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今日も何処かで誰かが世界を救っているようです

20 ◆q3XheuOe12:2016/04/03(日) 23:19:20 ID:VBbdKorg0
瞬間、ブーンの体が地から天へと逆巻く雷と化した。
一瞬にも満たない内にバリアの外側にまで到達し、そのまま、既に仲間達が乗り込んだヘリへと飛び込む。

( ^ω^)「お待たせだお」

ブーンの声に、ヘリのパイロットが後部座席を振り返る。
四人全員が搭乗している事を確認すると、彼は視線を前に戻した。

『現場にいたミラージュ四名、全員搭乗しました。移動を開始します』

パイロットは無線にそう報告――そしてヘリが移動を開始する。

( ^ω^)「あー……これ、どこに向かってるんだお?」

ブーンが誰にともなく尋ねた。
モララーが彼に視線を向けた。

( ・∀・)「……バージニアだそうだ」

( ^ω^)「なるほど、バージニア……って、どこなんだお?」

予想出来ていた反応に、モララーが深い溜息を吐いた。

( ・∀・)「ワシントンDCの南西。ニューヨークから、軍用のヘリなら……一時間半ってところか」

( ^ω^)「えー、結構遠いお。なんでそんなとこに?」

( ・∀・)「バージニアには、ペンタゴンがある。国防総省本庁舎……」

モララーはそこで一度言葉を区切り、一拍置いてから続きを紡ぐ。

( ・∀・)「そこで、プレシデントがお待ちだそうだ」



【第一章 了】


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