=- "~ __,,.. -‐ ' ´ ,.- 二⌒
_、‐''゛: : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__ - ''"~ _,、-''"⌒ _,.. -''´ __彡
40
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:08:58 ID:aVepCKMM0
3====(* ・`ー・´)シューーー!!
( ・`ー・´)「どうだい!!僕のスキー捌きはッ!!銀世界の白狐とは僕のことさ!!」
爪'ー`)「「呼んだ?」」イ从゚ ー゚ノi、
ξ゚⊿゚)ξ「呼んでない。山に帰れ」
(;´・ω・`)「ツンちゃん、誰と喋ってんの?」
ξ゚⊿゚)ξ「あーーー………」
ξ゚⊿゚)ξ「クールとドクオ君は?」
(#゚;;-゚)「そういえば見てないね。2人っきりでイチャついてるんじゃあない?」
41
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:10:00 ID:aVepCKMM0
ξ゚⊿゚)ξ「………そう」
( ・`ー・´)「僕、2人の場所知ってるよ!」
ξ゚⊿゚)ξ!!
( ・`ー・´)「あっちの屋外休憩スペースに行ってたよ!!木のベンチがあるところ!!」
( ・`ー・´)+「この僕が案内してあげるよ。お姫様」
ξ゚⊿゚)ξ「きっしょ(ありがとう!案内して!!)」
(;#゚;;-゚)「本音と建前が逆だぞ」
42
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:10:29 ID:aVepCKMM0
川 ゚ -゚)「ドクにゃん。結構、みんなから離れてるけど大丈夫そ?」
('A`)「……うん……このほうがいい………」
('A`)「……誰にも……聞かれてたくないから」
('A`)「クーにゃん……」
川 ゚ -゚)「……うん……」
43
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:11:13 ID:aVepCKMM0
|物陰|
( ・`ー・´)ヒョコξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「こんな所で何をするつもりだ……」
( ・`ー・´)「告白かな?もう付き合っているのにね?」
|物陰|
44
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:12:09 ID:aVepCKMM0
('A`)「今日は、クーにゃんと初めて会った日だよ……」
('A`)「……クーにゃんは、僕にずっと好きって言ってくれるね」
('A`)「……でも、僕は、ちゃんとクーにゃんに好きって言えたことなかったよね」
川 ゚ -゚)「……ドクにゃんは照れ屋さんだからしょうがないにゃん」
('A`)「ううん。違うの」
('A`)「僕は、ずっと自信が無かったんだ。クーにゃんに好きって言ってもらえるところなんて全然無いから」
('A`)「好きって言ったら、夢から覚めそうで、怖かったんだ」
45
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:12:44 ID:aVepCKMM0
('A`)「でも、それじゃあいけないってずっと思っている。だから、僕は、今日、クーにゃんに言いたいことを歌にしてきました」
|物陰|
ξ゚⊿゚)ξ「は?」
|物陰|
ドクオは持っていたケースからギターを取り出した。
('A`)「聴いてください。『マイ・スゥイート・ハニー・クール』」
ξ゚⊿゚)ξ「」
( ・`д・´)「」
46
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:14:05 ID:aVepCKMM0
('A`)
『僕はこの世界で独りぼっち。
灰色の毎日。光なんてささない。
魂(ココロ)はゆっくりと死んでゆく
だけだった。
そんな時、君が現れた。僕の壁を
ぶっ壊して!僕に好きって
言ってくれた。
僕の魂(ココロ)は蘇った。
君は僕に愛をくれた。
僕は君にたくさん言いたいよ。
ありがとう!大好きだよ!
ありがとう!大好きだよ!
ありがとう!大好きだよ!
何度だって言うよ。愛してる。
マイ・スウィート・ハニー・クール』
47
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:15:43 ID:aVepCKMM0
川 ゚ -゚)
川* ゚ -゚)「……素敵♡」
ξ;゚⊿゚)ξ(ウッソだろお前ッ!!)
(*'A`)「クーにゃん、貴女を愛しています」
(*'A`)「18歳になったら僕と結婚してください」
川* ゚ -゚)「ドクにゃん!!」
ンチュ~川 * ゚ ) °*)〜〜〜♡
つ
48
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:16:37 ID:aVepCKMM0
川* ゚д゚)「私だって愛してるッ!ドクオッ!!いつ迄も一緒だッ!!」
ξ゚⊿゚)ξ(クール、お前、やっぱり……)
(* A )「う、嬉しい………」ハァハァ
川 ゚ -゚)「……ドクにゃん?」
(* A )ヌギヌギ
川* ゚д゚)「ドクにゃん!?そんな、急に積極的にゃん♡う、嬉しいけどクーにゃんにも心の準備が……」
49
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:18:27 ID:aVepCKMM0
ξ*゚⊿゚)ξ「うおっ!?マジ!!R18じゃん!!」
ヌギヌギ( * ` ー ´)ハァハァ……
ξ#;゚⊿゚)ξ「ええ!?ざけんなよお前!!?1人でシコってろよッ!!」
( * ` ー ´)「ちがっ……【暑い】……」
ξ゚⊿゚)ξ;「はぁ?雪山だぞ?何言って……
川; ゚ -゚)「ドクにゃん……?」
ハァハァ(* A )「……【暑い】…」ドサッ
50
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:21:08 ID:aVepCKMM0
ドクオは下着一枚になったかと思うと、そのまま倒れてしまった。クールは慌ててドクオを抱き起こした。
川; ゚ -゚)!!「……つ、冷たい……!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「クールッ!!」
川; ゚д゚)「ツン!!ど、ドクオがッ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「これマズイぞッ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「【雪女の妖術】だ!!私達、攻撃を受けているッ!!」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
51
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/22(月) 00:22:12 ID:aVepCKMM0
一旦、ここまで。次回は明日か明後日に投稿予定です。
52
:
名無しさん
:2024/04/22(月) 00:38:58 ID:bi9zQMEo0
乙!
53
:
名無しさん
:2024/04/22(月) 12:21:35 ID:0x9xsWLQ0
おちゅ
54
:
名無しさん
:2024/04/22(月) 20:12:24 ID:qYz.TEAU0
乙乙
テンポ良すぎて楽しい
>ξ゚⊿゚)ξ「何がおもろいん?」
ここ落差酷くて笑っちゃった
55
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:30:51 ID:4Il5160s0
>>52
様 ありがとうございます!
>>53
様 ありがとうございます!
>>54
様 ありがとうございます!
楽しんでもらえて何よりです!!
やっぱ笑いは緩急が大事だなって思います。
56
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:31:46 ID:4Il5160s0
【3】
【雪女の妖術】
この国にいる666人の雪女達の10%が持つ特殊能力。
原則、氷に関係するものや温度に関する能力がほとんどだが、まれにクール等、そのことに囚われない能力を持つ者もいる。
57
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:32:20 ID:4Il5160s0
川д川「………ククク………」
川д川「人間共め。今頃、ワシの【パウチカムイ】で頭がバグっておる頃だろうよ」
川 ゚д川「服を脱げ!淫魔の如くッ!!貴様らが生まれたままの姿でい続けることで、寒さが命を削ってくれるだろう!!」
川 ゚∀川「クールなんぞに関わったのが運の尽きじゃな」ガハハハハ!!
川 ゚д川「………ん?」
雪肌に『鳥の影』の様なものが見えた。
見上げれば、確かにそこに鳥はいた。
58
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:35:12 ID:4Il5160s0
川 ゚д川(鳥?こんな雪山に?しかも、かなり大きいぞ?あんな鳥、雪山にいたか?)
川 ゚д川(それに影がどんどん大きくなっている………)
……ヒュゥゥウウウウウウウウ…………
ドゴォッ。::::・。 ξ゚⊿゚)ξ
.>メ)д川。:::・゚::::・゚::・。
.
59
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:36:03 ID:4Il5160s0
空から降ってきたツンはそのままの勢いで雪女の顔面に膝を喰らわせる。
だが、しかし、
川д川ケローン「?ん?何かしたか?小娘」
ξ;゚⊿゚)ξ(チッ……やはり【雪女の妖術】をぶつけないとダメか)
川д川「……お前、監視者のツンじゃろ?」
川ワ川「人間共はどうしておる?」
ξ゚⊿゚)ξ「…………」
60
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:37:01 ID:4Il5160s0
ξ゚⊿゚)ξ「貴女のことは存じ上げております。里一番の術士・貞子様」
ξ゚⊿゚)ξ「貴女の【雪女の妖術】で修学旅行に来ている生徒は全員、『矛盾脱衣*』の症状が出ております」
*矛盾脱衣…体温が一定以下に下がると、生命維持のために皮膚血管収縮によって熱放散を抑制し、熱生産性を高めて体内から温めようとする働きが強まる。この際に極寒の体感温度(外気温)と実際の体内温度とに温度差が生じると、低体温症のためにまるで暑い場所にいるかのような錯覚に陥って衣服を脱いでしまうとされる症状。
川д川「ふむふむ、なるほど」
ξ゚⊿゚)ξ「………なるほど?それだけですか?」
川д川?
61
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:37:57 ID:4Il5160s0
ξ#゚⊿゚)ξ「我々の掟では人間に対する『無意味な攻撃』は禁止されていますッ!!このままでは彼らは全員死んでしまいますッ!!」
ξ;#゚⊿゚)ξ「今すぐ術を解いてくださいッ!!」
川д川
川ワ川「………クールは、今何をしておる?」
Σξ; ⊿ )ξ
62
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:39:18 ID:4Il5160s0
川ワ川「当ててやろうか?監視対象の男を必死こいて看病しているんじゃろ?狼狽えて、右往左往しながら、今にも泣き出しそうな気持ちを堪えてのぉ」
川# ゚д川「ヤツは雪女が決して犯してはならぬ【最大の罪】を犯したのだッ!!もう人間共に攻撃とか、そんなことを言う段階は過ぎたッ!!!」
川ワ川「それに無意味?ハハっ!意味ならあるぞ!!これは【里長様】の御命令じゃ!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「なッ!?」
川д川「1人残らず皆殺しにする。クールと関わりにある人間はのぉ」
川ワ川「ついでにこうも言われたのぉ!役立たずの監視者もぶち殺してこいとな!!」
63
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:39:58 ID:4Il5160s0
川 ゚д川「【パウチカムイ】ッ!!」
ξ゚⊿゚)ξ!!
川 ゚ワ川「ワシの術が人間のみにしか効かないって思っておるのか?耐冷性のある受肉体なら平気だとでもッ!?」
川 ゚д川「アホかぁお前!!ワシは500年生きた大妖ぞッ!!この射程距離なら受肉体でも脳味噌バグらせることができるわいッ」
川 ゚ワ川「貴様の貧相な骸で山を汚すのは偲びないけどな」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
64
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:41:35 ID:4Il5160s0
川д川「………何故じゃ?何故、平気な顔をしておる?」
ξ゚⊿゚)ξ「貴女は私を侮り過ぎた。だから、ここで、私に倒される」
突如として、ツンの黒々とした髪が透き通るような銀髪に変わっていく。
ξ゚⊿゚)ξ「雪女の力を制限したんで、髪色も人間に近かったでしょ。でも、これで『本気を出すことができる』」
川д川「………受肉体はどうした?何故、雪女本来の姿でおる?」
川; ゚д川「まさか!?受肉体を自ら破壊したのか?」
ξ゚⊿゚)ξ「緊急事態でしたからね。しかし、勇気はいりました」
ξ゚⊿゚)ξ【自ら喉を裂くってことはね】
65
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:43:15 ID:4Il5160s0
川; ゚д川「馬鹿なッ!!何故じゃ!!100年ほどしか生きていない若い雪女でも、我らの常識は理解しておるじゃろ!!何故そこまで無茶苦茶できるのじゃ!!!」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「たった数週間です。たった数週間、人間に擬態し、人間の日常に紛れ、クールを監視してきました」
ξ゚⊿゚)ξ『私にはその数週間が雪女の100年よりも価値がある』
ξ゚⊿゚)ξ人
「命を張るには十分ですよ」
ξ#゚⊿゚)ξ人【水虎招来・顎】!!!
66
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:49:48 ID:4Il5160s0
_、 - ‐ `` ̄ ̄ ̄ ≧s。_
_,.. -=ニ _ ニ=-――-=ニ_⌒~ 、―‐ -=ニ __
i}乍》 / _ニ=- ⌒\ `''<
ァ゙:ヾ/ / __,,。s≦⌒ < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒≧=- 、、_
xf': : _/./-< /三三三≧s。 ⌒≧s。,,_
∧i{rf: : : :\ `''<三/⌒ __ ___⌒≧s。,,___
{ilili(: : : : : :}:ム /  ̄ ̄ ̄ / ⌒`''<三三三ミh、ヾ〕h。
. V∧{ : : : :||: :} / _、-<⌒≦ニア ヽ三三三ム _
マl沁: : : :l: :ア / >`´ ̄ ̄_ニ=- `''マ三ァ ⌒
∨ii}: : : /} / /三≧、 _寸( ム
. Vl}: :/: : _>``_,。s≦>``⌒> 川д川 \ } ∧:
. Ⅶア:/: へ _ ,、丶`__,,、<_ r..゛) |√: : :
. 》:_:ァ''゛: : :_,。s≦\ ____ ニ=- /::::::{ /》 : : : :
}l| i{: : :/: : : : : :/ _> i:::::<⌒ ̄ \: :
}l| i{: : { : : : :, rf〔≧<⌒ ̄ }::_:_:`マ〉≧sイ: :
jリ l{: : : : :〃: : : 〈⌒ ̄ ̄ ̄_ニ=- }::> ___ ̄ ̄\: :
}|| ム : : : :j : : : : :〕 rf⌒ ァ゙::::: i:i:i:∧≧s。イ≧
. ∧}il||}: : : :|| : : : : 〕 /``  ̄ ̄_> ∥:i:i:i:i:i:i:i} )ミ==く: :
_√||||||}: : : :! : : : : :〕 / / i}:i:i<⌒¨`''<: : : ヽ
__广幵Ⅷム : : l: : : : : ア _,,。s≦三ア __ィ___ /i:i:i:i:i:i:}i≧s。__イミ、 : :
} 圭圭r ゛¨ヾ: :.l: : :ァ`´¨¨ヾ }iiiii<__,,。s≦ツ / _/:i:i:i:i:i:i:i:i,リ r ゛: :\≧s。
}圭圭i{ }iミh、〃: : : : : :}i_/  ̄ ̄ ̄ ̄ _、イ <⌒`''<:i:i:i:i:i:_》_<⌒ヽ: : ヽ : :
_/圭圭∧ ノⅦ圭(: : : : :/ _____、< /\ `''<: :\: :`ヽ : : : :》:
{圭圭圭ii)YⅥⅧ圭ム: : :〃:ミs。丶` ,、rf〔>‐‐ァ /i:i:i:i:i:i}≧s。,,. `''<: : : )h、: : : :
〕圭圭圭┃ⅧⅥ圭i}: : :i{: : : : ノ≧s。,,__ <圭ア /≧s。,,ィ /:i:i:i:i:i:i:i:/ )ii≧s。_ ノ≧s。,,_: : : :
∥圭圭圭. | .圭圭圭≧彡へ斗圭圭iY ̄ ̄ /三三ニ/ /:i:i:i:i:i:i:i:i/ 《: : : : : : 》圭圭圭≧=
67
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:51:27 ID:4Il5160s0
大量の液体窒素で形作られた巨大な獣の顎が貞子を宙にかちあげる。
空中で身動きのとれない貞子を獣の顎が噛み砕こうと迫る。
川д川「チッ……油断したねぇ……」
………バクンッ………!!!!!
.
68
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:52:10 ID:4Il5160s0
( A )「………んんっ……」
('A`)パチ
川; ゚ -゚)「気がついたにゃん!!ドクにゃん!?大丈夫!!?」
('A`)「………寒いよ……」
川; ゚ -゚)「待ってるにゃん!!今、毛布と温かい飲み物を持ってくるにゃん」
('A`)「クーにゃん……」
川; ゚ -゚)「どうしたにゃん?」
69
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:52:42 ID:4Il5160s0
('A`)「……僕、夢を見ていたんだ。寒さで死にかけていたから。【5歳の時】の夢を、」
川 - )
('A`)「僕とパパは、僕が5歳の時、雪山で遭難したんだ。パパは、結局凍死しちゃったんだけど、僕はなぜか雪山の麓に1人で泣いているところを見つけてもらえたんだ」
('A`)「僕は色んな人になぜ麓にいたのか聞かれたけど、上手く答えられなかった。それに、ずっと【話してはいけない】って……」
(;'A`)「あの時、助けてくれた女の人……」
70
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:53:29 ID:4Il5160s0
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
(;A;)「うわああああああああ!!!」
川 ゚ -゚)「五月蝿え子供だ。涙と鼻水で顔面ぐちゃぐちゃじゃあないか」
川 ゚ -゚)「お前の父親は死んだ。お前の父親の魂は私の腹の中だ。【棚ぼた】ってヤツだな」
(;A;)「うわああああああああ!!!パパァアアア!!!」
川 ゚ -゚)「さて、次はお前の番だ。私が言っている意味は分かるな?」
(;A;)「うわあああああああああああああああ!!!!!!」
71
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:54:05 ID:4Il5160s0
川 ゚ -゚)=3
「………はぁ……」
川 ゚ -゚)「生きたいか?小僧」
(;A;)ヒグッ………ヒグッ………
川 ゚ -゚)「お前が生きたいのなら私と約束をしよう」
川 ゚ -゚)【今晩のことを誰にも話してはならない】
川 ゚ -゚)「さあ、おいで。山の麓迄案内してやろう」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
72
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:55:02 ID:4Il5160s0
(;'A`)「……あの時、助けてくれたのはクーにゃん?……」
(;'A`)
(;'A`)「クーにゃんがパパを殺したの……?」
川 - )
川 - )「……誰にも言うなって……言ったろう……」
(;'A`)「クーにゃん?」
73
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:55:59 ID:4Il5160s0
その瞬間、建物の扉が開き、凍てつく風が吹き込んだ。
(;>A<)「うわっ!!」
(;-A`)
(;'A`)「……クーにゃん?……」
風がやんだ時にはもうそこにはクールの姿は無かった。
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
74
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/23(火) 00:57:55 ID:4Il5160s0
【4】と【5】で完結予定です。
そして、鋭意書き溜めしていますので、出来上がり次第投下します。
今しばらくお待ちください。
75
:
名無しさん
:2024/04/23(火) 09:37:47 ID:IsD12v6U0
乙
76
:
名無しさん
:2024/04/23(火) 15:15:00 ID:24Tk/0Q.0
乙
ツンさんかっけぇ!!
ドクオが歌い始めたときは爆笑しました
77
:
名無しさん
:2024/04/25(木) 23:27:42 ID:G/nh07Go0
乙乙
続きが気になる楽しみ〜
書き溜め頑張ってください!
78
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 00:56:53 ID:U6W2PYpY0
>>75
様 ありがとうございます!
>>76
様 ありがとうございます!
ツンのバトルシーンは結構苦心しました。
ドクオのラブソング、気に入ってくれて何よりです!
>>77
様 ありがとうございます!
励みになります!頑張ります!!
79
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 00:58:10 ID:U6W2PYpY0
【4】
川 - )(………ん……)
川 - )(ここはどこだ……私はひどい夢を見ているのか………凄く寒い………)
川 ゚ -゚)パチ
「おはよう、クーちゃん」
J( '〜`)し シャクシャクシャク
つ◎
.
80
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 00:58:49 ID:U6W2PYpY0
川; ゚ -゚)「………ぅぁ………」
J( ^ー^)し「お腹へったかい?鮭を凍らせたヤツでもつまむ?クーちゃん好きだったでしょ」
川; ゚ -゚)「さ、【里長様】……」
J( 'ー`)し「今は私達2人しかいないよ。【お母さん】って呼んでいいんだよ」
川; ゚ -゚)「…………」
J( ^ー^)し「さて、行こうか。皆んなのところへ」
川; ゚ -゚)「え?」
J( 'ー`)し「皆んな、知りたいんだよ」
J( - )し【お前が犯した罪をどうやって償うのかをな】
81
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 00:59:31 ID:U6W2PYpY0
場面はドクオ達がいる建物に視点を移す。
( A )「…………」
(#゚;;-゚)「……これ何が起こっているの?」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
(#゚;;-゚)「ツンちゃん、イメチェンしたの?銀髪なんて気合いの入ったヤンキーみたいだね?」
ξ゚⊿゚)ξ「……まあ分かるよ。信じたくないよな?私達が雪女だって事実はよ」
82
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:03:35 ID:U6W2PYpY0
( A )「……クーにゃんは、何処行ったの?」
ξ゚⊿゚)ξ「……たぶん、【雪女の里】だろうな。『契約不履行で強制的に里に戻されたんだ』」
(#゚;;-゚)「……契約って?」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオを殺さない代わりに、クールはドクオが秘密を話さないようにずっと監視していたんだ。だが、ドクオ。テメーが秘密を漏らしたせいで、あいつはもう、ここに戻ることは絶対無い」
ξ゚⊿゚)ξ「私も逃げなきゃ。追手に殺されるかもな」
83
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:04:13 ID:U6W2PYpY0
( A )
ドクオは立ち上がり、外に出ていこうとした。
ξ゚⊿゚)ξ「どこに行く?」
( A )「クーにゃんを迎えに行く」
ξ゚⊿゚)ξ「お前にできることはもう何も無いんだよ。里の雪女達は自分達が不快だと思う奴には容赦しない。殺されるぞお前」
( A )「クーにゃんを迎えに行く」
84
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:07:04 ID:U6W2PYpY0
ξ゚⊿゚)ξ「話聞いてた?つーか、お前の親父の魂を食ってんだぞ、クールは。人間は親の仇を許さないって聞いたが?」
( A )「僕は、クーにゃんの口から『答え』を聞いていない。それにクーにゃんは約束してくれたんだ」
(;A;)「いつ迄も一緒だッ!!って言ってくれたんだ!!」
(;A;)「だから僕は、クーにゃんを探しに行くッ!!」
ξ゚⊿゚)ξ
85
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:07:36 ID:U6W2PYpY0
ξ゚⊿゚)ξ「……探すって言っても雪女の里がどこにあるか知らねぇだろ?」
(;A;)ウッ……ウッ……
ξ゚⊿゚)ξ=3
ξ゚⊿゚)ξ「『私が案内してやるよ』」
(;#゚;;-゚)「………大丈夫なの?」
ξ゚⊿゚)ξ「さぁ?」
(;#゚;;-゚)「さぁ、って………!」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ1人で何かするよりもマシだからね」
(;#゚;;-゚)「………あの、私……」
86
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:09:41 ID:U6W2PYpY0
ξ゚ー゚)ξ「君はここに居て、私達が居なくなったことを上手く誤魔化しといてくれ」
ξ^ー^)ξ「そして、可能なら私達が戻ってくるのを待っていてほしい」
(;#゚;;-゚)!!
(#゚;;-゚)「絶対だよ!必ず戻ってきて!!」
ξ゚⊿゚)ξ”
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ、行くぞ」
87
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:10:11 ID:U6W2PYpY0
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: °.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
: .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .: : .:
. .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .: . .:
. . . . . . . . . . . . . . . . . ._. . . . . _ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
. . . . . . . ,、-─‐‐''′`¨¨¨¨¨¨/ /`ヽ、 . . . . . . . . __ . . . /`>、、 . . .
_、‐''゛ _ / _/: : : : : :`'<`丶、__ ,、_,、─--─‐/ く__`^^'ー-、、 / __/ : : \_
/\__、‐''゛: :/_/ /`¨¨ヽ─-/_:_:/ : : \: : : : : : ̄\/``'<_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.__/ / \.:.:.:.:._>''~ ̄`'<: : : : : : :\ ̄`ー
_、‐''゛>''~_:_: : : : / ./ \: : : :>''~ |: : \_:_: :.\: : : \: : :`丶、.:.:.:.`^^ ̄/: : : : : :/:::/:::/:: : >'\/ / \: : : : : : ``丶、
,>''~: : /:_、‐''゛ \ーく / _>'′ ノ\: : :\ ~"''\: : ::|\/: :\~"'ー-<: : : : ,、< ̄_二-ァ'´ _/: : :/ / / \_: : : : : : :
: : _:_:_、‐''゛ / . . \ xへ、__,,、丶\ ``'ー-ミ: : : :\ノ_: : \_\_: : __/`¨¨´: : >''~: :/: : :〃 /:.:/.::\/ ./ /:/ `丶、__\
/ / / \ \/::::::::::\:..: : :\_\_:_:\_:_:\`丶 /\ ̄ヽ∧:::: √{::/\─<_:_:_:_/: : :// //::::/ \/. :/:/: :/ i |/ ``
/\ \ \\:::::\__ > ''"~ }: : : : : : : :``丶、\:::\_/::::::∨:::j/::::{::::\:::\/::::/`'<_/_////く: : . . .ノ\_/: :/: : j/: _、‐''゛
/ /\\\ \ __> "~ /: : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'<  ̄~"''ー- ⊥_\\/:::/{:::::ノ::/::::``く;:;:;:;: >-─………ァ''"´
´ __/(\ヽ\ _ > "~ /: : : : : : .:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::`丶 、. . . . . . . . .  ̄~~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~ ̄ __ -‐ ''" _ ‐ ´
ァァ'^_\__ >- "~ /: : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::``〜、、 . . . . . . . . . . . __,. -‐ "~ , . : ' ´
 ̄ _ _ _、‐''゛: : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_二ニ=- "~ __,,.. -‐ ' ´ ,.- 二⌒
_、‐''゛: : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:__ - ''"~ _,、-''"⌒ _,.. -''´ __彡
88
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:10:39 ID:U6W2PYpY0
('A`)「雪女の里ってどこにあるの?」
ξ゚⊿゚)ξ「人目につくところにはないよ。山奥の中に【入り口】はある。」
ξ゚⊿゚)ξ(しかし、人の足だと時間がかかり過ぎるな。水虎だと液体窒素の影響でドクオが怪我をしてしまうし、どうしたものか?)
………………ォォォォォォ……
('A`)「何か聞こえる?」
ξ゚⊿゚)ξ「………確かに。こっちに近づいてきているな」
89
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:11:18 ID:U6W2PYpY0
モーターの駆動音がはっきり聞こえるときには、その正体もはっきりした。
スノーモービルだ。
一台のスノーモービルがドクオ達の前に止まった。そこから降りてきたのは、
( ・`ー・´)+「やあ、まさしだよッ!!」
(*'A`)「まさし君!!」
( ・`ー・´)「クール君を探しに行くんだろ?なら、僕が運転するからモービルに乗りなよ!!目的地まで早く着くぞ!」
90
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:13:43 ID:U6W2PYpY0
( ・`ワ・´)+「なぜ、中学生の僕がモービルを運転できるかって?HAHAHA!!まさしだからさ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「これから向かうところは人間には危険なのよ」
( ・`ー・´)b「Don't ウオーリー!!友達のために一肌脱ぐよ!!」
ドクオ達はまさしが乗ってきたスノーモービルに乗り込み、雪山の奥に進む。
ξ゚⊿゚)ξ「ヨシッ!!良いぞ!!これなら入り口に早く到着するだろう!!」
91
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:14:26 ID:U6W2PYpY0
…………ドド………
(;'A`)?
ξ゚⊿゚)ξ「どうした?ドクオ」
(;'A`)「何か聞こえる………」
ξ;゚⊿゚)ξ
(; ・`ー・´)「……地響きみたいな?あれ?だんだん近づいてくる!?」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙以`゚益゚以┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
彼らの後方から【トナカイに乗った数人の雪女達】がまるで追い立てるように現れた。
92
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:15:38 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以「ファーーーーーーック!!!!!!!!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「クソ!!ドクオ!まさし!聞いて!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「アイツらは狩猟隊だ!!私達を始末するつもりだ」
ξ*;゚⊿゚)ξ「だが、チャンスだッ!!アイツらの縄張りに入ったってことは【入り口】はもう目の前だぞ!!」
( ・`ー・´)「なるほど!!じゃあ!!レディ達を撒く方法を考えよう!!まさしシンキングターーーーイム!!!」
( ・`3・´)ピヨピヨピヨピヨ
93
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:16:38 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以「神妙にせよッ!!!貴様らの運命はここまでだッ!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「勝手なことを言ってんじゃあねぇぞ!!」
ピコーン(* ・`ー・´)「まさし!!整いました!」
ξ#゚⊿゚)ξ「あぁ!?」
( ・`ー・´)「ツンちゃん。僕の話を聞いてくれ」
94
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:17:09 ID:U6W2PYpY0
狩猟隊員A「隊長!!人間2人はどうしますかッ!!そのまま殺しますか!?」
狩猟隊員B「隊長!!人間2人の魂を食いたいです!!」
以`゚益゚以「聞こえないなあ?」
狩猟隊員A・B「「人間の魂を食いたいです!!」
以`゚益゚以「聞こえな〜い」
狩猟隊員A・B「「魂を食いたいです!!」
以^益^以「OK!Girl!!!」
狩猟隊員A・B「「 HA HA HA HA HA!!」」
95
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:20:05 ID:U6W2PYpY0
その時、狩猟隊の眼前に雪煙が広がった。
狩猟隊員A「うわっ!!」
以`゚益゚以「落ち着け!ただの目眩しだ。モービルの駆動音を辿れば問題無いッ!!」
世界中のレディ達からチヤホヤされたい。
ハーレムを作って、僕のカッコ良さをずっと褒めてて欲しい。
イケメンムーブがとどまることを知らない!!爆速に更新中だっ!!
僕は、最高にカッコいい!!
以`゚益゚以「追い詰めたぞッ!!」
気づけば、目の前が崖っぷちなっている場所にまさし達はたどり着いた。
96
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:22:16 ID:U6W2PYpY0
('A`)( ・`ー・´)ξ゚⊿゚)ξ
。:::・゚::( ・`ー・´)::・゚::・。 バシャ!!
以`゚益゚以!!
( ・`ー・´)「ツンちゃんは凄いね!!2人分の囮を液体窒素で作っちゃうもんね!!」
( ・`ワ・´)「おかげで君達から2人を引き剥がすことができた!!」
狩猟隊員A「あの雪煙!!」
狩猟隊員B「ナメやがって!!ぶっ殺してやるッ!!」
以`゚益゚以
97
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:24:04 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以「何故だ?闘う術なんて無いだろ?お前に待ち受ける未来ぐらい想像がつくだろ?」
以`゚益゚以「どうして、こんな得にならないことをする」
( ・`ー・´)「僕は、常にカッコよくあり続けたいッ!そして、男として1番最高にカッコいいのはッ!!」
( ・`д・´)「大切な誰かのために必死で頑張る人の道を切り開くことだッ!!!」
.
98
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:25:12 ID:U6W2PYpY0
以`゚益゚以
以`゚益゚以「名前を教えてくれ」
以`゚益゚以「殺す前に君の名前をしっかりと魂に刻みたいんだ」
( ・`ー・´)「僕はまさしッ!!」
( ・`ー・´)+「トラブルと遊ぶヤンチャボーイッ!!ナイスガイな男の子さ!!」
99
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:26:24 ID:U6W2PYpY0
(;'A`)「まさし君大丈夫かな?」
ξ゚⊿゚)ξ「他人の心配している場合か?到着したぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「ここが【雪女の里】だ」
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>
100
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/26(金) 01:27:56 ID:U6W2PYpY0
本作品は次話で完結予定です。
何とか…祭り期間中に完結させたいです!!!
101
:
名無しさん
:2024/04/26(金) 14:23:30 ID:5u7w9g9I0
乙!
まさし……!!お前最高にカッコいいよ……
102
:
名無しさん
:2024/04/26(金) 15:08:43 ID:qfOxA4ps0
乙
まさしみたいに自分に自信が満ち溢れてる人って格好いいよね〜
103
:
名無しさん
:2024/04/26(金) 18:36:48 ID:wPkh.2XA0
おつ
104
:
◆48WTRPZhs.
:2024/04/26(金) 19:26:19 ID:BARMNgbM0
ドクオの歌って元ネタあるのかな?
105
:
名無しさん
:2024/04/26(金) 19:27:00 ID:BARMNgbM0
すみません外し忘れ
106
:
名無しさん
:2024/04/28(日) 00:04:57 ID:t6xdP0V.0
おつ
107
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:33:00 ID:7b2UGJZA0
>>101
様 ( ・`ー・´)+「ありがとう!!僕に惚れてもいいんだぜ」
>>102
様 ( ・`ー・´)「HAHAHA!!僕はかっこいいからね!!365日100%自信満々さ!」
>>103
様 ありがとうございます!
>>104
、
>>105
様 ありがとうございます!
ドクオの気持ちに沿って、パッと思いついた言葉を羅列したので、オリジナルと言えばオリジナルです。意識していないだけで似たような歌詞があるかもなので、その辺は勘弁してほしいでーす。
>>106
様 ありがとうございます!
108
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:37:06 ID:7b2UGJZA0
【5】
ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ
ざわざわざわざわ
雪女(ポニーテール)「静粛に!!静粛に!!!」
雪女(ポニーテール)「定刻となったので、これより『裁判』を開廷する!!被告人、前に出ろ!!」
川 ゚ -゚)スッ
雪女(ポニーテール)に促され、クールは中央に出てきた。彼女の両手には氷でできた手枷がはめられていた。
109
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:37:53 ID:7b2UGJZA0
雪女(ポニーテール)「それでは里長様お願いします」
J( 'ー`)し「皆んな今日は集まってくれてありがとう!!さて、集まってもらったのはほかでもないわ」
J( 'ー`)し「クール、貴女は罪を犯したのかどうかを、この裁判で審議します。」
J( 'ー`)し「皆んな!!雪女が犯してはならない最大の罪ってなぁーーにぃ?」
「「「人間に恋することです!!」」」
J( ^ー`)し「正っ解☆」
110
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:39:02 ID:7b2UGJZA0
川 ゚ -゚)
J( 'ー`)し「………貴女のただの気まぐれで生かしたあの坊や。雪女の過去からの契約の下、彼の監視をするように命じた。雪女の魂の捕食。そのことについて誰にも話さないように監視することを」
J( 'ー`)し「でも、貴女は監視任務の間、ドクオと長く過ごしすぎた。彼に情が移り、愛してしまうくらいには。」
J( ^ー^)し「なぁーんて言ってるけど、クールちゃん!!貴女はそんな馬鹿な子じゃあないでしょ?よく考えて答えて?」
J( ^ー^)し「貴女は、ドクオのことを愛してなんかいなかった。そう言ってくれたら、人間の世界への永久渡航禁止の罰で済ませるわ。」
J( ^ー^)し「ドクオにも私達からは接触しません。どうせ子供の言うことなんか誰も信じないしね」
111
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:39:50 ID:7b2UGJZA0
J( ^ー^)し「でも、貴女がドクオのことを愛しているなら」
J( 'ー`)し「お前は、処刑される。そして、ドクオも殺す」
J( ^ー^)し「どうするーー?」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「私は………」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)(なぜ、私は、こんなことになっているんだっけ?)
112
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:40:23 ID:7b2UGJZA0
ーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
あの夜、遭難した一組の親子をたまたま見つけた。父親は低体温症ですでに事切れていた。
それも当然の結果だった。
自分の防寒着を全て子供に着せていたのだから。
私達、雪女の世界では、そんなことは起こらない。全て自己責任の世界だ。
私は死にたての父親から消え入りそうな魂を取り出し、喰った。
113
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:41:19 ID:7b2UGJZA0
そして、子供を見て、新鮮な魂を喰らおうと思った。
だが、あまりにも泣き喚くから、一先ず助けて、後で魂を喰らおうと思ったんだ。
だから、ドクオと秘密裏に契約を結んだ。
ドクオを助けるかわりに、遭難した夜のことを話せば、私はドクオを殺して、魂を喰らう。
だから、受肉体に私の魂を入れて、彼を監視することにしたんだ。
捕食者と獲物。
私とドクオの関係はそれだけだ。【それだけのはずだった】。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
114
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:41:47 ID:7b2UGJZA0
川; - )「わ、私は、」
J( ^ー^)し「貴女は、ドクオのことを愛してなんかいなかった。そうでしょ?」
「僕はクーにゃんを愛しています!!!」
J( ^ー^)し「は?」
川; ゚ -゚)!!?
(#'A`)=3フンス
115
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:42:38 ID:7b2UGJZA0
(#'A`)「クーにゃん!!僕は怒っているんだ!!クーにゃん隠し事が多すぎるんだ!!」
(#'A`)「でも、それだけだ!!クーにゃんは嘘つきじゃあない!!僕のことを好きって言ってくれたのも!!ずっと一緒にいるって言ったのも全部本当の気持ちだって分かっているもん!!」
J( ^ー^)し「1人よがりなことを喋ってんじゃあねえぞ?気色悪いなぁお前」
(#'A`)「おばさんに喋ってないんだけど!!僕は、クーにゃんに話しているんだ!!」
川; - )
116
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:44:11 ID:7b2UGJZA0
5年。人知れずドクオを見続けてきた。
彼が10歳になった時、私は恋人として側にいた。
その優しい眼差しも、愛情を言葉にした時の照れた顔も、小柄なのに力が強いところも、鈍感そうに見えて意外と気が利くところも全て。
川 - )ガン!ガン!ガン!!
クールは、雪女の妖術で氷の手枷を破壊した。
川*゚д゚)「私はドクオを愛してるッ!!その想いに嘘偽りなんかないッ!!」
(*'A`)「クーにゃん!!!」
J( - )し
117
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:45:23 ID:7b2UGJZA0
J( - )し「じゃあ2人共死ぬってことでいい?」
川 ゚ -゚)「いいや?」
川 ゚ -゚)「里長様!私は、貴女に【円】を申込む!!」
……円じゃと?
円ならばまあ、のぅ……
……円じゃ……皆の者、里長様とクールを囲むのじゃ……円じゃ………
(;'A`)「円?」
ξ゚⊿゚)ξ「雪女の決闘法よ。直径6mの円の中で勝敗を決する迄、円の中で戦うの。円の外に出てしまった場合、自動的に敗北が決定する」
118
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:46:40 ID:7b2UGJZA0
J( - )し=3
J( 'ー`)し「ねえ?知っている?雷は夏の風物詩みたいだけど、北陸だと冬なの」
J( 'ー`)し「冬の雷って普通の雷よりも高度が低く威力も強いの」
J(# 'ー`)し【カンナカムイ!!!】
里長の手から放たれる雷がクールの体に直撃する。だが、しかしである。
川# ゚ -゚)「オラァ!!」
受肉体の拳が黒く焼けこげても尚、雷撃を物ともせず、里長に突っ込んでいく。
119
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:47:39 ID:7b2UGJZA0
里長の【カンナカムイ】の攻撃はある程度、距離が離れていることが望ましい。小さな円の中では、思うように攻撃できない。
だから、里長は、クールの攻撃を捌き、近距離で小さな雷撃を当てることにシフトした。
たった1、2分だ。
川;゚дメ)ゼハァ……ゼハァ……
J( 'ー`)し「ボロボロの受肉体でここ迄動けるのは評価できるわ。でも、もうダメね」
J( 'ー`)し「上を見て」
皆が見上げると雷でできた球体が宙を漂っていた。
J( 'ー`)し【カンナカムイ】
120
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:54:29 ID:7b2UGJZA0
\: :. .: :l /
\: : : :し√ ̄
\: : : : て _
ヾ : : f´ \
ノ: :. .: :| \
√: .::| 丶
i:: . .::j |
|:: :. ..: ::/ ノ
j::. .:/ √
/::. . .::/ /
/: ./ ノ
/:. :/ √
/: . :f \
ノ:. . :| / \
| : : : | ,√ ̄ 丶
∧ : . :しイ |
/ \:. :\ |
! \:. :\ |
\:. :丶 !
ノ \:.. . .::て_ノ 〉
,√ ヾ:. :√ /
}: : :l /
|:. .:| /
l: .:! /′
j : : し:/
/: . .:f
!::. . . .:::/
/:::.. .: ::/
/:: :.. .:::/
/:. .:(
∧:::. . .::: て_,√\
/ }::. . . ::√
/ ノ::. .::|
/ `ヽ::.. .::|
/ 〉::. .:::し/
/ /::. .::/
/ ノ::. ::f
〈 /::.. ..::|
\ /::. .::しイ ⌒ヽ
厂\ \,ノ::. .::/ 〉
ノ ,√::. .::: イ ノ
,√ | ノ::. .::/ | ,√
! i! ' /:: :. . .:::< | / /
_ ノし,√\ノし/:::. . .:::\ し'√ソし'//し√\∧ノし√\
121
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:55:11 ID:7b2UGJZA0
雷球は弾けて、一本の巨大な落雷となり、クールの上に落ちた。
川; - )ボソ
彼女の受肉体は黒焦げになり、ゆっくりと倒れる。
(;'A`)「クーにゃん!!」
ξ゚⊿゚)ξ「まだよ!!まだ勝負は終わっていない」
ボロボロの受肉体から銀色の光が浮かび上がった。銀色の長い髪を靡かせ、クールは里長の前に立つ。
122
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:55:37 ID:7b2UGJZA0
J( 'ー`)し「雪女本来の力を取り戻したみたいだけど、分かっている?これ以上、攻撃を受けると貴女の魂も無事では済まないわよ」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「倒れる前に私がなんて言ったか聞き取れました?」
J( 'ー`)し「は?」
川 ゚ -゚)「【29】って言ったんです」
J(; 'ー`)し!!?
123
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 01:59:25 ID:7b2UGJZA0
【30】【31】【32】【33】【34】
\ ゚ o 。| 。 / 。 /
○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜
゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O
゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜
。 ゜ 。 。 。 ゚ 。o ゜
__。___ 川 ゚ -゚)つメ) ー )―O――――
゜ o 。 o ゚ 。 ゚ 。 ゚
゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜
゜ 。 / 。 / ○゚ O \ 。 ゜
O ゜。 / ゚ | 。゜ ゚ 。 o
/ o 。゜ | o ゜ \
【35】【36】【37】【38】!!
124
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:00:06 ID:7b2UGJZA0
川 ゚д゚)「【39】!!!」
クールの【三千世界の魔女狩り人】が炸裂した。殴られた衝撃で里長の身体は吹き飛ばされ、円から出てしまった。
雪女(ポニーテール)「決着はついた!!勝者はクールだ。」
川 ゚ -゚。:::・゚::::・゚::・。 サラサラ
(;'A`)「クーにゃん!!」
。:::・゚::::・゚::・。 ゚ -゚。:::・゚::::・゚::・。
「能力を使い過ぎたみたいだ……」
。:::・゚::::・゚::・。 ゚ ー。:::・゚::::・゚::・。
「大丈夫だ。すぐに戻ってくるさ……」
125
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:01:21 ID:7b2UGJZA0
;'A`)「クーにゃん!!!」
(;A;)「クーにゃん!!約束だよ!!僕待っているからね!!」
。:::・゚::::・゚::・。。:::・゚::::・゚::・。
「………約束は守るよ………」
そして、3年の月日が流れ、宇津神ドクオは18歳になった。
.
126
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:04:17 ID:7b2UGJZA0
('A`)「………ねえ?知ってる?」
('A`)「今日ってさあ、オレンジデーって言うんだって。バレンタインに告白して、ホワイトデーで返事をして結ばれた2人が愛を深める日なんだってさ。」
('A`)「僕、18歳になったよ。もう結婚できるようになったんだ」
('A`)「クーにゃん。僕、このままだとお爺ちゃんになっちゃうよ」
127
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:05:12 ID:7b2UGJZA0
「私は、ジジイになったドクにゃんも素敵だと思うにゃん」
.
128
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:06:30 ID:7b2UGJZA0
('A`)!!!
('A`)
('A;)。ポロッ
ドクオと彼女は、そのまま抱きしめあったまま、一歩も動かなかった。ただ静かに春の光よりもずっと暖かな感動と喜びに心身をうちふるわせていたのだから。
129
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:06:56 ID:7b2UGJZA0
雪女・アンド・ザ・シティのようです
【完結】
.
130
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/04/29(月) 02:11:08 ID:7b2UGJZA0
<おまけぇえ>
狩猟隊員B「ボスぅ♡エゾシカを狩ってきました♡脳味噌に塩かけて食べましょ♡」
狩猟隊員A「馬っ鹿!ボスはもっと上品なんだ!!ボス♡ラッコ鍋食べましょ♡2人っきりで♡」
狩猟隊員B「アピール露骨なんですけどぉ」
以^益^以「モテモテだなあ?え?おい」
以`゚益゚以「あの時、お前を殺さなくて良かったよ。で、今日はどんな面白いことをするんだ?」
(* ・`ー・´)「HA HA HA HAそだね!!」
(* ・`ー・´)「僕が、僕のカッコいいところを100個あげていくのを聞いてもらおうか!!」
今度こそ本当に完結!!
.
131
:
名無しさん
:2024/04/29(月) 19:47:46 ID:UbWN1YX60
ブラボー!最高にゃん!
132
:
名無しさん
:2024/04/29(月) 21:40:54 ID:TUhKJi3U0
おつです
133
:
名無しさん
:2024/04/29(月) 23:33:23 ID:/jqm76bg0
乙乙!
痛快でとても良かった
みんなそれぞれに格好良かった!
134
:
名無しさん
:2024/05/01(水) 21:14:34 ID:YHLH4lRY0
>>1
ドックンのお歌できたよー^^
【フリモメン】マイ・スゥイート・ハニー・クール
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43733471
135
:
名無しさん
:2024/05/02(木) 21:06:05 ID:1nVWkzPo0
>>134
横からごめんBPMがリアルで笑った
136
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/05/04(土) 01:17:47 ID:WIevk16M0
>>131
様 ありがとうございますにゃん!
>>132
様 ありがとうございます。
>>133
様 ありがとうございます!!
今回、どのキャラもスポットを当てることができてよかったです!
137
:
◆CxXUFEmXFw
:2024/05/04(土) 01:21:09 ID:WIevk16M0
>>134
様
まさか曲を作って頂けると思っておらず
レスを見たときシンプルに驚きました。
聞いてみて、すごく素敵な曲で感動しました。
本当に嬉しいですッ!
日に何度も再生しヘビロテで聞いています!!
以下、好きなポイント
・しっとりとしたギターの音色。
・歌詞に沿って展開されるAAのやりとり。
・「僕の壁をぶっ壊して!」で挿入される
【三千世界の魔女狩り人】の演出!
・サビの盛り上がり!!
・要所で挟まれるドクオとクールの台詞!!!
・フリモメン先輩の声!!!
これは『川* ゚ -゚)「……素敵♡」』ってなるのも納得の名曲です!!!
>>135
様
BPMが何か分かっていませんが、この曲めっちゃいいですよね!?
138
:
名無しさん
:2024/05/04(土) 01:33:35 ID:Cp6NuH.Y0
>>137
本来、引っ込み思案のドクにゃんが歌なんて歌うわけがないのです
それが、一撃で勝敗を分けるほどの名曲でなければ……ッ!
ジッサイうまいこと名曲ができなければ捨てるつもりでしたが、
歌詞が歌にすると意外なほど映えるのと、フリモメン先輩のお歌がうますぎた
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板