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( ^ν^)しゃちくのようです
14
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:38:55 ID:3eAUb9hw0
面白い期待頑張って
15
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:39:56 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『髪』
ミセ >×<)リ「わーん!」
ζ(゚ー゚*ζ「どうしたの、ミセリさん」
ミセ >×<)リ「昨日美容院行って髪をちょっと切ってもらったんだけど、明らかに短くされちゃったの!」
ζ(゚ー゚*ζ「そう?可愛いよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう…でもなんか落ち着かない…眉オンパッツン…」
/ ,' 3 `ヽ「切れる前髪があるだけ幸せじゃよ…」
ミセ;*゚ー゚)リ「わっ部長‼︎」ζ(゚ー゚;ζ
/ ,' 3 `ヽ「切れる前髪があるだけ…幸せなんじゃよ…」
ピャッ三
ミセ;*゚ー゚)リ「去っていった…」ζ(゚ー゚;ζ
16
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:40:56 ID:6q6x/5R60
++++++++++
『髪2』
ミセ*゚ー゚)リ「今日は仕事終わったら合コンなので気合い入れて髪を巻いてみました!」
lw´‐ _‐ノv(正直わからん)
ζ(゚ー゚*ζ「巻くの難しくない?」
∬´_ゝ`)「コテって大変よね」
ミセ*゚ー゚)リ「お二人は元からパーマだから…」
/ ,' 3 `ヽ「ワシくらいになると巻く髪すらない」
/ ,' 3 `ヽ「巻ける髪があるだけ幸せなんじゃよ…」
ピャッ三
ミセ;*゚ー゚)リ「ま、また去っていった…」
17
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:42:00 ID:6q6x/5R60
『言い間違い』
ζ(゚、゚ ζ「最近朝起きれなくって…」
ミセ*゚ー゚)リ「わかる…起き上がる時辛い…」
ζ(゚、゚ ζ「スヌード機能に助けられてる…」
∬´_ゝ`)「ん?」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「もっかい言ってみて」
ζ(゚、゚ ζ「スヌード機能に助けられてる…」
∬´_ゝ`)「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「うん」
ζ(゚ー゚*ζ「え?え?」
lw´‐ _‐ノv(スヌーズ機能…)
++++++++++
18
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:42:48 ID:6q6x/5R60
『電話』
ζ(゚ー゚*ζ「経理課の朝日ケ丘さんに電話しなきゃ」
【ζ(゚ー゚*ζトゥルルトゥルル
ガチャ『はい、経理課の朝日ケ丘です』
【ζ(゚ー゚*ζ「あっもしもし私です!」
『ん?誰?』
【ζ(゚ー゚;ζ「あぎゃあ!す、すみません、事務課の出連どす!」
∬´_ゝ`)(あぎゃあって)
( ´_ゝ`)(しかも最後噛んだな)
ミセ*゚ー゚)リ(わかる、まだ電話慣れないよね)
:( ν ):←ツボった
※電話のミスは結構周りに聞かれています。
19
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:43:37 ID:6q6x/5R60
『華金』
女子更衣室
∬´_ゝ`)「お疲れ様。あら、出連さん今日の服可愛いわね。デート?」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ本当ですか!新しいお洋服なんです、嬉しいな。デートではないんですけど」
∬´_ゝ`)「そうなのね。金曜日だし、そうかなって思っちゃったわ。でも洋服、本当に可愛いわよ。似合ってる」
ζ(゚ー゚*ζ「えへへ〜ありがとうございます!お先失礼しますね、お疲れ様です」
∬´_ゝ`)「お疲れ様〜」
ζ(゚ー゚*ζ「♪」
((( ^ν^)
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんお疲れ様です!」
( ^ν^)「…おう」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんこの後何か用事ありますか?もし宜しければ一緒に夜ご飯いかがですか?」
( ^ν^)「は?」
20
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:44:27 ID:6q6x/5R60
ζ(゚ー゚*ζ「あ、もしかして用事ありましたか…?」
( ^ν^)「いや、そうじゃねえけど、何でいきなり…お前と夜食いに行くって話になったんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「姉者さんに今日のお洋服可愛いって褒められたからです!」
( ^ν^)「は?」
ζ(゚ー゚*ζ「せっかくお洋服褒められたのに、どこにも寄らずに帰るの勿体無いじゃないですか!だから誰かと一緒に過ごしたかったんですけど…」
( ^ν^)「流石(姉)さんか同期と行けば良いんじゃねぇの…」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、確かにそうですよね。姉者さんにデート?って聞かれたから何となくニュッさんが頭に浮かんで、目の前にいたのでデートしたいなって…」
( ^ν^)「は?」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
( ^ν^)「いや…もういい…考えないことにする…何か食いてえもんあんのか」
ζ(゚ー゚*ζ「回転寿司食べ行きたいです!」
( ^ν^)「そんなのでいいのかよ…ちょっと調べるから待ってろ」
ζ(゚ー゚*ζ「はーい!」
lw´‐ _‐ノv「あれわざとじゃないの?」
∬´_ゝ`)「わざとじゃないから怖いんじゃないかしら…」
lw´‐ _‐ノv「確かに…」
21
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:45:39 ID:6q6x/5R60
『電話2』
トゥルルトゥルル
【ζ(゚ー゚*ζ「はい、事務課の出連です。はい、はい…はい、承知しました。」
カチャン
ζ(゚ー゚*ζ「姉者さん、外線1番に〇〇事業という会社からお電話入ってます…」
∬´_ゝ`)「あー、売り込みかしら。はい、出るわね」
ζ(゚ー゚*ζ「よろしくお願いします」
【 ∬´_ゝ`)「お電話変わりました。事務課でございます。」
『〇〇事業です〜お世話になってますー』
『当社、〇〇を専門に取り扱った企業でして、全国展開を目指してるんですよ。知ってます?』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございません、存じません」
『えっ…?そう、ですか…まぁ、これから知っていくことになるでしょう。ねっ?おたくの会社で取り扱いとか、どうですか?』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございません、弊社、そういったものはお断りさせて頂いております」
『え、いやいや…話聞くだけでもさ』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございません」
『……ガチャッ‼︎』
ツーツーツー
∬´_ゝ`)「…そんなんだから全国展開出来ないのよ」
※こういう売り込み電話はしょっちゅうあります(もちろんちゃんとしてる会社のが多いです)
22
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:46:42 ID:6q6x/5R60
『口内炎』
ζ(>, < *ζ
( ^ν^)「…なんだその顔」
ζ(>, < *ζ「こうないえんが…」
( ^ν^)「あ?」
ζ(>, < *ζ「口内炎ができちゃって、すごく痛くて…」
( ^ν^)「……今日夜食いいく予定だった激辛担々麺、延期な」
ζ(>, < *ζ「すびばせん…」
23
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:47:34 ID:6q6x/5R60
『口内炎2』
ζ(+、+ζ
( ^ν^)「また口内炎か」
ζ(+、+ζ「違うんです…営業課から渡された資料まとめなくちゃなんですけどすごく多くて…明日までなんです…」
( ^ν^)「……半分貸せ」
ζ(゚ー゚;ζ「えっあっ、いいです、大丈夫です!ニュッさんもいっぱいお仕事あるじゃないですか!」
( ^ν^)「いいから」
ζ(゚ー゚;ζ「わぁぁ…申し訳ないです…」
( ^ν^)「こないだ食いそびれた担々麺さっさと食いに行きてえだけだ」
ζ(゚ー゚*ζ「…こっち、ちょっぱやで終わらせちゃいますね!担々麺奢らせてください!」
( ^ν^)「とりあえずミスだけはすんな」
24
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:48:19 ID:6q6x/5R60
『華金2』
( ´_ゝ`)「それで?」
( ^ν^)ロ「意味わかんねぇっすよあいつ…俺みたいなのに付きまとって何なんすかね…」
( ´_ゝ`)「ふむふむ」
( ^ν^)ロ「弁当毎日作ってくれるんすけどそれもよく考えたら意味わかんねぇし」
( ´_ゝ`)「ほうほう」
( ^ν^)ロ「俺父子家庭で、親父忙しい人だったから人に弁当作ってもらうの初めてなんすけど、あいつの弁当彩り綺麗だしめちゃくちゃ美味いんすよ」
( ´_ゝ`)「はぁん」
( ^ν^)ロ「こないだなんか夜飯誘ってきて、その理由が人に服褒められてデートかって聞かれてデートしたくなったからって」
( ´_ゝ`)「ほお」
( ^ν^)ロ「何なんすか?意味わかんなくないすか?食いたいもん聞いたら回転寿司って。女って謎の小洒落たパスタとかパクチー食う生き物じゃないんすか?」
( ´_ゝ`)「まぁなー」
( ^ν^)ロ「だいたいワサビつけすぎて半泣きになるって何だよ、潤んだ瞳で見てくるんじゃねーよ畜生が」
25
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:49:08 ID:6q6x/5R60
( ´_ゝ`)「はい、はいはい、一回水飲もうか、ねニュッくん」
( ^ν^)ロ「あー…呑まなきゃやってらんないすよ…」
( ´_ゝ`)「ニュッくん弱いのに飲ませすぎた俺が悪いんだけどね、段々惚気にやられ始めてきつくなってきた…全部の話これで3巡目だし」
( ^ν^)ロ「惚気じゃねーっす…」
( ´_ゝ`)「はいはい、出連さんのどこが良いって思う?」
( ^ν^)ロ「あー…基本、意味わかんねぇけど…悪いとこは…ねぇし…飯食う時に必ず髪結んで、いただきますとごちそうさま言うとことか、飯食ってる時は喋らないとことか、話すとき絶対目を見てくる時とか、近付くと良い匂いがするとか、たまに欠伸で涙目なとことか…」
( ´_ゝ`)(一挙一動にべた惚れじゃねーか)
26
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:50:07 ID:6q6x/5R60
( ´_ゝ`)「って会話週末にしたの覚えてる?」
( ν )「覚えてない記憶にない嘘を言わないでくださいやめてください」
27
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:51:22 ID:6q6x/5R60
『空腹』
ミセ*゚ー゚)リ(まずい、ヒジョーにまずい)
ミセ*゚ー゚)リグォオォォオオグギュグュユユ
ミセ*゚ー゚)リ(朝食べ損ねたせいでお腹の音が止まらない)
ミセ*゚ー゚)リギュオォグギュュュウウォ
ミセ*゚ー゚)リ(このままだと私名前ミセリグォォになる。どこまでが髪かわからなくなってる)
ミセ*゚ー゚)リ(お昼休憩まであと2時間もあるよ〜〜音恥ずかしいし死ぬる)
( ´_ゝ`)「山川さん」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!」
( ´_ゝ`)「これコピー取ってもらいたいんだけど」
ミセ*゚ー゚)リ「はい、承知しました!」
ミセ*゚ー゚)リ(ぎぇぇ何故このタイミングで…いつもは自分でやってくれるじゃーん!動くと余計お腹なるよ〜)
( ´_ゝ`)「コピー取りに行くついでに給湯室にこれ貼っておいてな」
ミセ*゚ー゚)リ「え?これ…チョコレート…」
( ´_ゝ`)ボソ「今給湯室誰もいないからこれコッソリ食べてきちゃって。貰ったんだけど俺この味苦手なんだ。…他のみんなにはナイショな」
ミセ*゚ー゚)リキュン
ミセ*゚ー゚)リ「あ、は、はい」
ミセ*゚ー゚)リ(危ない空腹のあまり名前が変わるところだった)
( ´_ゝ`)(あんだけ盛大な音出されてたらこっちも仕事集中できない…)
28
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:52:16 ID:6q6x/5R60
『親縁関係』
ミセ*゚ー゚)リ「あのう…姉者さんと流石兄者さんて、ご兄弟なんですか?」
∬´_ゝ`)「え?あらやだ、言ってなかったかしら。兄者は義理の弟なの」
ζ(゚ー゚*ζ「義理の弟さん!」
ミセ*゚ー゚)リ「ふ、複雑なご家庭とかですか…?」
∬´_ゝ`)「違う違う。私の妹の婿なの、兄者」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ〜じゃあ既婚者‼︎」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだったんですねぇ、お名前もお顔も似てたのでびっくりです」
∬´_ゝ`)「そうなのよ、兄者は妹と幼馴染なんだけど、昔から間違えられたわ。弟もいるんだけど、そいつとも似てるのよ」
ζ(゚ー゚*ζ「3人兄弟なんですか?」
∬´_ゝ`)「ううん、妹があと1人。年がだいぶ離れてるんだけどね」
ζ(゚ー゚*ζ「4人兄弟なんですね!」
ミセ*゚ー゚)リ「既婚者か…そっか…」
29
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:53:33 ID:6q6x/5R60
『他部署の人間』
ミセ*゚ー゚)リ「失礼しまーす、請求書持って来ましたぁ」
(-@∀@)「ああ、お疲れ様です。そこの灰色のボックスに入れておいてくれるかな」
ミセ*゚ー゚)リ「はいっ」
爪'ー`)y- 「お?新人ちゃん?何課の何ちゃん?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、お、お疲れ様です…事務課の山川ミセリです…」
爪'ー`)y- 「ミセリちゃんね、俺営業課の斉藤フォックス。事務課にはよくお世話になるからよろしくね」
ミセ*゚ー゚)リ「は、はい…」
ミセ;*゚ー゚)リ(め、めちゃくちゃ肩や腕を触られている…!)
30
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:54:35 ID:6q6x/5R60
爪'ー`)y- 「事務課って斎藤いるでしょ、斎藤ニュッ。俺あいつと同期なんだけど、新人ちゃんにはちょっとキツイやつでしょ?なんかされたら俺に相談して?色々話聞くよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「は、はぁ…」
ミセ;*゚ー゚)リ(最初は確かに嫌な印象強かったけど、デレちゃんを通してみると口が悪いだけで普通な人なんだけどな……他部署の人から見たらそう感じちゃうのかな)
(-@∀@)「おい斎藤、お前出金終わったらさっさと行けよ、新人にセクハラしてないで」
爪'ー`)y- 「してないっつーの、ねぇ?そういえば事務課って他にも女の子入った?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、はい…私の他は出連デレさんっていう子が一人」
(-@∀@)「ああ、出連さん。斎藤とよく一緒にいるよね」
爪'ー`)y- 「あいつが?新人の女の子と?ふーん…」
31
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:55:41 ID:6q6x/5R60
ミセ;*゚ー゚)リ「あ、あの私もう戻らないと…」
爪'ー`)y- 「あー、ごめんごめん。事務課は森さんとか流石(姉)さんいるもんね、怒られちゃうよね」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ、いえ、お二人とも優しいし頼りになる先輩方です…」
爪'ー`)y- 「ん?あー、うんうん(笑)大丈夫大丈夫。じゃ、またねミセリちゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「……失礼します」
ミセ*゚ー゚)リ「…何あの人ー!シュールさんも姉者さんも、斎藤さんだっていい人だし!やな感じ!ベタベタ触るし、やな奴やな奴やな奴!」
ミセ*゚ー゚)リ「……駄目だこれフラグ立っちゃうやつだ…」
++++++++
32
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:56:52 ID:6q6x/5R60
『男女関係』
ミセ*゚ー゚)リ「あのう…営業部の斉藤フォックスさんてどんな方ですか?」
∬´_ゝ`)「こないだから男性社員のこと気になりまくりね、ミセリちゃん…」
ミセ;*゚ー゚)リ「ち、ちがいますよ!男漁り的な奴じゃないですよ!私、会社関係の人と既婚者とは絶対に関係持たないって決めてるんです!」
∬´_ゝ`)「あら、立派なポリシー」
ミセ*゚ー゚)リ(兄者さんにはちょっとグラっときたけど…)
∬´_ゝ`)「フォックスに何かされたの?」
ミセ*゚ー゚)リ「いえ、何かっていうか……えっと、さっき初めてお会いしたときに、なんて言うか…やたらボディータッチが多くてなんか…」
lw´‐ _‐ノv「悪いことは言わない、営業の斉藤はやめておくと良いよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひえっ、びっくりした!シュールさんいつの間に」
lw´‐ _‐ノv「2人がパスタ屋に入って行くのが見えたからつい気配を消してついてきた」
∬´_ゝ`)「シュールはフォックスのこと大嫌いよね」
lw´‐ _‐ノv「嫌いも嫌い、奴が吸ってる煙草もスーツも周りにある空気も嫌いさ」
∬´_ゝ`)「フォックスが来るといつの間にか消えてるのよ」
33
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:58:09 ID:6q6x/5R60
ミセ*゚ー゚)リ「そ、そんなに変な人なんですか…?」
∬´_ゝ`)「変ていうかね……ミセリちゃんとデレちゃん2人と、私とシュール、年齢が少し離れてるでしょ?新人の1個上の代の先輩が10年目の人間って、うちか営業部だけなの」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、確かに他の部署に配属された同期はみんな一つ上の先輩について貰ってるって言ってました」
∬´_ゝ`)「うちの課にももっと人は居たわ。でもみんな辞めちゃったの。」
lw´‐ _‐ノv「あの腐れヤリ○ンのせいでね」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひえ」
∬´_ゝ`)「まぁ、色んな子に手を出してはこっぴどく振る最低くそ野郎なのよ。上にコネがあるからクビにはならないし、本当くそだわ。ごめんなさいね、ミセリちゃんとデレちゃんには最初に言っておけばよかったわね」
lw´‐ _‐ノv「あいつ海外出張だったから存在すら忘れてた」
ミセ*゚ー゚)リ「いえ…私はなんとなく嫌な感じしたし今お話聞いてもっと無いなって思ったんで大丈夫です…」
∬´_ゝ`)「あいつがまたなんかして来るようなら呼んで。撃退するわ。…デレちゃんにも教えとかなきゃ」
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんは大丈夫じゃないですか」
∬´_ゝ`)「そう?」
lw´‐ _‐ノv「デレ子は別のサイトーに夢中だしね」
∬´_ゝ`)「あー」
34
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 22:59:16 ID:6q6x/5R60
ζ(>☆<*ζ「くちんっ」
( ^ν^)「あんだ、風邪か?」
ζ(-〜-*ζ「うう…失礼しました…風邪じゃないと思うんですけど…」
( ^ν^)「すげえ顔してたぞ」
ζ(-、-;*ζ「は、恥ずかしいので見なかったことにしてください…」
( ^ν^)「嫌」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんひどいです…あ、今日のハンバーグ力作です」
( ^ν^)「…チーズを中に入れたことは褒めてやる。…明日は社内で食うか」
ζ(゚ー゚*ζ「え?」
( ^ν^)「…身体、冷えんじゃねーの」
ζ(゚ー゚*ζ「……やっぱりニュッさん優しいです。でも大丈夫ですよ、もうすぐ梅雨になっちゃうからその前にお天気堪能しましょう!」
( ^ν^)「……おう」
++++++++++
35
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:00:12 ID:6q6x/5R60
『ネタバレ』
「でさー、やっててー」
「えー、そうなのー?」
キャピキャピペチャクチャ
∬´_ゝ`)「…今日は営業課、男性社員と部長が出払ってるからずっとお喋りねー」
※営業課と事務課はワンフロアをパテーションで仕切っているだけなので静かだと話し声などが普通に聞こえます。
lw´‐ _‐ノv「どれ、口に米を詰めてこようか」
ミセ;*゚ー゚)リ「シュールさんダメです!こないだもそれで会議開かれたじゃないですか!」
※営業課と事務課はあまり仲が良くありません。
36
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:01:07 ID:6q6x/5R60
「あー、そうそう見た?昨日のドラマ」
「あれ、昨日だっけ?見逃しちゃったー」
「昨日最終回だったよ」
「えー!そうだったの!どんなだった〜」
「それがね〜」
ミセ*゚ー゚)リ「あれ、そのドラマってデレさんも見て…」
ζ(;、;*ζ
ミセ;*゚ー゚)リ「わぁっデレちゃんどうしたの⁉︎」
ζ(;、;*ζ「ドラマ…昨日見れなくて…録画してたから…今日帰って見ようと…楽しみに…」
lw´‐ _‐ノv「おい、米を持ってこい。もしくは斎藤を呼べ」
ミセ;*゚ー゚)リ「いや斎藤さん呼んでも特に何もならないのでは…って姉者さん待って両手のお米どっから持って来てどこへ持っていくんですか‼︎やめてー‼︎」
++++++++++
37
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:01:57 ID:3eAUb9hw0
ほんまおもろいな
38
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:02:22 ID:6q6x/5R60
『呼び方』
ζ(゚ー゚*ζ←出連、出連くん、出連さん、デレさん・デレちゃん・くん
ミセ*゚ー゚)リ←山川、山川くん、山川さん、ミセリさん・ミセリちゃん・くん
∬´_ゝ`)←流石(姉)、流石姉くん、姉者さん・姉者
lw´‐ _‐ノv←森係長、森さん、シュールさん・シュール
( ^ν^)←斎藤、斎藤さん、ニュッさん・ニュッ
( ´_ゝ`)←流石(兄)、兄者さん、流石さん、兄者
lw´‐ _‐ノv「基本は苗字にさん付け、もしくは階級で呼ぶけど、仲の良い者同士はちゃん付だったりあだ名で呼んだりする」
lw´‐ _‐ノv「我々は仲が良くなれたので下の名前で呼び合っている」
lw´‐ _‐ノv「だいたい周りに上司がいなかったりオフの時は親しげな呼び方だが、仕事中は基本さん付けだったりちゃんとした呼び方をして切り替えているよ」
lw´‐ _‐ノv「たまにオフの呼び方が出てしまうのはご愛嬌だけど、上司や他部署の人間と話してる時にポロっと出てしまうとしこたま恥ずかしいから気を付けような。シュールさんとの約束だよ」
ミセ*゚ー゚)リ「シュールさん誰とお話してるんです?」
lw´‐ _‐ノv「混乱を避けるための注意事項をちょっとね」
39
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:03:27 ID:6q6x/5R60
」
『男女関係2』
ζ(゚ー゚*ζ、、、(書類を経理課に回したら総務課に行ってコピー用紙もらって…)
爪'ー`)y- 「あ、待って待ってエレベーター乗るよ」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、すみません」
爪'ー`)y- 「良かった、乗れた。ありがとね」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ」
爪'ー`)y- じー
ζ(゚、゚;ζ「…?あの、何か?」
爪'ー`)y- 「君、何ちゃん?」
ζ(゚ー゚*ζ「え、っと…事務課の出連デレです」
爪'ー`)y- 「デレちゃん、ああ、君がデレちゃんね〜。俺、営業課の斉藤フォックス、よろしく」
ζ(゚ー゚*ζ「営業課の斉藤さん、よろしくお願いします」
爪'ー`)y- 「デレちゃんてあれだよね、事務課の斎藤と仲良い子だよね?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、はい」
爪'ー`)y- 「あいつさー、同期なんだけどさ。大丈夫?なんか変なことされてない?斎藤って口悪いし態度悪いし、後輩の女の子泣かせてばっかって聞いてるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「え?誰です?」
爪'ー`)y- 「やー、だから斎藤だって。斎藤ニュッ。あれ、仲良いってもしかしてそういう仲だったりする?もしそうなら斎藤なんてやめて俺にしといたら?俺優しくするし」
40
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:04:27 ID:6q6x/5R60
ζ(゚ー゚*ζ「あはっ」
爪'ー`)y- 「うん?」
ζ(^ー^*ζ「ふふ、ふふふっ」
爪'ー`)y- 「どうしたの?」
ζ(^ー^*ζ「いえ、ごめんなさい。『斎藤』って連呼してるけど、ご自分も斉藤さんなの、忘れちゃってるのかなって、ちょっと面白くなっちゃって」
爪'ー`)y- 「は?」
ζ(゚ー゚*ζ「あと、今お話した斎藤さんって、本当に斎藤ニュッさんのお話ですか?私の知ってる斎藤ニュッさんとは別人です」
ζ(゚ー゚*ζ「心配なさらないでも、ニュッさんは優しい方なので大丈夫ですよ」
爪'ー`)y- 「……そう。それなら良かった」
ζ(゚ー゚*ζ「では、失礼しますね」
爪'ー`)y- 「あ、うん。じゃーね」
爪'ー`)y- 「………付き合ってるかどうかはスルーだったな……結構頭切れる子なのかただの天然か…」
ζ(゚ー゚*ζ(サイトーさんなのにサイトーさんの話したり、ニュッさんと誰か別の人を勘違いしたりして、ちょっとドジな人なのかなー)
++++++++++
41
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:05:46 ID:6q6x/5R60
『アルハラ』
从 ゚∀从「山川さんと出連さんの歓迎会だよ!遅くなっちゃってごめんね!」
∬´_ゝ`)「遅すぎてもうわりと仲良くはなってますよ」
从 ゚∀从「すまんすまん!まぁ今日は気ままに飲んで食ってくれ!」
lw´‐ _‐ノvロ「へいへいデレくんグイッと行きねぇ」
ロζ(゚ー゚*ζ「わぁ、ありがとうございますシュールさん」
ζ(゚、゚;ζ「って、わぁ」
( ^ν^)⊃ロ「…」
ζ(゚、゚;ζ「どうしたんですか?ニュッさん、それ飲みたかったんですか?私の取らなくても…」
( ^ν^)「…お前は極力ノンアル飲んでろ」
ζ(゚、゚;ζ「え、うー、えー」
( ´_ゝ`)「えっニュッ…もしかして出連さんをアルハラから守ろうと…?」
lw´‐ _‐ノv「おうこら、誰がアルハラかね」
( ´_ゝ`)「森さん淡々と日本酒注いでくるじゃないですか…」
lw´‐ _‐ノv「日本酒が何から出来てるか知ってるかい?KO☆MEだよ。あと麹。それを飲まずして何を飲むんだ。生米か?」
42
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:06:57 ID:6q6x/5R60
ミセ*゚ー゚)リ「私ビール苦手なんですよね…」
从 ゚∀从「俺も!好きなお酒はカシスオレンジだよ」
∬´_ゝ`)「課長は甘いお酒がお好きですよね」
ζ(゚、゚;ζ「ニュッさぁん、私にもお酒ください…」
( ^ν^)「……ダメ」
( ´_ゝ`)「酒飲ませない気かよ。逆アルハラじゃねーか」
∬´_ゝ`)「あれ、でも斎藤お酒あんまり強くなかったわよね?」
( ^ν^)「俺が弱いんじゃなくてうちの課の人間が強すぎるんすよ」
∬´_ゝ`)「何もう、自分以外の人間に酔ってるデレちゃん見せたくないって?」
(*´_ゝ`)「えーやだー斎藤さん独占欲強すぎ〜?きゃー」
∬´_ゝ`)「兄者気持ち悪い」
( ´_ゝ`)「すみません」
( ^ν^)「いやそういうわけではないんすけど」
43
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:07:56 ID:6q6x/5R60
/ ,' 3 `ヽ「ほら出連くん、ワシの注いだ酒が飲めないわけないじゃろ?」
lw´‐ _‐ノv「はい一揆!一揆!応仁の乱!」
(;´_ゝ`)「うわー!いつの間にかしれっといた荒牧部長、それ注ぐとかじゃなくて一升瓶開けただけじゃないですか!」
ζ(゚ー゚*ζ「わぁ、いただきます♪」
( ´_ゝ`)「えっ」
( ^ν^)「あっ」
ゴキュッゴキュッゴキュッゴキュッ
lw´‐ _‐ノv「おお、いい飲みっぷりだね」
ミセ*゚ー゚)リ「えっデレちゃん大丈夫なの」
( ´_ゝ`)「姉者でもあんな飲み方しないのに」
∬´_ゝ`)「どういう意味?」
( ^ν^)「あー……」
从 ゚∀从「おおなんだなんだ、盛り上がってんな‼︎」
44
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:09:00 ID:6q6x/5R60
( ^ν^)「…おい」
ζ(゚ー゚*ζ「……」
ζ(^ヮ^*ζニッコリ
ζ(^ヮ^*ζ「ひへっ」
ζ(^ヮ^*ζ「ふふ、ひあははははははははっ」
ζ(^ヮ^*ζ「は、あはっ、きゃははふふふふふふふふ」
ζ(^ヮ^*ζ「んふっ、ふ、ふふふふひはははははははははははははははははははははっ」
ζ(゚ー゚*ζ「…あー…」
ζ(^ヮ^*ζ「暑っい♪脱いじゃおっ」
ミセ;*゚ー゚)リ「待って待って混乱が追いつかないけど待ってデレちゃんダメそれダメ‼︎」
∬;´_ゝ`)「せめて斎藤と2人の時だけにして」
( ^ν^)「2人の時も正直地獄だったんで勘弁してください」
(;´_ゝ`)「出連さん酒乱なのか」
( ^ν^)「酒乱というか…喜怒哀楽が顕著に出て、脱ぎたがる」
(;´_ゝ`)「それを人は酒乱と呼ぶんだよ、覚えておいてね!」
从 ゚∀从「出連くんの代わりに俺が脱ごうか‼︎」
/ ,' 3 `ヽ「いらん」
从 ゚∀从「えっ」
/ ,' 3 `ヽ「いらん」
lw´‐ _‐ノv「お酒は適度に楽しく飲もうね。一気なんで論外だよ☆」
++++++++++
45
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:09:56 ID:6q6x/5R60
」
++++++++++
『同期』
ζ(×、×ζ「うぅ…」
( ^ν^)「…朝から何つー顔してんだ」
ζ(゚、゚;ζ「あ、ニュッさんおはようございます」
( ^ν^)「…おう。口内炎か?」
ζ(゚、゚;ζ「私の変顔イコール口内炎だと認識してますね!違いますよ!電車が遅延してて満員電車ギュウギュウだったんです」
( ^ν^)「ふぅん」
ζ(゚、゚;ζ「ニュッさんは車通勤だからこの辛さは伝わりませんね」
( ^ν^)「飲み会の日とかは電車でくるぞ」
ζ(゚、゚;ζ「でも毎日ではないですからね…車通勤良いなぁ…痴漢とかもないし…」
( ^ν^)
46
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:10:59 ID:6q6x/5R60
( ^ν^)「……朝お前んちに迎えに行くか」
ζ(゚、゚;ζ「えっ、いや大丈夫ですよ⁈そんな申し訳ない‼︎」
( ^ν^)「弁当作ってもらってる礼」
ζ(゚、゚;ζ「お弁当は私が好きでやってるだけですし…会社的に駄目なのでは」
( ^ν^)「気にしすぎ」
(-@∀@)「いーやお前が気にしなさすぎだ‼︎」
ζ(゚、゚;ζ「ひゃあびっくりした」
( ^ν^)「朝から嫌なもん見た」
47
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:12:01 ID:6q6x/5R60
(-@∀@)「そりゃこっちのセリフだわクソったれ。会社のロビーで周り気にせずイチャつきやがって」
ζ(゚ー゚*ζ「おはようございます朝日ケ丘さん」
(-@∀@)「おはよう出連さん。今日も可愛いね」
( ^ν^)「セクハラ」
(-@∀@)「お前の顔がセクハラじゃい!」
(-@∀@)「だいたいね、無許可で電車通勤の人が車通勤の人に乗せてもらうのは駄目なの!通勤費の不正受給になっちゃうでしょ。公私混同すんな‼︎」
( ^ν^)「うるさ」
(#@∀@)「お前そういうこと本当駄目だよ!なのに同じ部署ってだけで新人と仲良くなりおって!何⁈弁当って?送り迎えするって⁈」
(#@∀@)「詳しく聞きたいから次の同期飲み会には絶対来いよな!来なかったらお前の領収書受け取らんからな‼︎」
( ^ν^)「公私混同すんな」
ζ(゚ー゚*ζ「お二人とも仲良いですねぇ」
( ^ν^)(-@∀@)「「どこが」」
++++++++++
48
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:13:10 ID:6q6x/5R60
『同期2』
(-@∀@)ロ☆ロ(^ν^ )「はいはいお疲れお疲れー!」
( ^ν^)「帰っていい?」
(-@∀@)「今来たとこだろ」
( ^ν^)「お前が同期会に来いっつったくせに、何でサシ飲みなんだよ…」
(-@∀@)「他の同期はだいたい忙しいって捕まらなかったんだよ」
( ^ν^)「それお前が嫌厭されてんじゃねーの」
(;@∀@)「や、やめろ!違うわ!ていうかサシ飲みじゃないよ、もう1人来る…」
爪'ー`)y- 「ちーす」
(-@∀@)「あ、来た」
( ^ν^)「帰ります」
爪'ー`)y- 「許可する、帰れ」
(-@∀@)「いややっと揃ったんだし」
( ^ν^)「俺こいつ嫌いなんだよお前も知ってんだろ。何で斎藤と斉藤呼んで3人で飲めんの?オセロだったらお前もサイトウになってたからな?」
(-@∀@)「お前最初の一杯で酔ってない?」
49
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:14:19 ID:6q6x/5R60
爪'ー`)y- 「はー、こんなむさいメンツで飲みとか…あ、おねーさん生ひとつね。店員をナンパするか斎藤踏みつけるくらいしか楽しみがねぇな…」
( ^ν^)「そのタバコつまみにしたら?」
(-@∀@)「だいたいさぁ2人とも付き合い悪過ぎでしょ。俺がせっかく同期会集っても基本集まらないしさー」
爪'ー`)y- 「そうだ斎藤、お前デレちゃんとヤった?どうだった?あの子可愛いし胸大きいよね、紹介してよ。しなくてももう顔見知りだけど」
( ^ν^)「股間壊死しろ」
(-@∀@)「そう!出連さんとの関係聞きたくて今日呼んだんだ!どうなの実際?どう思ってんの?」
( ^ν^)「2人まとめて消えて欲しいと思ってる」
爪'ー`)y- 「あの子良いよね、ああいう子が実はエロいんだよなぁ最高」
(-@∀@)「あー、何となくわかる。のほほんとしてるけど夜は変わるみたいなね!良いね!」
爪'ー`)y- 「素人童貞は黙って」
( ^ν^)「ヤリチ○も口閉じてそのまま爆ぜて」
※社会人の飲み会はだいたい会話の9割がゲスいです。
50
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:15:52 ID:6q6x/5R60
爪'ー`)y- 「あー、なんだかんだ飲んだな〜〜」
(-@∀@)「結局斎藤、全然出連さんとのこと口割らないんだもんな〜」
爪'ー`)y- 「飽きたら俺にちょーだい。飽きなくても勝手に手ぇ出すけど」
( ^ν^)「オレサマ オマエ ブチコロシ」
爪'ー`)y- 「ケーチ」
爪'ー`)y- 「あ、そうだ朝日ケ丘、お前総務の伊藤ちゃんと繋がりある?」
(-@∀@)「伊藤さんはまぁ、たまに話するけど…何で?」
爪'ー`)y- 「いやー、次はああいう地味子ちゃん狙おうかなって」
(-@∀@)「お前本当クズだよね…あ、でも伊藤さんて確か総務の盛岡課長と付き合ってるって噂聞いたけど」
爪'ー`)y- 「えっ関係なくない」
(-@∀@)「俺お前と同期じゃなかったら本当に絡みたくないわ〜〜」
51
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:17:26 ID:6q6x/5R60
(-@∀@)「あっ、斎藤!こっそり帰ろうとすんなよ!出連さんによろしくな!」
爪'ー`)y- 「デレちゃんとヨロシクヤってろ〜」
( ^ν^)「3回くらいくたばってくれ」
爪'ー`)y- 「さーてセフレ3号あたりと飲み直そー」
(-@∀@)「俺もおねーさんとイチャつける店いこー」
( ^ν^)「……」
( ^ν^)「…」ピッピ、プルルルル
ζ(゚ー゚*ζ『はい!デレです』
( ^ν^)「知ってる」
ζ(゚ー゚*ζ『どうしたんですか?お電話、初めてじゃないですか?』
( ^ν^)「…いや、何となく、なんかよくわかんねーけど、声聞きたくなった」
ζ(゚ー゚*ζ『そうなんですか⁇ふふ、なんか照れますね。あ、明日のお弁当のおかず、何が良いですか?』
( ^ν^)「あー………胃に優しいやつで」
++++++++++
52
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:23:17 ID:9HlBU.KA0
はぁ……またニュッデレかよ面白いじゃん
53
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:23:47 ID:6q6x/5R60
明日からまたしゃちくの一週間が始まるので今日はここまでで止めます
ミス多いな…
54
:
名無しさん
:2017/09/24(日) 23:31:01 ID:lxzr/.OE0
女が絡まなければフォックスおもしれえな
55
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 12:45:13 ID:lPs89hO.O
まだ途中だけどおだやかーな感じ好き
56
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 18:27:18 ID:CDoz5Vaw0
このタイトルでこの内容は予想してなかったけど面白い
フォックスは氏ね
57
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 18:33:41 ID:u.fscwSI0
デレちゃんかわいいよデレちゃん
面白いな
58
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:00:53 ID:lfvtuQG.0
『思い出』
ζ(゚、゚*ζ「だいぶ暑い日が続くようになりましたね…」
( ^ν^)「そろそろ社内で食うようにするか…」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですね!」
( ^ν^)「冷房がないときつい」
ζ(゚ー゚*ζ「コンビニでアイス買いましょうか?」
( ^ν^)「いや、いい」
ζ(゚、゚*ζ「ニュッさんアイス苦手です?」
( ^ν^)「…小さい時に初めてのアイス屋にはしゃぎまくってた俺を見て更にはしゃいだ父親が、7段アイスを買ってくれたんだが……
…夏なのに真冬の寒さだわ腹は壊すわで…」
ζ(゚、゚;ζ「わぁぁ…」
( ^ν^)「トラウマ」
ζ(゚、゚;ζ「お父様も悪気がない分切ないですね」
( ^ν^)「親父は「末広がりの8段にしとけば良かったか」って落胆してた」
ζ(゚、゚;ζ「斜め上なお父様なんですね」
( ^ν^)「思い出したら涼しくなってきた…」
59
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:01:53 ID:lfvtuQG.0
『虫』
ミセ*゚ー゚)リ「紅茶のおかわり〜♪」
ミセ*゚ー゚)リ「ん?」
€ 〜〜
ミセ*゚ー゚)リ「ぎ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ぎょわわわわわぅぁわっ‼︎」
(;´_ゝ`)「な、何今の声⁈ハシビロコウの鳴き声⁉︎え、山川さん⁈」
ミセ;*゚ー゚)リ「ひっひどい流石さん!不気味な声と有名なハシビロコウと間違えるなんて!女の子がみんな可愛い悲鳴あげると思ったら大間違いですよ‼︎」
(;´_ゝ`)「確かに嫁もゴリラの雄叫びみたいな声あげてた…」
∬´_ゝ`)「どうしたのミセリちゃん、兄者にセクハラされた?」
( ´_ゝ`)「唐突な冤罪やめてください訴えられたら勝てないから…」
60
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:02:44 ID:lfvtuQG.0
ミセ;*゚ー゚)リ「あ、姉者さん…そ、そこっ、そこに人類の9割が嫌悪する恐ろしき頭文字Gが…!」
(;´_ゝ`)「えっうわっ、ちょ、無理無理無理‼︎」
ミセ;*゚ー゚)リ「流石さんも9割の1人でしたか…!」
(;´_ゝ`)「流石家の婿にして最弱!唯一虫が不得意な流石兄者ですよろしくね!」
从 ゚∀从「コーヒーコーヒー♪…ってきゃあぁああ‼︎何⁈Gじゃん‼︎やだ‼︎」
ミセ*゚ー゚)リ「私、39歳独身男性の課長に悲鳴の可愛さ負けてる…」
从; ゚∀从「山川くんなんで落ち込んでるの⁉︎わぁぁ、やだやめてこっちこないで‼︎」
(;´_ゝ`)「ちょっ、課長煽らないでくださいよ!こっち来る…ぎゃあ‼︎」
ミセ;*゚ー゚)リ「もっ、もうやだぁ‼︎動きが気持ち悪いよぉ…‼︎わぁあああ‼︎」
∬´_ゝ`)スッ
ミセ*゚ー゚)リ「あっ姉者さん、危な…」
61
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:03:55 ID:lfvtuQG.0
」
∬´_ゝ`)パァァアアァァアアン
ミセ*゚ー゚)リ
( ´_ゝ`)
从 ゚∀从
从 ゚∀从( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ(恐怖の対象が塵と化して消えた…)
∬´_ゝ`)「皆さん仕事中ですから、静かにしましょうね?」
从 ゚∀从( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ「はい」
从 ゚∀从( ´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ(次は自分たちがやられる…)
※会社で虫が出ると阿鼻叫喚祭が開催されます。
62
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:04:53 ID:lfvtuQG.0
『電話3』
トゥルルルル
【( ^ν^)「はい、事務課斎藤です」
【( ^ν^)「…あ?流石さんですか…え?出先?」
【( ^ν^)「えっっ」
【( ^ν^)「………。」
ガチャ
ζ(゚ー゚;ζ「ど、どうしたんですかニュッさん。流石さんからのお電話だったんですよね?なんかあったんですか?」
( ^ν^)「…今日の…」
ζ(゚ー゚;ζ「今日の?」
( ^ν^)「…今日の甲子園の試合結果ネタバレされた…」
ζ(゚ー゚;ζ「あっニュッさん流石さんのデスクに油性ペンで落書きはダメです抑えて!」
63
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:05:53 ID:lfvtuQG.0
『蚊』
从 ゚∀从「今年なんかめちゃくちゃ蚊に刺されるわ…」
( ^ν^)「俺もっス」
( ´_ゝ`)「え、俺まだ一回しか刺されてない」
∬´_ゝ`)「兄者の血って美味しくなさそうだもんね」
( ^ν^)「蚊界の食べ○グ評価、星2くらいしかついてなさそうですね」
从 ゚∀从「(青筋最高)★★☆☆☆ 2.0【血が薄い】
平日ランチで訪問しました。
先客はなしです。
周りに評価高い血液場所があるので仕方ないかもしれませんね。
とは言え、周りと比べて薄く味気がないです。
リピはないかな〜〜^ ^;」
( ´_ゝ`)「蚊の話だけでここまでこけ下ろされるの、俺くらいでは?」
64
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:09:15 ID:lfvtuQG.0
『故障』
lw´‐ _‐ノv「あつい」
∬´_ゝ`)「これエアコン壊れてない…?」
ζ(゚、゚;ζ「微弱の風は出てるみたいなんですけどね…」
( ´_ゝ`)「なんか異音出てない?」
ミセ*゚ー゚)リ「完全に故障してますよね…」
( ´_ゝ`)「イオン出さなきゃいけないエアコンが異音出してちゃどうしようもないよなwww」
ミセ*゚ー゚)リ「どうしようもないですよね…」
( ´_ゝ`)「山川さん、それどっちに対して言ってる?エアコンだよね?俺のこと凄い目でみてるけどエアコンだよね?」
从 ゚∀从「『弊社のエアコン壊れたンゴwwwwww』ってスレ立てていいかな⁉︎」
( ^ν^)「燃やせ
解散 」
从 ゚∀从「
>>2
で終わらせるのやめて」
65
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:10:13 ID:lfvtuQG.0
∬´_ゝ`)「課長、修理業者に連絡してくださいよ」
从 ゚∀从「仕方ないなぁ…」
/ ,' 3 `ヽ「それには及ばんよ」
( ´_ゝ`)「荒牧部長」
/ ,' 3 `ヽ「エアコン、ワシが直してしんぜよう」
∬´_ゝ`)「出来るんですか?」
/ ,' 3 `ヽ「うん」
从 ゚∀从「じゃあ部長に任せて、みんな昼メシ食いに行こうぜ‼︎」
/ ,' 3 `ヽ「えっ…」
※エアコンは直りましたが部長の機嫌は1日なおりませんでした。
66
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:11:13 ID:lfvtuQG.0
『電話4』
【ミセ*゚ー゚)リ「はい、 イイダチアキ、弊社の従業員です。お手続きをお願いしたいのですが…」
从 ゚∀从「山川さん、電話の受け答え慣れてきたなぁ」
lw´‐ _‐ノv「米食べさせてますから」
从 ゚∀从「ちょっとドヤ顔される意味わからない…」
【ミセ*゚ー゚)リ「はい、えっ、漢字、あ、はい漢字ですね…」
∬´_ゝ`)「あー、電話口で文字を伝えるのって難しいのよね」
67
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:12:09 ID:lfvtuQG.0
【ミセ*゚ー゚)リ「飯田チアキと申しまして…」
【ミセ*゚ー゚)リ「美味しいご飯の飯に」
从 ゚∀从(美味しいご飯の飯…)
【ミセ*゚ー゚)リ「田舎っぺの田」
∬´_ゝ`)(田舎っぺ久しぶりに聞いたわ)
【ミセ*゚ー゚)リ「カタカナで中国のチ」
从 ゚∀从 ∬´_ゝ`)(カタカナで中国のチ…)
【ミセ*゚ー゚)リ「アメリカのア」
从 ゚∀从 ∬´_ゝ`)(そこは普通…)
【ミセ*゚ー゚)リ「キャナダのキです!」
从; ゚∀从 ∬;´_ゝ`)(キャナダのキ……キャナダのキ⁉︎)
lw´‐ _‐ノv「そこはキヌヒカリのキだな、惜しい」
∬´_ゝ`)「それも違うと思う…ていうか山川さんも独特な感性を持ってるわね…」
※電話で文字を伝える時は事前に辞書を引いて相手がイメージしやすい単語を用意しておくと良いです。語彙センスが問われます。
68
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:12:55 ID:lfvtuQG.0
『夏の魔物』
/ ,' 3 `ヽ「ふぉっふぉっふぉ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、荒牧部長お疲れ様です!」
/ ,' 3 `ヽ「おお出連くん。喉乾いてないかね?小腹は空いていないか?お小遣いに困ってたりは?」
ζ(゚、゚;ζ「えっ、全部大丈夫です…間に合ってます…」
/ ,' 3 `ヽ「そうかそうか!もし何か困った事があったらなんでもワシに言うんじゃよ!」
ζ(゚、゚;ζ「は、はい…荒牧部長、何かご機嫌ですね」
/ ,' 3 `ヽ「ふぉっふぉっふぉ…ふぉっふぉっふぉ…!」
69
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:13:32 ID:lfvtuQG.0
ミセ*゚ー゚)リ「それで、なんでご機嫌だったの?」
ζ(゚、゚*ζ「荒牧部長の母校が甲子園で優勝したらしいんだけど…」
∬´_ゝ`)「それで、なんでデレちゃんは微妙そうなの?」
ζ(゚、゚;ζ「荒牧部長がご機嫌のあまり結局飲み物とお菓子いっぱい買ってくれて、それを見ていた他部署の人が私のことお偉いさんの娘なんじゃないかって誤解してしまって…」
∬´_ゝ`)「ああ…」
70
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:14:24 ID:lfvtuQG.0
『電話5』
【 ∬´_ゝ`)「申し訳ございませんがお断り致します。はい、失礼します」←バッサリタイプ
【( ^ν^)「…はい。…いえ。ええ。はぁ。いえ。結構です」←淡々タイプ
【ζ(゚ー゚*ζ「申し訳ありません、私、担当者ではございませんのでお答え出来兼ねます。はい、何かありましたら担当者の方から連絡致しますので」←やんわりタイプ
【ミセ*゚ー゚)リ「あっ、そうですね…はい、はい…申し訳ありませんが…はい…申し訳ないですがお断りさせて…えっ?あ、いえ弊社ではお断りしておりますので…」←しつこくて面倒なのに当たるタイプ
【lw´‐ _‐ノv「はい〜あ、そうですね〜あれ〜、あ、おか しい 電波が 遠い みたいですね〜もしもーし…聞こえな……」ガチャッ←しつこくて面倒なのに当たってものらりくらり躱せるタイプ
【( ´_ゝ`)「私だ。……また騙されたな……暇を持て余した……遊び」←面倒なタイプ
※売り込みの電話対応は人柄が出ます。
71
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:15:53 ID:lfvtuQG.0
『言い間違い2』
ミセ*゚ー゚)リ「荒牧部長の使う言葉がたまに難しい時があります…」
∬´_ゝ`)「衣紋掛けとか?」
ミセ*゚ー゚)リ「はい…」
lw´‐ _‐ノv「この時代に衣紋掛けって言葉を普通に使ってる部長も部長だけどね」
ζ(゚、゚*ζ「シビア世代ですもんね…」
∬´_ゝ`)「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「え?」
ζ(゚、゚*ζ「え⁇」
lw´‐ _‐ノv「ワンモアプリーズ」
ζ(゚、゚*ζ「シビア世代ですもんね」
∬´_ゝ`)「うん」
ミセ*゚ー゚)リ「うん」
ζ(゚、゚;ζ「えっまたなんかアレでした⁈」
lw´‐ _‐ノv(シニア世代…)
72
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:17:01 ID:lfvtuQG.0
『癒し』
【( ^ν^)「…はい、失礼します」ガチャ
( ^ν^)(自分のミスじゃないクレーム対応きっつ)
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ニュッさんお電話終わりましたか?そろそろお昼にしませんか」
( ^ν^)「…おう」
( ^ν^)「…お前さ、なんか、話して」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ、なんかですか?んー」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、家から駅まで歩いて10分くらいなんですけど、途中一軒家があって、いつも窓がちょっと開いてるんですけど、そこから猫ちゃんがお外眺めてるんですよ」
( ^ν^)(フワフワしたやつがフワフワした奴の話してる…)
73
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:17:51 ID:lfvtuQG.0
ζ(゚ー゚*ζ「いつも通るとき挨拶してるんですけど、今朝「おはよございますにゃー」って言ったら「にゃにゃー」って返してくれました!」
ζ(^ー^*ζ「いってらっしゃいって言ってくれたんですかね!可愛かったぁ」
( ^ν^)
( ^ν^)(頭フワフワした話をされただけなのに疲れが消えた…これがアニマルセラピー……)
( ^ν^)「…今度猫カフェ行くか」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、良いですね!ニュッさんも猫派ですか?」
( ^ν^)「どっちかっつーと犬に似てるよな」
ζ(゚ー゚*ζ「なんの話ですか?」
∬´_ゝ`)「ツッコミ役がいないとキッツいわぁ…」
74
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:19:02 ID:lfvtuQG.0
『酒話』
( _ゝ )
从 ∀从
( ν )
∬´_ゝ`)「今日は朝から男性陣が屍みたいになってるわね」
ζ(゚、゚;ζ「だ、大丈夫ですか皆さん…」
lw´‐ _‐ノv「昨日接待だったらしいよ」
∬´_ゝ`)「ああ、酒と女が好きで有名なあの会社の社長相手か…」
ミセ*゚ー゚)リ「接待って、女性がいくイメージありましたけど、私たちもいつか駆り出されるんですか?」
从 ∀从「そんな事させないよ…」
ζ(゚、゚;ζ(課長今日初めて喋った…)
75
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:20:06 ID:lfvtuQG.0
ミセ*゚ー゚)リ「えっ課長…私達のことを想って…?」
从 ゚∀从「いや、流石姉さんと森くんに殺されちゃうし…」
∬´_ゝ`)「一回付いてった接待でお触りされかけて潰したら、呼ばれなくなったのよね」
ミセ;*゚ー゚)リ「潰したって何をですか⁈」
( ´_ゝ`)「今回はきつかった…あの社長キャバクラでも散々飲むし…」
从 ゚∀从「あ」
lw´‐ _‐ノv「お」
∬´_ゝ`)「あら」
ζ(゚ー゚*ζ
( ^ν^)
(;´_ゝ`)「えっ、あっ、違、ごめっ斎藤口止めされてたの素で忘れて( ^ν^)「黙って」
∬´_ゝ`)「兄者、あんた妹に怒られるわよ…」
( ´_ゝ`)「もうバッキバキに絞られた…」
76
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:21:18 ID:lfvtuQG.0
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんひどいです…」
( ^ν^)「…」
ミセ*゚ー゚)リ「デ、デレちゃんほら、斎藤さんも仕事で行っただけだし…」
∬´_ゝ`)「あんまりこういう慰め方好きじゃないんだけど、斎藤はキャバ行っても絶対はしゃがないと思うし嬢に嫌われるタイプの客だと思うから…」
ζ(゚ー゚*ζ「私とはお酒飲んでくれないのに…」
∬´_ゝ`)ミセ*゚ー゚)リ「そっちか…」
( ^ν^)「お前飲むと人目気にせず脱ぎだすから大変なんだよ」
ζ(゚ー゚*ζ「脱ぎませんよお」
ミセ*゚ー゚)リ「脱ぐよお…」
( ^ν^)「こういうやりとりが面倒いから黙ってろっつったのにボンクラ…」
( ´_ゝ`)「あっ二日酔いのせいで鋭さを増した斎藤の目と暴言が突き刺さる」
ζ(゚ー゚*ζ「それに二日酔いなら言ってくれれば胃に優しいお弁当にしてきたのに…」
lw´‐ _‐ノv「おかず何?」
ζ(゚ー゚*ζ「今日はトンカツ弁当です…」
从 ゚∀从「oh…」
ζ(゚ー゚*ζ「これから飲みに行く日はちゃんと言ってくださいね!」
( ^ν^)「…善処する」
( ´_ゝ`)「我々は何を見せられているんだ?」
77
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:22:38 ID:lfvtuQG.0
『電話6』
【( ^ν^)「はい、承知致しました。ええ、恐れ入りますが、宜しくお願いいたします」
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさん、電話の時言葉遣い丁寧ですよね、凄いなぁ」
ミセ*゚ー゚)リ「電話以外の時とのギャップがあるよね」
ζ(゚ー゚*ζ「私ニュッさんの電話の声好きです」
( ´_ゝ`)「好きなのは声だけ?」
ζ(゚ー゚*ζ「いえ、声以外も好きです!」
【( ^ν^)「ゲフッ、ゴホッゴホッ‼︎…失礼しました、えっと、何の話でしたっけ」
∬´_ゝ`)「電話中の時はからかうのやめたげなさいよ…」
lw´‐ _‐ノv「電話ネタが多いって?事務仕事なんてな、6割電話だから仕方ないんだよ!」
78
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:30:13 ID:lfvtuQG.0
『きっかけ』
ミセ*゚ー゚)リ「デレちゃんて、割と初期から斎藤さんに懐いてたよね」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、いい人だよ〜」
∬´_ゝ`)「私から見ればデレちゃんのが良い子よ。私はもう何年もいるから斎藤が悪いやつじゃないってわかってるけど、若い子達にはキツイでしょ」
ζ(゚ー゚*ζ「そんなことないですよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「あるよ〜。私デレちゃんがあんなに関わってなかったら、仕事であってもあんまり喋らなかったと思うもん」
ζ(゚ー゚*ζ「そ、そうなんだ…」
∬´_ゝ`)「何かきっかけでもあったの?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですね!あんまり大きなことじゃないんですが…」
******
79
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:31:19 ID:lfvtuQG.0
入社3日目
ζ(゚ー゚*ζ(生活リズムがつかめなくてお弁当作れなかった…今日はコンビニのパンでいいや…)
ζ(゚ー゚*ζ(コンビニで買うの久々…あ、パンに応募シール付いてる。懐かしいなぁ、高校生の時お姉ちゃんと集めてお皿もらったな〜)
ζ(゚ー゚*ζ(集まるとマグカップ貰えるんだ…でも流石に明日はお弁当作るし、もう集められないけど…3ポイント分もなんか捨てるのもったいないな…そうだ、卓上カレンダーに貼っておこ)
ペタペタ
入社5日目
ζ(゚ー゚*ζ「あれ?」
∬´_ゝ`)「どうかした?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、いえ…」
ζ(゚ー゚*ζ(応募シールが増えてる!なぜ!)
80
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:32:19 ID:lfvtuQG.0
入社2週間目
ζ(゚ー゚*ζ(わー…)
ζ(゚ー゚*ζ(応募シールが一日置きに増えている…誰かが私が集めてるんだと思って貼ってくれてるんだ)
ζ(゚ー゚*ζ(誰だろ…そしてこれいつ貼られてるんだろ…)
+ζ(゚ー゚*ζ「気になる!」
lw´‐ _‐ノv「どうしたんだい」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、森係長!」
lw´‐ _‐ノv「うむうむ、私は森シュール。そして係長。けどね、ホントはね、あんまり良くないんだけど。下の名前でいいよ。」
ζ(゚ー゚*ζ「良いんですか?」
lw´‐ _‐ノv「うん、アイデンティティがちょっと心配になるからね」
ζ(゚ー゚*ζ「そうなんですね〜」
lw´‐ _‐ノv「それで、如何したんだい」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ、えっと、これなんですけど、どなたが貼ってくださってるのかなって」
lw´‐ _‐ノv「ああ……。そうだなぁ…うん、出連くん」
ζ(゚ー゚*ζ「はい」
lw´‐ _‐ノv「今日、ちょっと残業しようか」
ζ(゚ー゚*ζ「えっ」
81
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:33:31 ID:lfvtuQG.0
+++++
18時過ぎ
ミセ*゚ー゚)リ「あれっ、デレさん帰らないの?」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、うん、ちょっとやることが残ってて…」
ミセ*゚ー゚)リ「そうなんだ。じゃ、お先失礼するね」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、お疲れ様!」
ζ(゚ー゚*ζ(さて、大体の人が帰ったぞ…)
ζ(゚ー゚*ζ「ちゃんとこっそり定時でタイムカード押しておいたし、準備よし!」
ζ(゚ー゚*ζ(私がここにいたらきっと貼りにきてくれなそうだし、隠れてよう)
82
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:34:22 ID:lfvtuQG.0
コソコソζ(゚、|
コソコソζ(゚、|(あれ…)
( ^ν^)キョロキョロ
コソコソζ(゚、|(斎藤さんだ)
(^ν^ )キョロキョロ
コソコソζ(゚、|(すごい怪しさの塊みたいになってる、私もだけど)
( ^ν^)
( ^ν^)ペタ
そζ(゚、|(あっ!)
そそくさ(^ν^ )、、、
ζ(゚ー゚*ζ「…斎藤さんだったんだぁ…」
83
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:35:43 ID:lfvtuQG.0
++++++++++
ζ(゚ー゚*ζ「ってことがありまして」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ…意外」
ζ(゚ー゚*ζ「後でシュールさんに聞いたら、普段はラーメンとか牛丼とかなのに、いきなり可愛いパンとか食べだしたって」
ζ(゚ー゚*ζ「からかいついでに本人に聞いたら、昔集めようとしてダメだったことがあって、悔しかったからリベンジだって言ってたみたいで」
ζ(゚ー゚*ζ「それ聞いてからすごい良い人なんだな〜仲良くなりたいな〜って」
∬´_ゝ`)「ちょっと可愛いって思っちゃったわ、悔しい」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、じゃあそのマグ…」
ζ(^ワ^*ζ「うん、ニュッさんのおかげで貰えたんだ〜〜」
ミセ*゚ー゚)リ「…もう早くくっついて幸せになれば良いのに…」
∬´_ゝ`)「同感だわ」
( ´_ゝ`)「大丈夫か斎藤、生きてるか斎藤、給湯室の女子会議は立ち聞きするもんじゃないぞ斎藤」
( ν )(バレてないと思ってたっていうか森係長口止めしたのに)
84
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 22:41:09 ID:afSYF3Xk0
接待だった為めちゃくちゃ疲れてしまったので
今日の分はここで止めます
コメント嬉しいですが1番嬉しかった言葉がフォックス氏ねだったのでだいぶ疲れてるみたいです
85
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 23:21:01 ID:wm1QvWNU0
18時過ぎでほとんどの人帰るとか労働環境的には超ホワイトじゃねーか
86
:
名無しさん
:2017/09/25(月) 23:57:20 ID:HoL8g.v60
うらやま死刑
87
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 06:12:00 ID:dwHOxgGM0
横で聞いてて突っ込みどころ満載の電話対応ってあるよね
88
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 06:47:25 ID:N9Ilw1fM0
otu
89
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 08:27:02 ID:C0mag4GA0
タイトルで忌避してたけど面白いじゃねーか
面白いしニヤニヤするじゃねーか
90
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 08:51:37 ID:AxUSBcDk0
やっぱり今時はそういうスレ立てるのなんjなんだ……
91
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 12:26:20 ID:Vz7LfhO20
これは作者の体験談なのか?
92
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 19:09:44 ID:xQo4iy3.0
ニュッデレはいいぞ
某紅白作品のこともあって少し恐る恐る読んでたが大丈夫そうだ
93
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:00:05 ID:9xv6Mv0Y0
『衣替え』
ミセ*゚ー゚)リ「だいぶ涼しくなってきたねー」
ζ(゚ー゚*ζ「そうだねぇ、上に着るカーディガン持ってこようかな」
( ´_ゝ`)「寒い…」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ、流石さんお疲れ様です…あれ、流石さんはまだ半袖ノーネクタイなんですね」
( ´_ゝ`)「え?」
ζ(゚ー゚*ζ「今日から衣替えですよね?クールビズ期間が終わって…」
( ´_ゝ`)「…忘れてた。そっか、クールビズだった。もう一年中半袖ノーネクタイだと錯覚していた…」
ミセ*゚ー゚)リ「小学生の時いましたね、一年中半袖半ズボンの子…」
94
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:01:22 ID:9xv6Mv0Y0
( ^ν^)「うわっ」
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ニュッさんはネクタイとスーツちゃんと着てますね」
( ^ν^)「寒いの嫌いだしな…うわ」
( ´_ゝ`)「ねぇ斎藤、俺見てうわって言ってる?ちょっと傷つくんだけどねぇ」
( ^ν^)「いやもうなんか…寒い時期に中年の半袖姿見ると寒々しいというか痛々しいというか…」
( ´_ゝ`)「痛々しいはやめて…中年じゃないし…俺お前と2歳しか変わらないし…あとネクタイかスーツどっちか貸して…今日会議あるの忘れてた」
( ^ν^)「嫌ですよ…」
95
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:02:13 ID:9xv6Mv0Y0
『空腹2』
ζ(゚、゚*ζグゥ「うう…食欲の秋ですね…夕方のこの時間お腹すくなぁ…」
lw´‐ _‐ノv「ホカホカの肉まん」
ζ(゚、゚;ζ「えっ」
( ´_ゝ`)「ホクホクの焼き芋」
ζ(゚、゚;ζ「えっえっ」
∬´_ゝ`)「プリプリの秋刀魚」
ζ(゚、゚;ζ「ぎゃあ」
( ^ν^)「塩バターラーメン」
ζ(゚、゚;ζ「にゅ、ニュッさんまでー!」
lw´‐ _‐ノv「熱々のおでん…あ、駄目だこれ自分にもダメージくるわ」グゥウゥ
ミセ;*゚ー゚)リ「なんてえげつない…」
96
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:03:09 ID:9xv6Mv0Y0
『付箋』
ミセ*゚ー゚)リ「流石さん、書類にいっぱいポストイット貼ってますね」
( ´_ゝ`)「なんかね、嫁が100均でいっぱい可愛い付箋買ってきちゃって。消化したくてどうでもいい事まで付箋してる」
从 ゚∀从「どれどれ」
[チェック済]
[斎藤に見てもらうやつ]
[後でやるやつ]
[やりたくな〜い]
从 ゚∀从「あー、わかる〜俺もやりたくない仕事いっぱいある〜だけどやりたい仕事はな〜い」
( ´_ゝ`)「世知辛いですねwww」
从 ゚∀从「wwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「wwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「すみませんでした」
从 ゚∀从「うん。仕事だからね。やりたくない気持ちわかるけど、仕事だから。」
ミセ*゚ー゚)リ(大人って大変だな…)
97
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:04:04 ID:9xv6Mv0Y0
『土産』
∬´_ゝ`)「デレちゃんミセリちゃん、これどうぞ」
ζ(゚ー゚*ζ「あっ鳩の形を模したサブレだ‼︎ありがとうございます!」
ミセ*゚ー゚)リ「鳩型のサブレ、美味しいですよね〜ありがとうございます」
∬´_ゝ`)「土日に一泊で鎌倉の方に行ってきたから、ちょっとだけだけどお土産」
ζ(゚ー゚*ζ「鎌倉良いな〜」
∬´_ゝ`)「天気も良かったから、色々行ってきたわ」
ミセ*゚ー゚)リ「私も来週行こうかなー」
( ´_ゝ`)「あっ、鳩の形のサブレだ」
∬´_ゝ`)「あっ、兄者の分買うの忘れてたわ。ごめん」
( ´_ゝ`)「えっ余ってるじゃん…」
∬´_ゝ`)「これはシュールと荒牧部長と斎藤のだから…」
98
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:05:03 ID:9xv6Mv0Y0
从 ゚∀从「山川くん、出連くん、ちょっといい?」
ミセ*゚ー゚)リζ(゚ー゚*ζ「はいっ」
从 ゚∀从「江ノ島行って来たんだ!これ、土産!」
ζ(゚ー゚*ζ「わぁ、江ノ島の電車を象った最中だ!」
ミセ*゚ー゚)リ「正確には江ノ島の電車そっくりの箱に入った最中、可愛いー」
ζ(゚ー゚*ζ「ありがとうございます!」
ミセ*゚ー゚)リ「いただきます!」
从 ゚∀从「ちょっとしかないけどね!」
ζ(゚ー゚*ζ「江ノ島のどこ行ったんですか?」
从 ゚∀从「水族館とか行ったよ!美味しそうだった!あとは色々!」
ミセ*゚ー゚)リ「水族館の感想が美味しそう…だと…」
( ´_ゝ`)「おっ、江ノ島の電車の从 ゚∀从「あ、ごめん兄者の分買い忘れた」
(;´_ゝ`)「俺の扱い酷くないですか‼︎」
从 ゚∀从「箱だけあげるからさ…」
(;´_ゝ`)「中身食べたかった‼︎」
ミセ*゚ー゚)リ(あれ?鎌倉と江ノ島って、近いよね?偶然?)
99
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:06:56 ID:9xv6Mv0Y0
『家族』
ζ(゚ー゚*ζ「ニュッさんはひとりっ子なんですね」
( ^ν^)「おう」
ζ(゚ー゚*ζ「ミセリちゃんは年の離れた妹さんがいるそうですよ」
( ^ν^)「妹っていや、お前、姉がいるって言ってたな」
ζ(゚ー゚*ζ「はい!お姉ちゃんが1人」
( ^ν^)「似てんのか」
ζ(゚、゚*ζ「うーん、似てるのかな…あ、でも中身は似てないです、全然」
ζ(゚ー゚*ζ「すっごく優しくて、器用で、ちょこっとだけお茶目なところがあるんですけど、自慢のお姉ちゃんです!」
( ^ν^)( ξ゚⊿゚)ξこんな感じか?)
ζ(゚ー゚*ζ「お姉ちゃんにニュッさんの話よくするんで、お姉ちゃん、ニュッさんに会ってみたいって言ってたなぁ」
( ^ν^)「ふーん」
ζ(゚ー゚*ζ「まぁ、家族に会わせるって気恥ずかしいし、機会もそんなにないから無理だよって断ったんですけどね」
( ^ν^)「…ふーん」
100
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:08:08 ID:9xv6Mv0Y0
『家族2』
ζ(゚、゚;ζ「夜ご飯ご馳走になった上、お家まで送って貰っちゃってすみません」
( ^ν^)「俺の仕事が長引いて遅くなったんだから別に」
ζ(゚、゚;ζ「でもニュッさんのお家ってここから遠いんじゃ…」
( ^ν^)「車なら早いから」
ζ(゚、゚;ζ「うう……ん…?」
( ^ν^)「あ?」
ζ(゚、゚*ζ「なんだろあれ…車に近づいて…」
川
川川
川д川
川д川バァン‼︎
ζ(゚、゚;ζ「ひきゃああっ」
( ^ν^)「窓ガラスに指紋つけやがったな」
101
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:09:41 ID:9xv6Mv0Y0
川д川「ぅう、うう…」
川д川「デレ……」
( ^ν^)「知り合いか?」
ζ(゚、゚;ζ「えええ…」
ζ(゚、゚;ζ「…?」
ζ(゚、゚;ζ「あっ!」
ζ(゚、゚;ζ「もうっ、お姉ちゃん!」
( ^ν^)「えっ」
ζ(゚、゚;ζ「びっくりしたし、ダメだよ!ニュッさんに失礼でしょ!そんな被り物して」
川д川「さすがデレ、すぐ私だってわかってくれる」
川д川∩
バァーー川 ゚ -゚)つ川ーーン
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「デレの姉です、よろしく」
( ^ν^)「想像してたのと色々違った」
102
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:10:29 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃん、こんな時間に被り物して外出たら危ないよ」
川 ゚ -゚)「デレの帰りが遅くて心配だったのよ」
ζ(゚、゚*ζ「さっきニュッさんに送ってもらうから、もうすぐお家つくって連絡いれたよ?」
川 ゚ -゚)「うん見た見た。せっかくだからニュッさんにご挨拶したいなって」
ζ(゚、゚;ζ「もう…ごめんなさいニュッさん、ちょっとだけお時間あります?家でお茶お出しします」
( ^ν^)「…別に家帰って寝るだけだし」
川 ゚ -゚)「はい男性1名いらっしゃいませ出連姉妹家へー‼︎」
ζ(゚、゚;ζ「お姉ちゃん夜だから大きな声出しちゃダメ」
103
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:11:37 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚、゚*ζ「お姉ちゃんも飲むよね?」
川 ゚ -゚)「うん、熱々でお願い」
ζ(゚、゚*ζ「すみませんニュッさん、ちょっと座って待っててください」
( ^ν^)「……………おう」
( ^ν^)(普通、女の家に来たら良い匂いだとか小綺麗にしてるなとか堪能するもんなんだろうけど)
川回-回)
( ^ν^)(姉がめちゃくちゃ怖い顔で凝視してくるから何も集中できねぇんだなこれが)
( ^ν^)(なんだあの目…人間がしていい目じゃねぇぞ)
川回-回)「あんまり動じないわね」
( ^ν^)「とんでもなく動じてますけど」
104
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:14:24 ID:9xv6Mv0Y0
川 ゚ -゚)つ回回
川 ゚ -゚)「目から鱗だわ」
( ^ν^)「ダブルミーニングみたいな感じにしなくていいから」
川 ゚ -゚)「ニュッさんっておいくつ?」
( ^ν^)「28」
川 ゚ -゚)「同い年だわ」
川 ゚ -゚)「…私とデレは6つ離れた姉妹。もう本当に産まれた瞬間からデレは可愛いし天使だしで目に入れても痛くない感じ」
川 ゚ -゚)つデレ
∩川デ-レ)∩
川デ-レ)「こんな感じ」
( ^ν^)(どうしよう普段絶対関わりたくないタイプの種族だ)
105
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:16:17 ID:9xv6Mv0Y0
川デ-レ)「まぁそんなわけでね、私はデレの姉だから、いつでもあの子を守ってきたのよ」
川デ-レ)「小さい頃デレが可愛すぎてちょっかいかけて来たクソガキからも守って、学生時代悪い虫からも守って、あの子が中学生の時、両親が事故で亡くなった後も2人で生きてきて」
川デ-レ)「あの子は立派な社会人になった」
川 ゚ -゚)つデレ
川 ゚ -゚)「そんな中、最近の心配はもっぱら同じ部署の『ニュッさん』よ。わかる?目に入れても痛くない可愛い可愛い私の妹デレたんが、帰ってくるなり話すこと話すことニュッさんニュッさんニュッさん」
川 ゚ -゚)「顔も知らん男の情報が毎日毎日入ってくる地獄!ニュッて単語がゲシュタルト崩壊!」
( ^ν^)「聞かなきゃいいだろ」
川 ゚ -゚)「話してる時のデレ超可愛いのよ‼︎‼︎」
( ^ν^)「すみません」
川 ゚ -゚)「いつかお礼参り……いや挨拶しようと機会を伺っていたわ」
( ^ν^)(めちゃくちゃはっきりお礼参りって言った)
106
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:18:27 ID:9xv6Mv0Y0
川 ゚ -゚)「ニュッさん」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「ありがとう」
( ^ν^)
( ^ν^)「えっ、あ、えっ」
川 ゚ -゚)「あの子、入社してからずっと楽しそう。きっと部署の人達もいい人達なのね。良かったわ」
川 ゚ -゚)「私が最初に入った会社は、バカみたいな人間がバカみたいな事をバカみたいに言ったりやったりするのが当たり前で」
川 ゚ -゚)「…一年働いて、私は心身ともに駄目になった」
川 ゚ -゚)「恥ずかしいよね。デレを守りたいとか言いながら、私は会社を辞めて、しばらく何もできなかったわ。…今はネイルの勉強してネイリストしてるけどね」
川 ゚ -゚)「会社って、お金とか仕事内容とかより何より、人間関係が大きいと思う。あなたや、いい人達にデレが恵まれて本当に良かった」
川 ゚ -゚)「だから、ありがとう」
( ^ν^)「……いや」
( ^ν^)「少なくとも俺は何もしてねぇし、むしろ弁当作ってもらってるし……こっちのが世話になってる」
川 ゚ -゚)
( ^ν^)「あと、自分のこと恥ずかしいっつってたけど、…あいつ、あんたの事自慢の姉だっつってたぞ」
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「そっか」
107
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:20:01 ID:9xv6Mv0Y0
川 ゚ -゚)「やっぱりいい人ね、ニュッさん」
川 ゚ -゚)「もしデレを誑かすような悪い男だったら…って何度考えたことか」
( ^ν^)「…ちなみにそんな男だったらどうしてたんだ」
川 ゚ -゚)「…スムージーの作り方知ってる?」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「ミキサーにね、材料をぶち込んでスイッチを入れるだけなの。ワンハンド。」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)「そいつにアレを突っ込んでズギャギャギャギャギャ」
( ^ν^)
川 ゚ -゚)
川 ゚ ⊿゚)「冗談よ☆」
108
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:21:31 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚、゚*ζ「お待ちどうさまです、粗茶ですが…ニュッさんどうしました?」
( ^ν^)「ナンデモナイ」
川 ゚ -゚)「デレが淹れたら何でも玉露級になるわ」
ζ(゚、゚*ζ「あっ、お姉ちゃんまだそんなもの被って…」
( ^ν^)「あ?」
川 ゚ -゚)「てへっ」
ξ゚ -゚)ξつ川
ξ゚⊿゚)ξつ川
ツーーξ゚⊿゚)ξーーン‼︎
ξ゚⊿゚)ξ「改めてデレの姉のツンでーす!さっきまでずっと腹話術で会話してました!」
( ^ν^)
ζ(゚、゚;ζ「ごめんなさいニュッさん、驚いちゃいましたよね」
( ^ν^)「どっちかっつーとコレを「ちょこっとだけお茶目」で済ませてたお前に驚いてるわ」
109
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:23:15 ID:9xv6Mv0Y0
ξ゚⊿゚)ξノシ「また遊びに来てね、私がいるときに。私がいない時に来るのはまだちょーっと早いと思うの。うん。絶対私がいるときに来てね、ねっ、ねっ」
( ^ν^)「その日は予定が入る予定があるので」
ζ(゚、゚*ζ「あれ?お姉ちゃんなんでミキサー持ってるの?スムージー作るの?」
ξ゚⊿゚)ξ「私が愛を込めて可愛いデレの可愛い爪に塗ったネイルを、煮卵って言ったっていう話をちょっと思い出しちゃって☆」
( ^ν^)ビクッ
ζ(゚ー゚*ζ「変なお姉ちゃん…」
110
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:24:28 ID:9xv6Mv0Y0
ζ(゚ー゚*ζ「じゃあニュッさん、遅くまでありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね。」
( ^ν^)「…おう」
ζ(゚ー゚*ζ「また明日、会社で」
ζ(゚ー゚*ζ「おやすみなさい」
( ^ν^)「…おやすみ」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
ξ゚⊿゚)ξ(…まぁ、もう少しだけミキサー使うのは待ってあげようかしらね)
++++++++
111
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:26:12 ID:9xv6Mv0Y0
『忘れ物』
( ^ν^)「取引先行ってくる」
ζ(゚ー゚*ζ「行ってらっしゃいです!」
ζ(゚、゚*ζ「あれ?」
ζ(゚、゚;ζ「わぁ!ニュッさんデスクにスマホ忘れてる!」
ζ(゚、゚;ζ「電話して知らせなきゃ……」
ζ(゚、゚;ζ「スマホ無いんだった‼︎」
ζ(゚、゚;ζ「ら、ラインで連絡を……」
ζ(゚、゚;ζ「スマホ無いんだった‼︎にゅ、ニュッさーん‼︎スマホ、スマホ忘れてますよー‼︎」
112
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:30:53 ID:9xv6Mv0Y0
今日の分はここまでで。
昨日の酒が残ってる気がします。
ちなみにこの話は全部が実体験ではないですが、自分や同僚、上司や自分や私がやらかした言い間違い・聞き間違いがネタにされていたりいなかったりします。
113
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 21:33:31 ID:xQo4iy3.0
貞子クールツンにはワロタ
乙
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