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∵ Three dot ∴
37
:
◆UYqRtHH4DY
:2020/05/06(水) 10:47:22 ID:9OubR0lk0
(´・ω・`)「ニダー、ドクも。照らしてくれ」
('A`)「ああ、息はあるか?」
(´・ω・`)「辛うじて、だな。救急車を呼ぶ」
(∪#^ω^)「グルルルルル!!!!!」
ショボンがスマホを取り出した瞬間……と、言うより、『救急車』というワードを聞いた瞬間
野良犬は直前までの行儀の良さが嘘のように唸り声をあげて威嚇した
(;´・ω・`)「こいっ……つ、ご主人が死んでも良いってのか!?ドク、抑えてろ!!」
('A`)「待て」
(;´・ω・`)「何だよ悠長に!!」
('A`)「よく見ろ。『見覚え』がねえか?」
<ヽ;`∀´>「っ……ビラの」
ビラに載っていた、逃げ出した犬と行方不明の少女の顔写真が三人の頭に浮かぶ
写真にはこれほど凄まじい傷跡は残っていなかったが、あどけない顔付きは一致している
(´・ω・`)「マっ……ジかよ……」
<ヽ;`∀´>「……警察に」
(∪#^ω^)「ヴルルルルルルル!!!!!」
<ヽ;`∀´>そ「わぁ!?」
('A`)「……助けを求めてるのは確かだが、然るべき機関への連絡は許さないってか。いい根性してんじゃねえか」
ドクは携帯を仕舞うと、女の子をそっと抱きかかえる
犬は唸りこそ上げなかったものの、眉間には皺が寄り、肉食獣特有の鋭い牙を剥き出しに警戒を解かない
('A`)「テメーの人選だ。最善は尽くすがどうなろうと文句は言うんじゃねえぞ犬公」
(∪^ω^)「……」
返事の代わりに、足元のキーを前脚で蹴り出す。『太々しい野郎だ』と、ドクは鼻で笑った
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