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( ^ω^)ひたすら嘘予告をしていくようです
1
:
名無しさん
:2017/03/22(水) 22:23:45 ID:qHA9XR3w0
創作板スレが1000満了間近なのでこちらに立てました。
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1383655457/
14
:
名無しさん
:2017/03/31(金) 22:24:25 ID:6OH5iDQo0
これ読みたいわ……
15
:
名無しさん
:2017/03/31(金) 22:46:18 ID:2MS5PH3M0
俺も読みたいわ…誰か書かないかな…
16
:
名無しさん
:2017/03/31(金) 22:50:53 ID:lq/j4PSE0
オサムは魔法少女枠なのか・・・ピンクのミニスカートのおっさんなんだろうか
17
:
名無しさん
:2017/04/28(金) 21:51:56 ID:G9uKJBgc0
「ヒーロー」!それは様々な形でこの世界に舞い降りた「悪」を張っ倒す「正義」と呼ばれる存在!!
彼らのいる世界には!往々にして「怪人」と呼ばれる「悪」が出現する!!
そして2016年、冷え切ったこの世の中にも!!
悪をばらまく怪人と!!
圧倒的強さを誇る正義のヒーローが!!
存在したのだ!!!!
18
:
名無しさん
:2017/04/28(金) 21:54:58 ID:G9uKJBgc0
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
━━━スパイダーマンより
・・
20XX年!!それはこの広い地球の隅っこのある島国、VIPで始まっていた!!
???「ついに、か………」
|(●), 、(●)、|「ええ、今日……いえ、今こそがその時でございます」
(//‰ ゚)「ささ、時間がございません。信徒達も待っております」
???「なるほどな」グ…
_
( ゚∀゚) ズァッ!
_
( ゚∀゚)「じゃあ、行こう。我らの夢を叶えにね」
|(●), 、(●)、|
「はッ!!」
(//‰ ゚)
━━━━そして世界は動き出す……!!
正義の"カゲロウ"達のようです
第一話「ヒーロー、見参」
19
:
名無しさん
:2017/04/28(金) 21:58:49 ID:G9uKJBgc0
( ・∀・)「テレビを観るときは部屋を明るくして、離れて観てね!」
( >∀・)「悪の大怪人モララーとの約束だ!」
∧_∧
( ・∀・)マタ ヒーローガデテル…
_____(つ日_と)___
/ \ ___\
.<\※ \______|i\___ヽ.
ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
\`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
 ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
\| |〜
20
:
名無しさん
:2017/04/29(土) 08:49:23 ID:mBmeuiTo0
怪人と約束かよwww
21
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:49:59 ID:ETt9strY0
ある病院の一角に、今まさに命の灯火が消えようとしていた。
「死にたくないよ…」
それが青年の最後の言葉だった。
22
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:50:43 ID:ETt9strY0
「…ここはどこだ?」
そう呟いて周りを見る。
「真っ暗で、なんも見えねぇ。」
しょうがないので当ても無く適当に歩いてみる。
(俺はなんでこんなところにいるんだ…?)
足元も見えない状況で歩き続けるのも危険だと判断し歩みを止めその場に立ち尽くす。
(落ち着け冷静になれ。取りあえずは今までのことを思い出すんだ。)
「こういう場合は声に出してやると良いって聞いたことがあるな。」
「えっと…俺の名前は鬱田毒夫。vip大学二年になったばかりの20歳の男だ。」
('A`)「家族は両親と兄が一人。後は…何かあったか?」
「やあやあ。自己紹介ご苦労様。」
(;'A`)「へ!?」
自分しかいないものだと思っていたから思わず変な声が出てしまった。
「おっとすまない。驚かせてしまったな?」
振り返ると真っ暗だった場所がほんのりと明るくなり、そこに黒いマントに黒い帽子
そして何より目に引くのが人の背丈ほどの棺桶を背負っている男が現れた。
23
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:51:50 ID:ETt9strY0
(;'A`)「え!?今、どこから!?」
【+ 】ゞ゚)「まあまあ落ち着き給え。鬱田毒夫クン。」
(;'A`)「俺の名前を!?」
【+ 】ゞ゚)「いやいや。今君が言ったんじゃないか。」
('A`)「あ…そっか。」
(;'A`)「ってあなたはどちら様ですか?」
【+ 】ゞ゚)「おっとこれは失礼。私の名はオサム。」
【+ 】ゞ^)「まあ所謂"死神"だね。」
(;'A`)(笑顔でとんでもない事を言い出したぞこの人。)
【+ 】ゞ゚)「人ではなく神なんだけどね。」
(;'A`)(心を読まれた!?)
【+ 】ゞ゚)「そりゃあ神だもの人間程度の心を読むなんて造作もない事だよ。」
('A`)「な…なるほど。で、その死神が人間程度に何の用でしょうか?」
この胡散臭い自称神様は何のために俺に声をかけたんだ?
【+ 】ゞ^)「そりゃあ死神が人間に会いに来るなんて一つしか無いじゃないか。」
【+ 】ゞ゚)「君は死んだんだよ。」
('A`)「!!」
その言葉で今までの事を思い出す。
19の冬に突然体調が悪くなって、それでも大学の試験が終わるまではって頑張って、
何とか試験を受けて春休みに病院に行って検査を受けたら緊急入院とか言われて、でも無理をし過ぎて体はボロボロだったらしく治療の甲斐なしに…
死んだ。
24
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:52:20 ID:ETt9strY0
('A`)「俺は死んだんだな。」
【+ 】ゞ゚)「だからそうだって。」
('A`)「じゃあ俺は天国か地獄に行くのですか?」
【+ 】ゞ^)「普通はそうなんだけどさあ〜」
にやついた顔でいやらしく言ってくる。
【+ 】ゞ^)「最近さ〜面白い事が無くってさ〜次にここに来た人間でさあることをしてみようって思ってたんだ〜」
(;'A`)「は?」
【+ 】ゞ゚)「君たちさ、一時期異世界転生とか流行ったじゃない?」
【+ 】ゞ^)「それを現実にやって見せてあげようって思ったんだよ。」
(;'A`)「いや…なにを…?」
【+ 】ゞ゚)「でもさ、今の君のまま行かせてもすぐに死んじゃうからさ、力を与えてみようと思うんだ。」
【+ 】ゞ゚)「何番煎じかわからないけど、君が知っている全ての物語が君の力さ!うれしいだろ?」
(;'A`)「あの…別に異世界転生とかいらないので…」
【+ 】ゞ^)「それになんと!!今なら痛みも感じず、お腹も減らず、そして眠る必要もなく、さらにさらに!!!死ぬこともないというおまけつき!!!!」
この自称死神様、話を聞きやしねぇ…
【+ 】ゞ゚)「あっ…ただし君が死なない代わりに君も生物を殺すことも出来ないからね。」
【+ 】ゞ゚)「大きな力を手に入れて私の仕事を増やされるのも面倒だからね。」
【+ 】ゞ^)「よし!じゃあここまでで質問はあるかね?」
一応こっちの言い分は聞いてくれるのか。
25
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:53:57 ID:ETt9strY0
(;'A`)「じゃあ…あの…お断りすることは出来ますか?」
【+ 】ゞ゚)「ほう。一応理由を聞いてもいいかね?」
('A`)「確かにおr…じゃなくて自分も異世界転生は好きですけど、わざわざ自分がしたいのでは無くてそれを見ているのが楽しいっていうか…」
【+ 】ゞ゚)「ふむふむ。」
('A`)「自分みたいなしょーもない男じゃなくってもっと主人公みたいな人にやって貰って欲しいっていうか…」
【+ 】ゞ゚)「なるほどなるほど。」
('A`)「正直自分には向いてないっていうか…」
【+ 】ゞ゚)「そうかそうか。」
【+ 】ゞ゚)「で、本音は?」
(#'A`)「そんな化け物みたいになってまでやりたいわけないだろ!!!」
【+ 】ゞ゚)「そっかそっか。うむうむ。」
自称死神は納得したように頷いている。
【+ 】ゞ^)「それはそうとさ、君は死ぬ寸前になんて言ったか覚えているかい?」
(;'A`)「えっ?え…っと」
いきなり話を変えられて戸惑いながらも思い出そうとすると。
(;'A`)(なんだっけ?)
あの時は意識が朦朧としてたから何を言ったかなんてわからないな…
「死にたくないよ…」
(;'A`)「へっ?」
【+ 】ゞ゚)「"死にたくないよ…"君はそういったんだ。」
('A`)「!!!!」
そうだ!そう言ってしまったんだ!!
俺の最後の言葉を聞いた家族の顔は、ひどいものだった。
26
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:55:30 ID:ETt9strY0
【+ 】ゞ゚)「君の家族は自分を責めるだろうね。」
【+ 】ゞ゚)「もっとよく君の事を気にしていれば…」
【+ 】ゞ゚)「少しでも早く君を病院に連れて行けば…」
【+ 】ゞ^)「君は死ななかったかもしれないからね!」
【+ 】ゞ゚)「でも君は死んだ。」
【+ 】ゞ^)「死んでここにいるのさ!」
【+ 】ゞ^)「そうして君の家族は自分達を責め続けるだろう!!」
(;A;)「ううううぅぅぅぅぅ…」
【+ 】ゞ゚)「泣いたって現実が変わるわけでは無いのだよ。ドクオ君」
【+ 】ゞ^)「だからチャンスをあげよう。」
【+ 】ゞ゚)「私を楽しませて見ろ。人間よ。」
【+ 】ゞ゚)「力を手に入れ、君の言う化け物に成り下がってでも私を楽しませろ。」
【+ 】ゞ゚)「そうしたら、君の最後の言葉を変えることを許そう。」
【+ 】ゞ^)「さあどうだい?」
死神はまたムカつく笑顔を浮かべていた。
27
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:55:58 ID:ETt9strY0
( A )「ふ………な」
【+ 】ゞ^)「なんだい?はっきり言ってみな。」
(#'A`)「ふ…ふざけるんじゃねええええぇぇぇぇ!!!!」
そう言って俺は死神に殴りかかっていた。
【+ 】ゞ゚)「ほう」
避けようともせず死神はただ俺を見据えていた。
(#'A`)「そんなの選択肢が無いじゃねえか!!」
(#'A`)「やってやるよ!!!畜生があああぁぁぁ!!!!!」
【+ 】ゞ^)「そうか。では合意ということだね。」
(#'A`)「ああ!まず、てめえを殴ってからどこへなりとでもいってやらあああぁぁぁ!!!」
【+ 】ゞ゚)「人の身で神を殴ろうとするなど片腹痛い。」
いつの間にか死神の手には大きな鎌が握られていた。
「ではまた会おう人間よ。」
それが俺が聞いた最後の言葉だった。
28
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:56:52 ID:ETt9strY0
('A`)「ここは…?」
――――――本当に異世界に飛ばされたドクオ
(;,゚Д゚)「どこだ?ここはゴルァ!?」
――――――と一人の少年
( ´∀`)「ようこそヴィップ王国へモナ」
(;*゚ー゚)「では本当にあなた達は人間だ言うのですか!?」
――――――人間が伝説の存在になっている世界
29
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:58:12 ID:ETt9strY0
(゚、゚トソン「初めまして。さようなら。」
(;'A`)「え!?」
――――――ポロリもあるぞ!
(*゚ー゚)「いいですか?よく見ていてくださいね。」
(;,゚Д゚)「うおっ!?手から火が出たぞゴルァ!!?」
――――――魔法あり
ミ,,゚Д゚彡「よう。あんちゃん。見ねえ顔だな。」
ミ,,゚Д゚彡「ここか?ここは所謂ギルドって場所だ」
――――――冒険ありのファンタジー
30
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 20:58:43 ID:ETt9strY0
(;'A`)「どちら様ですか?」
川 ゚ -゚)「オサムの娘と言えばわかるかな?」
川 ゚ -゚)「さあ楽しませてみろ人間よ!」
( A )「俺はもう人間じゃねぇよ」
( A )「俺は…」
( A )「神を呪い神に呪われた」
('A`)「人でいたかった化け物だ!!!」
('A`)は人でいたかった化け物のようです
勢いでやった今は後悔している。
読んでもいいと思ってくれる人がいたら書くかも
31
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 21:01:19 ID:wZX2FMR.0
。o(読んでもいい)
32
:
名無しさん
:2017/05/05(金) 21:08:15 ID:gZNTtVg20
読みたいからぜひとも書いてほしい
33
:
名無しさん
:2017/05/09(火) 07:31:17 ID:K7hKUCuY0
はよ書けや!
34
:
名無しさん
:2017/05/11(木) 06:42:41 ID:RWV49jj60
ええ…めっちゃ読みたいから書いてくれよ
35
:
名無しさん
:2017/05/11(木) 08:29:25 ID:wETaKCRU0
スレ立ってない?
36
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:07:05 ID:OldLdxCs0
銘治二十三年。華やかな文明開化を迎えた日本に、災いの影が襲う
怨念より生まれし異形の怪物、『禍憑』である
日出ずる国の武の象徴である『侍』の時代が終息して久しい世に
彼奴等は、人々の平穏と安息を脅かす存在であった
しかし、闇ある所に光あり
侍の時代。名将や剣豪と共に戦乱を駆け抜けた『刀』
歴史に名を残した数々の名刀に宿った魂が、『乙女』の姿として顕現した
名を、『巫剣』。禍憑と唯一対抗しいれる武力を持つ女剣士達
彼女達はやがて、禍憑の殲滅及び治安維持を目的とした特殊機関『御華見衆』を組織
巫剣の力を引き出す『巫剣使い』を頭目に、真の天下泰平を願い日夜戦い続けている
原作:天華百剣
37
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:08:04 ID:OldLdxCs0
これは、ある御華見衆支部の隊長として着任した
( ・∀・) 巫剣使いの青年と
ξ゚⊿゚)ξ
(*゚ー゚) 見目麗しい巫剣達の
(゚、゚トソン
恋と戦いの物語―――――
では無い
.
38
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:08:28 ID:OldLdxCs0
<ヽ`∀´>「おっ母、行ってくるニダ」
J(;'ー`)し「ゲホッ、気をつけるんだよ……いつ禍憑が戻って来るか、わからないんだからね……」
<ヽ`∀´>「大丈夫ニダ。いつか御華見衆が禍憑をやっつけに来るニダ」
御華見衆は確かに禍憑を打倒できる治安維持組織ではあったが、頭数の少なさから拠点は東京や大阪等の都市に限られた
故に、未だ旧時代の生活が根強く残る農村や山村にまで警備の手が回らないのが現状であった
対策は講じられているが、現段階の人員では人口の多い都市、並びに周辺の町村での活動が限界であり
救援を要請しても、受理されない事が殆どであった
禍憑に襲われた村の民は、それまでの生活を捨て、余所へと逃げる他無かったのだ
<ヽ`∀´>「……」
齢十五の少年『二太』が住まうこの村も、彼と病弱の母以外は村を捨てて出て行った
二太の母は、自分を捨てて逃げることを息子に望んだが、彼はそれをきっぱりと拒否した
禍憑が家畜と農産物、村民の何人かを食い荒らして早一月
嵐のようなあの日以来、怪物は村に現れる気配を見せなかったが
それでも、刃を突き付けられるような不安はいつまで経っても拭い去れることは無かった
<ヽ`∀´>「……」
二太は父親譲りの巨躯と膂力を持ち合わせていたが、母親譲りの優しさと臆病さも持ち合わせている少年であった
それ故、近所の子供たちから恰好の的にされ、『腰抜け、腰抜け』とからかわれる日々が続いていた
<ヽ`∀´>「……」
彼自身もその自覚はあった。禍憑退治に名乗り上げ、山へ行って帰らぬ人となった父の様な勇敢さを欲していた
しかし逆に、生来からの臆病さがそれを手にすることを拒んでいた。自分が死ねば、母は一人になると
39
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:09:28 ID:OldLdxCs0
<ヽ`∀´>「三神様、今日のお供えですニダ」
村の端にある祠に、手によりを掛けて作った煮物を供える。料理は彼が唯一の誇りであり、趣味であった
<ヽ`∀´>「三神様、三神様。どうか一日でも早く、おっ母が安心して暮らせるようにしてください」
<ヽ`∀´>「三神様、三神様。どうかお願いいたします」
柏手を打ち、不格好なお辞儀をする。禍憑に対して、ただの人である彼が出来ることは神頼みだけであった
『三神様』。かつて村を救った三人の豪傑が、神となって村人を見守り続けてくれているという、代々伝わる伝承である
<ヽ`∀´>「……」
<ヽ`∀´>「どうか……お願いいたします……」
頼みの綱である御華見衆からの返事は無く、頼りに出来る近隣住民は村を捨てた
二太には、神にすがるしかなかった。禍憑に立ち向かう勇気もない十五の少年には、これが精いっぱいだったのだ
「頭を下げても、バケモンは死なねえぜ」
<ヽ;`∀´>そ「!?」
突如知らぬ男の声に、二太は深々と下げていた頭を起き上がらせる。そこには
40
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:11:01 ID:OldLdxCs0
('A`)
醜悪な顔と、派手だが汚れと解れが目立つ着物を纏った『太刀』の男
( ^ω^)
朗らかな笑顔を浮かべ、腰に二対の『小太刀』を下げた黒装束の男
(´^ω^`)
二太を越す巨体にややむかっ腹の経つ笑顔を添えた『薙刀』を持つ僧
<ヽ;`∀´>「な、なな、な……だ、誰ニカ!?いつの間に!?」
自分と母しかいない村に現れた見知らぬ三人に、二太は腰を抜かして後ずさった
('A`)「誰たァご挨拶じゃねーかボウズ。あれだけ熱心にお願いしてたのはひょっとして演技か?」
( ^ω^)「お前の顔が気持ち悪いから怖がってるんだお察せよ」
(´^ω^`)「拙僧、草いいっすかwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
('A`)「死ね。おいボウズ」
<ヽ;`∀´>「は、はいっ!?」
('A`)「テメーは俺らを呼び起こした。だが従うかどうかは別だ」
<ヽ;`∀´>「呼び……従う……?」
話が掴めず目を白黒させる二太に構わず、醜悪な顔の男は淡々と続ける
('A`)「俺達ァ、お上品でお綺麗な巫剣とは違って粗野で乱暴で、誰にだって付き従ってやるが……主は選ぶ」
('A`)「付き従うだけの価値がある『男』かどうか、俺達に示してみろ。願いを叶えてやるのはそれからだ」
<ヽ;`∀´>「……」
41
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:11:47 ID:OldLdxCs0
世には、偉業を成し遂げたが歴史に名を残さなかった『影の英雄』が、全国に多数点在する
そんな英雄達が使っていた武具にも、巫剣同様に魂が宿る
しかしてその性質は真逆。乙女では無く『漢』の姿として顕現し
華やかさの代わりに豪快さを持ち合わせ、恋や愛情を上回る『仁義』と『友情』を主君と結ぶ
百戦錬磨の名も無き古強者
('A`)「俺達『無銘』が、お前を英雄にのし上げてやる」
<ヽ;`∀´>「……え、ええ……?」
この出逢いは後に、臆病な少年を歴戦の戦士へと変え
多数の『無銘』を率い禍憑との戦いに身を投じる運命へと通じていく
<ヽ`∀´>我らは『漢気衆』のようです
これは、恋も色も華も無い、血と泥に塗れた漢達の物語である
42
:
名無しさん
:2017/05/16(火) 23:26:16 ID:Td3Dzx420
面白そう
一回しか喋ってないはずなのにショボンのこのインパクトよ
43
:
名無しさん
:2017/05/17(水) 00:12:10 ID:5KrmYxlY0
>(´^ω^`)「拙僧、草いいっすかwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
拙僧も草いいすか
44
:
名無しさん
:2017/05/17(水) 02:01:27 ID:Xex96oBc0
無銘とはまた熱いなあ
読みてえ。書いてくれ
45
:
名無しさん
:2017/05/17(水) 08:04:06 ID:iAv8HPRI0
まーたお前か
絶対面白いやつだろこれ
46
:
名無しさん
:2017/05/18(木) 13:34:00 ID:pll6Ove60
これは期待
47
:
名無しさん
:2017/05/21(日) 08:35:23 ID:HKy.zvWA0
読みたい
48
:
名無しさん
:2017/05/30(火) 03:55:05 ID:2/P0tDeo0
川 ゚ -゚)『―――これから歌わせて頂くのは、私、素直クールが来月リリースする新曲です。ファンの人は是非買ってください』
川 ゚ -゚)『っていうか買え。最低3枚は買え。何たらのガチャ回してる暇あったらこっちに使うんだぞ。そのぶん私が回すんだからな』
( 'A`) |TV
(*'A`)「やっぱりクーにゃんは可愛いなあ。清楚系アイドルって言い張ってるけど課金癖があって引くほど金にがめついってのが逆にいいよなあ」
(*'A`)「護ってあげたくなるっていうか……おっと」
(;'A`)「リモコン踏んじゃったよ。チャンネル変わってんじゃんもう」
『ミサイル発射を受け、防衛省は声明を―――』
(;'A`)「また某国のミサイルかあ。怖い世の中になったもんだなあ…」
(防´∀`)『―――国民を守るために、他国と連携して対空ミサイルの配備を決め―――』
(;'A`)「ッ!?」
(;'A`)「……た……ッ!?」
(;'A`)「対クーミサイル……だと……!?」
('A`)対クーミサイルのようです
49
:
名無しさん
:2017/05/30(火) 07:42:39 ID:rygFOIfs0
駄洒落じゃねーか!www
50
:
名無しさん
:2017/05/30(火) 07:53:01 ID:D3aN/IUg0
くっそwww
51
:
名無しさん
:2017/05/30(火) 09:14:14 ID:oASYpImU0
出オチwwwww
52
:
名無しさん
:2017/05/30(火) 13:02:31 ID:Fsc4Se8g0
対クーミサイルとか誰がうまいこと言えってwww
53
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:36:54 ID:sCHNO4Y20
夜景の照り映える東京タワーの展望台をつかつかと歩む少女がいる。
本来この時間であれば、夜景を眺める人々で賑わう東京タワーであるが、不思議なことに展望台には人一人いない。
彼女の歩みに従って揺れる長い墨色の髪は、夜の静けさを反射し、足音は静かな展望台へ反響する。
(´-_ゝ-`)
彼女の視界の端に一人の男の姿が映る。
目立った外傷は無いが、意識を失っているようで、力無くその身体を地に横たえさせている。
倒れた男の横を通りすぎ、やがて彼女はある窓の前でぴたりと足を止める。
闇を吸い込んだようなその瞳に映るのは、淡い紫色でライトアップされた東京スカイツリー。
慈しむように窓を撫でた少女は、小さな、しかし透き通るような声でぽつりと呟く。
<(' _'<人ノ「………さぁ」
<(^ー^<人ノ「我らが祖国の意思のままに。
『日本統一』を始めましょう!」
54
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:37:17 ID:sCHNO4Y20
貴方に『郷土愛』はありますか?
55
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:37:54 ID:sCHNO4Y20
( ; ゚ω ゚)「おぉおおおおぉお!!」
('(゚∀゚;∩「ぶ、ブーン!!なんで……」
( ; ゚ω ゚)「わかんないお、体が勝手に動いてたお……でも……」
( ; ^ω^)「ぼくだって、この郷土が、大好きなんだお!!」
突如現れ、『日本統一』を宣言した『統一軍』を名乗る組織。
このまま統一を許せば、日本は県境や特産品を失って、無個性と成り果ててしまう。
56
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:38:26 ID:sCHNO4Y20
( ; ^ω^)「お?力が……溢れてくる……?」
('(゚∀゚∩「ブーン!チャンスなんだよ!」
('(゚∀゚∩「その『ゆるキャラ』の名前を呼ぶんだよ!!
ブーンが最も大好きな、『郷土』のゆるキャラの名前を!!」
( ; ^ω^)「名前……、ぼくの……大好きな……ゆるキャラ……!」
( ; ^ω^)「………ぼくの大事な『郷土』を、友達を、守るために、力を貸してお!」
( ^ω^)「『こいのぼりん』!!!」
57
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:39:08 ID:sCHNO4Y20
それに対抗するために、とある人々は力を得た。
郷土を司る『ゆるキャラ』とリンクし、己の『郷土愛』を伝えることによって、『郷土』を護ることの出来る力を。
( ;^ω^)「ちっくしょおお!!!フル装備すぎて腕が上がらねぇ!!!
つかこんなフル装備なのに顔だけ無防備すぎじゃないかおー!?」
('(゚∀゚;∩「こいのぼりんの着ぐるみって、確かに腕ほとんど上がらないんだよ……!
まさかそこまで本家に忠実だったとは……」
( ;^ω^)「なおるよが羨ましいお……」
('(^∀^*∩「へへっ!オイラの『こいのぼりマン』、カッコかわいいだろ!」
( ;^ω^)「(めっちゃ動きやすそう……!!)」
58
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:39:53 ID:sCHNO4Y20
そして始まる『郷土』を守るための非日常。
.
59
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:40:46 ID:sCHNO4Y20
(,,^Д^)「生徒を守るのが、教師の仕事ではないでしょうか?
……力、借ります。『ムジナもん』!」
川* ゚ 々^)「いくわよぉ『メロン熊』?
噛み砕いて、あ、げ、る♡」
ξ#゚⊿゚)ξ「間違えないで!あたしは深谷生まれ深谷育ちよ!越谷だの熊谷だのと一緒にしないでちょうだい!
なんなら早口言葉で『越谷深谷熊谷』って3回言ってみなさいよ!
さぁ、深谷の力を見せるわよ!『ふっかちゃん』!」
( ・∀・)「天が呼ぶ、地が呼ぶ、埼玉が呼ぶ!そうこのボクこそが!
埼玉県郷土守護者、『コバトン』様さぁ!」
( ´∀`)「日本が統一された暁には、日本全土を島根県にしてやるモナ!!
さぁ大人しく島根にな……おっと、統一されるモナ!!!」
ζ(゚、゚*ζ「やぁねぇ、砂丘も無いからってひがんじゃって。
やっぱり島根より鳥取の方が素敵よぉ?
さ、行きましょ『トリピー』?」
60
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:41:27 ID:sCHNO4Y20
(*゚ー゚)「駅の改札が自動ってくらいで、調子に乗ってんじゃないわよ!!行くわよ『ぐんまちゃん』!!」
( ゚д゚ ) 「いくぞ『チーバくん』。千葉の真髄を見せてやろう」
ノパ⊿゚)「うぉおおお!!やるぞ『ふなっしー』ぃぃぃ!!これが船橋の力だぁあああああ!!!」
o川*゚ー゚)o「あら知らないの?『とち丸』の特技はテレポートなのよ?」
(;・∀ ・)「(僕は……、『郷土』を、お兄ちゃんを、守れる力が欲しいよ。『さいたまっち』……!)」
川; - )「私は……余りにも無力だな……、なぁ『ひこにゃん』……?」
从'ー'从「戦おうよ、抗おうよ、クーちゃん。
わたしも、『バリィさん』もついてるから」
_
( ゚∀゚)「無様なもんだな、『郷土守護者』さんよぉ……?」
61
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:42:06 ID:sCHNO4Y20
(;´ ω `)「奈良県を、『せんとくん』を、『郷土』を、背負ってるんだ……!!こんな所で、くたばってたまるかよ………!!」
イ从゚ ー゚ノi、「良くやったな。後は儂と『まゆまろ』に任せておいてお前は休め」
ミセ#゚-゚)リ「ここはあたしの『郷土』だ!!あんたらなんかに、東京スカイツリーは渡さない!!
やってやりましょ!『ソラカラちゃん』!!」
( ><)「神奈川の、家族の、絆の力を見せつけてやるんです!
さぁ行きますよ!『かなかな家族』!」
(`・ω・´)「はぁ……、こりゃ確実に1ヶ月ノー休日フル通勤確定だな。
まぁいいさ。行くぜ『ハッスル黄門』!」
(´・_ゝ・`)「………?なんだろう、この違和感は……」
(゚、゚トソン「こんな状況、私が行かなくてどうしますか。
さぁ『ねり丸』、東京の力を思い知らせてやりましょう」
62
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:43:01 ID:sCHNO4Y20
(;'∀`)「ッはは!俺は茨城生まれ茨城育ちの『ねばーるくん』使いだぜ?
納豆だけに、粘り強さには定評があるってなぁ!!」
('(゚∀゚#∩「喰らうんだよ!五家宝トンファー!!」
( ; `ω´)ニア「いいか!覚えておけお!
こいのぼりは……こいのぼりはなぁ……」
( # `ω´)「空 を 泳 ぐ ん だ お ! !」
古今東西、老若男女。
己の“愛”を持ってして、郷土を護れ。
63
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:43:47 ID:sCHNO4Y20
<(' _' *<人ノ「嗚呼、あぁ、こうでなくては面白くないですよね」
<(^ー^*<人ノ「さぁ、もっと抗って見せてくださいよ?『郷土守護者』さん?」
( ^ω^)僕らの武器は“郷土愛”のようです
こいのぼりんがゆるキャラグランプリで1位になったら投下開始
64
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:45:39 ID:sCHNO4Y20
終わりです。
ゆるキャラグランプリ見てたら思い付きました。
埼玉のゆるキャラはいいぞ
65
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:50:42 ID:iNqR/dow0
乙
ちょっとこいのぼりんに投票してくる
というかググったら斜め上のゆるキャラでワロタ
66
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 17:51:53 ID:EeCOn6fg0
コバトンはいいぞ
67
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 18:50:28 ID:csCklbQM0
スギッチなら杉花粉テロで圧倒できる
68
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 20:13:17 ID:2MFsZ0mw0
流浪の旅人アルクマくん
なお海では無力な模様
69
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 21:59:08 ID:P6.doTfo0
探偵とは!こっそりと事情を探ったり!犯人などの罪状、行動などをこっそりと調べたりする事である!(Wikipediaより抜粋)
小説やアニメの世界などでは
シャーロック・ホームズだったり少年探偵団だったり灰色の脳細胞が動いたりするが、
現実ではせいぜい浮気調査などがポピュラーである!ちなみに結構金も取る!
そんな物語の舞台は、東京都某所にある探偵事務所!
従業員は数少なく所長と部下の二人のみ!
爪'ー`)「所長でーす」
( ><)「部下でーす」
可もなく不可もなく、淡々と依頼をこなしていくごく平凡な探偵なのだが……
( ><)「フォックスさん!依頼なんです!」
爪'ー`)「よし、早速現場nナァ!!!」ゴスッ
( ><)「あーあ。タンスの角に小指をぶつけるの、今月で五回目なんです」
―――所長がめちゃ不幸体質なのであった
70
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 21:59:54 ID:P6.doTfo0
――――
―――――……
( ><)「……で、今回の依頼は猫探しなんですが」
∧ ∧
(;><)「なんで猫耳付けてるんですか僕達!!」ニャーン!!
∧ ∧
爪'ー`)「そりゃあ目には目を歯には葉を、木を隠すなら森の中って言葉があるだろ」ニャーン!!
∧ ∧
爪'ー`)「もしかしたらこれで迷子の迷子の子猫ちゃんも見つかるかもしれない」
∧ ∧
(;><)「いや大体間違ってますし!周りの人の視線痛いし!」
∧ ∧
爪'ー`)「いやいやよく見ろ!僕達の周りに野良猫がいっぱい……」
∧ ∧
(;><)「わ、本当にいっぱい集まってきたんです!でも探してる猫さんは……居た!」
∧ ∧
爪'ー`)「お、都合のいい展開だ。ほーらおいでおいでー」
(#ФωФ)フシャー
∧ ∧
爪メ'ー`)「わーすっごい威嚇しtマァ!!」バリバリ
∧ ∧
(;><)「フォックスさ――――ん!!」
―時には猫探し
71
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 22:00:28 ID:P6.doTfo0
(`・ω・´)「お願いします!探偵さん!犯人を探して欲しいんだ!」
(`・ω・´)「ひき逃げにあった弟がどんなに辛い思いをしたのか……」
爪'ー`)「それはさぞかし辛かったでしょうね……」
爪'ー`)「実はお恥ずかしながら僕にも交通事故の体験がありましてね……」
爪'ー`)「交通事故のお守り買った数時間後に車にボーンですよ!」
爪'ー`)「はっはっはっはっ!!」
(;`・ω・´)「…………」
( ><)「…………」
爪'ー`)「…………」
爪'ー`)(あれ……場を和ませようとしたのに無言になった……)
―ひき逃げの犯人探し
72
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 22:00:57 ID:P6.doTfo0
o川*゚ー゚)o「最近彼氏の様子がおかしくて……」
爪'ー`)「おかしい?それならBボタンを連打してみたらどうだい?」
o川*゚ー゚)o「いやポケモンの進化とかじゃなくて」
o川*゚ー゚)o「帰りも遅いし……なんだか冷たいって言うか……LINEも既読無視されるし……」
o川*゚ー゚)o「もしかしたら浮気かな……って」
爪'ー`)「ふむふむ……で、彼氏の写真とかはありますかね」
o川*゚ー゚)o「はい……これです」
【|::━◎┥】
爪'ー`)
爪'ー`)「彼氏?」
o川*゚ー゚)o「彼氏」
爪'ー`)「確かに表面的には冷たそうだけど……」
o川*゚ー゚)o「でも普段はとっても優しくて熱い心の持ち主なんです!」
爪'ー`)「オーバーヒート的な意味で……」
(((( ><)「お茶とお菓子持ってきました」
o川*゚ー゚)o「あ……ありがとうございます」
爪'ー`)「紅茶とせんべいってどんなチョイスしてるんだい君は」
( ><)「……?写真に映ってるのはドラム缶?」
o川*゚ー゚)o「彼氏です」
( ><)
―浮気調査などなど……
73
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 22:01:31 ID:P6.doTfo0
そして―――
( ><)「フォックスさん仕事の依頼が入りました」
爪'ー`)「何?また浮気調査?」
( ><)「密室殺人です」
爪'ー`)
爪'ー`)「マジで?」
( ><)「マジで」
入った仕事は殺人現場!!
さぁ、どうなるか不幸探偵!!
爪'ー`)不幸探偵事務所のようです(>< )
74
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 22:02:00 ID:P6.doTfo0
( ><)「……ふぅ、今回も無事依頼解決ですね」
爪'ー`)「……ソダネ」
( ><)「どうしましたかフォックスさん。青白い顔して」
爪'ー`)「七万円……落とした……」
( ><)「…………」
爪'ー`)「…………」
( ><)「………貸しませんよ」
爪'ー`)「………わかった」
爪'ー`)「じゃあ……ビロードの給料から引く……」
(;><)「ちょっとぉ!!」
75
:
名無しさん
:2017/06/01(木) 22:11:34 ID:oaRC8AJY0
不幸体質なのに大金持ち歩くから……
76
:
名無しさん
:2017/06/03(土) 15:20:45 ID:yHPFCzsM0
これ読みたい……
77
:
名無しさん
:2017/06/15(木) 19:41:54 ID:qF0Vs4mw0
( >∀<)「たっ、高岡さんをデートに誘いたいんだ!!」
この、とある少年の一言で始まった物語
('∀`)「じゃあ場所は"あそこ"で決まりだな」
( ^ω^)「おっおっお、となると2ケツできねーと始まんねえおね」
( ´д`)「モナ?もらの字2ケツ出来るモナか?
(;-∀-)「無理……」
それは、佳境を迎えようとしていた……
78
:
名無しさん
:2017/06/15(木) 19:43:16 ID:qF0Vs4mw0
(#・∀・)「バカ重ええええええええ!!」キコキコ
( ´∀`)「ファイト一発モナ!」
('A`)「まさかモナまで乗せられる様になるとは思わなんだ」
_
( ゚∀゚)「漕ぎ姿も随分サマになってきたもんなぁ」
( -д- )「このくそ暑い中でよくやるよな」
(η´・ω・`)η「お〜〜〜い!ちゃんと水分とっt パァン!!!! うおっ!?」
((((;´д(;・∀・))))「うおォ!? うおおおおおおおおおおおおお」グラグラグラグラ
('A`)「あーーー大変だ大変だ」
(´・ω・`)「モララー、"やった"ね」
( ・∀・)「どうしても見せたいものがある」ようです从∀゚;从
第4話 二人乗りにパンクは付き物のようです
79
:
名無しさん
:2017/07/09(日) 18:59:30 ID:nXktLZNk0
イエアアアアアアァァァアアアァァァァ!!!!
フウウウウウウウウウゥゥゥゥゥィィィア!!!!!!
日本の夏!!!!
暑い!!! とにかく暑い!!!!
ただ今気温は32℃超!!!!
照りつける太陽!!! 日輪!!! Sunshine!!!
ギンギラギン!!!! しかしちっともさりげなくなんかない!!!!
じりじりと空気を肌を焼く日差しは砂の地面に反射光が顔を焼き立ち昇る熱い水蒸気に包まれ完全防御の服の中が地獄
そんな四面楚歌的暑さ!!! の中に!!!!
(; ωФ)
太陽光を吸収する漆黒の鎧!!!! 熱気をこもらせる紫マント!!!!
ダイコンの畝がどこまでも広がる畑に仁王立ちする汗だらっだらの男!!!!!
魔王の中の魔王・ロマネスク!!!!!
今のお気持ちどうですか!!!???
(; ωФ)「くそあつい」
.
80
:
名無しさん
:2017/07/09(日) 19:01:47 ID:nXktLZNk0
ファンタジック世界にて勇者に倒され!!! 大聖神の裁きにかけられ!!!
「ちょっと土いじりでもして魂の洗濯してみ」
とほっぽりだされたのは現代ジャパンの片田舎!!!!!
魔力武力を封じられ!!! 金も権力もコネも無く!!!
これは!!! 見るからに生活力無さげな魔王の屈辱的臥薪嘗胆的奮闘記!!!!!!
がんばれ魔王!!!! 自給自足しよう!!! 島とか開拓しちゃおう!!! TOKI王!!!! 一人だけど!!!!
(; ωΦ)「うるせえ」
( ФωФ)魔王が田舎に泊まろうです
近日投下 from 炎天下の畑 feat.スイカ
81
:
名無しさん
:2017/07/09(日) 20:31:19 ID:ow5RxXG20
!!の使い方にデジャヴを感じる
82
:
名無しさん
:2017/07/09(日) 23:26:00 ID:35hmDQ/.0
よし書け
83
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 20:50:46 ID:c8H1NajE0
.
(っ )っ (* ω"*;;)
(;;<●><●>)… (ФωФ )…
ジリ…
.
( ФωФ)「…他愛ないものだな。やはりこの程度か」
( ФωФ)「3人で襲っても我輩を倒せず、しかも内二人は一瞬で戦闘不能とは、まったくランクDの雑魚どもにはヘドが出るわ」
(;;<●><●>)「……デス」
_,
( 中ω中)「んん?」
(;;<●><●>)「死ぬ前にAランク様なんかの負け惜しみが聞けて光栄です。と言ったんです」
84
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 20:53:30 ID:c8H1NajE0
( ФωФ)「…ッはっはっは、言っている意味がよくわからんが?」
(;;<●><●>)「わかりませんか? あなたは今から、そのランクDの雑魚能力者の手で 殺 さ れ る ってことですよ」
(#<●><●>)「私と、共々ね……!!」
(#<●><●>)「 《能力全開》 !!」
「地面を経由してオレとロマネスクをピッタリ張っ付けろ!!」
(;ФωФ)「ンなッ!?」
_,
(;中ω中)「ッまた、この能力かっ!攻撃力も碌に無い癖に小癪なぁッ!!」
85
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 20:55:10 ID:c8H1NajE0
(メ* ω *)「…攻撃力が無くても攻撃することは可能っぽ」
(メ* 'ω"*)「あんたには無い様な作戦を練る頭と、ちょっぴりの勇気があれば」
(メ* 'ω"*)「私の様な能力でだって」
(メ* 'ω"*)「…おとなしく地獄に落ちろっぽ。 《一薙》 !!」
ブワッ
(;ФωФ)ハッ
(;ФωФ)(地面が 舞い上がって これはっ)
(;ФωФ)「 落 と し 穴 だとォ〜〜〜〜〜ッ!!??」
86
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 20:57:34 ID:Ja44d3860
(;ФωФ)(落とし穴の事は情報では聞いていた。ビロードが地中に泡を作り、それを舞い上げる、又は割って落とす……)
(;ФωФ)(しかし何故こんなにも深くまでッ!? こんな情報はッ まさか まさかッ まさかッ!!??)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
( ФωФ)「そこだァ!」ゴォォォッ!
((( ><))) ドッ
( ><)「グ… カ ハッ 」
( ФωФ)「当ててやったぞ!この感触!」
(;<●><●>)「ビロードっ」
( > )「……腹に穴空いて死ぬなんて、思いもしなかったんです……」
( > )「ロマネスク……まさかここまでとは 」ゴプッ
ビシャッ
( )「わかんなかったんです……」ドサァ
(#ФωФ)「ハァーッハッハッハッハッハ!!! 思い知ったか! 我輩を足止めなどと身の程知らずな事をのたまうからだ!」
(#ФωФ)「だからその様に!! 自ら吐いた血にまみれる羽目になるのだ!!」
(;*'ω" *)「くっ……まだまだこっちは行けるっぽ!!連携切るなっぽ!!」
(;<●><●>)「……この対価は高くつきますよ、ロマネスク!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
、、、、、、
(;ФωФ)「……自分の体液も体の一部として判定される……?」
87
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 20:58:40 ID:Ja44d3860
(#<●><●>)「ビロードォ!!」
(っ )っ「…ょうやくですか……」ズルリ
( > )「血ヘド撒き散らした甲斐があったんですよ……」
(#> )「演技の感想はまたあとで。今はただ食らうといいんです。我々の乾坤一擲の大勝負…」
フロッシーゾーン
(# )「…『発泡塞がり』、」
(#ФωФ)「ええい、クソッ!!離せ!!」
(#><)「 Broken《解放》 」
(;ФωФ)「やッ、」
(;ФωФ)「やァァめェェろォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーッ!!!!!!!!!」
ゴ…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
88
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 21:00:01 ID:Ja44d3860
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
(; ω )(Aランク能力者だぞ!能力者自由同盟の幹部だぞ!?その我輩が!!我輩がぁッ!?)
(; ω )「 こ ん な と こ ろ で ェ ェ ェ !!!!!」
( < >< >)(貴方の負けは最初から決まっていたんです)
フロッシーゾーン ジェントルブリーズ
( < >< >)(《発泡塞がり》に《一凪の風》、
スティッキィー・バディ
そしてこの《一粘磔生》に挑んだ時点で……!)
(; ω )「放せッ! 放せと言っているだろう!? 早く放せェッ!!」
(; ω )「クソッ クソッ! こんなはずでは! 何故放れない! 放せよッ!!」
(;;< >< >)「フフ、二度と放しませんよ。我が主とその盟友のためですからね」
(;;< >< >)「『これからよろしくお願いします』ね、ロマネスク」
89
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 21:01:29 ID:Ja44d3860
( < >< >)(ああ、私達はお役に立ったでしょう? 私達はいつまでも貴方を見守っていますよ。だからどうか……)
パンッ
「( ・∀・)格差社会を生きるようです」
( <∧><∧>)「……どうかお元気で、ツンデレ様」
第13話 【窮鼠猫を噛む、
あるいは目にものを見せてやるようです】
.
90
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 21:02:53 ID:Ja44d3860
2017/10/31、俺の家にハインがお菓子を貰いにきたら公開
91
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 21:23:33 ID:yYh5r3nE0
ちょっとハイン探してくる
92
:
名無しさん
:2017/10/18(水) 22:27:15 ID:ZaO01vZo0
ちょっとハインになってくる
93
:
名無しさん
:2017/10/19(木) 10:48:50 ID:YaaEFyIU0
ちょっとハインに悪戯してくる
94
:
名無しさん
:2017/10/19(木) 12:09:36 ID:JjD2/Id.O
ちょっとハインに罵りながら抜いてもらってくる
95
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 04:23:37 ID:QBoUvHYY0
今日は待ちに待った一週間の6日目、つまり土曜日。完全に仕事とおさらばして、羽根を伸ばせる休日です。
日曜日になると、月曜日からの威圧感でついつい気が沈みがちになってしまいますが、土曜日はそんなこととは無縁の存在。
やはり土曜日は至福の時、といった所でしょうか。
穏やかな午後の陽射しを体に目一杯受けながら、私は視覚を整理します。
青い空。白い雲。吹き抜ける心地よい風、そして....鉄臭い赤が広がる、足元。
(;∵)「え、えぇ....」
どうも。のどかな休日を過ごしていたら、いつの間にか目の前が血の海になっていました。ビコーズです。
96
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 04:25:45 ID:QBoUvHYY0
改行入れ忘れてたのでもう一回。
今日は待ちに待った一週間の6日目、つまり土曜日。完全に仕事とおさらばして、羽根を伸ばせる休日です。
日曜日になると、月曜日からの威圧感でついつい気が沈みがちになってしまいますが、土曜日はそんなこととは無縁の存在。
やはり土曜日は至福の時、といった所でしょうか。
穏やかな午後の陽射しを体に目一杯受けながら、私は視覚を整理します。
青い空。白い雲。吹き抜ける心地よい風、そして....
鉄臭い赤が広がる、足元。
(;∵)「え、えぇ....」
どうも。のどかな休日を過ごしていたら、いつの間にか目の前が血の海になっていました。ビコーズです。
97
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 04:42:40 ID:QBoUvHYY0
( ∵)ビコーズは<×××××>のようです
(;∵)「と、とりあえず状況の整理を...」
目の前の惨状に混乱する脳で、取り敢えず 有らん限りの情報をかき集めて、時系列順に並べ始めます。
1.土曜日ということで、睡眠時間をたっぷり三時間増しで摂る。恐らく起きたのは10時頃
2.外は良い天気。折角の休日ということで、昼食に合わせてピクニックでもしようと思い付く。ランチボックスにサンドイッチを詰め、家を出る。
3.丁度今は薔薇が綺麗な時期だということを思いだし、家から徒歩20分程の所にある植物園へ足を運ぶ。
4.見事に咲き乱れる薔薇に感嘆しつつ、ベンチでサンドイッチを頬張る。ついでに水筒に入れて持ってきた紅茶も飲む。
5.このまま帰るのもあれだと思う。折角なので空のランチボックスを片手に植物園を見て回る。
6. .......
( ∵)「....ここから記憶がブッツリですね。」
7.そして、現在。
98
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 04:51:13 ID:QBoUvHYY0
(;∵)「...仕方無い、ですよねぇ。」
ズボンのポケットから携帯電話を取り出し、電話帳から 私以外の人間は絶対に登録していないであろう番号 を呼び出す。
( ∵)「....もしもし、VIP警察署で間違いないでしょうか。」
そう、110。ひゃくとうばん。警察だ。
( ∵)「はい、えーっと私はビコーズと申します...ロマネスクさんはいらっしゃいますでしょうか。」
(;∵)「はい。えぇ...至急向かってくれますって?ありがとうございます...住所は....あ、はい。毎度ご迷惑お掛けします...」
( ∵)「....はぁ」
通話終了の画面が表示された事を確認して、大きく溜め息を吐く。
99
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 04:58:24 ID:QBoUvHYY0
( ∵)「....」
じっと、自分の腕を睨む。そう、そこに居ることは分かっている。いや、何も腕に居るという訳ではない。
彼が私の身体に存在しているという実感は、ない。しかし、その事実は私自身知らされていた。
( ∵)「....流石に今回は怒りますよ」
すぅ、と薔薇と鉄の香りが混じる空気で肺を満たす。
(#∵)「人の休日勝手に邪魔してんじゃねぇですよゼアフォー貴方ァアァァアアアァアァアァァァ!!!!!!!」
( ∵)ビコーズは<ひがいしゃ>のようです
<かがいしゃ>
100
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 05:12:58 ID:QBoUvHYY0
( ФωФ)「やぁ、ビコーズ殿。」
( ∵)「こんにちは、ロマネスクさん。」
植物園とは打って変わって、ここは警察署の取調室。先程までの和やかな時間はなんだったんでしょう、くそぅ。
( ФωФ)「最近頻度が減っていると思った矢先にこれであるか...全く、奴も懲りないものであるな」
( ∵)「はぁ...」
...性同一性障害。
端的に言えば、多重人格的な障害。それが私の日常を狂わせる原因である。
通常の場合は精神病院カで診断書を貰い、ウンセリングや薬物投与...と治療を進めていく......のだが。
どういう訳か私は特殊なケースらしく、何度病院で何度診断してもらっても 何度検査をしても 何度カウンセリングをしても、
なんの異常も、見られないというのだ。
ロマネスクさん曰く、私の中に住まう彼はかなり特殊な存在なのだという。かくいう私も、彼の存在を感じたことは一度もない。全て嘘でした、と言われれば信じてしまいそうになる程だ。
しかし、ロマネスクさんは何故だか彼のことが分かるらしい。彼の名前...ゼアフォーというらしいが、それを教えてくれたのもロマネスクさんだ。
なんでも、ロマネスクさんも元 性同一性障害だったのだという。完治してからというもの、何故かそういう存在を第六感で感じられる様になったと言っていた。
101
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 05:20:25 ID:QBoUvHYY0
( ФωФ)『これは推測であるが...恐らく、奴はビコーズ殿が原因で生まれた訳ではないのである。』
( ФωФ)『こういう存在は大抵、トラウマやコンプレックス等 本人の思いが原因で生まれるのである。それ以外だとしたら、脳に異常が見られるだとか そういうものである。』
( ФωФ)『しかし、ゼアフォー...奴はどれにも当てはまらない。現代の医学と化学力では特定不可能な存在であるな。』
そう。彼の存在は現代の文明では特定不可能。特定不可能=治療不可能なのである。
私は今日何度目か分からない溜め息を吐いた。
102
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 05:25:46 ID:QBoUvHYY0
( ФωФ)「ビコーズ殿。我輩は、ビコーズ殿が被害者であることを知っているのである」
( ∵)「はい」
( ФωФ)「しかし、それと同時に。我輩は、ビコーズ殿が加害者であることも知っているのである」
( ∵)「...はい」
( ФωФ)「事情は説明しておくのである。しかし、取り敢えずの形としてはやはり...」
( ∵)「逮捕、ですよねぇ....」
( ФωФ)「...そうなるであるなぁ」
( ∵)「はぁ...これで何回目です....?」
( ФωФ)「我輩もよく覚えて無いのである...」
103
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 05:33:19 ID:QBoUvHYY0
今度は二人同時に溜め息を吐く。
( ∵)「....彼、何が目的なんでしょうね」
( ФωФ)「....分からぬなぁ」
( ∵)「...私は。いつか、面と向かって話せる日が来ると良いと思ってます。そうして、きちんと話をつけたいんです。訳も無しにこういうことされるのは、流石にちょっと...せめて訳が知りたいですね。いや、訳があればやっていいって訳じゃありませんけど。」
( ФωФ)「...出来る限り、全力でお力添えするのである。」
( ∵)「ありがとうございます」
( ∵)ビコーズは<ひがいしゃ>のようです
<かがいしゃ>
<ゼアフォー>
104
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 05:36:28 ID:QBoUvHYY0
( ∴)「....」
( ∴)ゼアフォーは<××××>のようです
105
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 05:44:35 ID:QBoUvHYY0
おしまい!
変な時間に寝ちゃってあまりにも寝られなかったので書いた。勢いで書いて文面ほぼ見直さずに書いた。
公開はしているが後悔は...若干している。
本編はビコーズが主人公のブーン系小説が増えるか、ゼアフォーの出番があるブーン系小説が増えたら投下。
書きたいネタが多すぎるので恐らく近日また別の嘘予告投下しに来ます。
106
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 19:12:08 ID:6iFbmtFI0
志村ー!解離性同一性障害解離性同一性障害!
107
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 20:04:46 ID:QBoUvHYY0
うわ、ほんとだ間違えてーら。指摘ありがとうございますー、眠気でひっちゃかめっちゃかな時に書くもんじゃないな
108
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 22:32:56 ID:LiX.UlpI0
*(‘‘)*「佐々木!さっさと来るですよ!」
( ・ω・)「待ってくださいよう、お嬢さん」
*(‘‘)*「全く、佐々木はいつもトロくさいのですよ!それでよく私の用心棒になれたのです!」
( ・ω・)「僕もそう思います」
*(‘‘)*「自分で疑問に思ってどうするですか。さ、首を捻ってないで、きちんと前を見ないと…」
( ・ω・)「あっ」ガッ
*(‘‘)*「あっ」
*(;><)* ガラガラドッシーン!>
アワワワワ>
( ・ω+)「う〜〜〜ん…」
(;^ω^)「おー、何の音だお…お!?大丈夫ですかお!?ずぶ濡れですお!」
( ・ω・)「めんぼくない。桶に引っかかってしまった」
(;^ω^)「いやいや、放ったらかしにしてた僕が悪いんですおー」
( ・ω・)「いやいやいや」
(;^ω^)「いやいやいやいや」
*(;‘‘)*「……お父様も、こいつのどこを気に入って雇ったのですかねぇ…」
109
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 22:37:11 ID:LiX.UlpI0
*(#‘‘)*「『お父様も佐々木も大っ嫌いなのです!しばらく一人にさせてもらうです!』
( ・ω・)「…なんて喚いて昼過ぎに屋敷を飛び出して、今はもう夕暮れ時」
( ・ω・)「このまま夜まで帰って来ない、なんて事になったら僕が旦那様に叱られてしまう」
( ・ω・)「うーん…一体全体お嬢さんはどこへ行ったのだろうか」
£°ゞ°)「やぁ、用心棒サンこんばんは。おや?お嬢サンはご一緒でナイので?」
( ・ω・)「薬屋」
£°ゞ°)「ハイ、薬屋ですヨ」
( ・ω・)「お嬢さんを見ませんでしたか」
£°ゞ°)「ンー、知らナイ」
(;^ω^)「用心棒さーん!」
( ・ω・)「やあ、桶屋さん」
(;^ω^)「飯屋ですお!そんなことはどうでもいいですお、大変なんですお!」
( ・ω・)「はて?」
(;^ω^)「おたくの、杉浦さんとこのお嬢さん!えらく柄の悪い男達に担がれてどっかへ運ばれて行きましたお!ありゃ間違いなく人攫いですお!」
( ・ω・)「その人達は何処へ?」
(;^ω^)「分かりませんお…ぼく、恐ろしくてついていくなんてとても…」
£°ゞ°)「ソーいえば、外れの廃寺は悪党の溜まり場だって噂ですネ?ソコに行けバええんチャウ?」
( ・ω・)「………うん、ありがとう」
£°ゞ°)「ドイタマシテ」
(;^ω^)「お一人で行くつもりですかお!?」
( ・ω・)「もしこの事が旦那様にばれたら、クビにされてしまいますよう。…行ってきます」
(;^ω^)「お、お気を付けておー…」
110
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 22:40:34 ID:LiX.UlpI0
ーーー
ーー
ー
( ω )「娘」
*(;‘‘)*「ひぇっ」ビクッ
( ω )「動けるか?」
*(;‘‘)*「は、はいなのです…」
( ω )「良い子だ。後ろを向いてそのまま走れ、振り返るんじゃないぞ」
*(;‘‘)*「………!」
*(‘‘;)* ダッ
(# ゚∀゚)「待てコラァ!!」
爪;'ー`)y‐「逃がすんじゃねえぞ!」
( ゚∀゚)「任せろ!ガキ1匹捕えるのなんかカンt」ガツッ
(; ∀゚)「ぁ……?」ドサッ
爪;'ー`)y‐「アヒャ!?」
( ω )「たかが桶だ、死んではないだろうよ」
爪;'ー`)y‐「チッ…てめぇ、ナニモンだ?堅気じゃあねえだろう」
( ω )「僕?僕はただのーーー」
( ・ω )「お嬢さん付きの用心棒ですよう」
111
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 22:44:07 ID:LiX.UlpI0
*(‘‘)*「佐々木!佐々木!」
( ・ω・)「はいはい、お呼びですかお嬢さん」
*(‘‘)*「遅い!いつになったらしゃっきりするですか!」
( ・ω・)「めんぼくない」
*(--)*=3「全くもう…昨夜私を助けてくれたあの方を見習ってほしいもんなのです」
( ・ω・)「………昨夜というと」
*(‘‘)*「アナタの大事なお嬢さんが拐かされたのですよ」
( ・ω・)「なんとまあ、全く気付きませんで」
*(‘‘)*「別に佐々木には期待していなかったのです。せいぜいクビにならないよう、祈っておく事ですよ」
( ・ω・)「はあ」
*(*‘‘)*「それにしても、あの方はどこのどなたなのでしょう…きっと佐々木とは似ても似つかぬ素敵な殿方なのでしょうな…」
( ・ω・)「……はあ」
112
:
名無しさん
:2017/10/26(木) 22:47:35 ID:LiX.UlpI0
( ・ω・)大正浪漫のようです *(‘‘)*
大正浪漫を深く理解していない
予告というものを上手く表現できない
年末頃に投下開始しない
ありがとうございました
113
:
名無しさん
:2017/10/27(金) 18:26:13 ID:DGEHz5aY0
ふいんき大正もどきでも読んでみたい
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