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MAD Landsのようです

1 ◆6K3IPcAnTw:2023/11/15(水) 00:38:54 ID:9OdOqdu20
原作・原案

ジョジョの奇妙な冒険 第9部
地元最高!

    【閲覧に対しての注意書き】

本スレッドは暴力表現、性描写がございます。

・世の中に不満を抱いている。
・能力バトル大好き
・ジョジョラー
上記に該当される方は是非ご一読ください。
絶対に損はさせません。

それでは本編をどうぞ。

268 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:44:28 ID:kH7DNzOo0
  _
(;メ ∀ )「お前、スタンド使いじゃあないのか!?何の力を使っている!?」

(´・_ゝ・`)「……それに答えることに意味があると思えないが、まあ、いいだろう。教えてやる」

(´・_ゝ・`)「『波紋』。特殊な呼吸方法によって、自身に太陽と同じエネルギーを生み出す技術だ」

(´・_ゝ・`)「吸血鬼を倒すための技術だったが、今じゃあ、どっちも絶滅寸前だ」

(´・_ゝ・`)「これで満足か?大人しく寝てろ」
  _
(;メ ∀ )「ああ、満足したぜ」

269 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:45:17 ID:kH7DNzOo0
  _
(;メ ∀ )(´ワ ゚ ∀ ゚血´)
  _
(;メ ∀ )ズズズズ………

ジョルジュは、スタンド能力を解除した。
戦いを諦めたのか?
否。ジョルジュは、考えた。

『新しい技術を使いこなすために、あえてスタンドを引っ込めたのだ』

270 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:48:36 ID:kH7DNzOo0
            、            ,r'
                   ,》' /    ノl         '
             ヽ  ,        |lレ     |/    ,r'ノ
           ,r'l         `      '     ´
           |/、        Cooooohhh!!     '
        i   '  ,               /    ,r'l /
        l|.  、   j 、     (゚∀゚ )          ヽ'  ' i
        |,;   .   ヽ .  ι ιヽ     i   , ´ ノl.,  :l
      . 、i :, |       ,   し─‐J   , '   .    ´.  ,',i
        ; 丶i:、 .  人 .  ,      ,r'/   /l'  |   ,:'. ,|
         i , ノ ;丶,r' ; ヽ            i´  ノi  / ´ ,i
        l:   .\  . |;、  ノ   ^ヽ、,.,ゝλ,v ,r', .;l, ,r' 〈 .,; ,l
     , . 、<、 ,.   、ヽノ \r,∧,、. ノl,/ .レゝ,/ ., ,:ゝ、 , .  ;,i
    `    '  ` ` ' `  `  `´ ´ "   ´  "   ´"   ´

271 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:49:47 ID:kH7DNzOo0
  _
( ゚∀゚)「これが正解だよな?なるほど。確かにこいつはァ体中に力が漲るみたいだ」

(´・_ゝ・`)=3
「………ああ、始めてお前が嫌いなったよ」

(´・_ゝ・`)「俺の波紋を見て、そのまま真似したのか?逆にお前は何を持ち合わせていないんだ?」
  _
( ゚∀゚)「これで五分と五分かな?」

(´・_ゝ・`)「は?冗談だろ?付け焼き刃の波紋で何ができる?」
  _
( ゚∀゚)つ
 つ………スッ……

272 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:50:38 ID:kH7DNzOo0
  _
(# ゚∀゚)つと(_・` #)ズガァァアアア!!
   つ。:::・゚と


波紋を練上げ、お互いの拳を打ちつける。

拳を回避し、逆に相手の急所に目掛けて必殺を打込む。攻撃を防ぐ度に波紋の火花が飛散る。

ジョルジュとデミタスの攻防は拮抗していた。

だが、しかし、

(#´・_ゝ・`)「ウォラァアア!!!」

273 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:51:21 ID:kH7DNzOo0
デミタスの拳がジョルジュの肝臓付近に当たる。激痛にジョルジュの動きが一瞬、止まる。

(#´・_ゝ・`)(これで終わりだ!!!)

(´#°_ゝ°`)「山吹色の波紋疾走(サンライトイエロー・オーバードライブ)ッ!!!」

極限に練った波紋の拳を機関銃の様な乱打で叩きつける。全弾、ジョルジュに命中し、再起不能になる【はずだった】
  _
(  ∀ )(逆に考えるんだ。『落ちちゃってもいいや』って、考えるんだ)

274 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:52:29 ID:kH7DNzOo0
ジョルジュは、わざと膝をついた。
デミタスのラッシュのほとんどが空を切った。

(#;´・_ゝ・`)(マズイ!勢いをつけ過ぎた)

3==(´ワ ゚ ∀ ゚血´) Σ(<_・` #;)!!?
  _
( ゚∀゚)「お前は強いよデミタス。たった1、2分で波紋が練れなくなっちまった。要練習だな」
  _
( ゚∀゚)「チェックメイトだ」

275 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:53:02 ID:kH7DNzOo0
無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄(´ワ ゚ ∀ ゚血´)無駄 )_ゝ `)。:::・゚::。
無駄無駄 つ 無駄無駄無駄。:::・゚::::・゚::・。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!

キングギドラのラッシュが今度こそデミタスを捉えた。ラッシュでぶっ飛ばされ、近くの建物の壁に叩きつけられる。

(;メ´ _ゝ`)「ハァ……ハァ……殺すなら殺せよ」
  _
( ゚∀゚)「死ぬのが望みか?気合いの入った命乞いなら聞いてやらんこともないぜ」

276 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:53:46 ID:kH7DNzOo0
  _
( ゚∀゚)prrrrrr
  _
( ゚∀゚)白「おう、どうした」
  _
( ゚∀゚)「…………分かった。ご苦労。また、後で連絡する」
  _
( ゚∀゚)「デミタス」

(;メ´ _ゝ`)「あ?」
  _
( ゚∀゚)「俺はお前を殺さない。【戦う理由が無くなった】」

277 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:54:29 ID:kH7DNzOo0
ジョルジュとデミタスの戦いが終了した後、物語の視点はドクオ達に戻る。

ドクオとワカッテマスは、プギャーを車から引っ張り出し、NIRVANAのアジトがある建物の近く迄、辿り着いた。

(;'A`)(  Д(;<●><●>)フゥフゥ

(;<●><●>)「完全に脱力した人間ってなんでこんなに重いんでしょ?」

(;'A`)「頑張れワカッテマス。阿部さんももうちょっとでこっちに来てくれるってよ」

( ^Д^)パチ

278 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:55:20 ID:kH7DNzOo0
(;'A`)「ん?目を覚まされ(# ^Д^)「放せオラ役立たず共が!!!」

ワカッテマスに背負われていたプギャーは目を覚まし、暴れ、2人から少し距離を取った。

(# ^Д^)「テメーら全然守れてねぇじゃあねえか!!何のための護衛だッ!!車もオシャカになって、俺も怪我してるッ!!仕事できねぇ奴らはこれだから嫌いなンだよッ!!」

('A`)「…………」

( ;<●><●>)(マジですか。ドクオ君が身体張らなきゃ襲撃者に殺されていたかもしれないのに………)

279 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:56:03 ID:kH7DNzOo0
(# ^Д^)「シャブ買ってこいオラァ!!中途半端にキメてたから、もうシャブ切れになっちまってんだよ!!」

('A`)「いや、ちょっとそれは……」

(#  ゚ Д ゚)「じゃあ指つめろコラァ!!両手の指を全部つめてケジメつけろやガキがッ!!」

トコトコ)))N| "゚'` {"゚`lリ「デカい声で喋んなよ」

(;<●><●>)「阿部さん!」

280 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:57:33 ID:kH7DNzOo0
(#  ゚ Д ゚)「阿部さん!!なンなんスかこいつらッ!!仕事もできねぇクソを押し付けてナニがしてぇンだ!?」

(#  ゚ Д ゚)「アンタの命令でコイツに指つめさせろよッ!!俺は納得しねっゾッコラァ!!」

N| "゚'` {"゚`lリ「プギャー」

(#  ゚ Д ゚)「ンダッコラァァアアア!!」

N| "゚'` {"゚`lリ

281 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:58:20 ID:kH7DNzOo0



N| "゚'` {"゚`lリ「お前、組織の金を盗んだだろ」



.

282 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 00:59:20 ID:kH7DNzOo0

(   Д )!!!?

(;'A`)「…………ぇ……?」

(; <●><●>)「………マジ……?」

(   Д )

(; ^∀^)「え?なンすか、それ?証拠あるンすか?」

N| "゚'` {"゚`lリ「……なるほど、よく分かったよ。お前、根本的に俺達をナメてんだな」

N| "゚'` {"゚`lリ「お前の態度が気になったから、お前が外出してる間、数人がかりで帳簿を確認したんだ」

283 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:00:25 ID:kH7DNzOo0
N| "゚'` {"゚`lリ「ちょっと調べただけで横領の証拠が山ほど出てきた。隠蔽工作が杜撰過ぎるぞ」

N| "゚'` {"゚`lリ「シャブで頭がボケちまったのか?だが、俺らにも責任はある」

N| "゚'` {"゚`lリ「金の管理をお前1人に任せ過ぎたのがダメだ。業務の属人化はこーゆー不正を招くから、やっぱり経理とか複数人でやらなきゃな」

N| "゚'` {"゚`lリ「で、誰に何のケジメをつけさせるって?」

284 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:01:14 ID:kH7DNzOo0
(;   Д )………ハァ……ハァ……

N| "゚'` {"゚`lリ「……お前……金……シャブ……に……」

『ねえ?』

N| "゚'` {"゚`lリ「……返す……アテ……シャブ……シャブブブブブブ………」

『なんで?』

(;   Д )(シャブ切れが……シャブキメてぇ)……ハァ……ハァ……

『どうして?』

N| #"゚'` {"゚`lリ「……聞い…て……テメ……
ケケケケケケ……ケ、ケジメつけろ………」

(;   Д )(誰だ、さっきから。俺以外に聞こえないのか?……

『ねえ?』( 、N|# "゚'` {"゚`lリ「〜〜〜!』

285 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:02:06 ID:kH7DNzOo0



( 、 *川『なんで私を殺したの?』



.

286 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:02:44 ID:kH7DNzOo0
( ゚ ゚Д゚ ゚;)==3ギィエエエエエエエエエエ!!!!!

プギャーは白目を剥き、奇声を叫びながら、突然走り出した。

N| ;"゚'` {"゚`lリ「あッ!!おい逃げるなッ!!」

プギャーは走った。

これから起こる組織の粛清から。
シャブの禁断症状から。
轢き殺した女の問いかけから。

ゲロと涙を撒き散らし、プギャーは逃げる。

彼は気が付かなかった。
自分が道路に飛び出したことも

287 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:04:05 ID:kH7DNzOo0



【後ろからトラックが迫っていることも】


.

288 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:05:01 ID:kH7DNzOo0
プアァアアアァアアア
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|゙`|`>.、
       |                            | |   >.、
       |                            | |      >.、
       |                            | |        >.、
       |                            | |              ゙i
       |                            | |               |
       |                            | |               |
  / 二二二二二二二二二二二二二二二、ヽ` ‐- 、 | |               |
  / /                      ヾi´ ̄`i i | |               |
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ト 、  l                   l   ,ィ'i l    |;| l |               |
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r―― ー───────────‐―――‐i   l'///i l l////l l ;;;;;i´i;
| 「 」  l二二l |     | l二二l  「 」   l__,i i// l l////l l ;;;;i' i;ニニi
` ̄ ̄ ――─────────────';;;;;i ・ i// ̄ ̄i ―' ̄;;;;l  l;
      i;;;;;;;、 ――――――‐ i;;;;;、;;;;;;、;;;;;/ i;;;;;;;i、 ソ//, ̄ ̄、;;;;;;;ヽ;;;;;;、 ノ'
      、;;;;;,,,シ           `''''''`''''''''   、;;;;;;;、_ツ     ヽ―´ヽ―''

289 ◆6K3IPcAnTw:2024/04/05(金) 01:06:46 ID:kH7DNzOo0
               _  [][]
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                          )     て
                         /^⌒`Y´^\
                                         __
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                                         |___/

>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

290名無しさん:2024/04/05(金) 02:13:01 ID:ltTRtZwg0


291 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:32:08 ID:.svr2uWs0
>>290様 ありがとうございます。

お待たせしました!最新話を投下します!!

292 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:33:06 ID:.svr2uWs0
<これ迄のあらすじ>

G県の県庁所在地である『G市』通称【MAD Lands】は『日本のヨハネスブルク』と呼ばれ、その治安は最低最悪だ。

だが、ここは『彼らの故郷』。【半グレ】と呼ばれる人間達の生まれた場所。

MADLandsの東側を支配する半グレ組織【NIRVANA】の構成員ドクオはボスの長岡ジョルジュの命令で六龍天の幹部プギャーの護衛に就いていた。

半グレチーム【VoodooChild】の襲撃を退けたがドクオ達だが、プギャーの横領が発覚。

阿部の詰問に耐えられなかったのと覚醒剤の禁断症状で錯乱し、プギャーは走り出した後、トラック轢かれたのだった。

293 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:33:54 ID:.svr2uWs0
ーーーG県内の高級焼肉店ーーーー

(*'〜`)〜〜〜♪
  _
( ゚∀゚)「ははっ、旨いか?ドクオ」

(*'A`)「こんな旨い肉初めて食べました!!最高っす」
  _
( ゚∀゚)「たらふく食えよ〜〜」

若いから肉がするする入るドクオ。ジョルジュはそれを見ながら酒を飲んでいた。
  _
( ゚∀゚)旦ゴキュゴキュ

294 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:35:02 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)旦ゴキュゴキュ
  _
( ゚∀゚)プハーッ「昨日、病院から連絡があってな」
  _
( ゚∀゚)「プギャーが息を引き取ったそうだ」

(;'A`)「……え…そんな………」
  _
( ゚∀゚)
  _
( ゚∀゚)「ショックか?」

(;'A`)「え?」

295 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:35:37 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)「俺は別になんとも思っていない。プギャーがしでかしたことの後始末に脳のリソースを割かなきゃいけないからだ」
  _
( ゚∀゚)「まずは遺族であるデミタスへの補償。これはまあ、解決しそうだ。あとはプギャー亡き後の事務業務だ。」
  _
( ゚∀゚)「結局、アイツに横領を許すことになったのは、事務業務を全部アイツ任せにしていたからだ。属人化ってやつだな」
  _
( ゚∀゚)「だから、新たに業務チームを作った。経理とか得意な奴を見繕ってな。阿部ちゃん主導でスキームみたいなもんを作っている」
  _
( ゚∀゚)「俺のことを冷たいと思うか?だが、先に信頼を裏切ったのはプギャーだ。アイツが事故でくたばったのも、ある意味、自業自得なんだよ」

296 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:39:49 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)
  _
( ゚∀゚)「………お前は裏切るなよ?」

('A`)「もちろんです!!」
  _
( ゚∀゚)「あとなぁ、6人居た幹部が4人に減っちまったからな。信頼できる奴を新たに幹部に迎えたいんだ」
  _
( ゚∀゚)「俺はお前とワカッテマスを六龍天に迎えたいと思っている」

('A`)!?

(;'A`)「マジっすか……!?」

297 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:40:57 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)「お前はこれ迄、期待以上の成果を出してきた。他の構成員と比べても頭ひとつ抜けているからな。妥当な線だと思うぞ」
  _
( ゚∀゚)「………受けてくれるか」

(;'A`)「…………」

('A`)「空条ドクオ!!慎んでお受け致します。組織のため、粉骨砕身の気持ちで働きます!」
  _
( ^∀^)「さすが俺が認めた男だ。気持ちいい返事だ」
  _
( ゚∀゚)「じゃあ、店出るか」

298 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:41:58 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)('A`)テクテクテクテク
  _
( ゚∀゚)「ドクオ。お前を幹部に迎えるにあたり、【儀式】を受けてもらう必要がある」

('A`)!「誰か殺すんですか?」
  _
( ゚∀゚)「そんな物騒なことじゃあない。ただ、【盃を交わす】だけだ」
  _
( ゚∀゚)('A`)テクテクテクテク
  _
( ゚∀゚)「俺がお前の年の頃、何者でもなかった。だが、今じゃあMADLandsの東と西は俺のモンだ。今、マジで風が吹いている」

299 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:42:41 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)「俺が何故ボスになれたか?分かるか?ドクオ」

('A`)「ジョルジュさんはカリスマだからっスか?」
  _
( ゚∀゚)「嬉しいこと言ってくれるが不正解だ」
  _
( ゚∀゚)「俺はやりたいことをやりたいようにやるために、やらなきゃいけないことをやってきたからだ。簡単な様に聞こえるか?」
  _
( ゚∀゚)「だが、世の中には、それができない奴の方が多いんだ。自分自身に言い訳してな。カスばっかなんだよ、アイツらはよ」
  _
( ゚∀゚)「着いたな」

300 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:43:38 ID:.svr2uWs0
ドクオとジョルジュはNIRVANAの本拠地であるタワーマンションに到着した。
  _
( ゚∀゚)白 スマッスマッ
  _
( ゚∀゚)「他の幹部やワカッテマスは【先に始めている】みたいだ」
  _
( ゚∀゚)「まあ、あいつはスロースタータだしな。お前の番の時は最高にできあがっているかもな」

('A`)?「何の話ですか?」
  _
( ゚∀゚)「見りゃ分かるよ」

2人は言葉を交わし、部屋の中に入った。

扉を開け、寝室に向かう。そこには、

301 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:50:46 ID:.svr2uWs0
彡(メ)(メ)ダラダラダラ

鼻血を垂れ流している全裸の男。

( ・∀・)y-〜° °〜-と(-_-)

おそらく大麻を吸っている全裸の2人組。

N| "゚'` {"゚`lリ「………」

ジョルジュの右腕、阿部。そして、

ドチュ!ドチュ!ドチュ((*<○><○>))ズルルル♡

302 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:51:29 ID:.svr2uWs0
一心不乱にS○Xをしているワカッテマスの姿があった。
  _
( ゚∀゚)「みんな一回はヤッたのか?」

N| "゚'` {"゚`lリ「ワカッテマスで最後だ」

(;'A`)「ジョルジュさん、これは………」

ドクオはその異様な光景に圧倒されていたが、ワカッテマスと交わっている女の顔を見て、顔から血の気が失せた。

303 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:52:03 ID:.svr2uWs0




((((从; ∀从))))ウッ……ウッ……



.

304 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:53:13 ID:.svr2uWs0
( <♡><♡>)「オッ♡ヤベェ♡ハインさんのマ○コ気持ちよすぎてすぐイッちゃいます!!」

( <♡><♡>)「熟女の穴の様に粘っこく絡みついてくるのに僕のチン○を18歳の膣壁の様に押し返してくるぅ♡バンジーガムみたいでエッチだねぇ♡♡」

( <♡><♡>)「イグ♡イグ♡イグ♡イグ♡♡イグゥ♡♡♡」

( <♡><♡>)ビュルルルルルルルル♡♡♡

( <°><°>)グルン……

………ドサッ………
  _
( ゚∀゚)「あれ?気絶した?」

305 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:54:44 ID:.svr2uWs0
N| "゚'` {"゚`lリ「もうゴム無いぞ」
  _
( ゚∀゚)「みんなで使い切ったん?しゃあねぇな」
  _
( ゚∀゚)「ドクオ、特別にナカへ出していいぞ」

(-_-)!!「なんで?(; A )「ジョルジュさん!!何なんスかこれッ!!?」
  _
( ゚∀゚)「言ったはずだぜ?盃を交わすって」
  _
( ゚∀゚)「女の身体を盃に。同じ女を抱くことでNIRVANAの絆を繋ぐ」
  _
( ゚∀゚)「六龍天の幹部が入れ替わる度に俺の女であるハインを抱く。誰にでも許されることじゃあない特別な儀式」

306 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:55:26 ID:.svr2uWs0
  _
( ゚∀゚)「お前も幹部になるなら、ハインを抱け。それに、」
  _
( ^∀^)「好きなんだろ?ハインのこと。ちょうど良かったじゃあねぇか。なぁ?童貞奪って貰えよ」

从; ∀从フラフラ

(;'A`)「……ハインさん……」

从; ∀从「だ、大丈夫だよ、ドクオ。私に任せて」

そう言ってハインはドクオの唇を自身の唇で塞いだ。

307 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:58:46 ID:.svr2uWs0
( A )

('A`)パチ

目が覚めると、朝日が部屋の中に差し込んでいた。ドクオは衣服を纏ってなく、生まれたままの姿で立ち上がった。

身体に残る倦怠感が昨日の出来事が夢ではないことを教えてくれた。

从 ∀从「……起きた?」

('A`)「………」

从 ∀从「……もしかして、もう一回シたい?」

(('A`))フルフル

308 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 00:59:59 ID:.svr2uWs0
从 ∀从「……じゃあ、今日はもう帰りな。仕事があるんでしょ」

('A`)「ジョルジュさんは、ハインさんのことを愛していないと思います。全然、大切に想ってないっスよ!」

(;'A`)「本当に大切なら、こんな真似させませんよ!!」

从 ∀从

从 ∀从「……そう、かもね……でも、もう分かんないよ」

(;'A`)「……別れようとは思わないんですか?」

309 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 01:00:53 ID:.svr2uWs0
从 ∀从「それは無理」

从 ∀从「ジョルジュはきっと私を手放すことはない。逃げても必ず追いかけてきて、私を必ず殺すと思う」

从 ∀从「あの人は裏切りを許さないから」

(;'A`)「……ハインさん……」

从 ∀从「……ドクオには知られたくなかった。ごめんね。こんな女で」

('A`)「………何がっすか?」

('A;)ポロッ

310 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 01:02:33 ID:.svr2uWs0
ドクオの瞳から堪えきれず涙が溢れ出た。同時に抑えきれない感情が堰を切ったように湧き出てくる。

(;A;)「俺はハインさんを愛しています!!俺だったら、俺だったら、絶対にッ!!」

(;A;)

(;A;)

(;A;)「俺がハインさんを救います」

从 ∀从

从 д从「……今日はもう帰って……」

311 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 01:03:39 ID:.svr2uWs0
そこから先は曖昧だった。

いつの間にかドクオは東地区をトボトボと歩いていた。

季節は6月。初夏の風がドクオの肌に纏わりつく。

( A )「ジョルジュさん……」

( A )(いや、長岡ジョルジュ。裏切りは許さないだって?アンタは、ハインさんの心を【裏切り続けたッ】!!)

(#'A`)(許さねぇ!!ジョルジュ!!!俺はアンタを必ず殺すッ!!!)

312 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 01:04:14 ID:.svr2uWs0



       MADLands.




これは1人の少年が【愛を知るため】の物語。

313 ◆6K3IPcAnTw:2024/06/05(水) 01:04:51 ID:.svr2uWs0




     #10 そして、因果は巡る




>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

314名無しさん:2024/06/05(水) 12:44:03 ID:m2ieUg7Y0
乙乙
さらに面白くなってきた!!

315名無しさん:2024/06/05(水) 13:17:33 ID:BglP2uJE0
急展開きたわ、乙

316名無しさん:2024/06/05(水) 21:35:35 ID:9CvZE/AU0


317名無しさん:2024/06/05(水) 21:39:13 ID:9nvXSYxw0
ドクオの心に焔が……ッ!


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