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( ・∀・)モララーがまじめに逆転裁判するようです <第3法廷>
270
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:22:29 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「計画通りにコトが進んでいたら、その必要は、なくなる」
( ・∀・) 「だとしたら……その計画は、途中で、狂ったッてえワケだ」
( ‐∀‐) 「それも…」
.
271
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:22:58 ID:CV5gIBRA0
>
> \ざわざわ……/
>
> \ざわざわ……/
>
>
>(゚、゚;トソン 「ごっ……」
>
>(゚、゚;トソン 「 ご、ごめんなさい、」
>
>(゚、゚;トソン 「ミセリ……さん……。」
>
>
>ミセ:: -)リ ,
> ・
> ぽたぽた……
>
.
272
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:23:23 ID:CV5gIBRA0
( ‐∀・) 「被害者が、水をかけた、時に。」
(;<◎><) 「…………ッ……ッ!!」
(#・∀・) 「裁判長ッ!」
(#・∀・)σ 「証人は、これを見て、計画の破綻に気づいてしまったんだ!」
にア 「トソンが水をかけたこと」
にア 「グラスが入れ替わったこと」
にア 「ミセリに水がかかったこと」
>>273
.
273
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:23:48 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) グラスが入れ替わったこと!
274
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:24:35 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……そう……」
( ・∀・) 「今回の事件で、唯一!」
( ・∀・) 「証人は、最初から、気づいていたんだ!」
( ・∀・)σ 「被害者と被告人のグラスが、入れ替わったことに!!」
ミlli,,゚'Д゚彡 「 なにイッ!!」 グサグサァ!
.
275
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:24:57 ID:CV5gIBRA0
\ガヤガヤ…/
\ざわざわ…/
カンッ!
( ´∀`)「静粛にッ!」
( ;´∀`) 「それは ほんとうですかッ!」
.
276
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:25:28 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「そうだ!」
( ・∀・) 「すべての事件は、ここから始まっちまったんだ!」
.
277
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:25:52 ID:CV5gIBRA0
/  ̄ ヽ
-: :―- 、 / __ ― -
/: :_:_: : : : : :\ { , - : : : : : : : : : : : : : : >
/: : : : : : :ヽvハ: : :.ヽ、___ ノ /: : : : : : : : : : : : : : : -― ミ:.、
. /: :/: : ; /: : :} ,!:.}: : : : ー -一:彡: : : : : : : : : : : : : < ヾ
/,イ:,!: : :l:.l:ハ:.!、_k;ハ;!:}: : : : : : : : : : : ノ: : : : : : : : : :, '⌒)! __
{:!,: {: : :T:サヾ:リ . :.:.:.ルヘz:._:_:_:_:_:_:_:_:_: : : : : : : : _;∠_ ィ´,fr=ミー , ⌒
У:ハ: :从:.:.:.:.: 、. : r' : : : : : : : : : : :.>一ァ77´ / {{ }} )
//: : :个: ミ≧ /\ : : :ム斗イ´ ム-≧=彡ヘ ´"'/ /
/ /: :/: 人:_: :,;>≠≦rzァ7//´ fr‐' }
! ,:: :/: f\_〉 ム/-――一' /` <
V: : {: :.{:∧: :{ ム斗ァヌ ̄ ___ / ` <
{: : : |: :.ト: : : :ゝ >イ /ノ, :'.: : : : :ヽ / ` <
{: : : |: :.l: :ミ:、: : V /ム /f’: :.;_: ⌒);ハ;! / `
{: : : {: : : : : :ヽ: :.\/ イ´ {:.:/ ノ ′ /
.ゝ: : ヽ: : : : : : : : : :ヽ/ 0ハ , へ /
`、: : :.>、: : : : : : :} 0 ',_∠__>-、 /
 ̄ ` ー 二// /〉ー- ____{ /
_∠ -〈/ / \ /
「 ̄_ 一 \ .> \ \ _ /
〉 _ - ≧ 1 l \ : /
.
278
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:26:12 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「今回の事件でもっともイレギュラーなのは、」
( ・∀・) 「被害者が、被告人のグラスを、奪ったこと!」
( ・∀・)σ 「このまま放っておくと、死んでしまうのは、被害者・トソンだ!」
( ・∀・) 「だから、証人は、是が非でも、」
( ・∀・)σ 「被告人に小瓶を持たせる必要が出てきた!」
.
279
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:26:38 ID:CV5gIBRA0
(;<◎><) 「そッ、その証拠は 」
(;<◎><) 「 そのショーコはあるのかよオオオオッ!!」
( ・∀・) + 「もちろんッ!!」
(;<○><) 「ンだとッ!?」
( ‐∀‐) 「お前は、グラスの入れ替わりを、見てしまった……」
( ・∀・) 「だけど、そのグラスの逆転は、決してバレてはならないトリックだ!」
.
280
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:27:46 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・)σ 「だから、お前は、あの証拠品に細工をしたんだッ!!」
(;<◎><) 「ア……あの証拠品んん……!?」
( ・∀・) 「そう! それは…… 」
にア
>>157-162
>>281
.
281
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:28:12 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 割れたグラス!
282
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:29:07 ID:CV5gIBRA0
、
( ・∀・)σ 「元トソンのグラスッ!!」
(;<◎><) 「ッ!!」
( ・∀・) 「お前は、このグラスを、粉々にすることで!」
( ・∀・)σ 「指紋を検出できないように、したんだッ!!」
証拠品ファイル⑥割れたグラス
水の騒ぎで落ちて割れた。 毒物反応はなかった。
処理のため粉々にされており、指紋検出は不可。
.
283
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:29:34 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「こいつの指紋を検出されては、グラスの入れ替わりがバレて…」
( ・∀・)σ 「殺害の標的はエクストだった ッてことが、バレちまう!」
(#・∀・) 「そうなんだろッ!! 証人ッ!!」
(;<◎><○) 「ウオオオオオオオオおおおおおッッ!!!」
(#・∀・) 「そもそも、グラスの逆転に気づいていなかったら、」
(#・∀・)σ 「お前はもう一度、グラスに毒を盛って、被告人にそいつを渡すハズなんだよ!」
(#・∀・)σ 「というより、どォーしてお前は、グラスを処理しておいて、替えを用意しなかったんだ!」
.
284
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:29:59 ID:CV5gIBRA0
(;;;<◎><◎) 「があああああああッッ!!!」
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッッ!!」
ミ,,゚Д゚彡 「……まだだ……」
ミ,,::Д彡⊃ 「まだ、証明は足りていねえッ!!」
.
285
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:30:27 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……!」
ミ;,,゚Д゚彡 「つ、つまり……証人は、毒のグラスが被害者に行ったことを、知っていた……」
ミ,,::Д彡⊃ 「だったら、どうしてッ!」
ミ,,::Д彡⊃ 「証人は、そのグラスに、水のおかわりを、注いでしまったんだ!」
ミ,,::Д彡 「証人にとっての標的は、被告人…」
ミ,,::ー彡∩ 「被害者が死ぬとわかっていたら、水を注ぐわけには、いかねえンじゃないのかい!?」
.
286
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:31:06 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「し、しぶといぞアイツ!!」
( ´∀`) 「とーぜん、その証明は必要です!」
( ´∀`) 「証人は、間違えても、被害者のグラスに水を注ぐわけにはいかなかったのです!」
( ´∀`) 「グラスの入れ替わった後に!」
( ´∀`) 「証人が、被害者に水を注いでしまった理由……」
( ´∀`) 「それは、なんですかッ!」
にア
>>157-162
>>287
.
287
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:31:36 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 陳述書だ!
288
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:32:03 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・)⊃ 「くらえッ!」
( ・∀・) 「………証人は、水を注ぐつもりは、なかった……」
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!!」
ミ,,::Д彡⊃ 「だったら、 」
(#・∀・) 「でも、注がざるを得なかったんだよ!!」
、 、 、、 、
(#・∀・)σ 「注いでくれ ッて言われたんだからなあッ!!」
.
289
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:32:25 ID:CV5gIBRA0
証拠品ファイル⑯陳述書
ミセリとトソンが化粧室にいる間に、
エクストはビロードに、トソンの水のおかわりを要求した。
( ;゜∀`) 「ああッ!」
ミlli,,゚'Д゚彡 「 ち ……陳述書……ッ!!」
.
290
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:33:25 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……さすがに、そいつを頼まれてしまっては、注がないわけには、いかなくなる……」
( ‐∀‐) 「……だから、証人は、急きょ、計画を変更したんだ!」
( ‐∀・) 「被告人に、殺人の罪をかぶせる、ッてな……」
( ・∀・) 「…………証人ッ!!」
.
291
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:33:45 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・)⊃ 「違いますかッ!!!」
BGMここまで
.
292
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:34:13 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・)⊃
ミlli,,゚'Д゚彡
( ;゜∀`)
.
293
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:34:39 ID:CV5gIBRA0
(;::::::::<)
.
294
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:35:31 ID:CV5gIBRA0
.
295
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:36:48 ID:CV5gIBRA0
「 うっ 」
.
296
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:37:40 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「!」
( ・∀・) 「……な……なんだ?」
(,,゚Д゚) 「モララーさん」
( ・∀・) 「な、なんだよ」
(,,゚Д゚) 「……」
(,,゚Д゚) 「 証人が…… 」
( ・∀・) 「え?」
(;::::::::<)
.
297
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:38:03 ID:CV5gIBRA0
.
298
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:38:23 ID:CV5gIBRA0
- ‐ ‐ - ...... . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . , _」 = = ≡= ‐L」_
...:::: :::.. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '´`ヽ ミョx
.::: ::.. :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ヾ. / 刈ヾ
ヽ .;; 〉::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::/シ‐- ,′ ヾ孑-'
..ミヾ. ノ :::::l::}|})::::::{{{{:::ゞll ィ; ' , y ‐‐- _ __l}|},'}
佗=ュ、_ '´ : シ爪;;;;;;;;;;;;;;;ミョ ,,'/ , ( ⊂⊃ ) '´ }从 }}
.,圭=ュ、 ...... ..: 彡:::::::::::::::::::::: ヾ、ー-‐< ,'ゝ‐‐ヾ 刈} } }
ヾ俐}ミ=ュ、_.. ._, rfシニ ィ負彡::::::::::::::::::::::::爪 ミェ,_.  ̄ , .シ从}ノ
r七壬彡'´::::::::::::::::::::::::::::::::ミュ、_ 心ヾ,' Y `ヽィ,'ミソツ
゙゙ =ニ ゙゙ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ミゞー≡=ヶ┴ェ=ニ三彡ヾ汐
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ー==-
.
299
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:38:43 ID:CV5gIBRA0
\ゴオッ!!/
\くわわっ!/
(lli<◎><○) 「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!」
♪ガッツだー!
→
https://www.youtube.com/watch?v=WW4g5TPnKx0
.
300
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:39:05 ID:CV5gIBRA0
.
301
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:39:35 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ;゜∀`) 「 しょ ッ 証人!?」
(;<●><) 「 足ンネェ」
(lli<◎><○) 「足ンねえなアアアアアッッ!!」
\ゴオッ!!/
( ;・∀・) 「 なッ なんだと!?」
.
302
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:40:00 ID:CV5gIBRA0
\ゴオオッ!!/
(lli<◎><○) 「証拠だヨオオッ!!」
(lli<◎><○) 「証拠オオオオオッッ!!」
(;<●><) 「オレがァ!」
(lli<◎><○) 「オレが殺シたッつゥーーけどさァ!!!」
(lli<◎><○) 「ねえよなアッァァ!!」
(lli<◎><○) 「証拠ォォおおおおッッ!!」
.
303
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:40:29 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「な……な……」
(lli ・∀・) 「 なんだってエエエエエ!?」
\ざわざわ!/
\ガヤガヤ!/
カンッ!
ミ,,::Д彡⊃ 「 裁判長ッ!! お聞きの通りだ!」
ミ,,゚Д゚彡 「ベンゴ側が、ここまで立証してきたこと……」
ミ,,::ー彡∩ 「 これらはすべて 状況証拠さッ!! 」
.
304
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:40:51 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡⊃ 「物的証拠は、ナニひとつ存在しねえッッ!!」
(lli ・∀・) 「ほげえええええええッッ!?」
(lli<◎><○) 「グラスゥゥ! 小瓶んんッッ!」
(;<●><) 「どこにィィ!」
\くわわっ!/
(lli<◎><○) 「オレがハンニンだッつゥーー証拠があるんだァァッ!!?」
.
305
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:41:14 ID:CV5gIBRA0
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
ミ,,::ー彡∩ フサァ!
ミ,,::ー彡∩ 「 俺が言うまでも、ないようだ 」
ミ,,::Д彡⊃ 「検察側の主張は、証人の、言うとおりッ 」
ミ,,::ー彡∩ 「検察側は、要求するッ!!」
ミ,,゚Д゚彡 「証人が犯人という、決定的な 証拠ッ!!」
.
306
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:41:35 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡⊃ 「そいつが立証されねえ限りィ!」
ミ,,::ー彡∩ 「証人の犯行だと断定することは、できないのさッ!!」
( ;・∀・) 「証拠? ショーコォ!?!?」
( ;・∀・)σ 「ンなもん!」
( ;・∀・)σ 「ここまでの流れと、証人の態度が、ものがたって 」
ミ,,::Д彡 「係官ッ 議事録を!」
ミ,,゚ー゚彡 「 忘れたとは言わせないぜ、弁護人……」
ミ,,::ー彡∩ 「 己のコトバを、思い出すんだッ!!」
.
307
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:42:38 ID:CV5gIBRA0
>
>( ;・∀・) 「ミセリ氏がスカーフを外していたのか、どうか 」
>
>( ;・∀・) 「 ミセリ氏のスカーフに付着した毒がどんな意味を、持つのかッ!」
>
>( ・∀・)σ 「その一点で、この法廷のゆくえが決まるッてえことだろ!?」
>
ミ,,::Д彡 「もとよりィ!」
ミ,,::Д彡 「ベンゴ側の主張はァ!」
.
308
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:43:30 ID:CV5gIBRA0
>
>( ・∀・) 「検察側に騙されないでくれ!」
>
>( ‐∀‐) 「スカーフについた、毒の意味 」
> 、 、 、 、 、、
>( ・∀・)σ 「 それはまだ、確定してないじゃねーか!」
>
ミ,,゚ー゚彡 「グラスの入れ替わりを前提とする、砂上の楼閣なりッ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「そのifのうえで成り立つ、主張…告発… 」
、 、 、 、、、 、 、
ミ,,::Д彡⊃ 「 あなたはどう思う!! 裁判長ッ!!」
、 、 、
ミ,,::ー彡∩ 「証人こそが、確実にハンニンだと、言えるのかい!?」
.
309
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:44:28 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「うおおおおおッ!!」
(;,,゚Д゚) 「モララーさん!」
(;,,゚Д゚) 「この質問を通してはなりませんッ!」
(;,,゚Д゚) 「心象が操作されてしまうッ!」
(lli ・∀・)⊃ 「異議ありィ!」
(lli ・∀・) 「ナニを言おうが、ベンゴ側のストーリーは、生きているッ!」
( ・∀・) 「証人が真犯人だからこそ、整合性が 」
.
310
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:44:52 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!!」
ミ,,゚Д゚彡 「それを言うなら、弁護人 」
ミ,,゚ー゚彡 「検察側のストーリーも、死んじゃいないぜッ!!」
ミ,,::ー彡∩ 「現に、弁護側は、」
ミ,,::Д彡⊃ 「1日目より一貫して、検察側のストーリーを否定できていないッ!」
ミ,,::ー彡∩ 「あるのかい……?」
ミ,,::ー彡∩ 「俺の主張を否定する根拠、あるいは 」
ミ,,゚ー゚彡 「証人こそが真犯人である、証拠が……ッ!!」
.
311
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:45:12 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ´∀`) 「検察側の異議を、認めます!」
( ´∀`) 「……現に、かねてより、ベンゴ側は……」
( ´∀`) 「被告人が犯人でない証拠を、提示できておりませんッ!」
(lli ・∀・) 「ほぎゃー! ふざけんな!」
(lli ・∀・) 「だァから、ンなもんあったら、最初ッから逮捕されてねえッて!!」
.
312
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:45:45 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「どうなのですか! 弁護人!」
( ´∀`) 「検察側の主張を否定する根拠か……」
( ´∀`) 「証人が犯人である証拠!」
( ´∀`) 「それは、あるというのですかッ!」
にア 「検察側の主張を否定」
にア 「証人が犯人の証拠を提出」
>>313
.
313
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:46:08 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 作戦ターイム!
314
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:47:24 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「なあ、これ、どォーすんだよ!」
( ;・∀・) 「ナニを言ったら、こっちの主張が通るんだ!?」
(,,゚Д゚) 「そりゃあ、この二択の、どちらかです!」
( ;・∀・) 「……」
( ;・∀・) 「主張の否定か、証拠の提出ゥ…?」
.
315
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:48:27 ID:CV5gIBRA0
(,,- -) 「結局のところ、」
、 、 、
(,,゚Д゚) 「ベンゴ側の主張が、可能性の話を全開にしているのが、脆弱なのです!」
(,,゚Д゚) 「2日目はまだ、可能性が、高かった」
>
>( ;゜∀`) 「たッ……確かにッ!!」
>
>( ;´∀`) 「外部から右ポケットに小瓶が忍ばされた と、する、なら!」
>
>( ´∀`) 「もっとも合理的な位置に、証人が、いるではありませんかッ!」
>
.
316
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:49:21 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「裁判長も、ミセリが犯人なら、受け入れられていたのですよ」
(,,゚Д゚) 「動機面にしても、過去の行いが、あった」
(,,゚Д゚) 「濡れ衣の観点でも、当初の位置関係なら、じゅうぶん考えられた 」
(,,- -) 「 証人が犯人とすると、ですね」
(,,゚Д゚) 「小瓶を仕込むのが、アグレッシブすぎる」
(,,゚Д゚) 「動機にしても、不明瞭」
(,,゚Д゚) 「裁判長の心象を突き動かすには、不十分なんですよ」
.
317
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:51:22 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「でも、証人にしか、犯行ができなかったんだ!」
、 、 、 、 、 、
(,,::Д) 「それは、被告人以外で、という前提なのです!」
( ・∀・) 「…!」
.
318
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:52:44 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「たとえば、目の前に、泣いている男の子と、割れている花瓶があるとする」
(,,゚Д゚) 「誰が見ても、その男の子が割ったように見える状況です」
(,,- -) 「が……」
(,,゚Д゚) 「それを、男の子が割っていない証拠を出さずに、」
(,,゚Д゚) 「可能性のハナシだけを持ち出して、第三者を引き合いに出す… 」
(,,゚Д゚) 「それを果たして、お母さんは認めるのでしょうか?」
(,,゚Д゚) 「という話です。」
.
319
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:53:09 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……!」
(,,- -) 「まあ…」
(,,- -) 「私は、モララーさんの考えを、全面的に尊重します」
(,,゚Д゚) 「この二択を通すのであれば、だ。」
(,,゚Д゚) 「検察側の主張を、いまさら否定することは、できない」
( ・∀・) 「…」
( ・∀・) 「たしかに、それができりゃあ、最初ッからしてるよな、って話だ。」
.
320
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:59:33 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「となると、ワレワレに残された道は、ひとつです」
(,,- -) 「…………どうにかして、」
(lli<◎><○)
(,,゚Д゚) 「あの男が真犯人である、という、証拠…!」
(,,゚Д゚) 「それを、叩きつけるのです!」
( ・∀・) 「……」
(#・∀・) 「ヨッシャア!」
.
321
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 21:59:55 ID:CV5gIBRA0
\カンッ!/
( ´∀`) 「どうなのですか! 弁護人!」
( ´∀`) 「検察側の主張を否定する根拠か……」
( ´∀`) 「証人が犯人である証拠!」
( ´∀`) 「それは、あるというのですかッ!」
にア 「検察側の主張を否定」
にア 「証人が犯人の証拠を提出」
>>322
.
322
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:00:18 ID:CV5gIBRA0
(#・∀・) 証人が犯人の証拠を提出!
323
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:01:50 ID:CV5gIBRA0
( ‐∀‐) 「……いまさら、検察側のストーリーを完全否定なんて、できねえ……」
( ・∀・)σ 「となったら、証人が真犯人である証拠を、出すまでだ!」
( ´∀`) 「かしこまりました!」
( ´∀`) 「では……聞かせていただきましょうか」
( ´∀`) 「証人が真犯人である証拠 」
( ´∀`) 「提出できますかッ!」
にア 「証拠品を提示(
>>157-162
)」
にア 「できない」
>>324
.
324
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:02:10 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) さささ作戦ターイム!
325
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:02:35 ID:CV5gIBRA0
(;,,゚Д゚) 「ハア!?」
( ;・∀・) 「え、でも待って!」
( ;・∀・) 「いま証拠品ファイル(
>>157-162
)、ぜんぶ見たけどさ…」
( ;・∀・) 「ンな証拠品、ねえよ!?」
(,,゚Д゚) 「…!」
.
326
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:02:55 ID:CV5gIBRA0
(lli<◎><○) 「アーーーッハッハッハッハッハア!!!」
(;<●><) 「証拠だヨォ、」
(;<◎><) 「はやく証拠を見せてみろヨオオオオッッ!!!」
\ざわざわ…!/
\ガヤガヤ…!/
ミ,,::Д彡⊃ 「なければ……証人を追い詰めることは、不可能だッ!!」
ミ,,::ー彡∩ フサァ…!
ミ,,゚ー゚彡 「裁判長………判決だ。」
.
327
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:03:17 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……判決、ですか。」
(;,,゚Д゚) 「!」
(,,゚Д゚) 「ここで判決を出させてはなりませんッ!」
( ;・∀・) 「わかってる、」
( ;・∀・) 「わかっちゃあいるんだよ!」
.
328
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:03:39 ID:CV5gIBRA0
(;*゚-゚) 「ナニをやっているッ!」
(;*゚-゚) 「ここで異議を唱えないと、審理が終わってしまうぞ!」
(lli<◎><○)
(*;-゚) 「 目の前に、真犯人がいるのに 」
(;*゚-゚) 「逃げられてしまうのだぞ!?」
( ;・∀・) 「わかってる!」
( ;・∀・) 「わかってンだ!!」
.
329
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:03:59 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……弁護人」
( ´∀`) 「ここまで、引き合いにできる可能性を提示した点を考慮し、尋ねます」
( ´∀`) 「もう、異議は、ありませんか?」
( ;・∀・) 「 」
( ;・∀・) 「 」
( ;・∀・)
.
330
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:05:37 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「も」
( ;・∀・)⊃ 「モチロン異議ありいいいいッッ!!!」
.
331
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:05:59 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「カンタンだ、裁判長ッ!」
( ・∀・)σ 「さっきの議事録に、すべてが詰まっている!」
>
>( ・∀・) 「検察側に騙されないでくれ!」
>
>( ‐∀‐) 「スカーフについた、毒の意味 」
> 、 、 、 、 、、
>( ・∀・)σ 「 それはまだ、確定してないじゃねーか!」
>
( ・∀・) 「ミセリ氏のスカーフに毒が付着したのが、」
( ・∀・) 「水の騒ぎのタイミングである、なら 」
(#・∀・) 「そのままッ! ベンゴ側のストーリーの立証に、なるッ!」
.
332
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:06:23 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「それは、承知しておりますが 」
( ・∀・)σ 「だからッ!」
( ・∀・) 「その真相を究明さえ、すれば……!」
ミ,,::Д彡 「…………」
ミ,,::Д彡
ミ,,::ー彡∩ フサァ…
ミ,,::ー彡∩ 「……もう、遅い」
ミ,,::ー彡∩ 「遅いのだよ、弁護人。」
.
333
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:06:49 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「な、ナニッ!?」
ミ,,- -彡 「スポットライトがスカーフに向いたのが、初日か、2日目なら…」
ミ,,- -彡 「まだ、可能性はあった。」
ミ,,゚Д゚彡 「が。」
ミ,,゚Д゚彡σ 「裁判長。」
、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、
ミ,,::ー彡∩ 「本法廷に残された時間は、あと、いかほどだい?」
(,,゚Д゚) 「!」
.
334
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:07:12 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……はい。」
( ´∀`) 「この度の、殺人事件の、審理は……」
、 、 、
( ´∀`) 「もう、3日目 」
、 、 、
( ´∀`) 「最終日です。」
( ´∀`) 「これ以上の、審理の延長は……認められないのです」
.
335
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:07:37 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「ンだと!?」
( ・∀・)σ 「初日を思い出せ、裁判長ッ!!」
> 、 、 、 、 、 、 、 、、 、
>ミ,,゚Д゚彡 「この場で再調査を行う、と言っているのだ!」
>
>ミ,,::Д彡 「30分もあれば、ハンカチの1枚くらい、見つけてみせる!」
>
、 、 、 、
( ・∀・) 「この場で、再調査を行えば、いいんだ!」
( ´∀`) 「再調査?」
( ´∀`) 「というと、どういうことでしょう?」
(#・∀・) 「毒の痕跡ッ!!」
.
336
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:07:59 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「!」
( ‐∀‐) 「スカーフの毒が、まだ特定されていない理由……」
( ・∀・) 「 それは、本日、検察側の提示する可能性が、認められたからッ!」
>
>ミ,,::Д彡 「検察側は主張するッ!!」
> 、、 、 、 、 、 、 、
>ミ,,::Д彡 「ミセリ氏は、スカーフを外す癖があった!」
>
.
337
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:08:41 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「……裏を返せば、だ」
( ・∀・) 「その主張が正しければ、」
( ・∀・)σ 「毒が検出されるのは、次の場所にしか、ない、ということだよな?」
( ‐∀‐) 「スカーフ…服毒に使ったグラス…現場のソファー…以上。」
( ‐∀・) 「なぜなら、外してどこかに置いていたそれに、かかっただけなのだから。」
(#・∀・) 「 ならッ!!」
、 、 、 、 、 、 、
(#・∀・)σ 「それ以外の場所から毒が検出されたなら、」
(#・∀・)σ 「そのまま、弁護側のストーリーの立証となる!」
( ;・∀・) 「そいつを調べるための、再調査 だッ!!」
.
338
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:09:08 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「それ以外の場所……ですと?」
( ・∀・) 「いくらでも思いつく!」
( ・∀・) 「現場の化粧室…当時のミセリの服…所持品…」
( ‐∀‐) 「どこでもいい、」
( ・∀・)σ 「検察側のストーリーを認めるうえでの、不自然な箇所から!」
( ・∀・)σ 「バイバイサル酸が検出されれば、それが証拠に 」
ミ,,゚Д゚彡 「不可能なのだよ」
.
339
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:09:28 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・)σ 「 」
( ;・∀・) 「え。」
ミ,,::Д彡 「この俺の捜査を、ナメるんじゃあないぜッ!」
ミ,,::Д彡 「検察側としても、とうぜん、調べているさ!」
ミ,,- -彡 「まず、ミセリ氏の、召し物、所持物だが…」
ミ,,゚Д゚彡 「服に関しては、事件後に、クリーニングがなされていた」
ミ,,゚Д゚彡 「スマホなどの所持物にも、毒は、確認されなかった」
ミ,,゚Д゚彡 「かすかにしか、な。」
.
340
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:09:48 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「!」
(#・∀・) 「かすかにでもあったのなら 」
ミ,,- -彡 「違うのだよ」
( ・∀・) 「なっ…」
ミ,,゚Д゚彡 「どちらの主張にせよ、ミセリ氏は、」
、 、、 、、 、 、 、 、
ミ,,゚Д゚彡 「触ってしまっているのだ」
ミ,,゚Д゚彡 「くだんの、毒を」
( ;・∀・) 「ど どういうことだ!」
.
341
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:10:08 ID:CV5gIBRA0
ミ,,- -彡 「もとより、ベンゴ側の言うとおり、なら」
ミ,,゚Д゚彡 「手、指先などに、毒が検出されて然るべき。」
ミ,,゚Д゚彡 「……しかし」
ミ,,::Д彡 「検察側のストーリー通りだったとしても、」
ミ,,::Д彡 「 卓上などにスカーフを置いていただけ だったとしても、」
ミ,,::Д彡 「カノジョは、毒に触れて……検出されて、然るべきなのだ。」
、 、、 、 、 、 、 、 、、 、
ミ,,゚Д゚彡 「スカーフを再度つける時に!」
ミ,,::ー彡∩ 「必然的に、毒に触れてしまうのだから、な。」
.
342
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:10:48 ID:CV5gIBRA0
ミ,,- -彡 「もとより、ベンゴ側の言うとおり、なら」
ミ,,゚Д゚彡 「手、指先などに、毒が検出されて然るべき。」
ミ,,゚Д゚彡 「……しかし」
ミ,,::Д彡 「検察側のストーリー通りだったとしても、」
ミ,,::Д彡 「 卓上などにスカーフを置いていただけ だったとしても、」
ミ,,::Д彡 「カノジョは、毒に触れて……検出されて、然るべきなのだ。」
、 、、 、 、 、 、 、 、、 、
ミ,,゚Д゚彡 「スカーフを再度つける時に!」
ミ,,::ー彡∩ 「必然的に、毒に触れてしまうのだから、な。」
.
343
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:12:00 ID:CV5gIBRA0
>>342
重複ミス
344
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:12:22 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「…………あっ……」
( ;・∀・) 「あああああああああああッ!!」
\カンッ!/
( ´∀`) 「……検事、つづけなさい。」
ミ,,- -彡 「化粧室からも、別段、毒は、検出されなかった」
ミ,,゚Д゚彡 「無理もないだろう」
ミ,,゚Д゚彡 「おそらくは、ペーパータオルだ」
ミ,,゚Д゚彡 「水の騒ぎにて濡れた箇所を、カノジョらは、ペーパータオルで拭った」
ミ,,- -彡 「当時のゴミは、そのまま廃棄されている、」
ミ,,゚Д゚彡 「ゴミ箱からも、毒物は検出されなかった」
.
345
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:12:45 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「ほッほげえ!!」
( ´∀`) 「それは…」
( ´∀`) 「ベンゴ側の主張が誤っている、という証左なのでは?」
ミ,,- -彡 「そうとも言えないのさ」
ミ,,゚Д゚彡 「バイバイサル酸単品なら、検出漏れは、あり得ないのだが 」
.
346
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:13:39 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡 「水という溶媒にて使用し、」
ミ,,゚Д゚彡 「いったんスカーフに染み込んだものを、」
ミ,,゚Д゚彡 「ペーパータオルで拭ったうえで、」
ミ,,゚Д゚彡 「それがゴミ箱などに触れたところで…………」
ミ,,::ー彡∩ 「 さすがに、検出できるだけの濃度を……」
ミ,,::ー彡∩ 「保つことなど、できない」
ミ,,- -彡 「 残念ながら、な。」
ミ,,゚Д゚彡 「検出されなかった という状況は、どちらの説を後押しするでも、ねえんだ」
.
347
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:14:04 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「……」
( ´∀`) 「なるほど…」
\ざわざわ…/
\ガヤガヤ…/
(;,,゚Д゚) 「……気の利いた異議かと思いきや、使えねえ!」
( ・∀・) 「あー!言ったな!言ったな!?」
.
348
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:14:26 ID:CV5gIBRA0
\ザワザワ…/
\ガヤガヤ…/
(,,゚Д゚) 「ほかに、何か!」
(,,゚Д゚) 「何か、異議は、ありますか!」
(,,゚Д゚) 「ワンモア!」
( ;・∀・) 「ワンモアじゃねーよ!」
( ;・∀・) 「ンなもんあったら先に言ってら!」
.
349
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:14:51 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「 しかし」
(,,゚Д゚) 「裏を返せば、だ」
(,,゚Д゚) 「ここは…」
(,,゚Д゚) 「つけいる隙、かも……しれませんよ」
( ;・∀・) 「なんだって?」
.
350
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:15:12 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「少し意外だったのですが…」
>
>( ・∀・)σ 「バイバイサル酸が検出されれば、それが証拠に 」
>
>ミ,,゚Д゚彡 「不可能なのだよ」
>
>( ・∀・)σ 「 」
>
>( ;・∀・) 「え。」
>
>ミ,,::Д彡 「この俺の捜査を、ナメるんじゃあないぜッ!」
>
>ミ,,::Д彡 「検察側としても、とうぜん、調べているさ!」
>
(,,- -) 「フサギコも、検討は、したのですよ」
(,,゚Д゚) 「 グラスが入れ替わった事実、を。」
.
351
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:16:23 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 「…!」
(,,゚Д゚) 「裏を返せば、の話です。」
(,,゚Д゚) 「フサギコも、疑っては、いたわけだ」
(,,- -) 「ミセリが真犯人であるという、可能性を…」
(,,゚Д゚) 「 エクストが真犯人でない、という、可能性を…!」
>
>刑事「そんなこんなで、今、ケーサツのなかでも、意見が対立しているのですよ」
>
>( ・∀・) 「対立?」
>
>刑事「被告人……エクスト氏が、殺したのか」
>
>刑事「それとも…あなたの主張通り、ミセリ氏が、殺したのか、でね」
>
.
352
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:18:07 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「ただし、座席の問題が、顔を出した」
(,,- -) 「 だから、スカーフを外していた説というのを、捻り出したのでしょう。」
( ・∀・) 「……」
ミ,,::ー彡∩ フサァ…
ミ,,::ー彡∩ 「半分正解だが、半分ハズレだぜ、弁護人…!」
(・∀・ ) 「なあ、やっぱり俺らの声、デカすぎるらしいぞ」
(,,゚Д゚) 「まじかよ…」
.
353
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:19:08 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「というと?」
ミ,,゚Д゚彡σ 「ベンゴ側は、俺が、ミセリ氏が真犯人であると疑っていた、などと言いたいらしい」
ミ,,゚Д゚彡 「だから、言われるまでもなく、テッテイ的に調べていたのだ、と」
ミ,,- -彡 「化粧室や所持品などを……な。」
( ´∀`) 「はあ」
( ;・∀・) 「やーい!違うのかよ!」
ミ,,::Д彡 「笑止ッ!」
ミ,,゚Д゚彡 「俺が認めるのは、だ」
.
354
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:20:00 ID:CV5gIBRA0
>
>(,,- -) 「フサギコも、検討は、したのですよ」
>
>(,,゚Д゚) 「 グラスが入れ替わった事実、を」
>
、、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
ミ,,゚Д゚彡 「あらゆる可能性を、検討した」
ミ,,::ー彡∩ 「……それだけの、話なのさ。」
( ´∀`) 「さすがですぞ、検事!」
ミ,,゚Д゚彡 「 だからこそ、検察側は、求めるのだ!」
ミ,,::Д彡⊃ 「この事件に……引導をッ!」
、 、、 、 、 、 、 、 、 、 、 、、、 、
ミ,,::ー彡∩ 「もう、あらゆる可能性は、検討し尽くしたッ 」
.
355
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:28:42 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚ー゚彡 「残されたのは、判決だけなのさッ!!」
.
356
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:29:45 ID:CV5gIBRA0
\ざわざわ…!/
\ガヤガヤ…!/
( ´∀`) 「…!」
( ´∀`) 「……」
( ´∀`)
( ´∀`) 「 そうです、ね。」
.
357
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:30:08 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「ッ!」
( ´∀`) 「ベンゴ側は、多くの可能性を、提示してくださりました」
( ´∀`) 「グラスの逆転から、座席の逆転、真犯人にいたるまで…」
( ´∀`) 「正直に言って、一考の価値は、ある 」
( ´∀`) 「そう、思っていたのです、が……」
( ´∀`) 「迷いは、なくなりました」
.
358
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:30:30 ID:CV5gIBRA0
(lli ・∀・) 「なぜだッ!」
( ・∀・)σ 「ベンゴ側としては、スカーフの毒を特定するまでは 」
( ´∀`) 「その、ベンゴ側の主張すらをも、」
、 、 、 、 、、 、
( ´∀`) 「検察側は、すべて検証して……検討したのです」
( ´∀`) 「ここに、検察側のごまかしなどがあれば、話は別でしたが…」
.
359
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:31:27 ID:CV5gIBRA0
( ´∀`) 「毒の痕跡まで調べられていたのであれば、迷いは、ありません」
、 、 、 、 、 、 、、 、、 、
( ´∀`) 「もう、すべてが、検討されました」
( ´∀`) 「私は、そう判断しますッ!」
.
360
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:32:34 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 「…………!」
( ;・∀・) 「も、もう一度だッ!」
( ;・∀・) 「もう一度調査を 」
ミ,,::ー彡∩
ミ,,::ー彡∩ 「どこを、どう、調査するッてんだい?」
ミ,,::Д彡 「ベンゴ側も、わかりきっていることだろう!」
ミ,,::Д彡 「本法廷は、検察側は、俺はッ!」
.
361
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:32:59 ID:CV5gIBRA0
ミ,,::ー彡∩ 「あらゆる可能性・証拠・場所・人物を、調べ尽くしたッ!!」
ミ,,゚ー゚彡 「もう、これ以上の究明は 不可能なのだよッ!!」
.
362
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:33:21 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) 「 」
( ;・∀・) 「グッ」
( ;・∀・)
.
363
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:33:47 ID:CV5gIBRA0
∩
(lli ・∀・)∩ 「ほぎゃあああああああああああんんんッッ!!!」
BGMここまで
.
364
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:34:10 ID:CV5gIBRA0
.
365
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:34:41 ID:CV5gIBRA0
「 フッ… 」
.
366
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:37:13 ID:CV5gIBRA0
,.. -─- 、
,.'"´:::::::::::::::::::::)
/ .:.:.::::::::::::::::ヽ子1
/ .:.:.:,.r。-====-:L ,. ‐- .. _
{.:.:.∠ ○ ヽ::) / __ `` ー- 、
ヾ;;「 jーォ } / ゝヽ ̄ヽ ー- '
`ヾ ヽヽ / V ., _ _, -‐" ヽ' ノ_,.〉
_」 ヽ、 ´ ̄ /ー- 、_ ..イ/ ̄ ̄ .. へ イ
,.ィ"´ ̄`7`7 ,;` ー ' / '゙´
/ ′ / { >-‐ '´//, イ , , -‐'´
/ i.「jjjjj〕L___V / _/ !j{} \ L.. ,.、ー‐ ´ |\ ト、 /\ / | // /
/ }.「__ノ ``ゝi / \' 」j} Lノ _| \/\| \∧/ \/\/ |∧/ ///
. / ハ }! 〈 ', ./〉´ ̄ j} r´ ̄`ー‐‐' \ /
/ ノ゙; }! ヽ∨/ j} ノ ∠ ボロを出したな、フサギコッ! >
,イ ', }!`」 1 イ{ f /_ _ \
\∧ i }!` j 「 ̄`7ノノ i  ̄ / /∨| /W| /∨\ /\|\ .|  ̄
. `∧ i }! o.j ´ ̄ 〃 { // |/ |/ \/ \|
,/ } i}!ィ戔{! 〃 ,「
./ , j弋 シ' .イ〃ーァ
/7‐「ニニニL、_, :'"´くシ′」
//``|.:.:.:.:.:.:lーェr‐┐__,.ィ ´ハ
// .:|::::::::::::l`¨``LL_」777 八
♪ガッツだー!
→
https://www.youtube.com/watch?v=WW4g5TPnKx0
.
367
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:39:17 ID:CV5gIBRA0
∩
( ・∀・)∩ 「!?」
( ;゜∀`) 「!?」
(;<◎><) 「!?」
.
368
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:45:41 ID:8Zu8ltxc0
くるか…!?
369
:
名無しさん
:2024/04/04(木) 22:45:50 ID:CV5gIBRA0
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡 「…………」
ミ,,゚Д゚彡 「 ナニが言いたい」
ミ,,::Д彡 「ベンゴ側 いや、」
ミ,,::ー彡∩ 「 ギコ、くん? 」
.
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