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( ^ω^)は見えない敵と戦うようです

25 ◆N/wTSkX0q6:2016/04/03(日) 23:11:41 ID:0w0/X/Ow0
('A`)「弁当うまかったか?」

( ^ω^)「生命(いのち)の味がしたお」

('A`)「なんだそりゃ」

僕はと言えば、もともと友達が少なかったところに事故のせいで変に遠慮されて孤立ぎみだったので、
本当に今日はクラスでツンとしか喋ってない。ちなみに昨日は誰とも話さなかった。
あれ?これなんか変な共依存入ってね?

放課後になって、ツンは赤点の補修で居残り授業、僕はこうしてドクオに会いにようやく一人になった。
教室を後にするときの、ツンの捨てられた子犬のような眼が忘れられない……。

( ^ω^)「そういうわけで、昨日あんだけ大船こさえちゃったので、このあと対化物の作戦会議なわけですが」

('A`)「そうなんですか」

( ^ω^)「なんとかお知恵を拝借できませんでしょうか」

('A`)「お前まじウンコカス」

不服はなかった。おおかたその通りであると認識していた。
しかしウンコカスと言えども意地はある。カッコいいとこ見せたいと思っているのだ。
だからこうして頭脳労働が得意そうなドクオにブレーンになってもらわんと打診している次第である。

( ^ω^)「なんかあんだろよーそんだけいつも知識詰め込んでるならよーガリ勉の意地みせろよー」

('A`)「おーやったろーじゃねーか三角関数の角のとこでぶん殴るかー?」

(; ^ω^)「……ドクオさん、三角関数が何たるか理解してるお?説明できるお?」

('A`)「…………わからん」

( ^ω^)「おめーもウンコカスじゃねーか!中学の範囲なんですけお!!」

そのとき、スパァンと図書室の扉が全開になった。

ξ゚⊿゚)ξ「――ふふっ、するとさながらこの図書室は肥溜めってわけね!!」

(; ^ω^)「ひぇっ!?」

逆光の中登場したのは補修を受けていたはずのツンだった。
登場と同時に唐突に話に加わるのまじやめてほしい。どっから聞き耳たててた?


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