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( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
1
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:18:38 ID:6o6EHAUo0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
前スレ:( ´_ゝ`)/こちら流石探偵事務所\(´<_` )
1:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1638101622/
2:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1648136222/
3:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1658664818/
4:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1670762953/
5:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1682170018/
2
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:20:27 ID:6o6EHAUo0
【Case一覧 page1】
Case1 不審な男の捜索
流石探偵事務所は廃業の危機に瀕していた。
車はガス欠、風呂もろくに沸かせず、そんな最中に訪れた少女は不審な男の捜索を願う。
辿り着いた先で、探偵は何を見るのか?
Case2 やつれた青年の調査
友人の様子がおかしい……大学生の男は言う。
不審な学園、不審な女、不審な事件。
彼らは、片足を踏み入れる。
Case3 絶海の孤島にて
孤島に探偵、何も起こらぬはずもなく。
事件発生、帰還不能、連絡途絶。
果たしてその真相は?
Case4 母者、襲来
熊殺し、見合い写真を携え。
蛙の子は蛙? 鳶の子は鷹?
三つ子の魂百まで?
Case5 辞職事由の解決
アルバイトのプロフェッショナルを自称する女が突然の退職。
後輩の男は探偵を頼り事務所に訪れる。
血の因縁、ものともしない個性、場末の酒場の怪しげな求人に集う、まつろわぬ者ども。
Case6 五月館
男三人、群馬の旅館を訪れ。
輝かしくも妖しい夢を視る。
暴かれた夢は牙を、揺蕩う現実は爪を、突き付け合う。
3
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:21:00 ID:6o6EHAUo0
【Case一覧 page2】
Case6.5 教えて! 先生!
金に汚いと自称する女に、不可思議の教えを受ける。
Case7 千手烏賊の夏
夏の漁師町、海と山と海鮮と。
観音に迫る鮫の背鰭、絶壁の魔女の怨念。
探偵は消えた姫君を見つけ出せるか?
Case7.5 お仕事人其々
集いし酔いどれどもが、仕事について語らう夜。
Case8 裏切者は誰だ?
唐突に放り込まれた闇のゲーム。
脱出不能、逃避不能、理解不能。
課せられた理不尽に探偵は抗う。
Case9 地味な愚かしさ
名は体を表すと言わんばかりに、男は死んだ。
ロクデナシとしか言いようのない男を殺したのは一体誰なのか?
推理のカギは、地味な愚かしさだった。
Case9.5 大覚醒
分不相応な力を得てしまった者は……。
Case10 連続自殺事件
とあるサイトの元会員が自殺した。
それをきっかけに巻き起こる、空前絶後のオカルト案件。
筆府市の命運を賭けた戦いが、今始まる。
4
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:21:34 ID:6o6EHAUo0
【Case一覧 page3】
Case11 捜朔島
お得意様から齎された依頼は、消息不明となった動画配信者の捜索。
浮かび上がる不振点に困惑しつつ、探偵は九州へと旅立つ。
閉鎖的な離島で、彼らは何を見るのか?
Case11.5 人の力
***のこと、よろしくね?
Case12 海色の声
前提崩れれば烏合の衆は離散する。
運命の糸に絡め取られた探偵は、三度訪れた地で聴くことになる。
悍ましい声を。美しい歌を。
5
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:27:16 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page1】
Case1初出
( ´_ゝ`)
流石 真理男 流石探偵事務所所長
(´<_` )
流石 累次 流石探偵事務所副所長
ノリ^-^ノリ
一条 実里 聖パウロ学園高等部2年
( □ー□)
冨竹 三郎 フリーカメラマン
( "'Д')
小池 勝造 中華そば小池店主
( -@ω@)
西川 次郎 とんかつ小豚店主
( ^ω^)
内藤 保頼尊 国際クオリティ大学3年 とんかつ小豚アルバイト
( ´ー`)
白根 英世 筆府警察署 警部
(=゚ω゚)ノ
伊藤 要一 筆府警察署 巡査長
(゚、゚トソン
都村 巽 入速新聞社記者
( l┴l)
八町屋 昇 日吉山荘筆府店店長
( ・丼・)
天丼の業火(HN) 火の玉ストレート管理人
6
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:27:49 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page2】
('A`)
茂手内 読雄 筆府大学3年 ヌケドナノレドアルバイト
| ェェ ,.、ェェ |
抜土 ナノレド ヌケドナノレド筆府店店長
( ‘∀‘)
御前 香那 美園林業従業員 猟師
( ゚∋゚)
大木 括 青梅警察署巡査 山岳救助隊
( ^ハ^)
タン・シェンロン 田無山荘オーナー
( ’▽’)
星野ガービー(HN) ガービーの探索記管理人
( ゚д゚ )
???
(´・ω・`)
マスター(仮名) バーボンハウス店主
( ´∀`)
御前 茂名 筆府ソフトHDB従業員
( "∀")
御前 利夫 猟師
( ∴)
???
( ・L・)
???
( ・3・)
???
7
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:28:22 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page3】
Case2初出
*(‘‘)*
沢近 辺梨花 聖パウロ学園中等部?
(゚」゚)
濯石 則夫 暮石タクシー従業員
彡 l v lミ
鈴木 則夫 聖パウロ学園教頭
(∴□u□)
膝出 武 国際クオリティ大学3年
リ `⊿´)
白 燕 白虎飯店店主
<ヽ`∀´>
仁田 健(通名) シナノドラゴン幹部 品川商事取締役
<ヽ`A´>
金田 勝(通名) シナノドラゴン幹部 品川商事法務部長
ξ゚⊿゚)ξ
津出 麗羅 東京都立大学3年
( ゚∀゚)
長岡ジョルジュ バーボンハウスアルバイト
( l v l)
菱井 宗男 HOTEL FRONTIER従業員
( ・∀・)
又利 守等 筆府警察署署長
(-@∀@)
朝日 悟 入速新聞社編集長
8
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:29:19 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page4】
Case3初出
(´Д`)
村上 庄司 諏訪狼グループ会長
( ゚¥゚)
瀬藻 新名 瀬藻ファンド社長
(‘_L’)
フィレンクト・ローレンツ フィレンクリニック院長
从 ゚∀从
高岡 羽印 筆府大学教授
( `ー´)
根野 石矢 鮮魚料理根野屋店主
( ,'3 )
中嶋 晴健 瀬藻家使用人
从´ヮ`从ト
竹切 風狸 瀬藻家使用人
〈::゚-゚〉
石川 五右衛門 諏訪狼グループ会長秘書
<ヽ ゚ v゚>
後藤 和希 焼肉ゴットン店主
(;;・∀・;;)
黒磯 修平 沢近家使用人
9
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:29:52 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page5】
Case4初出
∬´_ゝ`)
流石 禰邇 占い師
@@@
@#_、_@
( ノ`)
流石 保林 猟師
(^、^リノン
水野 莉乃 割烹遊水従業員
l从・∀・ノ!リ人
流石 妃市 ヨツバ工業従業員
<(' _'<人ノ
高崎 美和 伊佐神社権禰宜 祈念流師範代
(' _' レミ
高崎 礼美 伊佐神社権禰宜
( ^×^)
庵田 萌音 CafeMONE店主
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)
流石 紀日夫 国家公務員
/ ①八①ヽ
玄葉 猫之介 祈念流師範
10
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:30:26 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page6】
Case5初出
ノハ ´_`)
砂緒 新登 自宅経営者
ノパ⊿゚)
砂緒 緋糸 扶養家族
lw´‐ _‐ノv
砂緒 朱留 漫画家
(゜3゜)
田中 保清 筆府大学1年 ヌケドナノレドアルバイト
( <●><●>)
???
(∴゚ з゚ )
高田 倉仁 ヌケドナノレドアルバイト
川 ^J^)
花川 坦子 鉄板焼きやまき従業員
11
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:30:59 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page7】
Case6初出
シリ ‘ -‘リ
山井 五月 五月館オーナー 五月の声管理人
J ゚ ゝ゚J
別府 礼号 五月館共同経営者 五月の声管理人
爪゚ー゚)
地流 椎菜 群馬県警巡査部長
( ・A・)
麻生 隆史 五月の声会員
ハハ ロ -ロ)ハ
サンディー・ハロウズ 五月の声会員
川 ・ v・)
新田 順子 五月館従業員
(´〜`)
山本 卓 五月の声会員
タ ・ケ・)ダ
武田 慎二 美容師
( ^^)
山崎 渉 地方公務員
12
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:31:33 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page8】
Case7初出
(´・_ゝ・`)
盛岡 珈太郎 民宿ヨルイカオーナー
( 3丿3)
三田村 信之 千手食堂店長
99 ・H・)
九十九 古江 千手烏賊漁協職員
//・し・//
布川 圭介 陸船亭店主
(oしo)
布川 武志 陸船亭従業員
( '>')
岩渕 則康 千手烏賊漁協組合長
ミサ ^ー^)ト
雨霧 美里 雨霧研究所所長
マス ゚ o ゚)ミ
清浦 真澄 うみねこの家代表
88 @-@)
小川 松 小川駄菓子店店主
( ´W`)
白髭 弘一 雨霧研究所従業員
/リ ゚O゚)
増田 誠二 千手神社宮司 千手烏賊町長
( `ゝ´)
小野木 一徹 ???
( ^ヘ^)
瓜田 平治 ビップカメラ筆府店従業員
13
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:32:22 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page9】
Case8初出
イ从゚ ー゚ノi、
???
|::━◎┥
???
Case9初出
3 ◇M◇3
三重 勝 バーニング・クリメイション店主
タ Q、Qヒ
絹糸 九里 群馬県警?
ン ’カ’ン
乾 識人 群馬県警?
ノノ lコvlコ)
央名 桐子 Cafeミモザ店主
リ`<´ リ
伊国 守 天からお塩店主
( =-=)
折科 零 天からお塩従業員
( =ハ=)
黒尾 世路 天からお塩従業員
( オ益チ)
大路 益生 清掃員(転落死)
ル´央`ル
央名 成雄 ビルオーナー
(`>' )
滑川 末吉 ラジコンショップ店主
14
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:33:02 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page10】
Case9.5初出
( ^Д^)
吹屋 笑 美容室ビルギット見習い
≪ ^ω^≫
???
Case10初出
( イ∀イ)
イ・スンヒョン シナノドラゴン構成員 品川商事事務
从'ー'从
渡辺 由愛 バーボンハウス従業員
( -@M@)
免田 流 筆府メンタルクリニック院長
('、`*川
伊藤さん? ???
爪'ー`)y‐
一条教授? ???
/ ,' 3
荒巻さん? ???
( ∵)
樋高? ???
(*゚∀゚)
???
( ソーソ)
キム・ソンミン 品川商事警備部門
ハ’ノ_’ ハ
ハロルド・エンヴィー ???
15
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:33:45 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page11】
Case11初出
( ・丼・)
天丼の業火(荒須 徹) 火の玉ストレート管理人、2tuber
八‘⊿‘)
吉野 ハル 捜朔村役場職員
利 'ー`)
石田 純一 捜朔村村長
石 ^山^)
山口 巌 漁師
リ’-’ル
吉野 リル 小学生
八^⊿^)
吉野 隼人 中学生
八-ム-)
吉野 ツル 山林管理者
リ゚▽゚ リ<l
木葉 茜 動画配信者
||| ‘L‘)
長木 時雄 捜朔村役場役員
( ゚永゚)
矢島 永治 捜朔村役場役員
Case12初出
(’T’)
円谷 達也 ???
|゚ノ ^∀^)
???
16
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:34:56 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page12】
名前だけ登場
沢近 真梨香 沢近辺梨花の母 聖パウロ学園理事?
山井 宗一 山井電装創業者 山井建機創業者
山井 健一 山井宗一の息子
アレックス・ツクール ???
平山 幸雄 ???
北条 鉄平 ???
田所さん 浮気調査の依頼人
宮下さん 増田家使用人
鳥華族の店長
17
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:35:30 ID:6o6EHAUo0
【人物一覧 page13】
モブ
( 刑事刑) 刑事
( リョウ) 猟師
(゚ ゚) ???
(`店´) 店員
( ・店・) 店員
( A客A) 客
( B客B) 客
( A巡A) 巡査
( B査B) 巡査
( ・店・) 店員
( A客A) 客
( B客B) 客
( A巡A) 巡査
( B査B) 巡査
( C巡C) 巡査(四井巡)
( 大家大) 大家(大矢勉)
18
:
名無しさん
:2024/01/08(月) 22:36:49 ID:6o6EHAUo0
Case12-Tips7 神も存外に
爪'ー`)y‐「くっく。美里の舞いもなかなかのものだったが、虎穴ならぬ鮫穴に飛び込むとは」
[ OjO]「鮫穴とは言い得て妙ですね」
爪'ー`)y‐「大海原にいながら穴倉暮らし、クク、陰気な連中には如何にもお似合いというものだ」
[ OjO]「はっ。仰る通りかと」
爪'ー`)y‐「そこに投げ込む爆竹、実に面白いことになりそうじゃないか」
[ OjO]「しかしプロフェッサー。如何に貴方様でも観測は困難ではありませんか?」
爪'ー`)y‐「ふっ、そこは少々昔のツテがあるのでね。貸しを清算して貰うまでだ」
[ OjO]「ツテ、ですか?」
爪'ー`)y‐「あれも実に愚かで滑稽で、鑑賞し甲斐のある女だった。今頃慌てふためいているのが目に浮かぶ」
[ OjO]「はあ」
爪'ー`)y‐「予定調和の幕引きの末にああなるとは思ってもみなかったが、あれに目を着けるとは神も存外に俗なものだ」
19
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:39:43 ID:6o6EHAUo0
Case12-Tips8 英雄の星
|::━◎┥「メッセージ受信:教授」
*(‘‘)*「ゴミ箱にダンク!」
|::━◎┥「完全消去しました」
*(‘‘)*「まったく、今はあんなのに構ってる場合じゃないっての」
|::━◎┥「メッセージ受信:教授」
*(‘‘)*「NG設定&ダンク!」
|::━◎┥「NGアドレスを設定しました、メッセージを完全消去しました」
*(‘‘)*「どうせまた防壁越えてくるだろうけどねー」
|::━◎┥「過去データからの予測:数時間以内」
*(‘‘)*「はぁ……ほんとうざい」
|::━◎┥「進捗:#221 80%」
*(‘‘)*「予想はしてたけどかったいなぁ。確実に神格絡みじゃん、どうなってんの彼?」
|::━◎┥「推定:英雄の星」
*(‘‘)*「あー……そっか、そうだよね。アレックス君思い出すもん」
20
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:40:16 ID:6o6EHAUo0
Case12-Tips9 それでもさ
( '>')「おい、帰ってこねーじゃねーか。どうすんだ?」
(;’T’)「……」
( '>')「何だよ、嘘でも『助けに行く』ってくらい言えねーのか?」
(;’T’)「す、すみません……恐らく、難しいかと……」
( '>')「……なあ。じゃあ、あんたは何のためにこの町に来たんだ? お役所仕事ってやつか?」
(;’T’)「いえ、決してそのような――」
88 @-@)「ちょっと、そういうことを言うもんじゃないよ則康ちゃん」
( '>')「婆さん、そうは言ってもな」
88 @-@)「本当は則康ちゃんもわかってるはずだよ。違うかい?」
( '>')「……」
(’T’)「岩渕さん」
( '>')「あん?」
21
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:40:49 ID:6o6EHAUo0
(’T’)「お役所仕事なのは否定できません。ですが、私にも千手神社を預る者として矜持があります」
( '>')「ほぅ?」
(’T’)「千手様に誓って、嘘だけは絶対につきません。今の状況では、救出は不可能に近いと言わざるを得ません」
( '>')「……千手様に誓うたぁ、大きく出たな」
(’T’)「千手神社の神主は生半可な覚悟では引き受けられませんから。……先代のせいで微塵も説得力がないですが」
( '>')「あの、馬鹿が……。いつから別人になっていたかもわからねぇ自分にもムカッ腹が立つ」
88 @-@)「それは、私もだねぇ……ずっと違和感はあったんだけど」
( '>')「婆さん、あんたやっぱすげーよ。俺は、ダチのつもりだったのに何一つ気付けなかった……」
88 @-@)「則康ちゃん。それが君の良い所さ」
( '>')「……」
88 @-@)「こうなっちゃ私も、古い古いツテを頼る時が来たかねぇ……」
(’T’)「古いツテ、ですか?」
88 @-@)「もう何十年前だったか。忘れられてるかもしれないね。それでもさ」
22
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:41:23 ID:6o6EHAUo0
Case12-Tips10 それは至言
( ´ー`)「有休申請していいか? 一ヶ月ほど」
( ・∀・)「それは、私に死ねと?」
( ´ー`)「伊藤が何とかする」
(=゚ω゚)ノ「何ともなりませんよ! 警部あっての僕です!」
( ・∀・)「だ、そうだけど?」
( ´ー`)「おい伊藤。俺はそんな軟弱に育てた覚えはねーよ?」
(=゚ω゚)ノ「軟弱なのはあんたでしょう。見損ないますよ?」
( ´ー`)「……お前に見損なわれるのは流石に堪える」
( ・∀・)「それは私も堪える」
(=゚ω゚)ノ「えっ?」
( ´ー`)「これからの日本を背負ってくのはお前みたいな男だ、伊藤。俺みたいな老害は死にゆくのみ」
(=゚ω゚)ノ「何を酔っぱらってるんですか。俺の一番尊敬する刑事はそんなクソザコナメクジじゃないです、訂正してください」
( ・∀・)「その通りだ! いやー気が合うな伊藤君」
( ´ー`)「署長、言ってること滅茶苦茶なんだが……。ちゃんと寝てるのか?」
23
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:41:56 ID:6o6EHAUo0
( ・∀・)「……霞ヶ関の官僚と同じくらいは寝てるぞ?」
( ´ー`)「気功砲よろしく間違いなく寿命は縮む」
(=゚ω゚)ノ「むしろ何で仕事できるかわからないくらい寝てないですよぉ……」
( ・∀・)「そうか?」
(=゚ω゚)ノ「「そうです」」(´ー` )
( ・∀・)「うーん……そんなつもりはないんだがなぁ」
( ´ー`)「俺に影響されたって嘯くくらいなら少しはサボれよ」
(=゚ω゚)ノ「警部は仕事しながらサボれるから凄いですよねぇ……」
( ´ー`)「力の入れどころ抜きどころってのがあるだろうが。署長に過労死されちゃこの国の大きな損失だ」
(=゚ω゚)ノ「ほんとですよ。署長ほど市民の安全のために粉骨砕身している人はいません」
( ・∀・)「ま、そりゃね。仮にも警察署長たるもの、市民の盾になって死ぬのが本懐さ」
( ´ー`)「盾になった上で死なねーのが本物の刑事ってやつだ」
(=゚ω゚)ノ「そうですよ。死んだらもう誰も救えないです」
( ・∀・)「ン……それは。……それは、至言、だなぁ……」
24
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:46:00 ID:6o6EHAUo0
前回のあらすじ
・……? 野生の上田幹雄でも出たのか?
・えっ……トキって日本では佐渡島にしかいないんじゃ?
・鹿や猪にしちゃ魔力が大きい……ワンチャン魔術師かも
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
25
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:46:33 ID:6o6EHAUo0
Case12-Day5B
_/:;; ´;; ;,,〉、;;: l! /;; ,,;ヽ、―-'、 ;;;\ ___ /;;;__/ ;;_;\;;`
;;ヽ、,r‐-、 /____________;; 、;_;;/  ̄~ \/ ;;_〉
/;; ^` /\ \:: / :;;\'´;;;〉 i!く;;::: ‐、
/~`ヽ.../ \ \〉、;;: l! /;; ,,;ヽ、―
;; ::,-‐∠____\___________\⌒~`\ ̄";;、 〉;;
/ ; | λ | |'、;;:: ;;;::l‐、 l:./、
:;/\ | / ヘ | |/ 〉~";;ヽ l /
〉.| ./ .ヘ | | ゞ―-、;;;l_ハ‐-'、
"'''"''''''''|_/ ヘ__|_____________」 lく ;;;;〈ノ 〉 l!
;; ; m ,. ; ' " ;" ''; : ,. ;/'' | ;i/ il ` /__ノi! ll
: : ; ; . / '' ;゙ ;/ ;;" : !、;;l / l! ~`X
;; " . 、 l; : " :;l ,. ;;v "; ゙゙ ;: ,V ;: 、; "'''"'''"'''"'''"'''"'''"'''"'''"''
n ; ;_ ; ;" ; : ; ,. ,. ; ;" ;; : ;"' '; ,..,.m ''゙゙ ; ; ;_/
26
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:47:06 ID:6o6EHAUo0
爪;゚ー゚)「……何かを追いかけてこっちに向かってるっぽい。
鹿や猪にしちゃ魔力が大きい……ワンチャン魔術師かも」
(;´_ゝ`)「なんだと?」
(´<_`;)「それは……どうする?」
<(' _'<人ノ「狼に追い立てられる程度の魔術師なら、どうとでもなります。
ここはこちらから接触して情報を得るべきでは?」
(;´・_ゝ・`)「"狼に追い立てられる程度"……」
( ´_ゝ`)「……うむ、そうだな。放置して近くをうろつかれる方が面倒だ。狼対処できれば一石二鳥だし」
(´<_` )「とりあえず結界いっとくか?」
( ´_ゝ`)「ああ、盛岡さんのガードは任せる」
爪゚ー゚)「僕は状況を見てフォローに入るよ。二人は好きにやりたまえ」
<(' _'<人ノ「了解です」
( ´_ゝ`)「助かる」
人(´<_` )「五行結界、救急如律令!」
爪*゚ー゚)「陰陽道……興味深いね!」
27
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:47:40 ID:6o6EHAUo0
}`V\
,ィ´¨{w) ) ̄ミ
< _ヵ' `、 ' ```''ミ、_
ャ''"´ ` ´ ミ ミ、
. ゞ-=-_''" _ ヽ- 、__
 ̄⌒ミ 丶ヽ`  ̄ ̄ ̄\
ハ ヾ` \
', 、 ノ \ヽ
ァ''" ̄ ̄/ ,, 彡. >、 } ヽ
| /ー/ _ノ''‐、、、、_、_,< l ` 、 乂 ヽ、,,,,,_
ノ ) ′ , イ )h、 \_ `― 、 `爻
乂/ ./  ̄"'' 、、 ̄ -=、 \‐彳
__/ ,イ )h、 . Y\ 、>
ァ´ ァ'' _/ _/ ,' `´
ゝ==彡 Y, , _,'
`¨´
28
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:48:54 ID:6o6EHAUo0
三|゚ノ;^∀^)「はあっ、はあっ……!」
< _ヵ' `三「バウッ!」
三|゚ノ;^∀^)「ひいっ!?」
( ´_ゝ`)「……えっ?」<(' _'<人ノ「はっ……?」爪゚ー゚)「おんやあ……?」(´<_` )「!?」
三<(' _';<人ノ
(⊃<⊂(' _';<人ノ
( ´_ゝ`)「……えっ。なんで全裸なん、あの娘?」
爪゚ー゚)「ふむ、実に興味深いね」
<(' _'<人ノ「……見ましたか?」
(⊃<⊂;)「あ、ああ……ちらっと……」
<(' _'<人ノ
29
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:49:28 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)┫「よくわからんが、とりあえず」
\<(' _'<人ノ「そうですね」
\<(' _'<人ノ「「やりますか」」( ´_ゝ`)┫
━━━━━━━━ ,イ━━ ,イ ,イ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|l!1!|!l./ム―7 レ .レ i| !i| !li| |i! |! | |l!1!|!l
|l!1!|.//ニ7/ .i| !li| |i! l: |l!1!|!l
|l!1!|/' ̄7/ il !li| |i! | |l!1!|!l
|l!1!|!l. // !li| |i! |l!1!|!l.
|l!1!|!l. /' . __ li| |i |l!1!|!l
|l!1!|!l /´ > ,.イ i| |!: |l!1!|!l
|l!1!|!l ´ ̄ /_/ !| | |l!1!|!l
|l!1!|!l // | | |l!1!|!l
|l!1!|!l // .| | | |l!1!|!l
|l!1!|!l | |/,イ,イ ,イ | | l| |l!1!|!l
|l!1!|!l |! レレ // ,ィ | | l| |l!1!|!l
|l!1!|!l |! /' / .i | |i || |l!1!|!l
|l!1!|!l |! ./ / .|/レ'i || |l!1!|!l
|l!1!|!l |!, // .|/|i | i || |l!1!|!l
|l!1!|!l |!i ´ .| l / .i i.|| |l!1!|!l
|l!1!|!l |!l , イ |i | | И /| .l l:|| |l!1!|!l
━━━━━━━━━━━レ'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
30
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:50:01 ID:6o6EHAUo0
< _ヵ' `「グルルルル……!」
|゚ノ;^∀^)「はわわわわ……!」
┌
| lトミ____
_人∧:::〉::::::::::::::`丶
__ア´::::::/ __ァ―::: : `丶、
__フ⌒:::::::::::⌒ア´::::::::::::::::::::: : \
_ア⌒ニ::::::::::::::::::::::: T勿::::::::::::::::::::::::: }`:トミ
. ⌒ア:::::::^7::::::::::::::::::::::::: : ⌒\:::::::::::::::::::::}:://
/:::::::::::/_::::::::::::::::::::::::: _/ ノ^Y^弋勿:::ノ「
|l:::::::::::::::::::::::::::::::::: : /´{、__^L_〉 l/:::::::|
イl::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|7/〉、 `丶、ノ::::::::::Ν
. lИ:::::::::::::::::::::::::::::: : |/イ`¨¨¨l /:::::::::: Ν
|::И:::::::::::::::::::::::::::: /l 乂_/7/::::::::::::/{
|::::::}::::::::::::::::::::::::: : {人_彡'7/::::::::::::/:::|
l::::/:::::::: : }从:::::::: : `¨¨¨¨´从ハ∧{:::∧
∨::::::::::::::::::::)ハ::: : /l/l/l/::::::::::: l/::::::∧
/::::::::::::::::::::::::: : l八ルヘハ::::::::::::: /⌒:::::∧
/:::::::::: : _,wWハ::::::::::::::::::::`7^'ヘ∨::::::::::∧
. ,.'´/::::::::::::: /::::::::::/ ∨::::::::::::::::/ ∨::::::::::∧
/::::::/::::::::::::::∧::::::::::{ _/::::::::::::::: / `、::::::::::::`、
. /:::::::l⌒ヽ:::::/_∧::::::::{ {:\::::::::/ `、::::::::::::`、
. {:::::::::|::::::::::::::{ ∨::ノ〉 |::::::::/ `、::::::::::::`、
l__彡'|:::::::::|::::| ∨::{ |:::::::{ `、::::::::::::`、
l:::::::: ∨ {::::} |:::::::}
31
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:50:35 ID:6o6EHAUo0
,イ ,イ
,イ/! レ .レ
/ /´
;;;;;,.'" ゝイ ,>''~:::.. ゝノ \ ヽ;;;レ'.| |/!
=/ ” /zVjWV{ィ_/, , \ ∨/ / __
/x≦λ" ̄ ̄`` '<イ, ヾレ゙.| | /´ > ,.イ
(;;;) ,ァ'" / 'v ( "''<x、≧V|/ ´ ̄ ./_/
` a_/ヾ、 { ;{ ハメV V;;;;;;;;;;;; //
__/' ゝ--、 ゙; / ハミハ ',;;;;;;;;;;; // ,イ,イ ,イ
'7 ' 、 ', , / Vハ v;;;;;;;; |/ レレ //
.j i ' ,. ,.;;;;;;;;;;;ヽ ´ イ}ヽ、__;;;;; /'
リ { -= {;::;;●;;;:;} =- jリイ⌒;;; ;
、,; )__r―〜 ゝ -=彡 ,..ー=ァ'"//'/ /
≧=<  ̄ j `、ーヾ V//' /;;
;;;;ヾ \_,, ー' レ 、 、// r;;/;;;;;;;;
;;,,ハ c`'-x、/ V' )/ィ , /;;;;;;;;;;;
`、 ,、` ^¨^¨¨¨''T'"ヾ≦ /;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;ヽ `' ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
32
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:51:09 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ;^∀^)\<(' _'<人ノ
!?
( ´_ゝ`)┫< _ヵ' `;
!?
<(' _'<人ノ「動かないでください。動けば斬ります」
|゚ノ;^∀^)「……!」
( ´_ゝ`)┫「去ね」
< _ヵ' `;「「グルルルル……!」」
( _ゝ )┫「去ねッ……!」
< _ヵ' `;「「グルッ……!」」
< _ヵ' `;三 ダッ!
33
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:51:43 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ;^∀^)「あっ……!」
( ´_ゝ`)「ふん、所詮は犬畜生」
<(' _'<人ノ「真理男くん、布か何かありませんか?」
( ´_ゝ`)「むっ……地流さん、そこの鞄の中」
爪゚ー゚)「ふむ、これかい?」
( ´_ゝ`)「そうそれ」
爪゚ー゚)「ん……これかな? 今持ってくよ」
バッ!<(' _'<人ノ
|゚ノ;^∀^)「えっ?」
<(' _'<人ノ「これでヨシ、っと」
( ´_ゝ`)(正直眼福だった)
爪゚ー゚)(って顔してるね?? まさか巨乳でしか反応しないとか?? 処すかこの男??」
( ´_ゝ`)「あの、聞こえてるんだけど……」
爪゚ー゚)「聴かせてんだよ」
34
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:52:16 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ;^∀^)「あ、あの……?」
\<(' _'<人ノ「まだ動かないでください。所属と姓名を」
|゚ノ;^∀^)「ショゾク? セイメイ……?」
( ´_ゝ`)「あー……君はどこの誰なのか教えてくれ」
|゚ノ;^∀^)「わ、私は007……B-1地区の007番です」
( ´_ゝ`)「ビーワン地区……?」
<(' _'<人ノ「ゼロゼロナナ……?」
爪゚ー゚)「ふむ……興味深いね」
(´<_` )「……とりあえず、拠点の中で話すか?」
(´・_ゝ・`)「そうだね、それが良いんじゃないかい?」
( ´_ゝ`)「ン……そうだな」
\<(' _'<人ノ「歩くことを許可します。あちらへ進みなさい」
|゚ノ;^∀^)「は、ハイ……」
( ´_ゝ`)(おっかねぇな、戦士モードの美和ちゃん……)
35
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:52:49 ID:6o6EHAUo0
【拠点】
_/:;; ´;; ;,,〉、;;: l! /;; ,,;ヽ、―-'、 ;;;\ ___ /;;;__/ ;;_;\;;`
;;ヽ、,r‐-、 /____________;; 、;_;;/  ̄~ \/ ;;_〉
/;; ^` /\ \:: / :;;\'´;;;〉 i!く;;::: ‐、
/~`ヽ.../ \ \〉、;;: l! /;; ,,;ヽ、―
;; ::,-‐∠____\___________\⌒~`\ ̄";;、 〉;;
/ ; | λ | |'、;;:: ;;;::l‐、 l:./、
:;/\ | / ヘ | |/ 〉~";;ヽ l /
〉.| ./ .ヘ | | ゞ―-、;;;l_ハ‐-'、
"'''"''''''''|_/ ヘ__|_____________」 lく ;;;;〈ノ 〉 l!
;; ; m ,. ; ' " ;" ''; : ,. ;/'' | ;i/ il ` /__ノi! ll
: : ; ; . / '' ;゙ ;/ ;;" : !、;;l / l! ~`X
;; " . 、 l; : " :;l ,. ;;v "; ゙゙ ;: ,V ;: 、; "'''"'''"'''"'''"'''"'''"'''"'''"''
n ; ;_ ; ;" ; : ; ,. ,. ; ;" ;; : ;"' '; ,..,.m ''゙゙ ; ; ;_/
36
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:53:23 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「んで、B-1地区の007番だったか」
|゚ノ;^∀^)「は、はい」
<(' _'<人ノ「あなたはここで何をしていたんですか?」
|゚ノ;^∀^)「……」
\<(' _'<人ノ「答えないのであれば、腕を斬り落とします」
|゚ノ;^∀^)「えっ」
(((;´・_ゝ・`)))
(´<_` )「おい美和ちゃん」
( ´_ゝ`)「ときに落ち着け」
<(' _'<人ノ「む」
爪゚ー゚)「やあやあ、僕は地流椎菜。君はこの島の人かい?」
|゚ノ;^∀^)「えっ? は、はい」
爪゚ー゚)「僕らは外から来たんだけど、よければ色々教えて貰えないかな?」
|゚ノ;^∀^)「外から? えっ、信徒様ですか?」
爪゚ー゚)「……なるほど?」
37
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:53:56 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「信徒様とやらではないな」
(´<_` )「むしろ推定正反対というか」
|゚ノ;^∀^)「正反対……?」
爪゚ー゚)「君は日本、もしくは日ノ本を知っているかな?」
|゚ノ;^∀^)「は……? き、聞いたことは……」
( ´_ゝ`)「ふむ。俺らはそのニホンカラキマシタ」
(´<_` )「何故に片言」
|゚ノ;^∀^)「えっ、あなた達があのニホンジン!?」
( ´_ゝ`)「どの日本人かは知らんが日本人だ」
|゚ノ;^∀^)「何百年の間、神々に抗っているという、あの……!?」
爪゚ー゚)「あーそういう感じか。それなら数百年では足りないね、千年以上だよ」
|゚ノ;^∀^)「せんっ……!?」
( ´_ゝ`)「何となく察せてきたな。この島には人間の大規模な集落があるのか」
<(' _'<人ノ「そしてそれは……人が人として生きては、いないのでしょうね」
38
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:54:30 ID:6o6EHAUo0
爪゚ー゚)「007……れい、おー、なな……ふむ、レモナとでも呼ばせて貰おうか」
|゚ノ;^∀^)「はい?」
( ´_ゝ`)「ふむ。君は今からレモナだ。いいね?」
|゚ノ;^∀^)「???」
(´<_` )「ユバーバかな……?」
<(' _'<人ノ「それで。あなたはここで何をしていたんですか?」
( ´_ゝ`)「美和ちゃんの圧が強い。覇王色」
|゚ノ;^∀^)「……ほ、本当にニホンジンなんですね?」
爪゚ー゚)「それはもう、この上なく?」チラッ
( ´_ゝ`)「だな」チラッ
(´<_` )「うむ」チラッ
(´・_ゝ・`)「そうだね」チラッ
<(' _'<人ノ「……どうして皆さんこちらを見るんですか?」
( ´_ゝ`)「そら、純和風だからな」
39
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:55:04 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ;^∀^)「だ、だったら……お話しします」
( ´_ゝ`)「うむ、頼む」
|゚ノ;^∀^)「私は、逃げてきたんです」
<(' _'<人ノ「それは、どこから。……いえ、何から?」
|゚ノ;^∀^)「ええと……何と言っていいか」
(´・_ゝ・`)「ねえ、一度落ち着いて貰った方がいいんじゃないかい?」
爪゚ー゚)「そうだね。コーヒーでも淹れようか」
( ´_ゝ`)「あー……そうかもな」
(´<_` )「んじゃ、俺と地流さんでやってくるわ。美和ちゃんは周囲の警戒頼む。兄者は……盛岡さんと一緒に適当に解しといて」
( ´_ゝ`)「はいよ」
<(' _'<人ノ「わかりました」
(´・_ゝ・`)「えぇ……難しいことを言うね」
|゚ノ;^∀^)「あ、あの……?」
爪゚ー゚)「飲み物を用意してくるからちょっと待ってて」
40
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:55:38 ID:6o6EHAUo0
パチ ` ,ヾ、
` ヽ、 ,ノ )´( 、 ノY
) Y 人 .Yィ
(:.、)ノ' ノ ,(.ノY ' パチ
パチ _,ノ .. . .ソ
`ヘ( 从;: .:. ノ
i /_) ,; . Y
⌒ヽ .;:.. ...::;, ヽ
丶 _人ノ, ... . ; (
从ヽ ..;,ノ
r===<彡イ二 ヘ;#;;从ノ="(ン(",,
(\,ノ´フ,{='に}/{てニ}r=ィへ,)≡==-
>`てk-'ト、iノ//ヽ)ー'レr小)人ミ三≧
(ノメ'トf //けi」(ノ'(ツハ)ト)三≧
^^''"'"ケ) (ハ)"(ハ)ヽ)"^^
41
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:56:11 ID:6o6EHAUo0
爪゚ー゚)「はぁ……インスタントコーヒーも捨てたもんじゃないね」
( ´_ゝ`)「うむ、こういった状況ではな」
<(' _'<人ノ「落ち着きますね……」
(´・_ゝ・`)「飲まないのかい?」
|゚ノ ^∀^)「ええと……」
( ´_ゝ`)「もしかしなくても、コーヒーは初めてか?」
|゚ノ ^∀^)「コーヒー……?」
爪゚ー゚)「騙されたと思って飲んでみなよ。この通り毒ではないからさ」
|゚ノ ^∀^)「……んっ……」
|゚ノ*^∀^)「……お、おいしい……!」
( ´_ゝ`)「うむうむ」
(´・_ゝ・`)「口に合ったようでよかった」
(´<_` )「ですね」
( ´_ゝ`)(砂糖の在庫はちと気になるがな……)
42
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:56:45 ID:6o6EHAUo0
爪゚ー゚)「さて、一息ついたところで話を再開しようか」
( ´_ゝ`)「まずはやはり、ここに来た経緯を教えて欲しいな」
|゚ノ ^∀^)「ケイイ? ええと……畜舎から逃げて来たんです」
(´<_` )「……気のせいか、何か不穏な単語が聞こえたような」
<(' _'<人ノ「畜舎、ですか」
|゚ノ ^∀^)「は、はい。B-1地区の第三畜舎です」
( ´_ゝ`)「……一応聞いておくけど、君は家畜の世話をする仕事の人?」
|゚ノ ^∀^)「はい。家畜なので、他の家畜の世話をすることもあります」
爪゚ー゚)「ふむ? つまり君は家畜で、家畜同士で世話をすることもある、と」
|゚ノ ^∀^)「そうです」
<(' _'<人ノ「なんという……」
(´<_` )「なんだろう。酷く冒涜的な世界観だな」
(´・_ゝ・`)「なんかあんまり突っ込んで聞くと頭がおかしくなりそうだね……」
( ´_ゝ`)「とはいえ聞かんわけにもいかん。それで?」
43
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:57:18 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ ^∀^)「はい。水浴びの時間に抜け出して、とにかく遠くまで逃げようとこっちの方まで」
( ´_ゝ`)「ああ、それであんな恰好だったのか……それで狼の群れに出くわしたわけだ」
|゚ノ ^∀^)「そうです」
<(' _'<人ノ「これは、まずいかもしれませんね」
( ´_ゝ`)「だな。畜舎からの距離は?」
|゚ノ ^∀^)「朝からずっと歩いてましたけど、真っすぐじゃないのでよくわかりません」
(´<_` )「ふむ……難しいな」
爪゚ー゚)「方向はわかるかい?」
|゚ノ ^∀^)9m「たぶん、あっちの方です」
(´・_ゝ・`)「西の方向かな? 内陸方面だね」
( ´_ゝ`)「とりあえず海沿いじゃなさそうなのは朗報。集落の規模は?」
|゚ノ ^∀^)「シュウラク? キボ?」
(´<_` )「あなたのいた地区にはどれくらいの人がいたんですか?」
|゚ノ ^∀^)「100よりはたくさんです。B地区はB-9まであります」
44
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:57:52 ID:6o6EHAUo0
<(' _'<人ノ「となると……1000以上は確実ですか」
( ´_ゝ`)「それ全部敵って考えるとゾっとしないな……」
爪゚ー゚)「まあ、真正面から争いになった時点で詰みだね」
(´・_ゝ・`)「まずくないかい? 追っ手にでも来られたら」
(´<_` )「誰かがあなたを追ってくるということは考えられますか?」
|゚ノ ^∀^)「ええと……たぶんないと思います」
( ´_ゝ`)「それは、どうして?」
|゚ノ ^∀^)「逃げ出す家畜なんて、聞いたことがないですから」
(´・_ゝ・`)「そ、それはまた……」
( ´_ゝ`)「……完璧に洗脳キマッてる、ってとこか? だが、それなら何で君は逃げ出したんだ?」
|゚ノ ^∀^)「思い出したんです」
<(' _'<人ノ「思い出した?」
|゚ノ ^∀^)「はい。私が死んだ時のことを。そして、死にたくないという気持ちを」
45
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:58:25 ID:6o6EHAUo0
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46
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:59:00 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「それは……どういう意味だ?」
|゚ノ ^∀^)「私は、生まれる前に一度死んだんです。たぶん」
爪゚ー゚)「……前世の記憶、ってやつかな?」
|゚ノ ^∀^)「ゼンセというのはよくわかりませんけど、思い出したんです」
(´<_` )「その、死ぬ前のことは?」
|゚ノ ^∀^)「わからないです。死んだときのことだけです」
<(' _'<人ノ「……なるほど。その時の死にたくないという想いが、洗脳教育を跳ね除けるほどのものだったと」
|゚ノ ^∀^)「痛くて、苦しくて、殺してやりたくて。……死にたくなくて」
(´・_ゝ・`)「殺してやりたい……? ということは君は、誰かに殺された?」
|゚ノ ^∀^)「たぶん。よくわかりませんけど」
(´<_` )「ふむ……。前世の記憶という話はそれなりに聞くが、どうにもな」
<(' _'<人ノ「聞いた話では、本当の話もごく稀にあるそうです。私も実際に対峙するのは初めてですが」
( ´_ゝ`)「その道の美和ちゃんが聞いたってことは本当なんだろうな。
そして逆に、その道の美和ちゃんが対峙したことがないくらいにレアでもある、と」
47
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 22:59:33 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ ^∀^)「それから、あったかい気持ちと一緒に浮かんできた顔もあります。
やさしそうなおじいちゃんとおねえちゃん」
( ´_ゝ`)「むぅ……殺された相手とかじゃなくて家族か? なんか繋がってないな」
爪゚ー゚)「まあ、そんなもんじゃないかい? そもそもが不条理な出来事だしね」
<(' _'<人ノ「ですね。……それで、あなたは死にたくないと思って逃げ出した」
|゚ノ ^∀^)「はい」
( ´_ゝ`)「ってことは……近々死ぬような予定があった?」
|゚ノ ^∀^)「そうです、もうじき死ぬことになってました」
(´<_` )「あー……この先聞きたくねーな」
<(' _'<人ノ「はい……。その、何故あなたは死ぬことになっていたんですか?」
|゚ノ ^∀^)「私は食用奴隷なので。近々解体されてお肉になる予定でした」
( ´_ゝ`)「Oh...」
(;´・_ゝ・`)「うぇ……」
(´<_` )「その……思い出す前は、どういう気持ちだったんです?」
48
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:00:06 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ ^∀^)「私たちは神様のお役に立つために生まれてきたので、とても幸せなことだと」
(;´・_ゝ・`)「……」
( ´_ゝ`)「洗脳ガンギマリすぎだろ……実は逃げ出してきたの後悔してたり?」
|゚ノ ^∀^)「いいえ、死にたくないです。今までの全てがどうでもよくなるくらい」
(´<_` )(よっぽどな死に方したのかな……)
爪゚ー゚)「僕ら、神様に攫われたある日本人を助けに来たんだけど。協力してくれる気はあるかい?」
( ´_ゝ`)(まあ、現時点でここにいるとは限らないんだけど)
|゚ノ ^∀^)「そうすれば生きられるなら」
(´<_` )「そもそも、あなた逃げ出してどうするつもりだったんです?」
|゚ノ ^∀^)「え?」
( ´_ゝ`)「追われないのが本当だとしても水とか食料とか。どうするつもりだったんだ?」
|゚ノ;^∀^)「……」
爪゚ー゚)「どう考えてもサバイバル知識なんかなさそうだしね」
( ´_ゝ`)「ここで俺らに出会ったのはマジで運がよかったな。こっちも助けるから、そっちも力を貸してくれ」
49
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:00:39 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ ^∀^)「私にできることなら何でもします。それで生きられるなら」
( ´_ゝ`)「ん、今何でもするって言った?」
(´<_` )「脊髄反射で会話してんじゃねーよアホ」
|゚ノ ^∀^)「何でもします!」
爪゚ー゚)「であれば、この島のことをもっと色々教えて貰いたいね」
<(' _'<人ノ「そうですね。我々がこの先生きのこるためにはそれが重要です」
|゚ノ ^∀^)「私が知ってることなら何でも聞いてください」
( ´_ゝ`)「そりゃ助かるな。だが何から聞いたもんか」
(´<_` )(知識量かなり少なそうだし、常識が違いすぎるから聴き方も結構難しそうだ)
爪゚ー゚)「それじゃあ取り調べを始めようか、佐須田くん」
( ´_ゝ`)「取り調べじゃねーし佐須田くんでもねーよ」
<(' _'<人ノ「では、真理男くん達が先に夜番ですか?」
(´<_` )「そうなるな」
50
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:01:13 ID:6o6EHAUo0
(´・_ゝ・`)「僕はどうすればいいかな?」
( ´_ゝ`)「魔術講義する暇もなさそうだし、先休んでてよ」
爪゚ー゚)「そうだね、その方が人数バランスもいいし」
(´・_ゝ・`)「わかったよ」
(´<_` )「それじゃ、俺らは寝るぞ」
<(' _'<人ノ「真理男くん、よろしくお願いします」
( ´_ゝ`)「おう」
爪゚ー゚)「……さて。コーヒーのおかわりはいるかい?」
|゚ノ ^∀^)「オカワリ?」
( ´_ゝ`)「その概念もないか。もう一杯飲むかってこと」
|゚ノ ^∀^)「飲みたいです」
( ´_ゝ`)「おし、ちょっと待ってな」
―――。
51
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:01:47 ID:6o6EHAUo0
パチ ` ,ヾ、
` ヽ、 ,ノ )´( 、 ノY
) Y 人 .Yィ
(:.、)ノ' ノ ,(.ノY ' パチ
パチ _,ノ .. . .ソ
`ヘ( 从;: .:. ノ
i /_) ,; . Y
⌒ヽ .;:.. ...::;, ヽ
丶 _人ノ, ... . ; (
从ヽ ..;,ノ
r===<彡イ二 ヘ;#;;从ノ="(ン(",,
(\,ノ´フ,{='に}/{てニ}r=ィへ,)≡==-
>`てk-'ト、iノ//ヽ)ー'レr小)人ミ三≧
(ノメ'トf //けi」(ノ'(ツハ)ト)三≧
^^''"'"ケ) (ハ)"(ハ)ヽ)"^^
52
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:02:20 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「で、だ。何から聞こうか」
爪゚ー゚)「僕としてはあれかな。レモナ、君って魔術は使えるのかな?」
|゚ノ ^∀^)「いいえ、家畜なので」
( ´_ゝ`)「ほう、そういうものなのか」
|゚ノ ^∀^)「はい、魔術は信徒様が使うものなので。信徒様から家畜になった人は使えたりしますけど」
爪゚ー゚)「信徒様ねぇ。そもそも、そういった身分はどういったものがあるのかな?」
|゚ノ ^∀^)「一番偉いのは神様です。人間の中では教皇様、祭司長様、祭司様、信徒様です。その下に奴隷と家畜がいます」
( ´_ゝ`)「なるほど。神様というのは鮫の頭をした奴らであってるか?」
|゚ノ ^∀^)「はい。それから、神様が使う使徒様は信徒様と同等の扱いです」
爪゚ー゚)「それは、魚から手足が生えた?」
|゚ノ ^∀^)「そうです」
( ´_ゝ`)「神様や使徒様の中で上下関係とかはあったりするのか?」
|゚ノ ^∀^)「それは知りません。教えられていないので」
爪゚ー゚)「ふむ、なるほどね」
53
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:03:04 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「それぞれどれくらいの人数がいるかわかったりは?」
|゚ノ ^∀^)「たぶん家畜と奴隷が一番多いと思います。教皇様は一人しかいません。祭司長様は何人かいるらしいです。
ただ、どっちも普段は外にいるって聞いてます」
爪゚ー゚)「神様はどれくらい?」
|゚ノ ^∀^)「わからないです」
( ´_ゝ`)「B地区以外ではどういった地区があるんだ?」
|゚ノ ^∀^)「ええと……神様が住んでいるA地区、物を作っているC地区、お米とかを作っているD地区、魚を獲っているE地区です」
爪゚ー゚)「それぞれの位置関係はわかるかい?」
|゚ノ ^∀^)9m「あっちの方にA地区、あっちの方にC地区、あっちの方にD地区があるらしいです」
( ´_ゝ`)「A地区が北、C地区が西、D地区が南か」
爪゚ー゚)「……彼女の方向感覚があっているなら、だけどね」
( ´_ゝ`)「ちなみにレモナ。君は他の地区に行ったことは?」
|゚ノ ^∀^)「B-1地区から出たことはないです」
爪゚ー゚)「むぅ」
54
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:03:38 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「米と言ってたが。米が主食なのか?」
|゚ノ ^∀^)「シュショクというのはわかりませんが、お米はよく食べます」
爪゚ー゚)「他によく食べるものは?」
|゚ノ ^∀^)「お魚や貝や海藻です。お野菜はたまに、あとは程度の悪い家畜の肉は私たちが食べることもあります」
(;´_ゝ`)「Oh...」
爪;゚ー゚)「それは……思う所はないのかい?」
|゚ノ ^∀^)「家畜なんかに食べられるのは可哀想だなあ、とは」
(;´_ゝ`)「な、なるほど……」
|゚ノ ^∀^)「死にたくない今では、絶対に嫌ですけど。前はできれば神様に食べて貰いたいなあとか、そんな感じでした」
爪;゚ー゚)「いやあ思った以上にヤバいなあ……ハハハ」
(;´_ゝ`)「いや全く。流石の俺らでもドン引きするレベル」
|゚ノ ^∀^)「?」
爪゚ー゚)「とはいえ君はいざとなれば人肉くらい普通に食べそうだけどね?」
( ´_ゝ`)「……まあ否定はせん。大事の前の小事であれば、だが」
55
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:04:13 ID:6o6EHAUo0
爪゚ー゚)「僕は正直割り切るの厳しいかもなあ……食べられる方なら多少興味あるけど」
( ´_ゝ`)「えぇ……?」
爪゚ー゚)「想像するとちょっと興奮しないかい?」
( ´_ゝ`)「しない」
爪゚ー゚)「えぇ……?」
|゚ノ ^∀^)「あ、わかります」
( ´_ゝ`)「えぇ……?」
爪゚ー゚)「恐らく、それも家畜の教育システムに組み込まれてるんだろうね」
( ´_ゝ`)「教育もされてないのにそうなってる奴がここに」
爪゚ー゚)「そりゃ、天然がいなきゃ人工もいないだろうさ」
( ´_ゝ`)「一番アレなとこを普通に体現しないで欲しいんだけど??」
爪゚ー゚)「いや、食べられたいってだけなら実に平和的な話じゃないか」
( ´_ゝ`)「平和って何だっけ??」
爪゚ー゚)「平和? "双方が納得している"ってことじゃないのかい?」
( ´_ゝ`)「……普通に同意できちまうのが腹立つ」
56
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:04:46 ID:6o6EHAUo0
爪゚ー゚)「……しかし、大きいな」
( ´_ゝ`)「ん? レモナの魔力の話、か?(いくら地流さんでもここで乳の話じゃない、よな?)」
爪゚ー゚)「そう。明らかに僕より多い。君よりはちょっと少ないかな?」
( ´_ゝ`)「そりゃまた。訓練も何もなしで、ってなると」
爪゚ー゚)「魔力操作の素質さえあれば、普通に天才レベルかもしれない」
|゚ノ ^∀^)「え?」
( ´_ゝ`)「もしかしたら、だが。だからこそ前世の記憶が蘇ったのかもな」
爪゚ー゚)「なんとなくだけど、因果が逆な気はするかな。じゃなきゃ、生まれつき魔力が多い人は大体前世の記憶を持ってることになる」
( ´_ゝ`)「あー、確かに一理ある。ってことは逆か、前世の記憶が蘇ったことによって魔力量が増えた」
爪゚ー゚)「そっちの方がしっくり来るね。それによって前世の魔力量を引き継いだ、とか」
( ´_ゝ`)「……その理屈で言うと前世は魔術師っぽいかな」
爪゚ー゚)「僕はそう思ってる。だから、何なら教えれば今すぐ魔術使えそうだなって」
( ´_ゝ`)「ふむ、試してみるか?」
|゚ノ ^∀^)「???」
57
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:05:20 ID:6o6EHAUo0
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ヽ .ヽ ヽ、 , '´ , ' , '
`ヽ、 `ヽ、 `''' ー- 、、,,,,,,,,,,,, _ ,,,,,,,、、 '´ ,、 '´ , '´
58
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:05:53 ID:6o6EHAUo0
|゚ノ;^∀^)「あっ!?」
( ´_ゝ`)「マジでできちゃった」
爪゚ー゚)「ふっ、僕の勘も捨てたもんじゃないね」
( ´_ゝ`)「おめでとう、これで君は今日から魔術師だ、レモナ」
|゚ノ;^∀^)「……」
爪゚ー゚)「おや? あまり嬉しそうじゃないね?」
|゚ノ;^∀^)「び、びっくりして……」
( ´_ゝ`)「よかったな、これで俺らが健闘虚しく全滅しても水には困らないぞ」
爪゚ー゚)「いや、水だけじゃどうにもならんでしょ。それに全滅とか縁起でもない」
( ´_ゝ`)「まあそうなんだが」
|゚ノ;^∀^)「まさか私が魔術を使えるなんて……」
爪゚ー゚)「ふふん、僕の慧眼を称えるがいい」
( ´_ゝ`)「すごいなー、あこがれちゃうなー」
爪゚ー゚)「それほどでもない」
|゚ノ ^∀^)「???」
59
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:06:27 ID:6o6EHAUo0
( ´_ゝ`)「そうとわかれば護身用の魔術仕込んどきたいな」
爪゚ー゚)「僕は戦闘用の魔術は無理だよ?」
( ´_ゝ`)「俺も強化しか使えん。……明日弟者と美和ちゃんに頼むか」
爪゚ー゚)「だね。レモナが戦力として数えられれば多少なり生存率上がるし」
|゚ノ ^∀^)「あの……?」
( ´_ゝ`)「そういえば。一応聞いておくけど、戦い方とかは知ってる?」
|゚ノ ^∀^)「えっ?」
爪゚ー゚)「格闘技、武術、狩猟、何でもいいけど。何か身を守るための暴力は身に着けているかな?」
|゚ノ ^∀^)「いいえ、そういうのは特に……」
( ´_ゝ`)「ま、だろうな。であれば強化は教えても意味がない」
爪゚ー゚)「やっぱ美和達に任せるしかないか。……あ、念話と探知は伝授しておきたいな」
( ´_ゝ`)「それはでかいな。あるとないとじゃ大違い」
|゚ノ ^∀^)「ネンワ? タンチ?」
爪゚ー゚)「ま、使ってみりゃわかるよ」
―――。
60
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:07:01 ID:6o6EHAUo0
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61
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:07:35 ID:6o6EHAUo0
(´<_` )「はよっす」
<(' _'<人ノ「おはようございます」
(´-_ゝ・`)「ふぅ……なかなかきついね」
( ´_ゝ`)「確かにきつい。レモナの探知が形になったらローテを改めたい」
(´<_` )「……? その口ぶり、レモナさんは」
爪゚ー゚)「いやあ、これが出鱈目に優秀でね。明日、君らに戦闘用の魔術を仕込んで貰えたら完璧かな?」
( ´_ゝ`)「正直、"習得している"というよりは"思い出している"って感じ」
<(' _'<人ノ「なるほど……前世の記憶持ちですし、そういうこともあるのかもしれません」
(´・_ゝ・`)「え、もしかしてレモナさんも手から水が」
( ´_ゝ`)「もう出ちゃう」
(´・_ゝ・`)「えぇ……」
爪゚ー゚)「まあまあ、盛岡さんも素質はあると思うから。チートバグミズチと比べず頑張って貰いたい」
(´<_` )「ミズチは余計ですが」
爪゚ー゚)「そうかい?」
(´<_` )「そうです」
62
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:08:08 ID:6o6EHAUo0
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63
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:08:41 ID:6o6EHAUo0
<(' _';<人ノ「っ……!?」
Case12「海色の声」
Day5B「目覚めたる家畜」
To be continued...
64
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/08(月) 23:09:15 ID:6o6EHAUo0
今回はここまで
65
:
名無しさん
:2024/01/09(火) 06:13:38 ID:Pew1p5C60
乙!
ウスとズン類を思い出すなぁ
66
:
名無しさん
:2024/01/10(水) 19:48:30 ID:w83eBc9s0
乙乙
戦力確保たすかる
67
:
名無しさん
:2024/01/11(木) 06:50:56 ID:wQGZVioc0
乙
目覚めよその魂…ってこと!?
68
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/12(金) 01:38:44 ID:MptzWBWU0
>>65
爪'ー`)y‐「そうでなければ困る」
>>66
マス ゚ o ゚)ミ「若葉マークのゴミカスを戦力とは言わんで」
>>67
(‘_L’)「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」
69
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/12(金) 01:39:18 ID:MptzWBWU0
リ゚▽゚ リ<l「進捗40%」
70
:
名無しさん
:2024/01/14(日) 05:44:19 ID:RTE1.bsM0
ミノ皿展開
71
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/01/26(金) 02:05:35 ID:EDRrB.gM0
リ゚▽゚ リ<l「進捗80%(戸愚呂)」
72
:
名無しさん
:2024/01/27(土) 13:50:08 ID:BOsZdxQg0
全裸待機
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・)ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
73
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:11:19 ID:nf6dnQx20
>>72
リ゚▽゚ リ<l「待 た せ た な」
74
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:16:47 ID:nf6dnQx20
前回のあらすじ
・わ、私は007……B-1地区の007番です
・ここで俺らに出会ったのはマジで運がよかったな。こっちも助けるから、そっちも力を貸してくれ
・っ……!?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 流石だよな、俺ら |
\_ _____ __/
V V
d( ´_ゝ`)人(´<_` )b
\ /. \ /
l l l l
//l | | l\\
 ̄  ̄.  ̄  ̄
【標準AA環境】
※右のAAのズレない環境が標準です。 | |\|/ | | |
| ∧ ∧ |/⌒ヽ、| ∧_∧ | ∧∧ |
|(,,゚Д゚)||,,゚ Θ゚)|(; ´Д`)|(=゚ω゚)|
75
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:17:20 ID:nf6dnQx20
Case12-Day6
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,',',',',',',',',',',',',',','.'.'.' : : : : : : : : : : : 、vゞ:'ヾ`.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:".:.イ vィ;';'; : : : : '.'.',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',',','
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76
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:17:54 ID:nf6dnQx20
<(' _';<人ノ「い、今のは……!?」
(;´_ゝ`)「視線、か……?」
(´<_` )「何だ、どうした?」
(;´_ゝ`)「地流さん、アクティブ探知頼む」
爪゚ー゚)「ふむ。……これといった反応はないね」
<(' _';<人ノ「ということは、超長距離……?」
(;´_ゝ`)「いや、木々の多いこの視界でそれは……」
爪゚ー゚)「透視系の魔術、とか?」
(´<_` )「……見られてたってのは間違いないのか?」
<(' _';<人ノ「恐らく……」
(;´_ゝ`)「右に同じ」
(´・_ゝ・`)「……空、とか?」
(;´_ゝ`)バッ!
77
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:18:27 ID:nf6dnQx20
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78
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:19:00 ID:nf6dnQx20
(;´_ゝ`)「……何もないな」
<(' _';<人ノ「ないですね」
爪゚ー゚)「うーん……上空も探ってみたけど、やっぱり何もなさそうだ」
(´<_` )「二人の気のせいってことはないのか?」
( ´_ゝ`)「ぶっちゃけありえる」
<(' _'<人ノ「この状況ですからね……。動物か何かの視線を勘違いした可能性も」
( ´_ゝ`)「殺気とか悪意は感じなかったしな……案外そういうオチかもしれん」
(´・_ゝ・`)「で、どうするんだい? 移動する?」
( ´_ゝ`)「いや……やめておこう。今々こんな所で発見されるようじゃ、逃げてもすぐ捕捉されるのが目に見えてるし」
<(' _'<人ノ「そう、ですね……。ここは体力を温存しましょう」
爪゚ー゚)「……じゃあ、僕らは予定通り寝るかな」
<(' _'<人ノ「そうしてください」
( ´_ゝ`)「何かあったらすぐ起こしてくれ」
(´<_` )「任せろ」
―――。
79
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:19:33 ID:nf6dnQx20
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80
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:20:07 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「結局何もなかった、か」
(´<_` )「明け方とかちょっと不安だったが」
<(' _'<人ノ「やはり、勘違いだったんでしょう。泳がされているというのも考えにくいですし」
(´・_ゝ・`)「どうだろう。彼らの思考を僕らの常識で測り切れるのかな?」
( ´_ゝ`)「一理ある。……うーん、とはいえ打つ手がないしな」
<(' _'<人ノ「もしそうだったとして、放っておくしかありませんね……」
(´<_` )「こっちの探知の範囲外から遠視かけてくるような相手なら、どのみち逃げ切れんか」
( ´_ゝ`)「そうなる。よってその可能性は度外視する」
爪゚ー゚)「相変わらず良い割り切りっぷりだ」
( ´_ゝ`)「考えてもどうしようもないことに脳のリソースを割きたくねぇ」
(´・_ゝ・`)「道理ではあるけど、そこまで割り切れないなあ」
(´<_` )「……それで。じゃあ、予定通り食料調達か?」
( ´_ゝ`)「ああ。それと、可能なら集落方面に偵察にも行きたい」
(´<_` )「……大丈夫なのかそれ?」
81
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:20:40 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「レモナの話によれば、B地区は恐らくいけるはずだ。
信徒が急に訪れるなんてこともそれなりにあるようだからな」
爪゚ー゚)「逆に、鉢合わせしそうで怖いねそれ」
( ´_ゝ`)「無論そのリスクはあるがな。今のままじゃ敵の動きを察知できんし、今後のことを考えるともっと情報が欲しい」
<(' _'<人ノ「まあ、案外大丈夫なのでは? 問答無用で襲い掛かってあちらが偽物ということにしてしまえば」
(´<_` )「何言ってんだ美和ちゃん、戻ってこなきゃ普通にバレるだろ……」
爪゚ー゚)「ふむ、とっちめた上で夢の臨界かけちゃうのはアリかな?
情報も取れるし、誤魔化しもうまいことできそう」
( ´_ゝ`)「アリだな。その手があれば遭遇リスクもそこまで怖くはない」
(´<_` )「うまいことコントロールできるかは懸念だが」
爪゚ー゚)「相手の内面にかなり左右されるからね。まあ誤魔化す程度ならいけるでしょ」
<(' _'<人ノ「わたつみの兵がいた場合が厄介ですね。あれにも効くんでしょうか?」
( ´_ゝ`)「……それは正直怪しいと言わざるを得ない」
(´<_` )「ポイントはそこか。早期発見できないと厳しいな」
爪゚ー゚)「まあ、魔力隠蔽なんてしそうにないからパッシブですぐわかるさ。問題ない」
82
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:21:15 ID:nf6dnQx20
(´<_` )「……そういえば清浦さんが言ってたな。あいつら隠密には向かないって」
( ´_ゝ`)「見たまんまで助かる」
爪゚ー゚)「そこの裏も取れてるなら、リスクは対処可能なレベルまで落とし込めるね」
<(' _'<人ノ「では、まずは食料調達。その後、B地区に偵察ですか」
( ´_ゝ`)「うむ。そうと決まればパパッと食料調達しちまおう」
(´<_` )「そうは言うがそうパパっといくものか?」
( ´_ゝ`)「カロリーベースでのメインは魚介になりそうだから盛岡さん次第」
(´・_ゝ・`)「いや、漁は割と運次第なんだけど」
爪゚ー゚)「だ、そうだけど?」
( ´_ゝ`)「まあ、駄目なら鹿でも探すか。昨日も川で見かけたし」
<(' _'<人ノ「そちらも見つかるかはわかりませんけどね」
(´<_` )「結構自然は豊かな感じだし、意外と何とかなるかもな」
( ´_ゝ`)「ちらっと川行っただけで鹿と狸とトキがいたくらいだからな」
(´・_ゝ・`)「確かに、そう考えると川や海も生き物が多いのかも」
83
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:21:48 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「レモナ。実際のとこ魚介の取れ高とかはどんな感じなんだ?」
|゚ノ ^∀^)「トレダカ?」
爪゚ー゚)「魚が獲れなくて困る、なんて話は聞いたことあるかな?」
|゚ノ ^∀^)「ええと……ないです」
(´<_` )「そもそも食べ物が少ない……ってことはなさそうだ、な」
<(' _'<人ノ「累次くん」
(´<_`;)「えっ?」
爪゚ー゚)「ふっ、どこを見て言ってるんだい?」
(´<_`;)「や、そんなつもりは……」
<(' _'<人ノ「……やっぱり、大きい方がいいですか?」
(´・_ゝ・`)(心配しなくても貧乳派でしょ、彼)
( ´_ゝ`)「馬鹿を言うな、弟者は妹者に欲情するロリコンだぞ?」
<(' _'<人ノ「いくらピーちゃんでも累次くんは渡しませんよ?」
(´<_` )「兄者、ちょっと黙れ。美和ちゃんはちょっと落ち着こうな?」
84
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:22:41 ID:nf6dnQx20
(´<_` )「俺が信じられないってんなら殺せ。美和ちゃんに殺されるなら本望だ」
<(' _'<人ノ「えっ?」
( ´_ゝ`)「自分からもっとややこしくすんなアホ」
爪゚ー゚)「だよね。どれだけ美和の乳が好きか熱弁でもすればいいのに」
(´<_` )「黙っててもらえます?」
(´・_ゝ・`)「……いやあ良い天気だなぁ〜」
|゚ノ ^∀^)「???」
( ´_ゝ`)「おっ、そうだな。実に良い天気だ」
爪゚ー゚)「そうだね。絶好の狩猟採集日和だなぁ〜」
( ´_ゝ`)「というわけで先に行ってるゾイ」
爪゚ー゚)「美和、レモナのこと頼むね?」
<(' _'<人ノ「えっ?」
( ´_ゝ`)/「さあ出発進行だ、地流さん、盛岡さん」
(´・_ゝ・`)「え、あ、うん……」
85
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:23:15 ID:nf6dnQx20
(´<_` )「……美和ちゃん」
<(' _'<人ノ「は、はい」
(´<_` )「俺は、兄者流に言うなら君に片腕を捧げているつもりだ」
<(' _'<人ノ「ん……」
(´<_` )「加えて、敢えて俗なことを言うなら……」
<(' _'<人ノ「……言うなら?」
(´<_` )「君の全てが好きだ。凛々しい顔も、素晴らしい張りの小さな胸も、引き締まった腹筋も。
貴き志も、その強さも、うまいもんにがっつくとこも、意外に嫉妬深いとこも、全てだ」
<(' _'*<人ノ「……」
(´<_` )「正直今でもわからない。俺なんかが君のパートナーで良いのかって」
<(' _'<人ノ「いいえ。累次くんが良いんです」
(´<_` )「兄者がいなきゃ何もできない陰キャだぞ?」
<(' _'<人ノ「真理男くんがいなければ私を助けてくれなかったんですか?」
(´<_` )「いや……それは、ない」
<(' _'<人ノ「だから大好きですよ、累次くん」
86
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:23:49 ID:nf6dnQx20
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:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:24:22 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)ノシ「おーい、戻ったぞ」
爪゚ー゚)ノシ「大漁大漁!」
(´・_ゝ・`)「いやーほんとよく獲れたね」
(´<_` )「うわ、すげーなそれ」
<(' _'<人ノ「流石は元漁師さんですね」
( ´_ゝ`)「よい、しょっと」
ドンッ!
|゚ノ ^∀^)「わっ!?」
(´・_ゝ・`)「いやいや、僕はただ居そうなポイントを教えただけだけどね」
爪゚ー゚)「まさか素潜りで鮫やクロアナゴと格闘した末に仕留めてくるとはね」
( ´_ゝ`)「伊達に伝説の猟師の息子やってねーからな」
(´<_` )「いや猟師であって漁師ではないんだが」
( ´_ゝ`)「そうか?」
(´<_` )「そうだ」
88
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:24:56 ID:nf6dnQx20
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:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:25:29 ID:nf6dnQx20
爪゚ー゚)「いやー、新鮮な鮫は刺身もうまいんだねぇ。初めて食べたよ」
( ´_ゝ`)「俺もだが。思った以上にうまいな刺身」
<(' _'<人ノ「マグロの中トロみたいですね。おいしいです」
(´<_` )「焼きもうまいな。意外なほど癖がない」
(´・_ゝ・`)「鮫は新鮮なら結構いけるよ、足が速いけどね」
( ´_ゝ`)「クロアナゴは山椒焼きにしてみた」
|゚ノ ^∀^)「おいしいです」
(´<_` )「山椒は強いな、多少臭いもんも旨味に変える」
爪゚ー゚)「この山は結構自生してるみたいだね」
( ´_ゝ`)「正直助かる。多少獣臭い肉でも何とかなるからな」
(´<_` )「コショウはそこそこあるとはいえ、香草系は優先的に確保しときたいな。食生活に雲泥の差が出る」
( ´_ゝ`)「ああ。塩は海水である程度何とかなるが、スパイスは割と生命線」
爪゚ー゚)「うまいもん食べないとやってらんないからね、正直」
<(' _'<人ノ「しっかり英気を養って、みんなで脱出しましょう」
90
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:26:08 ID:nf6dnQx20
(´・_ゝ・`)「あれ……? そういえば鮫って食べて大丈夫なのかな?」
( ´_ゝ`)「……言われてみれば。どうなんだレモナ?」
|゚ノ ^∀^)「えっ?」
爪゚ー゚)「レモナの反応が答えじゃないかい?」
(´<_` )「……まあ、禁忌であれば何かしら反応はありますか」
( ´_ゝ`)「あくまで見た目が似ているだけ、ってことだな」
<(' _'<人ノ「レモナさん。鮫を食べるのは問題ないんでしょうか?」
|゚ノ ^∀^)「問題……? ないです。あれが神様に似ていると言うのは」
<(' _'<人ノ「言うのは?」
|゚ノ ^∀^)「とても怒られます。罰、です」
(´<_` )「なるほど」
( ´_ゝ`)「自意識過剰かよ」
爪゚ー゚)「ま、そんなもんなんじゃないかい? 信者数たぶん世界一位の某4文字様も言ってるし?」
( ´_ゝ`)「それ以上いけない」
91
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:26:41 ID:nf6dnQx20
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◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:27:15 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「さて、それじゃB地区潜入やってくぞー」
(´<_` )「それはいいが、どういう設定で行くんだ?」
( ´_ゝ`)「普通に視察という名の悪趣味な遊びに来た信徒様として。レモナの話じゃ結構いるらしいからな」
<(' _'<人ノ「作戦目的は?」
( ´_ゝ`)「正直、家畜の人たちの持ってる情報は必要とは思えん。
信徒の誰かを捕らえて情報引き出したいとこだ」
爪゚ー゚)「メンバーはどうする? 君は確定として」
( ´_ゝ`)「俺と地流さんとレモナで」
(´<_` )「む。それは戦力的に大丈夫なのか?」
( ´_ゝ`)「念話とか探知が重要だから地流さんは確定。道案内としてレモナも確定。
竜宮会の変装は3セットだから他三人は留守番」
爪゚ー゚)「あー……変装の選択ミスったかもね」
(´<_` )「ですね……まあこんなことになるとは思ってなかったですし」
(´・_ゝ・`)「二人いてくれるなら僕としては心強いけど」
<(' _'<人ノ「盛岡さんがいらっしゃれば私達で食料調達もしておけそうですね」
93
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:27:48 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「そうだな。深夜に戻るつもりだから、その時にメシにありつけると助かる」
(´<_` )「わかった、そのつもりで動こう」
<(' _'<人ノ「盛岡さん、よろしくお願いしますね」
(´・_ゝ・`)「どうかな、釣りだと結構運だから……」
(´<_` )「……農耕普及前の人類はさぞ大変だったろうなと実感する」
爪゚ー゚)「だねぇ。穀物は偉大だ」
( ´_ゝ`)「化学肥料もだな。あれはリアルチート」
(´<_` )「化学肥料がなきゃ俺らのうち何人が生まれられたことか。あれこそ人類の叡智そのものだ」
<(' _'<人ノ「世界の人口が5倍に増えたわけですからね……逆に言うと、」
爪゚ー゚)「ある日突然化学肥料がなくなれば、ざっと50億人くらいは死ぬわけだ」
( ´_ゝ`)「まあオーガニックとか意識高いブルジョアの贅沢品でしかないわな。群馬県民はみんな知ってる」
(´<_` )「科学の信奉者としてオーガニック教とは相容れない。宗教戦争になる」
爪゚ー゚)「おや、意外な一面だね。信奉とか一番しそうにないのに」
(´<_` )「人類の力そのものですからね、そりゃ信奉もしますよ。科学のない人類なんてとうに滅びていたでしょう」
94
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:28:22 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「その割にはオカルトとか好きじゃん」
(´<_` )「未知を解き明かしていくことこそが科学だからな。未知を嫌うものではない」
爪゚ー゚)「ふむ、一理ある。実に探偵らしい理由をありがとう」
(´・_ゝ・`)「探偵らしいのかな……?」
( ´_ゝ`)「話が盛大に脱線したが、そろそろ準備に取り掛からんと」
<(' _'<人ノ「行き帰りを考えるとそうですね」
爪゚ー゚)「まずは変装か。レモナ、こっちに来たまえ」
|゚ノ ^∀^)「? はい」
( ´_ゝ`)「パパッとやって出発すんぞ」
爪゚ー゚)「記憶ベースで手伝うよ」
( ´_ゝ`)「正直たすかる」
―――。
95
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:28:55 ID:nf6dnQx20
【B-1地区】
.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::
.:ノ⌒¨¨⌒\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(⌒〜〜 つ.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::
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//// /.:. 从八/:|/:|/し(/ /.:.///:/.:/:/ノiノ://.:////.:.:/://.://ノ(.:/.:\{/:/.:./.:/⌒.:/.://.:./.://.:/.:/:///:/.://
// ̄二ニ=-/ :/.://.:./.://///::/.:/:/\/|/ ////|.:/.:/´ ̄`ニ=-//\.:\//!.::/:⌒ヽ:、:/.://|∨://.:/:/.://
//⌒ミ /〈.:.:/.:/\/.://.:/://::/ノ:/\.:.\|.://::.//.:|/.:// ̄/从///〉\/.:///⌒ /.:ハ\/:/.:/.:.|//.:/|/.:/|/
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/.::厶ィイ八ノ|:|//.://\|:///.:.////.://.:.:∨/二/.:/.:./ヽ/.:.:/_/ハ.:.\/ :|//'´/ ̄/.:/:ハ.:∨.:.:./.:.:/.:.:|/.:./:/
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96
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:29:28 ID:nf6dnQx20
( ´_ゝ`)「むぅ……ここがB-1地区か」
爪゚ー゚)「思ったより近かったね……」
( ´_ゝ`)「ああ。いなくなっても探されないってのも納得だ、山が近すぎる」
爪゚ー゚)「熊や狼に襲われるなんて普通にありそうだもんね」
レ ´∀`)「はい。たまにあります」
( ´_ゝ`)「何年もかけて育てといてそれは、と思うんだが」
爪゚ー゚)「まあ、それだけ大量生産大量消費ってことだろうね。
サイクルが回ってればそれほどの損害ではない」
( ´_ゝ`)「ミイラ取り量産するより良い、ってとこか」
爪゚ー゚)「我々のように十何年もかかるならともかく、ね」
( ´_ゝ`)(このワガママボディが9歳とか真面目に考えたら頭おかしくなる……)
レ ´∀`)「?」
爪゚ー゚)「……ま、逆に言うと。この地区には熊や狼を狩って回れるだけの戦力はない」
( ´_ゝ`)「そこはプラス要素だな。まあ、わたつみの兵が山歩きに向かないってのは弟者も言ってたし」
爪゚ー゚)「信徒が山狩りして、ってほど労力割くほどのことじゃないってことだろうね」
97
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:30:01 ID:nf6dnQx20
【畜舎】
_ _
|  ̄ ̄''ー‐ー- ! ``'=t-、.__ ヽ、__| | | | | ヽ. . . . .\ \
| | `‐ 二`ー- .__ ``¬- .」 ヽ. . . . ヽ ヽ
| | T¬- ._"'''‐ー-、_ ヽ. . . . .、 ヽ
| | ,|: : : : : : :`''ー‐--、二`‐ー-、.__ \. . . ヽ ヽ
| | ,|: : : : : : : : : : : : : : :`''ー‐--、二`ー- ._ ヽ. . . .ヽ ヽ
| | ,|: : : ______----一――l ``¬--、二‐‐-、.__ \. . . . 、 ヽ
| | f´"~ ̄: ::!: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : ``.┬-、二== 、____ ヽ. . . .\ ' 、
| | ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .| |..__ヽ. . . . .ヽ、 ` 、
| | ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .| ├ー-二|. . . . . . ' 、 \
| | ,|: : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .| | !. . . . . . . . ` 、 ┐
l ├ 、 _ !: : : : : : :!: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : | .| | !. . . . . . . . . . .ヽ !
| ! ヽ ``‐- ._ !: : : : : : :!: : : : : : : : : : : : :,|---__: : : : : : : :| .| | !―~~ ̄~~~ ̄ ̄
| ! ', 丿|‐ー--- ┤ ̄ ''ー‐ --- _!. ー --.| .| | .!
':'`'`',:'':'..,:'':'`'`',:'':'`',ゝ ヽ ,' | .| .| 川Q_Q川 | !.________| .|
'`',:'':'`'.,:'':'`'`',:'':'`',.,:'':'`'`',:'':'`',.,.' ! | .|. ( ),,..-‐-.| ! \ / | .|
.',:'':'`,:'':'`'`',:'':'`.,.,:'':'`'`',:'':'`','`',':'`:', | |-------------|-. ヽ /.――‐! | \ ./. | .|
.'':' ,:'':'`'`',:'':'`.,.,:'':'`'`','':'`.,"'`',',,"'`.', | |二二二二| |二二二二| 仆'''''''⌒ | | .X. | .|
98
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:30:35 ID:nf6dnQx20
(;´_ゝ`)"うわ……想像はしてたがすげー光景だ。マニア向けAVかよ"
爪゚ー゚)"……ちょっと興味あるなあ、家畜生活"
( ´_ゝ`)"あっ、そうですか……"
川Q_Q川「ン……?」
爪゚ー゚)9m「おい! そこの家畜、No.099!」
川;Q_Q川「は、はい!」
爪゚ー゚)「我らは所用にてC地区から参った信徒である。B-1地区の区長の下まで案内せよ」
川;Q_Q川「はい、信徒様!」
( ´_ゝ`)"まあ場所はわかってるんだが、俺らだけで向かうよりもカモフラージュになる"
爪゚ー゚)"だね。しかし区長か……まあ、いるよね。レモナの当初の説明にはなかったけど"
( ´_ゝ`)"管理する立場の人間がいないわけがないからな。まあ管理すらほぼ家畜任せのようだが"
爪゚ー゚)"各区の区長が唯一B地区に居住する信徒……一体どんなクソ野郎だろうね?"
( ´_ゝ`)"左遷職場っぽいからな、案外逆にマトモだったりするかもしれんぞ?"
爪゚ー゚)"いや、僕が言うのもなんだけどマトモだったら頭おかしくなるでしょこんな環境……"
99
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:31:08 ID:nf6dnQx20
【B-1区庁舎】
ヽ /
||
/ニ/ニi
| | |
| /ii\
____________/ /^\\
/ / //. \ \\
/ / //. \ \\
/___________/ //.|. |\ \\
| || l三l/ || | ,-、 ,-、 | .| \/
| || | || | |.|.| |.|.| | .|
| || | || | |T| |T| | .|
| || |_|| | |.|.| |.|.| | .|
| ||__________./ || |il二l il二l | .|
/| || / /|| |. |.!\
/ / //|| |.____|.!\\
/ / // || |. _ |.! \\
/ / // || | ./ヾ\|.! \\
i l二二二二二二二二二二 / // || |. /(゚ぴ)i | | .| | |\\
| ||. l三l/| | .|| | |ニニニ| | | .| | | `´
| || | | | .|| | | i::i i:| | | .| | |
| ||. ´lヽ ´lヽ | | |. ´lヽ {I} | | i::i i:| | | .|.´lヽ | |
| || |┼| |┼| | | | ┼| || | | i::i i:| | | .| ┼| | |
| || ||| ||| | | | || || | |.‐i::i‐.i:| | | .| │| | |
| ||  ̄  ̄ .| | |  ̄ .|| | | i::i i:| | | .|  ̄ | |
| || | | | .|| | | i::i i:| | | .| | |
| || | | | .|| | |ニニニ| | | .| | |
100
:
◆KDJGUfbY2o
:2024/02/04(日) 20:31:42 ID:nf6dnQx20
川;Q_Q川「ここです、信徒様!」
( ´_ゝ`)"石造り……というかコンクリ、か? これは"
爪゚ー゚)"見た感じコンクリっぽいね"
レ ´∀`)"コンクリ……?"
爪゚ー゚)「案内ご苦労。もう帰っていいぞ」
川;Q_Q川「で、では失礼します!」
( ´_ゝ`)"地流さん、中の様子は?"
爪゚ー゚)"ふむ……魔力高めなのが三人。それ以外は十人以上いるみたいだ"
( ´_ゝ`)"ふむ。三人中二人は護衛とかかな?"
爪゚ー゚)"レモナ、どうなんだい? 区長はいつも誰かを連れている?"
レ ´∀`)"はい。見かけた時は、奴隷が一緒です"
( ´_ゝ`)"ちなみに地流さん、魔力はどんなもん?"
爪゚ー゚)"三人とも僕よりは多いかな? 君よりは少ない"
( ´_ゝ`)"うーむ……何とか不意を打ちたいとこだな。やはり外出を待つしかないか"
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