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( ・∀・)モララーがまじめに逆転裁判するようです <第3法廷>

170名無しさん:2024/04/04(木) 20:24:06 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「現在、ベンゴ側は、」
 
( ´∀`) 「被告人以外に犯行が可能だった人物として、」
 
( ´∀`) 「証人……あなたがいる、と主張しております」
 
 
( ><) 「アレッ。 結局、ミセリさんではなかったのですね?」
 
( ><) 「……たいへんなんですねぇ、弁護士さんって。」
 
 
( ´∀`) 「…そのことについて、なにか言いたいことは、ありますかな?」
 
( ><) 「……」
 
.

171名無しさん:2024/04/04(木) 20:24:36 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ><) 「……なんだか。」
 
( ><) 「壮大なハナシになってるんですね」
 
           、 、 、 、
( ><) 「僕の悪いクセが……まさか」
 
( ><) 「そのまま、殺人の濡れ衣につながっていた、なんて……」
 
 
     \カンッ!/
 
( ´∀`) 「つまり、事実無根である……と。 かしこまりました」
 
( ´∀`) 「では、証人の言い分を、お聞かせください」
 
 
( ´∀`) 「  例の伝票に、かならず触れるように!」
 
( ><) 「かしこまりました」
 
.

172名無しさん:2024/04/04(木) 20:24:57 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
〜証言開始〜
 
〜悪いクセ〜
 
 
①( ><) 「弁護士さんも言ってたけど、実は僕、サボりグセがあるんですよ」
 
②( ><) 「オーダーは確かに承りましたが、あの人ら、メンドウだったじゃないすか」
 
③( ><) 「喧嘩をしたり、水をかけたり……いっつも、いっつも。」
 
④( ><) 「へたに注文の品を運ぶと、巻き込まれる気がした。 それが、メンドウだったんです」
 
⑤( ><) 「あの日、客がいつもより多かった。 それら捌いてから、通そうと思ってたんですよ」
 
 
( ><) 「まあ……そのまま、忘れちゃったわけですが」
 
.

173名無しさん:2024/04/04(木) 20:25:21 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ;´∀`) 「め、メンドウ…」
 
 
( ・∀・) 「…」
 
( ・∀・) 「なあ、こいつ、ほんとうに( ><)か?」
 
( ・∀・) 「……だいぶ、キモがすわってやがるぞ。」
 
 
(,,゚Д゚) 「隠す気あるんですかねーーああいうタイプって」
 
(,,゚Д゚) 「私が犯人です って言ってるようなものじゃないですか」
 
 
( ・∀・) 「……感情論で挑んだって、勝てやしないぜ」
 
( ・∀・)σ 「  片っ端から証拠で論破して、追い詰めるんだ!」
 
.

174名無しさん:2024/04/04(木) 20:25:48 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
〜尋問開始〜
 
〜悪いクセ〜
 
 
①( ><) 「弁護士さんも言ってたけど、実は僕、サボりグセがあるんですよ」
 
( ・∀・) 「サボりグセ?」
 
( ><) 「自己弁護するつもりじゃあ、ないッスけど」
 
( ><) 「別に、あながちオカシイことでもないでしょ?」
 
.

175名無しさん:2024/04/04(木) 20:26:33 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ><) 「世の学生バイトなんて、サボれるなら、確実にサボるもんですよ」
 
( ><) 「かくいう僕も、そのうちの一人で…」
 
 
( ><) 「この店、だいぶユルいんスよ。 オーナーがオーナーだし」
 
( ><) 「だから、ただでさえひどかったサボりグセが、もう、悪化しちゃって…」
 
 
( ・∀・) 「…」
 
(,,゚Д゚) 「雇い主がすぐそこにいる、というのに」
 
(,,゚Д゚) 「大したきもったまですね」
 
( ・∀・) 「これが……やつの、ほんとうの姿、なのか?」
 
.

176名無しさん:2024/04/04(木) 20:27:34 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
②( ><) 「オーダーは確かに承りましたが、あの人ら、メンドウだったじゃないすか」
 
( ・∀・) 「め、メンドウだと?」
 
( ><) 「おっと、今更そこは否定できないハズっすよ」
 
( ><) 「今までも、どんなことをしでかしてきたか、よくわかってるでしょ?」
 
 
( ・∀・) 「そ、それはわかっちゃいるが…」
 
( ><) 「あの日だって、そうです」
 
.

177名無しさん:2024/04/04(木) 20:29:44 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
③( ><) 「喧嘩をしたり、水をかけたり……いっつも、いっつも。」
 
( ・∀・) 「それは、いつものことじゃあなかったのか?」
 
( ><) 「いつものことだったら良いッて言うんです?」
 
( ><) 「なおさらタチが悪いこと、この上ない」
 
 
( ><) 「黙っていてもメンドウな連中なんです、」
 
( ><) 「なにがどうメンドウなのかは、もう、経験でハアク済みッスし」
 
( ><) 「できることなら、関わりたくなかった。 んで…」
 
.

178名無しさん:2024/04/04(木) 20:30:11 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
④( ><) 「へたに注文の品を運ぶと、巻き込まれる気がした。 それが、メンドウだったんです」
 
( ・∀・) 「今までも、その……巻き込まれてたの?」
 
( ・∀・) 「その、メンドウ、ってやつに」
 
 
( ><) 「そりゃあ、モチロン」
 
( ><) 「僕の靴がエクストさんと似てて、靴ドロボー事件の濡れ衣着せられたハナシ、知ってます?」
 
( ・∀・) 「………………」
 
 
(,,゚Д゚) 「知ってるんですか?」
 
( ・∀・) 「い、いや、知らないけど……」
 
( ・∀・) 「…………むちゃくちゃ、気になる…………」
 
.

179名無しさん:2024/04/04(木) 20:30:57 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
⑤( ><) 「あの日、客がいつもより多かった。 それら捌いてから、通そうと思ってたんですよ」
 
( ・∀・) 「それはまた、どうして?」
 
( ・∀・) 「サボってたんじゃあないの?」
 
 
( ><) 「棒立ちしてたら、さすがにバレるじゃないスか」
                    、 、
( ><) 「いかに、仕事してるふうを装えるか、が重要なんスよ」
 
( ;・∀・) 「…………まあ。」
 
 
( ><) 「そういえば、弁護士さんの助手さん? もバイト希望でしたっけ?」
 
( ><) 「おすすめは、雑貨棚の埃取りですよ。 厨房からじゃ見えないンです、あそこ」
 
( ;・∀・) 「あはは」
 
.

180名無しさん:2024/04/04(木) 20:32:13 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ;・∀・) 「……」
 
( ;・∀・) 「このままだと、せっかくのチャンスを、逃してしまう…!」
 
 
(*゚-゚) 「しかしだな、今の証言…」
 
(*゚-゚) 「スキなんて、あったか?」
 
 
( ・∀・) 「俺たちは、あの日、現場にいた」
 
( ・∀・) 「当時のことを思い出せば、あきらかに1つ、オカシイところがあるんだ…」
 
( ・∀・) 「えっ、しぃさんいたんだ?」
 
 
にア どこ(>>172)になに(>>157-162)をつきつける?
 
>>181
 
.

181名無しさん:2024/04/04(木) 20:32:35 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) ⑤に防犯カメラ

182名無しさん:2024/04/04(木) 20:32:55 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
     } ̄〉_,,-'、 ̄` ̄二 ̄}
 r〜''´ _ィ-‐ー'| 二 一 |
  `ァ=' 、''⌒ヽL__, =  -‐i
  / ,zr  /フ ,{二 = '´ ̄ヽ
  ヽ二ニ、〉ーく、_,ィ  兀'⌒ヽ-'
    / ̄〉|   |∠__,イ≦_,-、ノ
   { '´{,|  ,!-'一゙'{__  二}
   >‐'´ ハ二ニ={- _ ニ,ヽ
  ∠ ,,ィ'⌒;´ f-=⌒! '┘ '´二}
    | ./ | [] {, 彡 ィト、
    f ‘ヽ   L_ハ-{,_'/ヽ,  `!
     `ー'’         `ー'’
 
 
( ・∀・)σ
 
.

183名無しさん:2024/04/04(木) 20:33:16 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「客が多かったから忙しかった?」
 
( ・∀・) 「そんなの、嘘だ!」
 
( ><) 「………………」
 
 
( ´∀`) 「それはそれは……そんなこと、証明できるのですか?」
 
( ´∀`) 「オーナーシェフも確か、多かった、とかなんとか…」
 
( ・∀・) 「だったら、俺らで判断しようぜ、裁判長」
 
( ´∀`) 「しかし、どうやって?」
 
.

184名無しさん:2024/04/04(木) 20:33:37 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「防犯カメラをチェックすれば、一発だろ?」
 
( ・∀・)σ 「何人が、どんな頻度で来店したか…一発だ!」
 
 
 証拠品ファイル⑩防犯カメラ
  ナイスボートの出入り口にある唯一のカメラ。
  なにも面白い情報のない、つまらないカメラ。
 
 
ミ,,゚Д゚彡 「………………たしかに。」
 
( ・∀・)σ 「…?」
 
ミ,,- -彡 「  あの日」
 
ミ,,- -彡 「一般的な観点でいえば、客は少なく、忙しいわけではなかった」
 
 
ミ,,- -彡 「オーダーを通し損ねる理由には、なりそうにもねえな」
 
.

185名無しさん:2024/04/04(木) 20:34:08 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「…!」
 
(,,゚Д゚) 「すんなりと、認めてきた…?」
 
 
( ><) 「……検事さん?」
 
 
ミ,,゚Д゚彡 「だが。」
 
ミ,,゚Д゚彡 「もとより、過疎な店だ」
 
ミ,,゚Д゚彡 「証人が多忙だと感じるのは、ナニもオカシイことではあるまい」
 
 
ミ,,゚Д゚彡σ 「その、防犯カメラの映像は…」
 
ミ,,::ー彡∩ 「  なんの証明にも、なりやしねえぜ。」
 
.

186名無しさん:2024/04/04(木) 20:34:30 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ><) 「…」
 
( ´∀`) 「  とのことですが、弁護人」
 
( ´∀`) 「異議は、あ 」
 
 
( ・∀・)σ 「異議あり!」
 
 
( ´∀`) 「  ったそうですね」
 
( ´∀`) 「ハイ弁護人、どうぞ」
 
.

187名無しさん:2024/04/04(木) 20:34:53 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・)σ 「騙されねーぜ、フギサコ検事!」
 
( ・∀・) 「いま問われているのは、体感のハナシじゃあない!」
 
 
( ‐∀・) 「オーダーを通すのが、物理的にムリであったほどに、忙しかったわけでないのなら…」
 
( ・∀・) 「  いまの証言は、なんの説明にも、なりやしねえぜ!」
 
 
( ´∀`) 「……ふむう」
 
( ´∀`) 「ベンゴ側の異議を、認めましょう」
 
.

188名無しさん:2024/04/04(木) 20:35:19 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「サボりグセはあれど、」
 
( ´∀`) 「特別な理由もなしに、オーダーの通し漏れが頻発していた、なら。」
 
 
  >
  >从;゚'∀从 「    」
  >
  >从;゚'∀从 「……オレ、こんなオーダー、通されてねえぞ!?」
  >
 
 
( ´∀`) 「店主は、あそこまで、驚きません」
 
( ´∀`) 「となると、特別な理由が必要です」
 
( ´∀`) 「とても……相手が被告人一行だったから、で済まされるとは、思いませんね」
 
.

189名無しさん:2024/04/04(木) 20:35:42 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「……証人」
 
( ´∀`) 「どうして、客が多かったワケでもないのに、注文を通せなかったのですかな?」
 
 
( ・∀・) 「……」
 
( ・∀・) 「薄々勘づいていたけど、あのオッサン、論破力もまあまあ高くね?」
 
(,,゚Д゚) 「たまに、ベンゴ側以上に、論破してくれたりしますからね…」
 
 
( ><) 「……」
 
( ><) 「なんでだったかなァ?」
 
 
 
( ><) 「あっ、そういえば」
 
.

190名無しさん:2024/04/04(木) 20:36:02 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
    \カンッ!/
 
 
( ´∀`) 「……つづけて、証言していただく必要がありそうですね」
 
( ´∀`) 「どうして、注文を通せなかったのか」
 
( ´∀`) 「証言を、お願いします」
 
.

191名無しさん:2024/04/04(木) 20:36:44 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
〜証言開始〜
 
〜オーダーを通せなかった理由〜
 
 
①( ><) 「たしかに、客は少なかった。 そこは、いつも通りです」
 
②( ><) 「ただ……あの日は、ちょっとしたメンドウがあった」
 
③( ><) 「エクストさん達とは違うテーブルで、トラブルを起こしちゃったんス」
 
④( ><) 「たとえば……そう、弁護士さんとこの料理を、運びまちがえたり」
 
 
( ><) 「普段は、そんなミス、しないんですけどねぇ」
 
.

192名無しさん:2024/04/04(木) 20:37:04 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「トラブル、ですか。 なるほど」
 
( ´∀`) 「それなら辻褄が合いますね」
 
( ´∀`) 「弁護人。 尋問をおねがいします」
 
.

193名無しさん:2024/04/04(木) 20:37:33 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
〜尋問開始〜
 
〜オーダーを通せなかった理由〜
 
 
①( ><) 「たしかに、客は少なかった。 そこは、いつも通りです」
 
( ・∀・) 「客が多い時は、どんなカンジなの?」
 
( ><) 「多い時、ですか」
 
 
( ><) 「だいたい、事件の日で既に、けっこう多いほうでしたからね」
 
( ;・∀・) 「だ……だいじょうぶなのか? それで……」
 
 
( ・∀・) 「で、でも、オーダーを通しそこねるほどじゃあ、なかっただろ!」
 
( ・∀・)σ 「そこンとこ、どォーなんだ!」
 
( ><) 「まあ、言われてみればそーなんスけどね」
 
.

194名無しさん:2024/04/04(木) 20:37:56 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
②( ><) 「ただ……あの日は、ちょっとしたメンドウがあった」
 
( ・∀・) 「でも、それはいつも通りのことじゃ…」
 
 
ミ,,::Д彡 「異議あり!」
 
ミ,,゚Д゚彡 「…ハナシは、最後まで聞くもんだぜ」
 
ミ,,゚Д゚彡σ 「メンドウとは……いつもの、被告人一行のハナシじゃあ、ない」
 
 
ミ,,::ー彡∩ 「聞いてやるぜ、証人…」
 
ミ,,::ー彡∩ 「ナニを、しでかしちまったんだ?」
 
.

195名無しさん:2024/04/04(木) 20:38:20 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
③( ><) 「エクストさん達とは違うテーブルで、トラブルを起こしちゃったんス」
 
( ;・∀・) 「ち、違うとこで?」
 
 
( ;・∀・) 「トラブルゥ?」
 
(,,゚Д゚) 「春菜は不人気キャラ乙だと?」
 
( ・∀・) 「ああ、ニセ○イだけじゃなかったんだね、きみの触れてはいけないところ」
 
.

196名無しさん:2024/04/04(木) 20:39:20 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
④( ><) 「たとえば……そう、弁護士さんとこの料理を、運びまちがえたり」
 
( ;・∀・) 「エット…」
 
( ;・∀・) 「それでオーダーが通せなかった、と?」
 
 
( ><) 「まあ、そっスね」
 
( ><) 「そんなゴタゴタもあったし、アナタとも話してたし…」
 
( ><) 「もとより、メンドウっしたから」
 
 
( ><) 「注文をオーナーに通し損ねたのは、ただそれだけなんです。」
 
( ><) 「ごメイワクを、おかけしました…。」
 
.

197名無しさん:2024/04/04(木) 20:40:41 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(,,゚Д゚) 「  とのことですが、モララーさん、ご感想は?」
 
( ・∀・) 「嘘だ!」
 
( ・∀・) 「こいつは、確実に殺人計画を遂行するために、オーダーを通さなかったんだ!」
 
 
( ‐∀・) 「こんな主張、」
 
( ・∀・) 「認めるわけにはいかないよなァ?」
 
 
にア どこ(>>191)になに(>>157-162)をつきつける?
 
>>198
 
.

198名無しさん:2024/04/04(木) 20:41:05 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) ③に一般客の証言

199名無しさん:2024/04/04(木) 20:41:28 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
     } ̄〉_,,-'、 ̄` ̄二 ̄}
 r〜''´ _ィ-‐ー'| 二 一 |
  `ァ=' 、''⌒ヽL__, =  -‐i
  / ,zr  /フ ,{二 = '´ ̄ヽ
  ヽ二ニ、〉ーく、_,ィ  兀'⌒ヽ-'
    / ̄〉|   |∠__,イ≦_,-、ノ
   { '´{,|  ,!-'一゙'{__  二}
   >‐'´ ハ二ニ={- _ ニ,ヽ
  ∠ ,,ィ'⌒;´ f-=⌒! '┘ '´二}
    | ./ | [] {, 彡 ィト、
    f ‘ヽ   L_ハ-{,_'/ヽ,  `!
     `ー'’         `ー'’
 
 
( ・∀・)σ
 
.

200名無しさん:2024/04/04(木) 20:42:28 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「トラブルがあった…」
 
(,,゚Д゚) 「ToLo○eる!?」
 
( ・∀・)σ 「それも、嘘だ!」
 
(・∀・ )σ 「すみませーん、リテイクお願いしまーす」
 
.

201名無しさん:2024/04/04(木) 20:43:01 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
>>200訂正
 
( ・∀・) 「イザコザがあった…」
 
( ・∀・)σ 「それも、嘘だ!」
 
 
( ><) 「なんで、そんなことが?」
 
( ・∀・) 「ケーサツが、事件当時きていた一般客に、証言を取ってあったんだ」
 
.

202名無しさん:2024/04/04(木) 20:43:32 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 証拠品ファイル(22)一般客の証言
  事件当時、事件の一部始終以外におかしいものは
  見ておらず、なにかしらのトラブルにも遭わなかった。
                    ↑
 
( ・∀・)σ 「……一般客は、なんのイザコザにも巻き込まれてねえんだ!」
 
(,,゚Д゚) 「ToLo○eる!?」
 
(・∀・ )σ 「すみませーん、ここもリテイクお願いしまーす」
 
.

203名無しさん:2024/04/04(木) 20:43:56 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
>>202訂正
 
 証拠品ファイル(22)一般客の証言
  事件当時、事件の一部始終以外におかしいものは
  見ておらず、なにかしらのイザコザにも遭わなかった。
                    ↑
 
( ・∀・)σ 「……一般客は、なんのイザコザにも巻き込まれてねえんだ!」
 
(;<○><) 「  なッ、なにイ!?」
 
 
    \ざわざわ…/
 
         \ガヤガヤ…/
 
 
.

204名無しさん:2024/04/04(木) 20:44:31 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
    \カンッ!/
 
 
( ・∀・) 「裁判長!」
 
( ・∀・)σ 「いまの嘘は、個人の感覚の問題じゃあない!」
 
( ・∀・)σ 「証人はたしかに、今、ウソをついた!」
 
 
(#・∀・) 「これは、注文を通したくなかったッつー証明だッ!!」
 
 
.

205名無しさん:2024/04/04(木) 20:44:54 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!」
 
ミ,,::Д彡 「ただのカンチガイだ、と主張するッ!」
 
 
ミ,,- -彡 「証人は、現場に勤めて年季がある…」
 
ミ,,::Д彡⊃ 「  キオクの混濁を、言葉狩りしているだけに過ぎないッ!!」
 
 
(#・∀・)⊃ 「異議ありッ!」
 
( ・∀・) 「証人は、この俺の、料理を運びまちがえた、と言った!」
 
 
( ・∀・) 「俺が現場に行ったのは、事件の日が、はじめてなんだ!」
 
(#・∀・)σ 「なにをどうカンチガイすりゃあ、いいッてんだァ!?」
 
.

206名無しさん:2024/04/04(木) 20:46:01 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(;<○><) 「ッ…………!」
 
 
    \カンッ!/
 
 
( ´∀`) 「確かにッ!」
 
( ´∀`) 「カンチガイだとは思えません!」
 
( ´∀`) 「証人……これは、どういうことですか!」
 
 
(;<○><) 「なっ…なっ…」
 
(;<○><) 「   そんな証言があるだなんて、聞いてねえぞ……!」
 
 
.

207名無しさん:2024/04/04(木) 20:46:23 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!」
 
ミ,,- -彡 「オーダーを通し損ねたこと……」
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「それが、事件とどう関係するんだ!」
 
ミ,,::ー彡∩ 「ベンゴ側の主張では、真犯人は、ミセリ氏じゃなかったのかい!?」
 
 
      \カンッ!/
 
 
( ´∀`) 「それもそうです!」
 
( ´∀`) 「そういえば、ベンゴ側はミセリ氏を告発していたではありませんかッ!」
 
( ・∀・) 「そういえば、じゃねーよ」
 
.

208名無しさん:2024/04/04(木) 20:46:52 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「どうして、そこまで注文の件が、重要になってくるのですか!」
 
 
(,,゚Д゚) 「……反撃の主張を決める、いいタイミングがきましたね」
 
( ・∀・) 「ここは重要なポイントだな」
 
( ・∀・) 「結局、ちゃんと主張できてなかったから……ここで、言うか!」
 
 
( ・∀・)σ 「裁判長! ベンゴ側は…  」
 
 
にア 「ビロードこそが真犯人と主張」
にア 「ビロードとミセリの共犯と主張」
 
>>209
 
.

209名無しさん:2024/04/04(木) 20:47:18 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・)σ ビロードこそが真犯人で間違いない!

210名無しさん:2024/04/04(木) 20:47:51 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「……!」
 
 
     \ざわざわ…/
 
           \ガヤガヤ…/
 
   カンッ!
 
 
( ´∀`) 「…静粛に!」
 
( ´∀`)σ 「そこのデブとハゲ、退廷!」
 
デブ「!?」
 
ハゲ「!?」
 
( ・∀・) 「もう少しコトバ選んでやれよ」
 
.

211名無しさん:2024/04/04(木) 20:48:15 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
  >
  >( ´∀`) 「……訂正、というと……」
  >
  >(#・∀・) 「 《真犯人》 のだ!」
  >
  >( ・∀・)σ 「裁判長ッ!!」
  >
  >( ・∀・)σ 「被告人は、この人物に、小瓶を持たされたんだッ!!」
  >
 
 
( ´∀`) 「……あの主張は、ハッタリや時間稼ぎではなく、本気である、と。」
 
( ・∀・) 「あ、ああ…そうだ!」
 
( ´∀`) 「…カノジョの次は、証人ですか!」
 
( ・∀・) 「次はッてなんだよ、人聞きの悪い!」
 
.

212名無しさん:2024/04/04(木) 20:48:36 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,::ー彡∩  フサァ…
 
 
ミ,,::ー彡∩ 「……ミセリ氏なら、まだ、可能性はあった」
 
ミ,,゚Д゚彡 「毒を盛ることに関しては、できそうだったからだ」
 
 
ミ,,::Д彡σ 「しかし……思い出せ、弁護人」
 
( ・∀・) 「…なにをだ?」
 
ミ,,゚Д゚彡 「初日の、刑事の証言だ」
 
 
ミ,,::ー彡∩ 「そう……」
 
ミ,,::ー彡∩ 「証人だと、配る時点では、毒を盛れない」
 
.

213名無しさん:2024/04/04(木) 20:48:59 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「……その通り」
 
ミ,,゚Д゚彡 「……!」
 
 
( ・∀・) 「だけど、水だったら、ハナシは別だ!」
 
( ・∀・) 「いたって自然な流れで、毒を盛ることができる!」
 
            、 、、 、
( ・∀・)σ 「……おかわり、ッつーカタチで、な!」
 
 
.

214名無しさん:2024/04/04(木) 20:49:25 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「おかわり…」
 
 
( ‐∀‐) 「確かに。」
 
( ‐∀‐) 「グラスを配る時点で、毒を盛るのは、ダメだ」
 
 
( ・∀・) 「でも。」
 
( ・∀・) 「グラスが、各自の手元に行き渡ったあと、なら?」
 
 
( ・∀・)σ 「狙いのグラスに、おかわりのタイミングで毒を盛ることで…」
 
( ・∀・)σ 「外部からの干渉だとしても、確実に、毒殺を遂行できる!」
 
.

215名無しさん:2024/04/04(木) 20:49:46 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ;´∀`) 「……なるほど……」
 
 
ミ,,゚Д゚彡⊃ 「異議ありッ!」
          、 、
ミ,,::Д彡 「  いつだ。」
 
( ・∀・) 「え?」
 
 
ミ,,゚Д゚彡 「おかわり……というが、事件当時、」
 
ミ,,゚Д゚彡 「おかわりを頻繁にしていたのは、被害者だ」
 
 
ミ,,- -彡 「しかし、ベンゴ側の主張によると、」
 
ミ,,- -彡 「真犯人が殺そうとしていたのは、被告人・エクスト氏……」
 
.

216名無しさん:2024/04/04(木) 20:50:27 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,゚Д゚彡 「被告人は…」
        、 、 、、、 、、
ミ,,゚Д゚彡 「どのタイミングで、おかわりを要求したんだ?」
 
 
( ・∀・) 「……む……」
 
( ・∀・) 「そうなんだよなァ……」
 
 
ミ,,- -彡 「くわえて、証人が真犯人だったとすると、」
 
ミ,,- -彡 「そのおかわりのタイミングで、毒を盛った、というワケだ」
 
ミ,,::ー彡∩ 「それが立証されない限り……その主張に、法的効力など、ない。」
 
.

217名無しさん:2024/04/04(木) 20:50:52 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「それもそうです。 ……答えていただきましょう」
             、 、 、、、 、 、
( ´∀`) 「証人は、どのタイミングで、毒を盛ったのですか?」
 
 
にア 「オーダーを取る時」
にア 「最初の修羅場のあと」
にア 「トソンが水をかけたあと」
 
>>218
 
.

218名無しさん:2024/04/04(木) 20:51:17 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 最初の修羅場のあと

219名無しさん:2024/04/04(木) 20:52:16 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「それは、修羅場……」
 
( ・∀・) 「それも、一度目、最初の、修羅場のあとだ!」
 
( ・∀・)σ 「昨日の証言を思い出してくれ!」
 
 
  >
  >ミセ:: -)リ 「途中で、一回、揉めたでしょ? 私たち」
  >
  >ミセ::゚-゚)リ 「ほら、センセイも見にきてた時」
  >
  >( ・∀・) 「ま、まあ」
  >
  >ミセ::゚-゚)リ 「その時に、店員さんに、水を注いでもらったの」
  >                       、 、 、
  >ミセ::゚-゚)リ 「トソンちゃんのも含めて、みんなの分を」
  >
 
.

220名無しさん:2024/04/04(木) 20:52:46 ID:CV5gIBRA0
 
 
             、 、 、
ミ,,- -彡 「……みんなの分を……」
 
( ・∀・) 「ああ、その時だ!」
 
( ・∀・) 「この時に、証人は、毒を盛ったんだ!」
 
( ´∀`) 「なるほど…」
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!」
 
 
ミ,,::Д彡 「  なら、小瓶は。」
 
( ・∀・) 「え?」
 
.

221名無しさん:2024/04/04(木) 20:53:11 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,゚Д゚彡 「そもそも、コトの発端は、だ」
 
ミ,,゚Д゚彡 「証人にも、小瓶を忍ばせることができた、という主張から……だ。」
 
 
ミ,,::Д彡 「忍ばせる面でいえば、ミセリ氏は、わからなくもなかった、が  」
 
ミ,,゚Д゚彡 「証人の場合、そうカンタンに、忍ばせられるとは思えん」
 
 
( ・∀・) 「……む……」
 
( ・∀・) 「それも、なんだよなァ……」
 
 
ミ,,- -彡 「くわえて、小瓶には指紋がない」
 
ミ,,::ー彡∩ 「証人に密着して、かつ慎重に、バレないように忍ばせられた、と?」
 
.

222名無しさん:2024/04/04(木) 20:53:37 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「それもそうです。 ……答えていただきましょう」
             、 、 、、、 、 、
( ´∀`) 「証人は、どのタイミングで、小瓶を忍ばせたのですか?」
 
 
にア 「オーダーを取る時」
にア 「最初の修羅場のあと」
にア 「トソンが水をかけたあと」
 
>>223
 
.

223名無しさん:2024/04/04(木) 20:53:57 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 被害者が水をかけたあとだ!

224名無しさん:2024/04/04(木) 20:54:28 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「それは、修羅場……」
 
( ・∀・) 「それも、二度目、水をかけた修羅場のあとだ!」
 
( ・∀・)σ 「昨日の証言を思い出してくれ!」
 
 
  >
  >①ミセ::゚-゚)リ 「水の騒ぎのあと……店員さんが飛んできました」
  >
  >②ミセ:: -)リ 「…割れたグラスをかたして、残りの2つに水を注いで…」
  >
  >③ミセ:: -)リ 「…そのまま、私らはお手洗いにいったけど、そのあとどうなったかは、ちょっと…」
  >
 
.

225名無しさん:2024/04/04(木) 20:54:50 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「このときの状況を……考えてみてくれ」
 
( ・∀・) 「証人は、割れたグラスを処理することになった、けど。」
 
 
( ・∀・) 「処理するとき、証人は、どこにいたのか?」
 
( ´∀`) 「どこって……」
 
 
( ・∀・)σ 「上面図(>>4)を見てくれ!」
 
( ・∀・) 「水の騒ぎの前だから、席が入れ替わる  前ッ」
 
( ・∀・)σ 「被告人が、ソファー側手前に位置する、上面図だ!」
 
.

226名無しさん:2024/04/04(木) 20:55:13 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
                 ┌┐
             ┌─┤│
             │サ││ ┌─┐
             │ l .││ (゚、゚トソン  ○       ○     ○     ○     ○
             │バ││ └─┘
             │ l .││  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
             └─┤│  | テーブル !     |          |    |          |
             ┌─┤│  |_____|    |_____|    |_____|
─┐         │  ││ ┌─┐┌─┐
─┤         │雑│ ミセ*゚-゚)リ< プ-゚) ───────────────
  ┼         │  ││ └─┘└─┘    ソ フ ァ ー
W│         │貨│└───────────────────────
C │         │  │                衝 立
  ┼         └─┤┌───────┐┌───────┐┌─────
─┤             ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄|
─┘             ││   | テー. | .   ││   |      | .   ││   |      |
                 ││   | ブル. !..  ││   |      | .   ││   |      |
 
 
.

227名無しさん:2024/04/04(木) 20:55:38 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「この状況で、被害者が水をかけ、」
 
( ・∀・) 「ミセリ氏が立ち上がり、からだをテーブルにぶつけた衝撃で、」
 
( ‐∀‐) 「グラスが、割れた  」
 
 
( ・∀・) 「  ここで、」
                、、 、
( ・∀・)σ 「グラスが、どこに落ちて割れたのかが、重要なんだ!」
 
 
 
(#・∀・) 「裁判長ッ!」
 
(#・∀・)σ 「グラスは、ここらへんに落ちて割れたんだ!」
 
 
にア なんか…こう…わかるように説明してください…
 
>>228
 
.

228名無しさん:2024/04/04(木) 20:56:25 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) あ…えっと…エクストのすぐ右…テーブルのエクスト側のすぐ右側というか…

229名無しさん:2024/04/04(木) 20:56:45 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・)σ 「ここだッ!!」
 
(,,゚Д゚) 「なにひとつ伝わらなかったのですが」
 
( ・∀・) 「うるせー、ゲーム再現にも限界があるんだよ!」
 
.

230名無しさん:2024/04/04(木) 20:57:08 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
                 ┌┐
             ┌─┤│
             │サ││ ┌─┐
             │ l .││ (゚、゚トソン  ○       ○     ○     ○     ○
             │バ││ └─┘
             │ l .││  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
             └─┤│  | テーブル !     |          |    |          |
             ┌─┤│  |_____|                |    |_____|
─┐         │  ││ ┌─┐┌─┐●←ここだよー!
─┤         │雑│ ミセ*゚-゚)リ< プ-゚) ───────────────
  ┼         │  ││ └─┘└─┘    ソ フ ァ ー
W│         │貨│└───────────────────────
C │         │  │                衝 立
  ┼         └─┤┌───────┐┌───────┐┌─────
─┤             ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄|
─┘             ││   | テー. | .   ││   |      | .   ││   |      |
                 ││   | ブル. !..  ││   |      | .   ││   |      |
 
 
.

231名無しさん:2024/04/04(木) 20:57:31 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「それは、どうしてですか?」
 
( ・∀・) 「…………そもそも」
 
( ・∀・) 「結局、この…  」
 
 
 証拠品ファイル⑤毒入りのグラス
  致死量の毒とエクストの指紋が検出された。
  トソンはこの水を飲んで絶命した。
  卓上で横倒しになっている。
 
 
( ・∀・) 「当初、被害者のものと思われていたグラスは、被告人の、ものだった」
 
( ・∀・) 「でも、そもそもは、だな」
 
.

232名無しさん:2024/04/04(木) 20:58:13 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 証拠品ファイル⑥割れたグラス
  水の騒ぎで落ちて割れた。 毒物反応はなかった。
  処理のため粉々にされており、指紋検出は不可。
 
 
( ・∀・) 「この割れたグラスが、被告人のものだと、思われていた」
 
( ・∀・) 「それはなぜか?」
 
              、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、 、 、
( ・∀・)σ 「つまり、被告人の近くに落ちて割れたんだ!」
 
 
( ・∀・) 「そうじゃないと、被告人のグラスが割れた、なんてカンチガイするに至らない!」
 
( ;´∀`) 「たしかにッ!」
 
.

233名無しさん:2024/04/04(木) 20:58:47 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「さて、もう一度上面図(>>4)を見てくれ!」
 
( ‐∀・) 「あくまで、図でポイントしたら、なんてことないように見えるが…」
 
 
( ・∀・) 「ものは、ガラスの破片。 広範囲に、散らばる」
 
( ・∀・) 「さて……この状況で、証人がガラスの破片を掃除しようと、すると   」
 
.

234名無しさん:2024/04/04(木) 21:00:11 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
                 ┌┐
             ┌─┤│
             │サ││ ┌─┐
             │ l .││ (゚、゚トソン  ○       ○     ○     ○     ○
             │バ││ └─┘
             │ l .││  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
             └─┤│  | テーブル !     |          |    |          |
             ┌─┤│  |____ ┌─┐ |_____|    |_____|
─┐         │  ││ ┌─┐┌─(>< )
─┤         │雑│ ミセ*゚-゚)リ< プ-゚) ┘──────────────
  ┼         │  ││ └─┘└─┘    ソ フ ァ ー
W│         │貨│└───────────────────────
C │         │  │                衝 立
  ┼         └─┤┌───────┐┌───────┐┌─────
─┤             ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄|
─┘             ││   | テー. | .   ││   |      | .   ││   |      |
                 ││   | ブル. !..  ││   |      | .   ││   |      |
 
 
.

235名無しさん:2024/04/04(木) 21:01:07 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・)σ 「しぜんと、被告人に近寄ることができる」
 
( ‐∀‐) 「それも、テーブルの下にもぐって、被告人に寄りかかることも、できる!」
 
 
(#・∀・) バンッ!
 
 
 
( ・∀・) 「証人は!」
 
( ・∀・) 「掃除をよそおって、被告人に密着し、」
 
(#・∀・)σ 「しれっと! 小瓶を、忍ばせたんだッ!!」
 
 
♪追求〜追いつめられて
https://www.youtube.com/watch?v=DiTLf7lORf0
 
 
.

236名無しさん:2024/04/04(木) 21:01:29 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(;<◎><) 「    ぐおおおおおおおおッッ!?!?」
 
 
      \ガヤガヤッ!/
 
           \ざわざわッ!/
 
 
( ・∀・) +  「 事件の真相は、こうだッ! 」
 
 
.

237名無しさん:2024/04/04(木) 21:02:17 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : ____: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : / . . . . . . . . \ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : , .: .: .: .: :. :. : :. .  \: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : :/  .: .: .: .: :. :. :. :.    |..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : :|             | : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : \_/⌒ヽ、-- .._ ,/ : : \: : : : : :|: : : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : |   イ    ` ̄ヽ: : : : \  i:|: :/: :/..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : ヤ/‐<__ ,..、   ヽ: : : : : \J レ /..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
________|: : : :\:、〉:::〈ゝ、   ゙:___ )  'ニ=―‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : :__
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::'; : : : : :ヾ; ::://: :.|ヽ, ト: : : : /| lヾ:、.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :> ´ ̄ ̄
            '; : : : : : : :V /: : :|: トイ: : : : : : |.!: : \、 : : : : : : : : : : : > ´
             ヤ. : : : : : :!;:i: : : {: : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : :> ´
                j : : : : : : |:;i: : : :ト : : : : : : : : : : : : : : : : : : > ´
           . :/. : : : : : : :|:;i: : : :.|:..: : : : : : : : : : : : :.> ´
         . <: : にニニ二二こ三ニ:| : : : : : : : : :> ´
    . <: :::> :´ ̄i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|.: : : : > ´_________________
. , <: :::>: : : : : :/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:. /:i:i:i:i:i:i|.: : : :|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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.

238名無しさん:2024/04/04(木) 21:02:39 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「……まず、毒を、盛る」
 
( ・∀・) 「店員である自分は、グラスに指紋をつけても、なんの問題もない」
 
 
( ・∀・) 「被告人のグラスに、水を注ぐのにまぎれて、毒を盛った!」
 
( ‐∀・) 「背を向けて水を注ぐのも、なんら不自然ではない。 が……」
 
 
( ‐∀‐) 「確実に毒を盛るために、」
          、 、、 、
(#・∀・)σ 「コーヒーのオーダーを通すわけには、いかなかった!」
        、 、 、 、 、、
(#・∀・) 「水だからこそ、今回の犯行が、可能だったんだからな!」
 
.

239名無しさん:2024/04/04(木) 21:03:01 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(;<◎><) 「 グオッ!? 」
 
 
( ‐∀‐) 「しかし……」
 
( ・∀・) 「オーダーを通さず、ただボーッとしてたら、怪しまれる。 そこで…」
 
 
  >
  >( ><) 「……さて、そろそろ」
  >
  >(*゚ー゚)∩ 「うム、」
  >
  >(*゚ー゚) 「仕事のジャマして、悪かったな」
  >
  >( ><) 「ゴーホー的にサボれたと考えたら儲けものッス」
  >
 
 
.

240名無しさん:2024/04/04(木) 21:03:21 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・)σ 「俺らと、長いあいだ、話すことになった!」
 
 
(;<◎><) 「ッ!!」
 
 
(#・∀・) 「お前は、サボりグセがあったんじゃあない!」
        、 、
(#・∀・) 「口実が欲しかったんだ!」
 
(#・∀・)σ 「被告人のテーブルの注文を通さなかった……その、口実をッ!!」
 
 
.

241名無しさん:2024/04/04(木) 21:03:46 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
(;<◎><) 「…………っ!!」
 
( ・∀・) 「……でも」
 
( ・∀・) 「そこで、予期せぬアクシデントが、起こった」
 
 
.

242名無しさん:2024/04/04(木) 21:04:09 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
                      /  ̄ ヽ
         -: :―- 、          /      __  ―  -
       /: :_:_: : : : : :\       {    , - : : : : : : : : : : : : : : >
     /: : : : : : :ヽvハ: : :.ヽ、___ ノ  /: : : : : : : : : : : : : : : -―  ミ:.、
.    /: :/: : ; /: : :} ,!:.}: : : : ー -一:彡: : : : : : : : : : : : : <      ヾ
   /,イ:,!: : :l:.l:ハ:.!、_k;ハ;!:}: : : : : : : : : : : ノ: : : : : : : : : :, '⌒)! __
   {:!,: {: : :T:サヾ:リ . :.:.:.ルヘz:._:_:_:_:_:_:_:_:_: : : : : : : : _;∠_ ィ´,fr=ミー      ,  ⌒
   У:ハ: :从:.:.:.:.: 、. :   r' : : : : : : : : : : :.>一ァ77´   / {{    }}          )
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{: : : |: :.l: :ミ:、: : V  /ム        /f’: :.;_: ⌒);ハ;!         /                `
{: : : {: : : : : :ヽ: :.\/       イ´  {:.:/  ノ  ′         /
.ゝ: : ヽ: : : : : : : : : :ヽ/        0ハ    , へ        /
  `、: : :.>、: : : : : : :}    0      ',_∠__>-、   /
     ̄   ` ー 二//          /〉ー- ____{ /
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      「 ̄_ 一 \     .>  \   \ _ /
       〉     _ - ≧ 1 l    \  : /
 
 
.

243名無しさん:2024/04/04(木) 21:04:33 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・)σ 「被害者が、ミセリに水をかけ!」
 
( ・∀・)σ 「さらに、グラスが割れる、というアクシデント!」
 
 
( ・∀・)σ 「そこで、現場の掃除をする時に……」
 
( ・∀・) 「小瓶を、被告人のジャケット、その右ポケットに、忍ばせたんだ!」
 
 
( ‐∀‐) 「テーブル下…つまり、ソファーとテーブルの窮屈な隙間に、からだを押し付けるんだ!」
 
( ・∀・) 「ちょっとシツレイ……といった具合で、からだを密着させることは、容易いッ!」
 
.

244名無しさん:2024/04/04(木) 21:05:33 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「  異議ありィ!!」
 
ミ,,゚ー゚彡 「    そのときに被害者が倒れたならともかく…」
 
 
 
ミ,,::Д彡 「どうして、被告人に、小瓶を持たせる必要があるッ!!」
 
 
 
.

245名無しさん:2024/04/04(木) 21:05:57 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
     \ガヤガヤッ!/
 
           \ざわざわッ!/
 
( ;・∀・) 「  アッ!」
 
 
(;<◎><) 「     それも  ……それもそうだッ!!」
 
(;<○><) 「そのとーりだったとすると、だ!」
 
(;<○><) 「オレは、被告のヤローを、殺すつもりだった!!」
 
 
 
(;<◎><) 「どうして、オレがそこで被告人自身に、小瓶を持たせる必要があったンだよ!!」
 
(;<○><) 「死んだヤローから小瓶が見つかっても、なんの意味もねーだろうが!!」
 
 
.

246名無しさん:2024/04/04(木) 21:06:25 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
     \がやがや…/
 
           \ざわざわ…/
 
 
( ;・∀・) 「ま、待て、おちつけ!」
 
( ;・∀・) 「ここまでの推理は、あっているハズなんだ! 間違ってはいない!」
 
( ;・∀・) 「毒を盛るタイミングも、小瓶を隠すタイミングも、ここしかなかった!」
 
 
( ;・∀・) 「   だったら、どうして 」
 
( ;・∀・) 「小瓶は、エクストのポケットに、隠されたんだ!?」
 
( ・∀・) 「アイツは、そのエクストを、殺すつもりだったのに  ッ!」
 
.

247名無しさん:2024/04/04(木) 21:07:54 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
(,,゚Д゚) 「ここも、発想の逆転です!」
 
( ・∀・) 「…!」
 
 
(,,- -) 「どうして小瓶は、あのタイミングで、被告人のポケットに隠されたのか」
 
(,,゚Д゚) 「……そんなの、わかるわけもありません」
 
(,,゚Д゚) 「  だったら。」
 
 
 
(,,゚Д゚) 「被害者が水をかけた時点で、証人は小瓶を、被告人に隠さざるを得なくなった」
 
 
 
(,,゚Д゚) 「その理由を、考えるのです!」
 
( ・∀・) 「!」
 
.

248名無しさん:2024/04/04(木) 21:08:14 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
( ・∀・) 「小瓶を、エクストに持たせざるを得なくなった理由…?」
 
 
 
.

249名無しさん:2024/04/04(木) 21:08:54 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
    \カンッ!/
 
( ´∀`) 「弁護人……聞かせていただきましょう!」
 
 
( ´∀`) 「ふつう、小瓶を誰かに持たせるとなると、」
 
( ´∀`) 「濡れ衣を着せたい相手……に、なります。」
 
 
( ´∀`) 「どうして……」
 
( ´∀`) 「殺すつもりだった被告人に、証人は小瓶を持たせようと思ったのか!」
 
 
.

250名無しさん:2024/04/04(木) 21:09:19 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,- -彡 「まして、水をかけた時点で、被害者はまだ死んでいない」
 
ミ,,::Д彡σ 「計画が狂って被害者が死んだから、急きょ被告人のせいに仕立て上げた」
 
ミ,,::ー彡∩ 「  というわけでもないことは、確かだ」
 
 
( ´∀`) 「どうですか、弁護人!」
 
( ´∀`) 「どうして証人は、被告人に小瓶を忍ばせようと思ったのか!」
 
 
にア 「被告人に罪を着せようとした」
にア 「さっさと小瓶を処理したかった」
にア 「忍ばせたい相手がいなかった」
 
>>251
 
.

251名無しさん:2024/04/04(木) 21:09:42 ID:CV5gIBRA0
( ;・∀・) ちょっとストップ!作戦タイム!」

252名無しさん:2024/04/04(木) 21:10:10 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(;,,゚Д゚) 「さ…作戦タイムってなんなんですか!」
 
( ;・∀・) 「想定してなかった反論なんだよ!」
 
( ;・∀・) 「ええと、選択肢ッつーヒントが出たから、ひとつずつ考えるぞ?」
 
.

253名無しさん:2024/04/04(木) 21:11:11 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
にア 「被告人に罪を着せようとした」
 
( ;・∀・) 「まず、これは、たった今、否定されたばっかだろ?」
 
 
にア 「さっさと小瓶を処理したかった」
 
( ;・∀・) 「処理をするだけなら、店員という立場を使えば、いいんだ」
 
( ;・∀・) 「バックヤードだの、なんだかんだで、どうとでもできるだろ」
 
 
にア 「忍ばせたい相手がいなかった」
 
( ;・∀・) 「これはーー…  つまり、ミセ*゚-゚)リあたりに忍ばせたかったッてことだろーが…」
 
( ;・∀・) 「作戦計画時点で、ミセ*゚-゚)リに忍ばせること、想定するかァ?」
 
.

254名無しさん:2024/04/04(木) 21:11:51 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(,,゚Д゚) 「…!」
 
(,,゚Д゚) 「それで言うと、変ですよ、この推理!」
 
( ・∀・) 「な、なんだと!? ブッ○すぞ!!」
 
 
(,,- -) 「いえ、根幹はかまいません。 ただ…」
        、 、 、 、 、 、 、 、 、
(,,゚Д゚) 「  小瓶を忍ばせる作戦、そのものがオカシイです!」
 
( ・∀・) 「…!?」
 
.

255名無しさん:2024/04/04(木) 21:12:15 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(,,゚Д゚) 「いいですか?」
                         、 、 、 、、 、
(,,゚Д゚) 「今回は、グラスが割れたから、それに乗じて、忍ばせることができたのです!」
 
(,,- -) 「そうでないと、異性であるミセ*゚-゚)リはもとより、」
 
(,,゚Д゚) 「同性である< プ-゚)ですら、衣服に忍ばせる、というのは、不可能きわまりない!」
 
 
( ・∀・) 「…ッ!」
 
 
(,,゚Д゚) 「……作戦としては、モララーさんのおっしゃる通り、」
 
(,,゚Д゚) 「現場…表、ではなく、バックヤードなどの、裏…で、処理するのが、自然です」
 
                     、、 、 、 、、 、 、
(,,゚Д゚) 「それが、わざわざバレるリスクすら負って  」
      、 、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、
(,,゚Д゚) 「被告人になすりつけられた、と、すると……!」
 
.

256名無しさん:2024/04/04(木) 21:12:38 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「……つまり、やはり、」
         、 、 、 、 、  、 、 、、 、 、
( ・∀・)σ 「濡れ衣には、違いなかった……ということなんだな!?」
 
 
(,,゚Д゚) 「いっそここも、発想を、逆転させるのです!」
 
(,,- -) 「どうして、標的その人のエクストに、小瓶を持たせたのか……では、ない。」
 
 
                        、 、 、 、 、 、 、 、、、、 、
(,,゚Д゚) 「標的だったはずのエクストに、持たせざるを得なくなった……その、理由!」
 
(,,゚Д゚) 「そこを考えれば、自ずと、コタエは見えてくるはずです!」
 
 
.

257名無しさん:2024/04/04(木) 21:13:12 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
    \カンッ!/
 
( ´∀`) 「作戦タイムは、もうよろしいですかな?」
 
( ・∀・) 「ア、認めてくれてんだ、その要望…」
 
 
( ´∀`) 「どうですか、弁護人!」
 
( ´∀`) 「どうして証人は、被告人に小瓶を忍ばせようと思ったのか!」
 
 
にア 「被告人に罪を着せようとした」
にア 「さっさと小瓶を処理したかった」
にア 「忍ばせたい相手がいなかった」
 
>>258
 
.

258名無しさん:2024/04/04(木) 21:14:59 ID:CV5gIBRA0
( ・∀・) 被告人に罪を着せようとした!

259名無しさん:2024/04/04(木) 21:15:19 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「ベンゴ側の主張は、変わらねえッ!!」
 
( ・∀・)σ 「証人は、被告人に、罪を着せるために   」
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「異議ありッ!!」
 
 
ミ,,- -彡 「お前……ヒトの話を、聞いていたのか?」
 
ミ,,::ー彡∩ 「証人は……被告人を、殺そうと、していたのだろう?」
 
 
 
( ・∀・) 「…………そうだぜ。」
 
ミ,,゚Д゚彡 「な…なに?」
 
.

260名無しさん:2024/04/04(木) 21:16:25 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ・∀・) 「……つまり。」
 
( ・∀・) 「計画は、途中で、被告人に殺人の罪を着せる方向に、シフトせざるを得なくなった!」
 
 
ミ,,::Д彡 「どッ……どういうことだ!」
 
 
( ・∀・) 「たしかに…」
 
( ・∀・) 「殺人が、計画どおりに進んでいたなら、」
 
( ・∀・) 「証人は、被告人に小瓶を持たせることも、なかった」
 
 
( ・∀・) 「おそらく、当初の目的では、秘密裏に処理か…」
 
( ・∀・)σ 「ワンチャン、隙があれば、ミセリ氏に罪を着せるつもりだったんだろうな」
 
.

261名無しさん:2024/04/04(木) 21:16:56 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,::Д彡 「異議ありィ!!」
 
ミ,,::Д彡⊃ 「  証明を忘れているぞ、弁護人ッ!!」
 
 
( ;・∀・) 「なにッ!?」
 
 
ミ,,゚Д゚彡 「最初は、ミセリ氏に罪を着せるつもりだった?」
 
ミ,,゚Д゚彡 「……しかし、どのみち、証人はカノジョに小瓶を持たせること、なく。」
 
ミ,,::ー彡∩ 「のん気にも、弁護人と、雑談にしゃれこむ始末  」
 
.

262名無しさん:2024/04/04(木) 21:18:14 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,::Д彡⊃ 「  どうして、ミセリ氏に小瓶を忍ばせなかったのか」
 
ミ,,::Д彡⊃ 「その証明なくして、次はねえッ!!」
 
 
( ;・∀・) 「ぎえーっ!」
 
( ;・∀・) 「秘密裏に処理か、……ッて、言ったじゃん!」
 
 
( ´∀`) 「それもそうですね、証明しなさい!」
 
( ´∀`) 「その証明なくして、次はありませんよッ!」
 
 
(;,,゚Д゚) 「だァから、毎度、ひと言ヨケイなんですよ!」
 
(;,,゚Д゚) 「一瞬でも隙を見せたら、あの検事は、どこまでも食い下がりますよ!?」
 
.

263名無しさん:2024/04/04(木) 21:18:34 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ;・∀・) 「ちくしょー!」
 
( ;・∀・) 「裁判長の心象のためにも、ここの訂正はできねえ!」
 
 
(,,- -) 「しかし…」
 
(,,゚Д゚) 「ここまできたら、すぐに、わかるはずです!」
 
(,,゚Д゚) 「法廷記録のどこかに、ズバリ! な答えが、あるはずです!」
 
 
    \カンッ!/
 
 
.

264名無しさん:2024/04/04(木) 21:19:29 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
( ´∀`) 「小瓶は、ミセリ氏に持たせるつもりだった……」
 
( ´∀`) 「それは、わかりました」
 
( ;・∀・) 「あのー!」
 
( ;・∀・) 「ベンゴ側、そこまでは、言ってませーん!」
 
 
( ´∀`) 「それでは、聞かせていただきましょう!」
 
( ´∀`) 「どうして、証人はカノジョに、小瓶を持たせようとしなかったのか!」
 
 
にア >>157-162
 
>>265
 
.

265名無しさん:2024/04/04(木) 21:19:54 ID:CV5gIBRA0
(,,゚Д゚) 上面図ッ!

266名無しさん:2024/04/04(木) 21:20:20 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(,,゚Д゚)⊃ 「くらえッ!」
 
( ・∀・) 「!」
 
 
( ;´∀`) 「じょ…上面図?」
 
(,,゚Д゚) 「……从 ゚∀从の証言は、ただしかったのです」
 
( ・∀・) 「えっと、ギコさん?」
 
(,,゚Д゚) 「上面図(>>4)を、ご覧ください」
 
.

267名無しさん:2024/04/04(木) 21:20:50 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
 
                 ┌┐
             ┌─┤│
             │サ││ ┌─┐
             │ l .││ (゚、゚トソン  ○       ○     ○     ○     ○
             │バ││ └─┘
             │ l .││  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
             └─┤│  | テーブル !     |          |    |          |
             ┌─┤│  |_____|    |_____|    |_____|
─┐         │  ││ ┌─┐┌─┐
─┤         │雑│ ミセ*゚-゚)リ< プ-゚) ───────────────
  ┼         │  ││ └─┘└─┘    ソ フ ァ ー
W│         │貨│└───────────────────────
C │         │  │                衝 立
  ┼         └─┤┌───────┐┌───────┐┌─────
─┤             ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄| .   ││   | ̄ ̄ ̄|
─┘             ││   | テー. | .   ││   |      | .   ││   |      |
                 ││   | ブル. !..  ││   |      | .   ││   |      |
 
 
.

268名無しさん:2024/04/04(木) 21:21:15 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
(,,゚Д゚) 「肝心のミセリ氏は、奥側に座ってしまったのです!」
 
(,,- -) 「これでは、ミセリ氏に小瓶を持たせるのは、不可能  」
 
 
(,,゚Д゚) 「だから、証人は、機をうかがったのですよ!」
 
( ・∀・) 「オーケー、わかった! 続きは俺が言うぜ!」
 
 
( ・∀・) 「万が一、小瓶を忍ばせる前に、被告人が毒を飲んでしまったとしても、だ」
 
( ‐∀‐) 「小瓶は、裏で処理する、トイレに流す、現場に転がす…」
 
( ・∀・) 「   それなりの回避手段が、証人には、あったわけだ!」
 
 
                   、 、
( ・∀・)σ 「なんたって、店員、なんだからな!」
 
.

269名無しさん:2024/04/04(木) 21:21:49 ID:CV5gIBRA0
 
 
 
ミ,,- -彡 「…………」
 
 
( ・∀・) 「……だけど、どうも、そういうわけには、いかなくなった」
 
( ・∀・) 「小瓶を被告人に持たせる必要が、出てきたんだ…」
 
( ・∀・)σ 「それも、罪を、かぶせるために…!」
 
 
      \カンッ!/
 
 
( ´∀`) 「……では、聞かせていただきましょう」
 
( ´∀`) 「わざわざ、被告人に小瓶を持たせなければならなくなった理由とは!」
 
.


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