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今のブーン系にはエロが足りないようです
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縁側に面した和室は風通しがよく、姉者さんの長い髪が時おり柔らかく揺れている。
早くも結露するグラスと同じように、額に汗しながら俺は、その髪に目線を移していた。
だって姉者さんの顔見てたら変に思われそうなんだもん!
∬´_ゝ`)「それで、長岡くん。アレ、中身は何なの?」
どこに目をやればいいか悩む俺の気を知らず、姉者さんは狭い庭の方を見る。
庭にはタライに水が張ってあり、その中には俺の持ってきた新聞紙の包みが浸けられていた。
テンパっていた俺は中身が何なのか告げることもせず、とりあえず
庭にあったタライに水を張って浸けるように、姉者さんへお願いしたのだ。
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( ゚∀゚)「ああー、アレっすか……まぁ期待するようなもんでもないッスけど」
∬´_ゝ`)「そんなこと言われると逆に期待しちゃうんですけど?」
余分な期待がかかっていそうで緊張する。
本当に大した物じゃねぇんだけどなぁ。
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(;゚∀゚)「アレはですねぇ……向日葵の花束ッスよ」
∬´_ゝ`)「まぁ、向日葵!?」
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( ゚∀゚)「うちの父方の婆ちゃんが向日葵畑作ってて、近所に配れって。要らねぇって言っても聞かなくて……」
食べれる物でも、使える物でもない物を配っても、ありがた迷惑にしかならない。
そのことを、田舎に住んでいる婆ちゃんは知らないんだろう。
実際に向日葵を配った他の家の人は、どう扱うか悩んでいるような半笑いばっかり浮かべていた。
きっと姉者さんも同じような反応するんだろうなと、俺は少し暗い気分になっていたのだが……。
∬*´_ゝ`)「わぁ、すっごぉい!私向日葵の花大好きなの!」
意外にも姉者さんは、不意の贈り物にめちゃくちゃ喜んでくれていた。
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