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( ,,^Д^)ビッグ・トレジャーの大冒険のようです!!!
1
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:48:53 ID:MB1Msye.0
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1495117626/
まとめ
http://cloudcrying.blog.fc2.com/blog-entry-163.html
.
2
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:51:30 ID:MB1Msye.0
.
アメリカ中央にある大都市、クラウン=シティ!!
この街には、ありとあらゆる常識からかけ離れた、ヴィランという超常の犯罪者が跋扈している!!
ある者は火を吐き!!ある者は電撃を放ち!!ある者は大地を凍らせる!!
そんな超常の能力に人々は怯え、安寧の時を迎えられずにいた!!
しかし、そんな窮地を救うため、この街にはSUPER☆BIG☆HEROが存在する!!
.
3
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:52:29 ID:MB1Msye.0
.
彼こそが、この街の守護神!!!
,∧,,∧
( ,,^Д^)
,ノ ヽ、_,,,
/´`''" '"´``Y'""``'j ヽ
{ ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l
'、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
ヽ、, ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
`''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'
,ノ ヾ ,, ''";l
./ ;ヽ
.l ヽ,, ,/ ;;;l
| ,ヽ●/ ;;;|
| ,' ;;;l l ;;'i, ;|
li / / l `'ヽ, 、;|
l jヾノ ,ノ ヽ l ,i|
l`'''" ヽ `l: `''"`i
.l ,. i,' } li '、 ;;' |
l ; j / _, -― ' ̄ ̄`ー‐-、_
, .--、,,__,,-' ̄;;"`´ ;; __ __, -―- 、;; ̄`l
;; ,__ ;;' r ' ´;;; ヽ_ゝ_;;| lヽ, /
;, Y´| l __ /`'| | | l l;| l ヽ
| |.;;l_,-'l | V | |.l .| .| l i i | ;lヽ
|.| ''.|/ l |;;;| | | | ;| | | ;l l| i ;;;; l | l
;; i / .il /| |.| | | i | | l i '`i l /
ズウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン…………!!!!!!!!!!!!
( ,,^Д^)「ビィーーーーーーーーーーーッグ!!!!!トレジャーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!」
ビッグ・トレジャーその人である!!!
.
4
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:53:41 ID:MB1Msye.0
.
ここで改めて読者諸兄に説明をしよう!!!
ビッグ・トレジャーとは、豪腕無双健脚無比、快刀乱麻のスーパーヒーローである!!!
その腕力は数多のヴィランたちを退け、その走力はいかなる事件現場にも瞬時に駆けつける!!!
なぜ彼は素っ裸なのか!!!それは彼の全力(フルパワー)に耐えうる衣服が、この世に存在しないから!!!
ゆえに今日も彼は、フルチンで街を激走する!!!優しき巨チン、ビッグ・トレジャー!!!
これは彼の率いるヒーローとヴィランの、熱き攻防の全史である!!!
.
5
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:54:30 ID:MB1Msye.0
.
.
6
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:55:25 ID:MB1Msye.0
.
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
(;‘_L’)「あぁ……大丈夫かな……」ソワソワソワソワ
ζ(゚ー゚*ζ「あら、あなた。何をしてらっしゃるの?」
(;‘_L’)「いやぁ……何となく落ち着かなくて……やはり僕たちもついていった方が良くないかな?」
ζ(゚ー゚*ζ「心配性ねぇ。大丈夫、この娘は私たちの娘ですよ?」
ζ(゚ー゚*ζ「それに私たちがお邪魔しても、何の話をしてるかも分からないわよ」
(;‘_L’)「そうかもしれんが……困ったことがあったら、パパたちにすぐ電話するんだぞ?」
ζ(゚ー゚*ζ「私たちは観光してるから、ゆっくりお話して来なさいな」
川 ゚ -゚) チョコーン
川 ゚ -゚)「うん、分かった。そうする」
クォッサ=サリエリ(当時九歳)
.
7
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:57:45 ID:MB1Msye.0
.
川 ゚ -゚)「じゃあ、行ってくる。お父さん、お母さん」スタスタ
(;‘_L’)「あぁ……行ってしまった……本当に大丈夫だろうか……」
ζ(゚ー゚*ζ「今日はただの挨拶なんだから、何も起こりはしませんよ」
(;‘_L’)「しかしだなぁ、もし幼女趣味のマッドサイエンティストでもいたらどうする?」
ζ(゚ー゚*ζ「そんなことを心配するより、まずは私をどう楽しませてくれるか考えるのが先じゃなくて?」
ζ(゚ー゚*ζ「せっかくの夫婦水入らずのデートなんですから、杞憂は忘れて楽しみましょう?」
(;‘_L’)「あ、あぁ……そうだな。すまない、君のことを考える余裕がなかったみたいだな」
ζ(゚ー゚*ζ「私、経済センタービルに行ってみたいわ。クーに聞いたんだけど、あそこ見晴らしが凄くいいんですって!」
(‘_L’)「うん。それじゃまずはそこから行ってみようか」
.
8
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:58:33 ID:MB1Msye.0
.
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
【総合科学技術研究所】
川 ゚ -゚)「……」ウィーン
( ‘∀‘)「……あら?」
川 ゚ -゚)「こんにちは」
( ‘∀‘)「こんにちは。どうしたのお嬢ちゃん、迷子かしら?」
川 ゚ -゚)「ロマノフ博士に面会させて頂けますか。アポは取ってあります」
( ‘∀‘)「あら……博士のご家族?」
川 ゚ -゚)「いえ、違います。個人的な面会です」
( ‘∀‘)(妙に大人びた娘ね……博士の隠し子かしら?)
( ‘∀‘)「ちょっと待っててくれるかな?今博士に繋げるから」
.
9
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 15:59:39 ID:MB1Msye.0
.
( ‘∀‘)「……」トゥルルル、トゥルルル
『はーい……何であるかー……?』ガチャ
( ‘∀‘)「ロマノフ博士、ご来客がありますが通してもよろしいですか?」
『来客ゥ……?今日は誰と会う予定であったか……』
(;‘∀‘)「ちょっと博士、しっかりしてくださいよ」
( ‘∀‘)「お客さん待たすことになっても、知りませんからね?」
『スケジュール管理は秘書に任せておるでな……それで、来客者はどなたかね?』
( ‘∀‘)「あ、えーと……お嬢ちゃん、お名前は?」
川 ゚ -゚)「クォッサ=サリエリです」
( ‘∀‘)「クォッサ=サリエリさんですって」
『何ィィィィィィィィィィィィィッッッッッッッ!!!???』
(;‘∀‘)「うるさっ……」
『すぐに応接室へお通ししなさいッッッ!!!今すぐ!!!今すぐにだッッッ!!!』
(;‘∀‘)「は、はい……?」
『ワシとしたことがこんな大事な用を忘れるとは……不覚なり!!!』
『ダッシュで行くから待っとるんじゃぞーーーーーーーーい!!!!』
(;‘∀‘)「……」
.
10
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 16:01:31 ID:MB1Msye.0
.
( ‘∀‘)「ごめんね。博士なにか興奮してるみたいで」
川 ゚ -゚)「いえ、お気になさらず。歳を召されるとよくあることです」
(;‘∀‘)「そ、そうね……それじゃあ応接室までご案内するわね?」
川 ゚ -゚)「はい。よろしくお願いします」
…ドドドドドド
( ‘∀‘)「……えっ?」
川 ゚ -゚)「ん?」
( ФωФ)「クォッサ博士ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」ドドドドドド!!!
(;‘∀‘)「きゃあ!?」ビクッ
川 ゚ -゚)「おぉ……」
.
11
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 16:02:19 ID:MB1Msye.0
.
(;‘∀‘)「な、何してるんですか博士!!ビックリしたじゃないですかぁ!!」
川 ゚ -゚)「初めまして、ロマノフ博士。お歳に似合わぬ健脚、お見事です」
(;ФωФ)「ハァッハァッ……こ、こちらこそ……ゴフッ、お初にお目にかかるである……クォッサ博士……オゥエッ」
(;‘∀‘)「ほらー!変に走るからすごいむせてるじゃないですか!!」
(;ФωФ)「こ、これが走らずにおられるか……!!」
(;ФωФ)「この娘は我が研究所の迎えた新たなる頭脳、クォッサ=サリエリ女史だぞ……!!」
(;‘∀‘)「そ、そうなんですか……?」
川 ゚ -゚)「恐縮です。私も、博士のご高名はかねがね伺っております」
川 ゚ -゚)「稀代の変態……いや変人……いや天才だと」
(;ФωФ)「誉めるならもっとスムーズに誉めてくれんかね?」
.
12
:
名無しさん
:2018/03/11(日) 16:03:27 ID:MB1Msye.0
.
( ФωФ)「さぁさ、クォッサ博士。ここからはワシが応接室まで案内しよう!!」
( ФωФ)「ガーナくん、コーヒーを淹れてくれ。それとも紅茶が良いかな?」
川 ゚ -゚)「では、紅茶を」
( ФωФ)「よしよし。彼女に紅茶と、ワシにはコーヒーをガムシロ増し増しで頼む」
(;‘∀‘)「また激甘コーヒーですか。ほどほどにしないと糖尿で死にますよ?」
( ФωФ)「走ったから糖分消費したんじゃい。それくらい目ぇ瞑らんかい姑じゃあるまいに」
(;‘∀‘)「分かりましたよぅ……他の研究員さんに怒られても知りませんからね!」
川 ゚ -゚)「ロマノフ博士はユニークな方ですね」
( ФωФ)「フハハ。ワシなぞ老いらくの徒花よ」
( ФωФ)「真にユニークなのは、クォッサ博士の発想と柔軟性ですぞ!」
.
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