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( ^ω^)は見えない敵と戦うようです
21
:
◆N/wTSkX0q6
:2016/04/03(日) 23:08:25 ID:0w0/X/Ow0
( ^ω^)「ねえツン、そのインビジブル……なんだっけ?」
ξ゚⊿゚)ξ「インヴィジブル・スティッキー・フィンガーズよ」
(; ^ω^)「あれ!?そんな長ったらしい名前だっけ!?」
いや元も大概長ったらしいけど!さてはコイツ自分で名前付けたの覚えきれてねーな!?
( ^ω^)「まあいいや。その"敵"退治だけど……僕が手伝えることなにかないかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「……!」
ツンはもともと大きな眼をさらにくわっと見開いて僕を見た。
ケツにドライヤーあてられた猫みたいな表情だった。
ξ;゚⊿゚)ξ「い、いいの……?仲間になってくれるの……!?」
仲間、って言い方は誤謬があるかな。僕まだ逮捕されたくねーし。
でもそんな感じだ。見えない戦えない僕でも、ツンを後見し支えることはできるはずだ。
( ^ω^)「いいお。仲間になるお。一緒に戦う……のはアレだけど応援はするお」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんで……?」
(; ^ω^)「なんでって……ええー……」
最初会ったときあんだけグイグイ押してきてたのに今更引くのかよ。
ここで断られたら僕がなんか勘違い野郎みたいじゃん。足手まといになるタイプの。
ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、初めの頃そうやって手を差し伸べてくれた人達が、みんな私を笑い者にしたいだけの嘘つきだったから」
( ^ω^)「あー、あー……」
ツンのこの唐突な人間不信がなんとなく理解できた。
多分、傍から見たら狂人でしかないツンを、晒しあげる為に面白がって接触した奴がいたんだろう。
胸糞わるい話だけど、心理としては理解できる。そういうのわかっちゃう。IQ高いから。
( ^ω^)「僕は友達少ないから、ツンを一緒に笑い者にする相手がいないんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「そうなんだ。私と一緒ね」
( ^ω^)「いやお前と一緒にすんなお」
ξ;゚⊿゚)ξ「ひどい!」
違う違う、つい暴言が出てしまったけど、そりゃ僕だって友達の一人や二人いるけど(ドクオとかドクオとか)。
そうじゃないのだ。僕がツンと関わろうと思うのは、絶対に悪意からじゃない。これは断言できる。
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