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ξ゚⊿゚)ξ内藤さんチのウチごはんのようです その2

1ウチめし:2023/06/06(火) 22:42:43 ID:O9pswDBo0
2023年、令和の時代のブーン系創作板に内藤家が帰ってきました。
これからもツンたちと読者の皆様に美味しい料理をお届けします。
完結まで構想は出来上がっていますが、お付き合いいただけると幸いです。
それでは、第8話からスタートです!

2名無しさん:2023/06/06(火) 23:14:27 ID:wYHbfXlQ0
支援!

3ウチめし:2023/06/06(火) 23:28:30 ID:O9pswDBo0
#8 お好み焼き

ジュージュー

( ^ω^)「あー、ここのとん平焼きはいつ食べても美味いお」

ξ゚⊿゚)ξ「こっちのミックス焼きも最高よ。粒粒さんが京都でいちばん美味しい鉄板焼き屋さんね」

川 ゚ 々゚)「あは、ありがとうございます」

(=゚д゚) 「常連の内藤さんのお墨付きなら間違いねぇな。ビールおかわりいるかい?」

( ^ω^)「あ、お願いしますお」

ζ(゚ー゚*ζ「そばめしおいしい〜」

ここは内藤家のお気に入りのお店「鉄板焼き 粒粒」。
ブーンがある日ふらっと立ち寄ったのをきっかけに、ツンとデレも気に入って家族でよく来るようになった。
店主のトラギコ(通称トラさん)と看板娘のくるうの二人で小さい店を切り盛りしている。

( ^ω^)「ツン、そのミックス焼き一切れほしいお」

ξ゚⊿゚)ξ「えー、とん平焼きもう一枚追加してくれるならいいけど」

(; ^ω^)「ちょ、予算の都合考えてお」

ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃん、ウーロン茶お願いします」

川 ゚ 々゚)「はい、おかわりね。デレちゃんはしっかりしてて偉いね〜」

客1「すいませーん、海鮮ミックスひとつ」

(=゚д゚) 「あいよ、海鮮ひとつね」

今夜も店内は賑わっている。

4ウチめし:2023/06/06(火) 23:34:46 ID:O9pswDBo0
すいません、明日も早いので今日はここまで…。
そうなんです、川 ゚ 々゚)が今作では飲食店の看板娘というまともな(?)役どころなんです。
個人的にこういう役をさせたかった…。
初めてのPCからの投稿で慣れてないですが、頑張ります<(_ _)>

5名無しさん:2023/06/06(火) 23:40:28 ID:wYHbfXlQ0
おつ!

6名無しさん:2023/06/07(水) 09:59:00 ID:a7NZ6eD60
初見なのだけども、過去ログございます?

7名無しさん:2023/06/07(水) 15:05:05 ID:Ep1rGW/E0

過去スレはこれかな https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1331224117/

8ウチめし:2023/06/07(水) 21:19:51 ID:xff9ky2A0
タイトルの「内藤さんち」がカタカナになってる…orz
続き投下いきます。今夜も時間の都合で途中で終わるかもです。
>>7 それです、ありがとうございます( ^ω^)

9ウチめし:2023/06/07(水) 21:54:09 ID:xff9ky2A0
川 ゚ 々゚)「ありがとうございましたー」

最後の客を見送ったところで閉店作業に入る。

(=゚д゚) 「くるう、お疲れさん。表の電気消すから厨房の片づけしてくれ」

川 ゚ 々゚)「分かった」

その時、一人の若いヤンキー風情の男が店の戸を開けて入ってきた。

ガララ…

川 ゚ 々゚)「あ…」

( ^ν^)「……」

男は何も言わずに店の奥の二階の部屋に行こうとしてる。

(=゚д゚) 「…ただいまぐらい言ったらどうなんだ。毎晩遅くまでほっつき歩きやがって」

川 ゚ 々゚)「父ちゃん…」

( ^ν^)「チッ…うるせぇな」

彼はくるうの弟のにゅっ。高校卒業後は仕事もせず家業を手伝うこともなく、繁華街に繰り出しては遊びに行くような自堕落な生活を送っていた。

(=゚д゚) 「お前、本当にいい加減にしないと…」

(#^ν^)「うるせぇ!俺の勝手だろ!」

川; ゚ 々゚)「父ちゃん、にゅっ、もう夜遅いから」

くるうの言葉を振り払って、そのままにゅっは二階に上がっていった。

(;=゚д゚) 「…ったく、なんであいつはいつもこうなんだろうな」

川 ゚ 々゚)「ひとまず片付けようよ。夜食とお風呂もまだだし」

(=゚д゚) 「ああ…」

呆れ声と溜め息が静かな店内に残された。

10ウチめし:2023/06/07(水) 22:22:23 ID:xff9ky2A0
―翌日―

トラギコは食材を仕入れるのに市場へ出向いていた。

(=゚д゚) 「うっす。今日の鮮度はどうだ」

業者「あ、粒粒のダンナ。今日はネギの出来がいいんだよ」

(*=゚д゚) 「ほぉ、こいつは立派な九条ネギだな。よし、もらってくわ」

業者「毎度。そんじゃまとめるわ」

(=゚д゚) 「あ、わりぃけどその前にキャベツのケース積んでくるわ。よっと…」

グキッ

(;=゚д゚) 「?! いっ…」

キャベツが何玉も入ったケースをいつものように持ち上げたとき、腰の辺りに強烈な痛みが走った。

業者「ちょ、ダンナ?! 大丈夫っすか?! 誰か早く救急車!」

(=;д;) 「いってぇ――――!!」

動けなくなりその場で倒れこんでしまった。

11ウチめし:2023/06/07(水) 23:11:36 ID:xff9ky2A0
―光ヶ丘総合病院―

(;=゚д゚) 「すまねぇなぁ、ギックリ腰なんて…」

川 ゚ 々゚)「謝んなくていいってば。父ちゃん、ずっと働きっぱなしだったもん」

トラギコは搬送先の病院で検査を受け、ギックリ腰で最低3週間の入院を余儀なくされた。
こうなるとどうしても店のことが頭から離れない。

川 ゚ 々゚)「今日は臨休にするよ。明日は定休日だから、どうするかまた考えるよ」

(=゚д゚) 「お前にはいつも苦労させてばっかだなぁ」

川 ゚ 々゚)「何言ってんの、粒粒は父ちゃんと母ちゃんが始めた大事な店でしょ。苦労してるなんて思ったことないよ」

くるうが小学校に上がる頃に両親は鉄板焼き屋を開業した。
最初は客足も乏しく赤字続きに喘いだ。そんな中、母親が試作品で作ったとん平焼きが受けたのを機に次第に口コミで広まり人気店になった。
そんなある日、母親が過労と脳出血で倒れ突然亡くなった。
高校一年生だったくるうは既に自分の進路を決めた。両親が培ってきた店を守ると。
それからは部活もせず、学校が終わると一目散に帰って父の手伝いをした。とにかく必死だった。
周りの子たちが遊びに行くなどして青春を謳歌している間も、鉄板焼きの腕前を上げることに力を入れた。
初めて自分が焼いたミックス焼きを客に出せたときは思わず涙ぐんだ。

川 ゚ 々゚)(母ちゃん…)

12ウチめし:2023/06/07(水) 23:14:27 ID:xff9ky2A0
今日はここまで。途切れ途切れですいません。
やっぱり先にまとめて書いて、それから上げるのが効率いいかな…。

13名無しさん:2023/06/07(水) 23:28:32 ID:jLB88F1I0
乙乙
投下しやすい方法でやっていくのが良いのではないでしょうか。

とん平焼き美味しそう!

14名無しさん:2023/06/08(木) 12:57:29 ID:uAPUaTBs0
おつです

15ウチめし:2023/06/10(土) 15:54:40 ID:wjesl2Z20
Wordで打った文章投下してみます。

16ウチめし:2023/06/10(土) 15:56:43 ID:wjesl2Z20
川 ゚ 々゚)「母ちゃん、どうしたらいい…?」

病院から戻り、居間にある母親の仏壇の前でつぶやくがもちろん返事はない。

川 ゚ 々゚)「………うん、よし。私一人でもどうにかしてみせる」

ただ父が帰るのを待っていてはかなりの損失になってしまう。それなら、時短になっても営業する方がマシだ。意を決して立ち上がると、明日からの作業の段取りを紙に書きだした。
当面の時短営業の貼紙作成や青果市場や精肉店への仕入れ、開店前の仕込み作業の他にもやることは山積みだ。

川 ゚ 々゚)「市場には朝9時過ぎに行って、と…。車の免許持ってて良かった」

17ウチめし:2023/06/10(土) 15:59:21 ID:wjesl2Z20
川 ゚ 々゚)「母ちゃん、どうしたらいい…?」

病院から戻り、居間にある母親の仏壇の前でつぶやくがもちろん返事はない。

川 ゚ 々゚)「………うん、よし。私一人でもどうにかしてみせる」

ただ父が帰るのを待っていてはかなりの損失になってしまう。それなら、時短になっても営業する方がマシだ。意を決して立ち上がると、明日からの作業の段取りを紙に書きだした。
当面の時短営業の貼紙作成や青果市場や精肉店への仕入れ、開店前の仕込み作業の他にもやることは山積みだ。

川 ゚ 々゚)「市場には朝9時過ぎに行って、と…。車の免許持ってて良かった」

18ウチめし:2023/06/10(土) 16:01:57 ID:wjesl2Z20
書き込み反映にタイムラグがあって二重投下になった、すいません。

19ウチめし:2023/06/10(土) 16:28:55 ID:wjesl2Z20
翌日、父の車で市場に向かった。

川 ゚ 々゚)「おはようございます。父がいつもお世話になってます」

業者「おぉ、粒粒さんとこのくるうちゃんか。どうだい、あれから親父さんの具合は?」

川 ゚ 々゚)「それがギックリ腰になっちゃいまして。絶対安静でしばらく仕事は無理かと…」

業者「またとんだ災難だな…。店の方は休むの?」

川 ゚ 々゚)「いえ、時短にして私一人でやってみるつもりです。父の回復も早くなるかもしれませんし」

業者「え、じゃあ二人で回してきたのを一人で?! ご苦労さんだねぇ、何か困ったらいつでも連絡してな。野菜の箱は俺も運ぶよ」

川* ゚ 々゚)「あ、ありがとうございます」

この後も精肉店の仕入れや業務用調味料の受け取りに回り、店に戻ると開店前から疲れてしまった。

川 ゚ 々゚)(ちょっと休憩しよ、この後は仕込み作業だ)

20名無しさん:2023/06/12(月) 02:38:04 ID:u4mHOdRw0
8年ぶりくらい?
よもやよもやだ

21ウチめし:2023/06/13(火) 20:51:43 ID:WFQw9rSs0
川; ゚ 々゚)「ふぅ…、生地の仕込みはこれぐらいかな」

メニューの下ごしらえが粗方済んで時計を見ると開店5分前。

川; ゚ 々゚)「やば、看板出さないと」

夕方5時、店のライトを点けて慌ただしくもやっと開店にこぎつけた。5分もしないうちに仕事帰りの二人組の客が入ってきてカウンターに座る。

川 ゚ 々゚)「いらっしゃいませ」

客1「生ビール2つと豚玉、海鮮ミックス」

川 ゚ 々゚)「かしこまりました」

先にビール瓶とコップを運んでから鉄板焼きに取りかかる。油をひいて鉄板の温度を確かめるといい頃合いだった。
ボウルの生地を大きく混ぜて流し込む。調理の担当は主に自分であるため、手慣れたものだ。

川 ゚ 々゚)「そろそろ裏返して…うん、いい感じ」

仕上げにソースとマヨネーズをかけ、多めのかつお節と青ネギをトッピングして完成。海鮮ミックスも出来上がった。

川 ゚ 々゚)「お待たせしました、豚玉と海鮮です」

ガラッ
客2「ちーす。やってるか〜?」

川 ゚ 々゚)「あ、いらっしゃい。ハイボール冷えてますよ」

そこから客はだんだんと増えていった。

22ウチめし:2023/06/13(火) 21:21:47 ID:WFQw9rSs0
そこからは目の回る忙しさだった。平日の時短営業といえどてんてこ舞いになった。

川; ゚ 々゚)「えーと、3番テーブルにレモンサワー4つと焼きそばととん平焼き、あとは…」

客3「ちょっとー、頼んだネギ焼きまだー?」

川; ゚ 々゚)「あ、はーい、すぐにお持ちしまーす」

客4「ウーロン茶とそばめし、もう10分以上待ってるんだけどー?」


川; ゚ 々゚)「はーい、ただいま…」

客5「お会計お願いします―」

川; ゚ 々゚)「し、少々お待ちくださーい…」

次第にグダグダになっていくのが嫌でも分かる。一人で捌き切れるか傍目でも危なっかしい。

川; ゚ 々゚)(落ち着いて、一つずつこなさないと…)

どうにか最後の客を送り出して、閉店時間の夜9時になる頃には座り込んでしまっていた。

23名無しさん:2023/06/14(水) 18:47:16 ID:b1dNrNgo0

いや〜一人で回すのは無理があるわなぁ

24名無しさん:2023/06/18(日) 01:45:00 ID:av04NHGo0
おつ

25ウチめし:2023/06/25(日) 22:29:32 ID:KXWzLDJo0
川; ゚ 々゚)「ふぅ、どうにか乗り切れたかな…」

店の片づけの後も売り上げ計算や戸締りなど、まだ仕事は残っている。
全てを終えて遅い夜食を食べ、シャワーを浴びたがドライヤーを片手に電池が切れたように眠り込んでしまった。

川 - 々-) Zzz…

そんなくるうの様子をいつの間にか帰ってきたニュッは黙って見ていた。

( ^ν^)(姉貴…風邪ひくだろ…)

静かに掛け布団をかけてやった。

26ウチめし:2023/06/25(日) 23:09:38 ID:KXWzLDJo0
―翌朝―

川 - 々゚)「うーん……」

目が覚めて時計を見るともう朝9時半を過ぎていた。

川; ゚ 々゚)「わ、もう市場に行く時間」

大急ぎで身支度を済ませて車のカギを掴み部屋を出ようとするとニュッにぶつかりそうになった。

川; ゚ 々゚)「ちょ、びっくりしたー。市場と酒屋さんまで行ってくるから」

脇を通り過ぎ階段を下りるくるうに反射的に声をかけた。

( ^ν^)「あ、姉貴!」

弟のはっきりした声を聞いたのはいつぶりだろう。

( ^ν^)「その、さ………俺、店手伝ってもいいか?」

川 ゚ 々゚)「へ」

予想してなかった言葉に間の抜けた声が出た。ニュッは元々社交的ではない性格で今まで店に出たことは数えられるくらいしかない。
しかし今は父がいない分、四の五の言っていられない。昨日一日で一人でやっていくことの難しさは身に沁みていた。

川 ゚ 々゚)「…じゃあ、店の掃除しといてよ。お昼までには戻るから」

( ^ν^)「…うん」

「どういう風の吹き回し」とか「珍しい」などという言葉は飲み込んだ。弟を傷つけると分かっていたから。


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