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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
異界大戦記のようです
94
:
名無しさん
:2023/04/22(土) 11:51:27 ID:6dVV0mEQ0
だがもし、潜入が上手くいっていたならば。
こんな傷では済むはずがない。
すぐそこに転がる死体が、自分の姿であっただろう。
そんな嫌な考えが頭から離れず、火傷と傷の痛みと戦場特有の極度の緊張感から息が乱れ、変装魔法を使うどころではなくなってしまっている状態である。
さらには逃げなくてはと、頭では考えてはいても体が動かない。
ただただ呼吸をし、理解できない現実を眺めることしかできない。
そうしていると、気がつけば彼女は通信用の魔石を握りしめていた。
定時の報告に使うそれを、なぜ取り出したのか、いつ取り出したのか分からない。
だがそれに気がつくと彼女は、一人の男の顔を思いだし、すがるように魔石に魔力を込めた。
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