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ξ゚⊿゚)ξし×××のようです(^ω^ )
203
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:05:45 ID:sr5Az1X20
(( (,,゚Д゚)「おう、しぃ」
(*゚ー゚)「あっ、ギコくん!」
ξ゚⊿゚)ξ(出た出た彼氏様だーはいはいリア充リア充はいはいはい)
ミセ*゚ー゚)リ(私もツンもギコくんのこと気になってたからちょっと気まずいな……)
ξ゚⊿゚)ξ(……待てよ、この展開はもしや……)
(*゚ー゚)「ミセリちゃん、津出さん。ギコくんも一緒に食べていい?」
ξ゚⊿゚)ξ(はい出たーーーーこの展開ーーーーーー)
204
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:06:41 ID:sr5Az1X20
ξ゚⊿゚)ξし×××のようです(^ω^ )
第8話 『しりたい』
.
205
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:07:05 ID:s0EOAhzU0
きったああああああああ!!?!?
206
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:07:36 ID:sr5Az1X20
ミセ;゚ー゚)リ「う、うん! いいよー!」
ξ゚⊿゚)ξ「……私も構わないわよ」
(,,゚Д゚)"「いいのか? じゃあ、邪魔するぞ」
ξ゚⊿゚)ξ(なんで私の隣座るんだよーー気まずいだろがーーー)
ξ゚⊿゚)ξ(ミセリの向かいに私、ミセリの隣にしぃさんが座ってるから余ってるの私の隣だけなのは分かるけどさーーーー)
ミセ;゚ー゚)リ「あ、私とギコくんの席替わろうか? しぃと隣の方がいいでしょ?」
ξ゚⊿゚)ξ(よっしゃミセリナーイス!!)
(*゚ー゚)「大丈夫だよー、そんなの気にしなくて」
(,,゚Д゚)「ああ、気にすんなよ」
ξ゚⊿゚)ξ(こっちが気にするんだよ!!!)
207
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:08:52 ID:sr5Az1X20
ξ゚⊿゚)ξ(気まずいよー気まずいー。失恋って言うほど大層なもんじゃないけど気まずいよー)
(*゚ー゚)「皆、就活どんな感じー?」
ξ゚⊿゚)ξ(ンモオオオすぐその話題出す!! 地雷でーす地雷でーす!!)
ミセ*゚ー゚)リ「私は一応、第一志望から内定出たよ」
(*゚ー゚)「すっごーい! 津出さんは?」
ξ゚⊿゚)ξ(フレンズかよ……つーかこっちにパスすんじゃねぇよ……)
(*゚ー゚)「? 津出さん?」
ξ゚⊿゚)ξ「た、多分こないだ面接受けたとこ内定モラエルンジャナイカナァ〜」
ξ゚⊿゚)ξ(内定どころかそもそも最終面接までいかないんだけども)
(*゚ー゚)「そっかぁ。ギコくんも結果待ちだったよね?」
(,,゚Д゚)「おう。結構自信あるぞ」
ξ゚⊿゚)ξ(でしょうねえええ可愛い彼女がいるうえに成績優秀で可愛い彼女がいるもんねええええ自信しかないよねえええええ)
ξ゚⊿゚)ξ(オマケに定食頼んでるし……私のうどんの3倍くらいの値段するのよねアレ……)
ξ゚⊿゚)ξ(くそっ、セレブめ……!!)
(,,゚Д゚)(なんか津出が俺の定食めっちゃ見つめてくる……)
208
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:09:52 ID:sr5Az1X20
(,,゚Д゚)「まあ、結果待ちって言っても別の企業で内定は出てるんだけどな」
ξ゚⊿゚)ξ「えっ」
(,,゚Д゚)「今結果を待ってるとこに受かったらそこに決めるつもりでいるんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「へ、へぇぇ……し、しぃさんは就活どんな感じ?」
(*゚ー゚)「私も既に内定貰ってるよー」
ξ゚⊿゚)ξ「うぐおおおひぎいいぃぃぃぃやめろおおおおぉぉぉぉぉ」
ミセ;゚ー゚)リ「ツンが真顔で大ダメージ受けてる!!」
ξ゚⊿゚)ξ「死にたい」
(,,゚Д゚)「おいおい、死にたいなんて簡単に言うなよ」
(*゚ー゚)「大丈夫だよー、これから内定出るって!」
ξ゚⊿゚)ξ「ハハッ……」
ミセ;゚ー゚)リ(すごく乾いた笑いだ……)
(,,゚Д゚)「死にたいなんて言ってたら、あの殺人鬼が嬉々として殺しに来るかもしれないぞー?」
ξ゚⊿゚)ξ(嬉々としてどころかクソ萎えられたけど)
(*゚ー゚)「もー、ギコくん怖いこと言わないで!」
ミセ*゚ー゚)リ「そういえば、最近ニュースで見ないよね」
(,,゚Д゚)「世間が油断したところでまた出てくるんじゃないか?」
ξ゚⊿゚)ξ(私を殺すまでは他の人を殺さないこだわりがあるから殺してないだけなのよね)
209
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:10:50 ID:sr5Az1X20
(,,゚Д゚)「気をつけろよ、案外身近にいるかもしれないからな」
ξ゚⊿゚)ξ(身近どころか何度も会ってるんだよなぁ)
(*゚ー゚)「ギコくん、怖いってばー」
(,,゚Д゚)「わりいわりい。まあ、用心するに越したことはないさ。本当に身近にいるかもしれないし」
ミセ;゚ー゚)リ「もし、同じ大学の人とかだったら怖いよね……」
ξ゚⊿゚)ξ(同じ大学ではないけどミセリは既に会ってるのよね)
(;゚-゚)「もー、ミセリちゃんまでやめてよー……もし本当に同じ大学に殺人鬼がいたら怖いよ……」
(,,゚Д゚)「まあ、可能性がないわけじゃないよな」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、その心配はないっていうか……」
ミセ;゚ー゚)リ「分かんないじゃん!」
ξ゚⊿゚)ξ「いや……あー……うん、そうね」
210
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:11:48 ID:sr5Az1X20
(;゚-゚)「もう……怖くなっちゃったじゃん……」
(,,゚Д゚)「しぃは可愛いからな、殺人鬼に狙われかねないぞ」
(;゚-゚)「もー! やめてってばー!」
(,,*゚Д゚)「ははは、すまんすまん。しぃの反応が可愛いからつい、な。からかいたくなるんだ」
(;*゚ー゚)「んもー、津出さんとミセリちゃんが見てる前で恥ずかしいよ……」
ξ゚⊿゚)ξ(なんでトドメを刺すかのようにイチャつき始めるの)
ミセ;゚ー゚)リ「……ほ、ほんとラブラブだよねー、二人」
ξ゚⊿゚)ξ(ほらー、ミセリも気まずそう)
(*^ー^)「ラブラブだなんて照れちゃうなぁ」
(,,*゚Д゚)「本当のことだろう?」
(*^ー^)「ギコくんったらー!」
ξ゚⊿゚)ξ(つらい)
211
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:12:43 ID:sr5Az1X20
(*゚ー゚)「ね、ね、津出さんとミセリちゃんはどうなの? 好きな人とかいないの?」
ξ゚⊿゚)ξ(更につらい)
(,,゚Д゚)「しぃはそういう話好きだよなー」
(*゚ー゚)「だって、気にならない?」
(,,゚Д゚)「まあ、誰が誰を好きとか、誰と誰が付き合ってるかとかってついつい気になったりはするよな」
(*゚ー゚)「だよねー! で、どうなのどうなの?」
ミセ;゚ー゚)リ「い、今はいないかなー……ほら、忙しいしね!」
ξ゚⊿゚)ξ(言えねえよなぁ〜、私とミセリはあなたの彼氏が気になってましたーなんて言えねえよなぁ〜〜)
(*゚ー゚)「えー、いないのー? 津出さんは?」
ξ゚⊿゚)ξ「私もミセリと同じね」
(*゚ー゚)「二人とも告白されたりしないのー?」
ミセ*゚ー゚)リ「ツンはよく告白されるよね」
ξ゚⊿゚)ξ(こっちにパスすんのやめろやあああ)
212
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:13:31 ID:sr5Az1X20
(*゚ヮ゚)「津出さんやっぱりモテるんだ! 誰かと付き合ったりしないの?」
ξ゚⊿゚)ξ「よく知らない人と付き合ってもしょうがないし……」
ミセ*゚ー゚)リ「振りまくってるうちに『難攻不落の津出』なんて呼ばれるようになったもんね」
(,,゚Д゚)「友達が『津出は高嶺の花だ』って言ってたな」
ξ゚⊿゚)ξ「高嶺の花……? ラフレシアの間違いでは……?」
(,,゚Д゚)「真顔で何言ってんだ」
(*゚ー゚)「付き合いながらお互いを知っていくのもアリだと思うよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「うーん……」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、そういえばツン、西川さんとは結局どうなの?」
(*゚ヮ゚)「えっ、だれだれだれ!? どんな関係!?」
ξ゚⊿゚)ξ(なんもねぇよぉ……)
213
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:14:23 ID:sr5Az1X20
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっとした知り合いって言ってたけど、結局のところどんな関係なのか気になってたんだよねー」
(*゚ー゚)「どんな人どんな人!?」
(,,゚Д゚)「俺も気になるな」
ξ゚⊿゚)ξ「急に3対1かよ〜〜〜……」
ξ;゚⊿゚)ξ(どんな人って……サイコパスな殺人鬼……言えねえ……)
(*゚ー゚)「同じ大学の人!?」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、違うわね」
(*゚ー゚)「年上!? 年下!? それとも同い年!?」
ξ゚⊿゚)ξ「あー……私より年上だって言ってたわ」
(,,゚Д゚)「ってことは社会人か?」
ξ゚⊿゚)ξ「うーん、た、多分……?」
(;,゚Д゚)「多分ってなんだよ」
ミセ*゚ー゚)リ「なんか暗殺業やってるとかって言ってたよね」
(;゚-゚)「ええっ!?」
ミセ*゚ー゚)リ「暗殺業ってのはさすがに冗談だよー。ね、ツン」
ξ;゚⊿゚)ξ「た、多分……?」
ミセ;゚ー゚)リ「多分ってなに!?」
214
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:15:19 ID:sr5Az1X20
ミセ;゚ー゚)リ「……あ、もうこんな時間! もうすぐゼミ始まっちゃう! 私、先行くね!」
(;,゚Д゚)「もうそんな時間か……」
(;*゚ー゚)「おしゃべりしすぎちゃったね……私も行かなきゃ」
ξ゚⊿゚)ξ「再履修の講義しんど〜〜」
(*゚ー゚)「津出さん、お話しできて楽しかったよ! またお話聞かせてね!」
ξ゚⊿゚)ξ「あ……う、うん」
(*^ー^)ノシ「行こ、ギコくん! 津出さんまたねー!」
ξ゚⊿゚)ξノシ
ξ゚⊿゚)ξ「ええ子やなぁ……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ(私、アイツのこと全然知らないわね)
215
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:16:08 ID:sr5Az1X20
────
──
ξ゚⊿゚)ξっ|扉「ただいまーっと」ガチャッ
⊂ξ゚⊿゚)ξ バタン
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ;゚⊿゚)ξっ|扉 ガチャッ
( ^ω^)"「うおっ」
ξ;゚⊿゚)ξ「アンタまた鍵壊そうとしてたでしょ!?」
( ^ω^)「よく気づいたおね」
ξ;゚⊿゚)ξ「猛烈に嫌な予感がしたから……いつからいたのよ」
( ^ω^)「帰り道の途中からずっと後ろにいたお」
ξ;゚⊿゚)ξ「ストーカーじゃないのこっっっわ」
( ^ω^)「ストーカーより殺人鬼の方が怖くない?」
ξ;゚⊿゚)ξ「いやいやいや、ストーカーの方が怖いわよ!」
( ^ω^)「えー……殺人鬼的にちょっとショック……」
216
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:17:19 ID:sr5Az1X20
ξ゚⊿゚)ξ「……ねぇ」
( ^ω^)「お?」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタってさ、なんで人を殺すようになったの?」
( ^ω^)「なんでそんなこと訊くんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「気になったから。それに……私、アンタのこと対して知らないし」
( ^ω^)「僕の話なんか面白くないお」
ξ゚⊿゚)ξ「面白さなんか求めてないわよ」
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「聞かせてよ」
( ^ω^)「……僕が最初に殺したのは母親だったお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……えっ」
( ^ω^)「美人だったんだけど、情緒不安定な人でね。ヒステリックって言った方がいいのかな」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「そんな母に父は嫌気がさして家を出て行ったお。それからだおね、母が狂い始めたのは」
ξ;゚⊿゚)ξ「ね、ねえ、結構重い感じの話……?」
( ^ω^)「まあ、黙って聞くお」
217
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:19:18 ID:sr5Az1X20
( ^ω^)「父が家を出ていってからの母はそりゃあすごかったお。酒に溺れて発狂して……」
( ^ω^)「で、次第に僕に暴力を振るうようになったお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「最初は我慢してたけどそのうちプッツーンときちゃってね。殺しちゃった」
ξ;゚⊿゚)ξ「!」
( ^ω^)「母の美しい顔が恐怖と苦痛に歪んで、悲鳴がか細くなっていく様は、それはそれは美しかったお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「なーんてね、うっそで〜すwwwwwwwwwww」
ξ;゚⊿゚)ξ「……は?」
218
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:19:57 ID:sr5Az1X20
( ^ω^)「作り話でした〜〜wwwwww僕はただのシリアルキラーで〜〜〜すwwwwwwwwwww」
ξ;゚⊿゚)ξ「は、えっ? 嘘!?」
( ^ω^)「嘘」
ξ;゚⊿゚)ξ「……本当に嘘なの?」
( ^ω^)「さあね」
ξ;゚⊿゚)ξ「……嘘なのか本当なのかどっちなのよ」
( ^ω^)「さあね〜」
219
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:20:54 ID:sr5Az1X20
ξ;゚⊿゚)ξ「……何がしたいのよ、アンタは」
( ^ω^)「まともに自分のことを語るつもりはないってことだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんでよ……」
( ^ω^)「ミステリアスなカリスマ殺人鬼とかかっこいいじゃないかお」
ξ゚⊿゚)ξ「得体の知れない変態サイコパス殺人鬼でしかないわ」
( ^ω^)「変態はいらないかな〜」
220
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:21:45 ID:sr5Az1X20
ξ゚⊿゚)ξ「あ、じゃあアンタ名前は?」
( ^ω^)「内藤ホライゾン。最初にツンさん家に来た時に名乗ったじゃないかお」
ξ゚⊿゚)ξ「それは偽名じゃないのね」
( ^ω^)「そりゃあね。僕の手で殺される女性の記憶に僕の名前を刻みつけたいからね」
ξ゚⊿゚)ξ「記憶に刻みつけたところですぐ殺しちゃうんでしょ?」
( ^ω^)「だからこそだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……よく分かんないわ、アンタのその殺しに対する美学」
( ^ω^)「分かってもらおうとは思ってないからそれでいいお」
221
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:22:36 ID:sr5Az1X20
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、仕事は何してるの?」
( ^ω^)「んー……暗殺業?」
ξ;゚⊿゚)ξ「それは嘘でしょ?」
( ^ω^)「信じるか信じないかは、あなた次第です」
ξ;゚⊿゚)ξ「うわー胡散臭い。そもそもアンタの存在が胡散臭いけども」
( ^ω^)「胡散臭くなんかないおーフローラルフローラル」
ξ;゚⊿゚)ξ「フローラルなサイコパスってなんかやだ……」
222
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:24:15 ID:sr5Az1X20
( ^ω^)「僕のことなんてどうでもいいじゃないかお。終了終了」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、待ちなさいよ。もう少しだけ」
( ^ω^)「なんだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……アンタって今まで何人殺してきたの?」
( ^ω^)「それ聞いてどうするんだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「どうもしないわよ。単に気になるから……」
( ^ω^)「正直、覚えてないお」
ξ;゚⊿゚)ξ「覚えてないの?」
( ^ω^)「正確に言うと殺した男の人数は覚えてないんだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「アンタって男も殺したことあるのね……」
( ^ω^)「仕方なく、ね。殺した女性の彼氏にたまたま気付かれたりとか。ヘマして警察に見つかったときとか」
ξ;゚⊿゚)ξ「警察に見つかったの?」
( ^ω^)「うっかりだお。あの時はまだ経験が浅かったから、注意が散漫だったんだお。
顔を見られた警察官は全滅させてやったお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……ぜ、全滅」
( ^ω^)「僕は男もそこそこの人数を殺してるはずだお。でも殺した男の人数なんか覚える価値もないお」
(#^ω^)「大体さあ、男は肉が硬いから包丁刺しづらいし悲鳴は野太いし苦痛に歪む顔とかクソ萎えるし僕にメリットがなんっっっにも無いんだお!!
男を殺す機会なんか二度と訪れてほしくないお!!」
ξ;゚⊿゚)ξ「落ち着きなさいよ、ヒッヒッフー」
( ^ω^)「何も産まれないお」
223
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:25:20 ID:sr5Az1X20
ξ;゚⊿゚)ξ「……ていうか、殺した女の人数は覚えてるってことなの?」
( ^ω^)「当たり前だお」
ξ;゚⊿゚)ξ「…………何人?」
( ^ω^)「聞きたいかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……やっぱいい」
( ^ω^)「ツンさんにしては珍しく賢明な判断だおね」
ξ;゚⊿゚)ξ(一体どれだけの人数を殺してきたのよコイツは……。もはや私が通報するべきでは……)
( ^ω^)(通報しても警察の人間が死ぬだけだお。それに、億が一に僕が捕まってしまったらツンさんを殺すことはできなくなっちゃうお?)
ξ;゚⊿゚)ξ「あーそのナチュラルにテレパシー使ってくる感じ久しぶりだわ……」
224
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:26:52 ID:sr5Az1X20
( ^ω^)「はい僕の話は終了〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「あ、待ちなさいよ!」
( ^ω^)「ダメでーす。これ以上は何訊いても『かにぱん』としか答えないお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……好きな食べ物は?」
( ^ω^)「かにぱん」
ξ;゚⊿゚)ξ「アンタの名前は?」
( ^ω^)「かにぱん」
ξ;゚⊿゚)ξ「明日の天気は?」
( ^ω^)「かにぱん」
ξ;゚⊿゚)ξ「アンタが人を殺す時の武器は?」
( ^ω^)「かにぱん」
ξ゚⊿゚)ξ「……かにぱん食べたくなってきたわ」
( ^ω^)「一緒にコンビニ行くかお」
第8話 『しりたい』 終
225
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:40:15 ID:Cq0C0UII0
乙!
待ってました!
226
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:42:56 ID:s0EOAhzU0
乙
どんだけ手際いいんだ内藤
227
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 19:47:39 ID:F9mtoCbA0
おつおつ!内藤怖すぎわろた
228
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 20:15:02 ID:9FGNNtdU0
乙!
相変わらずブンツンのテンポの良い会話の応酬好きだわ〜
229
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 20:55:21 ID:SZZ0irR60
相変わらず面白い、乙です
続き待ってます
230
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 21:50:49 ID:hQMpZZtQ0
乙
231
:
名無しさん
:2018/02/04(日) 22:14:14 ID:gu7q5ciY0
乙
人間関係って大変ダヨネ!
232
:
名無しさん
:2018/02/10(土) 11:04:38 ID:oImBg3ig0
乙
掛け合い大好き
233
:
名無しさん
:2018/02/25(日) 18:17:50 ID:bw5Dxo5g0
殺人鬼が微笑むの掛け合い思い出すな
234
:
名無しさん
:2018/03/15(木) 03:24:52 ID:XYq0u/tE0
かにぱんて誰がいつどのタイミングで食うものなのかさっぱりわからねえ
235
:
名無しさん
:2018/04/08(日) 12:41:13 ID:Yr4PaFUs0
めっちゃおもろい
< ウオ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
< ナンツーコエダシテンダオ
が一番好き
236
:
名無しさん
:2018/05/30(水) 00:00:53 ID:gk4xyXsI0
続きマダー?
237
:
名無しさん
:2018/06/09(土) 19:58:35 ID:xMi4yacs0
おうあくしろよまじ
お願いします
238
:
名無しさん
:2018/06/22(金) 14:46:16 ID:C3nwymAE0
chinko
239
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:11:16 ID:qi7Hya9I0
( ^ω^)σ" ピポピポピポピポ
( ^ω^)「出ないおねー。留守かお?」
( ^ω^)「ハッ……! ツンさんったら、僕に鍵を壊してほしくてわざと出ないんじゃ……!?」
( ^ω^)づ「まったくもぉーそういうことならしょうがないなぁー」バキィッ
( ^ω^)つ|扉「おじゃましまーす」ガチャッ
ξ; っ⊿ )ξっ「今出るとこだったのに……壊してんじゃないわよ……」
( ^ω^)「えっ? 僕に鍵壊してほしかったんでしょ?」
ξ; っ⊿ )ξっ「自宅の鍵を壊してほしい奴なんてそういないわよ……」
( ^ω^)「殺人鬼に殺してほしい奴もそういないと思うけど。
ところで、なんで床に這いつくばってるんだお?」
ξ; っ⊿ )ξっ「風邪引いて……ゲホッ」
( ^ω^)「あらら。じゃあ床なんかで寝てちゃダメじゃないかお」
ξ; っ⊿ )ξっ「インターホンが鳴ったから出ようと思って、そしたら盛大に転んで……」
( ^ω^)「おばか」
240
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:12:00 ID:qi7Hya9I0
ξ゚⊿゚)ξし×××のようです(^ω^ )
第9話 『しょうびょう』
.
241
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:12:39 ID:qi7Hya9I0
( ^ω^)「怪我はしてるのかお?」
ξ; っ⊿ )ξっ「打っただけだから平気……でも起き上がれない……」
(ノ^ω^)ノ「あーらら。仕方ないおね」ヒョイッ
ξ;゚⊿゚)ξ"「おおう。流れるような姫抱っこ」
(ノ"^ω^)ノ"「そーれっ」ポイッ
"ξ;゚⊿゚)ξσ「投げた! こいつ病人のこと投げた!」ボフッ
( ^ω^)「熱は測ったのかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「体温計なんて高級品、うちには無いわよ」
( ^ω^)、
ξ;゚⊿゚)ξ「哀れむような目をやめなさい!」
( ^ω^)「体温計が高級品って……かわいそう……」
ξ;゚⊿゚)ξ「やめて!」
242
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:13:12 ID:qi7Hya9I0
( ^ω^)「とりあえず買い出ししてくるお」
ξ;゚⊿゚)ξ「何買うの?」
( ^ω^)「主に食料だおね。どうせツンさん家にろくな食料なんてないし」
ξ;゚⊿゚)ξ「よく分かってるじゃない……」
( ^ω^)「何か食べたいものあるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「ビッグマック食べたい……」
( ^ω^)「病人らしからぬ食欲」
ξ゚⊿゚)ξ「夜マックのパティ二倍のやつ食べてみたい……」
( ^ω^)「まだ昼間だし」
243
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:13:52 ID:qi7Hya9I0
( ^ω^)「じゃあ行ってくるお」
ξ゚⊿゚)ξ「ビッグマックよろしく」
( ^ω^)「だめです。おかゆです」
ξ;-⊿-)ξ「えー……おかゆなんて味気な……ゲッホゲホッ!」
( ^ω^)「あーもうほら、寝てなさい。食材買ってくるから」
ξ;-⊿-)ξ「食費浮いた……」ボソッ
( ^ω^)「今なんつったテメェ」
244
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:14:48 ID:qi7Hya9I0
扉|^ω^)ノ「じゃ、大人しく寝とくんだおー」
ξ;-⊿-)ξノ「ビッグマック……」
扉|^ω^)「だめです」
バタン
ξ;-⊿-)ξ(……とりあえず、このまま悪化して死ぬ心配はなくなったわね)
ξ;-⊿-)ξo"「……ゲホッ」
ξ;-⊿-)ξ「……」
ξ;-⊿-)ξ(……別に、このまま死んじゃったっていいじゃないの)
ξ;-⊿-)ξ(何よ、心配はなくなったって。むしろ風邪が治ったらまた就活卒論金欠地獄じゃない)
ξ;-⊿-)ξ(風邪で思考がおかしくなってるわね。寝よ寝よ)
245
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:15:26 ID:qi7Hya9I0
「……さん……ンさん……」
ξ-⊿-)ξ スヤスヤ
「ツンさん……ツンさーん」
ξ-⊿-)ξ"「うーん……」モゾモゾ
( ^ω^)「……起きないおね」
(∩^ω^)∩「ツンさーん」
ξ-⊿-)ξ スヤスヤ
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「ビッグマック」ボソッ
ξ゚⊿゚)ξ カッ
246
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:16:17 ID:qi7Hya9I0
ξ*゚⊿゚)ξ「ビッグマック買ってきてくれたの!?」
( ^ω^)「買ってきてないです」
ξ#゚⊿゚)ξ「……は?」
( ^ω^)っー「僕にキレられる道理なくない?
ほら、体温計買ってきたから熱測るお」
ξ゚⊿゚)ξ「体温計買えるとかセレブやんけぇ……」
( ^ω^)「口調変わってるお」
ξ゚⊿゚)ξっー「これで熱測ればええんやな? 任しときや!」
( ^ω^)「エセ関西弁やめて」
247
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:17:04 ID:qi7Hya9I0
ξ゚⊿゚)ξっー「37度1分」
( ^ω^)「微熱だおね」
ξ゚⊿゚)ξ「さっき寝たから結構楽になったわ。THE・健康体よ」
( ^ω^)「まだ熱あるんだから健康体ではないお」
ξ゚⊿゚)ξ「『健康体』じゃなくて『THE・健康体』ね」
( ^ω^)「はいはい」
ξ゚⊿゚)ξ「THE・健康体。復唱しなさい」
( ^ω^)「めんどくせぇ〜もういいから寝て〜」
ξ゚⊿゚)ξ「さっき寝たから眠くないわ」
( ^ω^)「布団に入って目を閉じてるだけでいいから」
ξ゚⊿゚)ξ「えー……」
( ^ω^)「ちゃんと寝ないとサンタさん来てくれないお?」
ξ゚⊿゚)ξ「時期外れのサンタさん……来てくれるかしら……」
( ^ω^)「ちゃんと寝てたらきっと来てくれるお。サンタさんに何を頼むんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「内定、かな……」
( ^ω^)「切実すぎてコメントしづらい」
248
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:18:09 ID:qi7Hya9I0
ξ゚⊿゚)ξ「ちゃんと寝てたらサンタさんが内定持ってきてくれるかしら……?」
( ^ω^)「きっと持ってきてくれるお。きっとね、きっと。きっと」
ξ゚⊿゚)ξ「本当……?」
( ^ω^)「僕サンタじゃないんで保証はできないけどきっと本当だお。僕サンタじゃないんで保証はできないけど」
ξ*-⊿-)ξ「サンタさん……内定楽しみにしてるわ……」
( ^ω^)「僕サンタじゃないんで保証はできないけど」
ξ-⊿-)ξ スヤスヤ
( ^ω^)「さーて、卵がゆでも作るかお」
( ^ω^)っ「使わない卵は冷蔵庫にしまっておかなきゃだおね」レイゾウコパカッ
( ^ω^)「ツンさんの冷蔵庫、マヨネーズとペットボトルのお茶しか入ってないの草生える」
249
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:18:50 ID:qi7Hya9I0
(∩^ω^)∩「ツンさん起きてー卵がゆできたおー」
ξ-⊿-)ξ スヤスヤ
(∩^ω^)∩「ツンさーん、ビッグマックー」
ξ-⊿-)ξ スヤスヤ
( ^ω^)「ビッグマックで起きないだと……」
ξ-⊿-)ξ「うーん……もう食べられない……」
( ^ω^)「テンプレな寝言だおね」
ξ゚⊿゚)ξ「天ぷら?」カッ
( ^ω^)「だから病人の食欲じゃないって」
250
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:19:49 ID:qi7Hya9I0
ξ*゚⊿゚)ξ「天ぷら作ってくれたの?」
( ^ω^)「作ってないお。そもそもテンプレの聞き間違いだし」
ξ゚⊿゚)ξ「えー」
( ^ω^)「えーじゃないお。卵がゆ作ったから食べるお」
ξ゚⊿゚)ξ「もっとガッツリ食べたい……」
( ^ω^)「だからって病人がビッグマックや天ぷらを所望するのはどうかと思うけど」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ところでサンタさんは内定持ってきてくれた?」
( ^ω^)「サンタさんは『それは自分で頑張って』って言ってたお」
ξ゚⊿゚)ξ「何よーアンタならパパーッと内定取れるんじゃないの?」
( ^ω^)「内定の譲渡はちょっと無理かな〜。ていうか僕がサンタなの?」
ξ゚⊿゚)ξ「お前がサンタになるんだよ!!」
( ^ω^)「じゃあツンさんトナカイね」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ……いいけど」
( ^ω^)「いいんだ……」
251
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:20:45 ID:qi7Hya9I0
( ^ω^)「冷めるから早く卵がゆ食べて」
ξ*゚⊿゚)ξ人「いただきまーす」
( ^ω^)「どうぞー」
ξ*゚〜゚)ξ「あ、美味しい」モグモグ
( ^ω^)「そりゃどうも。余った卵でプリン作ったから固まったら食べるといいお」
ξ*゚⊿゚)ξ「有能!!」
( ^ω^)「知ってる」
ξ*゚⊿゚)ξ「早速プリン食べたいわ!」
( ^ω^)「固まったらって言ったお」
ξ゚⊿゚)ξ「プリンはほら……飲み物だから」
( ^ω^)「大食いみたいな発言だおね」
ξ゚⊿゚)ξ「プリン飲んでいい?」
( ^ω^)「だめです。固まるまで待ってください」
ξ゚⊿゚)ξ「えー……」
( ^ω^)「えーじゃありません。ほら、卵がゆいっぱい作ったからおかわりあるおー」
ξ*゚⊿゚)ξ「おかわりいる!」
( ^ω^)「まずは器にある分を全部食べてからね」
ξ*゚〜゚)ξ「任せなさい!」モグモグ
( ^ω^)「なんか子育てしてる気分……」
ξ゚⊿゚)ξ「オカン……」
( ^ω^)「誰がオカンだ」
252
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:23:14 ID:qi7Hya9I0
ξ*゚⊿゚)ξ人「ごちそうさまでした! 美味しかったわ!」
( ^ω^)「そりゃどうも」
ξ*゚⊿゚)ξ「やっぱアンタ料理上手いわねー」
( ^ω^)「普通だお。ツンさんが下手すぎるから相対的に上手く見えるだけだお」
ξ゚⊿゚)ξ「んだと」
( ^ω^)「じゃあそろそろ帰るお。鍋にまだ卵がゆあるから夕飯にでもあっためて食べて」
ξ゚⊿゚)ξノシ「ありがとう、オカン」
扉|^ω^)「誰がオカンだ」
バタン
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ*゚⊿゚)ξ「プリン!」
ξ*゚⊿゚)ξっ レイゾウコパカッ
ξ*゚⊿゚)ξっ凵ミ ヒョイッ
ξ゚⊿゚)ξ「……まだ固まってない」
凵⊂
ξ゚⊿゚)ξ
凵⊂
ξ゚⊿゚)ξ ゴクゴク
凵⊂"
扉|^ω^)「いや飲むんかーーーい」
ξ゚⊿゚)ξ「まだおったんかーーーい」
凵⊂
第9話 『しょうびょう』 終
253
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:30:36 ID:gOFqa9Cs0
乙ー
この流れるような会話のテンポ大好き
254
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 20:31:17 ID:WVimGu4c0
乙です!
続きキタ━(゚∀゚)━!
二人のやり取り、ホント好きだ
255
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 22:29:41 ID:JSIkZzvU0
乙
256
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 22:57:48 ID:D0KbUoRk0
おつ やり取りが微笑ましい
殺伐とした関係なのにね
257
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 23:26:23 ID:fTMgphYA0
おつ
プリンって蒸すから冷やす前から個体なんじゃ?
258
:
名無しさん
:2018/07/03(火) 23:44:50 ID:JPlMdSLE0
乙
プリンエルとか使うと液体から固めることになる
259
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 00:59:39 ID:UNwnnO.M0
しょう びょう -びやう 【従病】
完治を目指して病気と闘うのではなく,ある程度の社会生活を送れるならば,その病気と共存していこうという考え方。
金欠病ってことか?
260
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 01:28:36 ID:m1mqfyH20
待っとったで!乙!
261
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 01:32:41 ID:T/Sh9zzg0
待ってた乙!
ツンのキャラとこの会話のテンポの良さが好き
262
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 07:10:30 ID:J5UM81XQ0
>>259
傷病じゃね?
263
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 10:50:09 ID:x0fYsIBU0
乙!待ってたよー
ツンもブーンも好きなだけに終わりがどうなってしまうのか…
264
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 18:42:07 ID:tuIVXdMc0
二人の会話読んでると殺人鬼なの忘れてダメージくらうわ…死にてえ
265
:
名無しさん
:2018/07/04(水) 21:40:17 ID:RzPDrU5Q0
>>262
うん。ただツンのキャラからしてこっちもありそうな気もしてね
266
:
名無しさん
:2018/07/08(日) 00:25:18 ID:yQ5RqiMs0
おつおつ
267
:
名無しさん
:2018/07/11(水) 22:23:59 ID:l4nmvX7k0
ツンも変わってきてるな……
268
:
名無しさん
:2018/07/18(水) 23:27:39 ID:n2afkmVk0
この平穏が怖い
269
:
名無しさん
:2018/08/11(土) 12:03:24 ID:./3ZCe..0
つづきまだかなー
270
:
名無しさん
:2018/08/16(木) 08:27:06 ID:dUc2jRq60
しゃにむに
271
:
名無しさん
:2018/09/02(日) 17:41:32 ID:XisXIyWM0
待ってるよ
272
:
名無しさん
:2018/09/06(木) 21:22:31 ID:2Z2AC82I0
どんどんあく投下間隔
どんどん短くなる1話
どんどん落ちるクオリティ
あっ(察し
273
:
名無しさん
:2018/10/15(月) 00:37:26 ID:RT6mognI0
待ってる
274
:
名無しさん
:2019/01/27(日) 21:47:41 ID:K/kv/BFA0
更新こないかな
275
:
名無しさん
:2019/01/30(水) 00:45:23 ID:51K8Q5mU0
更新待っとるぞ!
276
:
名無しさん
:2019/02/12(火) 01:41:55 ID:radUNIFo0
>>6-9
ちょっと擬人化有
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2561.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2562.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2563.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2564.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_2565.jpg
ツンちゃんのなんだこの女、感が凄い可愛いなって改めて思った
死にたがりと殺人鬼の関係ありきなのに妙にそこを忘れてしまって、やりとり見ていてはっと気付く不思議な感覚がある。好きです
277
:
名無しさん
:2019/02/12(火) 02:06:40 ID:Wn0ADm6c0
おぉーいいね
ときおり見せるブーンの狂気じみた目がいい味
278
:
名無しさん
:2019/02/12(火) 14:40:26 ID:017XNPiI0
>>276
めっちゃいいですね!
つづき見てみたいです!
279
:
名無しさん
:2019/02/12(火) 23:40:59 ID:sjfE8M.Q0
>>276
めちゃくちゃ素敵な支援絵をありがとうございます……!!
二人の表情や仕草が細かくてとても魅力的に描いていただけて感無量です。
ツンの部屋の小物がどれも可愛らしく、特に荒巻の枕は実際に欲しいくらいです。
書きながらなんとなく想像していた光景よりもずっと鮮明で生き生きしていてすごく感動しました。
本当にありがとうございます。更新頑張ります!
280
:
名無しさん
:2019/02/13(水) 10:25:00 ID:7GsG2lGc0
更新楽しみにしてるぞ!
281
:
名無しさん
:2019/02/14(木) 03:06:20 ID:cARhD0Lg0
僕も!
282
:
名無しさん
:2019/02/14(木) 22:19:33 ID:VlfUm71o0
更新待ってます!
283
:
名無しさん
:2019/02/15(金) 02:30:54 ID:FzpiNl8Y0
私も!
284
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 20:55:46 ID:k8d8mM5A0
( ^ω^)σ" ピンポーン
( ^ω^)
( ^ω^)σ" ピポピポピポピポ
( ^ω^)づ「出ないおねー。これは鍵開け案件っと」バキィ
( ^ω^)っ|扉「さーて、中で待たせてもらうかお」ガチャッ
扉| =3 バタン
ガチャッ
( ^ω^)ノ「あ、ツンさんおかえりだおー」
ξ゚⊿゚)ξノ「ただいまー」
( ^ω^)「慣れすぎ」
285
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 20:56:58 ID:k8d8mM5A0
ξ゚⊿゚)ξし×××のようです(^ω^ )
第10話 『しゅえん』
.
286
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 20:57:59 ID:k8d8mM5A0
ξ;゚⊿゚)ξ「いや『ただいまー』じゃねえよ私!!」
( ^ω^)「別にここツンさん家だからおかしいことは言ってないお」
ξ;゚⊿゚)ξσ「たしかに! おかしいのは私じゃなくアンタ!! なんでいるのよ!!」
( ^ω^)「いつものことじゃないかお。そもそも鍵壊れてる時点で気づいたでしょ」
ξ;゚д゚)ξ「……ほんとだ! よく考えたら鍵壊れてた!」
( ^ω^)「鍵壊れてるの慣れすぎ」
287
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 20:59:02 ID:k8d8mM5A0
( ^ω^)「ツンさん防犯意識甘いおー?」
ξ;゚⊿゚)ξ「鍵という名の防犯をぶっ壊すアンタにそんなこと言われたくないわ……」
( ^ω^)「まあ僕以外に鍵壊せる人あんまりいないと思うから大丈夫だお」
ξ;゚⊿゚)ξ「鍵壊せるアンタが毎回壊していくのが問題なのよ……」
( ^ω^)「で、今日来たのはね……」
ξ;゚⊿゚)ξ「そうだ忘れてた!! アンタに構ってる暇ないんだった!!」
( ^ω^)「おっ?」
ξ;゚⊿゚)ξ「これから人来るから帰って!」
( ^ω^)「ミセリさんとトソンさん?」
ξ;゚⊿゚)ξ「その二人じゃないんだけど……ていうかその二人にこそ来てほしかったんだけど……」
( ^ω^)「えっ、ツンさんって他に友だちいたの……?」
ξ;゚⊿゚)ξ「い、いるわよ! ビロードくんとワカッテマスくんとちんぽっぽちゃんとか!」
( ^ω^)「いや大学で」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「いないのかお……」
ξ#゚⊿゚)ξ「キエエエエェェェェェ」
( ^ω^)「威嚇行動やめて」
288
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 20:59:58 ID:k8d8mM5A0
( ^ω^)「じゃあ誰が来るんだお? 友だちじゃない人が来るのかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「友だち……って言えるほどなのか分からないっていうか……」
( ^ω^)「そんな微妙な関係の人を招いたのかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「元々ミセリとトソンも来る予定だったのに二人の都合が悪くなって……」
( ^ω^)「あー、そういう。そもそも何しに来るんだお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「皆でお酒飲もうってことになってるのよ」
( ^ω^)「宅飲みね。そういえばツンさんってお酒飲めるの?」
ξ;゚⊿゚)ξ「酔ったらすぐ吐くからあんまり飲めないわ」
( ^ω^)「酔い方に色気がないのツンさんらしい」
289
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:01:15 ID:k8d8mM5A0
ξ;゚⊿゚)ξ「そういうことでもう少ししたら来るから早く帰って!」
( ^ω^)「何人来るんだお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「二人だけど……」
( ^ω^)「女の子二人?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……男女一人ずつ」
( ^ω^)「へー、男女一人ずつ?」
ξ;゚⊿゚)ξ「そうよ。カップルが来るのよ」
( ^ω^)「美人?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……そーね、イケメンよ」
( ^ω^)「男の情報なんか要らねえお。美人?美人?ねぇねぇ美人??」
ξ;゚⊿゚)ξ「……うるさいわね」
( ^ω^)「答えようとしないってことは美人? 美人なんだおね?」
ξ;゚⊿゚)ξ「あーもー帰りなさい!! これからお酒とおつまみ買いに行かなきゃいけないんだから!!」
( ^ω^)づ「お酒とおつまみなら今日持って来てるんだお」ガサッ
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ、なんで?」
( ^ω^)「今日はツンさんと飲もうかなって思ってたから」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんというタイミング……」
290
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:02:19 ID:k8d8mM5A0
ξ;゚⊿゚)ξ「このお酒とおつまみは貰っていいの? 金欠だから正直貰えたらありがたいなーなんて……」
( ^ω^)「いいお」
ξ*゚⊿゚)ξ「ほんと!? 助かるわ! じゃあ帰って!!」
( ^ω^)「ちょっとそれは冷たいんじゃないかおーツンさんー?」
ξ;゚⊿゚)ξ「だ、だってくれるって……」
( ^ω^)「元々ツンさんと僕のために買ったんだお?
なのに買った僕が飲むことも食べることもできないなんて、僕がかわいそうじゃないかお」
ξ;゚⊿゚)ξ「……アンタも飲み会に参加したいってこと?」
( ^ω^)「当たり前じゃないかお」
ξ;゚⊿゚)ξ「ダメ! それは絶対ダメ!!」
291
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:04:34 ID:k8d8mM5A0
( ∩ω∩)「なんでだおー悲しいおー。おーんおーん」
ξ;゚⊿゚)ξ「それやめて。だってアンタがいたら殺しかねないじゃない!」
( ^ω^)「そんなに信用ないかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「それに、私を殺した後のターゲットにされても嫌だし……」
( ^ω^)「出たおー甘っちょろツンさん。そもそも大して仲良い人じゃないんでしょ?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……それでも嫌なんだもの」
( ^ω^)「本当に甘いおねー君は。心配いらないお。所構わず誰彼構わず殺すわけじゃないんだから」
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「それに、僕が飲み会に参加することでツンさんにも利点があると思うお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「どういうこと?」
( ^ω^)「これから来る二人は君とそんなに仲がいいわけじゃないんでしょ? それにさっきカップルって言ってたおね?」
ξ;゚⊿゚)ξ「言ったけど……」
( ^ω^)「ツンさんとそんなに仲良くないカップル、そしてぼっちツンさんというこの構図。いやー、気まずいおねー!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ぼっち言うな……」
( ^ω^)「せめて僕がいた方がマシじゃないかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、それは……」
<( ^ω^)>"「しかも僕は帰る気がない! あー楽しみだなー!! 僕が殺しかねないくらいの美女楽しみだなーー!!!」ゴロン
ξ;゚⊿゚)ξ「寝転ぶな!」
292
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:05:45 ID:k8d8mM5A0
< ピンポーン
ξ;゚⊿゚)ξ「ああもう、来ちゃったじゃない!
とりあえずコイツはクローゼットに押し込んで……」
( ^ω^)っ|扉「はーい」ガチャッ
ξ;゚⊿゚)ξ「なに勝手に開けてんのよ!!」
(;*゚ー゚)「あ、あれっ……部屋間違えた?」
(;,゚Д゚)「いや、合ってるはずだが……」
( ^ω^)「ここは津出ツンさんの部屋で間違いないおー」
(;,゚Д゚)「……貴方はどちら様で?」
(;゚-゚)(ギ、ギコくん! もしかしてあの殺人鬼なんじゃ!?)ヒソヒソ
(;,゚Д゚)(いやいやそんなわけ……)ヒソヒソ
(;゚-゚)(でも……)ヒソヒソ
( ^ω^)「……君」
(;゚-゚)「えっ、わ、私……?」
( ^ω^)「美人だおね」
(;゚-゚)「えっ……」ゾワッ
(;,゚Д゚)「おい! しぃに何を……」
ξ;゚⊿゚)ξ「いらっしゃい二人とも!! さあ上がって!!!」
293
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:07:10 ID:k8d8mM5A0
(;*゚ー゚)「津出さん!」
(;,゚Д゚)「おい、何なんだアイツ!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっと、ちょっとした知り合いっていうか……」
( ^ω^)「初めましてー」
(;゚-゚)"「ひっ……」ビクッ
( ^ω^)「そんな怯えないでほしいお。殺人鬼だなんて酷いおー誤解誤解ー」
(;,゚Д゚)「そ、そりゃそうだよな……」
(;*゚-゚)「ごめんなさい、早とちりしちゃって……」
( ^ω^)「大丈夫だおー。物騒な世の中だもんね」
ξ;゚⊿゚)ξ(アンタのせいで物騒なんだろ)
(;*゚ー゚)「津出さんの知り合いかー……びっくりしちゃった……」
ξ;゚⊿゚)ξ「ごめんなさいね……すぐ帰らせるから」
( ^ω^)「えー、酷いおツンさん! 帰れだなんて!」
ξ;゚⊿゚)ξ「うるさい! 帰りなさい!」
(*゚ー゚)「あ、良かったら一緒に飲みません? お酒たくさん買っちゃったので」
(,,゚Д゚)「芹澤と都村が急に来れなくなったからな」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっ……」
( ^ω^)「いいのかお? 嬉しいお!」
(*゚ー゚)「私、猫田しぃっていいます!」
( ^ω^)「猫田しぃさんね。覚えたお! 僕は西川ホライズンだお。よろしくだお」
(,,゚Д゚)「あ、俺は羽生ギコです」
( ^ω^)「へー」
ξ;゚⊿゚)ξ(私を抜きにどんどん話が進んでいく……!)
294
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:08:27 ID:k8d8mM5A0
(*゚ー゚)「ほらほら津出さん、乾杯しよ!」
( ^ω^)「乾杯だおーツンさん!」
ξ;-⊿-)ξ「……分かったわよ」
ξ;゚⊿゚)ξ(アイツだって流石に私やギコくんがいる前でしぃさんを殺したりなんかしないだろうし……大丈夫よね)
ξ;゚⊿゚)ξ(……そもそも、アイツは私を殺すまで他の人を殺さないはずだし)
(*゚ー゚)「津出さんと西川さんはビール?」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、私お酒弱いからほろよいにするわ」
(*゚ー゚)っ凵「津出さんはほろよいね。はい!」
ξ゚⊿゚)ξ凵「ありがとう」
( ^ω^)「僕はビールでお願いするお、しぃさん!」
(,,゚Д゚)っ凵「西川さんビールですね? どうぞ」
( ^ω^)凵「あ、はい」
(;,゚Д゚)(なんか俺にだけ冷たくないか?)
(*゚ー゚)っ凵「皆お酒持った? じゃあ早速……かんぱーい!」
ξ;゚⊿゚)ξっ凵"「か、かんぱい」
ξ;゚⊿゚)ξっ凵(これが陽キャのノリ……)
(,,゚Д゚)っ凵「西川さんも乾杯!」
( ^ω^)凵" グビグビ
(;,゚Д゚)っ凵「かんぱい……」
295
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:09:30 ID:k8d8mM5A0
(*゚ー゚)「ね、ね! 気になってたんだけどさ、津出さんと西川さんってどんな関係なの!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「どんなって……ただの知り合いよ」
(*゚ー゚)「一緒にお昼食べた時に話してた西川さんって彼のことでしょー?」
( ^ω^)「お? ツンさん僕の話してたのかお?」
ξ;゚⊿゚)ξ「あー……そんな話したわねそういえば」
(*゚ー゚)「時間なくてあんまり話聞けなかったから聞きたいな! 出会ったきっかけとか!」
ξ;゚⊿゚)ξ「聞きたいって言われても……」
( ^ω^)「しぃさんが聞きたいって言うなら話しちゃおっかなぁ〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ」
(*゚ヮ゚)「わーい、聞きたいです!」
( ^ω^)「しょうがないなぁ〜〜」
(,,゚Д゚)「俺も気になるな」
( ^ω^)「やっぱ話すのやめよっかな」
ξ;゚⊿゚)ξ(話せることなんて無いんだけど……コイツが殺人鬼なんて絶対言えないし……)
296
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:10:45 ID:k8d8mM5A0
( ^ω^)「それじゃあしぃさんのリクエストに応えて、僕とツンさんの出会いの物語、はじまりはじまり〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ(不安しかない……)
(*゚ヮ゚)人"「わーい!」パチパチ
( ^ω^)「おっおっ、しぃさんは盛り上げ上手だおね」
(,,゚Д゚)人" パチパチ
( ^ω^)「あ、ちょっとそれうるさいんでやめてもらっても……」
(,,゚Д゚)「あ、はい……」
( ^ω^)「えー、むかーしむかし、あるところに……」
ξ;゚⊿゚)ξ(なんで昔話口調)
( ^ω^)「ポンコツな女子大生がいました」
(,,゚Д゚)「津出の登場だな」
(;*゚ー゚)「西川さん、津出さんのことポンコツなんて言い方しちゃダメですよ!」
ξ゚⊿゚)ξ(ポンコツ=私のイメージが浸透してる……)
297
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:11:50 ID:k8d8mM5A0
( ^ω^)「就活に単位に卒論に悩むポンコツ女子大生、略してツンさん」
ξ゚⊿゚)ξ「どう略したんだ」
( ^ω^)「ツンさんは大学からの帰り道、とある男性とぶつかります」
(*゚ヮ゚)「なんだか少女漫画チック!」
(,,゚Д゚)「ここで西川さんの登場か?」
( ^ω^)「そのぶつかった男性はジャニーズ風超絶イケメンでした」
ξ゚⊿゚)ξ「???捏造が過ぎない??????」
( ^ω^)「例えるならそう、松坂桃李と向井理と山﨑賢人を足したようなイケメンです」
ξ゚⊿゚)ξ「足したなら割れよ」
(*゚ー゚)「ジャニーズ風って言ったわりにはジャニーズの人いないね!」
( ^ω^)「松坂桃李と向井理と山﨑賢人と生田斗真を足したようなジャニーズ風超絶イケメンは……」
(,,゚Д゚)「めげないな」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、生田斗真増やしたあたりジャニーズいないって言われたのちょっと気にしてるわ」
298
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:13:14 ID:k8d8mM5A0
( ^ω^)「松坂桃李と向井理と山﨑賢人と生田斗真と櫻井翔を足したようなジャニーズ風超絶イケメン、略して西川とぶつかったツンさん」
(*゚ー゚)「やっぱり略し方がおかしいね!」
(,,゚Д゚)「また一人増えてるし」
ξ゚⊿゚)ξ「なんで頑なに割らないのよ。いくらイケメン五人とはいえ足すだけじゃ阿修羅像みたいになるわよ」
( ^ω^)「超絶イケメンな西川にツンさんは一目惚れします」
ξ゚⊿゚)ξ「二次創作始まった……」
(*゚ヮ゚)人「ラブな展開きた!!」
ξ゚⊿゚)ξ「いやこれ二次創作だから……。
そもそもコイツがイケメン設定なのも二次創作だし、私がポンコツってとこしか合ってないわよ」
(;,゚Д゚)「悲しいこと言うなよ……」
( ^ω^)「そして二人は異世界に転生し……」
(,,゚Д゚)「急にめちゃくちゃ雑になった……」
ξ゚⊿゚)ξ「さては飽きたわね」
( ^ω^)「うん飽きた」
(;*゚-゚)「えー! これから二人は一体どうなっちゃうのかドキドキしてたのにー!」
ξ゚⊿゚)ξ「どこにドキドキできる要素が……」
(,,゚Д゚)「西川さんの見た目設定がやけに長かっただけで物語としてはぶつかって異世界に転生しただけだしな」
(;*゚-゚)「えー……続き聞きたかったのに……」
( ^ω^)「もっと別の話しようおー」
ξ;゚⊿゚)ξ(……ありのままを話すわけにはいかないから、話題を流すためにわざと適当に話したってことよね)
( ^ω^)「ちまたで噂の殺人鬼の話でもしよっか!」
ξ;゚⊿゚)ξ(コイツ……!!)
299
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:14:43 ID:k8d8mM5A0
(;*゚-゚)「ちまたで噂の殺人鬼……って綺麗な女の人だけ殺すっていう……」
( ^ω^)「そうそう。最近は鳴りをひそめてるみたいだおねー」
(;*゚ヮ゚)「きっともうやめたんじゃないですか? 罪悪感で辛くなっちゃったとか……」
(,,゚Д゚)「……それはないな」
(;*゚-゚)「えー……でも最近ニュースで全然聞かなくなったじゃん」
(,,゚Д゚)「何人も残虐な殺し方しといて今更罪悪感がーなんて無いだろ」
(;*゚-゚)「うう……」
(,,゚Д゚)「多分……というか絶対、また出てくるだろうな」
( ^ω^)「おっおっ、なかなかな考察だおねーゲコくん」
(,,゚Д゚)「ギコです」
( ^ω^)「実際、犯人はどんな人だと思うお?」
(,,゚Д゚)「そうですね……案外普通な人だと思いますよ。あれだけ殺人を犯しても平然と日常に溶け込んでいる普通な人」
(,,゚Д゚)「自身の欲望を果たすためだけに残忍な行いを容易にできて、
でも普段はそんなこと感じさせない一見善良な人、なんだと思います」
( ^ω^)「……ふーん、なるほどね」
ξ;゚⊿゚)ξ(心臓に悪い……この話題心臓に悪い……!!)
300
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:16:21 ID:k8d8mM5A0
(;*゚-゚)「ギコくんなんでそんなに殺人鬼について考えてるの……」
(,,゚Д゚)「なんていうか……ちょっと羨ましいんだよな、あの殺人鬼のこと」
(;゚-゚)「えっ……?」
ξ;゚⊿゚)ξ「う、羨ましい……って……?」
( ^ω^)「ほう?」
(;,゚Д゚)「あっ、いや、変な誤解すんなよ!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「変な誤解しかしないわよ今の発言」
(;,゚Д゚)「別にあの殺人鬼を肯定するとかじゃないからな!?
だって、考えてもみろよ! 自分の欲望のために犯罪に手を染めるって相当だろ!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「まあ、そうよね」
(;,゚Д゚)「他の何も顧みずに、自分が本当にやりたいことを選べるってのが少し羨ましいと思うんだよ……」
(*゚ー゚)「……ギコくん、もしかして就職のことまだ悩んでるの?」
(;,゚Д゚)「……ああ」
ξ゚⊿゚)ξ「就職? たしか内定は出たけど、今選考中のところに受かったらそこにするって……」
(;,゚Д゚)「よく覚えてんな」
ξ゚⊿゚)ξ「大ダメージ食らったんで……」
(;,゚Д゚)「その選考中だったところから内定は出たんだけど……」
ξ゚⊿゚)ξ「あ゛ーーーーーーーーーなんて不平等な世の中なんやーーーーーーやってられへんわほんまーーーーーーーーーーー」
( ^ω^)「ツンさんエセ関西弁やめて」
301
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:17:47 ID:k8d8mM5A0
ξ゚⊿゚)ξ「ガチ恋御社から内定出たんでしょ???? 何が不満なのよ言ってみなさいよ言えよコラオイ言えよ」
( ^ω^)「ガチ恋御社て」
(;,゚Д゚)「俺、本当はもっと他にやりたいことがあるんだよ……。
でも将来の安定とか、色々考えるとそれは諦めた方が現実的なんだ」
(*゚ー゚)「でも、諦めきれないんでしょ?」
(;,゚Д゚)「……ああ」
ξ#゚⊿゚)ξ「うるっせーーーー!!!! 内定出たくせに贅沢言ってんじゃねえーーーーーー!!!!!」
( ^ω^)「ツンさんうるさいお。
要するにやりたいことより安定を取った、と。そういうことだおね? ペコくん」
(;,゚Д゚)「……そういうことです。あとギコです。ミルキーはママの味みたいな名前じゃないです」
( ^ω^)「いいところに内定を貰えたのならとりあえずはいいんじゃないかお?
新卒で選んだ仕事が人生の全てじゃないんだし」
(;,゚Д゚)「でも、諦めきれなくて……」
( ^ω^)「別に諦める必要はないお。
転職するなり、趣味としてやっていくなり、方法はいくらでもあるんだし。
そんなに焦らなくたって、どうするかはこれからゆっくり考えてもいいんじゃないかお?」
(,,゚Д゚)「そう、ですね……。ちょっと考えすぎてました」
(*゚ヮ゚)「良かったねギコくん! 人生の先輩にアドバイス貰えて!」
(,,*゚Д゚)「ありがとうございます西川さん」
( ^ω^)凵"「お礼なんていいお。頑張るおーキッコーマンくん」グビリ
(,,゚Д゚)「もはやわざと間違えてますよね?」
ξ゚⊿゚)ξ「人生の先輩、内定を貰うにはどうしたらいいですか?」
( ^ω^)「がんばってー」
ξ゚⊿゚)ξ「雑じゃない? ねえ??」
302
:
名無しさん
:2019/04/21(日) 21:19:49 ID:k8d8mM5A0
(*゚ー゚)「津出さんならいつか内定貰えるよ! 大丈夫大丈夫!」
ξ゚⊿゚)ξ「そう思ってた時期が私にもありました」
(;*゚ー゚)「口ぶりが諦めてる……」
(,,゚Д゚)「俺もしぃも、芹澤と都村も内定出たんだ。だから津出も大丈夫だろ」
ξ゚⊿゚)ξ「それわざと?? 格差を知らしめるその言い方わざと????」
(;,゚Д゚)「いやいやいや、そんなネガティブな捉え方するなよ」
( ^ω^)「メンタルボロボロポンコツンさんに今の言い方はちょっと……」
(;,゚Д゚)「す、すまん津出」
ξ#゚⊿゚)ξ「謝んじゃねーーー!!! 余計惨めになるでしょうが!!!!」
ξ#゚⊿゚)ξ凵" グビーッ
( ^ω^)「ツンさんお酒弱いんでしょ。そんな一気に飲んだら……」
ξii゚∩゚)ξ「うっ」
( ^ω^)っ凵「あーほら言わんこっちゃない。ほら、水飲んで」
ξii゚⊿゚)ξ凵「ありがと……」
( ^ω^)「喋んなくていいから」
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