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川 ゚ -゚)は童貞が好物のようです
1
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:00:41 ID:c3BJgT3w0
ドエロ祭り参加作品
※性的表現有、閲覧注意
3
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:02:04 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)は童貞が好物のようです
4
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:02:31 ID:c3BJgT3w0
_
( ゚∀゚)「うへへ。どうだお前ら童貞か? ん?」
(;'A`)「・・・・」
( ;^ω^)「・・恥ずかしながら、童貞ですお」
(;'A`)「お、俺もそうです」
_
( ゚∀゚)「よろしい。それじゃあ君たち、このサークルに入りなさい。そしたらあいつを今から紹介してやろう」
(;'A`)「ええッ今から!? 先輩! こ・・心の準備が!?」
_
( ゚∀゚)「なァに、童貞は素直に童貞らしく、流れに翻弄されれば良いのさ。お〜いクー、来れたらちょっとこっちに来いよ」
(;'A`)「!?」
川 ゚ -゚)「やれやれ何だね。またわたしの悪い噂でも流しているんじゃあないだろうな?」
_
( ゚∀゚)「い〜や、おれはお前のイイ噂しか流してないねッ」
川 ゚ -゚)「それが概ね悪いと言ってるんだよ。・・よろしく、わたしは素直クールだ。2年生。気軽にクーさんとでも呼べばいい」
呆れた表情でわざとらしくため息をつきながら、クーさんは俺たちにそう言った。
5
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:03:10 ID:c3BJgT3w0
(;'A`)「よ・・よろしくお願いします。ドクオです」
( ;^ω^)「お願いしますお。内藤ですお」
川 ゚ -゚)「覚えているよ、君はほら、ブーンと呼べば良いんだろう?」
( ^ω^)「ッ! そうですお! 覚えていただけましたかお!?」
川 ゚ -゚)「なんてヘンテコなことを言うやつなんだと思っていたよ。よろしく、ブーン」
(///ω/)「〜〜ッ! もっと呼んでくださいおッ」
川 ゚ -゚)「何なんだお前は。ブーン、ほれほれブーン、たまらんか」
( ^ω^)「たまりませんお!」
_
( ;゚∀゚)「なんでちょっとスッキリした顔してんだよ怖えな」
( ^ω^)+ ニコヤカ
_
( ;゚∀゚)「ゆっくり目を見て頷くんじゃねえよ」
川 ゚ -゚)「ふふん、面白いやつじゃあないか。これは先が思いやられるな、ジョルジュ?」
_
( ゚∀゚)「評価が高いのか低いのかハッキリして欲しいもんだな」
笑ってそう言うジョルジュさんがジョッキの中のビールを飲み干し、その場はなんとなく話題に区切りがついたような雰囲気となった。
6
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:03:53 ID:c3BJgT3w0
○○○
俺たちが入会したのはバレーボールサークルだった。
サークルだ。部活ではない。一応小規模な大会に出場することはあるとのことだが、主な目的はレクリエーションと交流で、激しい練習や厳しい上下関係のようなものは存在しない。
週に1度ほど集まっては体育館でわいわいと楽しく汗をかき、ツテを作った先輩から試験の過去問を入手したり教科書を譲り受けたり、割の良いアルバイトを紹介してもらったりするのだ。素晴らしい環境と言えるだろう。
何よりそこにはクーさんがいた。
クーさんはスラリとした細身のバレーボールプレイヤーで、手首の柔らかいセッターだった。打ちやすいポイントにジャストでボールを置くその技術に俺は初見で驚いた。
川 ゚ -゚)「おや、ドクオは経験者なのか?」
('A`)「中学の3年間だけですけど。弱小校のセッターでした」
川 ゚ -゚)「ふふん。それは素晴らしい経歴だな?」
('A`)「素晴らしい・・ ですか?」
川 ゚ -゚)「中学時代の経歴だと、学祭バレーでの経験者枠にカウントされないんだ。そこら中から引っ張りだこになることだろうよ」
それにわたしもたまには打ちたいからな、と、クーさんは頬を伝う汗を拭いながらに俺を見て言う。
体育館の雑な照明に輝くその汗を、俺は美しいと思うのだった。
7
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:04:22 ID:c3BJgT3w0
俺は決して運動神経に優れているわけではないが、それでも10代前半に積んだ3年間の経験はサークル内で有利に働いた。クーさん以外にまともなセッターがいなかったのだ。
ジョルジュさんもまた高校バレー経験者だったが、そのキャラクターの通り、全力でボールを叩くことだけを考えてプレイしているような根っからのスパイカーという感じだった。
_
( ゚∀゚)「へ〜い打つぜェ! 拾え拾えぃ!」
ゲームの合間にスパイク練習の様相となると、ジョルジュさんはクーさんを連れてはそう言った。ネットの先にはやる気のある男や経験者だけが陣取り、その強烈なスパイクを堪能するのだ。
中でも随一のやる気を見せるのは何故だかブーンで、経験者でもないくせに、こいつは誰よりもジョルジュさんのスパイクに食らいついていっていた。
( #^ω^)「オラもういっちょ! 来いお来いぉ〜!!」
_
( ゚∀゚)「タメ口禁止アタック!」
( ^ω^)「ぬわあ〜〜」
まともにスパイクを受けるたびに両手の内側を真っ赤に腫らしながらもブーンは楽しそうにプレイした。
8
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:05:04 ID:c3BJgT3w0
高校まではバスケットボールに熱中していたというブーンは運動能力に優れており、実際優秀なアスリートであるようだった。
単純な足の速さも跳躍力といったフィジカル面でも、積極性やボールへの執着心といったメンタル面でも俺はブーンに劣っていた。しかもこいつは可愛げがあるのだ。豊かな筋肉を脂肪の層で薄く誤魔化し、暴力的にすら感じるプレイへの情熱を柔和な顔付きの下に隠す。
('A`)「最初から薄々感じていたが、お前、なかなかズルいやつだな?」
( ^ω^)「おっおっ。そんなことはございませんお〜」
ニコヤカとしか表現のしようのない胡散臭い笑顔があまりにわざとらしいので、見てると笑えてしまうのだ。
笑ってしまえば負けである。同級生の友人ながら、ほどなく俺はこいつのことを可愛いやつだと思うようになっていた。
川 ゚ -゚)「やれやれ、ブーンは仕方のないやつだなあ」
( ^ω^)「フヒヒ。ご馳走になりますお!」
サークル終わりに奢ってもらう飯の食いっぷりもまたユーモアに溢れたものだった。
9
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:06:34 ID:c3BJgT3w0
('A`)「クーさんは・・ ブーンのことが好きなんだろうか?」
悪趣味な妄想だと思いながらもそんなことをぐるぐると頭に浮かべた夜もある。
ぐるぐる、ぐるぐると考える。こういうのは大抵、延々と続いてしまうものである。
なんせ彼らは仲が良かった。
クーさんはブーンにしこたま飯を食わせるのがお気に入りであるようで、定額制の食べ放題に行く時やハンバーガーチェーン店が安売りのキャンペーンを行っている時にはよくブーンのことを誘っていた。当然ながら、余程のことがなければブーンがそれを断ることはなく、俺がご相伴に預かることも度々あった。
( ^ω^)「お、クーさん案件だお。あらゆるサイズのポテトとナゲットが今日から100円ポッキリお! 小銭握りしめて正門前に集合とのことだお」
何とか単位を落とすことなく1年生の前期日程を終えられたある日、俺に届いたクーさんからのお誘いは、やはりブーンを経由してのものだった。一応自分のスマホに目をやると、何の通知も入っていないことが確認される。俺は再びスマホをロックした。
( ^ω^)「行くお?」
財布を開きながらそう訊くブーンに頷いて見せ、俺も自分の財布を覗く。お世辞にも裕福とは言い難い大学生の現実が鈍い輝きを放っていた。
10
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:07:08 ID:c3BJgT3w0
その日の夕方ごろ、指定の集合場所にはジョルジュさんとクーさんが既にいた。急ぎ足を見せて頭を下げ、声の届く距離になると改めて挨拶をする。
ジョルジュさんは俺たちの顔を見るなり肩をすくめた。
_
( ゚∀゚)「いやぁ、このクソ暑い中、当然のように激混みですわ。わざわざ夕食にはまだ早い、中途半端な時間帯にしたってのによ」
川 ゚ -゚)「キャンペーン開始日の大学正門前店だからな。さもありなん」
('A`)「・・ですか。どうするんですか?」
_
( ゚∀゚)「当然待って、買えるだけ買う! あ、小銭でな、小銭で買えるだけ。札出したら際限ないからよ」
川 ゚ -゚)「――と、いうわけだ。君たちも小銭を出しなさい。総動員だ」
( ^ω^)「あいにく僕らは文無しですお?」
_
( ゚∀゚)「嘘つけジャンプしてみろよ」
( ^ω^)「ちゃりんちゃりん!」
_
( ゚∀゚)「口で言ってんじゃねぇよまったく。ほれ出せ小僧」
こうして俺たちは古めかしい作法のカツアゲに処されたのだった。
11
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:07:42 ID:c3BJgT3w0
('A`)「しかし店内はいっぱいですね・・ どこで食べます? 学部に使える空き部屋あるかな」
川 ゚ -゚)「行きがけにチラ見したがだめそうだった。ここはジョルジュの家しかないだろうな」
_
( ゚∀゚)「うお〜ん。学校から近い家に住む弊害!」
川 ゚ -゚)「君たちジョルジュの家はわかるか?」
('A`)「なんとなく? ですかね」
( ^ω^)「ここから16方位でどこにあたるかくらいはわかりますお」
川 ゚ -゚)「これは絶望的だな・・ そうだな、二手に分かれるか。買い出しグループと長蛇の列グループと」
_
( ゚∀゚)「それじゃあブーンとおれとで列に並ぶからお前ら酒でも買ってこいや」
( ^ω^)「え〜 僕もあっちがいいですお」
_
( ゚∀゚)「てめぇが行ったらまた色々買わせるだろうが」
( ^ω^)+ ニコヤカ
図星を突かれたブーンは列に並び、爽やかな笑顔で俺とクーさんに手を振った。
12
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:08:08 ID:c3BJgT3w0
大学生相手にとにかくモノを安く売ることで成立しているスーパーへ向かい、俺はクーさんと並んで歩く。距離と人数が新鮮だった。
川 ゚ -゚)「やれやれだな。何か特別飲みたいものあるか?」
('A`)「シュワシュワした爽やかなものがあったら何でもいいです」
川 ゚ -゚)「それではわたしたちと金麦だな。ブーンは?」
('A`)「あいつはコーラの方が喜ぶかもしれません」
川 ゚ -゚)「じゃあ金麦とコーラを買ってくか。1.5リットルもあればいいだろ」
('A`)「足りなかったらメントスを食べさせてやりましょう」
川 ゚ -゚)「あれって人の腹でも成立するのか?」
('A`)「どうかな・・ 少なくとも丸飲みが必要かもしれませんね」
川 ゚ -゚)「夏休みの宿題が自由研究だったらこれをテーマにするのにな。そういや君ら、成績の方はどうなんだ?」
('A`)「俺は可もなく不可もなく。ブーンはあれで優秀ですよ」
川 ゚ -゚)「まじか。まったく、嫌なやつだなあ」
本当ですね、と俺は共犯者の顔で笑った。
13
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:08:32 ID:c3BJgT3w0
それはきらめくような時間だった。
スーパーの籠を持ってクーさんと並んで歩くというのが素晴らしい。会話自体が快楽となっているので話題など何でも良かった。俺が吐いた言葉がクーさんの耳に入り、俺に聞かせるための言葉がクーさんの口から紡がれるのだ。
これはすごいことである。
ふとした拍子に目が合う度に吸い込まれるような気持ちになった。どうしてこんなに魅力的な角度で口の端が上がるのだろうか? 仮にこのつやつやとした黒髪に覆われた小さな頭に手を這わすことができるのであれば、どのような代償でも払う気になることだろうと俺は思う。
川 ゚ -゚)「さてと、こんなものかな。飲み物だけのつもりだったが、どうやったってお菓子も買ってしまうなあ」
('A`)「しゃあないです。キットカットは神様の食べ物ですから」
川 ゚ -゚)「そうだな、ええと、ドクオはこの2列タイプのキットカットを一体どうやって食べるんだっけ?」
('A`)「割らずにそのまま、向かって右の列を右の前歯で、左の列を左の前歯で噛み締めます。キットカットはそのために2列になっているのです」
川 ゚ -゚)「そんなわけないだろ! そんな食べ方するやつ他に見たことないぞ!?」
('A`)「奇遇ですね、俺もです」
川 ゚ -゚)「げらげら」
この話をする度にクーさんが毎回くるくると笑ってくれるので、俺は同じような話を何度でもしてしまうのだった。
14
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:09:16 ID:c3BJgT3w0
大量の発泡酒と一人分とは思えないサイズのコーラ、そしてアイスやお菓子の類を両手に、俺たちはジョルジュさんの部屋へと向かう。やはり記憶はおぼろげで、途中から俺は道がよくわからなくなる。
('A`)「現地集合だったら俺は迷子になってたでしょうね。1回来たのに、道、全然覚えてないや」
川 ゚ -゚)「この辺ちょっとわかりづらいよな。まあでもジョルジュの家は便利だから覚えておくに越したことはない」
('A`)「今回しっかり把握しますよ・・ でも、なんでこんなに覚えてないのかなぁ」
川 ゚ -゚)「ジョルジュに興味がないからじゃあないか?」
('A`)「それは違いないですね」
川 ゚ -゚)「プークスクス。それじゃあ今度わたしの家で飲もうか。ジョルジュの家よりだいぶ遠くてわかりづらいところにあるが、それでも覚えてもらえるか見ものだ」
('A`)「ッ! 絶対行きます! 覚えますよ」
川 ゚ -゚)「ふふん、せいぜい頑張るがいいさ。記憶力自体が悪いわけではないんだろう?」
('A`)「どちらかといえば高学歴なつもりです」
お任せあれ、と軽い口調で続けながら、俺はジョルジュさんの家への道のりがうろ覚えである理由に思い至った。ふたりきりでないとはいえその時もクーさんと一緒で、道のりよりも談笑交じりに歩くクーさんの様子に注意を払っていたからに違いない。
夏の太陽がまだ沈んでもいない時間帯。汗ばむクーさんの輪郭を輝かせて見せるというのであれば、俺はこの猛暑の根源さえもを愛せるような気がするのだった。
15
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:09:43 ID:c3BJgT3w0
○○○
ジョルジュさんの部屋は広めの1Kといった間取りで、学生のひとり暮らしには十分な物件だった。少なくとも俺の住処よりはずっと立派だ。
クーさんに連れられて入室する。ローテーブルにいっぱいのチキンナゲットとフライドポテトが強烈な匂いを放っていた。
川 ゚ -゚)「邪魔すんで〜」
_
( ゚∀゚)「邪魔するなら帰って〜」
( ^ω^)「エセ関西弁のやりとり乙ですお」
川 ゚ -゚)「ご苦労。しかし凄い匂いだな」
_
( ゚∀゚)「たまんねぇだろ? ブーンとふたりで1箱ずつもう食べてんのにまったく減る気配がしねえ」
川 ゚ -゚)「堂々とつまみ食いしてんじゃないよまったく」
_
( ゚∀゚)「いやあ、おれにはあまり時間がないもんでよ」
失礼失礼、とジョルジュさんは悪びれずに謝罪を重ね、新しくチキンナゲットの箱を開けた。
16
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:10:29 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「おん? ジョルジュ、お前時間ないのか?」
_
( ゚∀゚)「この後バイトなんだよな。店で食って解散すると思ってたからよ」
川 ゚ -゚)「あらまあ」
('A`)「そうなんですか。それじゃあ急いで食べないと」
_
( ゚∀゚)「いやまァお前らはゆっくりでいいさ。おれはバイト行くけど、てきとーに使って解散してくれや」
( ^ω^)!
_
( ;゚∀゚)「お前は単独行動するんじゃねぇぞ・・ 適当にってのはお好きにどうぞって意味じゃあなくて、適切な使用を心がけろという本来の用途の方だ」
( ^ω^)+「モチロンですお!」
_
( ;゚∀゚)「クー、頼んだぞ」
川 ゚ -゚)「頼まれた。ブーン、おいたしたらケツにコーラとメントスぶち込むからな」
( ^ω^)「ヒャ〜 刺激的ですお!」
_
( ゚∀゚)「屋内でその懲罰の実行はしないとジョルジュ信じているからねッ!」
川 ゚ -゚)「かわいいかわいい。ほら、バイトに行っておいで」
_
( ゚∀゚)「行くのはまだじゃい!」
ジョルジュさんは怒った顔を見せてフライドポテトを口へと乱暴に放り込んだ。
17
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:10:59 ID:c3BJgT3w0
これから塾のバイトだと言うジョルジュさんは、しかしナゲットやポテトを食べつつ自然な動作で発泡酒をグラスに注いでは飲み干していった。
('A`)「バイト前にそんな飲んでいいんですか?」
_
( ゚∀゚)「あん? べろべろじゃなければ大丈夫だろ、仕事はできるし」
川 ゚ -゚)「こいつ1コマ空いた自由時間に立ち飲み屋とか行ってるからな。どこかからクレームが入ったら即クビだろうが、そうなってないということは、きっとそういうことなのだろう」
( ^ω^)「ほえ〜 塾講師ってみんなそういうノリなんですかお?」
川 ゚ -゚)「いや、こいつはかなり特殊だろ」
_
( ゚∀゚)「実習中の昼休みに飲みに行く先輩の話とか聞いたことあるし!」
('A`)「それはもうアル中じゃあないですか」
_
( ゚∀゚)「生活に支障がなければ依存症にあたらねえし!」
川 ゚ -゚)「匿名でクレーム入れて首飛ばしてみるか? 支障が出たら依存症なんだろ」
_
( ゚∀゚)「やだな、冗談じゃないですか。それでは私はそろそろ準備を」
チラリと時計に目をやると、知らないうちにずいぶん時間が経っていた。
18
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:11:25 ID:c3BJgT3w0
_
( ゚∀゚)「ほなさいなら」
と言い残して部屋の主人が出て行った。ジョルジュさんの胃袋に収まったのは5ピース入りのチキンナゲットが5箱とフライドポテトのLサイズが2箱近くだ。おそろしい量のカロリーを摂取したことだろう。
川 ゚ -゚)「結構食べた筈だが全然あるな。これ本当に小銭だけで買ったのか?」
( ^ω^)「インパクトが足りねえ! っつって、結局電子マネーを活用していましたお」
川 ゚ -゚)「それだよ原因は。札より際限ないやり方じゃあないか」
('A`)「まあでもその前提で考えれば可愛い方ですかね? 1万円分とか買われた日には目も当てられなかったでしょうし」
( ^ω^)「僕はその旨提案したんだけど、あいにく却下されちまったお」
('A`)「したのかよ」
( ^ω^)「だってキリが悪かったしお・・」
川 ゚ -゚)「単価が税別100円なんだから何個買ってもキリ良くはならんだろ」
( ^ω^)「それが却下の決め手でしたお。レシートが美しくないという」
('A`)「美意識!?」
わははと笑う俺たちの手はほとんど止まってしまっていて、テーブルの上は依然として油まみれのジャンクフードに占領されていた。
19
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:11:57 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「さてと。そろそろこれらを食い切ることへの執着を捨てようと思うのだけれどいかがかな?」
('A`)「同意。絶対無理でしょうし」
( ^ω^)「おっおっ、ジョルジュさんいないと頑張れませんお。こんなの意味わかんない」
川 ゚ -゚)「言いぐさよ。――それでは残りはパッキングして冷蔵庫にでも追いやってしまおうか。まだ食べたいものや持ち帰りたいものは適当な範囲で確保しておけ」
('A`)「あ、パッキングは俺がやりますよ。取る分取っちゃってください」
川 ゚ -゚)「そうか? じゃあ頼んだ。ラップはあそこだ」
('A`)「あいあい」
そう言うと、俺はラップにチキンナゲットを並べて5ピースずつにまとめていった。こういった揚げ物を温め直す時にどうすれば良いのか皆目見当もつかないが、レンジにかけることを想定し、熱効率が良くなるように気をつける。
俺たちはそれなりに健闘していて、結局残ったのはチキンナゲットが25ピースと両手で掴み上げようとしたら零れそうな量のフライドポテトの群だった。
( ^ω^)「・・後片付けも済んだなら、そろそろ解散しますかお?」
俺の作業を見守っていたのか、パッキングした揚げ物たちを冷蔵庫に収納し終わったところでブーンがそのように切り出した。
20
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:12:25 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「そうだな、解散してもいいが・・ ブーンも何か用事でもあるのか?」
( ^ω^)「いや実は・・ 野暮用ですお。ご飯まだだったらって、狙ってる女についさっき誘われたんですお」
(;'A`)て「狙ってる女!?」
川 ゚ -゚)「ほほう。それは興味深い」
( ^ω^)「フル面子だったら断るんですが、ジョルジュさんも行っちゃったことだし、こっち行ってもいいですかお?」
川 ゚ -゚)「もちろんいいさ。後ほど詳しく聞かせるように」
( ^ω^)「うぃ〜 むっしゅ!」
(;'A`)「しかし飯まだって、お前、腹パンパンじゃないのかよ」
( ^ω^)+「そこは気合で何とか」
川 ゚ -゚)「気合で幽門開くかな。検討を祈る」
⊂二二二( ^ω^)二⊃ 行ってきますお〜
そう言い残すと、ブーンはバスケットボールプレイヤーの俊敏さでジョルジュさんの部屋を後にした。
21
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:12:46 ID:c3BJgT3w0
○○○
座ったままでブーンを見送り、やれやれと大きくひとつ息を吐く。同じようなため息の漏れる音が耳に届いた。確認などせずとも、それがクーさんからのものであることが俺にはわかる。
何故なら、この部屋には今俺とクーさんしかいなかった。
ふたりっきりだ!?
ようやく俺は実感した。俺はクーさんとふたりっきりになっていた。
(;'A`) ンゴク
そっと唾液を飲み込んでみる。ひどく大きな音がしたように俺は感じる。
テレビも点けてなければ音楽をかけてもいなかったので、俺たちの間には静寂が横たわっていた。それまで聞こえていなかった外の車のエンジン音が俺とクーさんの間に割って入ろうとしている。
それを許さなかったのはクーさんだった。
川 ゚ -゚)「解散するか? せっかく買ってきたのだから、わたしはこれからアイスを食べるつもりだが」
先ほどまで当たり前のように聞いてきていたクーさんの声がそのように言うのに、俺は頷く程度の反応しかできなかった。
22
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:13:16 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「ほれ。ドクオも自分が買ったものを食べるか、持って帰るようにするといい」
( A )「・・どうも」
クーさんの方を見ることができない俺の前のローテーブルに、袋に入ったままのブラックモンブランが無造作にゴトリと置かれた。自然とそこに視線が向かう。クーさんの手が俺のアイスから離れようとしている。
長い指だ。細く、長い。どちらかというと太く短い俺の指とは対照的だ。
ずっとバレーボールに携わってきたクーさんの手は機能的な美しさを持っている。マニキュアを施されてはいないが強そうな爪。きめ細やかな見た目ほどに柔らかくはない筈のその表面に触れて感触を確かめたいと、支えのない物が重力に従って落ちるように、俺は自然と思ってしまう。
顔。
その手が視界から引っ込むより先に、下から覗き込むようにして、クーさんがそんな俺と無理やり目を合わせてきていたのだった。
川 ゚ー゚)「おいおい、いったいどうしたというんだ?」
ゆっくりそう言い、垂れ下がってきた前髪を指先で払うクーさんは、やはり吸い込まれそうな目で俺を見ていた。
23
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:13:41 ID:c3BJgT3w0
( A )「・・いえ」
と、振り絞るように言うのが精いっぱいだった俺の頭にわずかな圧力を感知する。手の平だ。クーさんの細く長い指の左手が、俺の頭に乗っているのだ。
こめかみのあたりを血流が駆け巡っているのがわかる。心臓の鼓動の強さが手の平越しにバレてしまうのではないかと俺は危惧する。
しっとりとしたクーさんの手の平が俺の頭をゆっくりと撫でる。そして耳から頬へと移動していくのを、見つめるような気持ちで俺は感じた。
川 ゚ー゚)「――たのしいなぁ?」
独り言のような口調でクーさんが言葉を転がす。寝たふりをしているわけでもないのに、俺はその言葉に反応を返すことができず、呼吸が荒いものにならないように努めてゆっくり息を吸って吐くしかなかった。
頬を這っていたクーさんの手が小さくその形を変えていく。何本かの指がほとんど加わっていない力で俺の顎を引き上げると、そのままの角度に俺の頭部が動いて止まる。
クーさんの親指が薄く唇に触れていた。
24
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:14:04 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ー゚)「あの新歓の夜、ジョルジュから、わたしのことをどのように訊いていた?」
はっきりと触れているのに発言の支障にはならない圧力を唇に感じながら、俺はそのように問いかけられていた。
その時のやり取りをフラッシュバックするように思い出す。
童貞を好物としている美人がいると聞いたのだった。
そして、それがまさしくクーさんのことであると、ジョルジュさんは言ったのだ。
クーさんは疑いようもなく美人だった。
まさか「本当にあなたは童貞の男が好きなのですか?」と訊くわけにもいかないので、その発言の真偽を確かめる術はこれまでなかったが、その話を否定するような材料にも俺は巡り合っていなかった。
クーさんは普通に美人で、普通に良い先輩だった。手首の柔らかい優れたセッターで、セッターとしては数段実力が劣るであろう俺が用意したトスを楽しそうに打ってくれた。
そんなクーさんの親指が、答えろよ、とまるで催促しているかのように俺の下唇を小さく押し込んでいるのだった。
25
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:14:29 ID:c3BJgT3w0
何も答えないわけにはいかなかった。
唇に感じるクーさんの親指はバレーボール選手の厚さの皮膚に覆われていたが、決してゴワゴワとしてはおらず、不快どころかそこに舌を這わせてみたいような欲求を俺に意識させるものだった。
( A )「――」
そして俺は気がついた。この形のままで発言すれば、それは意図せずクーさんのその親指の感触を唇に楽しむ機会となるのだ。
ジョルジュさんは、と、思い切って口を動かした俺は、それに応じて唇への刺激が変化するのをつぶさに感じた。高額な肉を咀嚼する時のように、その行為自体が快楽なのだ。
( A )「ジョルジュさんは――もちろん冗談めいた口調でしたが、クーさんのことを、童貞がお好みな美人であると言っていました」
川 ゚ー゚)「なるほど」
獲物を見つめる肉食獣のような笑顔でクーさんはゆっくりそう言うと、俺の唇に触れていた親指をずぶりと口の中に入れてきた。
( A )「〜〜ッ」
その指の太さの分だけ俺の下顎が押し広げられる。指の先端を舌に感じる。そのつるりとした舌触りの突起の動きに従うままに俺の口がわずかに開いた。
川 ゚ー゚)「間違ってはいないかもしれないな。ドクオ、君はどう思う?」
そしてクーさんは俺の口から指を引き抜きそう訊いてきたのだった。
26
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:14:53 ID:c3BJgT3w0
(* A )「――どうって・・」
川 ゚ -゚)「一応誤解がないように言っておくと、童貞だったら誰でもいいわけじゃあないんだ。この世に星の数ほどいる童貞たちをちぎっては投げしているわけでもない」
そう言うと、クーさんは俺の口から引き抜いた親指に人差し指を合わせ、ピノの箱からチョコレートでコーティングされたバニラアイスを摘まみ上げた。ソムリエがワインに対してそうするように、目線の高さでその指とアイスの按配を観察している。
そしてクーさんは俺の唾液が付着しているであろう指ごとピノの一粒を自分の口へと運び入れたのだった。
川 ゚ -゚)「ただ可愛いやつが好きなんだ。童貞って、ほら、なんとも可愛らしいだろう?」
指に付着したチョコレートをクーさんの赤い舌が舐め取っていくのを凝視する。
川 ゚ -゚)「別に童貞じゃあないといけないわけではないが、これまでに関係した男は全員がどういうわけだか童貞だった。それをジョルジュは知っていて、そんな冗談を言うわけだな」
満更冗談でもないのだけれど、と付け加えながら、クーさんは新たにピノをひとつ指先に摘まむ。
川 ゚ー゚)「――ところで、だ。ドクオくんはピノがお好きか?」
そしてクーさんは俺の目をまっすぐに見てそう言った。
27
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:15:21 ID:c3BJgT3w0
俺は現状がうまく理解できていなかったが、それでも自分が言うべき台詞は頭に浮かんだ。
(*'A`)「――好きです」
と、吸い寄せられるような目に向かって答えた俺に、クーさんは満足そうに頷いて見せる。そしてそのままクーさんのピノを摘まんだ左手が、先ほどまでその親指を突っ込まれていた口へと伸ばされてくるのだった。
半開きで待つ俺の唇に冷たい黒さがひんやりと触れる。そのまま、先ほどまで俺の唇に触れていた指が再び触れるまでの深さで侵入し、上唇にクーさんの人差し指を、下唇にクーさんの親指を感じる位置でそれらは止まった。
川 ゚ -゚)「噛むんだ」
と、呟くようにしてクーさんが言う。言われるままに顎関節を動かすと、半分ほどの大きさになったアイスの粒を俺の口から拾い上げ、その断面を面白そうに眺めてクーさんは続けた。
川 ゚ -゚)「歯形だ、ドクオの。・・どうだ、ピノは美味しいか?」
(*'A`)「――美味しいです」
川 ゚ -゚)「そうだ、ピノはとても美味しい。この世の真理のひとつだな」
クーさんは歌うようにそう言うと、手に残った不完全なピノをおもむろに口に含み、指に残ったチョコレートの名残にゆっくりと口づけをする。
そしてそれまで腕を伸ばしてきていた距離だけ俺の方へと体を寄せ、そこから首を押し出すようにして躊躇なく唇を重ねてきたのだった。
28
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:15:42 ID:c3BJgT3w0
明らかに俺はクーさんとキスをしていた。
(* A )「〜〜ッ!!」
これまで体験したことのない唇への刺激に俺の頭はほとんどパニックになっていた。
今、俺はキスをしているのだ。
クーさんと。
今までのやり取りの中にその予兆はいくらでも転がっていて、ある種の期待と準備を俺はしていた筈なのに、まるで予期できない驚くべき事態に遭遇しているかのように俺は純粋に驚いていた。
時間にしたらどの程度のものなのだろう?
5秒か、10秒か。
ひょっとしたら1秒やそこらのことだったのかもしれない。
俺はクーさんとキスをした。
そして、クーさんの頭が再び俺との距離を取ったのだった。
29
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:16:07 ID:c3BJgT3w0
(*'A`)「――ッ」
川 ゚ -゚)「ふふん、やっぱりピノの香りがするな?」
キスから離れたばかりの距離でそう言うクーさんに俺は頷く。その顔を見る距離が近づけば近づくほどに、それだけいっそう美しく見えるものなんだな、と俺は頭のどこかで考える。
クーさんの唇が閉じ、すぐに開く動作で小さなキスを俺に向かって投げてきた。
吸い込まれる目。そのわずかな音と動きをきっかけとして、虫が光に飛び込むのと同じレベルの判断力で、今度は俺の方からキスをした。
クーさんが俺に行ったような紳士的な接吻ではない。それはまさに童貞的な、貪るようなキスだった。香りだけではなくピノの味が伝わってくるキスだ。
(* A )「〜〜ッ あぁクーさん!」
唇を重ねるだけでは満足できず、欲望の命ずるままに舌を突き出す。クーさんの口腔内を探索するように動かしまわす。クーさんの歯の裏の感触を舌に感じると、脳に何かの快楽物質が分泌されているのが自覚される。
やがて俺の舌はクーさんの舌に迎え入れられた。それらの摩擦は何をどうやったら他で得ることができるのか想像もつかないような快感を俺にもたらすのだった。
30
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:16:29 ID:c3BJgT3w0
夢中でその快楽の根源を吸い、しゃぶる。
たまらないことだった。
しかしその愉悦の時間は不意に寸断されることになる。クーさんが俺に吸われる舌を強く引き抜き回収したのだ。
(*'A`)「――?」
川 ゚ -゚)「不思議そうな顔をするんじゃないよまったく」
この夢のような時間はこれで終わりなのか?
蜘蛛の糸が切れるような絶望を予感した俺の恐怖を察したのか、俺が何を言うより先にクーさんは小さく笑って首を傾げ、優しいキスをしてくれた。
川 ゚ -゚)「痛いんだよ。吸う力が強すぎる。わたしの舌を引っこ抜くつもりか」
(*'A`)「――ッああ! すみません」
川 ゚ -゚)「ドクオくんはやっぱりあれかな、童貞なのかな?」
(*'A`)「ハイ! 現役バリバリの童貞です!」
川 ゚ -゚)「それじゃあ覚えておくと良い」
荒々しさの許容範囲を把握するまでキスは優しくするもんだ、とクーさんは先輩の口調で俺に言う。俺は後輩の顔で頷いた。
31
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:16:53 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「やれやれ」
大きくひとつ息を吐き、クーさんは大げさに肩をすくめて見せた。
川 ゚ -゚)「ドクオくんには色々教えてあげなければならないな?」
(*'A`)「ッお願いします!」
川 ゚ -゚)「素直でよろしい。わたしはそういう態度は好きだよ」
(*'A`)「俺もです!」
川 ゚ -゚)「それじゃあ文脈的にナルシスト宣言になっちゃうぞ。ふふ、可愛いやつめ、そこで舌を出してみるんだ。そうそう」
クーさんに言われるままに口から大きく出した俺の舌に小さく口づけをすると、クーさんの頭部が俺から観察可能な位置まで上昇し、その口部から唾液が垂れてくるのが見えた。
クーさんの唾液だ。小さな気泡の混じった透明なとろりとした液体が、クーさんの赤い舌を経由して、表面張力で支えきれずに糸を引く雫を形成しているのだ。
迎えに行ってその舌に吸いつきたくなる衝動をなんとか堪える。我慢だ。そんな我慢に成功し、そのままの姿勢でその甘露の粒を受け入れられたことに喜んだその瞬間、クーさんからの貪るようなキスが降ってきた。
32
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:17:36 ID:c3BJgT3w0
(*'A`)「〜〜ッッ」
たっぷり10秒間ほどは続いただろう濃厚な接吻を終え、クーさんは俺の下唇を離れ際に噛んで離した。
(*'A`)「・・・・」
川 ゚ -゚)「ふふん。こういうのも素敵だろう?」
口の周囲にはみ出た俺の唾液を親指の腹で拭いながらにクーさんはそう言った。
俺はそれに小さく頷く。クーさんの匂いが俺の体に残っている。
もはや息が荒くなるのを隠してなどいられなかった。
そんな俺とは対照的に、まだまだ余裕たっぷりという様子のクーさんは、乱れた黒髪を手櫛でゆっくり整え俺を見た。
そしてまっすぐに俺の目を見たままで、手だけが俺の体を撫でるように触れながら降りていき、やがて俺の股間に到達したのが強烈な快感となって伝わった。
33
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:18:09 ID:c3BJgT3w0
(*'A`)「・・クーさんッ」
思わずその手の持ち主の名を口にする。制御不能なほどに怒張した俺の股間を繊細な動きで刺激しながら、クーさんは楽しそうに微笑んでいた。
川 ゚ー゚)「いかにも、わたしがクーさんだ」
(*'A`)「・・クーさん、だめです」
川 ゚ー゚)「何がだ? この勃起しきった童貞のチンポにこのまま刺激を与え続けられると、それだけで射精してしまいそうなのか?」
確かにそれはだめだなあ、とクーさんは俺の脳に直接語りかけるような声色で俺の鼓膜を振動させる。
耳元で囁くクーさんの言葉が振動となって俺の耳の表面を撫でる。唇と舌の動きが伝わってくるのだ。背筋がぞわぞわとするようなその感触は耐えがたいものであるにも関わらず、もっと味わっていたいともまた思ってしまうような矛盾した快感を俺にもたらす。
(*'A`)「!!」
そんな耳をクーさんに啄まれるのは、小さく飛び上がってしまいそうな刺激だった。
34
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:18:42 ID:c3BJgT3w0
(*'A`)「あぁ・・ クーさん」
川 ゚ー゚)「気持ちが良いのか?」
(*'A`)「気持ち、いいです」
川 ゚ー゚)「それじゃあ何が気持ち良いのか言ってみろよ・・」
(*'A`)「〜〜」
川 ゚ー゚)「言えないのか? ほら、どちらかというと高学歴なんだろう? 言語能力を駆使してみろよ。この、パンパンに膨れ上がった亀頭をフニフニと断続的に刺激されるのが良いんだろう? それともどうだ、このように、竿の方までしごき上げられる方が良いのか?」
(*'A`)「〜〜ッ クーさん!」
川 ゚ー゚)「このまま夢精よろしくパンツの中に射精してしまいそうだとでも言うのかな。それとも、それは嫌だとさっきから訴えているのか? そうなのか?」
俺の視線をどのような意味に捉えたのか、欲張りな童貞だなあ、とクーさんは呆れたような口調で俺に言い、俺の股間をまさぐる手を離してキスをした。
35
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:19:07 ID:c3BJgT3w0
クーさんとのキスはやはり甘美で、その薄い唇に触れている間はそれを味わう以外のどのような行為をも俺に許しはしなかった。
シャツのボタンが外されたのがうっすらとわかる。継続的にキスを重ねながら、クーさんがその長く細い指を第一ボタンにかけたのだ。
ひとつ、またひとつと上から順に外されていく。やがてクーさんは十分開いたシャツの隙間にその手を滑り込ませてきた。
そこに期待感がなかったといったら嘘になる。
すべらかな動作で侵入したクーさんの手の先が俺の乳首に触れた瞬間、くすぐったさの中に潜んだ鋭利な快感が俺の脳髄を貫いた。
(* A )「〜〜ッ!!」
身をよじるようにしてその指先から逃れようとする。できなかった。
どのようにこの身を背けたところで、大蛇のように巻き付いてくるクーさんの右手がどこまでも付いて来るのだ。
(* A )「〜〜ッ クーさん!」
川 ゚ー゚)「ふふ。これも嫌いじゃあなさそうだな、ドクオ?」
触れるか触れないかの絶妙な間合いを行き来する指先に愉悦の声が溢れてしまう。たまらない気持ちでクーさんのその手を取るのだが、その動きを止めるほどの力を込めることが俺にはどうしてもできないのだった。
36
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:19:44 ID:c3BJgT3w0
クーさんの手の感触を手の平に感じる。露わになった俺の上半身にクーさんの肌の一部が触れている。そのまま抱き寄せずにはいられないクーさんの頭部の抱き心地を描写することは不可能だ。
(*'A`)「クーさん・・ クーさん好きです」
腕の中にあるクーさんの頭に染み込ませるように何度もそう言う。すると、クーさんは顔を上げてにやりと笑い、
川 ゚ー゚)「かわいいやつめ」
と、その言葉を解釈した俺の脳みそをぐちゃぐちゃにかき混ぜるようなことを口にするのだった。
川 ゚ー゚)「これはどうかな?」
そして楽しそうに言葉を続けたクーさんの頭部が俺の腕の中でもぞりと動く。
一体何をされるのだろうか!?
期待と予想が頭の中で真っ白に入り乱れる中、クーさんは俺から見てもわかるように少し距離を取ったところから予備動作を開始して、ゆっくりと俺の乳首にその赤い舌を這わせて吸った。
37
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:20:06 ID:c3BJgT3w0
(* A )「あ〜〜!」
もはや理解不能な快楽が俺を襲う。直接的な刺激もさることながら、あのクーさんの顔が俺の体に密着し、俺の乳首を愛でているのだ。
視覚でクーさんのその淫靡な様子を見、嗅覚に濃厚なクーさんの香りを嗅ぎ、触覚で手の平にクーさんの髪の艶やかさを感じる。自分の息遣いの中にクーさんの呼吸も荒くなっていることが聞いて取れ、クーさんの唾液の味わいが俺の口には依然として残っている。
そんな、五感を総動員して堪能してもなお足りないクーさんが、今俺の目の前にいるのだった。
乳首を離れたクーさんの口が再び顔の高さに上ってくる。
そして俺たちは触れるだけのキスを重ねる。
嵐の前の静けさを感じさせるようなキスだった。
(*'A`)「――」
川 ゚ー゚)「――」
クーさんの手が俺のベルトにかかっているのが俺にはわかった。
38
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:20:35 ID:c3BJgT3w0
少し腰を引くようにして角度に余裕を作ってやると、クーさんの手によってすぐにベルトが緩められ、ズボンの固定具としての用を足さなくなった。
ホックが外れる。スライダーに付いた引き手を立てると、ロックが外れ、クーさんが指を動かしただけの大きさでファスナーが開いていくのだ。
腹から腕を突っ込まれる。クーさんの手の平を直接感じる。
思わずクーさんの顔を覗き込むと、クーさんのいつもは涼しげな印象を受ける大きな瞳が、熱い視線をうっとりと俺に向けていた。
これはもの凄い視覚情報だった。
それだけで射精しそうになる光景だ。
川 ゚ー゚)「ふふ・・ 女の子みたいに濡れているじゃあないか。これ本当にガマン汁だけか? 射精しちゃってるんじゃないだろうな?」
(*'A`)「あぁ・・ でもコレもうヤバいです・・」
川 ゚ー゚)「このカウパー氏腺液を亀頭に塗り込めてやったらどうなるんだ一体? うりうり」
(*'A`)「〜〜ッッ! ヤバいですってば!」
川 ゚ー゚)「ふふ。冗談冗談、まだイっちゃあ駄目だよ。しかし、そうだな、そろそろ射精させてやろうかな」
クーさんは呟くようにそう言うと、その場に前傾姿勢で座り込み、大きく開かれた俺のズボンをパンツごと、厳かとさえ言えそうな動作で滑らかに下ろした。
39
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:20:59 ID:c3BJgT3w0
これ以上なく勃起している俺の局部が完全に露わになる。
川 ゚ー゚)「わ〜お」
体勢的にその怒張を目の前に受けているであろうクーさんは能天気さを感じさせるような声を上げ、外気に解放された俺の先端を指先で小さく弾くようにして触った。
川 ゚ー゚)「薄々気づいていたが、ドクオくん、なかなか立派なんじゃあないか」
(*'A`)「ど・・ どうも」
川 ゚ー゚)「それでは失礼」
(*'A`)「失礼・・? ッて んあぁ〜〜!!」
唸るような声が反射的に漏れたのは、クーさんが俺を口に含んだからに他ならなかった。
クーさんの口腔内を感じる。中でもやはりと言うべきか、舌の感触が格別だった。
頭を前後させるようにして出し入れしながら先端を舌で愛撫してくるのだ。そして眼前に広がる光景がたまらない。先ほどの乳首攻めの時にもこれ以上ない快楽だと思ったものだったが、そのような童貞の予想は簡単に覆されてしまうのだ。
(* A )「〜〜!」
すぐに射精してしまわないように、俺は下腹部にありったけの力を込めた。
40
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:21:25 ID:c3BJgT3w0
クーさんの頭部が動く度に湿った音が生まれて消える。
その動作自体はゆっくりとした速度であるのに、それがかえって視覚や聴覚といった様々な情報を取り込む要因となって、濃厚な性体験を俺にもたらしてくるのであった。
(*'A`)「ぅああ〜 だめだ 気持ち良すぎます」
川 ゚ー゚)「ん〜 そうか? これでも手加減しているつもりだけどな。ほら、フェラチオ速度は十分ゆっくりにしているだろう?」
(*'A`)「ッそれがエロいんですよ・・!」
川 ゚ー゚)「ふふ、良い感想だ。しかしそれでは、激しい方がこらえやすいとでも言うのかな?」
(*'A`)「? ・・あッ ああ! うわあ〜ぁ」
ものは試しとばかりにクーさんの動作が予告もなしに速度を増した。
どこがどうなっているのか判別不可能になる強度の刺激が俺の感覚器官に送り込まれ始める。ゆっくりの方がかえって卑猥に感じられると考えていた俺の感想はその暴力的な快感に蹂躙される。
41
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:21:53 ID:c3BJgT3w0
まったくわけがわからない俺に唯一確信が持てたのは、絶頂が近づいているということだった。
これ以上射精をこらえることは不可能だ。今この場でいきなり太ももにナイフを突き立てられたところでこの快感から逃れることは不可能だろう。問答無用とはこのことだ。どれだけ足元に力を入れて堪えたところで一定以上の高さの津波には簡単に体を攫われてしまうのだ。
そんなことを頭に浮かべたところで俺の生殖器が射精の方向へ進んでいくのを止めることなど不可能だった。どれだけ歯を食いしばったところで無駄だ。目を瞑って芸術作品のような美しさをしたクーさんのフェラチオ姿を見ないようにしたところで、視覚情報が遮断されると他の感覚がその分鋭くなるようで、かえって直接的な快感を大きく享受してしまう。
どうしようもないことである。
やがて俺はこの射精欲を受け入れた。
(*'A`)「クーさん・・」
その名を呼ぶ声色にどのような変化があったのか俺に察することはできないが、囁き漏れたような俺の呼びかけを受けたクーさんは、そのままの姿勢で俺に小さく頷いて見せる。
(*'A`)「ああイく! クーさん! ああぁ・・!」
こうして俺はクーさんの口内へ射精した。
42
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:22:23 ID:c3BJgT3w0
○○○
しばらくは頭の中が真っ白だった。
魂の一部を放出したような射精を終えた俺は立ち上がることができなくて、クーさんの口から解放された陰部を拭うこともせずにその場に寝転ぶよりほかになかった。
(* A )「あぁ〜〜 はぁ」
大きくひとつ息を吐く。すべてがどうでも良くなるような、心地よい倦怠感に全身がずぶずぶに浸っている。幸福な漬物はこんな気持ちでいるのかもしれない。
そんな真球のように完璧な平穏に切り込みを入れてきたのは、やはりというかクーさんだった。
川 ゚ー゚)「ほれ、口を開けて舌を出すんだ、早くしろ」
('A`)「――こうですか? 一体何を・・ぐあ!?」
言われるままに開いた口元にクーさんの唇が重なってくるのまでは大歓迎かつ、ある程度は予想通りだったのだが、それからの展開は想定の範囲外だった。
ねっとりとした、大量の鼻汁のような液体が、その蠱惑的なクーさんの口から俺の方へと送り込まれてきたのだった。
43
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:22:45 ID:c3BJgT3w0
どう考えても精液だった。
たった今吸い取られるようにして放出させられた俺の欲望の塊が、クーさんから口移しに戻されてきたのだ。
(;'A`)「ぶわああ! 何をッ するんですか!?」
川 ゚ー゚)「何って、元々お前のものだろう? よく味わって飲むと良い」
ひょっとして嫌なのか、とにやにや笑いのクーさんが続ける。
ひょっとしてどころの話ではなかった。
(;'A`)「嫌ですよそりゃ! これじゃあ共食いじゃないですか!?」
川 ゚ー゚)「ぶは。共食い!? そんな理由で拒絶するのか」
俺の返答を気に入ってくれたようで、しばらくクーさんは笑っていたが、決して俺にその精液を吐き出すことを許してくれはしなかった。
これまでの人生の中で自慰行為を重ねる度に嗅いできた精液特有の臭いと、こちらは未経験だった舌触りが、俺の口内に残存している。クーさんは決して見逃してくれそうにない。
仕方がない。
俺は腹をくくって共食いをした。
44
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:23:08 ID:c3BJgT3w0
('A`)「ぐええ気持ち悪ぃ・・ なんでこんなことさせるんですか」
極上の余韻が台無しだ、と言わんばかりの恨み言を俺は呟くようにして転がした。俺が自分の放った精液を嚥下し終わったことを確認すると、クーさんはグラスに新しく発泡酒を注いで俺に渡す。
この黄金色の炭酸をどれだけ喉に流し込んだところで、カルピスを飲んだ後喉の奥に引っかかるようにして残るアレのような違和感は、決して消え去ってはくれないのだった。
川 ゚ -゚)「なんでって・・ そんなのあれだよ」
記念だよ、と、クーさんは何でもないことのように言った。
('A`)「記念、ですか」
川 ゚ -゚)「そう記念。常日頃からの飲精趣味でもない限り、これは強烈な思い出になるだろう?」
('A`)「・・なるでしょうね、そりゃ」
川 ゚ -゚)「こうして思い出が強烈なものになってくれたらそれだけ、今後エロいことを考えたり、初体験を振り返ったりする際にわたしのことを思い浮かべてくれるだろうというわけだよ。素晴らしいじゃあないか、ドクオの中にいつまでも今日のわたしが生きている」
45
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:23:31 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「そういうのがわたしは好きなんだ。もちろん誰の記憶にも残りたいわけではないが、わたし好みの可愛らしい人間に刻み込まれるというのはたまらないね」
('A`)「・・はぁ。よくわかりませんが」
川 ゚ -゚)「そのうちわかる時が来るさ。まあ来なかったところで別段わたしは構わないがね」
小さく笑ってそう言うと、クーさんは俺に近づき、再び触れるだけのキスをした。
クーさんの頭が離れる。俺はそれを名残惜しいと思ってしまう。
川 ゚ -゚)「ドクオは普段、わたしをオカズにオナニーをするか?」
不意に訊かれたその質問に、俺は発泡酒を吹き出してしまった。
(;'A`)「ぶへぇ!? なんですかそれ、しませんよ」
川 ゚ -゚)「ほほう。しないか。それが本当か嘘かはどうでも良いが、こんな体験をした以上、今後はこの夜を思い出してマスターをベーションする日もあることだろう」
川 ゚ -゚)「すると、君の脳裏にこの精液の味が思い出されるというわけだな。――わたしはそういうあり得る未来の可能性を、コントロールして思い描くのが何とも言えず好きなんだ」
46
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:23:55 ID:c3BJgT3w0
正直なところ、クーさんの言っていることが俺にはよくわからなかったが、クーさんもまた俺に理解される必要があるとは考えていないようだった。
俺から訊かれたから答えてくれただけなのだろう。そんな感じだ。
わけはわからないが、俺にとってそれは決して不快なことではなかった。
川 ゚ -゚)「・・さて。そろそろ帰るか」
やがてクーさんがそう言った。その言葉を聞いて、俺はこの部屋がジョルジュさんの住居であることを爆発的に思い出した。
(;'A`)「ッそうですよ! こんなこと!?」
川 ゚ -゚)「ふふ。精液こぼしてなくてよかったな?」
(;'A`)「それマジでシャレになりませんよクーさん・・ 換気! 消臭!」
川 ゚ -゚)「怒られたら謝ろう。プークスクス」
(;'A`)「なんであんたも当事者なのにそんな楽しそうなんだよ・・!?」
俺にはわけがわからなかったが、しかしこれもまた不快なことではないのだった。
47
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:24:18 ID:c3BJgT3w0
○○○
そして俺たちはジョルジュさんの家から半ば逃げ出すようにして帰宅した。
帰路をクーさんと並んで歩く。夜風に黒髪を吹かれながら歩くクーさんはやはり、どのように見たところで美しい。
川 ゚ -゚)「次にふたりで飲むとしたら、先ほど話したように、わたしの部屋に来てもらおうか」
わずかに汗ばんだ体でそのように言うものだから、俺には首を縦に振ることくらいしかできなかった。
川 ゚ -゚)「その際はわたしも満足させて欲しいものだな」
('A`)「・・行く道、ちゃんと覚えさせていただきますよ」
川 ゚ -゚)「ふふん。後日気が変わったら誘いを断ってもいいからな」
そんなことができるとは思えないが、と付け足されたような気に俺はなる。
自分でも、このクーさんからの誘いを断ることができるようには、到底思えはしなかった。
48
:
名無しさん
:2022/05/09(月) 23:25:11 ID:c3BJgT3w0
川 ゚ -゚)「ではまた」
('A`)「ッお疲れさまです」
そのような簡素なやり取りで解散した後も、しばらく俺は歩き去るクーさんの背中を眺め、その黒髪の手触りや唇の感触、視線の熱さを思い出すともなしに頭に浮かべた。
喉にひっかかるような違和感が残存している。俺はそれをクーさんの思い出と関連付けて考える。
('A`)「――俺はフェラしかされてないからな、まだ身体的には童貞の筈だ」
精神的にはもっとだろう。
クーさんが見えなくなった夜道を自分の家に向かって歩き、俺はそのように考える。童貞だということは、クーさんの好みに適っているということだ。そのうちクーさんの家でのふたり飲みにも誘われることだろう。
その時一体どうなってしまうのか?
そしてその後俺たちの関係はどうなっていくのか?
おそらく何の役にも立たないであろう予想に俺は期待を膨らませ、完全に液状になっているブラックモンブランの袋を開封してその中身をゆっくり啜った。
おしまい
49
:
名無しさん
:2022/05/10(火) 20:46:40 ID:wJD7RO3s0
ドクオがガチでかわいくて困る
50
:
名無しさん
:2022/05/10(火) 22:40:41 ID:1TOk2.a60
投下報告はしませんのん?
51
:
名無しさん
:2022/05/12(木) 06:14:35 ID:0rgluO9U0
>>50
ありがとう
しました!
52
:
名無しさん
:2022/05/13(金) 00:47:07 ID:D6eipYj20
乙!
クーさんがマジでエロかった。弄ばれたい
ピノを食べるシーンが特に好き
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