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( ^ω^)彼らはリングの上でプライドをぶつけ合うようです
1
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/05(金) 22:34:03 ID:XOd6Yz0U0
とある方に触発されて書き始めます
十数年ぶりにブーン系に戻ってきましたが生暖かく見守っていただけると幸いです。
10
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/05(金) 23:39:32 ID:XOd6Yz0U0
( ^ω^)「では2回戦、ニダーVSモナーに移るお!」
<ヽ`∀´>「ふん、雑魚相手にしてる暇は無いニダ、とっとと終わらせてやるニダ」
( ´∀`)「憧れのあの人と同じ舞台に立てたんだ、絶対に負けないよ」
_
( ゚∀゚)「それでは両者、洗濯バサミを」
ジョルジュが両者の持ってきた洗濯バサミを受け取る。
_
( ゚∀゚).。O(ん?)
ニダーが渡してきた洗濯バサミに違和感を感じるジョルジュ。
だがその違和感が何かまでは分からず言及することは出来なかった。
<ヽ`∀´>「ニダーに歯向かったことを後悔させてやるニダ」
( ´∀`)「絶対負けない!」
_
( ゚∀゚)「それでは二回戦、レディーファイッ!!」
両者の間に貼られたロープが勢いよく張られる。
相当強い力で引っ張っているのか、モナーは苦悶の表情得汚浮かべている。
だが、一方でニダーの方はまるで痛みを感じていないかのように平然とした顔で立っていた。
( ´∀`)「そんなっ……、僕だって鍛えているはずなのに……!」
<ヽ`∀´>「所詮雑魚は雑魚だったニダ、すぐに終わらせてやるニダ!」
11
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/05(金) 23:44:14 ID:XOd6Yz0U0
ニダーが一歩、二歩と後ろへ歩いていく。
それに比例してモナーの乳首が大きく伸び、そして真っ赤に染まっていく。
( ´∀`)「もう……、これ以上は……」
モナーがギブアップを宣言しようと手を挙げた瞬間だった。
<ヽ`∀´>「二度と戦えないようにしてやるニダ!!」
ニダーが大きく後ろへ下がる。
その勢いでモナーの乳首に挟まれていた洗濯バサミが宙を舞った。
( ´∀`)「ぎゃああああああ!!!!」
モナーは乳首から血を流し、両膝を突く。
_
( ゚∀゚)「試合終了! 勝者ニダー!」
<ヽ`∀´>「ふん、やはり雑魚だったニダ」
_
( ゚∀゚)「ニダー選手、勝ちには間違いないが警告だ」
<ヽ`∀´>「警告?」
_
( ゚∀゚)「ギブアップを宣言しようとしているのを分かって無理な攻撃をしたな、今回は警告だが続くようなら失格もありえるからな」
<ヽ`∀´>「ふんっ、いちいちうるさいやつニダ!」
12
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/05(金) 23:51:29 ID:XOd6Yz0U0
( ^ω^)「少々過激な試合になってしまいしたが、これも致し方ない事だお」
( ^ω^)「それではすこし休憩時間を挟んでから三回戦へ移りますお」
(´・ω・`)「あれは……、酷いね」
ショボンは二回戦の試合を控室のモニターで見ていた。
モナーがギブアップ宣言をしようとしているのは明らかだった。
ショボンから見て、ニダーのしたことは到底許せることではなかった。
(´・ω・`)「ニップルファイターの風上にも置けないね、彼は」
己が肉体を鍛え続け、特別な道具にも頼らず戦ってきた彼にはプライドがあった。
その結果負けようとも、自分の信じる道に間違いはないと彼は考えている。
(´・ω・`)「でも、不思議だ、あれだけ引っ張られて表情一つ変えないなんて」
且つてショボンが戦ってきた選手にそういった選手も存在した。
不感症の選手、だが痛みを感じない選手でも乳首は伸びるし限界が来たら洗濯バサミが宙を舞う。
(´・ω・`)「明らかに、伸びてないよね」
正確にはニダーの乳首も伸びている。
だが重傷を負ったモナーと比べても明らかに伸びる長さが短いのだ。
(´・ω・`)「これは……、ドクオは大変なやつを相手にするかもね」
13
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/05(金) 23:53:23 ID:XOd6Yz0U0
そう、彼らはまだ気づいていなかった。
ドクオやショボンがプライドを賭けて戦うこの大会に悪意が紛れ込んでいることに。
( ^ω^)「それでは三回戦を始めるお!」
それに気づくのはもう少し後の話だった。
14
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/05(金) 23:53:57 ID:XOd6Yz0U0
乳首相撲三回戦は日が昇ってから再開します。
15
:
名無しさん
:2019/04/06(土) 01:59:42 ID:kmzke4qQ0
乙!
16
:
名無しさん
:2019/04/06(土) 09:03:29 ID:YkuOMbPI0
ナイス乳首
17
:
名無しさん
:2019/04/06(土) 17:47:03 ID:90VfhElg0
乙
全裸で待ってる
18
:
名無しさん
:2019/04/06(土) 18:35:45 ID:0N5oaAOU0
ジョルジュ節穴か
19
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/06(土) 22:24:59 ID:n5UaJtg.0
( ^ω^)「それでは三回戦、ショボンVSビコーズだお」
_
( ゚∀゚)「じゃあ二人とも洗濯バサミを」
(´・ω・`)「はい、僕はこれで」
( ∵)「私はこれで」
_
( ゚∀゚)「問題は無さそうだな、では乳首スタンバイ!」
ジョルジュの宣言と同時に二人が乳首に洗濯バサミをセットする。
しかし、その瞬間ビコーズが膝から崩れ落ちてしまった。
_
( ゚∀゚)「これは!?」
( ^ω^)「ビコーズ選手何が起きたんだお!?」
( ∵)「あっあっあっあっあっあっ」
(´・ω・`)「これは……もしかして」
_
( ゚∀゚)「まさか、挟んだ時点で」
( ∵)「科学的なデータは完璧だったのに……、挟んだ時のことを忘れていました……ガクッ」
そう言うとビコーズは気を失いリングに倒れこんでしまった。
_
( ゚∀゚)「ビコーズ選手不戦敗によりショボン選手の勝利!」
(´・ω・`)「ウソやん」
20
:
名無しさん
:2019/04/06(土) 22:28:09 ID:11Pc.xfU0
ワロタ
21
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/06(土) 22:28:14 ID:n5UaJtg.0
ショボンがリングから控室へ戻る道の途中、ドクオが立っていた。
('A`)「ショボン、不戦勝とは運がよかったな」
(´・ω・`)「そうかな、僕はなんだか不完全燃焼な気分だよ」
('A`)「まぁそんなにおちこむなって、決勝に行けば嫌でも燃えさせてやるさ」
(´・ω・`)「そんなこと言ってるけど、ドクオはニダーに勝てるの?」
('A`)「あぁ、まるで負ける気がしないね」
(´・ω・`)「でもあいつは……」
('A`)「不正をしてる、っていうんだろ?」
(´・ω・`)「分かってるならなんで言わないんだい?」
('A`)「逆に聞くが、お前は俺が不正ごときで負けるような奴に見えるのか?」
(´・ω・`)「……杞憂だったね、ドクオはそんなことで負けるような奴じゃないのは僕が一番よく知ってるさ」
('A`)「そういうことだ、じゃあ次は決勝のリングで会おうぜ」
(´・ω・`)「うん、分かった」
そう言って二人は別々の方向へ歩き出した。
お互いの勝利を確信しているかのように。
22
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/06(土) 22:34:28 ID:n5UaJtg.0
ドクオがリングへ向かう途中、歓声とも悲鳴とも呼べる声が会場から沸き上がった。
急いで会場へ向かったドクオがリングで見たもの、それはモララーが無残な姿で倒れている姿だった。
(;・∀・)「クソッ、クソッ! そんなの卑怯じゃないか!!」
( `ハ´)「ルール状いっさい問題はないアル、恨むなら自分の弱さを恨むアルよ」
('A`)「一体何があったんだ……」
川 ゚ -゚)「それは私が説明しよう」
突如ドクオの背後から現れた女性。
彼女はクー、ドクオの幼馴染であり、ドクオを超一流のニップルファイターへと鍛え上げた張本人だ。
('A`)「クー、何が起きたんだ」
川 ゚ -゚)「あいつは中国に伝わる伝説の龍頭(ドラゴンヘッド)使いだったんだ」
('A`)「龍頭使いだって!?」
川 ゚ -゚)「あぁ、これはショボンが勝つのは難しいかもしれないな」
('A`)「……いや、ショボンは勝つさ絶対に」
川 ゚ -゚)「ほう、その根拠は」
('A`)「約束したからさ、決勝で会おうってな」
23
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/06(土) 22:38:28 ID:n5UaJtg.0
川 ゚ -゚)「男の友情って奴か、妬けるね」
('A`)「そんなんじゃないさ、俺とあいつは共にブーンに勝てなかった同等のライバルってだけさ」
川 ゚ -゚)「強かったからね、ブーンは」
('A`)「あぁ、小細工も一切ない、パワー系ニップルファイターはあいつだけだ」
川 ゚ -゚)「それより、もうすぐ準決勝じゃないか?」
('A`)「そうだった、じゃあ行ってくるよ」
川 ゚ -゚)「あぁ、負けるなよドクオ」
ドクオはグッと力強く拳を突き立てリングへと向かう。
だが対戦相手は不正疑惑のあるニダーだ。
クーが観客席に戻ると隣に座る女性に声をかけられる。
ξ゚⊿゚)ξ「おかえりクー」
川 ゚ -゚)「あぁ、ただいま」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオはどうだったの?」
川 ゚ -゚)「何にも心配はいらなかったみたいだ」
ξ゚⊿゚)ξ「まぁそうよね、アイツはそういうやつだもの」
24
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/06(土) 22:59:23 ID:n5UaJtg.0
ちょっと離れるので明日へ
25
:
名無しさん
:2019/04/07(日) 18:21:49 ID:YAo.jfxk0
おつ
ビコーズやべえwww
26
:
名無しさん
:2019/04/08(月) 17:55:18 ID:ADZRpUr20
待ってる
27
:
名無しさん
:2019/04/15(月) 14:53:12 ID:SI.mDj4A0
乳首相撲大好きです支援
https://i.imgur.com/gE1d1Kc.jpg
28
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 20:40:41 ID:Ccd523nY0
( ^ω^)「続いて準決勝第一試合、ドクオVSニダーだお!」
_
( ゚∀゚)「それでは両者、乳首スタンバ……」
('A`)「そのまえにひとついいか?」
_
( ゚∀゚)「ん、どうしたドクオ?」
('A`)「ちょっと耳貸してくれ」
_
( ゚∀゚)「ん、なになに?」
<ヽ`∀´>「なにしてるニダ、もしかして審判を買収しようとしてるニダか!?」
('A`)「ちげえよ、むしろそれをいいだしたら……」
_
( ゚∀゚)「話は分かったが、本当にいいのか?」
('A`)「あぁ、俺はこんな奴相手でも正々堂々とやってやるさ」
<ヽ`∀´>「何を言ってるか分からんニダが、お前もあの男のようにしてやるニダ」
('A`)「あの男……?」
<ヽ`∀´>「ニダ?」
('A`)「モナーの、モナーのことかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
29
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 20:46:47 ID:Ccd523nY0
( ^ω^)「おおっと!? あれはまさか真のニップルファイターにしか現れないと言う乳頭気!?」
ξ゚⊿゚)ξ「何よ乳頭気って」
川 ゚ -゚)「私が説明しよう」
乳頭気とは!
過酷な修行を耐え、真のニップルファイターになった者だけに現れるピンク色のオーラである!
そのオーラを纏う者はいかなる乳首にも屈しないとされている。
出典 民明書房
川 ゚ -゚)「というわけだ」
ξ゚⊿゚)ξ「つまり、ドクオはその真のニップルファイターってこと?」
川 ゚ -゚)「あぁ、私が鍛えた奴は無敵さ」
<ヽ`∀´>「だ、だがニダーたちの科学力は無敵ニダ!」
_
( ゚∀゚)「では両者、乳首スタンバイ!」
ドクオとニダーが乳首を挟み相対する。
_
( ゚∀゚)「それでは、レディーファイッ!!」
開始のゴングと同時にニダーが勝負を決めようと一気にロープを張る。
だが、ドクオは動かず、ただ冷たい瞳でニダーを見つめていた。
30
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 20:50:14 ID:Ccd523nY0
<ヽ`∀´>「そ、その冷たい眼は何ニダ!?」
('A`)「ふっ、あまりにも余裕すぎて興ざめしちまったのさ」
<ヽ`∀´>「痩せ我慢するなニダ!!」
('A`)「いいだろう、お前がしていることをまず皆に教えてやろう」
そう言うとドクオはジョルジュからマイクを受け取り声高く宣言する。
('A`)「みんな聞いてくれ! こいつは乳首を改造して不正をしている!!」
<ヽ`∀´>「なっ!? いいがかりはやめるニダ!!」
('A`)「言い掛かりなんかじゃないさ、お前、乳首に磁石を埋め込んでいるだろ」
<ヽ`∀´>「ニダッ!?」
('A`)「さらにその洗濯バサミ、そいつにも強力な磁石が埋め込んである」
<ヽ`∀´>「で、でたらめを言うなニダ!!」
('A`)「もうひとつ、その乳首、作り物だ」
<ヽ`∀´>「そ、そ、そ、そんなわけが……」
('A`)「色、艶、張り、俺たち一流のニップルファイターの目はごまかせないぜ」
31
:
名無しさん
:2019/04/15(月) 20:53:55 ID:pe/hx5tU0
age支援
32
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 20:54:29 ID:Ccd523nY0
<ヽ`∀´>「それがどうしたニダ!! だったら失格覚悟でお前の乳首を破壊してやるニダ!!」
ニダーがさらに力強く乳首を引っ張る。
ドクオの乳首はこれでもかというぐらいに伸びているが、それでもドクオは微動だにしない。
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、さすがに反則してくる相手は不味いんじゃ……」
川 ゚ -゚)「ツンはそう思うか?」
ξ゚⊿゚)ξ「だって、強力磁石相手にただの乳首じゃ……」
川 ゚ -゚)「私は何も心配していないさ、ほら、ドクオの乳首をよく見てみるんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオの乳首って、ただ伸びきって……あっ!?」
会場に居るごく一部の観客、そして一部の選手は気づいていた。
ドクオの乳首に起きている異変に。
(´・ω・`)「……なるほど、そういうことか」
モニターを見ていたショボンはドクオの作戦に気付いていた。
そして相対するニダーもその異変に気付いたのだ。
<ヽ`∀´>「な、な、な、なんで乳首に霜が降りてるニダ!?」
('A`)「ここ一年、俺は乳首を鍛えるだけでは勝てない相手が居る事を知ったんだ」
<ヽ`∀´>「勝てない、相手ニダ?」
33
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 20:58:32 ID:Ccd523nY0
('A`)「世界は広い、そして今そこでのほほんと解説しているブーンにだって俺は一度も勝てなかった」
( ^ω^)「僕はただ勝ち逃げしただけだお、ドクオは間違いなく僕以上の逸材だお」
('A`)「そして俺は悟った、このままじゃダメだと」
川 ゚ -゚)「そして私に土下座して頼んだんだ、俺を強くしてくれってね」
ここから回想予告
('A`)「クソッ! 痛めつけるだけじゃこれ以上強くなれねえ!!」
川 ゚ -゚)「どうする、もう諦めるのか?」
('A`)「諦めるつもりなんか無い、でも思いつかないんだ、これ以上の力を得る方法が!」
川 ゚ -゚)「じゃあひとつ、私が道を示してやろう」
('A`)「道……?」
川 ゚ -゚)「今まで以上に辛いし、運が悪ければドクオは乳首を失うかもしれない、それでも……」
('A`)「やるさ」
川 ゚ -゚)「ドクオ……」
('A`)「真のニップルファイターになって世界を掴む、それが俺の……いや」
川 ゚ -゚)「ドクオ?」
('A`)「”俺たち”の夢だもんな!」
34
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:05:27 ID:Ccd523nY0
回想終了
('A`)「見せてやる、俺が極寒の地北海道で得た力!」
ドクオの乳首が硬度を増していく。
そして挟んでいた洗濯バサミごと周囲の空気を凍結させる!
('A`)「これが俺の新たな力、乳首気化冷凍法だ!!」
そして、ロープを伝って氷がニダーの乳首へと伸びていく。
<ヽ`∀´>「や、やめるニダァァァァ!!!」
('A`)「FREEEEEEEEEEEEZE!!!!!」
ドクオの乳首から伝った氷がニダーの乳首を凍結させる。
そして、作り物だったガワの乳首が凍り粉々に砕け散ったのだった。
_
( ゚∀゚)「試合終了! 勝者ドクオ選手!!」
作り物の乳首が砕けたことにより洗濯バサミも宙を舞った。
ドクオはただ、無言で右腕を天に突き上げていた。
('A`)「ニダー、出来ることなら本当のお前と勝負したかったぜ」
リングに倒れるニダーを見て、ドクオはそう言葉を漏らすのであった。
35
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:13:51 ID:Ccd523nY0
( ^ω^)「まさか、こんなところで真のニップルファイターが産まれるなんて思わなかったお……」
_
( ゚∀゚)「世界中に数人存在していることは知っていたが、まさかこの国で出会えるとは」
( ^ω^)「これは決勝戦も盛り上がりそうだお! そして次は準決勝第二試合だお!」
リングの両側からショボンとシナーが現れる。
( `ハ´)「フンッ、大陸の面汚しが、こんな小国の人間に負けるなんて恥さらしアル」
(´・ω・`)「心外だね、僕たちだって大国には負けない力を持ってると思うんだけどな」
( `ハ´)「仮初の力に溺れたあんな奴と一緒にしてほしくないアル、私は己の乳首だけで貴様を敗北に追いやってやるアル」
そう言ってシナーが取り出した洗濯バサミ、それは普通の物と比べて明らかに異様であった。
(´・ω・`)「それはまさか……!」
( `ハ´)「そう、我が国に伝わる伝説の龍頭(ドラゴンヘッド)アル!」
龍の頭部を模した洗濯バサミ、そして鋭い牙のような深さを持ったギザギザ。
まるで獲物を待ち構えんかのように口を開くそれまさしく龍であった。
(´・ω・`)「だ、だけどそんなものを挟んだら自分の乳首が千切れるぞ!」
( `ハ´)「抜かりないアル、これが私が半世紀かけて鍛え上げたチクビね!」
シナーがバッと上着を脱ぎ捨てる。
そこに現れたのは龍に噛ませる為だけに作られたかのような波打つ乳首だった。
36
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:20:11 ID:Ccd523nY0
(´・ω・`)「な、なんてこった……」
( `ハ´)「これが私の波形双乳頭ね!」
会場がざわつく。
先の試合では一瞬で決着がついてしまった為観客もよく見えてなかったシナーの乳首。
それは言うなれば異形、ニップルファイターとしての暗黒面のような乳首であった。
( `ハ´)「敗北する貴様に見せてやるアル、私の力を!」
そう言うとシナーの背後から赤黒いオーラが沸き上がる。
( ^ω^)「あれは……まさか!?」
_
( ゚∀゚)「闇の乳頭気!?」
(´・ω・`)「驚いた、本当に存在するなんて」
( `ハ´)「私の目的はただ一つ、闇こそ最強、それを知らしめる為にこんな小国に来てやったのだ!」
('A`)「あれは、ニダーなんかじゃ比べ物にならない強さだな……」
川 ゚ -゚)「ショボンは勝てると思うか?」
('A`)「答える必要があるか?」
川 ゚ -゚)「フッ、愚問だったな」
_
( ゚∀゚)「それでは! 両者乳首スタンバイ!!」
37
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:28:25 ID:Ccd523nY0
( `ハ´)「せめて苦しまぬよう一瞬で蹴りをつけてやるアル!」
シナーが力の差を見せつけるようにショボンの乳首を引く。
龍頭という特殊な洗濯バサミを使うシナーに対しショボンの使うものはごく一般的な普通に洗濯バサミ。
会場中の誰もがショボンの負けを確信していた。
だが、そんな中でもショボンが勝つことを信じていたものたちがいた。
('A`)「ショボンどうした! 決勝で去年の借りを返すんじゃなかったのか!!」
(´・ω・`)「ドクオ……!」
ショボンは伸びる自分の乳首を見つめる。
(´・ω・`).。O(そうだ、こんなところで負ける訳にはいかない、ドクオとの約束があるんだから!)
ショボンの目に光が宿る。
その瞬間、ショボンの背後からピンク色のオーラが現れる。
( ^ω^)「おーっと! ショボン選手も真のファイターのオーラが現れた!!」
( `ハ´)「フンッ、今更そんなものを出した所で私の勝ちは揺るがないアル!」
(´・ω・`)「いや、君の負けだよ」
( `ハ´)「負け惜しみを!」
(´・ω・`)「君の使うその龍頭、確かに強い、だけど相手が悪かったね」
( `ハ´)「何ィ?」
38
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:33:22 ID:Ccd523nY0
(´・ω・`)「これが僕が修行で得た力だ!!」
ショボンは自身の腋に手を突っ込むと超高速で擦り始める。
そして、すぐに目に見えた変化が現れた。
_
( ゚∀゚)「こ、これは!?」
ショボンの身体からバチバチと言う音が鳴り始める。
そして、目に見える程の電流がショボンの身体を伝っていた。
( `ハ´)「ま、まさか!?」
(´・ω・`)「これが僕の必殺技の一つ、ライトニングニップルだ!!」
溜め込んだ電気を乳首を通してロープに伝える。
これがただの洗濯バサミ相手ならば大したダメージも無かっただろう。
だが、シナーの使う龍頭は金属製、さらに乳首にガッチリと食い込んでいる。
( `ハ´)「や、ヤメロォォォォォ!!!!!」
(´・ω・`)「道具に溺れた君の負けさ」
シナーの乳首からバチィ!と凄まじい音が鳴り響く。
洗濯バサミはシナーの乳首から離れない、だがシナーは電撃のショックで膝から崩れ落ちる。
_
( ゚∀゚)「シナーダウン!! 勝者ショボン!!」
会場が歓声に沸きあがる。
誰もがショボンの勝ちを祝福していた。
39
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:36:07 ID:Ccd523nY0
川 ゚ -゚)「まさか静電気を乳首から放出するなんてね、これは強敵かもね」
('A`)「フッ、それでも俺は負けないさ」
川 ゚ -゚)「そういうだろうと思ったよ、決勝までまだ時間はあるのかい?」
('A`)「あぁ、少し余裕はあると思う」
川 ゚ -゚)「じゃあ、最後の仕上げと行こうか」
('A`)「頼む」
そう言ってドクオとクーは控室へと姿を消した。
その姿をショボンはリング上から見ていた。
(´・ω・`)「ドクオ、僕も負けないよ」
歓声に沸く会場内、リングの上でショボンは目を閉じ心にその言葉を刻み込んだ。
40
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:36:58 ID:Ccd523nY0
次回 乳首相撲春場所最終回
ショボン大勝利!?
希望の未来へレディ・ゴーッ!!
41
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/15(月) 21:38:22 ID:Ccd523nY0
今週中にやります
やらなかったら右乳首を捻りちぎってもいいよ!!
42
:
名無しさん
:2019/04/15(月) 21:59:24 ID:AP66qnXk0
乙!!
胸熱だった!!!!
43
:
名無しさん
:2019/04/16(火) 00:49:20 ID:HGWeAGJk0
待ってる
44
:
名無しさん
:2019/04/16(火) 21:19:23 ID:A5sutu5E0
早く続き描いて♡右乳首捻りちぎるぞ
45
:
名無しさん
:2019/04/16(火) 21:43:29 ID:zxi7kEs20
物騒で草
でも早く続きが欲しい左乳首も狙っちゃうぞ♡
46
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/16(火) 22:30:25 ID:8eia8zPw0
投下できなかったら見てる人の乳首が燃える呪いにかかりました
47
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 21:37:41 ID:X8/wfA0I0
( ^ω^)「皆さんお待たせしました、ついに第五回乳首相撲選手権決勝の時間だお!」
会場が歓声に埋め尽くされる。
決勝の組み合わせは昨年と同じだが、観客はそれを望んでいたかのような熱気だった。
( ^ω^)「それでは選手を呼ぶお、まずは大陸の闇に打ち勝ったショボン!」
(´・ω・`)「僕は戻って来たよ!」
グッと右腕を掲げながら入場口からショボンが歩いてくる。
強敵を打倒した事で自信に満ち溢れた顔をしていた。
( ^ω^)「次は不正すら実力でねじ伏せた前回優勝者ドクオ!」
ライトの光で照らされた入場口、そこにドクオの姿はなかった。
( ^ω^)「おっとぉ? ドクオ選手の姿が無いお!」
(´・ω・`)「ドクオ、どうしたんだろうか……」
会場がざわめきだすが、すぐに入場口にドクオが現れる。
('A`)「ハァハァ……待たせちまったな」
( ^ω^)「ドクオ、なんでそんなボロボロに!?」
入場口から現れたドクオはまるで何百戦もしたかのように満身創痍の姿をしていた。
('A`)「気にするな、俺は平気だ」
48
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 21:44:41 ID:X8/wfA0I0
(´・ω・`)「ドクオ、僕はそんなボロボロな君に勝っても」
('A`)「何言ってるんだショボン?」
(´・ω・`)「えっ」
('A`)「身体はボロボロかもしれないが、俺は今過去最高に調子が良いんだ」
(´・ω・`)「……分かった、僕も本気で君にぶつかるよ」
('A`)「あぁ、それでいい」
二人はリングの中央で互いの拳を突き合わせる。
ジョルジュが二人の立ち位置を確認し、手を振り上げる。
_
( ゚∀゚)「それでは! 両者乳首スタンバイ!!」
二人が乳首に洗濯バサミを挟み込む。
それを確認したジョルジュが手を振り下ろす。
試合開始の合図と同時に両者の間のロープが強く張られる。
(´・ω・`)「一瞬で決めようかと思ったけど、やっぱり上手くはいかないね」
('A`)「ふっ、それはお互い様だろ?」
二人ともまだ余裕がある顔をしている。
お互い小細工無し、己が乳首だけの実力勝負をしていた。
49
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 21:51:36 ID:X8/wfA0I0
( ^ω^)「おーっと! 両選手準決勝で見せた必殺技を使わない!」
ξ゚⊿゚)ξ「どういうことなの? もしかして先に手を出した方が負けるとかそんな話なのかしら?」
川 ゚ -゚)「いや、そうじゃない、あれはお互いがお互いを認めているからこそ小細工無しで戦いたいってことさ」
ξ゚⊿゚)ξ「ってことは、相手が変なことをしていなければ必殺技を使う必要も無いってこと?」
川 ゚ -゚)「そうなるな、乳首ピアスや磁石、龍頭なんかは邪道も邪道だからな」
そんな解説をしているクーを後目にショボンがやや優勢になっていた。
('A`)「クッ、やっぱりつええな」
(´・ω・`)「どうしたの? やっぱり君は満身創痍なんじゃないか?」
('A`)「そんなこと言えるのも今のうちだけさ、そろそろあったまって来たころだからな」
(´・ω・`)「グゥッ!? 急に引っ張る力が強く!?」
ドクオが身体を一気に逸らす。
観客からは見えないが、ドクオの乳首がロープを引くかのように縮まっていた。
(´・ω・`)「ドクオ、一体何を!?」
('A`)「強いて言うなら、愛の力って奴さ」
何が起きたかは数分前に遡る。
50
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 21:57:22 ID:X8/wfA0I0
ドクオの選手控室では乾いた音が鳴り響いていた。
鍵がかけられていて中の様子は見えないが、何が起きていたかを教えよう。
川 ゚ -゚)「ホラホラ! そんなんじゃショボンには勝てないぞ!」
('A`)「アヒィン!! やめて! 乳首壊れちゃう!!」
机に両手両足を縛られ仰向けにされているドクオ。
そして、ボンテージ姿に身を包んだクーが手に持った競馬用の鞭でドクオの乳首を責めていた。
川 ゚ -゚)「乳首気化冷凍法を使いたくないと言ったのは君自身だろう、だからこうするのが正解なんだ!」
パァン!と綺麗な音が控室に響く。
力加減を間違えればドクオの乳首は再起不能になるだろう。
だが、それを完全に理解してクーの鞭はドクオの乳首を責めていた。
('A`)「アフン! イヒィ! ラメェ!!」
川 ゚ -゚)「どうしたどうした! きもちいいのかこの豚め!」
('A`)「はい! きもちいいですクー様!」
と、そんな特訓のようなプレイのような何かが行われていたのだ。
そして腫れあがった乳首を持ってドクオは決勝戦へと臨んだのだった。
('A`)「この勝負、俺が勝つぜ!」
(´・ω・`)「なるほど、確かに理にかなった戦い方だ」
51
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 22:08:47 ID:X8/wfA0I0
( ^ω^)「まさか控室でそんなうらやま……過酷な訓練をしていたなんて!」
ξ゚⊿゚)ξ「有りなの、それ?」
川 ゚ -゚)「有りだよ」
ショボンの洗濯バサミが徐々に外れかけている。
ドクオはトドメとばかりに足を後退させる。
(´・ω・`)「ドクオ、僕は君というライバルに会えてとても嬉しかったよ」
('A`)「それはこっちの台詞さ、だが頂点は俺が貰うぜ」
(´・ω・`)「いや、僕の勝ちさ」
('A`)「なに?」
(´・ω・`)「僕だって決勝までの間ただ待っていただけだと思うのかい?」
('A`)「まさか、お前!」
(´・ω・`)「君勝つ、それだけを目標に僕はここまで戻って来たんだ!」
何が起きたのか、気づけばドクオの乳首を挟む洗濯バサミが宙を舞っていた。
ドクオ自身も、何が起きたのか分からないまま敗北していた。
_
( ゚∀゚)「し、試合終了! 優勝はショボン選手だ!!」
ジョルジュがショボンの腕を取り高く掲げる。
52
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 22:13:04 ID:X8/wfA0I0
('A`)「……フッ、負けたぜ」
リングを降りるドクオを待っていたのはクーだった。
川 ゚ -゚)「惜しかったな」
('A`)「よせよ、変な慰めは惨めになるだけさ」
川 ゚ -゚)「そうか、それでもかっこよかったよドクオ」
('A`)「ありがとうな、クー」
二人は人の見えぬ通路でお互いを強く抱きしめていた。
一方リング上、歓声と紙吹雪に包まれたショボンは優勝した実感を確かめていた。
(´・ω・`)「リベンジ、出来たんだ」
( ^ω^)「おめでとうだおショボン、だけど最後のあの瞬間何をしたんだお?」
(´・ω・`)「あぁ、簡単なことだよ、少しだけ前に出たんだ」
( ^ω^)「前に?」
(´・ω・`)「そうさ、少しだけ余裕の出来たロープがすぐにまた張られる、そこに力を込めていたドクオは自分の体重によって想定以上の負担が乳首にかかったんだ」
( ^ω^)「なるほど、まさに柔よく剛を制すって奴だお」
(´・ω・`)「賭けではあったけどね、ドクオの乳首が僕より強かったら僕が負けてたんだから」
53
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 22:18:06 ID:X8/wfA0I0
( ^ω^)「それでは第五回乳首相撲選手権はこれにて閉幕だお!」
たった一日の短い戦いが幕を閉じる。
傍から見ればくだらない争いだが、そこに命を賭ける男たちがいた。
彼らはニップルファイター。
己が乳首に人生をかけた熱き男たちであった。
('A`)「結局決勝前に何をしてたんだショボン?」
(´・ω・`)「人に頼んで乳首をドリルしてもらったんだよ」
('A`)「乳首ドリル……、聞いただけで恐ろしいな」
(´・ω・`)「うん、正直死ぬほど痛かった」
彼らの戦いはまだまだ続くのであった。
完?
54
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/20(土) 22:18:40 ID:X8/wfA0I0
もっといろいろ続けたかったけど乳首相撲なんてこれが限界だよ!!
見てくれた方ありがとうございました!
55
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 07:48:25 ID:QoJk56HE0
おつ!最後までひどかったなwww
56
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 10:13:23 ID:c6nJBMkU0
乙!
57
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 11:20:45 ID:Linbka0.0
感動した
58
:
◆3AoinwudoQ
:2019/04/21(日) 15:33:29 ID:cWYQTsbo0
コッソリこちらで新作のような物投下します
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1555828308/l50
59
:
名無しさん
:2019/04/28(日) 09:51:08 ID:xSTO9GgM0
完結乙!久しぶりにブーン系でワクワクさせてもらったぞ!
でも右乳首は捻りちぎるね♡
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