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埒外へ沈むようです
1
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:23:13 ID:JwdcG.ts0
一応閲覧注意
2
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:24:13 ID:JwdcG.ts0
あれは、暑い夏の日でした。
もう何年前のことかは分かりません。
でも、森の木陰でも汗ばむほど暑い日だったことは覚えています。
その日は一人で森に来ていました。
彼氏の趣味に付き合う形で始めたキャンプ。
それが彼と別れた今、野営デビューするまでになっていました。
今思えば初めての野営で浮かれていたのかもしれません。
そのときはまだ、私の後ろに近づいていたそれに気づけなかったのです。
o川*^ー^)o「さて、と!」
すぐそこまで近づいている危機に気づけないまま、私は誰もいない森の中を満喫していました。
3
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:25:04 ID:JwdcG.ts0
これからなにをやろうかと胸を踊らせながら荷物を広げようとしたそのときでした。
ずるり。
o川;*゚ー゚)o「きゃっ!?」
私の足に、ぬめりとしたものが巻き付くような感覚がありました。
最初は蛭かナメクジかかと思いました。
ですが、それにしては大きすぎる。
なんにしろ、初めて感じる感触にゾッとするような気持ち悪さを感じました。
だから私は慌ててそれを払おうと視線を足の方へと向けました。
そこにあったのは赤黒い肉塊でした。
それは、ズルズルと私の足に巻き付き、脈動していました。
見たこともない、おぞましいなにかが、私を襲っていたのです。
ですが初めて見たはずのそれに対し、私は一つのあり得ない候補が頭に浮かびました。
それは、触手。
4
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:26:11 ID:JwdcG.ts0
o川;*゚ー゚)o「な、なに!?」
すぐにでも追い払おうと私はその肉塊を掴み、引き剥がそうとしました。
しかし、それは無駄でした。
肉塊、いえ触手は私の手にも絡み付きそのまま森の奥へと引きずり込もうとしてきたのです。
o川;*゚ー゚)o「い、やっ!?や、めて!!」
抵抗しても、まるで意味がないかのように私の体は引きずられていきます。
そして、手足だけでなく、胴や腰にも巻き付かれ体が持ち上げられたのです。
もう、どう足掻いても無駄でした。
o川;*゚ー゚)o「いやっ!いやっ!だ、だれかぁ!??」
私は出せる限りの声を出しました。
でも、それも無駄でした。
当然のことです。
なぜなら私はわざわざ誰もいない場所を選んで来ていたのですから。
絶望と混乱の中、私は触手に森の奥へと拐われたのでした。
5
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:27:04 ID:JwdcG.ts0
気がつくと私は暗い洞穴の中にいました。
少し気絶をしていたのか、いつの間にか触手の住処へと運び込まれていたのです。
あまりの出来事に頭は混乱し、自分がどうなっているかすら初めは分かりませんでした。
しかし、体に感じる異物感から少しずつ理解をしてしまいました。
o川*; )o(〜〜っっ!??)
落ち着こうと息を吸い込もうとしたのに吸い込めず。
自分の意思とは関係無く喉で何かが蠢く。
少しずつ暗闇になれてきた目で、視線を下にずらすとそこには赤黒いものが映りました。
見るまでは信じたくもありませんでした。
あんなものが、私の口に、そしてその奥まで犯しているだなんて。
6
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:28:25 ID:JwdcG.ts0
相変わらず身体中に巻き付く触手。
そして、私を貫くように口に深くさしこまれた触手。
それは私を弄ぶように蠢く。
o川*; )o「んっ......おっ、げっ!?ごぼっ......」
あまりの苦しさに出したこともない声が溢れました。
そしてそれが面白いのか、触手は激しさを増していきました。
o川*; )o「ぼっ、おっ、がっ!?おっ......ぁ"......」
口からは息と共に涎がボタボタと垂れ、止められませんでした。
そして、その涎が垂れるのと同時につっと、太股から何かが垂れるのを感じました。
信じたくはありませんでした。
必死に否定しようとしました。
ですが、どんなに嫌でもとめられません。
私はこんな状況で、濡らしていたのです。
今思えば触手が発する体液の効果かなにかだったのでしょう。
ですが、あのときの私にそんなことを知る由もありませんでした。
ただただ、体が喜びを感じてしまっていることに絶望していました。
7
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:29:30 ID:JwdcG.ts0
o川*; )o「......おえっ!!がっ......はぁはぁ......」
あれから何分、いえ何時間たったのか。
急に口から触手が引き抜かれました。
o川*; ー)o(おわっ、たの?)
もしや満足したのだろうか。
そんなあり得ない考えが私の中に生まれ、心のどこかで安堵をしていました。
これで助かるのだと、あまりに楽観的な考えが頭に浮かび、そして。
それは、すぐに叩き壊されたのです。
口から引き抜かれた触手は私の涎でテラテラとしていました。
そしてそれが、私の後ろに回ったかと思うとお尻を撫でてきたのです。
8
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:32:00 ID:JwdcG.ts0
これまで散々手荒に弄んできたのに、優しい触り方でした。
だからこそ、一層気持ち悪さが増し、そしてこれから起こりうる出来事に身の毛がよだつような思いでした。
o川*; ー)o「いやぁ!やめてっ!それは!!」
長い間、触手に弄ばれ、疲れきった身体から信じられないくらい大きな声を出し、暴れました。
自分でもどこにこんな力が残っていたのか不思議なほどでした。
ですが、無駄な抵抗と嘲笑うかのように触手は簡単に私を押さえ込む。
そして全く気にする様子もなく私のアソコへと近づいてきました。
もう、何をしても無駄だったのです。
捕まったときにはもう。
こうなることは決まっていたのです。
9
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:32:49 ID:JwdcG.ts0
そして、ついにそのときは来ました。
時間にすれば一瞬のことだったのでしょうが私にとっては永遠のように長い時間に感じていました。
ゆっくりと近づいてきた触手が、私の大切なところに触れようとしていたのです。
o川*; ー)o(......わたし、こんなのに、犯され......)
最悪な未来が頭に浮かび、涙が流れました。
もう頭のなかがぐちゃぐちゃとなり、どうしていいか分からずただただ泣くことしかできませんでした。
ですが、頭に浮かんだ未来は訪れなかったのです。
o川*; ー)o「ひっ!?」
訪れたのは、さらに最悪なものでした。
触手は、私のアナルに触れてきたのです。
10
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:33:46 ID:JwdcG.ts0
o川*; ー)o「あっ......あぁ......」
そこまできて、私は一つの考えが生まれてきました。
もしかしてこの触手たちは私のことをオナホールか何かの道具に見えているのではないかと。
もしそうなのだとしたら。
その先に末のは。
ただただひたすらに壊されるのみ。
o川*; ー)o「や......だ......やめ......て」
もう身体は疲れきり掠れるような声しか出せません。
しかしそれでも、声を出さずにはいられませんでした。
勿論、触手はそんなことでは止まりません。
私の声を無視するかのように、いえ実際無視していたのでしょう。
私のアナルを解すかのように優しく、優しく愛撫してきたのです。
11
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:36:42 ID:JwdcG.ts0
最後の抵抗と力を込めても、無駄でした。
私の気持ちに体は全く従ってくれず。
必死に抵抗しても少しずつ、少しずつですが解きほぐされていき。
そして。
ぐちゅりと音が響きわたる。
o川*; ー )o「......ぁ......」
その音は私の中に異物が侵入してきた音でした。
本来、出すだけのはずの場所から。
逆流するかのように。
ずるり、ずるりと。
私を、犯したのです。
o川*; ー)o「はっ、はっ、はっ......」
もう、声も出せなくなっていました。
できることは腹部の感じる異物を考えないようにするだけ。
もう抵抗できる力も、そして方法もなくなっていました。
12
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:38:07 ID:JwdcG.ts0
必死に現実から目を背けるしかなくなっていたのです。
しかし触手はそんな私を現実に引き戻すかのように腹の中で暴れました。
感じたことのない激しい異物感から吐き気を催しました。
終わらない排泄のような、そしてお腹の中が逆流するというあり得ない感覚の繰り返しから身体中が警告を発していました。
o川*; ー)o「こわ、れ......ぉえ......ぁ......」
触手は、止まる様子がありませんでした。
どれだけ私がおかしくなろうと知ったことではないかのように抽挿を繰り返します。
ぐちゅり、ぐちゅりと。
気がつけば私のアナルからまるで性器のまぐわいような音がなり響き。
ボタボタと愛液のように腸液と触手の体液が垂れていました。
13
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:39:23 ID:JwdcG.ts0
そして、その音が大きくなるにつれて体から異物感以外にも感じるものがありました。
気がつかないように、無視をしようとしてもアナルから聞こえる音と溢れだす体液からもう、体が認めてしまっていたのです。
体が発する警告はどんどんと大きくなっていきました。
もう体の許容量の限界だったのです。
触手が体内を犯し尽くすことによる吐き気と異物感、そして絶望感。
そしてそれと共に産み出される脳を痺れさせるような、多幸感。
相反するような感覚が脳を焼き尽くすように身体中を駆け巡り、そして途切れることなく襲いかかる。
そして、追い討ちをかけるようにそのときは来ました。
前兆は触手が急に動きを止めたこと。
あまりにも急な出来事で私は一体なにが起こったのか理解できませんでした。
そんな混乱する私を理解させるように触手に変化が現れたのです。
ただでさえ太い触手がより一層膨らみ、私のアナルを押し拡げ。
そして、私の中に熱い体液を流し込んだのです。
14
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:41:44 ID:JwdcG.ts0
o川*; ー)o「......」
ごぼり、ごぼりと永遠に続くかのように大量の体液が流し込まれました。
お腹はまるで妊婦のように膨らんでいきます。
あまりの苦しさに声が溢れそうになりました。
o川*; )o「............」
ですがもう、そんな気力も残されておらず。
口からは何一つ音を出すこともできず。
ただただ受け入れることしかできませんでした。
触手の体液を、その圧倒的な異物感、触手の精液というあり得ないものを受け入れてしまったという吐き気を。
そして、脳に、アナルに感じる熱く痺れるような快楽を。
そのすべてを受け入れてしまったのです。
15
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:42:53 ID:JwdcG.ts0
触手に拐われてから恐らく数日が経ちました。
恐らくというのは太陽すら見ることができない暗い洞穴に捕らわれているためです。
もう、日付の感覚がなくなってしまいました。
いえ、日付だけではありません。
自分の体すらまともに見えないこの環境では、自分の体ですらあやふやになっていました。
そんな中で何度も犯されました。
何度も、何度も。
アナルのみを犯され続けたのです。
16
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:43:35 ID:JwdcG.ts0
自分の体の輪郭の認識すらおかしくなるなかで、強く、強くアナルのみを感じさせられる。
すべての感覚がアナルに集まるかのような。
あり得ないはずの感覚に頭がおかしくなりそうでした。
そして、そんな時間を繰り返しようやく自分の体がおかしくなっていることに気がつきました。
感覚もおかしくなってましたがそれだけではありませんでした。
体そのものがおかしくなっていたのです。
触手に犯されてから一度も排泄をしていないのです。
あれだけ体液を注ぎ込まれ、何度も犯されたアナルは触手の太さに合わせるかのように広がってしまったというのに。
本来出てくるべきものが出てこなくなっているのです。
17
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:44:13 ID:JwdcG.ts0
相も変わらず妊婦のように膨らんだ自分のお腹をみて、ゾッとするような想像をしてしまいました。
必死にあり得ないと浮かんだ想像を消そうとしましたがそんな私に追い討ちをかけるような感覚が襲ってきました。
ずるり、ずるりと。
まるで腹のなかをかき回すように何かが動いていました。
そして、それが何なのか。
私はすぐに理解してしまいました。
何度も、何度も味わってしまったから。
この蠢く感覚から産み出される嫌悪感と快楽からそれが何なのかを理解させられました。
それは、触手であると。
それは、私の子供なのだと。
18
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:45:26 ID:JwdcG.ts0
o川* ー )o「......あははは......」
初めは私が玩具にされているのだと思っていましたが間違っていました。
私はずっと子供を作るための繁殖をしていたのです。
しかしそれは、本来あるべき神聖なものではなく。
本来不浄なものであるべき場所を作り変えられ行われたのです。
そして、排泄すらできなくなった私のアソコを触れるとそこはまるで次の触手を待ち望むかのように体液を流し、ヒクヒクしていました。
ただひたすらに快楽を追い求め蠢くそれは、まるで性器のようでした。
少し触れたそれだけで、快楽を感じ、そして貪るようにその指を呑み込もうとするそれはもう、私の知る体からかけ離れたものになっていたのです。
私のアナルは、そして胎は触手のためのものに作り変えられていたのです。
19
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:46:25 ID:JwdcG.ts0
理解したそのときから、私にかすかに残された理性はすぐに崩壊しました。
自分から快楽を求め、何度も、何度も犯されました。
自分が認めていなかっただけで、触手に犯されたあの日から私はすでに壊されていたのです。
人として、もう終わっていたのです。
犯され、満たされ、そして何度も産みました。
産んではその子供に犯され、また孕み、そしてまた産む。
何度も、何度も、何度も繰り返しました。
子供たちは優しく、包み込むようにアナルに力を入れてあげると歓喜するように、脈動し何度も私の中に熱い精液を注ぎ込んでくれました。
私は胎を満たされるその感覚に快楽を感じると共に、私を満たしてくれる子供たちに愛情を感じていました。
20
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:47:12 ID:JwdcG.ts0
そんな幸せなセックスを、何度も、何度も繰り返していたのです。
ある日、私は洞穴の入り口付近に来ていたのでしょう。
久しぶりに太陽の光を感じました。
辺りには触手はおらず、一歩踏み出すだけで外の世界へ帰れる状況でした。
でも、私は帰りませんでした。
何故か?
当たり前じゃないですか。
帰ってしまったらもう、私は満たされないことを理解していたからです。
もう、私は触手の花嫁、いえ苗床として生きるしか満たされない体になっていたのです。
21
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:48:03 ID:JwdcG.ts0
だから私は、また暗い洞穴の奥へと帰りました。
私を愛してくれる、触手たちのもとへ。
そんな私を待ち望むかのように彼らは何度も犯してくれました。
何度も、何度も、何度も。
もう、数えきれないくらいに。
ふふっ、彼らはとっても優しいんですよ。
何度も出産を繰り返し、ゆるゆるになってしまった私でも愛してくれるんです。
愛して、私を満たしてくれるんです。
満たされ、どんどんと彼らの世界へ沈んでいくんです。
ね、素敵でしょ?
あなたもすぐ、理解してくれると思うわ、刑事さん。
22
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:48:51 ID:JwdcG.ts0
ピッ
从; ゚∀从「これが俺が聞いた被害者の話なんだが......こんなものを信じろと言うのか?」
(; ^ω^)「......」
从; ゚∀从「薬物反応は......」
(; ^ω^)「......少なくとも今のところはなにも」
从; ゚∀从「......もう一度話を聞くしかないか」
(; ^ω^)「は、はいだお。では早速準備をしてきますお」
从; ゚∀从「頼んだ」
バタン
从; ゚∀从「......」
23
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:49:37 ID:JwdcG.ts0
从; ゚∀从(......素直キュート。年齢は23。大学生)
从; ゚∀从(失踪は3年前。見つかったのは森の近くの国道。衣服はなく妊婦のような姿であった、か)
从; ゚∀从「......あり得ねぇ」
从; ゚∀从「くそっ、なんなんだ。一体なにがあったんだ?理解できん」
从; ゚∀从(普通に考えりゃなにかしらで精神をやっちまってるってところだろうが......)
从; ゚∀从(問題はその原因だ。薬じゃないなら彼女は一体何を見た?何に襲われたんだ?)
24
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:50:40 ID:JwdcG.ts0
从; -∀从(いや......人以外あり得ない。彼女のお腹が証拠だ)
从; ゚∀从(じゃあなんで触手だなんて訳の分からんことを......)
从; ゚∀从「......くそ!結局理解できんことしか分からねぇ」
从 ゚∀从「こりゃ書類を何度読み返しても無駄かね......」ハァ
ガチャ
(; ^ω^)「すみません、遅くなりましたお。準備出来ましたお」
从 ゚∀从「......あぁ、問題ねぇよ。しかし何かあったのか?」
( ^ω^)「あ、いえ......彼女がトイレにいきたいと言ったので」
从 ゚∀从「あーはいはい、なるほどね。んじゃ、行きますか」
( ^ω^)「はいだお」
25
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:51:32 ID:JwdcG.ts0
ガチャ
从 ゚∀从「こんにちは、キュートさん。何度もすみません」
o川*゚ー゚)o「いえ、どうかされましたか?」
从 ゚∀从「いえいえ、また少しお話を聞けたらと思いまして」
o川*゚ー゚)o「あぁ......ふふっ」
从 ゚∀从「?どうかされましたか?」
o川*゚ー゚)o「前のお話、信じられませんでしたか?」
从 ゚∀从「......ええ、まぁ」
o川*゚ー゚)o「そうだと思いました。でも、すぐ理解してくださると思いますよ」
从 ゚∀从「......前もそんなことを言っていましたがそれはどういう」
o川*゚ー゚)o「彼らはね、本当は川に棲んでるんです」
从 ゚∀从「は?」
26
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:52:04 ID:JwdcG.ts0
o川*゚ー゚)o「水の中を泳いで、隠れて、獲物を捉えるのが得意で」
从 ゚∀从「......一体何のお話を」
o川*^ー^)o「私の子供も泳ぐのと隠れるのが得意なんです。ふふ、自慢なんです」
从; ゚∀从「......はぁ」
o川*゚ー゚)o「......ねぇ、刑事さん」
从 ゚∀从「は、はい?」
o川*゚ー゚)o「昨日のお話、ちゃんと覚えてますか?」
从 ゚∀从「それは、まあ。覚えてますが」
o川*゚ー゚)o「ふふっ、そうですか」
从 ゚∀从「えっと、それなんですがね。昨日の話で気になることが」
o川*゚ー゚)o「?」
27
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:52:39 ID:JwdcG.ts0
从 ゚∀从「あなたはその、えっと、触手?に捕らわれて逃げられる機会があったのに逃げなかったとか」
o川*゚ー゚)o「えぇ、そうですね。だってそれが私にとって幸せでしたから」
从 ゚∀从「はい、はい。そこなんですよ、聞きたいことは」
o川*゚ー゚)o「?」
从 ゚∀从「それでなぜ、今ここに?何かあったのですか?急に逃げ出す必要が?」
o川*゚ー゚)o「あぁ......それですか。単純ですよ」
从 ゚∀从「単純?」
o川*゚ー゚)o「たった一人の胎じゃ、足りなくなってしまったんです」
从 ゚∀从「......はい?」
28
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:53:15 ID:JwdcG.ts0
o川*゚ー゚)o「少し、産みすぎてしまったんです。恥ずかしながら」
从; ゚∀从「......」
o川*゚ー゚)o「だから、です。お仲間を増やしに来ました」
o川*゚ー゚)o「刑事さんも、きっと気に入ると思いますよ」
从; ゚∀从「......」
o川*゚ー゚)o「私の子供たちは可愛いですから」
从; ゚∀从(こりゃあ、本格的にダメそうだな......)
从; ゚∀从「そ、そうですか。分かりました。すみません何度もお手数をおかけして」
o川*゚ー゚)o「いえいえ、構いませんよ」
从; ゚∀从「では、私はこれで......」
从; ゚∀从「......え?」
29
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:53:56 ID:JwdcG.ts0
o川*゚ー゚)o「どうかされましたか?」
从; ゚∀从「いえ、あの......そのお腹」
o川*゚ー゚)o「え?ああ、小さくなったでしょ?やはりなにも入っていないのは違和感が凄いですね」
从; ゚∀从「は、え?え?一体いつ......」
o川*゚ー゚)o「いつって......ダメですよ、言ったじゃないですか刑事さん」
o川*゚ー゚)o「私、排泄が出来ないんだって」
从; ゚∀从「......」
o川*゚ー゚)o「ふふっ、そんな顔しないでくださいよ。大丈夫です、すぐ理解させてくれますから」
o川*゚ー゚)o「では、私もこれで失礼します」
(; ^ω^)「あ、え、と......お、お送りします」
o川*゚ー゚)o「ふふっ、ありがとうございます」
30
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:54:33 ID:JwdcG.ts0
从; ゚∀从「......」
バタンと、扉が閉じられる。
全く、意味がわからない。
なにがどうなっているのか。
いやそもそも。
彼女は一体、何者なんだ?
まるで、人ではないかのような感覚。
全く、理解ができない。
从 ゚∀从「......そうだ、トイレ」
そこでようやく、トイレのことを思い出す。
そうだ、彼女のお腹がへこんだのならどこかで産み落としてるはずなのだ。
現在警察に保護されている彼女が誰にも見られずできるとすればそれはトイレしかない。
31
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:55:06 ID:JwdcG.ts0
从 ゚∀从「......」
トイレに向かって歩き出す。
一歩、一歩と近づいていく。
「理解させてくれますから」
彼女の言葉が脳内に繰り返される。
まだ、その意味を理解できない。
だが、それもすぐに終わる。
その時がすぐそこまで近づいているのを理解できたのは少し先のこと。
32
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 21:55:52 ID:JwdcG.ts0
また一歩、理解の埒外へと歩みを進めた。
埒外へ沈むようです
終
33
:
名無しさん
:2022/05/04(水) 22:54:04 ID:lZn1j6n.0
乙
エロでホラーもいいものだ
34
:
名無しさん
:2022/05/05(木) 11:00:46 ID:FV0jFBSM0
乙津
35
:
名無しさん
:2022/05/07(土) 21:13:25 ID:0wkrUPsU0
乙です
これは人類終わったな……
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