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227名無しさん:2021/04/20(火) 22:58:19 ID:8lVb0cJU0

チャプチャプ


ノパ⊿゚) 大丈夫?緊張、してる

( 、 川


( 、 川 ...もう大丈夫

( 、 川 はい

辺尼は脾都から頭を離し、左腕を見せる。
脾都はその腕に布を巻きつける。布が彼女の白い肌に触れた所から、じわりと濡れていく。

彼女は手際良く辺尼の腕を縛ると、インジェクターを取り出し彼女の静脈に刺し込んだ。


ノパ⊿゚) ...いくよ

( 、 川 ...うん



薬が辺尼の中へ押し出されていく。鈍い痛みが、皮膚の下に散る。
瞬間、意識がみるみる遠くなっていくのが分かった。落ちていく感覚を覚えているのに、
対して視点は上昇していき、己の身体が、浴槽が、脾都が、小さくなっていく。
部屋に置かれたドラム缶、廃墟、奏柵の街並...と全てが猛スピードで縮小し、世界が一面のくすんだ色に変わっていく。


その時、漠然と脾都が「入ってきた」のを感じた。
そこで辺尼の意識は途切れ、視界が暗転した。









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