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( ^ω^)ひたすら嘘予告をしていくようです
113
:
名無しさん
:2017/10/27(金) 18:26:13 ID:DGEHz5aY0
ふいんき大正もどきでも読んでみたい
114
:
名無しさん
:2017/11/03(金) 18:45:24 ID:3WWpXn3w0
ぢりりりりん、ぢりりりりん、とけたたましく電話のベルが鳴っている。
――悪趣味な部屋だ。
人一人の居室としてはやや広すぎるその空間。
四方の壁と天井までもを重厚なダマスク柄の緞帳がぐるりと覆い、足元には毛足の長いペルシャ絨毯。
一脚だけぽつりと置かれたスツールに張られた、静かに艶めくベルベット。
埃を吸って古びつつも麗しい内装の全てが、たった今指先から滲み出した血の様な赤を基調としている。
赤、赤、赤。息苦しいまでに塗り込められた体液の色の中に、一際沈む黒があった。
膝ほどの高さのある、歪に引き延ばされた六角形の箱。
真夜中の水面の様な漆塗りの表面に、金細工の蔓薔薇が繊細なカーヴを描いて絡んでいる。
蓋の閉じ目から僅かに、奇妙な甘ったるい匂い。
【+ 】
部屋の中央に鎮座するそれは、紛れもない棺であった。
115
:
名無しさん
:2017/11/03(金) 18:47:27 ID:3WWpXn3w0
ぢりりりりん、ぢりりりりん。ベルはまだ鳴り続けている。
しかし部屋に人影は無く。
きっと、誰にも応じられる事無く音は空気を震わせ続け、やがて諦めたように黙するのだろう――
――この部屋が常識の内であれば。
, ,
みし、と軋む音を立て、棺の蓋が内側から押し開けられた。
中から出て来たのは黒い上着とレースの飾り袖に包まれた、蝋の様に青白い骨ばった左手。
蜘蛛の様に絨毯の上を這い、スツールの脚を登り、その上に置かれた電話機に長細く節の目立つ指が掛けられる。
そして華奢なコードが張り詰めるのに構わず受話器を棺の中に引き摺り込んだ。
「……Alo」
『ミルナルドだ。今担当している事件の捜査が行き詰っている。お前の脳味噌を借りたい』
「……ルーク・ミルナルド警部。人に物を頼む時は、謙虚に、相手への尊敬をこめて申し込むことだ。私達は互いを敬うべき紳士なのだから」
116
:
名無しさん
:2017/11/03(金) 18:49:59 ID:3WWpXn3w0
幼子を諭す様に、殊更に優しくゆっくりとした口調で語られる台詞。
電話の向こうで、ち、と舌打ちと短い悪態が一つ漏れ、
サー
『……我々が現在挑んでいる難解なる事件の解決の為、御助力願えませんでしょうか、卿?』
【+ 】ゞ^)「――勿論良いとも。一体どんな事件なんだい?」
苦々しく押し殺された声音に白瞳を三日月形に細めながら、男はようやく、死者の寝台から身を起こした。
117
:
名無しさん
:2017/11/03(金) 18:53:14 ID:3WWpXn3w0
( ゚д゚ )「そしてこの四つの部屋に、直接行き来出来るような扉など無い。
壁、床、天井にも仕掛けや隠し通路の類は無かった。時間内に全てのカードを集められる人間が居ないんだ」
『ふむ……どうにも二階の構造に注目し過ぎている気がするな。もう一度宿泊客の行動を読み上げてくれるかい』
( ゚д゚ )「時系列に沿って全員分、だな?」
『おや。気が利くようになってきたじゃないか』
( ゚д゚ )「無駄口叩いてないで頭を動かせ」
『ふふ、分かったよルーク……動こうにも私が満足に動けるのは頭の中だけだ』
『観て、聴かせて、盲いた私に今宵も歩かせておくれ。謎に満ちた世界を――我が親愛なる両眼よ』
棺の中から一本の電話線を透して証拠品を検分し、犯行現場を歩き、供述を聴き、刑事ミルナルドの眼前に迷宮の俯瞰図を指し示す。
まさしく奴は、安楽椅子探偵ならぬ――
118
:
名無しさん
:2017/11/03(金) 18:56:18 ID:3WWpXn3w0
『犯人は何故、如何にして彼女を殺め四枚のカードを盗んだのか。その真相は……』
( ゚д゚ )「真相は?」
『その前に、重要な事が一つ』
( ゚д゚ )「何だ?」
『眠い』
( ゚д゚ )「…………は?」
,,,,
『ここ数日君に付き合っている所為で夜更かしが酷い。謎解きは今夜まで待ってくれたまえ。
では、御休み』
プツン ツー ツー ツー
( ゚д゚ )
( ゚д゚ )「……クソジジイめ」
◆◇◆【+ 】棺桶探偵のようです◆◇◆
「本編? そんなの僕に書ける訳が無いでしょう。刑事さんも御存じの通り、僕にはアリバイがあるんだ。
……もう訊く事が無いんなら僕は部屋に戻らせてもらうよ。書き溜めの続きを書かなきゃいけないんでね……」
119
:
名無しさん
:2017/11/03(金) 22:57:27 ID:aP9HN5gM0
すげえ面白そう
120
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 02:21:18 ID:AfQiYVIg0
ξ゚⊿゚)ξ「あーあー、マイクテスマイクテス」
ξ゚⊿゚)ξ「皆さん聞こえてますね、はい」
ξ゚⊿゚)ξ「こほん…」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「突然ですが!」
ξ゚⊿゚)ξ「ここに集まってもらった皆さんには、3日間『鬼ごっこ』をしてもらいます!」
いきなり知らない場所に連れてこられたドクオたち!
彼らに待ち受ける運命とは、無人島での鬼ごっこ!?
3日間逃げきれたらなんと賞金731万円!
しかし鬼に捕まったら……?
参加者は総勢15名!彼らは無事逃げ切ることが出来るのだろうか!
121
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 02:22:49 ID:AfQiYVIg0
(;'A`)「畜生、あいつらなかなか足が速いぞ…!」
( ;^ω^)「ドクオ!後ろに……!」
(;'A`)「ちっ……!」
(;'A`)「こうなったら……!」ゴソゴソ
(;゚A゚)〇「こ、これでもくらえっ!」ブンッ
(,,゚Д゚)「俺、この鬼ごっこが終わったら、彼女に告白するんだ…」
(,,゚Д゚)「だからお前達は先に行け!俺は後から行く!」
( ´∀`)「(酷いフラグモナ……)」
(;・∀ ・)「に、兄ちゃーん!!!」
( ;・∀・)「くっ……」
_
( ゚∀゚)「くくく、騙されたお前らが悪いんだよ…!」
_
( ゚∀゚)「ここで大人しく囮にでもなっておくんだな!」
(;・∀ ・)「兄ちゃん……!」
122
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 02:24:59 ID:AfQiYVIg0
┗(⌒)(^^)「じょ、ジョイナス君……」
( 〈i〉ω〈i〉)「ラプチャー君……」
┗(⌒)(^^)「……いいかい?」
( *〈i〉ω〈i〉)「……大丈夫で日暮里」
( *〈i〉ω〈i〉)「僕、あいつらに奪われるくらいなら、君に……!」
┗(⌒)(*^^)「こ、国分寺……っ!」
( ^^)「うわぁ……」
( ・3・)「うわぁ……」
( ・3・)「……親族?」
( ^^)「あんなのが親族なわけないじゃないですか」
( ・3・)「ですよNE〜」
( ^^)「ほら、ちんたらし過ぎると鬼に見つかってしまいますよ」
(´・ω・`)「ふっふっふ、皆アホだなぁ……」
(´・ω・`)「この鬼ごっこに勝って、賞金を獲得するのは」
(´・ω・`)+「このショボン様だって言うのにねえ!!!」
(´・ω・`)「………ん?」
(´・ω・`)「……今、後ろになにか……」
「………ひっ!?」
「い、いやだ、離せ!その汚い手で触るな!」
「あ、あああ……!!!」
123
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 02:25:51 ID:AfQiYVIg0
〜('A`)たちは捕まったら中出しファックされるようです〜
ドエロ祭りに書けたら書く
124
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 14:57:31 ID:sp0RHwaE0
やめて(素)
125
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 17:45:55 ID:VY57PtIA0
今年のドエロ祭は大荒れだな
126
:
名無しさん
:2017/11/26(日) 17:47:01 ID:AMitc3/c0
逆転されてツンが襲われるんですねわかります
127
:
名無しさん
:2017/11/27(月) 22:53:20 ID:V9K6Xx6Q0
ホモから逃げ切ったら100万円の懐かしいコピペを思い出すな
128
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 00:36:27 ID:TJ.yJQrY0
懐かしいな、逃げ切れたの?
129
:
名無しさん
:2017/11/28(火) 01:23:33 ID:wA3jXcS60
(´^ω^`)
130
:
名無しさん
:2018/08/27(月) 05:56:59 ID:PkJbAGSA0
嘘だよ
131
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:32:07 ID:tdh498DY0
○
水。
体中を触れる冷たい感覚と、その流れのままにゆらゆらと揺れている感覚。
気がつくと、僕は水の中にいた。
○「………」
僕の体は透明で、大きさはそこらの小石と変わらなかった。
手足も尾ひれもなく、ただ楕円形になっている。
──僕の体は、最初からこうだったか?
とりあえず、僕は楕円形の体を適当に動かしてみた。
すると、僕の体は予想以上に柔軟に動き、少しだけ前に進んだ。
○「………」
132
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:33:14 ID:tdh498DY0
適当に動いているうちに、僕はうねるように動いたほうが速く楽に泳げることに気づいた。
浅い水の中を、なんとなく泳ぎ続ける。
すると、僕の目の前に小さな小さな生き物が現れた。
'
○「…」
その時、僕は込み上げてくるある感情に戸惑っていた。
──この生き物を、食べたい。
いや、食べなければならない。
何故そう思ったのかはわからない。
ただ、僕はこの感情の赴くままに、その生き物に近づき。
○'
小さな小さなその体を、一口でたいらげた。
133
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:33:56 ID:tdh498DY0
味とか、食感とか、そういった感想は特に持たなかった。
ただ、分解された生き物が、食道を流れて。
いつの間にか溶けて、僕の中を回って。
養分として、僕に吸い取られていくのを感じた。
○「………」
正直に言えば、快感だった。
非現実的な喩えかもしれないが、一つ何かを食べれば、僕の中でも一つ大きく成長するような。
不思議なまでの躍動感か、僕の中を走り回った。
○「………」
湧き上がる熱い感情に、身を任せるように。
僕はただひたすら、狂ったように泳ぎ回った。
泳いで、泳いで、先程のような小さな生き物を見つけては、僕の体に取り込んだ。
134
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:34:40 ID:tdh498DY0
小さな生き物を見つけ、素早く襲いかかり、体の中に流しこむ。
そうしているうちに、僕はまた、最初に感じた些細な違和感を思い出した。
僕の体は、こうだったか?
これからも、僕はこんな生活をするのか?
○「………」
まあ、気にすることはないだろう。
本能に従った生活を送ることに、何も問題はないはずだ。
そう結論づけて、僕は水面を見上げた。
太陽の光が、そこでキラキラと光りながら揺れている。
心落ち着く光景だ。そう思った途端。
v(゚w゚v
僕の目線の先──水と陸の境界から。
何かが、水の中に入ってきた。
135
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:35:54 ID:tdh498DY0
僕より何倍も大きな体、大きな口。
8つの足を細かく前後し、2つの巨大な腕──ハサミを、僕の方に向けて。
「それ」は、ザッザッザッと音をたてながら、高速で僕へと近づいてくる。
○「………!」
なんだアレは。
なんだアレは。
ある危機感と恐怖を纏って、僕はそれに背を向けて必死の逃走を計った。
速く、できるだけ速く、僕はジタバタと泳ぎ進んだ。
しかし、後ろから聞こえる足音は、一向に引き剥がせない。
v(゚w゚v
この恐怖の正体を、僕は知っている。
そう、「食べられるかかもしれない」のだ。
僕が、この短時間で何度もそうしたように。
136
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:36:43 ID:tdh498DY0
v(゚w゚v
逃げろ。もっと速く。
体にそう言い聞かせるも、これ以上のスピードはまるで期待できない。
そうだ、陸の上に行くのは?
いや、足のない僕には、陸を移動する手段が無い。
なら、どうする。
どうすればいい。
僕の体も、そろそろ限界だ。
○
v(゚w゚v
後ろから聞こえる足音は、徐々に近づいてくる。
──死にたくない。
137
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:37:27 ID:tdh498DY0
○「………」
途端、僕の逃げ道の先に、水が急に深くなっている場所を発見した。
ほぼ無意識に、僕はそこへと入っていった。
そこは思いのほか深く、視界も良くない。
好都合だ。
これだけ深く、濁っていれば、奴も追ってこないかもしれない。
しかし、いくらそこを進もうと、足音は途絶える気配も見せなかった。
v(゚w゚v
○
視界の悪いそこを、必死に進む。
すると、壁のような急な傾斜が現れて。
大きな石が、傾斜の途中に在るのが見えた。
考える間もなく、僕はすぐさま、その石の陰に入った。
v(゚w゚v
v゚w゚)v
v(゚w゚v「………」
幸いにも、奴は僕を見逃したらしかった。
キョロキョロと辺りを見渡す様子が、小さな隙間から見える。
しかし。
138
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:38:26 ID:tdh498DY0
v(゚w゚v
奴は此方に向かって進み出した。
○「!」
何故だ。見つかったのか?
先程までの恐怖が、一気に蘇ってくる。
この石の反対側とはいえ、あの足音がはっきりと聞こえる。
どうすればいい。
また逃げ回るにしても、もう体力はもたない。
v(゚w゚v
……来る!
そう感じた途端。僕は直感的に、目の前の大きな石に体をぶつけた。
139
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:39:04 ID:tdh498DY0
堅すぎる感触が、痛覚となって僕の体を駆け巡った。
だが、傾斜のおかげか、水中のおかげか。
大きな石は、ゆっくりと転がり落ち始めた。
v(゚w゚v「──!」
奴を、巻き添えにしながら。
140
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:39:45 ID:tdh498DY0
やがて、砂埃が僕の下で舞い広がっていくのが見えた。
あの石が、勢い良く底に着いたのだろう。
一緒に落ちていったであろう奴の姿は、埃で濁っているせいで見えない。
○「………」
恐る恐る、下へと泳いでみる。
視界が良くなっていくにつれ、僕はその惨状をはっきりと捉えることができた。
そこには、鎮座したかのような大きな石と。
v( w v
石に押しつぶされて、中味の飛び出た奴の姿があった。
奇跡だ。
言いようの無い高揚感が、僕の中で湧き上がるのを感じた。
141
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:40:42 ID:tdh498DY0
ただし、それは奴を倒せたことへの嬉しさや、助かったことへの安堵でもない。
僕は、その高揚感の赴くままに、その凄惨な死骸へと近づき。
v( w○
飛び出た奴の中身を、食べた。
今までとは違う強さの栄養が、体の隅々まで行き渡る。
強烈な快感を覚えながら、一心不乱にそれを食べ続ける僕。
だが、そうしているうちに。
僕の意識は、突然遠のいていった。
142
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:41:25 ID:ufwpwN9g0
読み応えあるな支援
143
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:42:52 ID:tdh498DY0
SEVENTH CROSS のようです
144
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:44:29 ID:tdh498DY0
8年くらい前に書きかけたやつが急に見つかったんで投下しました。
知る人ぞ知る懐かしのドリームキャストの名作ゲーム、セブンスクロスのパロディです。
だれかつづき書いてクレメンス
145
:
名無しさん
:2018/08/28(火) 09:44:50 ID:ufwpwN9g0
続きはよ
146
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 20:18:36 ID:RZuCNJp20
人の命と言う存在はこの世の何よりも重く、とはいえ想像以上に軽い物だ。
運命や宿命、そんな人にはどうしようもない圧倒的なスケールの下では、紙一枚で表せるような薄っぺらいものである、
そんな事を知ったのは自宅周りの木々が紅に染まり、時たまに吹きつける風の肌寒さに冬が近づいたことを感じる秋のとある日のことだった。
一日の勤務を終え、自宅に帰った俺はアパートの小さなポストを開く。
どうせ大した郵便など無いと数日放置していた錆びついた音を立てて開いたその中にあったのは久々に見る幼馴染の名前、
そしてそんな彼女の葬儀が明日行なわれるという連絡だった。
都出玲子、彼女は俺にとって初めて出来た「友達」と呼べる存在であり、物心がついた頃から日々を共に過ごしてきた
世に言う幼馴染であった。
何事にも積極的で負けず嫌い、まあ裏を返せば無鉄砲で頑固だったが、そんな俺とは正反対の性格な彼女は俺の日常に入り込み、
そして日々に彩りを与えてきた。
これが良くあるラブコメであれば俺と彼女は適度な時期に互いを意識するようになり、男女の関係になっていただろう。
ただそう上手くいかないのが人生でありリアルだ。俺と彼女は同じ大学を第一志望にして受験、俺は合格し彼女は不合格だった。
遠距離恋愛、そんなものでは無かった俺らは少しずつ疎遠になり、彼女が地元で就職、俺も進学先のとある地方都市で就職と互いに
別の生き方をするようになると年に一度年賀状を送り合う程度の浅い仲になってしまっていた。
しかしそんな今でも俺にとって彼女の存在は何というか特別で、それ故に彼女の訃報を聞いた俺は困惑し、手紙が手からすり抜けた。
( ・∀・)……
( ・∀・)ツン……
言葉が出ない、まさにその時の俺の状態を表すならそれが一番しっくり来る言葉だろう。
哀しい、辛い、虚しい、寂しい、そんな薄っぺらい言葉では言い表すことが出来ない複雑な感情が俺の心を覆い尽くしていた。
そして唯一口に出すことが出来た言葉、それが俺が彼女を呼ぶ時に使っていた「ツン」という彼女のあだ名だった。
147
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 20:19:41 ID:RZuCNJp20
その日の夜、俺は久々に地元の夢、そして俺と彼女がまだ小さかった頃の夢を見た。
ξ゚⊿゚)ξ ねぇ、今日は何して遊ぶ?
( ・∀・)うーん……ツンの好きなのでいいよ
ξ゚⊿゚)ξ そうやって毎回モラは私に投げるんだから!
ξ゚⊿゚)ξ そんな主体性の無い男は女の子に嫌われるわよ!
ξ゚⊿゚)ξ ま、まあ私は自分の好きなこと出来るからそれでいいけど……
( ・∀・) それはそうとしてツンはよく俺と遊んでるけど他の女子とは遊ばないの?
ξ゚⊿゚)ξ え?女子同士?みんな平凡でつまんないじゃない!
ξ゚⊿゚)ξ 女の子だからってみんながみんなおままごととかで遊ばなくてもいいのにね
ツンはいつもそうだった。活発な女の子だったことが主な要因なのだろうが同世代の女子達と遊ぶより俺や男子達と遊ぶことが多かった。
そのせいで女子グループから嫌われることもあった。でも彼女はそんなことを気にする素振りなど見せずいつも笑顔で居た。
俺を含め彼女の周りに自然と集った人たちにとってそれは大きな魅力だった。
どんな時でも前向きで笑顔を絶やさない、そんなツンだったが俺は一回だけ彼女の泣き顔を見たことがある。
俺達が中学に入ってしばらくした暑い夏の日、彼女の父が交通事故で急死したという知らせが授業中の彼女に伝えられた時だ。
148
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 20:20:16 ID:RZuCNJp20
突然どうしたの?そんな顔で、飛び込んできた事務のハゲたおっさんの話を聞いていた彼女の顔が一瞬で変貌した。
それは俺にとって衝撃的なものだった。周りには涙を見せない、それが彼女の信条だったのだろうか。
泣いたような、でも無理して笑顔を保とうとしているそんな辛い表情を隠すように顔を両手で覆いながら教室を去る姿。
それは今でも俺の記憶の中で「衝撃的」なタグを付けたまま保存されている。
彼女の父の葬儀、通夜、そしてその後の日々。彼女は悲しい顔を見せること無く彼女の母を含めた周りの人に接し続けた。
無理をしているんじゃないか、そう俺は思ったし他の人も思っていたのだろう。でも誰もそんな彼女に掛ける言葉を知らなかった。
とはいえ人間には許容の限界がある。
四十九日を終えた次の日の夕方、彼女は突如俺の手を取り屋上へ走った。
ξ ー )ξ
( ・∀・) ……
流石にこのタイミングで下手に話しかけるべきではないことは俺にも分かった。
彼女が俺の手を強く握る、まるでこれ以上親しい人が離れていくのを恐れるかのように。
しかし代わりに俺が何か特別なことが出来るわけが無く、ただ彼女の手を握り返す。
静寂が少しの間続き、それは彼女の慟哭により破れた。
ξ ー )ξ うわぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ
ξ ー )ξ あああああああああああああああああああ
( ・∀・) ツ、ツン!?
突然の嗚咽、そして言葉にならない絶叫。例えるならそれは水が貯まりに貯まったダムが限界を迎え決壊する、そんな感じだった。
何も出来ない、無力な俺はただ彼女の方を見つめながら手を握り続ける。
身近な人の死、それが実の父ならなおさらだろう。
この時俺も二年前に父方の祖父の死を経験していた。でも所詮、いやそう言ってはいけないのだろうが生まれた時から
彼は寝たきりで意識を失っており俺にとってそれは「生きた親戚」と言う認識ではなかった。それ故にそこまでの思いを抱かなかったのだ。
流石に今になって思い返せば当時の俺の人生経験の無さだとか認識の甘さ、そんなものを感じるが当時は仕方なかったのだ。
話を戻すが結局そんな経験だけの俺にとって彼女の経験した「喪失」へどう声を掛けようか分からず、そしてどうしてあげればいいのか
分からなかった。
149
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 20:33:41 ID:RZuCNJp20
どれぐらいの時間泣き続けたのだろう、涙という涙が枯れるぐらいの涙を流し彼女の制服は通り雨に振られたかのようにぐっしょりと濡れた。
ハンカチで何度も涙を拭う、そんな仕草の間にちらりと見えた真っ赤な目をした彼女の表情は俺にとって衝撃的で、そして何か心に来るものがあった。
どうしたらいいのか……そんな彼女を側で見ながら考えていると、とあるアイデアが頭に浮かんだ。
そして俺は少し強引に彼女を連れて学校を後にし、とある場所へ向かった。
駅前商店街の一本奥に入った所にある和菓子屋、内藤亭。
地元の知る人ぞ知る名店、という訳ではないが何故かたまに無性に食べたくなる、そんな菓子を売るその店に彼女を連れて行ったのは訳があった。
それはまだ俺もツンも小学校に入ってすぐのこと、俺はクラスの餓鬼大将に挑戦を挑みあっさり破れた後のことだった。
ξ゚⊿゚)ξ ほら!何メソメソ泣いてるのよ!ほら、ブーン焼きあげるから!
( ;∀;)ウッ…
( ー∀ー) う……あ、ありがと……
ξ゚⊿゚)ξ ブーン焼きってさ、店長の顔にそっくりなんだよねっ!ほらっ!
ξ゚⊿゚)ξ/( ^ω^)
(店長:( ^ω^)僕が店長の内藤だお!)
( ・∀・) ふふっ……
ξ゚⊿゚)ξ な、なによ
( ・∀・) そっくりも何も店長の顔を模して作ったって言ってたような……
ξ゚⊿゚)ξ え?そ、そうなの?
( ・∀・) うん……でも少し元気出た……ありがと
彼女はその内藤亭の名物、ブーン焼きを俺に差し出し一緒に食べたのだ。
今思えば男の自分が女子の前で大泣したことも恥ずかしいしその理由もアホらしいが少なくとも当時の俺は大きな悲しみの中にいた。
そして彼女はブーン焼きで俺を笑わせ、腹を満たすことで元気を取り戻させてくれたのだ。
俺はそれを思い出し、無論状況は変化していることは百も承知だが、彼女を連れ出したのだ。
150
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 20:36:45 ID:RZuCNJp20
ξ ー )ξ ……
いつもはうるさく感じるほどの彼女は何も言葉を発せず、俺の後をただ黙ってついてくるだけ。
そんなところにもこの状態の異常さを現していた。
俺もそんな彼女に無理に話しかけることはせず、ただ彼女の手を握ったまま川沿いの道を歩いた。
内藤亭に着きいつものようにブーン焼きを注文。一個120円より合計240円なり。
店の前のベンチで顔を落として俺を待っていたツンに俺はできるだけ笑顔でブーン焼きを差し出す。
かつての彼女のように。
( ・∀・)/( ^ω^)
( ・∀・) ほら。これ食べよっ
( ・∀・)前、一緒に食べたよね
ξ ー )ξ ……ん……
( ・∀・) ん?
ξ ー )ξ ……食べさせて……
( ・∀・)っしょうがないな……
( ・∀・)ほら、はい
ξ ー )ξ ……おいしい……ふふ……
かつて彼女が俺にしてくれたように。この後彼女は何か吹っ切れたような、そんな表情に戻っていた。
これを機に俺は「食」が人に与える力のようなものを知るようになっていた。
151
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 20:39:05 ID:RZuCNJp20
( ・∀・) 僕と彼女とあの味のようですξ゚⊿゚)ξ
某所で書こうと作ってましたが結局ここまでしか書けなかったので嘘予告です
152
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:26:56 ID:wXqAMcEs0
魔王という脅威が現れてから、早二十数年
王国は幾度となく勇者という割と強い人材を送り込んだが全て返り討ち
劣勢を打開すべく日々傾向と対策を繰り返す中、偶然見つかった古い文献
『異世界召喚術』
曰く、異なる世界から現れしものは、仇なす外敵を悉く討ち亡ぼす『チート』なる能力の持ち主だそうだ
しかしながらこの能力、発動には条件がある
『その者が望む展開を作り出さねばならぬ』らしい
153
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:27:58 ID:wXqAMcEs0
('A`)「つまりー……あれだろ?女が欲しいと言えば女を。金が欲しいっつったら金をってこったろ?」
これだけ簡潔に言えば、そう難しくは無い条件に思われるだろう。しかし
(´・ω・`)「確かにその通りだが、彼方さんは少々面倒な性格のようでな。あくまで『運命的に』『都合よく』『美談になる』ような展開でないといかんらしい」
('A`)「かっっっっっっったりぃーーーーーーーーー……」
どうも召喚された人物というのは、相当面倒くさい連中らしい
傭兵なら報酬をポンと渡せばそれで済む。しかし、彼らはあくまで『実益のある物語』を望む
それも自身が強大な力を振るい汗の一つも掻かずに一騎当千の活躍を見せ
傾国物の美女を何人も侍らせ、大して重みもない言葉で魅了し股を開かせ
その上で、伝説として語り継がれるような美談として名を残したいという
それも、『全て自分の行動』に基づいて
( ^ω^)「そう言うなお。世界救ってもらうんだからこの世界側の俺らもその程度の願いくらい叶えさせなきゃ割に合わねえってもんだお」
(´・ω・`)「此方としては『お越しいただいている』立場だしな。文句の言いようもなかろう」
('A`)「本音は?」
( ^ω^)「人生舐めてんじゃねえのかそいつ」
(´・ω・`)「シンプルに死んで欲しいレベル」
('A`)「でしょうね」
異世界からお越しいただいたとは言え、そんな十代半ばで自己顕示欲に溢れた性欲猿みてーなガキの願望が丸っ切り叶うわけがない。現実見ろ
よって、王国側はそんな勇者様のわがままを影で叶えさせる『見えない従者』を付けることにした
国王陛下が直々に付けられた部隊名は『シチュエーションズ」。脇役にもならねえ、道筋作りの使いっ走りだ
154
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:28:53 ID:wXqAMcEs0
('A`)「ハァーーーーーーー……こちとら苦学鍛錬を繰り返して近衛兵になったって言うのに、なーんで何処のどいつかもわかんねえ馬の骨を喜ばせるだけの仕事を押し付けられたんだろうな……」
(´・ω・`)「口には気をつけろ若造。迂闊な発言で懲戒処分など御免だろう?」
('A`)「本音」
(´^ω^`)「っかーーーーーーーーーー!!!!!!!!!魔王倒すまで俺の我慢が続くかなぁーーーーーー!!!!!!!!無理だろうなーーーーーーーー!!!!!!!」
('A`)「オッサン昨日から『頭カチ割ってスカスカの中身覗いてやろうぜ指望遠鏡』っつってたもんな」
( ^ω^)「どう見てもミスキャストです本当にありがとうございました」
人選理由か?詳しい話は知らねえが、どうやら『神託』とやらで選ばれるらしい
胡散臭いったらありゃしねえ。俺からしてみれば面倒ごとを厄介者に押し付けてるだけだ
拒否権など当然ない。断ればクビどころか一族皆殺しだ。失敗も許されない。もうこんな国滅ぼされた方が良くね?
で、神託(笑)で集められた俺たち三人。二週間前ほどに初めて顔合わせをしたばかりだ
俺から向かって左手に座るたれ眉のオッサンがショボン。最年長
右手に座るデブがブーン。最重量
そしてこの俺がドクオ。自他共に認める最不細工だ
このたった三人で異世界のボンクラ野郎を秘密裏に悦ばせなければいけない。普通に考えて無理にも程がある
仲間内からは『名誉ある仕事だ』だのと担ぎ上げられたが、内心こう思ってるだろう。『俺じゃなくて本当によかった!!』
155
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:30:12 ID:wXqAMcEs0
(´・ω・`)「つーかいつまで待たせんだよクソが。ゴミ野郎一人呼び寄せるだけでどんだけ時間使う気だよ」
( ^ω^)「オッサン、口調砕けてるお」
(´・ω・`)「おっといけねえ。いぶし銀な俺のイメージが崩れる」
('A`)「ああうんもう崩れるどころの話じゃないから好きに喋ってくれていいよ」
(´^ω^`)「バブバブーーーーーーーーーー!!!!!オギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
('A`)「人としての体裁は保てよ」
まぁ、人選に関しては特に不満はない。捻くれ者の俺からしてみればクソ真面目な堅物くんと組まされるよか頭おかしい連中の方が気楽だ
なにせ、多大なストレスが予想される仕事。同僚の相手くらいは気を遣わずにいたい
( ^ω^)「何かトラブルでもあったのかね?」
('A`)「睾丸でも破裂したんじゃねえか?」
( ^ω^)「付き合い短いけどお前のそういう愉快なところ嫌いじゃねえお」
('A`)「きっしょ」
( ^ω^)「お前の顔の方がきっしょ」
('A`)「よーし言ったな豚野郎。顔面整形の覚悟は出来たか」ガタッ
( ^ω^)「顔面整形が必要なのはお前の方では〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜wwwwwwwwwww」ガタッ
156
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:31:12 ID:wXqAMcEs0
豚の顔面を陥没するまでぶん殴ろうと立ち上がった直後、沈黙を貫いていた扉が僅かな軋みを上げながら開いた
(;゚д゚ )「……」
顔を覗かせたのは、顔色の悪い魔術師だ。異世界召喚術式を展開する役割を担っている
この部屋に入れられた時にも一度顔合わせしたが、そん時はこれほど汗を流してはいなかった
(´・ω・`)「よう、出番か?」
(;゚д゚ )「……いや、その……とにかく、来てくれ」
俺達は顔を見合わせた。どうも歯切れが悪い
『トラブルでもあったのかね』と言ったブーンの舌の根も乾かぬ内にこの対応だ。どれだけ頭が悪くても『何かあった』くらいの察しはつく
(´-ω-`)「そんじゃ、異世界人がどんなツラなのか拝みに行くか」ガタッ
ショボンが立ち上がったのを確認すると、魔術師はやや慌てた様子で
(;゚д゚ )「『立ち合い室』に向かうぞ」
とだけ言い残し、ドブみてーな色のローブを翻して小走りする
再び、顔を見合わせた。『立ち合い室』とは異世界人を召喚する部屋であり、下っ端は本来入ることが許されない場所だ
そもそも、俺達は『裏方』であり、その存在を彼方さんに知られるワケにはいかない。『ご都合展開』が人為的な物だとバレちゃいけないからだ
('A`)「どういう風の吹き回しだ……?」
(´・ω・`)「さぁな。もしかしたら、チンチンが二本生えてたとかそんなんかもしれん」
('A`)そ「わぁすげえくっだらねえ。それで俺らが呼び出される理由も意味不明」
( ^ω^)「とにかく、これ以上の面倒ごとじゃない事だけを祈るお」
これ以上の面倒ごと、ねえ。あるのかね、そんなの
157
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:31:59 ID:wXqAMcEs0
( ∀ )
(;゚д゚ )「見ての通り召喚は成功したが、現れたのは『死体』だった」
('A`)「……」
(´・ω・`)「……?」
( ^ω^)「??????」
何言ってんだこいつ
('A`)「つまりー…何?俺らは働かなくていいわけ?」
( ^ω^)「おつかれっしたー」
(´^ω^`)「よっしゃ飲みに行くぞーーーーーーーーーーー!!!!!!」
(;゚д゚ )そ「待て待て待て話を聞け!!」
立ち合い室では王を始めとした重役が喧々諤々の議論を繰り広げている
『誰が責任を……』とか言っちゃってる辺りでタカが知れた。アホくさやめたら異世界召喚?
その中央には鈍く輝く召喚サークル。中央にはそこそこ顔の整った二十代前半くらいの男が仰向けに横たわっていた
(´・ω・`)「死んでる奴に何をしろと?俺達に死出の旅の道筋を作れとでも仰られるのか?」
('A`)「そこまで面倒見る義理ねーぞ。死んだら勃つもんも勃たねえし」
( ^ω^)「勃ったまま死ぬ奴はいるけどNE!!」
(;゚д゚ )「だから今それを踏まえて議論している!!状況だけは把握して貰う為に貴様らを連れてきたのだ!!」
(#´゚ω゚`)「踏 ま え ん な」
(;゚д゚ )そ「違っ……言葉の綾だ剣の柄に手を掛けるな!!」
( ^ω^)「殴殺がお好みで?」
(;゚д゚ )「殺すな!!!!!!」
158
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:33:09 ID:wXqAMcEs0
ギャアギャアとうるせえキャストを置いて、俺は件の異世界人の死体に近づく
( ∀ )
あーあー、もったいねえ。お脳がお花畑の劇作家が書いた脚本のような人生送れた筈なのに死んじまうとは情けない
とは言っても、これだけ顔が良かったら少なくとも親に『ドブの擬人化』とまで言われた俺よか良い人生だったろう
うーん、愉快で仕方ない。どうせ死んでるんだし顔面切り刻んでも別に構やしないだろう。イケメンは全員死ね。あっ、もう死んでた(笑)
「おや、新鮮じゃないか?」
('A`)「は?」
(´^_ゝ^`)「あーあーあーあー、いけそう。王様ー!!多分これ操れますよー!!」
いつの間にか俺の隣で死体を覗き込んでいたウザい顔面をしたハゲが王を呼ぶ
死体を前にして『操れる』。そんな言葉を使う職種など、一つしか思い浮かばない
('A`)「『ネクロマンサー』か?」
(´・_ゝ・`)「顔ブッサ」
('A`)「髪すっくな」
:/ ,' 3:「おお、そうか!!何より、いや、何よりじゃ!!」
くたばり損ないとは思えない声量で、周りの重役を押しのけながら前に出た我が国のクソジジ……クソジジイ国王陛下(早く死ね)
誰もが口を噤み、一斉に視線を向ける。バカみてーにデカい宝石で彩った杖を突きながら此方へ歩み寄って来た
:/ ,' 3:「『使える』のじゃな?」
(´・_ゝ・`)「ええ、はい。脳も筋肉も良い状態で腐敗は進んでません。生前と変わらぬフィジカルで動けるでしょう」
:/ ,' 3:「うむ、うむ!!皆の者!!聞けぃ!!」
声でけーな死ね
159
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:34:49 ID:wXqAMcEs0
:/ ,' 3:「これより、ネクロマンサー『デミタス』の協力を得て、異世界人による魔王討伐作戦を決行する!!」
('A`)「は?」
(´・ω・`)「は?」
( ^ω^)「は?」
何言ってんだこいつ
160
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:35:18 ID:wXqAMcEs0
(;゚д゚ )「お……恐れながら申し上げます!!そのような事が、可能で!?」
:/ ,' 3:「うむ。もしもの為の保険として呼んでおいてよかったわい」
俺らは間違いなく今、同じ気持ちになっただろう。『余計な真似を』と
(´・_ゝ・`)「ただし、条件があります。『異世界人が死んでいる事を悟らせてはいけない』。これは魔王討伐の旅の中で関わる全ての人にも、です」
( ^ω^)「なんで?」
(´・_ゝ・`)「キミ達みたいなスカスカ脳みその山猿にもわかりやすく説明すると、『死』を自覚した時点で異世界人に掛けた死霊術が切れる」
( ^ω^)「うわムカつくけど確かにわかりやすい」
(;'A`)「ちょ……っと待てよ。そんじゃあ何か?俺らはこれのご機嫌取りに加えて『死』を自覚させないように努力しろってか?」
(´・_ゝ・`)「せいか〜い☆彡」
他人にここまで殺意を抱いたのは親に『ドブの擬人化』と呼ばれた時以来だ
(´・ω・`)「冗談じゃねえぞ面倒くせえ。俺は降りるぜ。契約書には『死体を悦ばせろ』なんて書かれちゃいねえんだからな」
( ^ω^)「右に同じ」
('A`)「同じ」
:/ ,' 3:「いいんじゃよ別に?また別のシチュエーションズを探せばいいだけじゃし。でもいいのかの〜?」
('A`)「はいはい何かしらのペナルティがあるんでしょワンパターンだな」
( ^ω^)「そう言うなお。お脳が枯れてるからテンプレに従うしかないんだお」
(´・ω・`)「やめとけってご老体なりに精一杯悪党の威厳ってのを見せようとしてんだから。これくらいしか楽しみがないんだよ」
:/ ,' 3:「ほっほ、神託は正しかったようじゃな。ワシもうちょい若かったら直々にぶっ殺してた太々しさじゃ」
161
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 21:36:22 ID:wXqAMcEs0
:/ ,' 3:「それでは……シチュエーションズ四名に命ずる!!!!」
:/ ,' 3:「期限は半年!!異世界人の死体を以て……」
:/ 。゚ 3:「魔王のドタマに風穴開けて来るのじゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
('A`)「ハァ……」
( ^ω^)「……ッス」
(´・ω・`)「チッ……」
王の号令に沸き立つ重役と相反して、『これ以上の面倒ごと』に巻き込まれた俺らのテンションはダダ下がりだ
(´^_ゝ^`)「よっろしくぅ!!」
オマケに、頭可笑しそうな道連れが一人増えた。しかも得体の知れない死体使いだ
頭可笑しい連中の方が気楽と言ったな?あれは嘘だ。これなら堅物くんの方が幾らかマシだ畜生め
わかり切っていた事が、更に深く心に突き刺さっていく
『この旅は、かなり厄介になるだろうな』と
('A`)「面倒くせえ……」
こうして、四人と一体の世界を救う旅が幕を開けたのであった―――――
『シチュエーションズ 〜異世界転死者のお守り役〜のようです』
.
162
:
名無しさん
:2019/01/20(日) 22:01:57 ID:X8hTt53s0
ドブの擬人化クソワロタ
163
:
名無しさん
:2019/01/27(日) 15:49:06 ID:AXpvsMzM0
純粋に読みたい
164
:
名無しさん
:2019/04/10(水) 17:56:40 ID:EiFQky.M0
これ確実にあれやろ
マーケティングの作者やろ?
(´・ω・`)書いてくれえええええええ
165
:
名無しさん
:2019/11/07(木) 15:32:42 ID:p5QrwELQ0
閲覧注意
166
:
名無しさん
:2019/11/07(木) 15:33:40 ID:p5QrwELQ0
発情期、という言葉は知っていた。
フェロモンがどうだとか、何ヶ月までに抑制剤を打つだとか、
知識として、ぼんやりと。
だからこそ迂闊だった。
布団にくるまって上気させた顔を熱だと疑わなかった。
当然のように風邪だと決めつけた。
よもや── ハーフ故に人間にまで作用する、それだとは、思わなかったのだ。
( ・∀・)「ビロード。デコの変えるぞ、そら、絞った濡れタオル」
返ってきたのは熱い吐息。
おかしいと思って覗き込んだのが、何よりの失敗だった。
167
:
名無しさん
:2019/11/07(木) 15:34:55 ID:p5QrwELQ0
(; )「──ぁ、もら、らぁ」
布団から伸びた細い腕。
首に伸びて、絡まって、その小さな胸元に引きずり込まれる。
(;・∀・)「う、おぉ。力が強いな相変ら、ず……?」
胸元。
不可抗力で顔を埋めた、その場所は。
突き抜けるほどに甘い匂いがして。
(; ∀・)「は」
頭を揺さぶるような衝撃。
肩に走った、鋭い痛み。
(; )「は、ふ」
噛み付いている。小さな顎(あぎと)が。
口の端から唾が垂れる。ちろちろと動く、赤い舌。
小さな小さな口が、肩を、貪っている。
そのアンバランスな光景に、ぐらぐらと頭を揺らす甘い匂いに、
動きが止まる。
その隙に押し倒される。跨がられる。
肩を貪る小さな口は、首筋にゆっくりと這い上がってくる。
抵抗しようとしたときにはすでに、両腕は抑えられていて。
168
:
名無しさん
:2019/11/07(木) 15:36:04 ID:geP5mOcY0
(; ∀・)「や、め、やめろ」
ばたつかせた足に、すかさず絡む細い脚。
ふわふわとした毛皮が僅かに服をずり上げて、ふくらはぎを撫ぜる。
匂い。匂い。匂い。頭にもやが、かかる。
ちゅ、ちゅぐ、ちゅち、ちゅ。唾の音。
ついばむような唇の感触。
ぞろり。
耳の裏を舐めあげられる。
荒い吐息。
耳から温度を持って入ってくるそれは、自分の口から漏れ出たものと、混ざりあって。
(; ∀ )「あ、あぁ……っ」
するすると全身に体を擦りつけるようにして、ビロードは甘えてくる。
瞳には揺れるような熱。浮かされている──性欲に。
首周りをすっかり舐め切って、抑えていた手はするすると下がってくる。
服の下に入り込む。
抵抗する力は、だらりと抜けてしまって、むしろ。
、、
俺が貪りついてしまわないよう、
自分を押さえつけるのに必死になっていた。
169
:
名無しさん
:2019/11/07(木) 15:36:35 ID:geP5mOcY0
焼き切れそうな理性。
唇は、首元から服の中へ。
鎖骨を撫ぜて、脇へ鼻先を潜り込ませ、脇腹を滑らせる。
絶え間なく擦りつけられる身体。熱い。すべすべで、柔らかい。
ずり下げられる感触。
それは不味いと思考が追いつくより先に。
──腰を蕩かすような快感が突き抜けた。
(; ∀ )「〜〜〜〜〜〜〜ッ」
(; )「ふ、ふ……はふ、んぐ…………っ」
、、、、、、
咥えこまれた。
いきなり、喉奥まで。
そのまま舐め回される。
先端を乱雑に、くぼみを執拗に、ねちねちとにゅちにゅちと、小さな舌が這い回る。
びくびくと逃げ出そうとする腰を抱き抱えるようにして押さえ込む、細い腕。
腰に毛皮が擦れるたびに震え上がるような快感が走る。
口の中は熱く、熱く、しっとりとして。
既にはち切れんばかりの俺のソレを、唾をだらだらとこぼしながらも決して離さず、閉じ込めて。
170
:
名無しさん
:2019/11/07(木) 15:37:19 ID:geP5mOcY0
びくりと腰が跳ねた。
押さえつけた手すら跳ね除けて、ソレが、ビロードの喉奥を打ち付ける。
(; <)「ぁ、けふっ──んぐ」
それが苦しかったのか、ずるりと口が上に滑る。
離れかけた頭をがつりと無理やり押し込んだのは、俺の腕。
(; " )「ん、んぐううっ、ふっ、んあ、ん゛っ」
離れる頭。
抑え込む。押し付ける。離れて、押し付けて。
ずるり、ぐむ、ずるり、ぎゅむ、ずるり、ぐむ、ずるり。
繰り返される刺激。
溶ける。腰が、とける。蕩けていく。
苦しそうな声は耳に遠く。
甘い匂いだけが鼻腔を埋めつくして。
(; ∀ )「あ、あ、あ、はあぁ、あぁぁあぁあああああ!!!」
そうして、そのまま。
苦しがるビロードの口に、俺は、精の限りを吐き尽くした。
獣とヒトと中途半端がいるようです
171
:
名無しさん
:2019/11/20(水) 20:30:10 ID:xHacm.TI0
なんの娯楽も刺激も変化もない、つまらない田舎町だったこの町に、ある日突然それは現れた。
いや、突然ではなかったか。
けっこう大きい地震が起きて、町に程近い山で崖崩れが発生。
崩れた山の内部に洞窟があったというので探索してみるとあら不思議。
そこは摩訶不思議な、階層の構造が絶えず変化する、所謂『不思議のダンジョン』というやつだった。
構造が変わる仕組みとしては、洞窟の魔法鉱石が関係しているだとか、魔物が仕掛けた結界だとか色々研究はされているみたいだけれど、まぁ、ぶっちゃけ今でもさっぱり分からないらしい。
けれどそこには、外では出会えないような手ごわいモンスターや宝物の数々なんかが眠っているってんで、今時の冒険者の注目の的である。
そして、まだ誰も最奥まで到達していない不思議のダンジョンの踏破へ一番乗りする冒険者こそ―――――
<_プー゚)フ「このエクスト様さ!」
172
:
名無しさん
:2019/11/20(水) 20:31:59 ID:xHacm.TI0
この世界に不思議のダンジョンと呼ばれるダンジョンは、実は一つではない。
といっても、ここが見つかる以前までは一箇所しかなかったんだけど。
おまけにそのダンジョンは既に、とある風来人によって踏破されている。
お宝やモンスターなんかは変わらず出てくるんで、構わずに挑んでいた冒険者もそれなりにいたのだが、先日このヴィップの町であらたなダンジョンが見つかったと知れ渡って以降、町にやってくる冒険者は後を絶たない。
奴らの目的は様々だが、根幹の目的として一致しているものがある。
それは、未知のダンジョンを踏破したという、名声。
どいつもこいつも、自分の名を世界中に轟かせてやろうという野望を抱えているのだ。
だが、俺は負けねぇ。
俺は誰よりも早く、この不思議のダンジョンを踏破してみせる!
173
:
名無しさん
:2019/11/20(水) 20:33:53 ID:xHacm.TI0
時には、腕の立つライバル達にバカにされたり。
( ゚∀゚)「なんだぁ? ずいぶんひよっちいのもいるんだな?」
( ゚д゚ )「そういうな。 誰しも駆け出しの頃はあんなものだろう。 昔のお前にそっくりだ」
从 ゚∀从「へーえ? ちょっと興味あるな。 その話、聞かせろよミルナ」
<_フ#゚д゚)フ「好き勝手言ってくれんじゃねーか、こんにゃろー!」
ダンジョンでは散々な目にあったりすることもあるけれど。
‐= ―→ ヒュン
‐= ―→ ‐= <_フ;゚д゚)フ「どぅおわーーーー!?」
ヒュン ‐= ―→
174
:
名無しさん
:2019/11/20(水) 20:34:43 ID:xHacm.TI0
どういうわけか、不思議のダンジョンで力尽きても、命を落とすことはない。
<_フメメメ゚ー゚)フ「フゥハハー! まーた素寒貧になっちまったぜー!」
…… 装備や道具は全部落としてきてしまうが。
175
:
名無しさん
:2019/11/20(水) 20:35:40 ID:xHacm.TI0
それでも、このくらいの失敗で、諦めるのはもったいない。
<_フ*゚∀゚)フ「おほー! すごそうな武器見っけ!」
もちろん、痛いこと、苦しいこと、辛いこともある。
<_フli xдx)フ「ぐえ、毒きっつ……」
それ以上に、ワクワクすることがいっぱいなのだから!
<_プー゚)フ「おー、お前さんが親玉って訳か…… よーし、んじゃ早速……」
<_プ∀゚)フ「いっくぜえええぇぇぇぇぇぇぇ!!」
<_プー゚)フは不思議の冒険者のようです
始まらない
176
:
名無しさん
:2019/11/20(水) 22:03:20 ID:C5I2RE420
面白そうじゃないの
177
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:27:38 ID:44fYkKOA0
『原作・原案』
ジョジョの奇妙な冒険part6 ストーンオーシャン
.
178
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:29:37 ID:44fYkKOA0
私はきっと平凡に人生を終えるんだろうなって漠然と考えていました。
私は他人とは【ちょっと違う】だけの人間でコミックや映画に出てくるような【非日常】は私とは無関係だと考えていました。
そんな私にも夢があります。
いつか好きな人が出来て、結婚して、子供が出来て、家族でピクニックをして、みんなが幸せに笑っている。そんなささやかな夢を。
そして、ある日の事です。
179
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:31:42 ID:44fYkKOA0
_
( ゚∀゚)「俺はジョルジュ・ダービー。D’•A•R•B•Y。Dの上にダッシュがつく」
_
( ゚∀゚)「城之内 耕一の娘、城之内 浄子だな?お前の親父が作った借金、2億bitを払ってくれないか?え?そんな金は無い?」
_
( ^∀^)「大丈夫。女の子ならいっぱい稼げるから。………ソノカラダデ」ボソ
・・・・・・・・・・・・・・
私の日常は唐突に終わりました。
.
_
( ゚∀゚)「ここはBノ国最大の歓楽街【色街】。ここには107と1の娼館があり、毎夜、男からゼニと精を搾り取る」
_
( ゚∀゚)「今日からお前は【娼婦】だ。男はカネと思え。男もお前の事は性処理の相手として扱うけどな」
_
( ゚∀゚)ジョルジュ・ダービー/色街のスカウトマン
.
180
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:35:17 ID:44fYkKOA0
この街には個性豊か?な人がいっぱいいます。
(*゚ー゚)「ようこそ。私の城【星屑の海(スターダストオーシャン)】へ。オーナーのしぃよ。宜しくね」
(*゚ー゚)しぃ・ザ・shooting star/娼館のオーナー
.
川´^ω^`)「これ?このお薬でナカのザーメンを掻きだすと妊娠しないのよ!ブホホホホ」
从^ω^从「半年ぶりに客をとったわよ!マ○コに蜘蛛の巣張るところだったわガハハハ」
川´^ω^`)ショボ美・从^ω^从ブン子/星屑の海専属嬢
.
181
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:37:55 ID:44fYkKOA0
(゚、゚トソン「ようこそ………クソの掃溜へ。アンタ、ココに来たら、もう元の生活には戻れないわよ…………」
(゚、゚トソン「え?初めては好きな人としたいから?身体を売りたくないだって?」
(゚、゚トソン
(゚益 ゚#トソン「ぐぉらァァァァァァァァアアアアアアアア!!!仕事ナメてんじゃあねぇぞっ!!クサレマ○コがぁ!!!」
(゚益 ゚#トソン トソン/星屑の海専属嬢
.
从 ゚∀从「アンタ、変わった娘だね。」
从 ゚∀从「アンタなら………もしかすると、この街を変えれるのかな………」
从 ゚∀从ハインリッヒ/色街の医者
('A`)「オレ、娼婦マモル。コノ街ニ仇ナス者、殺ス」
('A`)「オレハ【一本足ノ錫ノ兵隊】。コノ街ノ守護ガオレノ使命。」
('A`)ドクオ/『スズの兵隊』隊長
.
182
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:38:43 ID:44fYkKOA0
_
( ゚∀゚)「ああ、源氏名を考えないとな。」
_
( ゚∀゚)「………ミセリ。今ピンって来た。今日から、お前の名前は【ミセリ】だッ!!」
誰も私を救う事は出来やしない。
私の命は、私が自由にする。私は抗う。
【私自身の能力で】
(*゚ー゚)「ほう、貴女は【スタンド使い】なのね。」
(*゚ー゚)「この街には【11人】しかいない。そして、貴女が『12人目』」
(*゚ー゚)「誕生日はいつ?星の瞬きから貴女の運命を占ってあげる」
(*゚ー゚)「1月21日?そう、なら決まりね」
(*゚ー゚)「名付けよう!貴女のスタンドはッ!!」
183
:
◆8aac7uEWYg
:2019/11/30(土) 00:39:24 ID:44fYkKOA0
ミセ*゚ー゚)リ「さあ始めよう。この街で私自身を取り戻し、この星屑の海から脱出する為にッ!!」
( W o ミセ*゚д ゚)リ「清い身体のまま!借金を返していくわよーーーーーー!!!!」
スターダスト・オーシャンのようです
ジョジョの奇妙な冒険 第6部がアニメ化したら、連載するかも…………。
184
:
名無しさん
:2019/11/30(土) 00:54:31 ID:JhdFqhQQ0
六部アニメ化は近そうだから覚えとくぞ
185
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:18:29 ID:h1Op6IHU0
───とある路地裏にて
( `ー´) 「オラおっさん、さっさと金出せや」
(;'A`) 「許してくださいよ、わたし貧乏なんですから」
(;;・∀・;;) 「まあいいからその財布をよこせや」バッ
(;'A`)つ 「あ、ちょっと」
( `ー´) 「三千円しか入ってないじゃネーノかよ」
(;;・∀・;;) 「これがいい歳した大人の財布だって!?笑っちゃうぜ」
( `ー´)(;;^∀^;;) 「ハッハッハッハ!!wwwwwwwwwwwww」
==(;'A`)つ 「返してくださいよっ!」シュバッ
186
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:19:01 ID:h1Op6IHU0
ガシッ( `ー´)つ(;'A`)と(;・∀・;;;)ガシッ
( `ー´) 「オイおっさん、こちとら暴力もふらず『丁寧に』お願いしてやってんのによぉ」
(;;・∀・;;) 「いくら目上が相手だからってこっちにも我慢の限界ってもんがあるんだ…」
「よ!!!!!」(;;;・∀・;)┌─┛)A゚)∵∴グボハッ
::(#)A )::ピクピク
(;・∀・;;;) 「ネーノ、こいつどうするよ」
( `ー´) 「オッサンをボコしたところで面白くないんじゃネーノ、さっさといこうぜ」
187
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:19:36 ID:h1Op6IHU0
「「「「ちょっと待ちなさい!!!!!!!!!!」」」」
.
188
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:20:19 ID:h1Op6IHU0
(;`ー´)(;;;・∀・;) 「誰だ!!」
ミセ*゚ー゚)リ 「ナンバー1、芦沢ミセリ!」
川 ゚ -゚) 「ナンバー2、素直クール!」
从 ゚∀从 「ナンバー3、高岡ハインリッヒ!」
(*゚∀゚) 「ナンバー4、帯刀つー!」
ミセ*゚ー゚)リ川 ゚ -゚)「四人あわせてナンバーガール!!!!!!」从∀゚ 从(゚∀゚*)
バ─────────ン!!!!!!!
.
189
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:21:03 ID:h1Op6IHU0
(;`ー´)(;;;・∀・;)
( `ー´)(;;;・∀・;)
( ;ー;)(;;;;∀;;) 「ぶひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwww」
( ;ー;) 「聞いたかマララー!コイツらがナンバガだってよwwwwwwwwwww」
(;;;;∀;;) 「聞いたぞネーノ!おまえの顔、笑いすぎて原形とどめてねーぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(つー´) 「はーっ笑った…」
( `ー´) 「お嬢さん方、我々は好んで女の子を痛めつける趣味はなくてね」
(;;・∀・;;) 「大人しく帰ってくれると嬉しいんだけども」
190
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:21:44 ID:h1Op6IHU0
ミセ*゚ー゚)リ 「私たちが来たからには」
川 ゚ -゚) 「絶対に逃がさんぞ」
从 ゚∀从 「大人しく」
(*゚∀゚) 「成敗されるんだな!!」アヒャヒャヒャ
ミセ*゚ー゚)リ 「おまえたちなんか」
川 ゚ -゚) 「私たちの手にかかれば」
从 ゚∀从 「あっという間に」
(*゚∀゚) 「一ひねりなんだからな!!」アヒャヒャヒャ
191
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:22:15 ID:h1Op6IHU0
( `ー´) 「……いい加減にしろよお前ら」
(;;・∀・;;) 「俺たちは馬鹿だから、キレたら力加減なんて器用なマネはできないからな?」
ミセ*゚ー゚)リ 「あんなこと言ってるwwwww」
川 ゚ -゚) 「力加減しなくちゃ」
从 ゚∀从 「いけないのは」
(*゚∀゚) 「私たちのほうなのにな!」アヒャヒャヒャ
====(# `ー´)(#;;・∀・;) 「怒った!!!!!」
192
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:23:01 ID:h1Op6IHU0
ミセ*゚ー゚)リ川 ゚ -゚)「異常空間Z!!!!!!!!!!!!!!」从∀゚ 从(゚∀゚*)
四人がこう唱えるや否や、六人を包み込むように白い煙幕が発生した。
(; `ー´) 「な、なんだこの煙は」
(;;;xДx;) 「ウゲッ気持ち悪くなってきた」
煙幕が晴れると、そこは元居た路地裏ではなく異常な空間であった。一文字で表すなら、それは「Z」。
大変わかりずらいかもしれないが、そこに発生した異常空間はアルファベットのZと形容するほかないものであった。
川 ゚ -゚) 「異常空間Zは、周囲に被害を出さないための結界だ」
从 ゚∀从 「これで思いっきり暴れられるな」
ミセ*゚ー゚)リ 「あなたたちもそろそろ観念したらどう?」
(*゚∀゚) 「いまなら見過ごしてあげてもいいぞ!」アヒャヒャヒャ
193
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:24:00 ID:h1Op6IHU0
(#;;xД・;) 「ふ、ふざけたこと抜かしててんじゃねえぞ!!」
(`ー´ ;) 「まて、マララー。こんなインチキな技を使うヤツらにどうやって勝とうってんだ」
(#;;・Д・;) 「バカやろう、女にコケにされたまま帰ろうってのか」
====(#;;・∀・;)つ=|二フ 从∀゚ 从(゚ -゚ 川リ(゚ー゚*セ彡(゚∀゚*)
「おれはそんなの認めないぞ!!!」
そう叫ぶとマララ-はズボンのポッケからナイフを取り出し、四人に飛びかかっていった。危ない、少女たち!!!
川 ゚ -゚) 「ハイン、頼むぞ」
从 ゚∀从 「うっし、いっちょやったるか」
194
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:25:12 ID:h1Op6IHU0
从 ゚∀从 「ナンバー1. 『透明少女』 」
https://youtu.be/SUAnU1A38ec
.
195
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:26:50 ID:h1Op6IHU0
ハインがそう唱えると、四人の姿は透きとおり、きえてしまった。
(; `ー´)そ 「なに!?」 Σ(;;;・∀・;)つ=|二フ
(;;;・∀・;) 「透明になるなんて卑怯だぞ!正々堂々勝負しろい!!」
川 ゚ -゚) 「こっちだぞインポ野郎」 (;・∀・;;;)つ=|二フ 「な!?」
川 ゚ -゚) 「ナンバー2. 『鉄風 鋭くなって』 」
https://youtu.be/R-DFX8WdCvU
.
196
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:27:28 ID:h1Op6IHU0
クールがそう唱えると、マララーに向かって風が吹きはじめた。
川 ゚ -゚) 「女性を相手に刃物を使わないと立ち向かえない腰抜けはこれでも喰らうがいい」
(#;;・∀x;) 「このそよ風がどうしたt痛っ!!!」
川 ゚ -゚) 「この風は鉄風だからな。ほら、早く逃げないとズタボロになるぞ」
(#;;・∀x;) 「なんのこれしk川 ゚ -゚)「言い忘れていたが」
川 ゚ -゚) 「この風、どんどん鋭くなってくからな。我慢してると本気でひき肉になるぞ?」
==========(#;;x∀x;) 「チクショオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
川 ゚ -゚) 「さて、逃げ場のない『異常空間Z』の中でどこまで耐えられるか見ものだな」
197
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:29:04 ID:h1Op6IHU0
(; `Д´) 「な、なんてことを」
(*゚∀゚) 「おっとツリ目の相手はこの俺様だぜ」
(; `Д´) 「まて、俺は降参すr(*゚∀゚) 「聞こえねえなあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
(*゚∀゚) 「ナンバー4. 『SASU-YOU』 」
https://youtu.be/4tSRafjmdUQ
(*゚∀ )つ=|二フ 「おまえを……」
============(*゚∀゚)つ=|二フ「刺す!!」 (`ー´ ;)「う」
198
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:30:31 ID:h1Op6IHU0
==(*゚∀゚)つ=|二フ ===(; ゚Д゚) 「うわああああお助けくださいいいいいいい!!!!!!!!!!!」
从 ゚∀从 「刃物を持たせたつーは敵に回したくねえな、ホンモノの殺人鬼みたいだぜ。なあミセリ」
ミセ#゚ー゚)リ 「わたしだけ、また出番がないじゃない!」
从;゚∀从 「しょうがねえよ、おまえの技はバカみたいにデカいんだから使いどころがねーんだよ」
ミセ#゚ー゚)リ 「『異常空間Z』のなかだったらいくら技が大きかろうと関係ないはずよ!!」
ミセ#゚ー゚)リ 「ナンバー3『TATOOあり』」
https://youtu.be/UMQQ3fZ1hPI
ミセリは制服(今更だが、四人の少女たちはセーラー服を着ていたのだ!)を脱ぎ、とても女子高生とは思えない
ドラゴンのタトゥーが掘られた背中をさらけ出し、こう唱えた。直後、
199
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:31:01 ID:h1Op6IHU0
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200
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:31:40 ID:h1Op6IHU0
ミセリとハインの目の前にはドラゴンが現れたのである。
从つ∀从 「あーあ、おれもう知らねーっと」
ミセ*゚ー゚)リ 「いけ、ゴールデンバット!あの悪党二人に実力を見せてやりなさい!!!!」
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_,ィイ}_}ノ'_xイ´ _ ヾ_ . | おk、把握した
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从 ゚Д从 「返事かっる!!」
軽く返事を返したゴールデンバットは逃げ惑う男二人の方を向き、口をあげエネルギーを溜めると────
201
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:33:20 ID:h1Op6IHU0
ミセ*>ー<)リ 「発射ッッ!!!!!!」
ヽ`
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´.
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
202
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:33:42 ID:h1Op6IHU0
.
203
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:34:42 ID:h1Op6IHU0
──────それは、能力を与えられた者の使命
从#゚∀从 「何で俺たちが戦わなきゃならねえんだ!!」
川 ゚ -゚) 「私たちは”それ”を望んだことを忘れたか?」
从 ;∀从 「俺はただ…『はじめてのシルバニアファミリー』が欲しかっただけなのに…!!」
204
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:35:16 ID:h1Op6IHU0
──────加速しまくる軋轢
(*#゚∀゚) 「刺青してる分際で偉そうにすんなよテメエ」
ミセ*゚ー゚)リ 「はいーこれは刺青じゃなくてタトゥーですー」
ミセ*゚ー゚)リ 「これだから男女は(笑)」
::(*#∀ ):: 「一番いってはいけないことを」
===(*#∀゚)つ=|二フ 「許さん!!!!」 ======ミセ*゚ー゚)リ アーコワイアーコワイ
205
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:35:56 ID:h1Op6IHU0
──────忍び寄る敵(オトコ)の影が……!!
(´・ω・`) 「俺たち」 ←臨済宗
(`・ω・´) 「ZAZEN BOYS」 ←曹洞宗
从;゚∀从 「くっ『透明少女』!!」
(´・ω・`)「『半透明少女関係』を発動」(`・ω・´)
从;゚∀从 「俺の技が通用しねえ…!!」
206
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:36:29 ID:h1Op6IHU0
──────少女たちよ、ハイカラ狂いになるのだ!!!
ミセ#゚ー゚)リ川#゚ -゚)「秘儀、『桃色作戦』!!!!!!!!!!!!」从∀゚#从(゚∀゚*#)
(;´・ω・`) 「こっ」
(;`・ω・´) 「この技は!!」
207
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:36:56 ID:h1Op6IHU0
. \人_从人__从_从人_从从人_从从人_从从人__从人_人从ノ/
. > ZAZEN BOYSとNUMBER GIRLの対バン記念 <
. /Y⌒YW⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY\
. \人_从人__从_从人_从从人_从从人_从从人_从从人_从从人__从人_人从ノ/
. > タイトル未定!!結末未定!!!公開未定!!!!!! <
. /Y⌒YW⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY\
.
208
:
名無しさん
:2020/03/25(水) 01:37:27 ID:h1Op6IHU0
Do it.
209
:
名無しさん
:2020/03/27(金) 17:53:11 ID:aoW5OOoE0
なんだこれ
なんだこれ
210
:
名無しさん
:2020/07/15(水) 01:08:23 ID:gJ.42F5Y0
('A`)「ィやーー、あのサ」
ξ゚⊿゚)ξ「……ドック」
('A`)「この間安価駅らへんブラついてたらさ、めっちゃナポリタン美味え喫茶店見つけたんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「ダメなのよ、ドック」
('A`)「だからさ、今度またみんなで」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ」
ξ゚⊿゚)ξ「……ごめんなさい」
('A`)「……」
('A`)「……寂しくなるね」
ξ゚⊿゚)ξ「……そうね」
('A`)「それじゃあ、またね」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ、バイバイ。 ……さよなら」
ξ゚⊿゚)ξ悲しみのハテたち、のようです(^ω^ )
211
:
名無しさん
:2020/07/27(月) 17:01:48 ID:02LHWduQ0
(^ω^)「・・・。」
(^ω^)「?」
(^ω^)「・・・なにか?」
(^ω^)「え?嘘予告?」
(^ω^)「しませんお」
(^ω^)「かれこれどんだけの嘘予告したと思ってるんだお?」
(^ω^)「むなしいお」
(^ω^)「だって【嘘】だからだお」
(^ω^)「ひたすら予告することに何の意味があるのか考えてしまったお」
(^ω^)「そうしたらただただ虚しくなったんだお」
(^ω^)もう嘘予告しない!ようです
212
:
名無しさん
:2020/08/08(土) 20:16:25 ID:btgBqJJ60
ピシャァ!ビカッ!
('A`)「はっ…ははっ!やったぞ!成功だ!」
('∀`)「やったぞ!大成功だぁ!あぁはははははっ!」
ピシャァ!ビカッ!!
('∀`)「はははははっ!やった!やったぞ!!!」
( ^ω^)「ドクオ!!ドクオ!!ねぇねぇ!ドクオ」
Σ('∀`)「うわぁっ!」
( ^ω^)「落ち着くお!ボクだお!」
('A`)「そんなバカな!たった今未来へ送ったとこだ!」
( ^ω^)「送り出してもらっただけだお!また来たんだお!未来から戻ってきたお!」
('A`)「なんてこった…」
('A`)バック・トゥ・ザ・フューチャーのようです(^ω^)
213
:
名無しさん
:2020/08/10(月) 01:27:45 ID:/6qnSnns0
それフロム・ザ・フューチャーじゃ
しかし内藤の活躍は気になる
214
:
名無しさん
:2021/10/31(日) 08:26:50 ID:phaRkxuE0
>>183
アニメ化したな
215
:
◆6K3IPcAnTw
:2021/11/06(土) 02:46:05 ID:XAmA/cDI0
>>214
連載を始めました。お暇な時がありましたら、何卒ご覧ください。
スターダスト・オーシャンのようです
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1636130212/l50
216
:
名無しさん
:2022/05/13(金) 20:45:22 ID:sTXgLdgc0
('A`)「らっしゃせー」
('A`)「ありゃしたー」
俺ドクオ 21歳
大学受験に失敗しコンビニでアルバイトして早3年
同じことの繰り返しで退屈な日々…
このまま生きていくのもありなのかな なんて思ってばかりいたそんなある日
(^ω^)
('A`)「らっしゃせー」
(^ω^)
('A`)「?」
(^ω^)
('A`)「あの…なにか?」
(^ω^)「きみ!ラコリマラコスケにならないか?」
('A`)「え?らこ?え?」
(^ω^)「ラコリマラコスケ」
('A`)「いや遠慮します 聞いたことないし意味わからないし」
(^ω^)「拒否権はない」
('A`)「えー」
(^ω^)「レジを開けてみたまえ」
('A`)「いやです 新手の強盗?警察呼びますよ?」
(^ω^)「いいから開けたまえ」
('A`)「なにこいつ怖い」
しぶしぶ仕方なしにレジを開けたんだ
思えばあの時開けなかったら後悔していたかもしれない
(^ω^)ラコリマラコスケにならないか?のようです('A`)
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