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今日も何処かで誰かが世界を救っているようです
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:
◆q3XheuOe12
:2016/04/03(日) 23:23:35 ID:VBbdKorg0
「……しかし、だとすれば何故君達は今更になって、公の場に姿を?」
( ^ω^)「盛大な勘違いと内輪揉めの末になりゆきで……」
ブーンが、小声で呟いた。
直後にモララーの操作した重力子が靴の形を得て、彼の右足を踏みつける。
殆ど同時にショボンがナノマシンで増強された筋骨格で、彼の左足を踏みつけた。
声にならない悲鳴が上がった。
「……なんだって?」
( ・∀・)「いえ、お気になさらず。彼の得意のジャパニーズジョークですよ」
モララーが平然と、さも何も無かったかのように笑顔を浮かべた。
( ・∀・)「我々が公の場に出てきたのは……まぁ、いずれはそうする必要があったからですよ。
たまたまその時が今日だっただけです。
自由の女神、彼女が掲げる自由の灯火……実はあれも『遺産』の一つでしてね」
「彼女が……?大戦時に彼女が自ら動いたと言うのは……」
( ・∀・)「ただの都市伝説ではなかったみたいですね。それはともかく……彼女は、今までのスタンスでは扱いが難しい。
アレがエジプトの古代遺跡に眠る王のミイラなら、忍び込んで叩き割って終わりですが、
彼女はこの国の、掛け替えのない象徴です。破壊するのも、盗み出すのも、剣呑だ」
大統領は暫し黙り込んで、何かを考えているようだった。
「……我々と、君達の間に、妥協点はあるのか?」
そして、そう尋ねた。
モララーも、同じくらいの沈黙を取った。
( ・∀・)「『遺産』を巡る上でと言うのなら、ありませんね。我々の目的は、世界の守護です。
我々は、自由の女神の灯火を回収させて欲しいとお願いをする。
そして例えそれが拒否されようとも、私達はそれを実行します」
ですが、と彼は言葉を繋ぐ。
( ・∀・)「その反面、私達は無闇に国家と険悪な関係になりたくはないとも思っている。
出来る事なら……お願いし、お願いされる関係でありたいと」
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