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(´・_ゝ・`)白天、氷華を希うようです('、`*川
11
:
名無しさん
:2024/01/01(月) 00:21:25 ID:yFlHhZ5Y0
('、`*川「普通、この時期にこんな冷たいモノ買う?それも人に渡すのにさぁ……」
(´・_ゝ・`)「俺が好きなのはソレだ。恨むなら俺じゃなく、温かいバージョンのそのコーヒーを用意していなかったこの遊園地の管理者に言ってくれ」
('、`*川「なら、温かい別の飲み物買うって選択肢はないわけ?」
(´・_ゝ・`)「俺はコーヒーが飲みたかった」
('、`*川「15点。次はあげる人を主体で考えるように。それとブラック以外でお願いね」
「覚えていたらな」とぶっきらぼうに呟く彼を尻目に、コーヒーを飲む。
期待はしていなかったが、当然のように無糖だ。私には少し苦すぎる。
一口で飲むのを中断し、未だ不満そうな彼の横顔を盗み見る。
端正で、同い年とは思えないほどに大人びて見えるその造詣。
芸術品という例えすら烏滸がましく思えるそれを歪ませたのが自分だと思うと、形容し難い優越感のような、達成感のようなものが胸の中に広がった。
(´・_ゝ・`)「なんだ、じろじろと。お前が望むような飲み物は他にないぞ」
いつの間にか取り出していたコーヒーに口をつけつつ、彼が言う。
なんだ、やっぱり私にあげるように二本買っていたのか。
そんなことに気が付きつつも口にはしないまま、私は慌てて視線を逸らして再び缶コーヒーを飲んだ。
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