したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

MAD Landsのようです

387 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:06:58 ID:KD2Y2bBw0
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

『退屈だった』

俺の周りにいる人は2種類しかいない。

N| "゚'` {"゚`lリ(-_-)( ・∀・)

俺を信奉し、愛してくれる者。

彡(゚)(゚)( <●><●>)

俺に敵わねーと思って、その力に媚びへつらう者。

388 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:07:41 ID:KD2Y2bBw0
それ以外は俺の敵で、みんな殺した。

だから退屈だったんだ。

それは今から4年前のことだ。

N|; "゚'` {"゚`lリ「最悪だ!俺達の取引相手が死んだ。殺されたみたいだ!!」
  _
( ゚∀゚)「殺った奴は分かっているのか?」

N| ;"゚'` {"゚`lリ「とりあえず部下がそいつを捕まえているみたいだ」
  _
( ゚∀゚)「なら、そこ迄慌てる必要はねえよ、阿部ちゃん。まあ、何の目的で俺らに弓引くのか聞いて、殺すとしよう」

389 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:09:19 ID:KD2Y2bBw0
俺らが現場に着いた時、少年は座り込んでいた。
床には取引相手の死体とボコボコにノされていた部下達が転がっていた。

(A` )

N|; "゚'` {"゚`lリ「信じられん。タダのガキ1人でここまでやれるものか?」
  _
( ゚∀゚)「タダのガキじゃあないってことさ」
  _
( ゚∀゚)「おいガキ!お前がブチ殺したのは俺らの金ヅルなんだよ!何故殺した?」

(A` )「……俺の母ちゃんを虫ケラみてぇに殺した。母ちゃんの仇だ」

N| "゚'` {"゚`lリ「ジョルジュ、確かに一月前、風俗嬢の首を締めて殺していると聞いている」
  _
( ゚∀゚)「自業自得だな」

390 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:10:04 ID:KD2Y2bBw0
(A` )

('A`)「俺は家に帰る。この人達みたいに俺を攻撃する気ならぶっ飛ばすぞ!」
  _
( ゚∀゚)「お?どうやるんだ?やってみ?」

(#'A`)「……この……」

(;'A`)「………?」
  _
( ゚∀゚)「スタンドが発現できないだろ?スタンドの無いお前なんかタダのガキだよ」
  _
( ゚д ゚)yr=
「跪けッ!!」

俺は少年の頭に銃口を押し付け、跪かせた。

391 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:11:06 ID:KD2Y2bBw0
  _
( ゚∀゚)「どんな理由であれ、【NIRVANA】の利益を損ねた奴を生かす理由はない。だが、助かりたいなら、俺の靴を舐めろ。それで勘弁してもいいかもって思ってる」

だが、少年は、俺の靴を舐めず、逆に銃口を咥えてきた。少年の目は俺に訴えかけてくる。

『殺れるもん殺ってみろ』と。
  _
( ゚∀゚)yr= カチン!

Σ(; A )ビクッ
  _
( ^∀^)「はははははは!!弾入れてねーよバーカ!!ははははははははは!!!!」

(#'A`)つ(メ)∀゚)バチン!!

(#'A`)「テメェ!!ビックリしただろ!バカヤロウ!!!」

392 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:14:51 ID:KD2Y2bBw0
  _
(メ ゚∀゚)「くくく、見たかよ阿部ちゃん。こいつ、戦後のヤクザと同じ位、イカれているよな?」

N|; "゚'` {"゚`lリ「あ、ああ」
  _
( ゚∀゚)「おい、ガキ。これからどうすんだ?今後の暮らしとか、1人でできんのか?」

(;'A`)………ゥッ……
  _
( ゚∀゚)「だったら俺のチームに来いよ!お前、名前はなんて言うんだ?」

('A`)「ドクオ……です。空条ドクオ」

ドクオ。お前と出会った時、退屈が裏返るって思ったんだ。

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

393 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:15:43 ID:KD2Y2bBw0
  _
(  ∀ )「……悪い、今なんて言ったんだ?」

彡(゚)(゚)「ドクオが杉浦組と組んで、ジョルジュさんの命を取ろうとしとるんですわ。」

彡(゚)(゚)「早い話が裏切ったんですわ、ドクオは。」

彡(゚)(゚)「殺す前の杉浦組のチンピラの音声の入ったICレコーダもあります」
  _
(  ∀ )「……それでドクオはどうした?」

彡(゚)(゚)

彡(゚)(゚)「殺しました」

394 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:16:32 ID:KD2Y2bBw0
ジョルジュは南野の胸倉を無言で掴んだ。

彡(゚)(゚)「これは何のマネですか?ワイは女の子にシバかれるのは好きやけど男にシバかれるんは嫌いなんですわ」

彡(●)(●)「手ぇ離してくれます?」

N| ;"゚'` {"゚`lリ「よせ、ジョルジュ!これは南野が100%正しい!!」
  _
(  ∀ )「…………」
  _
(  ∀ )「悪かったな、南野。話は分かった。今日は解散にしよう」

彡(゚)(゚)「承知しました。ほな、ワイはこれで」

彡(^)(^)「ごめんやっしゃ」

395 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:17:56 ID:KD2Y2bBw0
南野はNIRVANAの事務所から出て行った。

(;-_-)(うわうわうわわわわ!!どうしよ!?とうとうバレちまったよーーーーッ!!ドクオーーーー!!!」

(;-_-)(でも、なんで南野は『ドクオを殺した』なんて嘘をついたんだ?)
  _
(  ∀ )
  _
( ゚∀゚)「ワカッテマス。ドクオを見つけてこい」

( ;<●><●>)「え?でも、南野さんが殺したって……」
  _
( ゚∀゚)「普段のアイツなら死体の写真や身体の一部を証拠として持ってくるはずだ。だが、今回は口頭のみ」

396 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:18:56 ID:KD2Y2bBw0
  _
( ゚∀゚)「南野の性癖とスタンド能力を考慮した場合、ドクオは改造され、女になっているはずだ。だが、手篭めにする寸前で逃げられた」
  _
( ゚∀゚)「今も南野の元にいるなら、俺らに報告せず、ドクオを玩具にしているだろうよ」

(;-_-)(これが長岡ジョルジュ。NIRVANAのボス。まるで、見てきたかの様な洞察力だ)
  _
( ゚∀゚)「ワカッテマス。これは命令だ。【トラボルタカスタム】が『出産した新しい能力』でドクオを見つけろッ!!」

┣゙┣゙┣゙┣゙( <●><●>)川メ ∵メ)┣゙┣゙┣゙┣゙

( <●><●>)「承知しました」

397 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:20:56 ID:KD2Y2bBw0
ーーーーー南地区ーーーーー

川 - -)

川 - -)(スタンドを出すことができない。南野の能力の射程範囲が広いのか、肉体を改造されたことでスタンド能力に不具合が出たのか?)

川 ゚ -゚)「だが、俺はこれを希望と考えるッ!!南野の支配、そしてジョルジュのスタンド能力に対抗するためには、スタンドと同等の『武器』が必要だッ!!」

ドクオは、とある建物の扉を勢いよく開いたわ。

そこはG県の南側を支配する半グレチーム【VoodooChild】のアジト。

川 ゚ -゚)「俺に『波紋』を教えてくれッ!!」



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ (´・_ゝ・`)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



.

398 ◆6K3IPcAnTw:2024/09/18(水) 01:21:51 ID:KD2Y2bBw0




   #13 乱回転する運命の車輪 その①




.
>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

399名無しさん:2024/09/18(水) 20:10:59 ID:3V0cozQg0
やっぱ面白いわ

400名無しさん:2024/09/20(金) 00:50:47 ID:xC9PGkHk0
うほー好きな展開

401名無しさん:2024/10/27(日) 21:43:43 ID:g2kXEW8Y0
>>399様 ありがとうございます!!嬉しいです!!

>>400様 ありがとうございます!!最新話もお好みに合えば幸いです!!

お待たせしました!最新話を投下致します!!

402名無しさん:2024/10/27(日) 21:45:32 ID:g2kXEW8Y0
#14 乱回転する運命の車輪 その②

 川#メ ∵メ)Gyaaaaaaaaaaaa!!!!!!

川#メ ∵メ)==3ポーーーンヽ('A`)ノオギャーーー


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ川メ ∵メ)('A`)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


( <●><●>)「【トラボルタカスタム:ドッペルゲンガーズ】の能力は【標的のドッペルゲンガーを産み出す】こと」

( <●><●>)「髪の毛1本でもあれば、最大5体迄、標的そっくりのドッペルゲンガーを産み出せる」

( <●><●>)「ドッペルゲンガーは【必ず自身のオリジナルに会いたがる】性質を持っており、標的がいる場所まで自身で向かおうとする」

( <●><●>)「この性質を利用して、ドクオの場所を突き止めます。」

( <●><●>)(標的が死亡している場合、ドッペルゲンガーは生まれてこない。つまり、ドクオは生きている。ジョルジュさんの推理通りだ!)

( <●><●>)「ドクオ、君の無罪は僕が証明します。行くぞ!ドッペルゲンガーズ!!」

ゾロゾロ……('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)ゾロゾロ…

403名無しさん:2024/10/27(日) 21:47:28 ID:g2kXEW8Y0
ーーーーー南地区ーーーーー
ーー雑居ビルの階段の踊り場ーー

彡(゚)(゚)つ『川 ゚ -゚)」
「つまりィ!?この女を南地区(ココ)で見かけたってことなんやな!?」バチュ!バチュ!バチュ!

女体化した不良
「あっ、あっ、あっ、そ、そうで、す!デミタスさんのとこでみ、見かけ、みかけましたぁ♡」

女体化した不良
「あんっ♡おちん○んぐりぐりしないでっ♡♡♡♡」

バチュ!バチュバチュ!彡(゚)(゚)^)(゚))〜〜
「オラッ!!マン○シめんかいッ!!」パァン!

スタンドの触手で尻を叩いた瞬間、膣壁がギュンギュンに締まる。強い膣圧で性的刺激を受けた南野の陰茎は女体化した不良の膣に精を吐き出した。

404名無しさん:2024/10/27(日) 21:48:33 ID:g2kXEW8Y0
彡*(゚)(゚)ビュービュービュー!!
「ふひぃ……小便みたいにザー汁ででくるやん!」

彡(゚)(゚)「本当は犯される方が好きなんやけど、ドクオのこと考えると勃起が治らんし、でも、急いどるからな!」

彡(^)(^)
「オナッた後のティッシュみたいにしてもうたわ!堪忍やで!!」

彡(゚)(゚)「しかし、デミタス?【VoodooChild】のボスにドクオが何の用やねん?」

彡(゚)(゚)「………」

彡(゚)(゚)「嫌な予感がするな………」

405名無しさん:2024/10/27(日) 21:49:55 ID:g2kXEW8Y0
ーーーーーー南地区ーーーーー
ーー【VoodooChild】のトレーニングルームーー

川; ゚ -゚)COOOOOOOOOO!!

ドクオ(女)は、デミタスが波紋の訓練で使用する特別な設備で特訓を行っていた。

設備の特徴として、高さ30mの特殊なオイルで常時濡れている壁を波紋のみで登り切るものだ。

時折、高圧で噴き出る油の膜を弾く波紋で防御する箇所もある。ドクオは、この箇所で行く手を阻まれていた。

川;# ゚ -゚)「クッソーーッ!!もう一回!!」

(´・_ゝ・`)「…………」

(´・_ゝ・`)(ジョルジュといい、この子といい、たった数時間で波紋の技術を習得していっている。自身の凡庸さが嫌になるよ)

(´・_ゝ・`)(何かしら【強い意志】を抱いているからか?)

406名無しさん:2024/10/27(日) 21:50:58 ID:g2kXEW8Y0
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーー

川 ゚ -゚)「俺に波紋の技術を教えて下さい!!」バンッ!!!

(´・_ゝ・`)「…………」

(´・_ゝ・`)「お前、俺のことを誰から聞いた?俺が波紋使いであることを知っているのは、そう多くない」

川 ゚ -゚)「リリちゃんから聞きました!」

(´・_ゝ・`)「リリぃ?」

(´・_ゝ・`)(詐欺グループの仲間か?事実を確かめたくても、あいつは病院のベットの上なんだよな〜〜)

川 ゚ -゚)(【VoodooChild】のメンバーなんて、あの子⌒*リ´・-・リしか分からないけど、押し通す!)

407名無しさん:2024/10/27(日) 21:52:55 ID:g2kXEW8Y0
川 ゚ -゚)「俺には」(´・_ゝ・`)?

川 ゚ -゚)「俺には倒さなくちゃあいけない敵がいる。でも、女じゃあ倒す手段がないんです」

川 ゚ -゚)「少しでも勝つ確率を上げたい!!そのためなら!」シュルルルル……パサ

ドクオ(女)は、身に纏っていた衣服を脱いだ。

川*; ゚ -゚)「覚悟、で、できてます!」

「…………」(´・_ゝ・`)ツカツカ

デミタスはドクオ(女)に近づいたかと思うと、右小指で鳩尾をど突いた。

川; - )ゴホッゲホッ!

(´・_ゝ・`)「お前の肺にある無駄な空気を全部出せ。そして、服を着ろ」

(´・_ゝ・`)「根性は認めてやる。基礎ぐらいなら教えてやるよ。それをものにできるか、まあ、お前の才能次第だけどな」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー

408名無しさん:2024/10/27(日) 21:53:45 ID:g2kXEW8Y0
「……ん……スさん……」

「デミタスさん!」

(´・_ゝ・`)!

川; ゚ -゚)……フッ…フッ……

(´・_ゝ・`)「……もう壁を登ったのか?」

川; ゚ ー ゚)「おう!油圧噴射の壁もやっと突破したぜ」

(´・_ゝ・`)「なら、基礎として教えることはもうないな。あとは波紋の呼吸を無意識レベルで使えることと、その状態で戦うことができるようになれば、」

409名無しさん:2024/10/27(日) 21:55:37 ID:g2kXEW8Y0
デミタスは最後まで言い切ることができなかった。何者かの手によって、彼らがいるビルが大きく『5つに切断されたのだ』ビルは自重を保てず、崩壊した。

川;> -゚)ゲホッゲホッ「デミタス!!」

(;´ _ゝ`)ハァ……ハァ……

川;> -゚)(頭から血が……かろうじて生きてるいるのか?すぐに病院へ……)

「ドクオ、みーーーっけ!!!」

川; ゚ -゚)!!?

彡(^)(^)「やっと見つけたど!ドクオ!はよ帰ってセック○しよや!!」

410名無しさん:2024/10/27(日) 21:56:36 ID:g2kXEW8Y0
川 - )

川 - )「お前なんで、このビルごと攻撃した?俺がこのビル居なかったらどうするつもりだったんだ?」

彡(゚)(゚)「ん?その場合は他のとこ探すで?」

川 - )「このビルには他にも人が居たんだ。そいつらのことはどうでもいいのか?」

彡(^)(^)「あ、そゆこと?気にしたことないな〜〜他人はワイがキモチイイことをするための消費物やからな!正味、どうでもええねん!!」

川 ゚ -゚)「……お前は今まで出会った中で1番のクズだ。バリバリと裂けるドス黒いクレバスよりも真っ黒な悪だ」

彡(^)(^)/\/\/\/\/\/\!!
「お前めっちゃオモロイやんけ!!俺がクズぅ!?」

411名無しさん:2024/10/27(日) 21:57:47 ID:g2kXEW8Y0
彡(●)(●)「偉そうなことぬかすなやガキが。おどれも同じ穴の貉。世間様から忌み嫌われる半グレのクズやないかい!!」

彡(●)(●)【オール・ダーティ・バスタード】
((゚)(^)(゚))

川 ゚ -゚)COOOOOOOOO!!!

ドクオは精神を整え、デミタスから習った『波紋の呼吸』を行う。太陽の暖かさを持った生体エネルギーが全身覆った。

彡;(゚)(゚)(なんや?あの山吹色のオーラは?それに!?ワイのスタンドの支配が効かないぞ!?)

彡;(゚)(゚)(あのオーラに阻まれているんか!?)

412名無しさん:2024/10/27(日) 22:00:30 ID:g2kXEW8Y0
ドクオは駆ける。
南野と距離を詰め、関節を外し、まるで腕が伸びたかのように拳が南野の顔面を捉えた。

川 ゚ -゚)「ズームパンチ!!」

彡;メ(゚)(゚)「クッ!!……オラァ!!」

南野の左手が棘がついた鞭に変化し、ドクオに振るった。鞭の不規則な動きがドクオを切り裂こうとする。

413名無しさん:2024/10/27(日) 22:03:18 ID:g2kXEW8Y0
ギャギャギャギャギャ!!

                                                        _/ .´  _..-'ン)/
                                                     ,r‐‐″ _..v'l,゙_,/゛
                                                 /   l / /      .i、_..v
                                          ,   .iヘ. ..,./   _,]./ ゙‐' .i    /.∪′
                                          ,l、  /  .゙_.. -''./ .!|    .!l, .,, ‐7
          i!                                  / .ゝ'", ''几   |" ! !   .| ゙く /  ., '"゛
       !l゙                              ,i|  iヽ,,/   l゙ ./ │  .l゙ .,! l ,.. !     /
       l ,!                      l,   /   /│ ./   .l _..-ー''"/  .ヽ / .!  .ヽ /     l
      l |                      l .l  / l ./ . l`゛   l゙    ./     . ,./   `゛  ,/¨´
      / .|      ∥         、   ! ヽ /  .∨  ! ,..iヒ''l}.iヘ  ./  ェ / !      /
     /  .|      !.!   iイ  i   l.l  /  .´  ./    レ゛ l゙ l! !l゙ .゙' /   ,!.゙l, .l゙      ._|
     !  .|     l .l   / .l,./!  ! ヽ./     .,,イ゙    l. | .,! !  .n ,./ l  ヽ../    _z‐¨
     .!   .l    ││ ./  / ,!, l     .,..-'''"゛/     `゙│ .!  |. l  /       .l゙
     !   .!  .、 /  ! i′ / .lト′   .i./    l゙       !  .l,.┤ .ゝ"    _z-'''"
    .!   │ l,  |  |,/  .l゙  ∥ . _,,,..-'j{    !       l   .∪      .,ゝ
    l    .l l.l ,!  .l  /   l!`¨    ! l. /く !     ._..-l゙         /
    !     .l.l `'〕   .|  .!   |i    l  ゙‐' `  .L  ./  l゙            {′
    .,!     ″│   !´.l    .》,  ./         l !._,,.l|、  l      _z -''
    .,!       .l゙    .l .|    .lヽ..ノ     _.. / l. l ヽ l     _/¨´
    .,!      _i!    .l !     .l      '.lii./   ヽ/ .゛     ゝ
    !  . ,..-'''"゛ |     .l.!     .l   .,..-'" l゛       . / ̄
    |___て .i, |     .!      .l,.;ir'" .、 ./        l゙
            |ヽ|     .|         !iヒ'、 .l\,l′      ,..ゝ
         │゛     .!       .!レ`           /
          !      l                /
             !      .,!                _r'"゛
           |    ./⌒!             ir'"¨
              !¬¨¨″  l         ,/´
                 !          /

414名無しさん:2024/10/27(日) 22:04:43 ID:g2kXEW8Y0
川; ゚ -゚)「クソッ!!なんだあの凶悪な左はッ!」

彡(゚)(゚)「おい、さけんなや!うっといのお」

彡(゚)(゚)「ワイのスタンドは【肉体改造】の力を持つ。当然、自分の身体だって、改造できるんや!!!」

南野は左手の鞭を鋭い剣に変え、そのまま振りかぶって剣を伸ばした。勢いよく伸びた剣に対応できず、ドクオの脇腹を切り裂いた。

彡(゚)(゚)(やったか?いや、ちょっと浅いな)

川; ゚ -゚)(クソッ!どうにかして隙を作らないと………あれを試してみるか)

415名無しさん:2024/10/27(日) 22:05:24 ID:g2kXEW8Y0
ドクオは瓦礫に波紋を流し、そのまま南野に向かって投げたが、南野は簡単に避けた。

彡(゚)(゚)「アホちゃうか?そんなん当たるわけ

グエーー。:::・。 彡(゚)(メ((◇====3ギューーーン!!

あさっての方向に飛んでいた瓦礫は吸い寄せられる様に南野の顔面を強打した。

ーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー

(´・_ゝ・`)「波紋の力には引き合う性質があるんだ。AとBの物体に波紋を流せば、意志の力で引き寄せあうことができる。まるで引力の様に」

(´・_ゝ・`)「戦闘なら、敵に波紋を流した後、何か投げてみろ。どんだけ暴投でも必ず当たるから」

ーーーーーーーー
ーーーー


416名無しさん:2024/10/27(日) 22:06:34 ID:g2kXEW8Y0
川; ゚ -゚)「よしッ!!隙ができたぞ!畳み掛けてや彡(●)(メ「調子に乗ンなや、アホが」

((゚)(д)(゚))ピィイイイイイイイ!!

南野の両腕が無数の触手に変化する。
しなる触手にドクオは避け切ることができず、多数の攻撃を受けてしまった。

川; - )。:::・゚::::・゚::・。

彡(●)(メ「五体満足で捕まえようと思ったけど妥協する。お前の手足、捩じ切ってダルマにするわ」

彡(●)(メ「ええねん、ええねん。人間オナホールみたいになっても、俺はお前を愛してやれるで」

417名無しさん:2024/10/27(日) 22:08:15 ID:g2kXEW8Y0
南野の触手がドクオの両手両足に巻きつく。そのまま持ち上げ、宙吊りに近い形で強く締め上げる。

パキンパキンと骨をある音がその場に響く。

川 - )

彡(●)(メ「この状況で顔色一つ変えへんのは恐れ入るわ。手足ちぎれても、表情変わらないか見ものやわ」

川 - )「……こ、これ、……」

彡(●)(メ「あ?」

418名無しさん:2024/10/27(日) 22:08:59 ID:g2kXEW8Y0



川 ゚ - )「これなら直接波紋を叩きこめるぜ」



.

419名無しさん:2024/10/27(日) 22:10:12 ID:g2kXEW8Y0
川 ゚ -゚)COOOOOOOOOO!!!

ドクオは波紋の呼吸で一気に力を練り上げる。

川# ゚д゚)「波紋疾走(オーバードライブ)ッ!!」

波紋の力がドクオの身体を拘束している南野の触手へ直接流し込まれる。その速さは光の如く、南野が触手を離す暇すら与えなかった。

彡(メ)(メ)ギャアアアアアアアアア!!!!

彡(メ)(メ)(何やねん、この力はっ!!雷の様なこの衝撃ッ!!?あ、あかん………!!)

彡(メ)(メ)(スタンド能力が解けてしまう……)

南野の触手は元に戻り、普通の手足に戻った。同時にドクオの身体も男性の肉体に戻り始めた。

川 ゚ A`) 【RYKEY DADDY DIRTY】

ミ#Ф益Ф彡 お”はよ”う” お” お” お”!!

420名無しさん:2024/10/27(日) 22:11:48 ID:g2kXEW8Y0
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラ。:::・゚::::・゚::・。 。::
オラオラミ#Ф益Ф彡つ(メ)(メ) 彡オラオラ
オラオラオラオラオラオラつ。:::・゚::::・゚::・。
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラァアアアーー!!!!!

421名無しさん:2024/10/27(日) 22:14:09 ID:g2kXEW8Y0
ゴハァ彡(メ)(メ)。:::・゚::::・゚::・。

グニグニ('A`)グニグニィ……

('A`)「かろうじて生きているのか?急所をぶちぬいてやったからな。アンタはまもなく死ぬ」

彡(メ)(メ)ハア……ハァ……

彡(メ)(メ)「お、お前、やっぱりジョルジュを、殺すンか……?……お前の意……志……で……」

('A`)「ああ、殺す。邪魔するなら【NIRVANA】の組織自体もぶっ壊してやる」

「………嘘ですよね?ドクオ」

422名無しさん:2024/10/27(日) 22:14:58 ID:g2kXEW8Y0



┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙(; <●><●>)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙


.

423名無しさん:2024/10/27(日) 22:16:01 ID:g2kXEW8Y0
( ;<●><●>)「何かワケがあるんですよね?ドクオが組織を裏切るなんて、そんなこと無いですよね?」

('A`)

(-A-)「………ワカとは長い付き合いだ。だから、お前にだけは取り繕うことはせず、本当のことを伝えてやる」

('A`)「俺はジョルジュを殺す」

(#'A`)「俺は【NIRVANA】を裏切るッ!!」

>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

424名無しさん:2024/10/29(火) 23:11:23 ID:U.nUPi.E0
最高や

425名無しさん:2024/11/10(日) 19:48:41 ID:qeU.NIKw0
やったれドクオ!

426 ◆FdL1jBqM3g:2024/12/07(土) 21:08:08 ID:2V36bagg0
>>424様 ありがとうございます!恐縮です!

>>425様 ('A`)「ウオシャアアアアアア!!」

お待たせしました!!最新話を投下します!

427 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:08:49 ID:2V36bagg0
スタンドデータベース

       ((゚)(^)(゚))

スタンド名:オール・ダーティ・バスタード
本体:南野 順一彡(゚)(゚)
破壊力:A スピードB:無 持続力:C
精密動作性:A 射程範囲:A 成長性:E

ヴィジョンの内部から這い出る触手によって人体改造を行い、支配する能力。南野はこの能力で男性の女体化を行なっていた。また、スタンド使い本体の人体改造も可能。

元ネタはニューヨーク出身のヒップホッパー。

428 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:09:30 ID:2V36bagg0
フッ……フッ……(;<●><●>)「裏切る?君は何を言っているのか分かっているのか?」

(;<●><●>)チラリ

彡(メ)(メ)死ーん

(;<●><●>)

('A`)

( <●><●>)

( <●><●>)「もう後戻りはできないみたいですね、ドクオ」

429 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:10:04 ID:2V36bagg0
バババッ===('A`)=('A`)バババ

(;'A`)「え!?俺!?」

ドクオのドッペルゲンガー達が一斉にドクオに向かって飛び出してきた。5体のドッペルゲンガー達は、それぞれドクオに【触れようとする】

(;'A`)ゾクッ

ドクオはその手を間一髪で避けた。
本能的にドッペルゲンガーに触れられたらヤバいと感じたからだ。

しかし、ドッペルゲンガー達は執拗にドクオに触れようとする。

430 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:10:46 ID:2V36bagg0
(;'A`)「クソッ!逃げなきゃ」

ドクオは全力で走ろうとした。しかし、南野に折られた足に力を込めると激痛で動きが鈍る。

(;'A`)COOOOOOO!!!

ドクオは足の痛みを波紋の呼吸で和らげた直後、全力で走った。瓦礫の山を抜け、南地区の路地に入る。

入り組んだ路地を無我夢中に走るが、ドッペルゲンガー達は執拗にドクオを追跡する。

(;'A`)(クソッ!やっぱりだ!!コイツら、どういうことか俺の位置が正確に分かるみたいだ!!)

ドクオは作戦を変更した。人混の多いところに紛れようと路地を抜けた。

431 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:11:20 ID:2V36bagg0
キキキィ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____イ!!

一台の自動車がドクオの前に止まった。
ドクオにぶつかりそうになったが、急ブレーキをかけ、事なきを得た。

(; ´_ゝ`)「危なッ!!だが、ドンピシャだぜ!!」

(;'A`)「ドープマン!!」

(; ´_ゝ`)「乗れドクオ!!早く逃げるぞ!!」

ドクオはドープマンの車に飛び乗った。
直後に急発進をし、その場から脱出した。

ドクオはサイドミラー越しにドッペルゲンガー達が追いかけてくるのを見た。だが、車の方が早く、どんどん奴らは遠くなっていく。

(; A )フッ……

ドクオは緊張が解けたのか、気を失ったかの様に眠った。

432 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:12:12 ID:2V36bagg0
ーーーー西地区・5ちゃんねる病院ーーーー

( A )COOOOO! COOOOO!

( ´W`) 「ふむ、骨折等の処置は完了したぞ!まあ、半年は安静だな」

( ´_ゝ`)「先生、恩にきるぞ。報酬は言い値で払うよ」

( ´W`)つ□
「当然じゃ。とはいえ、アヒャにも恩があるからな。端数はまけておいてやるよ」

( ´W`) 「しかし、こいつ変な呼吸音じゃな?後で血液検査とかやっておくか。だが、その前に休憩じゃ」

( ´W`) 「コンビニでなんか摘めるものを買ってきておくれ。」

433 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:12:59 ID:2V36bagg0
ドープマンは、近くのコンビニで弁当等を買い込んだ。用事を終え、彼は急いで闇医者の所へ戻った。

( ´_ゝ`)「…………」

・・・・・・・
違和感を感じた。

不気味に静かであると同時に微かに『血の匂い』がする。

(メ W ) 。:::・゚::::・゚::・。

(#'A`)('A`)('3`)ギャイギャイ('∀`)('A`#)ギャイギャイ

ドクオの病室付近にはリンチを受けている闇医者と5体のドッペルゲンガー達が居た。

咄嗟に闇医者が病室に鍵をかけたのか、ドッペルゲンガーの1人は扉の取手をガチャガチャしていた。

434 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:15:11 ID:2V36bagg0

( ´_ゝ`)つ))バンッ!!

('A`)!('A`)!!

2体のドッペルゲンガーが音のした方へ駆けていく。
そこには『誰もいなかった』が、『トイレ』のドアが開いていた。

ーーートイレーーー

鏡|    ?('A`))))

          ((((((( 'A`)



('A`)|鏡|('A` )


.

435 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:15:48 ID:2V36bagg0


('∀`)|鏡|Σ('A`;)!!


.

436 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:16:21 ID:2V36bagg0
鏡|。:::・゚::::・゚::・。 ブシャアアア  (;'A`)?

鏡|'A`)ズリズリ    ('A`;)!!!?

ドープマンは、もう一体のドッペルゲンガーが驚愕している間に、急いで鏡から飛び出し、ドッペルゲンガーを土手っ腹に包丁をねじ込んだ。

切断された腸が溢れ落ち、血を吐いて、ドッペルゲンガーは死んだ。

フゥフゥ(;'A`)(("三 ゝ三"))ガチャ

(("三 ゝ三"))(;'A`)と('A`))))

437 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:17:49 ID:2V36bagg0
3体目のドッペルゲンガーが襲いかかってきた。
ドッペルゲンガーの左手を払いのけようとした。そして、ドープマンとドッペルゲンガーの左手が『融合』した。

(("三 ゝ三"))(;'A`)!!?

思わぬ現象に驚くドープマン。
融合はそのまま左腕まで進み、そして、【爆発する様に左腕が崩壊した』

(("三 ゝ三"))(;°A`)「グアアアアアアア!!」

(("三 ゝ三"))(;°A`)
(この能力の概要が分かった。ドッペルゲンガーと出会ったら死ぬって都市伝説を聞いたことがあるが、これは、それを体現している)

(("三 ゝ三"))(;°A`)
(【追跡】と【殺害】の両方を実行できるスタンド能力ッ!!だが、それでもッ!!)

438 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:18:31 ID:2V36bagg0
左腕が崩壊しているドッペルゲンガーはトドメを刺そうと飛びかかってきた。だが、ドープマンは回避し、カウンター気味に背中を滅多刺しにした。

………ガチャ…………!!

('A`)!('A`)!!

ギラッギラッギラッ('Aゝ三")ギラッギラッギラッ

("三 ゝ三")「来イッ!!化ケ物共ガッ!!ブッ殺シテヤルッ!!」

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー

( <ー><ー>)ブゥゥゥゥン
  つ◎と

439 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:19:25 ID:2V36bagg0
( <●><●>)(ドッペルゲンガー5体の反応が消えた。おそらく死んだ。だけど、失って初めて分かることもある)

( <●><●>)(ドッペルゲンガー達が死ぬと、『痕跡』が残る。スタンドを解除しない限り、その痕跡を辿ることができるンだ)

( <●><●>)(ここだ。この建物から痕跡を感じる)

ワカッテマスは、闇医者の病院に侵入した。人の気配が全くせず、不気味な廊下を歩いていく。

やがて、ワカッテマスはドクオが眠る病室に辿り着いた。

( <●><●>)ガチャ

扉の取手に手をかけ、ゆっくりと扉を開いた。

440 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:20:13 ID:2V36bagg0
( A )「…………」

( <●><●>)(………ドクオ……)

( <●><●>)【トラボルタカスタム】川メ ∵メ)

川メ ∵メ)【ドッグォオオオン】

過去に奪った能力【スマッシュ・マウス】で『効果音』をドクオの身体に貼り付けた。

(<●>  )彡(これで終わりです)

ワカッテマスが病室を出た直後、後ろでドッグォオオオンと大きな爆発音が響き、やがて炎が病室を包んだ。

441 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:21:07 ID:2V36bagg0
( <●><●>)「………」
  つ◎と

(; <ー><ー>)(……ドクオッ……なぜ?どうしてッ!?……クソッ)

ワカッテマスはシートベルトを締め、エンジンのスイッチを入れた。そして、車の窓を閉めようとした。

次の瞬間ッ!窓から突如として、太いローブが飛び込んできた。いや、正確にはロープを持った手だ。

呆気に取られているワカッテマスをよそに、その手はワカッテマスの首にロープを巻きつけ括った。

442 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:21:59 ID:2V36bagg0
( ;<●><●>)「ドクオッ!!!」



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ('A`)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



( ;<●><●>)「僕が殺したのは一体?いや、それよりも、」

(; <●><●>)「僕のことも殺すんですか?」

('A`)

('A`)「……ごめんな……」

443 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:22:35 ID:2V36bagg0
('A`)ミ#Ф益Ф彡メギャン!

【RYKEY DADDY DIRTY】の能力で車は発進した。ドアも開かず、シートベルトも外すことができない。

車がドクオから離れるに従って、ロープはどんどんと伸びていく。

ーーーーーーーーーーー
ーーーー
ーー

ーーどっかの建物内にある鏡がある部屋ーー

鏡|。:::・゚三 ゝ三")つ( A )ズルゥ

444 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:37:14 ID:2V36bagg0
。:::・゚三 ゝ三")(すまねぇ、先生。追跡者を完全に騙すために、アンタを身代わりにしちまった。)

。:::・゚三 ゝ三")(でも、アンタは闇でも医者は医者だ。最期に患者の役に立てて良かったじゃあねえか)

。:::・゚三 ゝ三"。:::・゚::::・゚::・。 バラララ

ドープマンはドッペルゲンガー達を全部倒したが、戦いのダメージは深刻であり、ドープマンに残された時間は少なかった。

。:::・゚三 ゝ三"。:::(……こうなった以上仕方ねぇ……)

。:::・゚三 ゝ三"。:::(ドクオッ!!お前がやるんだッ!俺が死んだ後を頼めるのはお前だけなんだッ)

445 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:37:49 ID:2V36bagg0
。:::・゚三 ゝ三"。:::(必ずジョルジュを殺せッ!ボスの、アヒャさんの仇を取ってくれくれ!それがお前の宿命だッ)

( A )「……ん……んん」

('A )「……ドープ……マ……ン?」

。:::・゚三 ゝ三"。:::「……ドクオ!……」

446 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:42:28 ID:2V36bagg0




。:::・゚三 ゝ三"。:::「オ前ハ……生キロ……」





.
。:::・゚::::・゚::・。:::・゚::::・゚::・。 ザフゥ

ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー

('A`)(ドープマン……)

( 'A`)”

ドクオは離れたところで倒れているワカッテマスを確認した後、しっかりとした足取りでMAD Landsの東地区へ向かう。

ジョルジュを殺し、この物語を終わらせるために。

447 ◆6K3IPcAnTw:2024/12/07(土) 21:42:59 ID:2V36bagg0






   #15 それはきっと呪いの言葉





>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

448名無しさん:2024/12/07(土) 21:49:21 ID:2V36bagg0
スタンドデータベース


       川メ ∵メ)

スタンド名:トラボルタカスタム
本体:東片ワカッテマス( <●><●>)
破壊力:C スピード:C 持続力:C
精密動作性:C 射程範囲:A 成長性:C

他のスタンド使いから能力を奪う能力。
能力には以下のルールを順守する必要がある。

①標的にはトラボルタカスタムのルールと能力を説明しなければならない

②トラボルタカスタムが奪ったスタンド能力を使用した場合、そのスタンド能力は消滅する

③スタンド能力は2つ迄奪うことができる

④ 2つ以上のスタンド能力を奪った際、能力の相性が良ければ、【新しいスタンド能力】を生み出すことができる。

⑤スタンド能力の強奪は標的の殺害によって完了する

④で生み出されたトラボルタカスタム:ドッペルゲンガーズ】は【標的のドッペルゲンガーを産み出す】。髪の毛1本でもあれば、最大5体迄、標的そっくりのドッペルゲンガーを産み出せる。

なお、ドッペルゲンガーは【必ず自身のオリジナルに会いたがる】性質を持っており、標的がいる場所まで向かおうとする。

ドッペルゲンガーとオリジナルの身体が触れあったとき、肉体の融合が起こり、その後、爆散する。

元ネタhttps://www.youtube.com/watch?v=KHdeYp3OQ4s

449名無しさん:2024/12/07(土) 21:51:02 ID:2V36bagg0
【お知らせ】
『MAD Landsのようです』は残り3話で完結予定です。

どうぞ皆様、最後までお付き合い頂けると幸いです。

何卒よろしくお願いします。

450名無しさん:2024/12/07(土) 22:47:39 ID:jiV3dBpc0
ドープマン……惜しい男を亡くした

451名無しさん:2024/12/08(日) 13:02:43 ID:eFpBNN9E0
最高だ

452名無しさん:2024/12/08(日) 17:41:09 ID:I7JDouxI0
乙乙
あぁドープマン……
ワカッテマスはまだ出番があるって信じてる

453 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:29:26 ID:02qdYrqY0
>>450様 ("三 ゝ三")「アリガトヨ・・・」

>>451様 ありがとうございます!感無量です!

>>452様 ( <●><●>)「・・・・」

お待たせしました!最新話を投下します!!

454 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:33:24 ID:02qdYrqY0
スタンドデータベース

       ("三 ゝ三")

スタンド名:ドープマン
本体:【業(カルマ)】の暗殺者(ヒットマン)
破壊力:B スピード C:無 持続力:A
精密動作性: C 射程範囲:D 成長性:D

鏡の中に世界を作り、鏡に映った人を引き摺り込んで殺し、成り替わる能力。

元ネタは大阪出身の若手ラッパー。

455 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:34:33 ID:02qdYrqY0
ーーーー東地区・タワーマンションーーーー
ーーーー『NIRVANA』のアジトーーーー

  _
( ∀ )「……南野とワカッテマスが死んだ」

(; ・∀・)「………」

N|; "゚'` {"゚`lリ「…………」

  _
( ∀ )「ワカが特にひどい。頸椎が真っ二つに折れていて、首がゴムのように伸びていたそうだ。即死だってよ」
  _
( ∀ )「……どうして、こんなことになったのかな?」

456 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:36:51 ID:02qdYrqY0
N| ;"゚'` {"゚`lリ「目下、組織のメンバー全員でドクオの行方を追っている。アイツを捕まえて落とし前をつけさせるんだ」
  _
( ∀ )「………ドクオ…」
  _
( ∀ )「……ちょっと外の空気を吸ってくる」

そう言ってジョルジュは覚束ない足取りで部屋から出て行った。

( ・∀・)「もう【NIRVANA】は駄目かもしれませんね」

N| #"゚'` {"゚`lリ「モララーッ!!」

457 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:37:26 ID:02qdYrqY0
( ・∀・)「いや、これもう無理でしょ。六龍天がここまで立て続けに殺されるって相当ですよ?もう、俺と阿部さんしか残ってないじゃあないですか」

( ・∀・)「ジョルジュさんの様子もおかしいですし、俺は死にたくないんですよ。分かっているんですか?」

(  ∀・)【俺が死ぬことには大きなリスクが孕んでいることを忘れていませんか?】

N|; "゚'` {"゚`lリ「分かっているッ!!ドクオは見つけ次第、俺が直接殺す!ドクオさえどうにかすれば、状況は好転するはずだ!!」

(; ・∀・)

N| "゚'` {"゚`lリ「………どうした?ん?」

458 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:42:02 ID:02qdYrqY0
(; ・∀・)「………ねーやん……」

彡N| ;"゚'` {"゚`lリ バッ!!!


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ从゚Xナ从 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


いつのまに部屋に入っていたのだろうか?
2人がいる部屋に『女性』が立っていた。
モララーはフラフラと女性に近づいていく。

(; ・∀・)「ねーやん、何故?お前は死んだんだぞ?なんで………いや、違うな。そうじゃあない。俺が言うべきはそうじゃない」

( ・∀・)「ねーやん。俺のせいだ。俺が暴走族に入らなければ、あの時、お前を1人しなければ、あんな酷い殺され方をされなかったのに、」

( ;∀・)「俺のせいだ。許してくれ、ねーやん」

モララーは女性に触れた。

(;  ∀ )「グアアアアアアアアアアアアッッッ!!!」

459 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:42:35 ID:02qdYrqY0
女性に触れた瞬間、モララーの腹部からまるで『刺された』かの様に穴が開き、血が噴き出した。

N|; "゚'` {"゚`lリ「モララーッ!!!」

N|; "゚'` {"゚`lリ【ア・グレイト・ビック・ワールド!!】

阿部の掌から【20面ダイス】が現れた。

ダイスの面には数字ではなく、19面に『吉』、残り1面のみに『大凶』と彫られている。

阿部は、ダイスを振った。
ダイスは転がり、『吉』が出た。
次の瞬間、モララーの致命傷は綺麗さっぱり無くなった。

460 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:45:19 ID:02qdYrqY0
部屋の扉から人が次々と雪崩れ込んでくる。
阿部が殺した叔父夫婦、後から昔の装いの人達がゾロゾロと阿部やモララーに手を伸ばす。

「この世で【最も黒く邪悪な液体】を知っているか?」

N|; "゚'` {"゚`lリ!!?



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

       ( ФωФ)クククククク

      ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



.

461 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:46:11 ID:02qdYrqY0
N| ;"゚'` {"゚`lリ「お前は、【杉浦組】組長のロマネスクッ!何しに来た?」

( ФωФ)「勿論、襲撃だ。分かっているだろう。ドクオから聞いたぞ。お前らの仲間が若頭の首を刎ねたそうだな?クソボケ共が」

( ФωФ)「お前ら半グレがどうして、この街で好き勝手できたと思う?我輩達の様な『本職』が目を瞑っていただけに過ぎない」

(# ФωФ)「お前らは一線(ライン)を越えちまったようだな?この代償は高くつくぞッ!!」

N|# "゚'` {"゚`lリ「暴対法でロクに稼ぐこともできないクソヤクザ共がイキってんじゃあねぇッ!!」

N|# "゚'` {"゚`lリ「『上裸で黒いペンキなんか被りやがって』、ボケが来ちまったんじゃあないか?おじいちゃん?」

462 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:47:02 ID:02qdYrqY0
( ФωФ)「これがペンキに見えるのか?お前は幸せ者だな。」

その時、阿部は見てしまった。
ロマネスクの肌についている黒い液体が生き物の様に蠢くのを。

目を凝らして見れば、それは『小さな蜘蛛』だった。

( ФωФ)「生まれつきのため、どうして、こうなっているか分からんが、我輩の血は他者とは全く違うものだ」

( ФωФ)「お前らに触れようとしている者達ッ!それはお前らの『先祖』!!もしくは肉親ッ!!」

( ФωФ)「その死に方は血の繋がった『先祖』が過去に犯した罪ッ!!我輩の【この世で最も黒く邪悪な血液】は『先祖』の罪を利用して攻撃するッ!!」

(# Ф∀Ф)「血の繋がりから逃れられる者はこの世にいないッ!!貴様は死ぬのであるッ!!!」

463 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:48:24 ID:02qdYrqY0
N| #"゚'` {"゚`lリ(つまりコイツらは全員、死人って訳かッ!!だったら、俺のスタンドで全部どっかへ吹き飛ばす)

N|# "゚'` {"゚`lリ【ア・グレイト・ビック・ワールド!!】

阿部の掌から【20面ダイス】が現れた。

ダイスの面には数字ではなく、18面に『吉』、残り2面に『大凶』と彫られている。
阿部は、ダイスを振った。

ダイスは転がり、『大凶』が出た。

N| "゚'` {"゚`lリ(………は?)


ダ イ ス は 転 が り、『大凶』 が 出 た。


.

464 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:49:35 ID:02qdYrqY0
N| "゚'` {"゚`lリ(嘘だろ?このタイミングでか?)

N|; "゚'` {"゚`lリ(マズイッ……今迄飛ばしてきた厄災が全て帰ってくるッ!!)

N| ;"゚'` {"゚`lリ ハッ!!

(  ∀ )

(  ∀ )「今まで、どうして忘れていたんだろう?」

( ・∀・)「僕は、僕は壊滅させるために、この組織に加入したんだ。阿部、君がいるこの【NIRVANA】に。」

( ・∀・)「君の罪は都合が悪かったのかい?僕の姉を、ねーやんを殺して、僕に復讐されるのが、そんなに怖かったのかい?」

( ・∀・)「それとも君の記憶もスタンドの能力で封印していたのか?君自身も都合が悪いと思っていたのかい?」

465 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:51:39 ID:02qdYrqY0
モララーは訥々と語る。
再び彼の腹部から夥しく血が流れ出る。

N|; "゚'` {"゚`lリ「よせ、モララー、考え直せ」

( ・∀・)。:::・゚::::・゚::・ガフ
「いいや、僕は初めて正しい考えで行動する」

从X(; ・д・)「先に逝くぜ」

モララーはそのまま倒れ、絶命した。
地に臥せたモララーの側に立つ【黒い影】に阿部は戦慄した。

466 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:53:32 ID:02qdYrqY0
モララーには、彼の死後にしか発現しないスタンドがある。



【メメント・モリ<死を忘れるな>】



その能力は、【モララーの死体を起点とした半径7m内にいる全ての生物の命を奪う】。例外は無い。

消えゆく意識の中、阿部は杉浦が白目を剥いて、倒れるところを見た。同時に阿部を攻撃した先祖達も消えてゆく。

N| ; '` { `lリ(ジョルジュ……逃げろ……俺をもうお前を助けてやれねぇんだ)

467 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:54:30 ID:02qdYrqY0
ーー東地区・タワーマンションの屋上ーー
  _
( ゚∀゚)「風が止んだ……話をするにはうってつけじゃあないか?」

「アンタと話すことなんか無いよ」
  _
( ゚∀゚)「お前に会いたかったよ。お前も、俺に会いたかったみたいだな?え?」
  _
( ゚∀゚)「ドクオ」




┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙('A`)┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙




.

468 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:55:54 ID:02qdYrqY0




 #16 廻(メグ)る因果(ノロイ)に決着を その①




>>>>>>>TO BE CONTINUED>>>>>>>>

469 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/04(土) 23:56:51 ID:02qdYrqY0
スタンドデータベース

スタンド名:ア・グレイト・ビック・ワールド
本体:阿部 高和N| "゚'` {"゚`lリ
破壊力:無 スピード:無 持続力:A
精密動作性: 無 射程範囲:無 成長性:完成

阿部にとっての厄災を何処かに飛ばす能力。

ヴィジョンは20面ダイスの形をしており、19面ある『吉』を出せば厄災(=阿部にとって都合の悪い事象)を何処かに飛ばすことができる。

なお、ダイスを振り、もし『大凶』が出れば、今迄飛ばしていた厄災全てが阿部に降り注がれる。

元ネタはグラミー賞を受賞した2人組音楽ユニット。

470 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/05(日) 00:00:11 ID:mlAGZ5fI0
能力データベース

能力名:この世で最も黒く邪悪な血液
本体:杉浦ロマネスク( ФωФ)


これはスタンド能力ではなく、ロマネスクの特異体質である。

ロマネスクの黒い血液を見ることで能力は発動する。
対象の『先祖』を呼び出し、先祖が過去に犯した罪を利用して攻撃する。

元ネタは「岸辺露伴ルーヴルへ行く」の【この世で最も黒い絵の正体】より。

471 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/05(日) 00:02:46 ID:mlAGZ5fI0
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
最終話まで残り2話!

472名無しさん:2025/01/05(日) 00:27:53 ID:zSbCySj60
あつぅい!

473名無しさん:2025/01/05(日) 21:43:43 ID:IzvdeoqI0
最高だ!

474名無しさん:2025/01/07(火) 23:54:23 ID:kJsa7Vy60
乙乙
ついに直接対決か
ドクオ頑張れ…!

475 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:49:04 ID:x9O10pbc0
>>472様 ありがとうございます!!
MAD Landsのようですは火力強火でお届けします!

>>473様 ありがとうございます!!嬉しいです!

>>474様 ありがとうございます!いよいよラスボス戦です!
どうぞ最後までお楽しみください。

お待たせしました!最新話を投下します!

476 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:51:51 ID:x9O10pbc0
スタンドデータベース

スタンド名:メメント・モリ<死を忘れるな>
本体:ギルガ・モララー( ・∀・)
破壊力:無 スピード:無 持続力:無
精密動作性: 無 射程範囲:E 成長性:完成

モララーの死後にしか発現しないスタンド。
その能力は、モララーの死体を起点とした半径7m内にいる全ての生物の命を奪う。例外は無い。

477 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:52:50 ID:x9O10pbc0


 #17 廻(メグ)る因果(ノロイ)に決着を その②



.

478 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:53:39 ID:x9O10pbc0
  _
( ゚∀゚)

('A`)「…………」
  _
( ゚∀゚)「お前、なんで組織に弓を引く真似をするんだ?ああ?幹部になって、ボスの座が欲しくなっちゃったか?」
  _
( ゚∀゚)「だったらくれてやるよ。お前が【NIRVANA】のボスだ。俺は下っ端でいいぞ!どうせ、阿部もモララーも殺したんだろ?まともな人員が居なくなった組織だ。遅かれ早かれ、もう潰れるけどな!!」
  _
( ゚∀゚)「ドクオ!俺はお前を買っているンだ!今迄出会った中でお前が1番なんだよ!ちゃんと腹割って話し合ってよお!2人で再出発しようぜ!!」

479 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:54:16 ID:x9O10pbc0
(-A-)

('A`)「夢を見るんだ」

('A`)「その夢の中じゃあ、俺は好きな人と一緒に居るんだ。そして、俺の好きな人は笑っている。とても幸せそうに」

('∀`)「俺もそれにつられて笑うんだ。実際はそんな風に笑えないのに」

('A`)「俺の見る夢にアンタは出てこない」

(#'A`)「俺の見る『未来』からご退場願おうか、ジョルジュ」

480 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:55:26 ID:x9O10pbc0
  _
(# ゚∀゚)(#´ワ ゚ ∀ ゚血´#)ドギァアアアア!!
キングギドラァアアアアアアアアアア!!
  _
(# ゚д゚)「死ねやあああああああドクオオオオオオオオオオ!!!!!」

ジョルジュはスタンドヴィジョンを発現した。
殺意がこもった拳をドクオに向けて放つ。

ドクオは、回避した。
そのまま真っ直ぐ行って、ジョルジュに殴りかかる。

  _
(# ゚∀゚)「馬鹿がッ!お前の拳で俺が怯むとでもッ!?」
  _
( ゚∀゚)(いや、待て。キングギドラの攻撃をかわした。何故?15歳のガキに見切られるほど遅くない。どうして見切れる様になった?)

481 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:56:23 ID:x9O10pbc0
(#'A`)「波紋疾走(オーバドライブ)!!!」

ドクオの波紋が込められた拳が炸裂した。
ジョルジュは揺れる視界の中で悟った。

ドクオが自分と同じ技術を持ったこと。
先程は波紋で強化した反射神経でスタンドの攻撃を回避したのだと。

(#'A`)(ファーストアタックは成功したぜクソッタレッ!!このまま突っ切るぞ!!)

482 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:58:35 ID:x9O10pbc0
  _
(# ∀ )フーーーーッ
  _
(# ゚∀゚)「この際、何故その技術を持っているかはどうでもいい。だが、ドクオ」
  _
(# ゚∀゚)COOOOOOO!!

ジョルジュが波紋の呼吸を行い、彼の全身に波紋の力が漲る。
  _
(# ゚∀゚)「波紋が使えるのはお前だけじゃあないんだぞッ!!!」

ドクオとジョルジュの拳がかち合う。
それを合図に波紋で強化された肉体での格闘戦が始まった。

間合いを詰め、相手の急所を狙い、これを防ぐ。骨や腱にダメージを与えようとするもお互い紙一重でそれを回避していく。

483 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 22:59:26 ID:x9O10pbc0
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..‐:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.ノ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_..‐´:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;...‐′.;.;.;.;.;.;|.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_..r‐'´:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;...‐'´.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_..-―‐''''ゝ、、:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.__,,,,......--'".;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
`゙''‐--............-‐'''´ ...:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.: ̄ ゙̄^''''''|-――‐''"``''‐‐---......,,___.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : : : : : : : : : : : : : : ''‐......__.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_....----'` ̄''ー 、,,i_.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_..
- 、,,_: : : : : : : : : : : : : : i: : .. `"''''ー-|-......,,_|_____,,.i.|..-‐'' ̄" i        |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   `iー-i---―――‐''"                    |       i
                |    l   |       |                     i
                                            l
   i        |    i                    i
        l                 |   l                       l
                     |            l            |
        、、     l       i                    |
  |   ┼┼   ──┐  ─┐          ─┐      l               |
        │    │    │    ─┐    │      ─┐
              │          │           │      l
    i             l            i                      i
                                   |
         |           i            |              |
             i                       i           i
                          i      |          l
                                                |
           l      |           l|      |                   i
                     i         i

484 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 23:01:12 ID:x9O10pbc0
雨が降ってきた。
雨の勢いは強く、2人の身体を冷やしていく。

Σ(;'A`)ガグンッ!

突如、ドクオの身体の動きが悪くなった。

【重くて粘度のあるナニカに纏わりつかれている様な】感覚をドクオは覚えた。
  _
( ゚∀゚)「思うように動かないだろ?液体は波紋の力をよく流すんだ」
  _
( ゚∀゚)「幸運にも雨が降り、屋上一帯は濡れている。そこにくっつく波紋を流し、水を通して、濡れているお前の身体にも俺の波紋を流しているのさ」

(;'A`)(ぼ、防御を)

485 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 23:04:29 ID:x9O10pbc0
  _
(# ゚∀゚)「山吹色の波紋疾走(サンライトイエロー・オーバードライブ)ッ!!!」


┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
 =つ=つ=つ=つ。:::・゚::::・゚::・。
(# ゚∀゚)つ=つ=つ=つ(;メ'A`)グハァ。:::・゚:::
 つ=つ=つ=つ=つ。:::・゚::::・゚::・。
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙


極限に練った波紋の拳を機関銃の様な乱打をドクオに叩きつける。ドクオは、タワマン屋上のアスファルトにぶっ倒れた。
  _
( ゚∀゚)「残念だな、ドクオ。俺のスタンド能力対策で波紋の呼吸を手に入れたんだろうけど、波紋についても、俺の方が一枚上手だ」
  _
(# ゚д ゚)「俺を否定するなドクオッ!!これが最後だッ!!敗北を認めて、俺に忠誠を誓え!!」

486 ◆6K3IPcAnTw:2025/01/22(水) 23:10:28 ID:x9O10pbc0
(;メ'A`)ハァハァ「………」

(;メ'∀`)「死ねカス」
  _
(# ゚∀゚)ピキィ
  _
( ゚∀゚)つ「テメーが死ね、ドクオ」

ジョルジュは呼吸を整え、波紋を練り上げた。
波紋によって強化した足でドクオの顔面を踏み潰す。それだけのはずだった。


┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙(;メ'A`)益Ф彡┣゙┣゙┣゙┣゙

  _
( ゚∀゚)「は?スタンド?この期に及んでか?」

(;メ'A`)「……1分でいいのさ。1分間、アンタが我を忘れてスタンドは発現しない時間が欲しかったのさ」

(;メ'∀`)「事前準備はできているからな」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板