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今日も何処かで誰かが世界を救っているようです
18
:
◆q3XheuOe12
:2016/04/03(日) 23:17:05 ID:VBbdKorg0
と、不意に彼らの頭上から、羽ばたきのような音が聞こえてくる。
空を見上げると、十を超える軍用のヘリコプターが、バリアの上に接近しているのが見えた。
(´・ω・`)「もう行かないと」
ショボンはその場に膝を突いて、目の前の少年の両肩に手を乗せた。
(´・ω・`)「君が求める答えは、あげられなかったかもしれない。けどこれだけは忘れないで欲しいんだ。
僕らは、ずっとこの世界を守ってきた。そしてこれからも守っていく。
僕らは……正義は、この世界に確かに存在してるんだ。蜃気楼なんかじゃない」
そう言うとショボンは立ち上がって、少年から一歩離れた。
そして手を一振りしてから、膝を屈め――同時に筋肉が隆起し、跳躍。
バリアの上にまで一飛びで辿り着いた。
从 ゚∀从 「ま、要はあの筋肉ダルマにぶん殴られたくなかったら、真っ当に生きろよってこった」
ハインリッヒが乱暴な言葉でそう続けて――その背部にジェットパックが形成される。
( ・∀・)「私達が言うのもなんだがね。まぁ、程々で構わないよ。
世の中、往々にして悪党の方が強くなりがちだ。そういう連中と戦う事を、強いたい訳じゃない。
彼が言いたかったのは……要はこの世界に失望する事なく生きて欲しい、という事だろう」
モララーも重力子を身に纏い、二人は宙へと浮き上がる。
最後に残ったブーンは――急ぎ気味に二枚の色紙にペンを走らせていた。
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